JPH07177850A - チョコレートで被覆した氷菓及びその製造法 - Google Patents

チョコレートで被覆した氷菓及びその製造法

Info

Publication number
JPH07177850A
JPH07177850A JP5346152A JP34615293A JPH07177850A JP H07177850 A JPH07177850 A JP H07177850A JP 5346152 A JP5346152 A JP 5346152A JP 34615293 A JP34615293 A JP 34615293A JP H07177850 A JPH07177850 A JP H07177850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chocolate
ice
mouth
frozen dessert
coated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5346152A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3425462B2 (ja
Inventor
Toshio Yokomizo
寿夫 横溝
Masaaki Kurisu
正明 栗栖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morinaga and Co Ltd
Original Assignee
Morinaga and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Morinaga and Co Ltd filed Critical Morinaga and Co Ltd
Priority to JP34615293A priority Critical patent/JP3425462B2/ja
Publication of JPH07177850A publication Critical patent/JPH07177850A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3425462B2 publication Critical patent/JP3425462B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明のチョコレートで被覆した氷菓は、
氷片、特に口の中で容易に噛み砕ける大きさの氷片の周
面がチョコレートで被覆されており、氷をセンターとし
た小粒のチョコレートとなっている。従って、食べたと
きチョコレートの風味が楽しめるだけでなく、冷たい氷
が口の中で溶け、飲用することもできる従来なかった楽
しい氷菓を供することを目的としている。 【構成】 口中で簡単に噛み砕ける大きさの氷片の周面
をチョコレートで被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、口の中で簡単にかみ砕
ける氷片をチョコレートで被覆した氷菓、換言するとセ
ンターが氷からなり一口で口の中に入る大きさのチョコ
レート菓子に関するものである。すなわち、周面がチョ
コレートで被覆された氷からなる氷菓とその製造法を供
することを目的としている。
【0002】
【従来の技術】従来、アイスクリームの周面をチョコレ
ートで被覆したチョコレートアイスはよく知られている
が、氷の周面をチョコレートで被覆した氷菓或は氷片を
センターとしたチョコレート菓子などは、知られていな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】チョコレートは、融解
しやすいため、夏期には販売が制限される。しかも、暑
い時期に手で持っていると、融解したチョコレートが手
指を汚すことがある。その上、風味が濃厚なため、暑い
とき食べるのを敬遠されることもある。また、食べた後
水やジュースなどの飲料を飲みたくなることもある。こ
のようなとき食べるのに適したチョコレートを開発すべ
くこの発明の発明者は種々研究し、氷片、特に口の中で
容易に噛み砕ける大きさの氷片の周面をチョコレートで
被覆した氷菓、すなわち氷をセンターとした小粒のチョ
コレート菓子とすることにより、食べたとき冷たい氷が
口の中で溶け、飲用することができる氷菓又はチョコレ
ート菓子となることを見いだし、この発明を完成させ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、口中で簡単
に噛み砕ける大きさとした氷片の周面を、チョコレート
で被覆したチョコレートで被覆した氷菓、すなわち氷を
センターとしたチョコレート菓子に関するものである。
【0005】この発明で用いる氷片とは、水を凍結した
いわゆる氷を砕いたもの、又は小さな型容器に水を入れ
冷却して凍結したものなどを指し、水のみでなく甘味料
などの調味成分を加えてもよい。なお、調味成分を使用
するときは、量が多いと凍結したときシャーベット状と
なるので、氷状となる濃度として使用する。この量は、
用いる調味成分の種類や凍結する方法により大きく異な
るので、得られたものが氷状をしており、食べたとき口
の中で砕けるような氷となる量を使用する。
【0006】また、氷片の大きさは、口中で簡単に噛み
砕ける大きさとする。この大きさは、周面をチョコレー
トで被覆したものを口の中に入れて噛んだとき、容易に
噛み砕くことができる大きさのことである。すなわち、
氷片が厚かったり、大きかったりすると、容易に口の中
に入れることができず、たとえ口に入れることができて
も固くて噛み砕くのが困難となり、容易に噛み砕くこと
ができなくなる。従って、厚さを薄くして、或は小さく
して容易に噛み砕くことができる大きさとしなければな
らない。しかし、薄くなりすぎると、製造の過程や輸
送、販売時の振動などにより物理的な力が加わると氷が
割れるおそれがある。従って、厚さを5〜15mmとした
氷片が好ましい。なお、氷片は、容易に噛み砕ける厚さ
ならある程度大きくても食することができるが、一口食
べた後の残りを手で持っていると手中で溶解するおそれ
があるので、一度に口の中に入ることができる大きさと
するのが望ましく、最長部分が50mm以下とするのがよ
い。
【0007】このような氷片の周面をチョコレートで被
覆するが、ここに用いるチョコレートとしては、ココア
バターを用いたチョコレートだけでなく冷菓用の被覆用
チョコレートも用いることができる。なお、この発明で
は、チョコレートとしていわゆるカカオマスを用いたチ
ョコレート色をしたチョコレートに限定するものではな
く、例えばホワイトチョコレート、カラーチョコレート
などのように冷却すると固化する油脂に砂糖その他の原
料を加えた油脂をベースとした被覆材を用いることがで
きる。
【0008】氷片の周面をチョコレートで被覆するに
は、例えば、チョコレート液が入ったチョコレート溜に
氷片を浸漬して直ぐ引き上げる、滝状に流下するチョコ
レート液のカーテンの下を氷片を通過させるなどの公知
の方法で処理することにより行うことができる。
【0009】このようにして周面をチョコレートで被覆
した氷片は、口に入れたときチョコレートの味が楽しめ
るだけでなく、氷が溶けた溶液を楽しむことができる。
しかも、夏期のように暑いときでも冷感が楽しめるだけ
でなく、チョコレートを食べた後の飲料の飲用の役もは
たすことができる。
【0010】
【実施例】次に、この発明を実施例により説明する。
【0011】実施例1 ステビアサイド0.02部(重量部、以下同じ)、アス
パルテーム0.05部及びクエン酸0.2部を水に溶解
して100部の氷製造用原液を調製し、この原液を殺菌
処理後凍結して厚さ5〜10mmの氷盤とし、これを砕い
て最大辺の長さが15mmの不定形をした氷片とした。こ
の氷片を融解しているチョコレート液に浸漬後取り出し
て氷の周面がチョコレートで被覆した氷菓を得た。
【0012】このチョコレートで被覆した氷菓は、食べ
たとき口の中で容易にかみ砕け、氷とチョコレートが口
の中で混ざって賞味でき、チョコレートの風味と氷の清
涼感が同時に楽しめる今までになかった楽しい冷菓とな
った。
【0013】実施例2 グレープフルーツ濃縮果汁2.0部、ステビアサイド
0.06部、水飴1部、砂糖1.5部、グアガム0.0
5部、リン酸アンモニウム塩0.01部を水に溶解して
100部の氷製造用原液を調製し、この原液を殺菌処理
後凍結して厚さ10〜15mmの氷盤とし、これを砕いて
最大辺の長さが10mmの不定形をした氷片とした。この
氷片を融解したチョコレート液が上からカーテン状に流
下している下を通すいわゆるエンロバーにてチョコレー
トで被覆して、チョコレートで被覆した氷菓を得た。
【0014】このチョコレートで被覆した氷菓は、食べ
たとき口の中で容易にかみ砕け、氷とチョコレートが口
の中で混ざり、チョコレートの風味と氷の清涼感が同時
に楽しめる今までになかった楽しい冷菓となった。
【0015】実施例3 レモンの濃縮果汁1.2部、アスパルテーム0.05
部、クエン酸0.1部及びカラギナン0.1部を水に溶
解して100部の氷製造用原液を調製し、この原液を殺
菌処理後凍結して厚さ10mmの氷板とした。この氷板を
砕いて最大径が15mmの氷塊とし、この氷塊を融解して
いる冷菓用のチョコレート液に浸漬後取り出して氷の周
面がチョコレートで被覆した氷菓を得た。
【0016】このチョコレートで被覆した氷菓は、食べ
たとき口の中で容易にかみ砕け、チョコレートの風味と
氷の清涼感が同時に楽しめる今までになかった楽しい冷
菓となった。
【0017】実施例4 水飴1.5部、濃縮果汁1.2部、アスパルテーム0.
05部を水に溶解して100部の氷製造用原液を調製
し、この原液を殺菌処理後凍結して厚さ5〜10mmの氷
盤とし、これを砕いて一辺が10mmの四角形をした氷片
とした。この氷片を融解しているチョコレート液に浸漬
後取り出して氷の周面がチョコレートで被覆した氷菓を
得た。
【0018】このチョコレートで被覆した氷菓は、食べ
たとき口の中で容易にかみ砕け、氷とチョコレートが口
の中で混ざって賞味でき、チョコレートの風味と氷の清
涼感が同時に楽しめる今までになかった楽しい冷菓とな
った。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口中で簡単に噛み砕ける大きさの氷片の
    周面をチョコレートで被覆したことを特徴とするチョコ
    レートで被覆した氷菓。
  2. 【請求項2】 口中で簡単に噛み砕ける大きさの氷片と
    は、最長部分が50mm以下で、しかも厚さが5〜15mm
    以下の氷片である請求項1に記載のチョコレートで被覆
    した氷菓。
  3. 【請求項3】 口中で簡単に砕ける大きさの氷片が一口
    で口中に入る大きさの氷片である請求項1及び請求項2
    に記載のチョコレートで被覆した氷菓。
  4. 【請求項4】 最長部分が50mm以下で、厚さが5〜1
    5mmの氷片の周面をチョコレートで被覆することを特徴
    とするチョコレートで被覆した氷菓の製造法。
  5. 【請求項5】 氷片の周面をチョコレートで被覆するこ
    とが、氷片を融解しているチョコレート液に浸漬した後
    引き上げることである請求項4に記載のチョコレートで
    被覆した氷菓の製造法。
  6. 【請求項6】 氷片の周面をチョコレートで被覆するこ
    とが、氷片を上から流下している融解チョコレートのカ
    ーテンの下を通すことである請求項4に記載のチョコレ
    ートで被覆した氷菓の製造法。
JP34615293A 1993-12-22 1993-12-22 チョコレートで被覆した氷菓及びその製造法 Expired - Fee Related JP3425462B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34615293A JP3425462B2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 チョコレートで被覆した氷菓及びその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34615293A JP3425462B2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 チョコレートで被覆した氷菓及びその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07177850A true JPH07177850A (ja) 1995-07-18
JP3425462B2 JP3425462B2 (ja) 2003-07-14

Family

ID=18381471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34615293A Expired - Fee Related JP3425462B2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 チョコレートで被覆した氷菓及びその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3425462B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1075794A1 (en) * 1999-08-13 2001-02-14 Friesland Brands B.V. Frozen food

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1075794A1 (en) * 1999-08-13 2001-02-14 Friesland Brands B.V. Frozen food
NL1012820C2 (nl) * 1999-08-13 2001-02-14 Friesland Brands Bv Bevroren voedingsmiddel met verbeterde verwerkbaarheid alsmede een werkwijze ter bereiding daarvan.

Also Published As

Publication number Publication date
JP3425462B2 (ja) 2003-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4353927A (en) Frozen dessert product
AU2009203075A1 (en) Foodstuff
US6299923B1 (en) Process for producing an ice confection
US20070048418A1 (en) Polyol coated food product
US3574639A (en) Liquid center confectionary product and process for producing the same
SK130199A3 (en) Method for the production of ice cream having two components
JP3883479B2 (ja) 含気複合油性菓子の製造方法
JP3425462B2 (ja) チョコレートで被覆した氷菓及びその製造法
JPH01262779A (ja) 冷凉飲料用氷
JP4576176B2 (ja) 酒類入りチョコレート菓子及びその製造方法
AU2014361106B2 (en) Process for shaping a frozen confectionery product
JPS59173048A (ja) 被覆冷菓の製造法
JP2006141230A (ja) 梅果実入りチョコレート菓子
JPH08126476A (ja) チョコレートで被覆した棒状の氷菓の製造法
EP3509429B1 (en) A frozen confectionery product
JPS646745B2 (ja)
JP3950159B1 (ja) フルーツチョコレートの製造方法
JPH0313860B2 (ja)
JPH08228687A (ja) 低温喫食用チョコレート菓子
JP4098445B2 (ja) ガナッシュ類の製造方法
JPH0670689A (ja) ソフト冷菓の製法
JPH0737507Y2 (ja) 難融解性氷塊
JPS60196153A (ja) 膜付冷菓の製法
JPH10276676A (ja) 小粒アイスおよびその製造方法
JP2021083438A (ja) 冷菓及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees