JPH07172325A - バッテリー式フォークリフト - Google Patents

バッテリー式フォークリフト

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JPH07172325A
JPH07172325A JP34487893A JP34487893A JPH07172325A JP H07172325 A JPH07172325 A JP H07172325A JP 34487893 A JP34487893 A JP 34487893A JP 34487893 A JP34487893 A JP 34487893A JP H07172325 A JPH07172325 A JP H07172325A
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shaft
wheel
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steering
chain
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Michirou Akao
三智郎 赤尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリングのエンドに達した瞬間の衝撃力
を弱め、チエーン、軸受、ジョイント等の操舵トルクを
伝達する機構の要素を小型化し、かつ、この衝撃があっ
てもハンドル操作フィーリングが良好なバッテリー式フ
ォークリフトの提供を目的としている。 【構成】 第1、第2の垂直軸を自在継手を介して継ぐ
継ぎ軸からなり、第2の軸受箱に固定したレバーの端を
車体から突設する突片の垂直軸に揺動自在に支承し、か
つ該レバーの中間にコイルスプリングを介在せしめてな
る構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステアリングエンドに
達した瞬間のハンドルの衝撃を緩和させ、操作フィーリ
ングが良好となるパワーステアリング装置を備えたバッ
テリー式フォークリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】車体、この車体中央に積載されかつ該車
体の底部に達するバッテリー、前記バッテリーの前方両
側で車体に配されかつ駆動される前輪、およびバッテリ
ーの後方中央で車体に配されかつ駆動されない後輪を有
し、車体後方に前記後輪を支持する後輪ステアリング
軸、モータを有し、前記後輪ステアリク軸を旋回させる
補助トルクを生じるステアリング駆動具、および車体前
方のハンドルに伝導装置を介して連結される入力軸に作
用する前記ハンドルからの操舵トルクを検出するトルク
検出器からなるパワーステアリング装置を配置する一
方、前記伝導装置は、ハンドル下端の第1の鎖車と前記
バッテリー前方で垂直に枢支した中間軸上端の第2の鎖
車とをチエーンで連結する第1段伝導手段、前記中間
軸、この中間軸下端の第3の鎖車とバッテリー後方に配
した第1の軸受箱で垂直に軸受支持される第1の垂直軸
下端の第4の鎖車とをバッテリー下方を通るチエーンに
より連結した第2段伝導手段、車体後方上部の第2の軸
受箱で垂直に軸受支持される第2の垂直軸上端の第5の
鎖車と前記入力軸に取付く第6の鎖車とをチエーンで連
結する第3段伝導手段、および前記第1、第2の垂直軸
を自在継手を介して継ぐ継ぎ軸からなり、図10に示す
ように車体3に設けた水平な突片100に中間を枢支さ
れるレバー板101の一端に、第2の垂直軸77を枢支
する該軸受箱62を固定し、又レバー板101の他端の
立片102に螺合するネジ軸103を設け、車体3の当
片103に当接する構成としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、上述のような
構成をとっているので、ハンドルを勢いよく回転させた
場合のステアリングのエンドに達した瞬間にチエーン、
軸受、ジョイント等の操舵トルクを伝達する機構に衝撃
が加わり、上述のチエーン、軸受、ジョイント等はこの
衝撃に繰り返し耐えるような十分な強度を持つ必要があ
り、大型化となり更にこのステアリングエンドでの衝撃
はハンドル操作のフィーリング上も好ましくない等の課
題がある。
【0004】本発明は、バッテリー式フォークリフトに
おいて、前記した電気式のパワーステアリング装置を改
善するべく種々開発を重ねた結果、完成したものであ
り、前輪駆動とし後輪側に電気式のパワーステアリング
装置を設けることを基本として、ステアリングのエンド
に達した瞬間の衝撃力を弱め、チエーン、軸受、ジョイ
ント等の操舵トルクを伝達する機構の要素を小型化し、
かつ、この衝撃があってもハンドル操作フィーリングが
良好なバッテリー式フォークリフトの提供を目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体、この車
体中央に積載されかつ該車体の底部に達するバッテリ
ー、前記バッテリーの前方両側で車体に配されかつ駆動
される前輪、およびバッテリーの後方中央で車体に配さ
れかつ駆動されない後輪を有するバッテリー式のフォー
クリフトであって、車体後方に、前記後輪を支持する後
輪ステアリング軸、モータを有し、前記後輪ステアリン
グ軸を旋回させる補助トルクを生じるステアリング駆動
具、および車体前方のハンドルに伝導装置を介して連結
される入力軸に作用する前記ハンドルからの操舵トルク
を検出するトルク検出器からなるパワーステアリング装
置を配置する一方、前記伝導装置は、ハンドル下端の第
1の鎖車と前記バッテリー前方で垂直に枢支した中間上
端の第2の鎖車とをチエーンで連結する第1段伝導手
段、前記中間軸、この中間軸下端の第3の鎖車とハッテ
リー後方に配した第1の軸受箱で垂直に軸受支持される
第1の垂直軸下端の第4の鎖車とをバッテリー下方を通
るチエーンにより連結した第2段伝導手段、車体後方上
部の第2の軸受箱で垂直に軸受支持される第2の垂直軸
上端の第5の鎖車と前記入力軸に取付く第6の鎖車とを
チエーンで連結する第3段伝導手段および前記第1、第
2の垂直軸を自在継手を介して継ぐ継ぎ軸からなり、第
2の軸受箱に固定したレバーの端を車体から突設する突
片の垂直軸に揺動自在に支承し、かつ該レバーの中間に
コイルスプリングを介在せしめ、上述の課題を解決した
ものである。
【0006】
【作用】ハンドルを勢いよく回転してステアリングエン
ドに達した瞬間に、ハンドルその他の回転部分の慣性に
よって発生する衝撃トルクをスプリングのたわみによっ
て吸収緩和することを可能としている。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例をバッテリー式三輪フ
ォークを例にとり図面に基づき説明する。図1、図2に
おいて、バッテリー式三輪フォークリフトTは、車体3
前方に2つの前輪4、4を、後方に1つの後輪5を配す
るとともに、車体3の中央には、底部に至るバッテリー
Bを、図示しない保持手段により支持、収容している。
【0008】又、バッテリー式三輪フォークリフトT
は、前輪4にアクセルペダル、ブレーキペダルの操作に
より駆動、制動される走行用の減速機付モータ(いずれ
も図示せず)を取付けることによって、前輪4を駆動す
る前輪駆動式としている。
【0009】後輪5は操舵用であって駆動用装置がない
ことにより、この後輪5の上方まわりに空間を確保して
いる。
【0010】車体3の後方には、パワーステアリング装
置1が配されるともに、パワーステアリング装置1は、
ハンドル6とはチエーンを用いた伝導装置7によって連
係される。
【0011】前記パワーステアリング装置1は、本例で
は、後輪ステアリング軸10、ステアリング用のモータ
Mを有し前記後輪ステアリング軸10を旋回しうるステ
アリング駆動具11、および前記伝導装置7を介して前
記ハンドル6に連係する入力軸13を有するトルク検出
器14からなり、かつ本例では図3〜図5に示すよう
に、ステアリング駆動具11とトルク検出器14とを、
前記後輪ステアリング軸10を支持するハウジンク15
に一体に組込み、しかも入力軸13をステアリング駆動
具11の減速部16に連係している。
【0012】前記ハウジング15は、図3に示すごと
く、車体19に、車体3の水平部19に固定されるフラ
ンジ20を有し、かつ車体19に設ける図示しない軸
受、シールによって前記後輪ステアリング軸11を垂直
に枢支しかつハウジング15からの突出端でナット22
により抜止めしている。
【0013】なお後輪ステアリング軸10には、図4に
示すごとく、前記突出端に該後輪ステアリング軸10の
旋回範囲を、マイクロスイッチS、Sを用いて定めるた
めのカム板23を固定し、かつハウジング15から下方
への突出部には、図3に示すように、後輪4の支持軸を
取付けるL字のホイールブラケット26とその上面にボ
ルト止めされる大歯車27とを固着している。
【0014】前記ステアリング駆動具11は、図5に略
示するごとく、ハウジング15上面で固定されたステア
リング用の前記モータMと、前記ハウジング15内に配
される前記減速部16からなる。
【0015】減速部16は、ピニオンを設けたモータ軸
31と平行に、ギヤを設けた出力軸32、ギヤとピニオ
ンとを有する中空の中間軸33、出力軸32上方で枢支
されかつギヤとピニオンを有する中間歯車34を順次噛
合させ、モータMの回転数を例えば三段の歯車手段で減
速し、前記出力軸32を低回転数、高トルクで回転しう
る。
【0016】なお出力軸32にはその下端に、前記後輪
ステアリング軸10の大歯車27に噛合する小歯車35
を固定している。
【0017】又トルク検出器14は、前記ハウジング1
5の上面に固定されるケース40内に、上向きかつ垂直
な前記入力軸13と、この入力軸4に同心に下方で配さ
れしかも前記ケース40からの下向きの突出部が前記中
空の中間軸33とスプライン係合する連結軸41と、前
記入力軸13、連結軸41に平行かつ上下に移動しうる
慴動軸42とが設けられる。
【0018】又入力軸13下端には、第1の平歯車G1
を、連結軸41上端には第1の平歯車G1と略同ピッチ
円径のハスバ歯車G2を配し、かつ慴動軸42には、第
1の平歯車G1、第1のハスバ歯車G2に夫々噛合する
第2の平歯車g1、第2のハスバ歯車g2を一体かつ慴
動軸42とは軸方向に相対移動不能に枢着し、これによ
って第1の平歯車G1、第1のハスバ歯車G2間の回転
ずれを慴動軸42の上下動として取出し、その移動量を
ポテンショメータ45によって検出する周知の減算機構
を形成している。
【0019】なおトルク検出器14として、ポテンショ
メータ45に換えて差動トランス等の各種のセンサを用
いることができ、又トルク検出器14として、ストレイ
ンゲージを用いたトルク計など、操舵トルクを検出でき
さえすれば種々のものを利用しうる。
【0020】なお本例では、第1の平歯車G1と第1の
ハスバ歯車G2とは、弾性カップリングCを介して連結
している。
【0021】弾性カップリングCは、入力軸13の回転
を、弾性片44を介して連結軸41に伝達し、これによ
り第2の平歯車g1、第2のハスバ歯車g2に作用する
力を減じ慴動軸42の上下動を円滑化することによっ
て、ポテンショメータ45による検出精度を高めてい
る。
【0022】なお本例では弾性カップリングCは、図6
に示すように、第1の平歯車G1の第1のハスバ歯車G
2に向き合う面に、中心ピン46と、円周壁47とを同
心に設けかつ円周壁47の内部に、略等角度ピッチで設
ける4つの円弧の作動片49A〜49D、2つの規制片
50、50、および前記中心ピン49の両側を通り前記
作動片49Aと作動片49B、作動片49Cと作動片4
9Dの各向き合う端縁に保持される板バネ状の前記弾性
片44を設けている。
【0023】又第1のハスバ歯車G2には一点鎖線で示
す円弧状の4つの被動片51A〜51Dを、前記作動片
49A〜49Dと同心かつその半径方向内側に設ける。
なお被動片51A、51B、被動片51C、51Dの各
向き合う端縁は、前記弾性片44に接している。
【0024】これにより、入力軸13、即ち第1の平歯
車G1に作用する1方向の回転トルクは、図7に示すよ
うに、例えば作動片49A、49Cによって弾性片44
を撓ませつつこの弾性片44を介して被動片51B、5
1Dに回転トルクを伝え、回転ズレを生じるとともに、
弾性片44を介して連結軸41に回転トルクを伝達する
ことにより、平歯車g1、第2のハスバ歯車g2に作用
する力を減じる。
【0025】従って、ハンドル6に作用する操舵トルク
は、前記伝導装置7により前記入力軸13に伝達されか
つその操舵トルクをトルク検出器14が検出した正負の
トルク信号を制御装置(図示せず)に入力し、この制御
装置が前記ステアリング駆動具11のモータMを所定の
補助トルク、速度で後輪ステアリング軸10を回転さ
せ、電気的なパワーステアリングをなしうる。
【0026】このように、本実施例では、バッテリー式
三輪フォークリフトTは、前輪駆動としかつ後輪ステア
リング軸10を枢支するハウジング15にステアリング
駆動具11と、トルク検出器14とを一体に組込んだパ
ワーステアリング装置1を用いているため、装置がコン
パクト化する。
【0027】又トルク検出器14の入力軸13は、弾性
カップリングC、連結軸41を介してステアリング駆動
具11の減速部16の中間軸33に連係するたとによっ
て、ステアリング駆動具11による補助トルクをハンド
ルに敏感に伝え、高精度な補助トルクを付与でき、さら
に中間軸33に連係することにより、モータMの万一の
故障時にも、ハンドル6により、減速部16を介して大
トルクで後輪ステアリング軸10を旋回できる。
【0028】又ステアリング駆動具11が後輪4側にあ
るため、ハンドル6と、トルク検出器14との間のチエ
ーン式の伝導装置7の伝達トルクを小とし、小型化しう
るとともに、バッテリーB下への取付けが容易となる。
【0029】又前記のごとく、前記伝導装置7は、車体
3前方のハンドル6に連なるハンドル軸52と、前記ト
ルク検出器14の入力軸13とを連係している。
【0030】前記ハンドル軸52は、車体3の前方部で
チルト可能に支持される軸受筒53内に挿着され、かつ
下端を、自在継手を用いて車体3に固定された軸受箱の
下ハンドル軸54上端に結合し、かつ下ハンドル軸54
下端には第1の鎖車S1が固定される。
【0031】又車体3の前記バッテリーBの前方に配し
た垂直な床下板には、中間軸55を垂直に枢支する軸受
筒57を固定しかつ中間軸55上端には、第2の鎖車S
2を固定している。
【0032】前記第1、第2の鎖車S1、S2は、図2
に示すように、3つのアイドル鎖車SA、SB、SCを
介してチエーンC1で連結されることにより第1段伝導
手段P1を構成する。
【0033】なおアイドル鎖車SAは、図1に略示する
ように、前後位置換え可能に固定されるスライド金具5
9に枢支されることによって、チエーンC1の張りを調
節するテンショナとして機能する。なおアイドル鎖車S
B、SCをテンショナとすることもできる。
【0034】又中間軸55下端はバッテリーBの下面を
下方にこえ、かつ下端に第3の鎖車S3を固定してい
る。
【0035】さらにバッテリーBの後方には、車体3の
下板60上の第1の軸受箱61、該第1の軸受箱61の
上方の第2の軸受箱62が配される。
【0036】第1の軸受箱61は、図8に略示するよう
に、底板64両側に前縁を残して側壁65を立上げかつ
側壁65の上端後方部を第1の垂直軸67を枢支する軸
受筒69により覆っている。
【0037】又底板64には、前後にのびかつボルトに
より前後位置可変に底板64を固定する長孔70、70
を設け、かつ前縁で立上げる立片に螺合する前後方向の
ネジ軸71は、螺退とともに前記下板60の当片72を
押圧し、第1の垂直軸67を後進させるテンショナを形
成する。
【0038】又第1の垂直軸67下端の第4の鎖車S4
と、前記第3の鎖車S3と、それらを周回するチエーン
C2とは、第2段伝導手段P2を構成しかつ前記テンシ
ョナによってのびを吸収させかつ張力を調整しうる。
【0039】車体3に設けた水平な突片74に一端を枢
支されるレバー76の他端に、第2の垂直軸77を枢支
する該軸受箱62が設けられる。又レバー76の中間に
は、車体3に頭部を固定したネジ90を設け、このネジ
90をレバー76を貫通せしめ、当該ネジ90でスプリ
ング91を支承し、ネジ90に螺合するナット92にて
締付けてスプリング91の付勢力を調整し、第1の垂直
軸77を前記トルク検出器14の入力軸13から離間さ
せるテンショナを形成する。
【0040】又第1、第2の垂直軸67、77の向き合
う突出端間を、2つの自在継手、継ぎ軸94を介して連
結する。又第2の垂直軸77上端の第5の鎖車S5と、
前記入力軸13の第6の鎖車S6と、それらを周回する
チエーンC3により第3段伝導手段Pを構成する。
【0041】従って、ハンドル6の操舵トルクは、ハン
ドル軸52、下ハンドル軸54、第1段伝導手段P1、
中間軸55、第2段伝導手段P2、継ぎ軸94、第3段
伝導手段P3によってトルク検出器14の入力軸13に
伝達できる。又各チエーンC1〜C3のたるみは、テン
ショナにより吸収し、円滑かつ正しく操舵トルクを伝達
できる。
【0042】かかる構成の結果、ステアリング駆動具1
1のステアリング用のモータMを例えば車体前方に設け
るものに比して、伝達トルクを大巾に減少でき、使用す
るチエーンを小型化しうる結果、車体3のバッテリーB
下方にチエーンC2を含む第2段伝導手段P2を配する
ことが容易となる。又チエーンの小型化によりチエーン
の多角形運動による回転ムラを除去することも容易とな
り、伝達を円滑としかつ伝達精度も向上する。又第1の
垂直軸77を第1の軸受箱61に配し、しかもこの第1
の軸受箱61により第4の鎖車S4をカバーすることに
よって、第4の鎖車S4を後輪5近傍に配するときに
も、泥はねによる汚損を防ぎうる。
【0043】
【発明の効果】このように、本発明の装置は、ステアリ
ングのエンドに達した瞬間の衝撃力を弱め、チエーン、
軸受、ジョイント等の操舵トルクを伝達する機構の要素
を小型化し、かつこの衝撃があってもハンドル操作のフ
ィーリングも良好に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を車体を略して示す側面図で
ある。
【図2】本発明の一実施例を車体を略して示す平面図で
ある。
【図3】パワーステアリング装置を例示する一部を断面
した正面図である。
【図4】パワーステアリング装置を例示する平面図であ
る。
【図5】ステアリング駆動具、トルク検出器を例示する
断面図である。
【図6】トルク検出器で用いる弾性カップリングを例示
する斜視図である。
【図7】その作用を示す平面図である。
【図8】伝導装置の第1の軸受箱を例示する斜視図であ
る。
【図9】伝導装置の第2の軸受箱を例示する斜視図であ
る。
【図10】従来の伝導装置の第2の軸受箱を例示する斜
視図である。
【符号の説明】
1 パワーステアリング装置 3 車体 4 前輪 5 後輪 6 ハンドル 7 伝導装置 10 後輪ステアリング軸 11 ステアリング駆動具 13 入力軸 14 トルク検出器 15 ハウジング 16 減速部 53 ハンドル軸 55 中間軸 61 第1の軸受箱 62 第2の軸受箱 67 第1の垂直軸 77 第2の垂直軸 94 継ぎ軸 M モータ C1、C2、C3 チエーン P1 第1段伝導手段 P2 第2段伝導手段 P3 第3段伝導手段 S1 第1の鎖車 S2 第2の鎖車 S3 第3の鎖車 S4 第4の鎖車 S5 第5の鎖車 S6 第6の鎖車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体、この車体中央に積載されかつ該車
    体の底部に達するバッテリー、前記バッテリーの前方両
    側で車体に配されかつ駆動される前輪、およびバッテリ
    ーの後方中央で車体に配されかつ駆動されない後輪を有
    し、車体後方に前記後輪を支持する後輪ステアリング
    軸、モータを有し、前記後輪ステアリング軸を旋回させ
    る補助トルクを生じるステアリング駆動具、および車体
    前方のハンドルに伝導装置を介して連結される入力軸に
    作用する前記ハンドルからの操舵トルクを検出するトル
    ク検出器からなるパワーステアリング装置を配置する一
    方、前記伝導装置は、ハンドル下端の第1の鎖車と前記
    バッテリー前方で垂直に枢支した中間軸上端の第2の鎖
    車とをチエーンで連結する第1段伝導手段、前記中間
    軸、この中間軸下端の第3の鎖車とバッテリー後方に配
    した第1の軸受箱で垂直に軸受支持される第1の垂直軸
    下端の第4の鎖車とをバッテリー下方を通るチエーンに
    より連結した第2段伝導手段、車体後方上部の第2の軸
    受箱で垂直に軸受支持される第2の垂直軸上端の第5の
    鎖車と前記入力軸に取付く第6の鎖車とをチエーンで連
    結する第3段伝導手段、および前記第1、第2の垂直軸
    を自在継手を介して継ぐ継ぎ軸からなり、第2の軸受箱
    に固定したレバーの端を車体から突設する突片の垂直軸
    に揺動自在に支承し、かつ該レバーの中間にコイルスプ
    リングを介在せしめてなるバッテリー式フォークリフ
    ト。
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