JPH07172727A - エレベータ駆動用減速機のバックラッシュ測定装置 - Google Patents

エレベータ駆動用減速機のバックラッシュ測定装置

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Publication number
JPH07172727A
JPH07172727A JP32226693A JP32226693A JPH07172727A JP H07172727 A JPH07172727 A JP H07172727A JP 32226693 A JP32226693 A JP 32226693A JP 32226693 A JP32226693 A JP 32226693A JP H07172727 A JPH07172727 A JP H07172727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheave
elevator
speed reducer
rotary encoder
backlash
Prior art date
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Pending
Application number
JP32226693A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Sasaki
始 佐々木
Yasushi Onishi
康史 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP32226693A priority Critical patent/JPH07172727A/ja
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 準備および復帰作業に要する時間と労力を軽
減するとともにエレベータを長時間休止させることなく
減速機のバックラッシュを測定すること。 【構成】 シーブ１の外周に当接可能なロータリーエン
コーダ６ａを設け、このロータリーエンコーダ６ａの当
接時期をエレベータの停止時に限定し、乗客の出入時に
生じる乗かご２とつり合いおもり３のアンバランスによ
り反転するシーブ１の回転変位を測定することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はエレベータ駆動用減速
機のバックラッシュ測定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のエレベータ駆動用減速機のバック
ラッシュ測定方法は、先ず乗かごを昇降路上部に仮設し
たチェーンブロックにより吊ってロープを緩めてシーブ
から外した後、シーブの外周にダイヤルゲージを当接さ
せてシーブを手で回転させてバックラッシュ量を測定し
ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】エレベータ駆動用減速
機のバックラッシュの点検は１年に１度の頻度で行なわ
れるが、上記のように作業者が手作業によりバックラッ
シュ量を測定する方法は、バックラッシュ量の測定に熟
練を要するだけでなく、この前後の準備および復元作業
に多大の労力と時間を要し、なおかつ、エレベータを長
時間停止させなければならないという問題があった。
【０００４】この発明の目的は、上記の問題を解消する
エレベータ駆動用減速機のバックラッシュ測定装置を提
供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、ロープを介して乗かごとつり合いおもり
をつるべ式に振り分け懸吊するシーブを駆動するエレベ
ータ駆動用減速機のバックラッシュ測定装置において、
前記シーブの外周に当接可能なロータリーエンコーダを
設けるとともに、このロータリーエンコーダの前記当接
時期を自動制御によりエレベータの停止時に限定し、乗
降客の出入時に生じる乗かごとつり合いおもりのアンバ
ランスにより反転するシーブの回転変位を測定する構成
としたものである。
【０００６】
【作用】この発明によれば、シーブの外周に対するロー
タリーエンコーダの当接時期をエレベータの停止時期に
自動的に限定し、この時の乗客の乗り降りを利用して、
乗かごとつり合いおもりとのアンバランスで反転するシ
ーブの回転変位を読むようにしたので、測定も容易で測
定に伴うエレベータの休止も殆ど不要となる。
【０００７】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図１および図２に
よって説明する。図１はエレベータの概要図、図２は図
１の要部側面図である。
【０００８】図において、１はロープ４を介して乗かご
２とつり合いおもり３をつるべ式に振り分け懸吊するシ
ーブ、５はシーブ１を駆動するエレベータ駆動用減速
機、６はエレベータ駆動用減速機５のバックラッシュ測
定装置、７は減速機５とシーブ１を結ぶ出力軸、６ａは
エレベータ停止時に電磁石６ｂにより復帰ばね６ｅに抗
してシーブ１の外周に当接するロータリーエンコーダ、
６ｆはロータリーエンコーダ６ａを回転自在に支持する
支持体、６ｄはエレベータ停止信号によりロータリーエ
ンコーダ６ａを作動させその回転を記録するコンピュー
タ、６ｃはバックラッシュ測定装置６を減速機５のケー
シングに取り付けるブラケットである。
【０００９】以上のような構成において、エレベータが
基準階（通常１階）に着床したときコンピュータ６ｄが
電磁石６ｂに励磁信号を送り、復帰ばね６ｅに抗して支
持体６ｆを介してロータリーエンコーダ６ａをシーブ１
の外周に当接させる。このとき乗客がすべて降りたとす
ると乗かご２よりつり合いおもり３の方が重くなるの
で、シーブ１はバックラッシュ分反転する。このロータ
リーエンコーダ６ａの動きをコンピュータ６ｄに時系列
的に記憶しておいてバックラッシュ量を測定する。
【００１０】
【発明の効果】この発明によれば、シーブの外周に対す
るロータリーエンコーダの当接時期をエレベータの停止
時期に自動的に限定し、この時の乗客の乗り降りを利用
して、乗かごとつり合いおもりとのアンバランスで反転
するシーブの回転変位を読むようにしたので、測定も容
易で測定に伴うエレベータの休止も殆ど不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】エレベータの概要図である。
【図２】図１の要部側面図である。
【符号の説明】
１ シーブ ６ バックラッシュ測定装置 ６ａ ロータリーエンコーダ ６ｂ 電磁石 ６ｃ ブラケット ６ｄ コンピュータ ６ｅ 復帰ばね ６ｆ 支持体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ロープを介して乗かごとつり合いおもり
    をつるべ式に振り分け懸吊するシーブを駆動するエレベ
    ータ駆動用減速機のバックラッシュ測定装置において、
    前記シーブの外周に当接可能なロータリーエンコーダを
    設けるとともに、このロータリーエンコーダの前記当接
    時期を自動制御によりエレベータの停止時に限定し、乗
    降客の出入時に生じる乗かごとつり合いおもりのアンバ
    ランスにより反転するシーブの回転変位を測定すること
    を特徴とするエレベータ駆動用減速機のバックラッシュ
    測定装置。
JP32226693A 1993-12-21 1993-12-21 エレベータ駆動用減速機のバックラッシュ測定装置 Pending JPH07172727A (ja)

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JPH07172727A true JPH07172727A (ja) 1995-07-11

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ID=18141731

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