JP2544741B2 - シャフトドライブ式自転車 - Google Patents

シャフトドライブ式自転車

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JP2544741B2
JP2544741B2 JP62200430A JP20043087A JP2544741B2 JP 2544741 B2 JP2544741 B2 JP 2544741B2 JP 62200430 A JP62200430 A JP 62200430A JP 20043087 A JP20043087 A JP 20043087A JP 2544741 B2 JP2544741 B2 JP 2544741B2
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JP
Japan
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bevel gear
rear wheel
wheel hub
shaft
drive type
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圭介 松下
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Soqi Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ペダル軸の回転力を伝動軸を介して後輪に
伝達するようにしたシャフトドライブ式自転車に関し、
特に変速歯車装置を後輪ハブに内蔵した場合の、後輪ハ
ブ部分の外観を向上できるようにした切り換え装置及び
傘歯車装置の配置構造に関する。
〔従来の技術〕
従来からシャフトドライブ式自転車が提案されてお
り、例えば、ペダル軸と後輪ハブとの間に伝動軸を配置
し、かつ該伝動軸の前,後端部とペダル軸,後輪ハブと
をそれぞれ駆動傘歯車装置,従動傘歯車装置で連結した
ものがある(例えば、西独特許第3120552号参照)。
また、このようなシャフトドライブ式の自転車におけ
る変速装置としては、従来、上記後輪ハブ内に遊星歯車
式変速装置を内蔵し、該変速装置の切り換え部材をチェ
ンを介して上記従動傘歯車装置側に導出し、これを操作
ケーブルを介して操向ハンドルの切り換えレバーに接続
したものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記従来のシャフトドライブ式自転車で
は、上記傘歯車装置が比較的大型になり、しかも切り換
え装置が該傘歯車装置の外方に位置していることから、
特に後輪ハブ廻りを外方から見た場合、傘歯車装置が装
着された側が他方に比べて外方に大きく突出し、外観上
アンバランスになって外観がよくないという問題があ
る。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされ
たもので、後輪ハブ廻りの外観上のバランスがよく、外
観を向上できるシャフトドライブ式自転車を提供するこ
とを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ペダル軸の回転力を傘歯車装置,伝動軸を
用いて変速装置内蔵型後輪ハブに伝達するようにしたシ
ャフトドライブ式自転車において、後輪ハブの一端側に
従動傘歯車装置を配設するとともに、他端側に変速装置
を所望段に切り換える切り換え装置を配設したことを特
徴としている。
〔作用〕
本発明に係るシャフトドライブ式自転車によれば、後
輪ハブの一端側に従動傘歯車装置が、他端側に切り換え
装置がそれぞれ配設されているので、外観上後輪ハブ廻
りの左,右のバランスがとれており、外観を向上でき
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例によるシャフ
トドライブ式自転車を説明するための図である。図にお
いて、1は鋼管を側面視V字状に組み合わせてなる車体
フレームであり、該フレーム1の後辺1aの上端にはサド
ル2が搭載され、前辺1bの上端に固定されたヘッドパイ
プ1cには、下端で前輪3を支持する前フォーク4が軸支
されており、該フォーク4の上端には操向ハンドル4aが
固定されている。なお、1dは補強パイプである。
上記V型フレーム1の底部にはクランクハウジング5
がボルト締め固定されている。該ハウジング5の後端に
は左,右のリヤアーム6,7の前端がボルト締め固定され
ており、該左リヤアーム6の後端に溶接固定されたリヤ
プレート6aと、右リヤアーム7の後端の接続フランジ7a
にボルト締め固定されたリヤハウジング8との間には、
後輪ハブ9のハブ軸10aが固定ナット10b,10cで固定され
ている。この後輪ハブ9のケーシング9a内には遊星歯車
式変速装置が内蔵されており、また外周のフランジ部に
はスポーク11aを介して後輪11が装着されている。
そして上記クランクハウジング5内には、両端に一対
のペダルアーム12が固定されたペダル軸13が軸支されて
いる。該ペダル軸13の第1図右側には駆動傘歯車14aが
セレーション嵌合しており、該駆動傘歯車14aは、該ク
ランクハウジング5内に回転自在に配置された入力傘歯
車14bに噛合しており、この両傘歯車14a,14bで駆動傘歯
車装置14が構成されている。
上記入力傘歯車14bには上記右リヤアーム7内に挿入
配置された伝動軸15の前端がセレーション嵌合してい
る。またこの伝動軸15の後端には、上記リヤハウジング
8内に回転自在に配置された出力傘歯車17がこれもセレ
ーション嵌合している。またこの出力傘歯車17は上記後
輪ハブ9のケーシング9aの右端にねじ込み固定された従
動傘歯車18に噛合しており、この両傘歯車17,18で従動
傘歯車装置16が構成されている。
上記従動傘歯車18の端面と上記ケーシング9aの外側端
面との間には皿状の防水キャップ19が挟持されている。
該防水キャップ19は上記ケーシング9aの端部を囲んでお
り、該端部とケーシング9aとの間にはシールリング20が
配設されている。このシールリング20は防水キャップ19
の内周面に摺接して両者間の隙間をシールするためのも
のである。またこの防水キャップ19の外周面は上記リヤ
ハウジング8端部開口8bに近接して該開口8bをシールし
ている。
また、第2図,第3図に示すように、上記ハブ軸10a
の上記従動傘歯車18外方部分には廻り止め部材21が嵌合
装着されており、該部材21の先端部は上記リヤハウジン
グ8の内壁に形成された係止凹部8aに係止しており、こ
れによりハブ軸10aの回転を防止している。
さらにまた、上記ハブ軸10aの、上記廻り止め部材21
とケーシング9aとの間には、上記出力傘歯車17と従動傘
歯車18との噛合状態を調整するためのスペーサ24が配設
されており、このスペーサ24は第2図に示すように、従
動傘歯車18に形成された基準面18aと、リヤハウジング
8に形成された基準面8cとの間隔Aが規定値になる厚さ
のものが選択されている。
そして、上記後輪ハブ9の左側には上記左リヤアーム
6の後部に固定されたバンドブレーキ22が装着されてお
り、これの軸方向外側に位置するリヤプレート6aの外側
には切り換え装置23が配設されている。該装置23は上記
ハブ軸10a内に挿入われた切り換え用プッシュロッド23a
を、揺動自在に配置された切り換えレバー23bで進退さ
せる構造になっており、該レバー23bは操向ハンドル4a
に取り付けられた操作レバーにより操作ケーブル23cを
介して揺動駆動される。また上記切り換えレバー23bは
支持ブラケット23dによって揺動自在に支持されてお
り、該支持ブラケット23dは上記ハブ軸10aに固定ナット
10cでフェンダステー10eと共に固定されている。またこ
のブラケット23dにはこれを囲むようにカバー23eが装着
されており、該カバー23eはセットボルトでこのブラケ
ット23dに固定されている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
まず、本実施例自転車において、従動傘歯車装置16を
組み立てる場合は、後輪ハブ9を、従動傘歯車18をケー
シング9aにねじ込んで取り付けた状態で上記リヤプレー
ト6a,リヤハウジング8間に配設し、この従動傘歯車18
を出力傘歯車17に噛合させることとなる。ここで一般
に、各部品の製造誤差,組み立て誤差等によって、従動
傘歯車18の軸方向位置が変動し、出力傘歯車17との噛合
状態に支障が生じる恐れがある。これに対して本実施例
では、ケーシング9aと廻り止め部材21との間に噛合調整
用スペーサ24を配置したので、これを適宜選択すること
により、容易に上記噛合状態を適切なものにすることが
できる。
そして次に、本実施例自転車で走行する場合は、ペダ
ルアーム12の回転力がペダル軸13から駆動傘歯車装置1
4,伝動軸15,従動傘歯車装置16を介して後輪ハブ9に伝
達され、これにより後輪11が回転して走行することとな
る。また、変速する場合は、操向ハンドル4aの操作レバ
ーを所望の変速位置に回動させる。すると操作ケーブル
23cを介して切り換えレバー23bが揺動してプッシュロッ
ド23aを進退させ、これにより所望の変速段に切り換え
られる。
このとき、ハブ軸10aには僅かながら回転トルクが作
用するが、本実施例では廻り止め部材21がリヤハウジン
グ8の係止凹部8aに係止しているので、このハブ軸10a
が回転することはない。また、後輪ハブ9のケーシング
9aとリヤハウジング8との間には防水キャップ19を配設
しているので、雨水,ほこり等のリヤハウジング8内へ
の進入を確実に防止できる。
そして、本実施例の自転車においては、後輪ハブ9の
右側に従動傘歯車装置16を配設し、左側に切り換え装置
23を配設したので、外部から見た場合、左,右の形状,
重量等のバランスがとれ、安定した印象が与えられ、外
観の向上が得られる。
ところで、本実施例では、リヤハウジング8をそのま
ま利用しながら、上記変速装置内蔵型後輪ハブ9の代わ
りに、例えば単速型ハブを容易に組み込むことができ
る。
第4図は、単速型ハブ仕様とした場合の後輪ハブ部分
を示す。図において29は単速型後輪ハブであり、これの
ハブ軸30aは、固定ナット30b,30cによってリヤプレート
6a,リヤハウジング8間に固定されている。この後輪ハ
ブ29のケーシング29aにはワンウェイクラッチ29bを介し
て従動傘歯車31が装着されており、該傘歯車31は出力傘
歯車17に噛合している。またこの従動傘歯車31の外周に
は防水キャップ32が嵌合装着されており、該キャップ32
は従動傘歯車31とリヤハウジング8の端部開口8bとの隙
間を埋めることのできる形状となっており、その外周は
該開口8bに近接している。
また、33は上記傘歯車17,31同士の噛合調整を行うた
めのスペーサである。これは上記スペーサ24に相当する
ものであり、従動傘歯車31の基準面31aとリヤハウジン
グ8の基準面8cとの間隔Aが規定値になる厚さのものが
選択されている。
本実施例においては、上記単速型ハブ29又は上記変速
型後輪ハブ9のいずれを組み込む場合にも、リヤハウジ
ング8,リヤアーム6,7及び伝動軸16,出力傘歯車17等は共
通であり、従動傘歯車18又は31,及び防水キャップ19又
は8bのみ異なるものを準備するだけでよく、部品コスト
を低減できるとともに、組み立て作業を容易に行うこと
ができる。
なお、上記実施例では切り換え装置23がプッシュロッ
ド式である場合について説明したが、本発明では切り換
え装置の型式はどのようなものでもよく、要は後輪ハブ
の一端側に従動傘歯車装置を、他端側に切り換え装置を
配設すればよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係るシャフトドライブ式自転車
によれば、後輪ハブの一端側に従動傘歯車装置を、他端
側に切り換え装置を配設したので、外観上左,右のバラ
ンスがとれ、外観を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例によるシャフト
ドライブ式自転車を説明するための図であり、第1図は
その断面平面図、第2図はその従動傘歯車部分の断面平
面図、第3図はその廻り止め部分の断面側面図、第4図
はその単速型ハブを採用した場合の断面平面図、第5図
は本実施例構造が採用された自転車の側面図である。 図において、9は後輪ハブ、11は後輪、13はペダル軸、
14は駆動傘歯車装置、15は伝動軸、16は従動傘歯車装
置、23は切り換え装置である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペダル軸の回転力を、駆動傘歯車装置,伝
    動軸,従動傘歯車装置を介して変速装置内蔵型後輪ハブ
    に伝達するようにしたシャフトドライブ式自転車におい
    て、上記後輪ハブの一端側に上記従動傘歯車装置を配設
    するとともに、他端側に上記変速装置を所望段に切り換
    える切り換え装置を配設したことを特徴とするシャフト
    ドライブ式自転車。
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