JPH07175805A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

Info

Publication number
JPH07175805A
JPH07175805A JP5319447A JP31944793A JPH07175805A JP H07175805 A JPH07175805 A JP H07175805A JP 5319447 A JP5319447 A JP 5319447A JP 31944793 A JP31944793 A JP 31944793A JP H07175805 A JPH07175805 A JP H07175805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
document
plate
information
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5319447A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Hayama
和裕 羽山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5319447A priority Critical patent/JPH07175805A/ja
Publication of JPH07175805A publication Critical patent/JPH07175805A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 図版データを伴なう文書データのデータサイ
ズを小さくできるようにする。 【構成】 図版データ作成時、入力装置1で印刷時の差
し込み図版であることを指定し、その情報を図版種情報
部35に記憶し、文書データ印刷時にその情報に基づい
て外部記憶装置12内の差し込み図版データを指定し、
その指定された差し込み図版データを読み込んで一時展
開記憶部3に展開し、文書展開部22によってその差し
込み図版データを前記図版配置位置情報に基づいて一時
展開記憶部3から出力用データ記憶部6に展開されてい
る文章データの図版配置位置に複写展開して差し込んで
印刷装置8によって印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文書データ及び図版
データの作成と編集と印刷機能を有するワードプロセッ
サ(WP)やデスクトップパブリッシング(DTP)等
の文書作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワードプロセッサ(WP)やデス
クトップパブリッシング(DTP)等の文書作成装置が
多用されているが、このような文書作成装置では、情報
処理の対象が主に文字等の文章データ及び図や表などの
図版データからなる文書データである。
【0003】また、作成する文書の形態も多種多様とな
り、画像データの編集機能の充実と画像読取装置の普及
や、レーザプリンタ等の高密度化したデータを印刷でき
る印刷装置の普及などの理由によって、文章中に写真な
どの図版を配置した文書を作成したり、その写真等の画
像データを美しく印刷できるようになってきている。そ
の結果、1つの文書データのデータ量が以前にも増して
多量になっている。
【0004】ところが、文書データを登録するメディア
として大容量のデータを記録可能な光ディスクなどの記
録媒体が利用されるようになってきているが、光ディス
ク等の大容量記録媒体よりも記録容量は少ないがフロッ
ピディスクの方が安価なため、依然として記憶媒体とし
て一般的に使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
文書作成装置では、図版混じりの文書を作成する場合、
その図版の1つ1つを各データの対象の編集装置によっ
て編集して、そのデータをその文書のデータの1部とし
て記録し保管しているので、その図版データが画像デー
タの場合、文書データのデータサイズが拡大する。
【0006】したがって、そのような文書データを1メ
ガバイト程度の小容量のフロッピディスクに登録する
と、その文書データを1枚のフロッピディスクに登録で
きなくなることがあり、そのようなときには、文書デー
タをいくつかに分割して別々のフロッピディスクに登録
しなければならなくなり、文書登録や文書印刷の際に手
間がかかり、使い勝手の悪いものとなる問題があった。
【0007】また、記録媒体に同一の図版データを持つ
文書データを複数登録するのでは、同じ図版データを重
複して複数個登録することになり、記録媒体のメモリ容
量を効率良く使用することができなくなるという問題も
あった。さらに、記録媒体に同一の図版データを持つ文
書データを複数登録した場合、その図版データを修正す
る際に、それぞれ修正作業を施さなければならなくなっ
て作業効率が悪くなってしまうという問題もあった。
【0008】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、図版データを伴なう文書データのデータサイズ
を小さくできるようにすることを目的とする。また、複
数の文書データに用いた同一図版データの修正作業を能
率良く行なえるようにすることも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による文書作成
装置は、上記の目的を達成するため、文字等の文章デー
タ及び画像等の図版データを入力する入力手段と、その
手段によって入力された文章データ及び図版データに指
示された各種の編集処理を施す手段と、上記手段によっ
て入力又は編集された文章データ及び図版データとその
文書データを割り付けるための割付領域情報とその図版
データを配置するための図版配置位置情報とを記憶する
記億手段と、その手段に記憶された文章データを割付領
域情報に基づいて割付け、図版データを図版配置位置情
報に基づいて配置して印刷する印刷手段を備えている。
【0010】さらに、上記図版データに対して印刷時の
差し込み図版であることを指定する差し込み図版指定手
段と、その手段によって指定された差し込み図版である
ことの情報を記憶する手段と、文書データ印刷時に該情
報に基づいて差し込み図版データを指定する手段と、そ
の手段によって指定された差し込み図版データを上記図
版配置位置情報に基づいて文章データに差し込んで印刷
する差し込み印刷手段を設けたものである。
【0011】また、文書編集中は上記図版配置位置情報
に基づく図版配置領域を差し込み図版であることが判別
可能なマークで表示する手段を設けるとよい。さらに、
上記差し込み印刷手段が、差し込み図版データをその図
版サイズ情報と図版配置位置情報に基づいて変倍処理を
施す手段を有するようにするとよい。
【0012】
【作用】この発明による文書作成装置は、図版データに
対して印刷時の差し込み図版であることを指定し、その
指定された差し込み図版であることの情報を記憶して、
文書データ印刷時にその情報に基づいて差し込み図版デ
ータを指定し、その指定された差し込み図版データを図
版配置位置情報に基づいて文章データに差し込んで印刷
するので、文書データ内に実際の図版データをもたせず
に1文書のデータ量を小さくして登録し、印刷時に文章
データ中の配置位置に図版データを差し込んで印刷する
ことができる。
【0013】また、文書編集中は図版配置位置情報に基
づく図版配置領域を差し込み図版であることが判別可能
なマークで表示するようにすれば、編集中に他の図版デ
ータとの区別が容易になる。さらに、差し込み図版デー
タをその図版サイズ情報と図版配置位置情報に基づいて
変倍処理を施すようにすれば、差し込み図版データを文
章データ中の配置位置に収まる大きさに変えて差し込む
ことができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例である文書
作成装置の構成を示すブロック図であり、図2は図1の
処理装置及び記憶装置の機能構成を示すブロック図であ
る。
【0015】この文書作成装置は、入力装置1,入力制
御部2,一時展開記憶部3,読取装置制御部4,画像読
取装置5,出力用データ記憶部6,印刷制御部7,印刷
装置8,処理装置9,画面制御部10,表示装置11,
外部記憶装置12,外部記憶制御部13,記憶制御部1
4,及び記憶装置15からなる。
【0016】入力装置1は、文書作成,編集,図版差し
込み等に係る各種操作指示を入力するキーボードやポイ
ンティングデバイス等の入力装置である。入力制御部2
は、入力装置1の入力制御を司る。一時展開記憶部3
は、文章データ中に差し込む図版データを一時的に展開
するメモリである。読取装置制御部4は、画像読取装置
5の画像読み取りの制御を司る。画像読取装置5は、原
稿に記載された図や表等の図版の画像を読み取る。
【0017】出力用データ記憶部6は、文章データ,図
版データ,及び差し込み図版データを展開するビットマ
ップメモリである。印刷制御部7は、印刷装置8の印刷
制御を司る。印刷装置8は、文章データ,図版データ,
及び差し込み図版データ等からなる文書データを用紙に
印刷するレーザプリンタやドットプリンタ等のプリンタ
である。
【0018】処理装置9は、CPU,ROM,及びRA
M等からなるマイクロコンピュータを内蔵し、各種の機
能を実現する。図2に示すように、図示を省略した文書
作成・編集等に係る機能部の他に、処理指示部21,文
書展開部22,及び図版配置処理部23を備えている。
【0019】図における処理指示部21は、文書展開部
22及び図版配置処理部23に対する処理指示と、文書
作成及び編集に係る各種の処理指示と、この発明による
文章データへの図版データの差し込みに係る処理指示
と、文書編集中の差し込み図版データの配置位置に差し
込み図版であることを判別可能なマークを表示する処理
指示と、差し込み図版データを図版配置位置情報に基づ
く領域の大きさに合わせて縮小又は拡大の変倍をする処
理指示と、表示装置11に各種のメニューを表示する処
理等を行なう。
【0020】文書展開部22は、文書割付け情報部33
の文書割付け情報と図版配置位置情報部34の図版配置
位置情報に基づいて文章データと図版データを出力用デ
ータ記憶部6に展開する処理、文書割付け情報部33の
文書割付け情報と図版配置位置情報部34の図版配置位
置情報に基づいて出力用データ記憶部6に文章データに
差し込み図版データを差し込んで展開する処理、文書編
集中の差し込み図版データの配置位置に差し込み図版で
あることを判別可能なマークを展開する処理等を行な
う。
【0021】図版配置処理部23は、図版配置位置情報
部34に図版配置位置情報を、図版種情報部35に図版
種類の情報をそれぞれ格納する処理等を行なう。図1に
戻って、画面制御部10は表示装置11の表示制御を司
る。表示装置11は、文書データや各種のメッセージ等
を表示するCRT,LCD等のディスプレイである。
【0022】外部記憶装置12は、文章データ,図版デ
ータ,文書割付け情報,及び図版配置位置情報等の各種
データを記憶する光ディスク装置やフロッピディスク装
置等の記憶装置である。外部記憶制御部13は、外部記
憶装置12に対するデータの読み書きの制御を司る。
【0023】記憶制御部14は、記憶装置15に対する
データの読み書きの制御を司る。記憶装置15は、図2
に示すように、文書記憶部31,図版記憶部32,文書
割付け情報部33,図版配置位置情報部34,及び図版
種情報部35の各機能を備えたメモリであり、その文書
記憶部31には文書データを、図版記憶部32には図版
データを、文書割付け情報部33には文書割付け情報
を、図版配置位置情報部34には図版の位置,高さ,及
び幅等の図版配置位置情報を、図版種情報部35には図
版の種類の情報をそれぞれ記憶する。
【0024】したがって、上記文書作成装置は、文字等
の文章データ及び画像等の図版データを入力する入力手
段と、その入力された文章データ及び図版データに指示
された各種の編集処理を施す手段と、入力又は編集され
た文章データ及び図版データと該文書データを割り付け
るための割付領域情報を記憶する記億手段と、その図版
データを配置するための図版配置位置情報を記憶する記
億手段を備えている。
【0025】さらに、文章データを割付領域情報に基づ
いて割付け、図版データを図版配置位置情報に基づいて
配置して印刷する印刷手段と、図版データに対して印刷
時の差し込み図版であることを指定する差し込み図版指
定手段と、その指定された差し込み図版であることの情
報を記憶する手段を備えている。
【0026】また、文書データ印刷時にその情報に基づ
いて差し込み図版データを指定する手段と、その指定さ
れた差し込み図版データを図版配置位置情報に基づいて
文章データに差し込んで印刷する差し込み印刷手段を備
えている。さらに、文書編集中は図版配置位置情報に基
づく図版配置領域を差し込み図版であることが判別可能
なマークで表示する手段と、差し込み図版データをその
図版サイズ情報と図版配置位置情報に基づいて変倍処理
を施す手段を備えている。
【0027】次に、この文書作成装置の処理について説
明する。通常、文書編集する際は、使用者によって入力
装置1から文字列等の文章,図版,編集指示が入力され
るのを待つ。そして、文書作成装置における文章,図
版,編集指示の入力処理については公知技術によって一
般化されているので、ここではその説明を省略する。
【0028】文書データを印刷する場合、処理装置9内
の処理指示部21の指示によって、外部記憶装置12内
にある印刷対象の文書データの文章データ,図版デー
タ,文書割付け情報,図版配置位置情報をそれぞれ文書
記憶部31,図版記憶部32,文書割付け情報部33,
及び図版配置位置情報部34に読み込み、文書展開部2
2が文書割付け情報と図版配置位置情報に基づいて文章
データ,図版データを割り付けて出力用データ記憶部6
に展開し、その展開されたデータを印刷制御部7によっ
て印刷装置8に出力する。
【0029】次に、文書編集中のページ内の図版を印刷
時の差し込み図版と指定する操作及び処理について説明
する。まず、使用者は入力装置1によって図版作成の指
定を行なう。例えば、ポインティングデバイスを用い
て、表示装置11に表示される図版作成指示メニューに
対して図版の用紙上の位置,高さ,幅,大きさ等の図版
配置位置情報を指定する。
【0030】その指定された図版配置位置情報を、処理
指示部21が図版配置処理部23に伝達して図版配置位
置情報部34に格納する。その後、表示装置11に図版
種選択メニューを表示し、使用者にその図版の図版種類
を指定させる作業を促す。
【0031】図3は表示装置11に表示する図版種選択
メニューの一例を示す図である。同図に示すように、例
えば、図版種選択メニューには、「図形」「画像」「差
し込み図形」「差し込み画像」等の図版種類の指定項目
を表示する。
【0032】その図版種選択メニューによって図版種類
が指定されると、その指定された図版種類の情報を登録
する。例えば、印刷時差し込み図版と指定された場合、
処理指示部21によってその指示された図版種類の情報
を図版配置処理部23に伝達して図版種情報部35に格
納する。
【0033】表1は図版配置位置情報部34のデータフ
ォーマットの一例を示す表、表2は表1の各図版位置情
報内のデータフォーマットの一例を示す表、表3は図版
種情報部35のデータフォーマットの一例を示す表であ
る。
【0034】表1に示すように、図版位置情報部34に
は、第1〜第n+1図版位置情報までの図版毎の位置情
報を格納する。そして、表2に示すように、各図版位置
情報には、それぞれ図版開始位置X座標,図版開始位置
Y座標,図版幅,及び図版高さ等の情報を格納する。
【0035】また、表3に示すように、図版種情報部3
5には第1〜第n+1図版位置情報までの図版毎の図版
種類の情報を格納する。その図版種類の情報には、例え
ば、図形,画像,差し込み図形,差し込み画像等があ
る。
【0036】このようにして、文書データの文章データ
中に実際の図版データの内容を含めず、印刷時に差し込
み図版データとして差し込むので、1文書データのデー
タ量を少なくすることができる。したがって、小容量の
フロッピディスクに図版入りの文書のデータ量を少なく
して登録させることができる
【0037】次に、文書編集中は上述のようにして作成
された差し込み図版データを文章中で差し込み図版であ
ることが判別できるマークで表示する。まず、文書展開
部22が更新された図版配置位置情報と図版種情報部3
5の図版種類の情報に基づいて文書記憶部31の文章デ
ータの図版配置位置に差し込み図版ならば出力用データ
記憶部6に新たに展開する。
【0038】つまり、図版種類の情報が差し込み図形又
は差し込み画像(印刷時差し込み)である場合、その図
版データの具体的なデータ内容を展開せずに、代わりに
それが図版データであることが判別可能なマークを展開
し、画面制御部10へ伝達して表示装置11に表示す
る。
【0039】図6は、表示装置11における文章中の差
し込み図版であることが判別可能なマークの一表示例を
示す図である。同図に示すように、画面中の文章データ
40中の図版データ42に差し込み図版であることを判
別可能なマークを表示する。例えば、そのマークは他の
図版と区別できるように網掛け模様やハッチングで表示
したり、文章や他の図版と異なる色で表示したりすると
よい。また、各図版データ41〜43にはそれぞれ「図
版1」「図版2」「図版3」等の識別子を表示して、各
図版を識別可能にすると良い。
【0040】このようにして、差し込み図版データをマ
ークで判別可能に表示することにより、文書編集中に他
の図版データとの区別が容易になり、文書作成及び編集
作業を能率良く行なえる。
【0041】次に、印刷時差し込み図版データを含む文
書データを印刷するときの処理について説明する。ま
ず、処理指示部21の指示によって外部記憶装置12内
の印刷対象の文書データの文章データ,図版データ,文
書割付け情報,図版配置位置情報,図版種類の情報をそ
れぞれ文書記憶部31,図版記憶部32,文書割付け情
報部33,図版配置位置情報部34,及び図版種情報部
35に読み込む。
【0042】その後、処理指示部21が図版種類の情報
を元にして表示装置11に差し込み図版指定メニューを
表示し、使用者による差し込み図版の選択と指示を促し
て、差し込み図版の図版データの指定を待つ。
【0043】図4は、表示装置11に表示される差し込
み図版指定メニューの一表示例を示す図である。同図に
示すように、例えば、図版指定メニューには、「スキャ
ナ読み込み」「ファイル読み込み」等の差し込み図版デ
ータの読み込み手段を選択する選択項目を表示する。そ
のスキャナ読み込みは、画像読取装置5からの図版デー
タ入力であり、ファイル読み込みは、外部記憶装置12
からの図版データ入力である。
【0044】ファイル読み込みが指定され、差し込み図
版データが外部記憶装置12内からのファイル読み込み
による1データのとき、文書展開部22は、外部記憶装
置12内からそのデータファイルを読み込み、その差し
込み図版データを一時展開記憶部3に展開する。
【0045】また、スキャナ読み込みが指定され、差し
込み図版データが画像読取装置5からのスキャナ読み込
みであるとき、文書展開部22は、画像読取装置5から
読み取った画像を読取装置制御部4を介して一時展開記
憶部3へ送って差し込み図版データとして展開する。
【0046】したがって、この場合、入力装置1は画像
データを図版データとして指示する指示手段に相当し、
一時展開記憶部3が画像読取装置5から読み取った差し
込み図版データである画像データを一時的に記憶する手
段に相当する。
【0047】そして、文書展開部22は文書割付け情報
部33の文書割付け情報と図版配置位置情報部35の図
版配置位置情報に基づいて、出力用データ記憶部6の文
章データの図版配置位置に一時展開記憶部3に展開され
ている差し込み図版データを複写展開して差し込み、そ
の展開された文書データを印刷制御部7によって印刷装
置8に出力する。
【0048】なお、差し込み図版データを図版サイズ情
報と共に1文書データとして管理し、その管理下にある
図版データを差し込み図版データとして指示するように
すれば、図版データの差し込み処理を能率良く行なえ
る。
【0049】このようにして、任意の図版データを文章
データ中の任意の位置に編集すること無く展開すること
ができる。また、1つの図版データを複数回使用する場
合、1つの図版データのみを修正すれば、その図版デー
タを使用する全文章データを修正することができるの
で、1つの図版の修正を文書データ全体に反映すること
ができ、作業効率が上がると共に修正漏れを防ぐことが
できる。そして、同じ図版データを複数登録する必要が
ないので、大容量の光ディスクの記憶領域を有効に使用
することができ、小容量のフロッピディスクを使用した
場合にはより多くの文書データを1枚に登録することが
できる。
【0050】次に、文章中に差し込み図版データを配置
位置の領域の大きさに変倍して差し込むときの処理につ
いて説明する。まず、処理指示部21の指示によって、
外部記憶装置12内の印刷対象の文書データの文章デー
タ,図版データ,文書割付け情報,図版配置位置情報,
図版種類の情報をそれぞれ文書記憶部31,図版記憶部
32,文書割付け情報部33,図版配置位置情報部3
4,及び図版種情報部35に読み込む。
【0051】その後、その図版種類の情報を元にして表
示装置11に差し込み図版指定メニューを表示し、使用
者に対して差し込み図版の選択と指示を促して、差し込
み図版の図版データの指定を待つ。
【0052】図版データの指定により、文書展開部22
は文書割付け情報部33の文書割付け情報と図版配置位
置情報部34の図版配置位置情報に基づいて、文書記憶
部31の文章データと図版記憶部32の図版データと差
し込み図版データを出力用データ記憶部6に展開し、そ
の展開されたデータを印刷制御部7によって印刷装置8
に出力する。
【0053】ファイル読み込みが指定され、差し込み図
版データが外部記憶装置12内からのファイル読み込み
による1データのとき、文書展開部22は、外部記憶装
置12からそのデータファイルから読み込んだ差し込み
図版データを一時展開記憶部3に展開する。
【0054】そして、データファイルの図版データの大
きさ(図版サイズ)と図版配置位置情報の図版データの
大きさ(図版サイズ)の情報とに基づいて、一時展開記
憶部3に展開されている図版データのサイズを文章デー
タ中の図版配置位置情報に基づく差し込み領域の大きさ
に収まるように縮小又は拡大する画像変倍処理を施し、
その変倍処理後の図版データを出力用データ記憶部6の
文章データ中の図版配置位置に複写展開して差し込み、
その展開されたデータを印刷制御部7によって印刷装置
8に出力する。
【0055】また、スキャナ読み込みが指定され、差し
込み図版データが画像読取装置5からのスキャナ読み込
みであるとき、処理指示部21は、表示装置11に図版
データの読み込みサイズ指定メニューを表示する。使用
者はそのメニューによって読取画像のサイズを入力す
る。その後、文書展開部22は、画像読取装置5から読
み取った画像を読取装置制御部4を介して一時展開記憶
部3へ送って差し込み図版データとして展開する。
【0056】そして、入力された読取画像の大きさ(図
版サイズ)と図版配置位置情報の図版データの大きさ
(図版サイズ)の情報とに基づいて、一時展開記憶部3
に展開されている読取画像データのサイズを文章データ
中の図版配置位置情報に基づく差し込み領域の大きさに
収まるように縮小又は拡大する画像変倍処理を施し、そ
の変倍処理後の図版データを出力用データ記憶部6の文
章データ中の図版配置位置に複写展開して差し込み、そ
の展開されたデータを印刷制御部7によって印刷装置8
に出力する。
【0057】図5は、表示装置11の読み込みサイズ指
定メニューの一表示例を示す図である。その読み込みサ
イズ指定メニューは、画像読取装置5によって図版デー
タとしての画像を読み取るときの画像サイズの縦及び横
の大きさをミリ単位で入力するエリアを備えている。
【0058】したがって、入力装置1は差し込み図版デ
ータのサイズを入力する手段に相当し、文書展開部22
はその入力された図版データのサイズと文章の図版配置
位置情報に基づいて変倍処理を施し、変倍処理後の図版
データを差し込み領域に収まる差し込み図版データとす
る手段に相当する。
【0059】このようにして、差し込み図版データを差
し込み領域に収まるように変倍処理を施すことにより、
差し込み図版データの大きさを意識することになく図版
データの差し込み作業を行なえ、文書作成の作業効率を
向上させることができ、同じ内容ながら複数の大きさの
図版データを記憶して保存する必要がなくなり、記録媒
体のメモリ容量を有効に活用できる。
【0060】
【表1】
【0061】
【表2】
【0062】
【表3】
【0063】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る文書作成装置によれば、文書データ内に実際の図版デ
ータをもたせず、印刷時に文章データ中の配置位置に図
版データを差し込んで印刷するので、1文書のデータ量
を小さくして登録することができ、記録媒体のメモリ容
量を効率良く使用することができ、複数文書の図版デー
タの修正作業も能率良く行なえるようにすることができ
る。
【0064】また、編集中に差し込み図版データと他の
図版データとの区別を容易にしたり、差し込み図版デー
タを自動的に差し込み図版の配置位置の領域の大きさに
収まるように変えて差し込んだりできるので、文書の編
集作業を能率良く行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である文書作成装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の処理装置及び記憶装置の機能構成を示す
ブロック図である。
【図3】図1の表示装置11に表示する図版種選択メニ
ューの一例を示す図である。
【図4】図1の表示装置11に表示される差し込み図版
指定メニューの一表示例を示す図である。
【図5】図1の表示装置11の読み込みサイズ指定メニ
ューの一表示例を示す図である。
【図6】図1の表示装置11における文章中の差し込み
図版であることが判別可能なマークの一表示例を示す図
である。
【符号の説明】 1:入力装置 2:入力制御部 3:一時展開記憶部 4:読取装置制御部 5:画像読取装置 6:出力用データ記憶部 7:印刷制御部 8:印刷装置 9:処理装置 10:画面制御部 11:表示装置 12:外部記憶装置 13:外部記憶制御部 14:記憶制御部 15:記憶装置 21:処理指示部 22:文書展開部 23:図版配置処理部 31:文書記憶部 32:図版記憶部 33:文書割付け情報部 34:図版配置位置情報部 35:図版種情報部 40:文章データ 41〜43:図版データ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字等の文章データ及び画像等の図版デ
    ータを入力する入力手段と、該手段によって入力された
    文章データ及び図版データに指示された各種の編集処理
    を施す手段と、前記手段によって入力又は編集された文
    章データ及び図版データと該文書データを割り付けるた
    めの割付領域情報と該図版データを配置するための図版
    配置位置情報とを記憶する記億手段と、該手段に記憶さ
    れた文章データを割付領域情報に基づいて割付け、図版
    データを図版配置位置情報に基づいて配置して印刷する
    印刷手段とを備えた文書作成装置において、 前記図版データに対して印刷時の差し込み図版であるこ
    とを指定する差し込み図版指定手段と、該手段によって
    指定された差し込み図版であることの情報を記憶する手
    段と、文書データ印刷時に該情報に基づいて差し込み図
    版データを指定する手段と、該手段によって指定された
    差し込み図版データを前記図版配置位置情報に基づいて
    文章データに差し込んで印刷する差し込み印刷手段とを
    設けたことを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書作成装置において、
    文書編集中は前記図版配置位置情報に基づく図版配置領
    域を差し込み図版であることが判別可能なマークで表示
    する手段を設けたことを特徴とする文書作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の文書作成装置において、
    前記差し込み印刷手段に、差し込み図版データをその図
    版サイズ情報と図版配置位置情報に基づいて変倍処理を
    施す手段を有することを特徴とする文書作成装置。
JP5319447A 1993-12-20 1993-12-20 文書作成装置 Pending JPH07175805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5319447A JPH07175805A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 文書作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5319447A JPH07175805A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 文書作成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07175805A true JPH07175805A (ja) 1995-07-14

Family

ID=18110309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5319447A Pending JPH07175805A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 文書作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07175805A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58208865A (ja) 文書作成装置
JPH07175805A (ja) 文書作成装置
JP4304899B2 (ja) 画像処理システムおよび画像処理方法
JP2000067078A (ja) データ処理方法及び装置
JP3161744B2 (ja) 情報処理装置
JP2744228B2 (ja) 画像処理装置
JP2902736B2 (ja) マルチメディアデータプロジェクタ装置
JPH10235939A (ja) 点字・点図混在文書作成装置
JP2744234B2 (ja) 文書処理装置
JP2839139B2 (ja) 文書処理方法
JP2576856B2 (ja) 文章作成装置
JP3560388B2 (ja) 文書管理装置
JPS63165852A (ja) 雑誌編集システム
JP3040398B2 (ja) 画像処理装置
JPS63250687A (ja) 文書デ−タ編集装置
JP2000076472A (ja) プログラム記憶媒体
JPH11110372A (ja) 文書編集装置及びその文書編集方法並びに記録媒体
JP2974638B2 (ja) 文書処理装置及び方法
JP3317565B2 (ja) 電子ファイル装置
JPH05174022A (ja) ドキュメント作成支援装置
JP4844364B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JPH0785298A (ja) 文書レイアウト編集装置
JPH08161308A (ja) 文書処理装置
JPS62229289A (ja) 文書処理装置
JPH1027256A (ja) 文字入力装置