JPS6316694Y2 - - Google Patents

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JPS6316694Y2
JPS6316694Y2 JP4281383U JP4281383U JPS6316694Y2 JP S6316694 Y2 JPS6316694 Y2 JP S6316694Y2 JP 4281383 U JP4281383 U JP 4281383U JP 4281383 U JP4281383 U JP 4281383U JP S6316694 Y2 JPS6316694 Y2 JP S6316694Y2
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pulse generator
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JP4281383U
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JPS59149871U (ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案はエレベータの乗かごの位置検出を行
う装置に関する。
〔考案の技術的背景〕
近年エレベータの乗かごの位置検出装置はマイ
クロコンピユータ(マイコン)の普及に伴い、乗
かごの移動に応じてパルス発生器によつてパルス
信号を発生し、このパルス信号を上記マイコンの
入力として演算処理することでエレベータの乗か
ごの位置を検出し、これにてエレベータの効率の
よい運転制御を行つて省エネルギー化などを図る
ようにしている。
ここで上述した位置検出装置においては、その
パルス発生器の乗かごとの連動のし方によつて (A) スチールテープ車ドライブ方式 (B) 巻上機モーター軸直結方式 (C) ガバナーシーブドライブ方式 等がある。以下その各方式を第1図乃至第3図に
より述べる。なお各図において同一構成をなすも
のは同一符号を附して説明する。
先ず(A)項のスチールテープ車ドライブ方式で
は、第1図に示す如く建屋内の昇降路上端の上部
機械室の床面1上に巻上機2を設置し、この巻上
機2の巻上シーブ3とそらせシーブ4とに巻装し
た吊りロープ5の一端に乗かご6を、他端につり
合いおもり7を設けて、巻上機2の駆動により昇
降動可能にしたエレベータにおいて、上記乗かご
6の移動速度を検知して異常時には安全非常停止
装置(図示せず)を作動させるガバナー装置8と
は全く別個に、上部機械室の床面1上にテープ伝
動車9を設け、昇降路内下端に滑車10を設け、
そのテープ伝動車9と滑車10とにスチールテー
プ11を巻装すると共に、そのテープ11の両端
を乗かご6の上下に連結し、これにて乗かご6の
移動に連動してスチールテープ11を介してテー
プ伝動車9が回転するようになし、そのテープ伝
動車9の回転軸に直結してパルス発生器12を設
けた構成である。
次に(B)項の巻上機モーター軸直結方式では、上
述の第1図に示したテープ伝動車9やスチールテ
ープ11を設けず、第2図に示す如く巻上機2の
モータ2aの回転軸にパルス発生器12を直結し
て設けた構成である。
更に(C)項のガバナーシーブドライブ方式では、
第3図に示す如くガバナー装置8即ち、乗かご6
にアーム8aを介して連結した無端状ロープ8b
を上部機械室に設けたシーブ8cと昇降路下端方
の張り車8dとに巻装して、乗かご6の移動に無
端ロープ8bを介して連動してシーブ8cを回転
し得るようになし、且つそのシーブ8cに連動し
て回転するガバナー8eを設けた構成のガバナー
装置8において、そのシーブ8cと連動するよう
にパルス発生器12を設けた構成である。
〔背景技術の問題点〕
ところで上述した(A)(B)(C)の各方式の位置検出装
置にはそれぞれ問題があつた。即ち、(A)項の方式
では位置検出のために専用のスチールテープ11
を昇降路内に設ける必要があるために、ガバナー
装置8も含めて設備費が大となる上に、昇降路内
の空間の制限からその施工及び調整・保守点検等
が面倒である。
これに対して(B)項の方式では専用のスチールテ
ープ11の附設が不要で、昇降路内空間の有効利
用が可能となるが、巻上機2のモータ2aに発生
器12を直結することから、エレベータの起動・
停止のたびごとに吊りロープ5と巻上シーブ3と
の間に僅かながら滑りによるずれが生じるため、
乗かご6の正確な位置検出ができず、困難な誤差
補正をしなければならない欠点があつた。
そこで(C)項の方式では専用のスチールテープ1
1等を附設する必要が無く、且つ慣性モーメント
の小さいガバナー用のシーブ8cを利用すること
で滑りやずれによる誤差が無いなど、上述の(A),
(B)両項の方式の欠点を解消できて優れた性能を発
揮し得るが、しかし、この種のガバナー装置8の
場合、上部機械室内の空間的制約などから、その
シーブ8c及びガバナー8eの回転支持構造が最
低限の部品で簡潔に構成されていて、パルス発生
器をシーブ8cの回転に連動させる状態に取付け
支持することが簡単にできず、その実現に苦慮し
ているのが現況であつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記事情に鑑みなされたもので、上
述した(C)項のガバナーシーブドライブ方式での実
現を簡単に可能にしたエレベータの位置検出装置
を提供することにある。
〔考案の概要〕
この考案のエレベータの位置検出装置は、ガバ
ナー装置のシーブにこれと同一軸線上にて一体的
に回転するピンを、該シーブを片支持するスタン
ドの反対側に突設し、そのピンにパルス発生器の
回転軸を連結した構成である。
〔考案の実施例〕
以下この考案の一実施例を第4図乃至第6図に
従い説明する。先ずこの発明の位置検出装置のパ
ルス発生器12を回転駆動可能に取付け支持する
ガバナー装置8の説明をすると、上記機械室床面
1上に架台1aを介して断面長方形状をなす角柱
状のスタンド13が立設され、このスタンド13
の上端寄り途中個所に貫設するようにして固定軸
14が取付けられて一側方のみに突設され、この
固定軸14の突出一端部に軸受15を介してシー
ブ8cが回転自在に取付けられている。即ちスタ
ンド13に対し固定軸14を介して片支持的にシ
ーブ8cが取付けられている。このシーブ8cに
乗かごと連結した無端状ロープ8bが巻装されて
いる。なお、そのシーブ8cの軸方向外端側には
端蓋16が、それと反対のスタンド13側には大
傘歯車17がそれぞれ該シーブ8cボス部を挾み
込む如く嵌合してボルト18により締付け固定さ
れて一体的に回転するようになつている。一方上
記大傘歯車17と噛合して回転する小傘歯車19
が上記スタンド13の上端寄り部に垂直に設けた
スピンドル20に嵌着して取付けられ、そのスピ
ンドル20の上方突出部に一対のおもり21,2
1を有したガバナー8eが一体的に回転するよう
取付けられている。
しかして乗かごの移動に応じて無端状ロープ8
bを介してシーブ8cが回転し、このシーブ8c
と一体的に回転する大傘歯車17に噛合する小傘
歯車19がスピンドル20と共に回転し、これに
てガバナー8eが回転し、その両おもり21,2
1の水平面上での回転により乗かごの移動速度を
検出できるようになつている。
こうしたガバナー装置8において、シーブ8c
の端蓋16の外側面に、外周縁のフランジ部22
aと円筒部22bと円板部22cとを溶接等によ
り一体に結合してなるキヤツプ状部材22を嵌合
するようにしてボルト23により止め着し、その
キヤツプ状部材22の円板部22cの中心部から
外方に即ち、反スタンド側にピン24を溶着等の
手段で突設している。このピン24はシーブ8c
と同一軸線上にて一体的に回転する。
このピン24に直結して回転駆動されるように
パルス発生器12が上記シーブ8cの反スタンド
側に支持部材25に支持されて設けられている。
即ち、支持部材25はスタンド13のシーブ側面
にボルト26により固定した平面コ字状の基端側
ブラケツト25aと、これに対してシーブ8cの
反スタンド側から両側部分を嵌め込むようにして
ボルト27により連結固定した平面逆コ字状の先
端側ブラケツト25bと、この先端側ブラケツト
25bにボルト28により止め着されて立設され
た支持板25cとからなる構成で、上記基端側ブ
ラケツト25aと先端側ブラケツト25bとは上
記シーブ8c及び無端状ロープ8bに干渉しない
ように間隔を存してそれらの外周を囲む如く迂回
せしめられている。こうした支持部材25の先端
側支持板25c上端寄り部にパルス発生器12が
シーブ8cと同一軸線的に取付け支持され、その
回転軸12aがピン24と同一軸線上で対向して
フレキシブルカツプリング29により連結されて
いる。
而して、上述した構成では乗かごの移動に連動
してガバナー装置8が作動して速度検知動作をす
ると同時に、そのシーブ8cの回転によりこれと
一体的にピン24が回転し、この回転力がカツプ
リング29を介してパルス発生器12の回転軸1
2aに伝わつて、その回転軸12aがシーブ8c
と同一回転数で回転するようになり、これにてパ
ルス発生器12は乗かごの移動に応じたパルス信
号を発生して正確な位置検出を可能とする。
なお、この際パルス発生器12を支持する支持
部材25はスタンド13からシーブ8c及び無端
状ロープ8bを迂回して設けられているので、そ
れらに干渉して悪影響を与えることがなく、また
スタンド13に対するシーブ8cの支持は片持ち
であつても固定軸14により確実に支持され、し
かもその固定軸14を用いていてもシーブ8cの
端蓋16に設けたカツプ状部材22よりピン24
を突設しているので、パルス発生器12の回転駆
動ができる。又そのパルス発生器12は検出機構
部に無接触式の光学式エンコーダーを使用したも
のとすることで、回転負荷トルクを約10gcm程度
と云つた具合に非常に小さくできるので、シーブ
8cの回転に対する影響も無視でき、ガバナー装
置8と位置検出との両方の性能を満足し得るよう
になる。
第7図はこの発明の他の実施例を示すもので、
シーブ8cの端蓋16がカツプ状部材を兼用する
ように該端蓋16Aに円筒部22bと円板部22
cを直接溶接固定し、また支持部材25としてス
タンド13からシーブ8c及び無端状ロープ8b
に接触しないようにクランク状に折曲したブラケ
ツト25dを突設した構成で、25eは補強板で
ある。この実施例では上記実施例同様の作用効果
が得られる上に、更に構成の簡素化が図れること
になる。
〔考案の効果〕
この考案は上述した如くなしたから、ガバナー
装置の性能をそこなうことなくパルス発生器を回
転駆動できて、乗かごの正確な位置検出ができ、
しかも構成が非常に簡単で、昇降路内はもちろん
のこと上部機械室のスペース的制約に何ら支障が
なく、設備費等も大巾な削減が図れて、高性能な
位置検出の実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスチールテープ車ドライブ方式
の位置検出装置の概略的構成図、第2図は従来の
巻上機モーター軸直結方式の位置検出装置の概略
的構成図、第3図は従来のガバナーシーブドライ
ブ方式の予想的概略構成図、第4図乃至第6図は
この考案の一実施例を示すもので、第4図は一部
断面した側面図、第5図は要部分の正面図、第6
図は同平面図、第7図はこの考案の他の実施例を
示す要部分の一部断面した側面図である。 1……上部機械室床面、1a……架台、2……
巻上機、2a……モータ、3……巻上シーブ、4
……そらせシーブ、5……吊りロープ、6……乗
かご、7……つり合いおもり、8……ガバナー装
置、8a……アーム、8b……無端状ロープ、8
c……シーブ、8d……張り車、8e……ガバナ
ー、9……テープ伝動車、10……滑車、11…
…スチールテープ、12……パルス発生器、12
a……回転軸、13……スタンド、14……固定
軸、15……軸受、16……端蓋、17……大傘
歯車、18,23,26,27,28……ボル
ト、19……小傘歯車、20……スピンドル、2
1……おもり、22……カツプ状部材、22a…
…フランジ部、22b……円筒部、22c……円
板部、24……ピン、25……支持部材、25
a,25b,25d……ブラケツト、25c……
支持板、29……カツプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エレベータ乗かごの移動に応じてパルス信号
    を発生するパルス発生器を用いて、このパルス
    信号をマイコンで演算処理することでエレベー
    タ位置検出を行うものにおいて、上記乗かごに
    連動する無端状ロープを介して回転するシーブ
    を固定軸を介してスタンドに片支持すると共に
    そのスタンドに前記シーブと連動して回転する
    ガバナーを設けた乗かご速度検知用ガバナー装
    置の上記シーブにこれと同一軸線上にて一体的
    に回転するピンを反スタンド側に突設し、この
    ピンに上記パルス発生器の回転軸を連結して構
    成したことを特徴とするエレベータの位置検出
    装置。 (2) パルス発生器はガバナー装置のスタンドに基
    端を固定してシーブ及び無端状ロープを迂回し
    て前記シーブの反スタンド側に突設した支持部
    材の先端に取付け保持させたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のエレベー
    タの位置検出装置。
JP4281383U 1983-03-25 1983-03-25 エレベ−タの位置検出装置 Granted JPS59149871U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4281383U JPS59149871U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 エレベ−タの位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4281383U JPS59149871U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 エレベ−タの位置検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59149871U JPS59149871U (ja) 1984-10-06
JPS6316694Y2 true JPS6316694Y2 (ja) 1988-05-12

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ID=30173349

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4281383U Granted JPS59149871U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 エレベ−タの位置検出装置

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JP (1) JPS59149871U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008303008A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Fujitec Co Ltd エレベータ装置

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JPS59149871U (ja) 1984-10-06

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