JPH07178507A - 鋳型の製造法 - Google Patents

鋳型の製造法

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JPH07178507A
JPH07178507A JP32253993A JP32253993A JPH07178507A JP H07178507 A JPH07178507 A JP H07178507A JP 32253993 A JP32253993 A JP 32253993A JP 32253993 A JP32253993 A JP 32253993A JP H07178507 A JPH07178507 A JP H07178507A
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善久 海川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フェノラート樹脂を貯蔵安定性に優れ、使用
自由度が広く、遊離アルデヒド類が少なく、輸送コスト
の低いものとして鋳型の造形法を改良すること。 【構成】 (A)耐火性骨材、(B)メチロール基を有
しかつフェノール核1モルに対し0.1〜1.0モルの
アルカリ金属を含有する粉末状の水溶性フェノラート樹
脂、(C)水を、必要に応じてさらに(D)酸解離指数
pKaが9.82以下の酸性物質、このような酸性物質
を発生させる無機塩及び有機エステルから選ばれる少な
くとも1種などを、接触させ、硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳造用の主型や中子と
して利用される鋳型の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特開昭58−154433号公
報、特開昭58−154434号公報等で開示されたカ
リウムアルカリ性フェノール−ホルムアルデヒド樹脂の
水溶液を有機エステルで硬化させる鋳型の製造法が普及
し始めている。
【0003】しかしながら、この種の鋳型の製造法で使
用される樹脂水溶液は、(1)液体であるために樹脂の
ポットライフが短く貯蔵安定性に欠けるため、樹脂の粘
度上昇に伴う品質や作業能率の低下を来すこと、(2)
分子量が高いことが鋳型性能を良くするポイントである
にも拘わらず液体で取り扱われるため、その粘度と濃度
との関係で分子量の調整に限界があること、(3)造型
時や注湯時に発生する有害で不快臭を伴う遊離アルデヒ
ド類により作業環境が悪化すること、(4)樹脂濃度が
通常50重量%程度の水溶液であるため単価に占める輸
送コストが大きいことなどの問題が残されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとでなされたもので、貯蔵安定性に優れ、しか
も使用時の自由度が広く、造型・注湯時の作業環境を改
善し、かつ輸送コストを低減することができる粉末状の
水溶性フェノラート樹脂を使用した鋳型の製造法を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、従来のフェノ
ラート樹脂水溶液の代わりに、特定の組成を有する粉末
状の水溶性フェノラート樹脂と水とを組み合せて用いる
と、前記課題の解決に極めて有効であることを見出し、
この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、第一の本発明は、(A)耐火性
骨材100重量部に、(B)メチロール基を有し、かつ
フェノール核1モルに対して0.1〜1.0モルのアル
カリ金属を含有する粉末状の水溶性フェノラート樹脂
0.2〜5.0重量部と(C)水0.001〜20重量
部とを、B/B+C(重量比)=0.2〜0.99の範
囲になるように接触させることにより硬化させることを
特徴とする鋳型の製造法。
【0007】また第二の本発明は、下記IにII及びIII
を接触させることにより硬化させることを特徴とする鋳
型の製造法。 I (A)耐火性骨材、 II (A)成分100重量部に対し、(B)メチロール
基を有し、かつフェノール核1モルに対して0.1〜
1.0モルのアルカリ金属を含有する粉末状の水溶性フ
ェノラート樹脂0.2〜5.0重量部と(C)水を0.
001〜20重量部とを、B/B+C(重量比)=0.
2〜0.99の範囲になるように使用する。 III (D)酸解離指数pKaが9.82以下の酸性物
質、アルカリ金属と接触して酸解離指数pKaが9.8
2以下の酸性物質を発生させる無機塩及び有機エステル
の中から選ばれた1種以上。
【0008】さらに第三の本発明は、(A)耐火性骨材
と(B)メチロール基を有し、かつフェノール核1モル
に対して0.1〜1.0モルのアルカリ金属を含有する
粉末状の水溶性フェノラート樹脂とを混合する工程と、
該工程で得られた混合物を成形型内に充填する工程と、
該混合物に(C)水と(D′)酸解離指数pKaが9.
82以下の酸性物質及び/又は有機エステルをガス状で
接触させることにより硬化させる工程からなることを特
徴とする鋳型の製造法である。
【0009】本発明の製造法において、(A)成分とし
て用いられる耐火性骨材は、鋳型の基体として機能する
耐火性物質であり、例えばケイ砂や再生ケイ砂をはじ
め、アルミナサンド、オリビンサンド、ジルコンサン
ド、クロマイトサンドなどの特殊砂、フェロクロム系ス
ラグ、フェロニッケル系スラグ、転炉スラグなどのスラ
グ系粒子、ナイガイセラビーズなどの多孔質粒子及びこ
れらの再生粒子、アルミナボール、マグネシアクリンカ
ーなどが挙げられるが、もちろんこれらに限定されるも
のではない。
【0010】また本発明の製造法において、(B)成分
として用いられるメチロール基を有する粉末状の水溶性
フェノラート樹脂は、後述する水成分、又は該水成分と
硬化剤成分の存在下に粘結もしくは固結状態で硬化する
粘結剤成分であり、このような樹脂の基本的な性質を左
右するポイントは、メチロール基を有するフェノール樹
脂のフェノール核1モルに対して0.1〜1.0モル、
好ましくは0.2〜0.8モルのアルカリ金属を含ませ
ることによって達成されるが、重要なことは常温におい
て粉体としたものが使用される点である。
【0011】なお、ここでいうフェノール核とは、1ケ
以上の水酸基を有するベンゼン環を構成単位(1モル)
とするものであって、例えばフェノール、レゾルシノー
ルなどはフェノール核1モルとして、またビスフェノー
ルAなどはフェノール核2モルとして計算される。また
前記アルカリ金属の量が0.1モル未満では、特に高分
子領域で水溶性が悪くなるため使用時にアルカリを追加
する必要があり、逆に1.0モルを越えると、鋳型中に
残留するアルカリ量が多くなり、耐火性骨材の融点降下
を惹起する虞れがある。また前記フェノラート樹脂を構
成するフェノール樹脂の数平均分子量は、貯蔵時のブロ
ック化を回避する観点から、好ましくは400以上、よ
り好ましくは600以上である。
【0012】このような粉末状の水溶性フェノラート樹
脂は、例えばフェノール類とアルデヒド類とを、酸性触
媒の存在下で反応させたのち塩基性触媒及び必要に応じ
てアルデヒド類を加えて更に反応させるか、あるいは塩
基性触媒又は酸性触媒の存在下で反応させたのち、アル
カリ金属化合物の総計配合量がフェノール核1モルに対
して0.1〜1.0モルの範囲になるように調整し、さ
らに反応させるか又は反応させずに単に混合溶解して樹
脂水溶液を作製したのち、これを固体状態まで脱水濃
縮、好ましくは加熱減圧機能を有する2軸式ニーダーや
スプレードライヤーにより処理し、必要に応じて粉砕し
て製造することができる。特に、スプレードライヤーで
前記樹脂水溶液を噴霧乾燥した場合、比表面積が大き
く、かつ使用時の分散及び溶解が容易な球状をした粉末
で、しかも遊離アルデヒド類を殆ど含まない無臭性の樹
脂を得ることができるので好ましい。
【0013】前記フェノール類としては、例えばフェノ
ール、クレゾール、キシレノール、パラターシャリブチ
ルフェノール、レゾルシノール、カテコール、ビスフェ
ノールF、ビスフェノールA及びビスフェノール類の精
製残渣などが挙げられるが、もちろんこれらに限定され
るものではない。アルデヒド類としては、例えばホルマ
リン、パラホルムアルデヒド、ポリオキシメチレンなど
のホルムアルデヒド類をはじめ、グリオキザール、フル
フラール、ベンズアルデヒドなどが挙げられるが、もち
ろんこれらに限定されるものではない。これらの反応物
は、それぞれ単独で用いてもよいし、2種以上を組み合
せて用いてもよい。また、原料仕込み時及び必要に応じ
て反応過程で加えられるアルデヒド類の使用量は、フェ
ノール類1モルに対して0.8モル以上、好ましくは1
〜5モル、より好ましくは1.2〜5モルの範囲で選ば
れる。
【0014】また、酸性触媒や塩基性触媒などの反応触
媒は特に限定されないが、酸性触媒としては、例えばシ
ュウ酸、パラトルエンスルホン酸、塩酸、硫酸、酢酸亜
鉛、塩化亜鉛、ホウ酸亜鉛などが挙げられる。塩基性触
媒としては、例えばアルカリ金属又はアルカリ土類金属
の水酸化物又は酸化物、リン酸ナトリウム、アンモニ
ア、ヘキサメチレンテトラミンなどが挙げられる。これ
らの反応触媒は、それぞれを単独で用いてもよいし、2
種以上を組み合せて用いてもよい。
【0015】また、前記塩基性触媒又はフェノール樹脂
の水溶化剤として用いられるアルカリ金属化合物として
は、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属酸化物及びこ
れらの混合物などが挙げられるが、好ましくはアルカリ
金属水酸化物、中でも水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム及びこれらの混合物が特に好ましい。
【0016】さらに本発明の製造法において、(C)成
分として用いられる水は、前記(B)成分の粘結剤を溶
解して前記(A)成分の耐火性骨材や後述する硬化剤成
分との接触を高める媒質的働きをなす成分で、下記のご
とく、鋳型造型法に応じて液体、ミスト、湿気ないし水
蒸気(ガス体)などの状態で用いられる。
【0017】本発明の製造法において、(A)成分の耐
火性骨材に対する(B)成分の粘結剤と(C)成分の水
との配合割合、すなわちB/B+C(重量比)は、所望
の鋳型造型法や鋳型の大きさに応じて決定されるが、一
般的には(A)成分100重量部に対し、(B)成分
0.2〜5.0重量部と(C)成分0.001〜20重
量部とを、B/B+Cの比が0.2〜0.99になるよ
うな範囲で選ばれる。(B)成分の配合量が0.2重量
部未満では、鋳型強度が低く実用的でなく、逆に5重量
部を越えると、必要以上の鋳型強度を発現するためその
必要性がない。また(C)成分の配合量が0.001重
量部未満では、樹脂の溶解が不十分となり、逆に20重
量部を越えると、健全な鋳物の製造に支障を来し好まし
くない。
【0018】なお、前記(A)成分の耐火性骨材に
(B)成分の粘結剤及び(C)成分の水を接触させる方
法は特に限定されないが、好ましくは(A)成分と
(B)成分との混合物に(C)成分を接触させる方法で
あり、そのほか(A)成分に(B)成分及び(C)成分
を同時的に接触させる方法でもよい。
【0019】次に、前記した(B)成分と(C)成分と
の配合割合(B/B+C)と鋳型造型法との関係を例示
的に示すが、もちろんそれらに限定されるものではな
い。
【0020】B/B+Cの比が0.2に近い条件で得ら
れる樹脂被覆骨材は、(C)成分が多い良好な湿態流動
性を示すことから、例えばアニオン系又はカチオン系界
面活性剤の存在下で高速撹拌混合しながら後述する硬化
剤を配合すれば、発泡流動性を利用した有機流動自硬性
鋳型造型法のように、成形型内への単純な流し込み充填
により大型で複雑な鋳型を製造することができる。
【0021】一方、B/B+Cの比が0.99に近い条
件で得られる樹脂被覆骨材は、(C)成分が少ない良好
な乾態流動性を示すことから、あたかもベントナイトと
水分による生型造型法のように、単に加圧及び/又は振
動により成形型内に混合物を充填しながら突き固めて硬
化させる方法、具体的には、例えば静圧造型、ジョルト
造型、スクイズ造型及びこれらの組合せなどの物理的造
型法で鋳型を製造することができる。この際、粘結剤成
分中に硫酸ばん土粉末(酸系硬化剤)を混合して使用す
れば、前記物理的手段で粘結造型された鋳型は、造型後
に硫酸バンドと粘結剤との反応に基づく硬化によって強
度発現を大きくすることができる。
【0022】さらに、他の好ましい鋳型造型法の例とし
ては、(1)前記粘結剤と耐火性骨材との予備混合物
に、加熱により水を発生する硬化剤を添加、混合して得
られる乾態の混合物を、ブロー式鋳型造型機により加熱
された成形金型内にブロー充填し、硬化させて鋳型を製
造する方法、(2)前記粘結剤と耐火性骨材とを混合し
て得られる乾態の混合物をブロー式鋳型造型機により成
形金型内にブロー充填したのち、湿った空気や水蒸気を
通気し、硬化させて鋳型を製造する方法、又は炭酸ガス
(酸系硬化剤)やギ酸メチル(エステル系硬化剤)を湿
りガス体として通気することで速硬的に鋳型を製造する
方法などが挙げられる。
【0023】また、B/B+Cの比を0.5程度に調整
し、かつ後述する酸系又は有機エステル系硬化剤を使用
した場合は、通常の常温自硬性鋳型造型法と変わらない
要領で鋳型を製造することができる。
【0024】本発明の製造法において、(D)成分とし
て用いられる25℃における水溶液中での酸解離指数p
Kaが9.82以下の酸性物質(すなわちフェノールよ
り強い酸性を有する酸性物質)若しくはアルカリ金属と
接触することにより該酸性物質(pKa9.82以下)
を発生させる無機塩類(以上は酸系硬化剤)又は有機エ
ステルは、前記粘結剤中のアルカリ金属と反応して粘結
剤の水溶性を喪失させるとともに固結硬化させる働きを
なす硬化剤成分であって、このような酸系硬化剤の例と
しては、例えば炭酸ガス、炭酸、炭酸マグネシウム、リ
ン酸アルミニウム、塩化鉄、硫酸アルミニウム(硫酸バ
ンド)、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、有機ス
ルホン酸2価金属塩などが挙げられるが、もちろんこれ
らに限定されるものではない。中でも炭酸ガス、リン酸
アルミニウム、硫酸アルミニウム(硫酸バンド)などが
好ましい。
【0025】一方、有機エステル系硬化剤としては、例
えばギ酸メチル、ギ酸エチル、酢酸エチル、乳酸エチ
ル、クエン酸トリエチル、コハク酸ジメチル、マロン酸
ジメチル、セバシン酸ジメチル、シュウ酸ジメチル、ア
クリル酸メチル、エチレングリコールジアセート、ジア
セチン、トリアセチンなどのカルボン酸エステル類、γ
−ブチロラクトン、γ−カプロラクトン、δ−バレロラ
クトン、δ−カプロラクトン、β−プロピオラクトン、
ε−カプロラクトンなどのラクトン類、又はエチレンカ
ーボネート、プロピレンカーボネート、4−エチルジオ
キソロン、4−ブチルジオキソロン、4,4−ジメチル
ジオキソロン、4,5−ジメチルジオキソロンなどの環
状アルキレンカーボネート類などが挙げられるが、もち
ろんこれらに限定されるものではない。中でもギ酸メチ
ル、トリアセチン、γ−ブチロラクトン、エチレンカー
ボネート、プロピレンカーボネートなどが好ましい。
【0026】本発明の製造法において、前記(D)成分
の硬化剤(酸性物質、無機塩類及び有機エステル)を用
いる際には、それぞれを単独で用いてもよく、2種以上
を組み合せて用いてもよい。また、その配合量は、粘結
剤の性質、硬化剤の種類及び鋳型造型法により異なる
が、一般的には(B)成分の粘結剤100重量部に対し
5重量部以上、好ましくは10〜200重量部、より好
ましくは10〜100重量部の範囲で選ばれる。配合量
が5重量部未満では硬化が不十分となり好ましくない。
【0027】また前記(A)成分の耐火性骨材に(B)
成分の粘結剤、(C)成分の水及び(D)成分の硬化剤
を接触させる方法としては、下記が例示されるが、もち
ろんこれらに限定されるものではない。 (A)成分と(B)成分との混合物に(C)成分と
(D)成分とを個別に又は同時的に接触させる方法。 (A)成分、(B)成分及び(D)成分の混合物に
(C)成分を接触させる方法。 (A)成分に(B)成分、(C)成分及び(D)成分
を同時的に接触させる方法。 (A)成分、(B)成分及び(C)成分の混合物に
(D)成分を接触させる方法。
【0028】本発明の製造法で用いられる樹脂被覆骨材
には、鋳型造型法に応じ、従来用いられる添加物、例え
ば、鋳型強度の改善に適した下記のシランカップリング
剤、樹脂被覆骨材の流動性向上による鋳型の充填密度の
改善に適した、例えばケロシン、ミネラルスピリットな
どの親油性湿潤剤、有機流動自硬性鋳型造型の際に用い
られる、例えばアルキルアリールスルホネート、硫酸エ
ステル塩、第4級アンモニウム塩、ホリエチレングリコ
ールアルキルアリールエーテルなどの界面活性剤、鋳型
の硬化を促進する、例えば粉末状のMg(OH)2 、M
gO、Ca(OH)2 、CaOなどの硬化促進剤などを
配合することができる。
【0029】本発明方法では、従来樹脂水溶液中では経
変を生じて効能が低下するようなシランカップリング剤
でも使用できる利点を有するため、その種類は特に限定
なく使用できるが、好ましくは、例えばγ−アミノプロ
ピルトリエトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−
アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピ
ルエチルジエトキシシランなどのアミノ系シラン、γ−
グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,
4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラ
ン等のエポキシ系シランである。なお、これらは水成分
と混合して用いるのが好ましいが、場合によっては粘結
剤にあらかじめ含有させておいてもよい。
【0030】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに具体的か
つ詳細に説明するが、本発明はこれらの例によって限定
されるものではない。
【0031】製造例1 撹拌機、還流冷却器及び温度計を備えた反応缶にフェノ
ール94kg、47重量%ホルマリン115kg及びシュウ
酸100gを仕込み、撹拌下に昇温して100℃で30
分間反応させたのち、40℃に冷却した。次いで、あら
かじめKOH11.2kg(フェノール核1モルに対して
0.2モル)を水20kgに溶解したKOH水溶液を徐々
に添加したのち、70℃で約60分間反応させてメチロ
ール基を更に付加したフェノラート樹脂水溶液(以下、
樹脂水溶液Aという)を得た。
【0032】製造例2 撹拌機、温度計及び減圧機能を備えた3口反応フラスコ
に製造例1で調製した樹脂水溶液A5kgを採取したの
ち、減圧下で加熱しながら濃縮して水分及び遊離ホルム
アルデヒドを除去した。次いで、除去された留去物に相
当する量の水を添加してフェノラート樹脂水溶液(以
下、樹脂水溶液Bという)を得た。
【0033】製造例3 製造例2で用いた同様の3口反応フラスコに製造例1で
調製した樹脂水溶液A5kgを採取したのち、50重量%
KOH水溶液を940g(フェノール核1モルに対して
KOH0.6モル)添加してフェノラート樹脂水溶液
(以下、樹脂水溶液Cという)を得た。
【0034】製造例4 製造例1又は3で調製した樹脂水溶液A又はCのそれぞ
れを実験用スプレードライヤー(大川原製作所(株)
製)により噴霧乾燥して2種類の粉末状の水溶性フェノ
ラート樹脂を得た。これらの樹脂を以下粉末状樹脂D又
は粉末状樹脂Eという。
【0035】次に、上記製造例1〜4で調製した各樹脂
の性状を表1に示す。なお、遊離ホルムアルデヒドは、
試料を中和した後塩酸ヒドロキシアミン法により測定し
た。また数平均分子量は、東ソー(株)製HLC801
0型ゲル濾過クロマトグラフィー(分離カラムはGXL
1000+2000、溶離液はテトラヒドロフラン1ml
/min 、UV検出器)により分子量分布曲線を得、これ
を標準ポリスチレンに基づく分子量検量線により校正し
て求めた。使用した試料は、粉末状フェノラート樹脂の
水溶液又はフェノラート樹脂水溶液に炭酸ガスを吹き込
むことによって樹脂を沈殿させたのち、濾過分離、水
洗、乾燥して得た樹脂約0.1gをテトラヒドロフラン
50mlに溶解して調製した。また粘度はB型粘度計によ
り測定した。
【0036】
【表1】
【0037】参考例1 前記製造例1〜4で調製した各樹脂のポットライフをみ
るために、表2に示すような経時の粘度変化を調査し
た。但し、粉末状樹脂は容器に密封して保存し、粘度を
測定するごとに50重量%樹脂水溶液に調製して測定し
た。なお、保管温度は35℃で、粘度はポイズ/20℃
で表示した。その結果を表2に示す。
【0038】
【表2】
【0039】実施例1 品川式ミキサー内で三河ケイ砂V−6号1000gと製
造例4で調製した粉末状樹脂D10gとを予備混合した
のち、あらかじめ用意しておいた水10gとアミノ系シ
ラン0.04gとエチレンカーボネート/γ−ブチロラ
クトン混合液4gとの混合物を添加し、再び混合して樹
脂被覆砂を得た。次いで、これを鋳型成形木型内に手込
め充填したのち常温下で放置し、25分、1時間及び2
4時間ごとに鋳型(直径50mm×高さ50mm)を抜型し
てその抗圧力を測定した。また、前記樹脂被覆砂を作製
する際に北川式検知管によりホルムアルデヒド濃度を測
定した。その結果を表3に示す。
【0040】実施例2 実施例1において、粉末状樹脂D及び混合液の添加量を
2倍量にする以外は、実施例1と同様にして鋳型の抗圧
力と樹脂被覆砂作製時のホルムアルデヒド濃度を測定し
た。その結果を表3に示す。
【0041】比較例1 実施例1において、粉末状樹脂D10gの代わりに、製
造例1で調製した樹脂水溶液A20gを使用する以外
は、実施例1と同様にして鋳型の抗圧力と樹脂被覆砂作
製時のホルムアルデヒド濃度を測定した。その結果を表
3に示す。
【0042】比較例2 比較例1において、樹脂水溶液Aの添加量を2倍量にす
る以外は、比較例1と同様にして鋳型の抗圧力と樹脂被
覆砂作製時のホルムアルデヒド濃度を測定した。その結
果を表3に示す。
【0043】
【表3】 上記表3より明らかなように、本発明の製造法により得
られる鋳型は、従来鋳型と全く遜色ない性能を有する結
果であった。
【0044】実施例3および比較例3,4 実施例1において、粉末状樹脂D10gの代わりに、3
5℃で3ケ月間保管した粉末状樹脂D10g(実施例
3)及び樹脂水溶液A20g(比較例3)を使用する以
外は、実施例1と同様にして鋳型の抗圧力を測定した。
その結果を表4に示す。なお、比較例3で得た樹脂被覆
砂は、混合ムラが多いため、前記樹脂水溶液Aを水で低
粘度化処理した樹脂水溶液A- を用いて同様に実施した
比較例4をあわせて表4に示す。
【0045】
【表4】
【0046】実施例4 品川式ミキサー内で三河ケイ砂V−6号1000gと製
造例4で調製した粉末状樹脂E30gとを予備混合した
のち、あらかじめ用意しておいた水8gとエポキシ系シ
ラン0.14gとの混合物を添加し、再び混合して粒子
間の固着や樹脂の偏析がない樹脂被覆砂を得た。次い
で、これをスタンプ式造型機で突き固めて鋳型(直径5
0mm×高さ50mm)を作成した。得られた鋳型の抗圧力
は0.9kg/cm2 であった。
【0047】実施例5 品川式ミキサー内で三河ケイ砂V−6号1000gとケ
ロシン1.5gとエポキシ系シラン0.07gを予備混
合したのち、製造例4で調製した粉末状樹脂E15gを
添加し、再び混合して、粒子間の固着や樹脂の偏析がな
い樹脂被覆砂を得た。得られた樹脂被覆砂は、ポリ袋中
に密封保管して48時間後に造型テストを行った。造型
テストは、樹脂被覆砂を実験用ブロー式鋳型造型機によ
り成形金型内(常温又は150℃)にブロー充填したの
ち、(1)水タンク内でバブリングさせた湿った炭酸ガ
ス又はギ酸メチルを常温で通気して硬化させる方法、
(2)加温蒸気をキャリヤーとする炭酸ガス又はギ酸メ
チルを通気して硬化させる方法により、それぞれの鋳型
(直径50mm×高さ50mm)を作成し造型直後、1時間
後及び24時間後の鋳型の抗圧力を測定した。その結果
を表5に示す。特に、本発明方法によれば高引火性であ
るギ酸メチルを従来技術より安全に使用できた点は新し
い発見であった。
【0048】
【表5】
【0049】実施例6 品川式ミキサー内で三河ケイ砂V−6号1000gとケ
ロシン1.5gとエポキシ系シラン0.07gとを予備
混合したのち、製造例4で調製した粉末状樹脂E15g
と硫酸アルミニウム粉末10gとを添加して再び混合
し、さらに水4gを添加、混合して樹脂被覆砂を得た。
次いで、これをスタンプ式造型機で突き固めて鋳型(直
径50mm×高さ50mm)を作成したところ、成形直後は
手で持てる程度の湿態強度を有するものであり、更に放
置して強度(抗圧力)を測定したところ、表6に示すよ
うな結果であった。
【0050】
【表6】
【0051】実施例7 品川式ミキサー内で三河ケイ砂V−6号1000gとケ
ロシン1.5gとエポキシ系シラン0.07gとを予備
混合したのち、製造例4で調製した粉末状樹脂E15g
と硫酸アルミニウム18水和物15gとを添加し、再び
混合して粒子間の固着や樹脂の偏析がない樹脂被覆砂を
得た。次いで、これを実験用ブロー式鋳型造型機により
除湿エアーで150℃に温調された成形金型内にブロー
充填して結晶水の分解により水分を発生させると同時に
フェノラート樹脂のアルカリ金属を中和させてなる鋳型
(長さ120mm×幅25mm×高さ25mm)を作成した。
得られた鋳型の強度(抗折力)は25kg/cm2 であり、
鋳型として充分使用されるものであった。
【0052】実施例8 品川式ミキサー内でフリマントル砂1000gと製造例
4で調製した粉末状樹脂E20gとを予備混合したの
ち、あらかじめ用意しておいた水40g、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ソーダ2g、アミノ系シラン0.1g及
びエチレンカーボネート8gの混合物を添加し、さらに
混合を続けて起泡状態の流し込み可能な樹脂被覆砂を得
た。次いで、これをポリエチレン製成形型内に流し込
み、常温で24時間放置して鋳型(直径50mm×高さ5
0mm)を作成した。得られた鋳型は、抗圧力が15kg/
cm2 、密度が1.2g/cm2 程度の軽いポーラスなもの
であった。
【0053】実施例9 先ず、製造例4で調製した粉末状樹脂E50gと水50
gとエポキシ系シラン0.5gを混合して樹脂水溶液を
準備した。次いで、三河ケイ砂V−6号1000gと前
記樹脂水溶液を30gとγ−ブチロラクトン6gとを品
川式ミキサー内で混合して樹脂被覆砂を得た。次いで、
これを成形木型内に手込め充填し、常温で24時間放置
して鋳型(直径50mm×高さ50mm)を作成した。得ら
れた鋳型の抗圧力は45kg/cm2 であった。
【0054】実施例10 遠州鉄工(株)製スピードミキサー内でカルサイナー方
式で再生したシェルモード用ケイ砂10kgと樹脂水溶液
Aの固形分に対して0.5重量%のアミノ系シランを加
えた樹脂水溶液A′を用いて製造例4と同様にして調製
した粉末状樹脂D′300gとを混合しながら、超音波
加湿器で水蒸気を吹き込み、内容物が湿気を帯びた時
点、すなわち樹脂被覆ができた時点で水蒸気の吹き込み
を中止し、次いで加温された窒素ガスを吹き込んで水分
を蒸発させた後、ステアリン酸カルシウム5gを添加し
て乾態の通気硬化型樹脂被覆砂を得た。次いで、これを
実験用ブロー式鋳型造型機により常温の成形金型内にブ
ロー充填し、さらに加温蒸気をキャリアーとするギ酸メ
チルを通気して鋳型(長さ120mm×幅25mm×高さ2
5mm)を作成した。得られた鋳型の強度(抗折力)は、
30kg/cm2 であり、更に金型温度を150℃にして同
様に造型した鋳型の強度は60kg/cm2 であった。
【0055】
【発明の効果】本発明の鋳型の製造法によれば、遊離ホ
ルムアルデヒド含有量が極めて少なく、かつ経時変化が
小さい粉末状の水溶性フェノラート樹脂を用いるため、
従来のフェノラート樹脂水溶液を用いて鋳型を製造する
際の対策、例えば樹脂の品質維持に必要な保冷管理(樹
脂の経時変化防止)や作業環境の臭気対策等を施す必要
がなく、また樹脂の粘度上昇に伴う作業能率の低下を来
すこともなく、しかも従来法と遜色のない性能を有する
鋳型を提供することができる。その結果、前記対策に従
来要していた費用を大幅に削減し得るのみならず、作業
能率の向上や輸送コストの大幅な低減を可能とし総じて
鋳型の製造コストを大幅に低減できる。
【0056】また、粉末状の水溶性フェノラート樹脂を
用いる本発明方法は、鋳型造型法に応じて各種粘結剤を
保管、使用するという従来概念を打破する契機として極
めて意義ある方法であり、本発明方法によれば、単に水
を使用するのみで、従来の生型造型法同様の物理的造型
法を適用できるし、さらには、これに硬化剤を併用する
のみで、従来の化学的造型法、例えば常温硬化法、ガス
通気硬化法、シェルモールド法同様の造型法を適用でき
るなど、単一の粘結剤で各種造型法を活用できる。その
結果、従来の鋳型造型法のような粘結剤を保管し、使用
するという煩わしさを幾分なりとも解消し得、作業の合
理化、強いては合理化な造型ラインの確立に寄与するも
のと期待される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 間野 秀隆 愛知県丹羽郡扶桑町大字南山名字新津26番 地の4 旭有機材工業株式会社愛知工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)耐火性骨材100重量部に、
    (B)メチロール基を有し、かつフェノール核1モルに
    対して0.1〜1.0モルのアルカリ金属を含有する粉
    末状の水溶性フェノラート樹脂0.2〜5.0重量部と
    (C)水0.001〜20重量部とを、B/B+C(重
    量比)=0.2〜0.99の範囲になるように接触させ
    ることにより硬化させることを特徴とする鋳型の製造
    法。
  2. 【請求項2】 下記IにII及びIII を接触させることに
    より硬化させることを特徴とする鋳型の製造法。 I (A)耐火性骨材、 II (A)成分100重量部に対し、(B)メチロール
    基を有し、かつフェノール核1モルに対して0.1〜
    1.0モルのアルカリ金属を含有する粉末状の水溶性フ
    ェノラート樹脂0.2〜5.0重量部と(C)水を0.
    001〜20重量部とを、B/B+C(重量比)=0.
    2〜0.99の範囲になるように使用する。 III (D)酸解離指数pKaが9.82以下の酸性物
    質、アルカリ金属と接触して酸解離指数pKaが9.8
    2以下の酸性物質を発生させる無機塩及び有機エステル
    の中から選ばれた1種以上。
  3. 【請求項3】 (D)成分が硫酸アルミニウム、リン酸
    アルミニウム、エチレンカーボネート、プロピレンカー
    ボネート、トリアセチン、γ−ブチロラクトンの中から
    選ばれた1種以上である請求項2記載の鋳型の製造法。
  4. 【請求項4】 (A)耐火性骨材と(B)メチロール基
    を有し、かつフェノール核1モルに対して0.1〜1.
    0モルのアルカリ金属を含有する粉末状の水溶性フェノ
    ラート樹脂とを混合する工程と、該工程で得られた混合
    物を成形型内に充填する工程と、該混合物に(C)水と
    (D′)酸解離指数pKaが9.82以下の酸性物質及
    び/又は有機エステルをガス状で接触させることにより
    硬化させる工程からなることを特徴とする鋳型の製造
    法。
  5. 【請求項5】 (D′)成分が炭酸ガス及び/又はガス
    状ギ酸メチルである請求項4に記載の鋳型の製造法。
  6. 【請求項6】 粉末状の水溶性フェノラート樹脂を構成
    するフェノール樹脂の数平均分子量が400以上であ
    り、アルカリ金属がナトリウム、カリウム及びこれらの
    混合物である請求項1〜5のいずれかに記載の鋳型の製
    造法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009040896A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Kao Corp アルカリフェノール樹脂用硬化剤組成物
JP2010264463A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 Lignyte Co Ltd 鋳型の製造方法
JP2015123479A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 花王株式会社 自硬性鋳型の製造方法、鋳型用粘結剤キット、及び鋳型用組成物

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