JPH07179789A - 粉体塗料組成物 - Google Patents

粉体塗料組成物

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JPH07179789A
JPH07179789A JP6270825A JP27082594A JPH07179789A JP H07179789 A JPH07179789 A JP H07179789A JP 6270825 A JP6270825 A JP 6270825A JP 27082594 A JP27082594 A JP 27082594A JP H07179789 A JPH07179789 A JP H07179789A
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章三 上中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温焼付けが可能で、かつ透明性などの外
観、耐候性、ブロッキング性等に優れた塗膜を与えるこ
とのできる粉体塗料組成物を得る。 【構成】 グリシジル基含有モノマーを40重量%以上
含有し、かつ溶解性パラメーター値が11.0〜11.
6の範囲内であり、ガラス転移温度が20℃以上である
アクリル樹脂(A)、溶解性パラメーター値が10.4
〜11.0の範囲内であるポリマーからなる表面調整剤
(B)、及び多価カルボン酸(C)を含み、表面調整剤
(B)が、アクリル樹脂(A)と多価カルボン酸(C)
の合計量100重量部に対し、0.1〜4重量部含まれ
ており、かつ、アクリル樹脂(A)中のグリシジル基と
多価カルボン酸(C)中のカルボキシル基が当量比で
1:0.5を超えてカルボキシル基量が多くなるように
混合されている粉体塗料組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、建材、金属製
品等の塗装に用いられる粉体塗料組成物に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】アクリル樹脂粉体塗料は、優れた塗膜外
観、耐候性、耐溶剤性、可撓性等により注目されてい
る。このようなアクリル樹脂粉体塗料としては、クリア
コート等に用いられる粉体塗料が知られており、例えば
特公昭53−15089号公報、特公昭58−4947
号公報、及び特公昭58−25388号公報等において
は、グリシジル基を有するアクリル樹脂を用い、これを
塗装後に熱硬化させるアクリル樹脂粉体塗料が開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらのアクリル樹脂
粉体塗料は、塗装後、160〜180℃の温度で焼き付
けられているが、生産性を高め、省エネルギーを図る観
点から、より低温で、例えば130〜160℃の温度で
焼付けて塗膜を形成できることが要望されてきている。
しかしながら、従来のアクリル樹脂粉体塗料では、この
ような低温で焼付けを行うと、外観不良を起こし、かつ
耐候性及び耐ブロッキング性が低下するという問題を生
じた。また、硬化触媒を添加し、低温での硬化反応を促
進する方法も考えられるが、このような触媒を添加した
場合には貯蔵安定性が悪くなるという問題を生じた。
【0004】本発明の目的は、低温での焼付けを可能に
し、かつ外観、耐候性、及び耐ブロッキング性等に優れ
た塗膜を与えることができる粉体塗料組成物を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の粉体塗料組成物
は、グリシジル基含有モノマーを40重量%以上含有
し、かつ溶解性パラメーター値が11.0〜11.6の
範囲内であり、ガラス転移温度が20℃以上であるアク
リル樹脂(A)と、溶解性パラメーター値が10.4〜
11.0の範囲内であるポリマーからなる表面調整剤
(B)、及び多価カルボン酸(C)を含み、表面調整剤
(B)が、アクリル樹脂(A)と多価カルボン酸(C)
の合計量100重量部に対し、0.1〜4重量部含まれ
ており、かつ、アクリル樹脂(A)中のグリシジル基と
多価カルボン酸(C)中のカルボキシル基が当量比で
1:0.5を超えてカルボキシル基量が多くなるように
混合されていることを特徴としている。
【0006】アクリル樹脂(A) 本発明で用いるアクリル樹脂(A)には、グリシジル基
含有モノマーが40重量%以上、好ましくは40〜65
重量%含有される。含有量が40重量%未満であると、
本発明の低温硬化の効果が達成されなくなる。また含有
量が65重量%を超えると塗膜の透明性が低下し外観不
良を生じる傾向がある。グリシジル基含有モノマーのよ
り好ましい含有量は43〜62重量%であり、さらに好
ましくは45〜60重量%である。
【0007】本発明に用いるグリシジル基含有モノマー
としては、グリシジル基を有するエチレン性不飽和結合
モノマーを用いることができ、例えば、グリシジルアク
リレート、グリシジルメタクリレート、α−メチルグリ
シジルアクリレート、及びα−メチルグリシジルメタク
リレート等を用いることができる。これらのモノマー
は、2種以上を混合して用いてもよい。
【0008】また、グリシジル基含有モノマーと共重合
可能なモノマーとしては、アクリル酸またはメタクリル
酸のアルキルエステル、例えば、アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸i
−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル、アクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチ
ル、メタクリル酸i−ブチル、メタクリル酸t−ブチ
ル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラ
ウリル、メタクリル酸トリデシル、メタクリル酸ステア
リル、メタクリル酸シクロヘキシル等が挙げられ、さら
に、例えば、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルス
チレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アク
リルアミド、ジメチルアクリルアミド等が挙げられ、さ
らに、アクリル酸またはメタクルリ酸のヒドロキシアル
キルエステル、例えば、アクリル酸ヒドロキシエチル、
アクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ヒドロキ
シエチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル等が挙げら
れ、さらに不飽和二塩基酸のジアルキルエステル類等が
挙げられる。
【0009】アクリル樹脂(A)において、グリシジル
基含有モノマーと共重合されるモノマー成分としてメタ
クリル酸i−ブチルを0.1〜10重量%含むことが、
耐ブロッキング性の面からは特に好ましい。
【0010】本発明においてアクリル樹脂(A)の溶解
性パラメーター値は、11.0〜11.6の範囲内であ
る。このような範囲内のアクリル樹脂(A)を用いるこ
とにより低温硬化が可能となり、かつ透明性に優れた塗
膜を得ることができる。本発明における溶解性パラメー
ター値の測定は、Suh,Clarke,J.Poly
m.,Sci.,A−1,5,1671−1681(1
967)に記載された濁点滴定による方法に従い測定す
ることができる。測定温度は20℃であり、溶媒として
テトラハイドロフラン(THF)を用いて測定すること
ができる。本発明において、アクリル樹脂(A)の溶解
性パラメーター値は、さらに好ましくは11.0〜1
1.4の範囲内である。
【0011】本発明において用いられるアクリル樹脂
(A)のガラス転移温度は、20℃以上である。ガラス
転移温度が20℃よりも低いと、耐ブロッキング性が低
下する。本発明において用いるアクリル樹脂(A)のガ
ラス転移温度は、好ましくは20〜60℃であり、さら
に好ましくは35〜58℃である。ガラス転移温度が高
くなりすぎると、塗膜の外観不良を起こす傾向にある。
【0012】表面調整剤(B) 本発明に用いる表面調整剤(B)の溶解性パラメーター
値は、10.4〜11.0の範囲内である。このような
範囲内の溶解性パラメーター値を有する表面調整剤を用
いることにより、アクリル樹脂(A)との相溶性が改良
され、塗膜の透明性が良好なものとなる。表面調整剤
(B)の溶解性パラメーター値は、さらに好ましくは1
0.6〜10.9の範囲内である。このような溶解性パ
ラメーター値は、上記のアクリル樹脂(A)の溶解性パ
ラメーター値と同様にして測定することができる。
【0013】また、数平均分子量は2500〜9000
の範囲内であることが好ましく、さらに好ましくは30
00〜7000の範囲内である。表面調整剤(B)の分
子量が低すぎると耐ブロッキング性が低下し、表面調整
効果が充分に発揮されない。また分子量が高すぎると、
塗膜の平滑性が損なわれる。
【0014】表面調整剤(B)の含有量は、アクリル樹
脂(A)と多価カルボン酸(C)の合計量100重量部
に対し0.1〜4重量部である。表面調整剤(B)の含
有量が少なすぎると、塗膜の平滑性が損なわれる。また
表面調整剤(B)の含有量が大きすぎると、耐ブロッキ
ング性が低下する。
【0015】表面調整剤(B)として用いられるポリマ
ーは、上記溶解性パラメーター値及び数平均分子量を有
するものであれば特に限定されるものではないが、好適
なものとしては、アクリル系ポリマーを用いることがで
きる。このようなアクリル系ポリマーを構成するモノマ
ーとしては、アクリル酸またはメタクリル酸のアルキル
エステルが用いられ、例えば、アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸i−
ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸2−エチル
ヘキシル、アクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル、
メタクリル酸i−ブチル、メタクリル酸t−ブチル、メ
タクリル酸ステアリル、メタクリル酸ラウリル等が挙げ
られ、これらの1種もしくは2種以上のモノマーを重合
して得られるポリマーを用いることができる。
【0016】多価カルボン酸(C) 本発明において多価カルボン酸(C)は、焼付け工程に
おいてアクリル樹脂(A)のグリシジル基を開環付加反
応させることにより、塗膜を熱硬化させる作用を示すも
のである。このような多価カルボン酸(C)は、そのカ
ルボキシル基が、アクリル樹脂(A)中のグリシジル基
に対して0.5当量以上、好ましくは0.6〜0.8当
量の割合となるように配合される。カルボキシル基量が
少なすぎると熱硬化性が低下し、多すぎると塗膜のツヤ
が低下する。
【0017】本発明における多価カルボン酸(C)とし
ては、脂肪族二塩基酸、例えば、アジピン酸、セバシン
酸、アゼライン酸、デカンジカルボン酸、ヘキサデカン
ジカルボン酸、アイコサンジカルボン酸、テトラアイコ
サンジカルボン酸等が例示され、さらに芳香族多価カル
ボン酸、例えば、イソフタル酸、トリメリット酸、及び
脂環族二塩基酸、例えば、ヘキサヒドロフタル酸、テト
ラヒドロフタル酸等を挙げることができる。これらのな
かでも、特にデカンジカルボン酸が好ましい。
【0018】本発明の粉体塗料組成物においては、さら
にエポキシ樹脂を含有させることが好ましい。エポキシ
樹脂を含有させることにより、塗膜と素地との密着性を
高めることができる。従って、一次密着性、耐水性、及
び耐湿試験後の密着性を向上させることができる。エポ
キシ樹脂の含有量としては、アクリル樹脂(A)、表面
調整剤(B)、及び多価カルボン酸(C)の合計量に対
し、0.5〜5.0重量%が好ましい。含有量が少なす
ぎると、密着性向上の効果が不十分となり、含有量が多
すぎると含有量に見合う効果を期待することができず、
経済的に不利なものとなる。
【0019】本発明において用いられるエポキシ樹脂
は、分子中に2個以上のエポキシ基を含む樹脂であれば
特に限定されるものではないが、塗料用に一般に用いら
れるエポキシ樹脂を用いることができ、代表的なものと
しては、エピクロルヒドリン−ビスフェノール縮合物、
トリグリシジルイソシアヌレートが挙げられる。
【0020】本発明の粉体塗料組成物には、さらに紫外
線吸収剤及び/またはヒンダードアミン系安定剤(HA
LS)を含有させることができる。紫外線吸収剤及び/
またはヒンダードアミン系安定剤を含有させることによ
り、塗膜の耐候性を向上させることができる。従って、
耐候試験後の黄変を防ぎ密着性を向上させることができ
る。紫外線吸収剤及びヒンダードアミン系安定剤の含有
量は、それぞれ、アクリル樹脂(A)、表面調整剤
(B)、及び多価カルボン酸(C)の合計量に対し、
0.1〜7重量%が好ましい。含有量が少なすぎると、
耐候性向上の効果が不十分となり、また含有量が多すぎ
ると、含有量に見合う効果が得ることができず、経済的
に不利なものとなる。
【0021】紫外線吸収剤としては、サリシレート系、
ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾー系、及びシュウ酸
アニリド系などの一般的な紫外線吸収剤を用いることが
できる。
【0022】サリシレート系紫外線吸収剤としては、フ
ェニルサリシレート、4−t−ブチルフェニルサリシレ
ート、及び4−t−オクチルフェニルサリシレートなど
が一般的に知られている。
【0023】ベンゾフェノン系紫外線吸収剤としては、
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロ
キシ−4−n−オクトオキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−n−ドデシル−オキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−ベンジルオキシ−ベンゾフェノン、
ビス(5−ベンゾイル−4−ヒドロキシ−2−メトキシ
フェニル)メタン、2,2´−ジヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン、2,2´−ジヒドロキシ−4,4
´−ジメトキシベンゾフェノン、2,2´−ジヒドロキ
シ−4,4´−ジメトキシベンゾフェノンと他の4置換
ベンゾフェノンの混合品(例えば、商品名「UVINU
L490」BASF社製)、2,2´,4,4´−テト
ラヒドロキシベンゾフェノン、及び2−ヒドロキシ−4
−メトキシ−2´−カルボキシルベンゾフェノンなどが
一般的に知られている。
【0024】ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤として
は、2−(2´−ヒドロキシ−5´−メチルフェニル)
ベンゾトリアゾール、2−〔2´−ヒドロキシ−3´,
5´−ビス(α,α−ジメチルベンジル)フェニル〕−
ベンゾトリアゾール、2−(2´−ヒドロキシ−3´,
5´−ジ−t−ブチル−フェニル)−ベンゾトリアゾー
ル、2−(2´−ヒドロキシ−3´−t−ブチル−5´
−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、
2−(2´−ヒドロキシ−3´,5´−ジ−t−ブチル
フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2
´−ヒドロキシ−3´,5´−ジ−t−アミル−ベンゾ
トリアゾール、2−(2´−ヒドロキシ−5´−t−オ
クチルフェニル)ベンゾトリアゾール、及び2,2´−
メチレンビス〔4−(1,1,3,3−テトラメチルブ
チル)−6−(2N−ベンゾトリアゾール−2−イル)
フェノール〕などが一般的に知られている。
【0025】紫外線吸収剤の市販品としては、ベンゾフ
ェノン系として「シーソーブ103」(シプロ化成社
製)、ベンゾトリアゾール系として「チヌビン90
0」、「チヌビン320」、「チヌビン328」(チバ
ガイギー社製)、シュウ酸アニリド系として「サンドバ
ーVSU」(サンド社製)などがある。
【0026】ヒンダードアミン系安定剤としては、ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セ
バケート、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル
−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカ
ルボキシラート、2,4−ジクロロ−6−(1,1,
3,3−テトラメチルブチルアミノ)−1,3,5−ト
リアジン・N,N´−ビス(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジル)へキサメチレンジアミン重縮合
物等がある。
【0027】ヒンダードアミン系安定剤の市販品として
は、「サノールLS770」及び「LS−440」(三
共社製)、「チヌビン123」(チバガイギー社製)な
どが挙げられる。
【0028】本発明の粉体塗料組成物によれば、低温硬
化が可能で、かつ、透明性等の外観、耐候性、耐ブロッ
キング性等に優れた塗膜を得ることができる。本発明の
粉体塗料組成物が塗装される被塗物は、特に制限される
ものではなく、例えば、鉄板、リン酸亜鉛処理鉄板、ア
ルミニウム板、塗膜等の各種材料の上に塗装することが
できる。また、本発明の粉体塗料組成物は、ベースコー
ト塗料を塗装した上に、いわゆるウェット・オン・ウェ
ットで塗装し、その後同時に焼付けてもよい。特に上記
エポキシ樹脂による密着性の向上、並びに紫外線吸収剤
及びヒンダードアミン系安定剤による耐候性の向上は、
アルミニウム材を被塗装物とした場合に有効に発揮され
る。
【0029】本発明の粉体塗料組成物の粒径は、体積平
均粒径で5〜50μmが好ましく、さらに好ましくは8
〜40μmである。平均粒径5〜20μmの範囲では、
5μm以下の粒子の割合が25重量%以下であることが
好ましい。また平均粒径20〜50μmの範囲では、粒
径分布の標準偏差が20μm以下であることが好まし
い。粒径分布の標準偏差は、[ Σ{(D−X)2 F}/
ΣF ]1/2 で表され、ここで、Dは個々の粒子の粒径
を、Xは体積平均粒径であり、X=Σ(DF)/ΣF
を、Fは粒子の頻度を表す。
【0030】
【発明の作用効果】本発明の粉体塗料組成物において主
成分として用いるアクリル樹脂(A)は、グリシジル基
含有モノマーを40重量%以上含有し、かつ溶解性パラ
メーター値が11.0〜11.6の範囲内の樹脂であ
る。従来のアクリル樹脂粉体塗料のグリシジル基含有モ
ノマー量は、30重量%以下であり、本発明の粉体塗料
組成物においては、より多くの量のグリシジル基含有モ
ノマーが含有されている。このため、例えば130〜1
60℃程度の低温においても熱硬化させることができ、
低温焼付けが可能となる。またガラス転移温度が20℃
以上であるため、耐ブロッキング性の良好な塗料とする
ことができる。
【0031】また本発明の粉体塗料組成物では、溶解性
パラメーター値が10.4〜11.0の範囲内のポリマ
ーからなる表面調整剤(B)が適当量用いられているた
め、アクリル樹脂(A)との相溶性が改良され、塗膜の
透明性が良好なものとなる。
【0032】従って、本発明の粉体塗料組成物は、低温
硬化が可能で、かつ透明性等の外観、耐候性、耐ブロッ
キング性等に優れた塗膜を与えることができる。
【0033】
【実施例】実施例1〜13及び比較例1〜11 表1に示すような溶解性パラメーター値(SP値)及び
ガラス転移温度(Tg)を有するアクリル樹脂(A)を
準備した。なお、A−13は、市販のアクリル樹脂(商
品名PD−7690、三井東圧化学社製)を用いた。な
お、グルシジル量は、A−2を除き、グリシジルメタク
リレート(GMA)の含有量を示している。A−2にお
いては、45重量%中40重量%がグリシジルメタクリ
レートの含有量であり、残りの5重量%がα−メチルグ
リシジルメタクリレート(α−MGM)の含有量であ
る。またA−1〜A−4及びA−6〜A−12には、共
重合モノマー成分として8重量%のi−ブチルメタクリ
レート(i−BMA)が含有されている。A−1〜A−
12におけるその他のモノマー成分としては、スチレン
及びメチルメタクリレートを用い、A−4,A−5,A
−7,A−8,A−9,及びA−12においてはさらに
n−ブチルメタクリレートを、A−11においてはさら
に2−ヒドロキシエチルメタクリレートを用いた。
【0034】
【表1】
【0035】表2に示すようなSP値及び数平均分子量
を有する表面調整剤(B)を準備した。なお、B−8
は、市販のアクリル樹脂(商品名レジミックスRL−
4、三井東圧化学社製)を用いた。B−1〜B−7は、
モノマー成分としてエチルアクリレートとn−ブチルア
クリレートを用いて調製した。
【0036】
【表2】
【0037】多価カルボン酸(C)としては1,10−
デカンジカルボン酸を用い、これに表3及び表4に示す
配合割合で、ポリシロキサン(商品名CF−1056、
東レダウ・コウニング社製)、ベンゾイン、及びビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂(商品名YD−012、東都
化成社製)を混合した後、ブスコニーダ(ブス社製)中
で溶融混練し、これを粉砕、分級(150メッシュ)し
て粉体塗料とした。
【0038】得られた粉体塗料を、サメス社製の静電塗
装装置を用いて、燐酸亜鉛処理鉄板(厚さ0.8mm)
に静電塗装し、150℃×25分の条件で焼き付けた。
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】得られた塗膜及び塗料について、耐キシロ
ール性、平滑性及びツヤ、透明性、並びに耐ブロッキン
グ性を以下のようにして評価した。 ・耐キシロール性:キシロールによりラッピングテスト
を行い、その外観を肉眼で評価し、良好なものを○印、
不良を×印とした。 ・平滑性及びつや:塗膜表面の平滑性及びつやを肉眼で
評価し、良好なものを○印、不良を×印とした。 ・透明性:塗料をガラス板に塗装し、透明性を肉眼で評
価した。良好なものを○印、不良を×印とした。 ・耐ブロッキング性:塗料を50mlのサンプル瓶に入
れ、30℃で2か月放置した後取り出し、塗料の凝集状
態を評価した。凝集のないものを○印、凝集の存在する
ものを×印とした。
【0042】
【表5】
【0043】
【表6】
【0044】表5及び表6の比較から明らかなように、
本発明に従う実施例1〜13の粉体塗料を用いて形成し
た塗膜は、150℃×25分の低温焼付けにおいても、
耐キシロール性に優れた塗膜を得ることができ、かつ平
滑性、ツヤ、透明性、及び耐ブロッキング性に優れた塗
膜とすることができる。
【0045】実施例14〜17 被塗装物として、アルミニウム板を用いた。アルミニウ
ム板は、厚さ1cmの鋳物表面を切削し、アルカリ脱脂
剤(商品名「サーフクリーナー」;日本ペイント社製)
で脱脂した後、クロム酸処理剤(商品名「アルサーフ1
000」;日本ペイント社製)でクロム酸処理を行った
ものを用いた。
【0046】表7に示すように、アクリル樹脂(A)と
してはA−1を用い、表面調整剤(B)としてはB−1
を用いた。ポリシロキサン、ベンゾイン、及びエポキシ
樹脂は、上記実施例1〜13と同様のものを用いた。紫
外線吸収剤としては、チヌビン320(チバガイギー社
製)を用い、ヒンダードアミン系安定剤としては、サノ
ールLS−770(三共社製)を用いた。
【0047】表7に示すような配合の粉体塗料をアルミ
ニウム板に塗装し、焼き付けた。焼付炉は、試料投入前
160℃に設定しておき、試料投入後炉の温度設定を1
50℃に設定し、150℃で25分間焼き付けた。
【0048】得られた試料について、耐湿試験及び耐候
性試験を以下のようにして行った。 ・耐湿試験 95%RH、50℃の条件下に10日間、塗装したサン
プルを放置した後、カット部が下地のアルミニウム板に
達するように2mm間隔のゴバン目(100個)を鋭利
なカッターで形成し、その各面に粘着テープを貼り付け
た後、これを剥離して塗装板に残っているゴバン目塗膜
の数を数え、塗膜の密着性を評価した。
【0049】・耐候性試験 ウエザーオメーターを用い、600時間後の塗膜の黄変
を以下の基準により評価した。
【0050】◎:変化なし ○:ほとんど変化なし ○〜△:ごくわずか着色した △:わずかに着色した ×:かなりの着色が認められた 耐湿試験及び耐候性試験の結果を表7に示す。
【0051】表7に示されるように、エポキシ樹脂を配
合した実施例15〜17は、良好な密着性を示してい
る。また実施例14及び実施例17の比較から明らかな
ように、エポキシ樹脂を配合することにより耐候性が若
干低下するが、実施例15及び16に示されるように、
紫外線吸収剤及びヒンダードアミン系安定剤を添加する
ことにより、耐候性を向上させることができる。
【0052】実施例18及び19 実施例1〜13で用いたリン酸亜鉛鉄板に、電着塗料
(商品名「パワートップU−30;日本ペイント社製)
及びアルキッド系中塗塗料(商品名「オルガP−2」;
日本ペイント社製)を塗装した後、アクリル系水性塗料
(商品名「スーパーニクスM230」;日本ペイント社
製)を塗装し、100℃で5分間加熱した。次に、アク
リル系水性塗料から形成した塗膜の上に、表7に示す実
施例18及び19の粉体塗料を塗装し、塗装後150℃
で25分間焼き付けた。
【0053】得られた試料について、実施例14〜17
と同様にして、耐湿試験及び耐候性試験を評価した。耐
湿試験及び耐候性試験の結果を表7に示す。表7に示さ
れるように、アクリル系水性塗料の塗膜上に形成した実
施例18は、良好な密着性及び耐候性を示している。ま
た紫外線吸収剤及びヒンダードアミン系安定剤を添加し
た実施例19は、さらに良好な耐候性を示している。
【0054】
【表7】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)グリシジル基含有モノマーを40
    重量%以上含有し、かつ溶解性パラメーター値が11.
    0〜11.6の範囲内であり、ガラス転移温度が20℃
    以上であるアクリル樹脂、 (B)溶解性パラメーター値が10.4〜11.0の範
    囲内であるポリマーからなる表面調整剤、及び (C)多価カルボン酸を含み、 前記表面調整剤(B)が、前記アクリル樹脂(A)と多
    価カルボン酸(C)の合計量100重量部に対し、0.
    1〜4重量部含まれており、かつ前記アクリル樹脂
    (A)中のグリシジル基と前記多価カルボン酸(C)中
    のカルボキシル基が当量比で1:0.5を超えてカルボ
    キシル基量が多くなるように混合されている粉体塗料組
    成物。
  2. 【請求項2】 前記アクリル樹脂(A)がモノマー成分
    としてメタクリル酸i−ブチルを0.1〜10重量%含
    む請求項1に記載の粉体塗料組成物。
  3. 【請求項3】 前記アクリル樹脂(A)のグリシジル基
    含有モノマーの含有量が40〜65重量%である請求項
    1に記載の粉体塗料組成物。
  4. 【請求項4】 前記アクリル樹脂(A)のガラス転移温
    度が20〜60℃である請求項1に記載の粉体塗料組成
    物。
  5. 【請求項5】 前記表面調整剤(B)の数平均分子量が
    2500〜9000の範囲内である請求項1に記載の粉
    体塗料組成物。
  6. 【請求項6】 前記アクリル樹脂(A)中のグリシジル
    基と前記多価カルボン酸(C)中のカルボキシル基が当
    量比で1:0.6〜0.8である請求項1に記載の粉体
    塗料組成物。
  7. 【請求項7】 さらにエポキシ樹脂を、前記アクリル樹
    脂(A)、前記表面調整剤(B)及び前記多価カルボン
    酸(C)の合計量に対し、0.5〜5.0重量%の割合
    で含有する請求項1に記載の粉体塗料組成物。
  8. 【請求項8】 さらに紫外線吸収剤及び/またはヒンダ
    ードアミン系安定剤を、前記アクリル樹脂(A)、前記
    表面調整剤(B)及び前記多価カルボン酸(C)の合計
    量に対し0.1〜7重量%の割合で含有する請求項1に
    記載の粉体塗料組成物。
  9. 【請求項9】 アルミニウム材上に粉体塗料組成物を塗
    装する方法であって、 前記粉体塗料組成物が、 (A)グリシジル基含有モノマーを40重量%以上含有
    し、かつ溶解性パラメーター値が11.0〜11.6の
    範囲内であり、ガラス転移温度が20℃以上であるアク
    リル樹脂、 (B)溶解性パラメーター値が10.4〜11.0の範
    囲内であるポリマーからなる表面調整剤、及び (C)多価カルボン酸を含み、 前記表面調整剤(B)が、前記アクリル樹脂(A)と多
    価カルボン酸(C)の合計量100重量部に対し、0.
    1〜4重量部含まれており、かつ前記アクリル樹脂
    (A)中のグリシジル基と前記多価カルボン酸(C)中
    のカルボキシル基が当量比で1:0.5を超えてカルボ
    キシル基量が多くなるように混合されている粉体塗料組
    成物である塗装方法。
  10. 【請求項10】前記粉体塗料組成物に、さらにエポキシ
    樹脂が、前記アクリル樹脂(A)、前記表面調整剤
    (B)及び前記多価カルボン酸(C)の合計量に対し
    0.5〜5.0重量%の割合で含有されている請求項9
    に記載の塗装方法。
  11. 【請求項11】前記粉体塗料組成物に、さらに紫外線吸
    収剤及び/またはヒンダードアミン系安定剤が、前記ア
    クリル樹脂(A)、前記表面調整剤(B)、前記多価カ
    ルボン酸(C)の合計量に対し、0.1〜7重量%の割
    合で含有されている請求項9に記載の塗装方法。
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