JPH07172235A - 車両用ランプの防水構造 - Google Patents

車両用ランプの防水構造

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JPH07172235A
JPH07172235A JP34397493A JP34397493A JPH07172235A JP H07172235 A JPH07172235 A JP H07172235A JP 34397493 A JP34397493 A JP 34397493A JP 34397493 A JP34397493 A JP 34397493A JP H07172235 A JPH07172235 A JP H07172235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
lamp housing
lamp
outer panel
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP34397493A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Ikeda
勝 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH07172235A publication Critical patent/JPH07172235A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用ランプの防水構造において、その取付
工数を減少させて作業能率を向上させ、常時、シール性
を保持させる。 【構成】 リヤコンビネーションランプのランプハウジ
ング3の車体取付孔5の周囲に防水用リップ12を突出さ
せて設ける。そして、この防水用リップ12を車体アウタ
パネル6のランプハウジング取付孔7の周囲に当接さ
せ、ランプハウジング3を車体2に取付ける。これによ
り、防水用リップ12が車体アウタパネル2に堅固に当接
することになり、ランプハウジング3と車体アウタパネ
ル6との当接部の防水性を保持することができる。した
がって、シール用の部品を別に用意する必要がなくなっ
たので、作業性がよくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ランプの車両取
付部の周囲に形成して好適な車両用ランプの防水構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、四輪車等の車両の車両用ランプ、
たとえばリヤコンビネーションランプの車体への取付け
は、図3および図4に示すように行われている。この取
付けについて詳述する。すなわち、図において、符号1
は車体2の後部に取付けられたリヤコンビネーションラ
ンプである。
【0003】リヤコンビネーションランプ1のランプハ
ウジング3のフランジ部4にはランプハウジング3を車
体2に取付けるための車体取付孔5が設けられている。
【0004】一方、リヤコンビネーションランプ1が取
付けられる車体2の車体アウタパネル6にもランプハウ
ジング3を取付けるためのランプハウジング取付孔7が
形成されている。ランプハウジング取付孔7の、車室R
側には溶接ナット8が固着されると共にこの溶接ナット
8を覆う、防水用の車体インナパネル9が装着されてい
る。
【0005】そして、車体アウタパネル6にランプハウ
ジング3を取付ける場合、車体アウタパネル6のランプ
ハウジング取付孔7に、ランプハウジング3のフランジ
部4に設けた車体取付孔5を合わせ、車体取付孔5を挿
通させたボルト10を溶接ナット8に螺合させることによ
って固定している。
【0006】これによってボルト10の先端部と、溶接ナ
ット8とが共に車体インナパネル9に覆われることにな
り、ランプハウジング3と車体アウタパネル6との接続
部から水Wが車室R側に浸入するのを防止している。
【0007】また別の取付方としては、図5に示すよう
に、車体アウタパネル6に溶接ナット8のみを固着する
と共に車体アウタパネル6と、ランプハウジング3のフ
ランジ部4との間にシールガスケット11を介装させて、
車体アウタパネル6とランプハウジング3とをボルト10
によって固着させていた。これによってもランプハウジ
ング3と車体アウタパネル6との接続部から水Wが車室
R側に浸入するのを防止することができる。
【0008】なお、車両用灯具の取付構造として、実公
平4-6346号公報に開示されているものがある。この公報
に開示されているものは、車両用灯具を車体パネルの内
側より灯具取付開口に挿入して車体パネル内側よりボル
ト等で取付装着することによって、車体パネル外側の取
付けスペースを小さくすると共にシール性を向上させる
ようにしたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
においては、リヤコンビネーションランプのランプハウ
ジングを車体アウタパネルにボルト固定した際、ランプ
ハウジングと車体アウタパネルとの接続部から車室内へ
の水の浸入を防止するために、車体アウタパネルの車室
側に車体インナパネルを取付けたり、ランプハウジング
と車体アウタパネルとの当接面にシールガスケットを介
装させたりしていたが、前記車体インナパネルを取付け
た場合、それだけ部品の取付工数が増え作業能率が悪か
った。また、この車体インナパネルの分だけ車室のスペ
ースが狭くなる問題があった。
【0010】また、シールガスケットを装着したもの
は、シールガスケットが締付けによってつぶれてしまう
ので、ランプ交換時にランプハウジングを取外すと、シ
ールガスケットも共に交換しないとシール性が保持でき
ない問題が発生する。
【0011】なお、実公平4-6346号公報に開示されてい
る車両用灯具の取付構造は、パッキン等のシール材を用
いているので、本発明に比してシール材の取付に手間が
かかる問題がある。
【0012】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、ランプハウジングまたはこのランプ
ハウジングが当接する車体パネルに防水用のリップを形
成することによって、取付工数を減少させて作業能率を
向上させ、常時、シール性を保持させた車両用ランプの
防水構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、車両用ランプのランプハウジ
ングの車体取付部の周囲または該車体取付部が当接する
車体パネルのランプハウジング取付部の周囲の少なくと
も一方に防水用リップを突出させ、該防水用リップを前
記車体パネルまたは前記ランプハウジングに当接させ
て、前記ランプハウジングを車体に取付けたことを特徴
とするものである。
【0014】
【作用】本発明は、以上説明したように、ランプハウジ
ングの車体取付部の周囲または車体パネルのランプハウ
ジング取付部の少なくとも一方に防水用リップを突出さ
せ、前記ランプハウジングを車体に取付けたとき、この
防水用リップが車体パネルまたはランプハウジングに当
接することになり、これによってランプハウジングと車
体パネルとの当接部を防水することが可能になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1にもとづいて
図3ないし図5と同一の部材には同一の符号を付して説
明する。図1は図3に示すリヤコンビネーションランプ
1と車体2の接合部の要部を拡大したものである。図に
おいて、符号3で示すものはランプハウジングであり、
符号6で示すものは車体アウタパネルである。
【0016】ランプハウジング3のフランジ部4には車
体取付部である車体取付孔5が設けられている。この車
体取付孔5の車体アウタパネル6側の周囲には防水用リ
ップ12が二重に突出、形成されている(図2参照)。
【0017】一方、車体アウタパネル6にはランプハウ
ジング取付部であるランプハウジング取付孔7が設けら
れ、このランプハウジング取付孔7の車室R側の周囲に
溶接ナット8が溶着されている。
【0018】したがって、車体アウタパネル6にランプ
ハウジング3を取付ける場合は、車体アウタパネル6の
ランプハウジング取付孔7にランプハウジング3のフラ
ンジ部4に設けた車体取付孔5を合わせ、ランプハウジ
ング3側から通したボルト10を車体アウタパネル6に設
けた溶接ナット8に螺合させることによって取付ける。
【0019】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例は以上説明したように、ランプハウジング3のフラン
ジ部4の車体取付孔5の周囲に二重の防水用リップ12を
形成させたので、ランプハウジング3を車体アウタパネ
ル6に取付ける際は、この防水用リップ12を車体アウタ
パネル6のランプハウジング取付孔7の周囲に押付けて
おいて、フランジ部4と車体アウタパネル6とをボルト
10によって堅固に締付ければ防水用リップ12が車体アウ
タパネル6に強く押付けられることになる。これによっ
て防水用リップ12が車体インナパネル9(図4参照)や
ガスケット11(図5参照)と同様の働きをして水の浸入
を防ぐことが可能になる。
【0020】本実施例は、防水用リップ12をランプハウ
ジング3のフランジ部4に形成したが、このようにはせ
ず車体アウタパネル6のランプハウジング取付孔7の周
囲に前述と同様な、二重の防水用リップ12を形成しても
よい。このようにしても車体アウタパネル6にランプハ
ウジング3を取付けてボルト10によってランプハウジン
グ3を固定しても車体アウタパネル6の防水用リップ12
がランプハウジング3に押付けられるので、防水用リッ
プ12が車体インナパネル9(図4参照)やガスケット11
(図5参照)と同様の働きをして水の浸入を防ぐことが
可能になる。また、この防水用リップ12はランプハウジ
ング3および車体アウタパネル6の両方に設けてもよ
い。この場合は、防水用リップ12がかみ合わさるので、
防水性がさらに向上する効果がある。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、ランプ
ハウジングの車体取付部の周囲または車体パネルのラン
プハウジング取付部の少なくとも一方に防水用リップを
突出させ、前記ランプハウジングを車体に取付けたと
き、この防水用リップが車体パネルまたはランプハウジ
ングに当接することになり、これによってランプハウジ
ングと車体パネルとの当接部からの水の浸入を防ぐこと
ができる。
【0022】これにより、従来の、車体インナパネルを
用いることやシールガスケットを介装させる必要がなく
なり取付工数が減少して作業能率を向上させることがで
きる。車体インナパネルがなくなったので、車室が狭く
なることを回避させることができる。さらに、ランプ交
換時においてもガスケットの交換を要せずシール性を常
時維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のランプハウジングの要部を示す斜視図で
ある。
【図3】リヤコンビネーションランプを説明するための
斜視図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】従来の、ランプハウジングと車体パネルの別の
取付状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 リヤコンビネーションランプ 2 車体 3 ランプハウジング 5 車体取付孔 6 車体アウタパネル 7 ランプハウジング取付孔 12 防水用リップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用ランプのランプハウジングの車体
    取付部の周囲または該車体取付部が当接する車体パネル
    のランプハウジング取付部の周囲の少なくとも一方に防
    水用リップを突出させ、該防水用リップを前記車体パネ
    ルまたは前記ランプハウジングに当接させて、前記ラン
    プハウジングを車体に取付けたことを特徴とする車両用
    ランプの防水構造。
JP34397493A 1993-12-18 1993-12-18 車両用ランプの防水構造 Pending JPH07172235A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19627555A1 (de) * 1996-07-09 1998-01-22 Hella Kg Hueck & Co Leuchte für Fahrzeuge
JP2009199959A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Toshio Hiratsuka 照明装置
CN104290649A (zh) * 2014-09-15 2015-01-21 江苏常诚汽车部件有限公司 后组合灯具控制护板与灯体间隙结构

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DE19627555B4 (de) * 1996-07-09 2004-08-26 Hella Kg Hueck & Co. Leuchte für Fahrzeuge
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