JPH0439244Y2 - - Google Patents

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JPH0439244Y2
JPH0439244Y2 JP1985126504U JP12650485U JPH0439244Y2 JP H0439244 Y2 JPH0439244 Y2 JP H0439244Y2 JP 1985126504 U JP1985126504 U JP 1985126504U JP 12650485 U JP12650485 U JP 12650485U JP H0439244 Y2 JPH0439244 Y2 JP H0439244Y2
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JP
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car
speed
rotating body
tachometer
support
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JP1985126504U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は油圧エレベータの速度検出装置に関す
る。
〔従来の技術〕
一般にロープ式エレベータは、ロープの一方に
乗りかごを吊り、他方に釣合い重りを吊つてい
る。釣合い重りが昇降路底部に衝突すると、他方
に吊られている乗りかごが慣性力により飛び上が
る為、昇降路頂部間隙が広く設定されている。ま
た、機械室でも速度測定が可能な構造となつてい
る。
ところが、油圧エレベータは、特開昭56−
93669号に記載してあるような構造であり、第3
図に示すように、作動油をシリンダ15に供給さ
せ、プランジヤ16に装着されたプーリ17を押
し上げ、ロープ18を介して乗りかご1を上昇さ
せる。このようにプランジヤ16の動作により乗
りかごを昇降させるため、プランジヤ16の動作
以上に乗りかご1は昇降せず、ロープ式に比べ乗
りかご1と昇降路頂部19の間の距離が短くなつ
ている。
従来、このような油圧エレベータの調整等にお
いて、走行速度の測定作業は不可避であるため、
第3図のように作業者Aが乗りかご1上に乗り、
検出ローラ5をガイドレール3又は、ガイドロー
ラ2に接触させ乗りかごを走行させながら速度表
示部14に表示して、走行速度の計測を行つてい
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、油圧エレベータは、乗りかご1が最上
階に到着したときの、乗りかご1と昇降路頂部と
の間の距離が非常に短いので、上昇速度の測定
時、作業者が昇降路頂部に激突し、重大な災害に
至る危険があつた。
本考案の目的は、乗りかごの走行速度とくに上
昇速度の測定を安全に行なえる油圧エレベータの
速度検出装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、要時に前記乗りかごの上に取
付けられ、乗りかごの走行速度を検出してこれを
表示するものであつて、要時乗りかごに取り付け
るめの支持体と、この支持体に対して回転自在に
支えられ、かつガイドローラあるいはガイドレー
ルと接触する回転体を有し、この回転に応じて出
力を発生する回転計と、前記乗りかご内に置か
れ、前記回転計と伝達装置を介して接続された速
度表示部を備えたことにある。
〔作用〕
上記の構成であるから、乗りかごの走行速度測
定時、回転計を取付け、その速度表示部を乗りか
ご内に置いているので、乗りかごの走行速度測定
中はかご上に乗る必要がないためたとえ上昇運転
時の走行速度測定中で、昇降路頂部が乗りかごに
接近してきたとしても安全に測定を行なうことが
でき測定者が昇降路頂部に衝突する等の事故を防
止できる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
より説明する。
第1図は、本考案の油圧エレベータの速度検出
装置の一実施例を示す斜視図、第2図は、第1図
に示す速度検出装置の適用例を示す説明図であ
る。
第1図に示すように、この実施例は、固定装置
を構成するマグネツト10が台座9に固定され、
アーム支持体8は台座9に固定されている。回転
計本体6は、アーム7に取り付けられ、軸12を
支点として自在に動く構造になつている。押圧装
置を構成するバネ11の一方は、アーム7に取り
付けられ、他方は支持体8に取り付けられ、アー
ム7を一方向へ、すなわち図示時計方向へ一定の
力で押している。回転計本体6にはガイドローラ
あるいはガイドレール面に押圧される回転体であ
る検出ローラ5が取り付けられており、検出ロー
ラ5の回転力を延伸させてなる伝達装置13を介
して回転計本体6とは分離し、乗りかご1内に設
置される速度表示装置14に対して速度を表示す
る。
このように構成した速度検出装置は、たとえ
ば、第2図のように速度測定作業時、あらかじめ
被測定対象物である油圧エレベータの乗りかご1
上に回転計本体を設置し、ガイドローラ2の回転
を検出ローラ5で検出し、伝達装置13を介して
乗りかご1内に設けた速度表示装置14へ伝達
し、速度を表示させることにより、乗りかご1内
で安全に、しかも乗りかご1内で運転操作を行な
いながら走行速度の測定を行なうことができる。
なお、上述の速度検出装置は、伝達装置13が
検出ローラ5の回転を速度表示装置14に、直
接、機械的に伝達させるようにしたワイヤー回転
伝達式からなるものであつてもよい。また、該伝
達装置13が検出ローラ5の回転を回転計本体6
で電気信号に変換し、この信号を表示装置14に
伝送する電気信号からなるものであつてもよい。
また、回転計本体6を光学式エンコーダとし、伝
達装置13は、この出力を表示装置14に光伝送
する光フアイバーからなるものであつてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、乗りかごの走行
速度測定時、回転計を取付け、その速度表示部を
乗りかご内に置いているので、乗りかごの走行速
度測定中はかご上に乗る必要がないためたとえ上
昇運転時の走行速度測定中で、昇降路頂部が乗り
かごに接近してきたとしても安全に測定を行なう
ことができ測定者が昇降路頂部に衝突する等の事
故を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の油圧エレベータの速度検出
装置の一実施例を示す斜視図、第2図は、第1図
に示す速度検出装置の適用例を示す説明図、第3
図は、従来行なわれている速度測定作業を例示す
る説明図である。 1……乗りかご、2……ガイドローラ、3……
ガイドレール、5……検出ローラ(回転体)、6
……回転計本体、7……アーム、8……支持体、
9……台座、10……マグネツト(固定装置)、
11……バネ、12……軸、13……伝達装置、
14……表示装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乗りかごの移きに応じて駆動される回転体を有
    し、この回転体の回転により乗りかごの走行速度
    に相当する出力を発生するようになつている油圧
    エレベータの速度検出装置において、要時に前記
    乗りかごの上に取付けられ、乗りかごの走行速度
    を検出してこれを表示するものであつて、要時乗
    りかごに取付けるための支持体と、この支持体に
    対して回転自在に支えられ、かつガイドローラあ
    るいはガイドレールと接触する回転体を有し、こ
    の回転体の回転に応じた出力を発生する回転計
    と、前記乗りかご内に置かれ、前記回転計と伝達
    装置を介して接続された速度表示部を備えたこと
    を特徴とする油圧エレベータの速度検出装置。
JP1985126504U 1985-08-21 1985-08-21 Expired JPH0439244Y2 (ja)

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JP1985126504U JPH0439244Y2 (ja) 1985-08-21 1985-08-21

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JP1985126504U JPH0439244Y2 (ja) 1985-08-21 1985-08-21

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JPS6234575U JPS6234575U (ja) 1987-02-28
JPH0439244Y2 true JPH0439244Y2 (ja) 1992-09-14

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ID=31020364

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2502618B2 (ja) * 1987-09-02 1996-05-29 株式会社日立ビルシステムサービス エレベ―タの保守装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5693669A (en) * 1979-12-27 1981-07-29 Hitachi Ltd Speed feedback type oil pressure elevator
JPS6015376A (ja) * 1983-07-04 1985-01-26 三菱電機株式会社 エレベ−タの機械室用かご呼び発生装置

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JPS6234575U (ja) 1987-02-28

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