JPH07180087A - ニッケルチタン合金部材のめっき方法 - Google Patents

ニッケルチタン合金部材のめっき方法

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JPH07180087A
JPH07180087A JP6222019A JP22201994A JPH07180087A JP H07180087 A JPH07180087 A JP H07180087A JP 6222019 A JP6222019 A JP 6222019A JP 22201994 A JP22201994 A JP 22201994A JP H07180087 A JPH07180087 A JP H07180087A
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吉章 荻原
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正紀 安原
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    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D5/00Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
    • C25D5/34Pretreatment of metallic surfaces to be electroplated

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ニッケルチタン合金部材の表面に、その表面
と強固に密着しためっき層を形成する方法、特に、表面
の酸化皮膜を除去するために有効な前処理方法を提供す
る。 【構成】 本発明のニッケルチタン合金部材のめっき方
法は、ニッケルチタン合金部材に、塩素イオンを必須成
分として含む電解液を用いて、陽極酸洗処理と陰極酸洗
処理を順次行う工程;処理後のニッケルチタン合金部材
に、所望金属のストライクめっき処理を行う工程;スト
ライクめっき処理後のニッケルチタン合金部材に、所望
金属のめっき処理を行う工程;を必須工程として備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニッケルチタン合金部
材のめっき方法に関し、更に詳しくは、ニッケルチタン
合金部材の表面に、その表面と強固に密着しためっき層
を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ニッケルチタン合金は、眼鏡フレ
ームや各種の装飾品、またアンテナなどの各種電気部品
の材料として広く使用されはじめている。これらの製品
を製造する場合には、ニッケルチタン合金から成る各要
素部材を例えばろう付けや半田付けなどの方法で互いに
接続して組み立てることが必要になる。しかしながら、
ニッケルチタン合金部材の表面には、当初から強固な酸
化皮膜が存在しているので、このままの状態では、ろう
付けや半田付けは困難である。
【0003】そのため、ニッケルチタン合金部材の接続
には、ねじ止め,リベット止めまたはかしめ止めなどの
機械的な方法が実用的な方法として採用されることが多
い。しかしながら、上記したような機械的方法を採用す
ると、例えば、眼鏡フレームの場合、その外観を損ない
かねない。また、例えば、電気部品の場合には、接続部
において電気的な接続不良が起こりやすい。
【0004】また、ニッケルチタン合金部材の接続に関
しては、それら部材の表面にニッケルや銅などをめっき
し、互いを、半田やろう材で接合するという方法もあ
る。その場合には、ニッケルチタン合金部材を、塩酸,
フッ酸と硝酸の混合液,塩酸と硝酸の混合液,塩酸と硫
酸と硝酸の混合液などに浸漬して酸洗処理を行うことに
より、部材表面に存在している酸化皮膜を溶解除去する
前処理を行ったのち、部材表面にニッケルや銅などをめ
っきするという処置が採られる。このような前処理を行
うと、ニッケルチタン部材の表面と形成されためっき層
との密着性が向上するからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た前処理を行っても、めっき層とニッケルチタン部材の
表面との密着性は必ずしも充分であるとはいえず、しば
しば、形成されためっき層に割れが発生したり、めっき
層が部材表面から剥離するなどの問題が発生していた。
また、めっき後のニッケルチタン部材を半田やろう材で
接合したときに、接合強度が小さく、更には、電気的な
接続状態が不安定になるなどの問題も発生している。
【0006】このような問題は、次のような理由で発生
すると考えられる。すなわち、酸洗処理時に用いる処理
液は、酸化皮膜を除去する能力を高めるために、従来か
ら硝酸を含ませていたが、この硝酸は、酸化作用を有し
ているので、この硝酸によってニッケルチタン合金部材
の表面に新たな酸化皮膜が形成され、そして、この酸化
皮膜は部材表面に当初から存在していた酸化皮膜より薄
いとはいえ、やはり、めっき層の密着性に悪影響を与え
るからである。なお、処理液がフッ酸を含有する場合に
は、上記した硝酸を混合する必要は必ずしもないが、フ
ッ酸は、その廃液処理が困難であるなどの問題がある。
【0007】本発明は、ニッケルチタン部材の表面のめ
っき層における上記した問題を解決し、ニッケルチタン
合金部材の表面に、その表面と強固に密着しためっき層
を形成する方法、特に、めっき層の形成に先立ち、ニッ
ケルチタン合金部材の表面に行う前処理方法の提供を目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、ニッケルチタン合金部材に、塩素イオ
ンを必須成分として含む電解液を用いて、陽極酸洗処理
と陰極酸洗処理を順次行う工程;処理後のニッケルチタ
ン合金部材に、所望金属のストライクめっき処理を行う
工程;ストライクめっき処理後のニッケルチタン合金部
材に、所望金属のメッキ処理を行う工程;を必須工程と
して備えていることを特徴とするニッケルチタン合金部
材のめっき方法が提供される。
【0009】本発明においては、まず、ニッケルチタン
合金部材に対して、陽極酸洗処理と陰極酸洗処理がこの
順序で行われる。これらの酸洗処理は、後述する電解液
にニッケルチタン合金部材とPtまたはPtをめっきし
たTiのような不溶性電極を浸漬し、陽極酸洗処理の場
合は、当該ニッケルチタン合金部材を陽極に、陰極酸洗
処理の場合は陰極にして所定電流密度の電流を通電して
行われる。
【0010】この場合、最初に行う陽極酸洗処理によっ
て、ニッケルチタン合金部材の表面に当初から存在して
いた酸化皮膜は溶解除去される。しかし、この陽極酸洗
処理の過程では、ニッケルチタン合金部材(陽極)は常
時陽極酸化を受け続けるので、当初の酸化皮膜が溶解除
去される一方では、部材の表面には新たな酸化皮膜が形
成されることになる。したがって、陽極酸洗処理の終了
時点では、ニッケルチタン合金部材の表面には、当初の
酸化皮膜に代わって新たな酸化皮膜が存在していること
になる。
【0011】しかしながら、上記した新たな酸化皮膜
は、次に行う陰極酸洗処理によって還元され、ニッケル
チタン合金部材の表面から完全に除去される。尚、陽極
酸洗処理だけでは、後段の電気めっきを行うときのニッ
ケルチタン合金部材の表面に薄い酸化皮膜が存在するよ
うになるので、そこに形成されるめっき層の密着性は悪
くなる。また、陰極酸洗処理だけでもニッケルチタン合
金部材の表面に当初から存在していた酸化皮膜を除去す
ることはできるが、その除去効果は小さく、経済的な処
理とはいえない。
【0012】したがって、本発明の前処理においては、
まず、陽極酸洗処理を行い、その後に陰極酸洗処理を行
うという2段階の酸洗処理が採用される。上記酸洗処理
時の電解液としては、塩素イオンを必須成分として含
む。特に、塩素イオン濃度が0.1mol/l以上でかつ
pH値が2以下の電解液であるか、または、塩素イオン
濃度が0.4mol/l以上の電解液であることが好まし
い。更には、塩素イオン濃度が0.3mol/l以上でか
つpHが2以下の電解液であることが特に好ましい。
【0013】上記した条件を同時に満足していない電解
液を用いて陽極酸洗処理と陰極酸洗処理を行っても、ニ
ッケルチタン合金部材の表面に当初から存在している酸
化皮膜の除去効果は小さく、その酸化皮膜を完全に除去
することが困難であったり、または完全に除去するため
に必要な陽極酸洗処理時間が長大になりすぎて、工業的
な実用性の領域から逸脱することになる。
【0014】上記した塩素イオン源としては、塩酸,塩
化ナトリウム,塩化カリウムのうちの少なくとも1種を
用いることが好ましい。これらのうち、塩酸が入手しや
すく、濃度調整が容易で、また、酸化皮膜の除去効果が
大きいという点で最も好ましい。上記した電解液には、
電解液調製時の自由度を大きくする,あるいは酸化皮膜
除去効果を向上させるために、塩素イオンのほかに、他
のイオンを混在させてもよい。前記イオンとしては、例
えば、硫酸イオンや硝酸イオンを用いることができる。
【0015】しかしながら、これらのイオンが多量に含
有されると、陽極酸洗処理の過程でニッケルチタン合金
部材の表面に存在する酸化皮膜の除去効果が逆に低下し
てくる。特に、酸化作用を有する硝酸イオンが多量に混
在する場合は、酸洗処理時に酸化皮膜が充分に除去され
ず、処理後のニッケルチタン合金部材の表面に形成され
るめっき層の密着性が大幅に低下する。
【0016】このようなことから、硝酸イオンが混在す
る場合は、硝酸イオン濃度([NO 3 - ])と塩素イオ
ン濃度([Cl- ])との比:[NO3 - ]/[C
- ]を0.2以下に調整することが好ましい。つまり、
硝酸イオン濃度を、塩素イオン濃度に対して0.2倍値以
下とすることが好ましい。また、前記電解液のpHの調
製剤としては、硫酸と水酸化ナトリウムを用いることが
好ましい。特に、硫酸イオンは、電解液に混在していて
も、酸洗処理時における酸化皮膜の除去効果にあまり大
きな影響を与えない。したがって、硫酸をpH調整剤と
して用い、塩素イオン源として塩化ナトリウムを用い
て、酸洗処理時の電解液にすることもできる。
【0017】また、前記電解液にはフッ酸を混合させて
もよい。しかし、フッ酸を混合させた電解液を用いる
と、処理後のニッケルチタン合金部材を洗浄したときに
その洗浄水にフッ素が溶存するため、廃液処理をするこ
とが困難になって経済的に不利になり、また、例えば処
理時間が長くなりすぎると、ニッケルチタン合金部材そ
れ自体が溶解してしまうなどの問題が生じてくる。した
がって、フッ酸が混入している電解液の場合には、フッ
素イオン濃度が0.1mol/l以下に制限されているこ
とが好ましい。
【0018】陽極酸洗処理は、電流密度1〜20A/d
2 で行うことが好ましい。1A/dm2 未満の電流密
度で行うと、ニッケルチタン合金部材の表面に当初から
存在していた酸化皮膜を除去するに要する時間,すなわ
ち処理時間が非常に長くなり、また、20A/dm2
り大きい電流密度の場合には、通電中にスパークの発生
などの不都合を招くからである。
【0019】上記した範囲の電流密度であれば、ニッケ
ルチタン合金部材表面に当初から存在している酸化皮膜
を除去するためには、通常、1〜10分程度の処理時間
で充分である。また、陰極酸洗処理も、電流密度1〜2
0A/dm2 で行えばよい。1A/dm2 未満の場合
は、新たに形成された酸化皮膜の還元能力が低く、その
酸化皮膜を完全除去するに要する時間は長大になり、ま
た、20A/dm2 より大きい電流密度を採用すると、
通電中にスパークなどが発生するからである。
【0020】このときの処理時間は、陽極酸洗処理時間
の場合と同じように、1〜10分程度であれば充分であ
る。このような連続する2段階の酸洗処理が施されたニ
ッケルチタン合金部材は、その表面に酸化皮膜が存在せ
ず、清浄な表面状態にある。しかし、このような表面状
態にあるニッケルチタン部材に対して、ただちに、目的
とする金属を電気めっきしても、形成されためっき層と
ニッケルチタン合金部材との密着性はそれほど高くはな
らない。
【0021】それは、前記した表面状態は、逆にいえ
ば、活性で酸化されやすい表面状態になっているからで
ある。すなわち、ニッケルチタン合金部材を電気めっき
用のめっき浴に浸漬してその表面に所定厚みのめっき層
を形成するときに、当該めっき層が形成される前に、め
っき浴によって活性な表面が一部酸化され、そこに薄い
酸化皮膜が形成されてしまうからであると考えられる。
【0022】そこで、本発明においては、酸洗処理が終
了したニッケルチタン合金部材を洗浄したのちストライ
クめっきを行い、その表面に、所望金属から成るストラ
イクめっき層を形成する。このストライクめっき層は、
極めて短時間で形成できるので、ニッケルチタン合金部
材の活性な表面がめっき浴で酸化される前に、当該表面
は強固に密着するストライクめっき層で被覆される。
【0023】その後、このストライクめっき層に、目的
とする金属,例えば銅,金,ニッケル等を電気めっきす
る。この電気めっき処理の過程では、ニッケルチタン合
金部材の表面は既にストライクめっき層で被覆されてい
てめっき浴からの酸化作用を受けない。したがって、形
成されためっき層はストライクめっき層と強固に密着す
る。
【0024】なお、上記したストライクめっき層と電気
めっきによるめっき層とは、それぞれ、同一の金属で形
成してもよいし、また異種金属で形成してもよい。ま
た、ストライクめっきは1回である必要はなく、2回以
上行ってもよい。ニッケルチタン合金部材の表面との整
合性からいうと、酸洗処理後のニッケルチタン合金部材
の表面に、ニッケルをストライクめっきし、その上に銅
を電気めっきすると、形成された銅めっき層はニッケル
チタン合金部材に強固に密着する。
【0025】
【作用】本発明によるニッケルチタン合金部材のめっき
方法は、まず、陽極酸洗処理を施すことにより当初から
存在している酸化皮膜を除去し、ついで、陰極酸洗処理
を行うことにより、陽極酸洗処理時に新たに生じた酸化
皮膜も除去して、ニッケルチタン合金部材の表面を酸化
皮膜がほとんど存在しない活性な表面にする。その後、
前記活性表面に対してストライクめっき処理を行ってス
トライクめっき層を形成するので、ニッケルチタン合金
部材の表面は、それ以上酸化されない状態となり、ここ
へ所望金属のメッキ処理が行われる。
【0026】このように、本発明方法は、密着性を阻害
する酸化皮膜が存在しない状態で所望金属のめっき処理
を行うので、密着性に優れためっき層が得られる。
【0027】
【実施例】
実施例1 Ni50重量%,Ti50重量%の組成から成り、線径
1.0mm,長さ200mmの線材に対し、下記のニッケ
ルめっきを行った。イオン交換水に塩酸を添加して、表
1で示した各種塩素イオン濃度([Cl-])の塩酸水
溶液を調製し、ここに、硫酸と水酸化ナトリウムを用い
て表1で示した各種pH値に調整し、酸洗処理液とし
た。
【0028】これら酸洗処理液のそれぞれに前記線材を
浸漬し、陽極酸洗処理と陰極酸洗処理をこの順序で行っ
た。両処理とも、電流密度は5A/dm2 に設定し、処
理時間は1分間とした。ついで、下記の条件で、その表
面にニッケルのスライクめっきを行った。 ストライクめっき条件:塩化ニッケル240g/l,塩
酸125ml/lのめっき浴,浴温60℃,電流密度8
A/dm2 ,めっき時間30秒。
【0029】ストライクめっき後の線材を充分に水洗し
たのち、下記の条件で、その表面にニッケルめっきを行
った。 ニッケルめっき条件:スルファミン酸ニッケル250g
/l,塩化ニッケル10g/l,ホウ酸40g/lのめ
っき浴,浴温40℃,電流密度8A/dm2 ,めっき時
間3分。
【0030】得られた各めっき線材を充分に水洗し、乾
燥したのち、下記のような密着性試験を行った。 密着性試験:線材を無拘束状態にし、線材の両端を保持
して線材を180°曲げる動作を反復し、めっき層が線
材の表面から剥離するまでの折り曲げ回数を測定。この
回数が多いほど、めっき層と線材表面との密着性は良好
であることを表す。
【0031】この結果を、酸洗処理液の塩素イオン濃度
([Cl- ])とpH値との関係として表1に示した。
【0032】
【表1】 表1から明らかなように、塩素イオン濃度([C
- ])が0.3mol/l以上でかつpH2以下の酸洗
処理液を用いたときに、ニッケルめっき層と線材表面と
の密着性は非常に向上する。
【0033】実施例2 実施例1で用いたニッケルチタン合金部材から成る線材
に対し、酸洗処理液として、イオン交換水に塩化ナトリ
ウムを添加して塩素イオン濃度([Cl- ])を調整
し、また硫酸だけでpH値を調整したものを用い、陽極
酸洗処理,陰極酸洗処理をいずれも電流密度10A/d
2 で45秒間行った。
【0034】ついで、線材を充分に水洗したのち、下記
の条件でその表面に銅のストライクめっきを行った。 ストライクめっき条件:シアン化第一銅30g/l,遊
離シアン化ナトリウム15g/lのめっき浴,浴温45
℃,電流密度5A/dm2 ,めっき時間30秒。
【0035】ストライクめっき後の線材を充分に水洗し
たのち、その表面に下記の条件で銅めっきを行った。 銅めっき条件:硫酸銅200g/l,硫酸60g/l,
塩化ナトリウム1g/l,ニカワ5g/lのめっき浴,
浴温30℃,電流密度4A/dm2 ,めっき時間6分。
【0036】得られた各めっき線材につき、実施例1と
同様の密着性試験を行った。その結果を[Cl- ]とp
Hとの関係として表2に示した。
【0037】
【表2】 表2から明らかなように、塩素イオン濃度([C
- ])が0.3mol/l以上でかつpH2以下の酸洗
処理液を用いたときに、銅めっき層と線材表面との密着
性は非常に向上する。
【0038】実施例3 実施例1で用いたニッケルチタン合金部材から成る線材
に対し、下記の金めっきを行った。イオン交換水に塩酸
を添加して、表3で示した各種塩素イオン濃度([Cl
-])の塩酸水溶液を調製し、ここに、硫酸と水酸化ナ
トリウムを用いて表3で示した各種pH値に調整し、酸
洗処理液とした。
【0039】これら酸洗処理液のそれぞれに前記線材を
浸漬し、陽極酸洗処理と陰極酸洗処理をこの順序で行っ
た。両処理とも、電流密度は10A/dm2 に設定し、
処理時間は30秒とした。ついで、処理後の線材を充分
に水洗したのち、実施例1と同じ条件で、その表面にニ
ッケルのスライクめっきを行った。
【0040】ストライクめっき後の線材を充分に水洗し
たのち、下記の条件で、その表面に金めっきを行った。 金めっき条件:シアン化金カリウム15g/l,クエン
酸100g/l,クエン酸カリウム1g/lのめっき
浴,浴温45℃,電流密度1A/dm2 ,めっき時間5
分。
【0041】得られた各めっき線材につき、実施例1と
同様の密着性試験を行った。その結果を表3に示した。
【0042】
【表3】 表3から明らかなように、塩素イオン濃度([C
- ])が0.3mol/l以上でかつpH2以下の酸洗
処理液を用いたときに、金めっき層と線材表面との密着
性は非常に向上する。
【0043】実施例4 次に、酸洗処理液に硝酸イオンが混入している場合の影
響を調べた。すなわち、イオン交換水に塩酸を添加して
各種塩素イオン濃度の塩酸水溶液を調製し、ここに、硝
酸イオン濃度/塩素イオン濃度([NO3 - ]/[Cl
- ])が0.1,0.2,0.3または0.4となるように硝酸
を添加し、更にそれぞれに、硫酸と水酸化ナトリウムを
用いて各種pH値に調整して、[NO3 - ]/[C
- ]が0.1であるA群,[NO3 - ]/[Cl- ]が
0.2であるB群,[NO3 - ]/[Cl- ]が0.3であ
るC群、および、[NO3 - ]/[Cl- ]が0.4であ
るD群の4つの群の酸洗処理液とした。
【0044】A群,B群,C群,D群の各酸洗処理液に
実施例1で用いたニッケルチタン合金部材から成る線材
を浸漬して陽極酸洗処理,陰極酸洗処理を順次行った。
A群〜D群の酸洗処理液を用いて行った陽極酸洗処理,
陰極酸洗処理時の条件は、陽極酸洗処理,陰極酸洗処理
のいずれの場合も、A群を用いたときは、電流密度10
A/dm2 ,処理時間30秒,B群を用いたときは、電
流密度 5A/dm2 ,処理時間60秒,C群を用いた
ときは、電流密度 5A/dm2 ,処理時間90秒,D
群を用いたときは、電流密度10A/dm2 ,処理時間
45秒,に設定した。
【0045】ついで、処理後の線材については、実施例
1と同じ条件でニッケルのストライクめっき,ニッケル
の電気めっきを順次行った。得られた各めっき線材につ
き、実施例1の場合と同様にして密着性試験を行った。
その結果を、A群の酸洗処理液を用いた場合は表4,B
群の酸洗処理液を用いた場合は表5,C群の酸洗処理液
を用いた場合は表6,D群の酸洗処理液を用いた場合は
表7に、それぞれに示した。
【0046】
【表4】
【0047】
【表5】
【0048】
【表6】
【0049】
【表7】 表4〜表7のいずれからも明らかなように、塩素イオン
の外に硝酸イオンが混入している酸洗処理液の場合であ
っても、塩素イオン濃度([Cl- ])が0.3mol/
l以上でありかつpHが2以下の処理液を用いると、線
材とめっき層との密着性が向上する。
【0050】しかし、硝酸イオンの混入量が増加するに
つれて、線材とめっき層との密着性は悪くなっていく。
表4〜表7の結果からすると、硝酸イオンが混入する場
合には、[NO3 - ]/[Cl- ]が0.2以下となるよ
うな酸洗処理液を用いることが好ましい。 実施例5 まず、実施例1で用いたニッケルチタン合金部材から成
る線材に対して、イオン交換水に塩化ナトリウムを添加
して塩素イオン濃度を調整し、また硫酸だけでpH値を
調整した酸洗処理液を用いて、電流密度5A/dm2
60秒間の陽極酸洗処理を行った。
【0051】ついで、陽極酸洗処理後の線材に、イオン
交換水に塩酸を添加して塩素イオン濃度を調整し、ま
た、硫酸と水酸化ナトリウムでpH値を調整した酸洗処
理液を用いて、電流密度10A/dm2 で60秒間の陰
極酸洗処理を行った。ついで、処理後の線材を充分に水
洗したのち、実施例1と同じ条件でその表面にニッケル
のストライクめっきを行った。
【0052】ストライクめっき後の線材を充分に水洗し
たのち、実施例1と同じ条件でその表面にニッケルめっ
きを行った。得られた各めっき線材につき、実施例1と
同様の密着性試験を行った。その結果を[Cl- ]とp
Hとの関係として表8に示した。
【0053】
【表8】 表8から明らかなように、[Cl- ]が0.3mol/l
以上でかつpH2以下の酸洗処理液を用いたときに、ニ
ッケルめっき層と線材表面との密着性は非常に向上す
る。
【0054】比較例1 実施例2において、陽極酸洗処理を行うことなく、線材
に対し、電流密度10A/dm2 ,処理時間1分の条件
で陰極酸洗処理のみを行い、以後は、実施例2と同様の
条件で銅のストライクめっき,銅の電気めっきを行っ
た。得られた線材につき、実施例1と同様にして密着性
試験を行い、その結果を表9に示した。
【0055】
【表9】 表9から明らかなように、陽極酸洗処理を行わない場合
は、線材とめっき層との密着性は極端に低下する。
【0056】これは、線材の表面に当初から存在してい
る酸化皮膜は、陰極酸化処理だけでは完全に除去されな
いことの結果であると考えられる。 比較例2 実施例1において、陰極酸洗処理を行うことなく、線材
に対し、電流密度10A/dm2 ,処理時間1分の条件
で陽極酸洗処理のみを行い、以後は、実施例1と同様の
条件でニッケルのストライクめっき,ニッケルの電気め
っきを行った。
【0057】得られた線材につき、実施例1と同様にし
て密着性試験を行い、その結果を表10に示した。
【0058】
【表10】 表10から明らかなように、陽極酸洗処理だけで陰極酸
洗処理を行わない場合は、線材とめっき層との密着性は
低下する。
【0059】これは、陽極酸洗処理によって線材の表面
に当初から存在していた酸化皮膜が除去されても、同時
にその表面が陽極酸化を受けてそこに再び酸化皮膜が形
成されたこと、そして陰極酸洗処理が行われないので、
その酸化皮膜がそのまま残っていることがもたらす悪影
響であると考えられる。
【0060】
【発明の効果】請求項1のニッケルチタン合金部材のめ
っき方法は、ニッケルチタン合金部材に対し、塩素イオ
ンを必須成分とする電解液を用いた状態で、第1段階と
して陽極酸洗処理を施して当初から存在する酸化皮膜を
除去し、第2段階として陰極酸洗処理を施して第1段階
の陽極酸洗処理時に形成された新しい薄い酸化皮膜を還
元して除去するという2段階の酸洗処理を行うので、ニ
ッケルチタン合金部材の表面に酸化皮膜が存在しない状
態の清浄な表面にすることができる。
【0061】そして、この清浄な表面に対して、ストラ
イクめっきを施し、その表面をストライクめっき層で被
覆してしまうので、ニッケルチタン合金部材の表面は、
電気めっき処理にてめっき浴からの酸化作用を受けるこ
とがない。そのため、ニッケルチタン合金部材の表面に
は、その表面と強固に密着しためっき層が形成される。
【0062】本発明においては、電解液として、塩素イ
オン濃度が0.1mol/l以上でかつpH値が2以下の
電解液,塩素イオン濃度が0.4mol/l以上の電解液
または塩素イオン濃度が0.3mol/l以上でかつpH
が2以下である電解液を酸洗処理液として用いるので、
当初から存在している酸化皮膜の除去効果が大きくな
り、酸化皮膜を完全に除去することが容易になる。ま
た、酸化皮膜を完全に除去するのに必要な陽極酸洗処理
時間を短縮することができるので、ニッケルチタン合金
部材へのめっき処理が効率よく行える。
【0063】また、前記電解液の塩素イオン源として、
入手が容易な塩酸,塩化ナトリウムなどを用いているの
で、電解液を簡便に調製することができる。更に、前記
電解液のpHの調整剤として、酸洗処理時における酸化
皮膜の除去効果にあまり大きな影響を与えない硫酸と水
酸化ナトリウムを用いているので、酸化皮膜の除去効果
を低下させずに、pH値を所定値に調整することができ
る。
【0064】更にまた、前記電解液として、塩素イオン
の外に、他のイオンを混在させてもよいので、電解液調
製時の自由度が大きくなる。このとき、前記イオンとし
て硝酸イオンを混在させると、硝酸イオンの酸化皮膜除
去効果も生かされることになり、酸洗処理時の酸化皮膜
の除去効果が大きくなる。尚、本発明においては、電解
液に硝酸イオンが混在する場合には硝酸イオン濃度を塩
素イオン濃度に対して0.2倍値以下となるように設定し
ているので、硝酸イオンによるニッケルチタン合金部材
表面への酸化作用が抑制された状態で硝酸イオンの酸化
皮膜除去効果が有効に発揮されることになり、酸化皮膜
の完全除去が更に容易になる。
【0065】以上の説明で明らかなように、本発明のニ
ッケルチタン合金部材のめっき方法は、めっき層に対し
て悪影響を与えるニッケルチタン合金部材の表面の酸化
皮膜を除去するとともに酸化皮膜が新たに発生しないよ
うな処理を行うので、優れた密着性を有するめっき層が
得られる。そのため、ろう付けや半田付け等の接続が容
易になるとともに、得られる接合体の接合強度も高くな
る。また、電気的な接続状態も安定になる。
【0066】このように、本発明のニッケルチタン合金
部材のめっき方法は、ニッケルチタン合金部材の接続性
を向上させ、その用途も拡げるなどの効果を奏してお
り、その工業的価値は大である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニッケルチタン合金部材に、塩素イオン
    を必須成分として含む電解液を用いて、陽極酸洗処理と
    陰極酸洗処理を順次行う工程;処理後のニッケルチタン
    合金部材に、所望金属のストライクめっき処理を行う工
    程;ストライクめっき処理後のニッケルチタン合金部材
    に、所望金属のめっき処理を行う工程;を必須工程とし
    て備えていることを特徴とするニッケルチタン合金部材
    のめっき方法。
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