JPH07175077A - 液晶表示素子の構造及びその製造方法 - Google Patents
液晶表示素子の構造及びその製造方法Info
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- JPH07175077A JPH07175077A JP34437193A JP34437193A JPH07175077A JP H07175077 A JPH07175077 A JP H07175077A JP 34437193 A JP34437193 A JP 34437193A JP 34437193 A JP34437193 A JP 34437193A JP H07175077 A JPH07175077 A JP H07175077A
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/321—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
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Abstract
晶パネルとの界面剥離性を向上させ、リペア工数を削減
するとともにリペア時のパネル端子損傷を防ぐ。 【構成】 画像を表示させる液晶パネル(1)と、それ
を駆動させるためのICを搭載したTCPと、その両者
を接続するために用いる、接着剤としての樹脂成分
(6)と電気的接続を行う導電粒子(4)とからなる異
方性導電テープとを有する液晶表示素子において、液晶
パネル(1)と異方性導電テープとの間にシリコンオイ
ル層(2)を設けた構成となっている。 【効果】 本発明により異方性導電テープと、液晶パネ
ル間の界面剥離性が向上しリペア作業時間が従来の1/
3になるとともにリペアによる端子の損傷がなくなっ
た。
Description
びその製造方法に関し、特に接続の手段として異方性導
電テープ(以下「ACF」)を用いた液晶表示素子の構
造及びその製造方法に関する。
は、以下のとおりである。図3の従来技術の図に示すよ
うに、液晶パネル(1)の端子部のCr配線(3)と、
TCP(Tape Carrier Package)のベースフイルム
(7)上のCu配線(5)との電気的な接続は、ACF
中の導電粒子(4)を介して行われる。ACFは、接着
剤としての樹脂成分(6)と電気的接続を行う導電粒子
(4)とからなる材料である。接続のプロセスとして
は、まず、液晶パネル(1)の端子部にACFを貼りつ
ける。その上に顕微鏡で位置合わせを行ったTCPをの
せ、TCPの上から熱と圧力を加えてやる(熱圧着)。
すると液晶パネル上のCr配線(3)とTCP上のCu
配線(5)との間にACF中の導電粒子(4)がはさま
り、両者が電気的に接続される。また、熱を加えてやる
ことでACF中の樹脂(6)が硬化し、この両者が剥れ
ないように接着される。
不良が発生した場合はTCPの交換(リペア)を行う必
要がある。リペアの方法は、TCPを引き剥がしたのち
に硬化したACFをアルコール等である程度除去し、さ
らにヘラなどで残渣をとりのぞいたうえで再度新しいA
CFとTCPを貼りつけ、熱圧着をするという作業が行
われていた。
は、図3に示すように液晶パネル(1)の上に、直接A
CFを貼りつけた構造になっていた。この従来の構造で
は、液晶パネル(1)と、ACF中の樹脂(6)との接
着力が非常に強く、リペア時のACF除去に時間がかか
るとともに、ヘラなどで削る際にパネル端子(3)を傷
つけてしまうという問題点があった。そこで、リペア性
を良くするためにACFとパネル間の界面剥離性を向上
させる必要がある。この界面剥離性を向上させる方法と
しては、例えば、包装用接着テープの界面にシリコン等
の剥離剤を塗布した例が実開昭57−138955に見
うけられる。しかしながら液晶表示素子に適用した例は
なく、その方法も確立されていなかった。
せる液晶パネルと、それを駆動させるためのICを搭載
したTape Carrier Package(以下TCP)と、その両者
を接続させるために用いる異方性導電テープ(以下AC
F)とを有する液晶表示素子において、液晶パネルとA
CFとの間にシリコンオイル層を設けることを特徴とす
る液晶表示素子であり、また、液晶パネルまたはプリン
ト基板に異方性導電テープを貼りつける前に、液晶パネ
ル端子、またはプリント基板、または、異方性導電テー
プ表面にシリコンオイル層を形成することを特徴とする
液晶表示素子の製造方法である。
とACFとの間にシリコンオイル層を設けているので、
液晶パネルとACFとの界面剥離性を向上させているも
のである。
説明する。 [実施例1]図1は、本発明の一実施例の液晶表示素子
の断面図であり、図4はこの液晶表示素子におけるシリ
コンオイル層の形成例を示す図である。図1に示すよう
に、この液晶表示素子の構造は、画像を表示させる液晶
パネル(1)に接続端子にあたるCr配線(3)を設
け、また、それを駆動させるためのICを搭載したTC
Pのベースフイルム(7)にはCu配線(5)が設けら
れており、この両者を電気的に接続させるためにACF
(異方性導電テープ)を有している。また液晶パネル
(1)とACFとの間にシリコンオイル層(2)が設け
られている。ACFは、接着剤としての樹脂成分(6)
と電気的接続を行う導電粒子(4)と含む材料である。
液晶パネル(1)の端子部のCr配線(3)と、TCP
のベースフイルム(7)上のCu配線(5)との電気的
な接続は、図のようにACF中の導電粒子(4)がシリ
コンオイル層(2)の下のCr配線(3)と接触してい
るので、この導電粒子(4)を介して行われる。シリコ
ンオイル層(2)は液晶パネルとACFに対して界面剥
離性を有しているものである。
の製造方法は、図4に示すように、端子部のCr配線
(3)を設けた液晶表示パネル(1)上にシリコンゴム
(11)をのせ、その上から熱と圧力で押してやると、
液晶パネルにシリコンゴムが押しつけられ、ゴムからし
み出たシリコンオイルが液晶パネルに付着する。このシ
リコンオイル層の厚さは、加えた温度、時間、圧力など
で変えることができる。例えば、温度45℃、時間1
分、圧力3kgf /cm2 の条件で、400オングストロー
ム程度のシリコン薄膜が形成される。この例は、液晶パ
ネル側にシリコンオイル層を形成させた例であるが、液
晶パネルにACFを貼りつける前に、ACF表面にシリ
コンオイル層を形成することもできる。ACFにシリコ
ンオイル層を形成するには、ACF製造時、樹脂(接着
剤)の上からシリコンオイルを噴霧して形成する。 さ
て、このようにして形成したシリコンオイル層を液晶表
示素子に用いたのが実施例の1である(図1)。この実
施例では、液晶パネルとACFの間にシリコンオイル層
を設けることで液晶パネルとACFとの界面剥離性を向
上させている。
に示す。プリント基板(9)上のCu配線(12)とフ
レキシブルケーブル(10)の電気的接続をACFを介
して行うときに、プリント基板の表面に実施例1と全く
同様、プロセスでシリコンオイル層(2)を形成する
と、プリント基板とACFとの界面剥離性が向上する。
このように、実施例2では、液晶表示素子のみならず、
ACFを介して電気的接続を行う、あらゆる分野に適用
できることを示している。
液晶パネルとACFの間にシリコンオイル層を設けたの
で、ACFと液晶パネル間の界面剥離性が向上した。こ
の具体的な効果として、リペアの作業時間が従来の1T
CPあたり15分かかっていたものが、5分で行えるよ
うになり3倍の効率アップにつながった。また、従来リ
ペアを行うと端子の損傷で5%程度不良が発生したが、
本発明により、リペアによる端子損傷が0%となったと
いう効果を奏するものである。
レキシブルケーブルとの接続断面図
示す図
Claims (5)
- 【請求項1】 画像を表示させる液晶パネルと、それを
駆動させるためのICを搭載したTCPと、その両者を
接続させるために用いる異方性導電テープとを有する液
晶表示素子において、液晶パネルと異方性導電テープと
の間にシリコンオイル層を設けたことを特徴とする液晶
表示素子の構造。 - 【請求項2】 プリント基板と異方性導電テープの接続
界面にシリコンオイル層を設けることを特徴とする液晶
表示素子の構造。 - 【請求項3】 液晶パネルまたはプリント基板に異方性
導電テープを圧着する液晶表示素子の製造方法におい
て、液晶パネルまたはプリント基板に異方性導電テープ
を貼りつける前に、液晶パネル端子表面にシリコンオイ
ル層を形成することを特徴とする請求項1または請求項
2に記載の液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項4】 液晶パネルまたはプリント基板に異方性
導電テープを圧着する液晶表示素子の製造方法におい
て、液晶パネルまたはプリント基板に異方性導電テープ
を貼りつける前に、異方性導電テープ表面にシリコンオ
イル層を形成することを特徴とする請求項1または請求
項2に記載の液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項5】 シリコンオイル層が、シリコンゴムを押
圧して形成することを特徴とする請求項3または請求項
4に記載の液晶表示素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5344371A JP2880894B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 液晶表示素子の構造及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP5344371A JP2880894B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 液晶表示素子の構造及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07175077A true JPH07175077A (ja) | 1995-07-14 |
JP2880894B2 JP2880894B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=18368724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5344371A Expired - Fee Related JP2880894B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 液晶表示素子の構造及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2880894B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006339163A (ja) * | 2006-06-08 | 2006-12-14 | Hitachi Chem Co Ltd | 電極の接続方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5638709A (en) * | 1979-09-06 | 1981-04-14 | Furukawa Electric Co Ltd | Method of manufacturing crosslinkeddrubber or plasticcinsulated electric power cable |
JPH0513119A (ja) * | 1991-07-04 | 1993-01-22 | Sharp Corp | 電子部品接続用テープコネクタ |
JPH0527250A (ja) * | 1991-07-23 | 1993-02-05 | Nec Corp | 液晶表示装置 |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP5344371A patent/JP2880894B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5638709A (en) * | 1979-09-06 | 1981-04-14 | Furukawa Electric Co Ltd | Method of manufacturing crosslinkeddrubber or plasticcinsulated electric power cable |
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JPH0527250A (ja) * | 1991-07-23 | 1993-02-05 | Nec Corp | 液晶表示装置 |
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JP2006339163A (ja) * | 2006-06-08 | 2006-12-14 | Hitachi Chem Co Ltd | 電極の接続方法 |
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JP2880894B2 (ja) | 1999-04-12 |
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