JPH07169917A - キャパシタの製造方法 - Google Patents

キャパシタの製造方法

Info

Publication number
JPH07169917A
JPH07169917A JP5316264A JP31626493A JPH07169917A JP H07169917 A JPH07169917 A JP H07169917A JP 5316264 A JP5316264 A JP 5316264A JP 31626493 A JP31626493 A JP 31626493A JP H07169917 A JPH07169917 A JP H07169917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat treatment
oxygen
capacitor
tantalum oxide
atmosphere
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5316264A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3404099B2 (ja
Inventor
Misuzu Hirayama
美鈴 平山
Masayuki Nakada
昌之 中田
Shinpei Iijima
晋平 飯島
Natsuki Yokoyama
夏樹 横山
Yuzuru Oji
譲 大路
Teruaki Kisu
輝明 木須
Yuichi Matsui
裕一 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi ULSI Engineering Corp, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi ULSI Engineering Corp
Priority to JP31626493A priority Critical patent/JP3404099B2/ja
Publication of JPH07169917A publication Critical patent/JPH07169917A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3404099B2 publication Critical patent/JP3404099B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Recrystallisation Techniques (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】高誘電率の酸化タンタル膜を用い、大容量で高
耐圧のキャパシタを形成する。 【構成】シリコン基板1上に形成された第一の絶縁膜上
に延在する第一の電極上に酸化タンタル層5を形成した
後、第一の熱処理を酸素もしくは二窒化酸素雰囲気、あ
るいはアルゴンや窒素等で希釈した酸素もしくは二窒化
酸素濃度0.1%以上の雰囲気中600℃以上750℃
以下の温度で行い、続いて第一の熱処理より高温かつア
ルゴンもしくは窒素等不活性雰囲気中もしくはアルゴ
ン,窒素等で0.1% 以下に希釈された酸素あるいは二
窒化酸素雰囲気で第二の熱処理を行って酸化タンタル層
5を結晶化した後、酸化タンタル層5上に第二の電極6
を形成しキャパシタとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキャパシタの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの高集積化にはメモリセル面積の
縮小が必須であるが、例えば、ダイナミックRAMのキ
ャパシタに関しては、読み出し信号のS/N,ソフトエ
ラーなどの問題から単位面積あたりの蓄積電荷量をセル
面積に比例して縮小することはできない。そこで、キャ
パシタ絶縁膜の薄膜化,高誘電率化およびキャパシタ構
造の立体化による大容量化が検討されているが、従来キ
ャパシタ絶縁膜として用いられてきた熱酸化膜(誘電率
ε=3.9)あるいは窒化膜(ε=7)の薄膜化は信頼
性,制御性の面から既に限界に達しており、更に、高集
積化を行うにはより高い誘電率を持つ材料を用いる必要
がある。
【0003】このような材料として最も注目されている
のが誘電率,絶縁耐圧ともに高く、コンデンサとして実
績のある酸化タンタル(Ta25,ε=22)であり、キ
ャパシタの構造は、特開昭61−36963号公報にW/Ta2
5/Si(Metal-Insulator-Semiconductor=MI
S),特開昭62−84544 号公報にW/Ta25/Si3
4/Si(Metal-Insulator-Nitride-Semiconductor=
MINS),特開昭60−152049号公報にW/Ta25
W(Metal-Insulator-Metal=MIM)が記載されてい
る。
【0004】しかし、いずれの場合も酸化タンタル膜を
形成後そのまま上部電極を形成してキャパシタとすると
リーク電流が大きく、デバイスには適用できない。この
リーク電流の原因は酸化タンタル膜を有機金属原料を用
いた化学気相成長法により形成した場合は原料から、ま
たスパッタリング法により形成した場合は排気系からそ
れぞれ膜中に炭素が混入すること、酸化タンタル膜中に
酸素欠陥が存在すること等が考えられている。これに対
して形成した酸化タンタル膜を酸素雰囲気中で、あるい
は水銀ランプ照射したオゾン中でアニールした後乾燥酸
素雰囲気中でアニールすることによって耐圧を向上させ
る方法が既に知られており、特に700℃以上の高温に
おける乾燥酸素雰囲気中のアニールにより酸化タンタル
キャパシタの耐圧は著しく向上することが特開昭61−36
963号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような活性酸素
雰囲気あるいは高温酸素雰囲気中のアニールにより酸化
タンタルキャパシタの耐圧は大きく向上するが、MIS
型キャパシタの場合にはTa25/Si界面に生成する
二酸化シリコン層の成長を促し、MINS形,MIM形
キャパシタにおいては、それぞれ、酸窒化膜,下部電極
が酸化されて蓄積電荷量の低下を引き起こす。
【0006】図1はMISキャパシタに関し酸素アニー
ル温度に対してリーク電流が、10-8A/cm2 に達する印
加電圧で定義した耐圧とキャパシタの容量を示したもの
である。アニール温度が高くなるにつれて耐圧は向上す
るが、容量は低下していく。従って容量の大きいキャパ
シタを得るためには界面酸化膜,界面窒化膜あるいは下
部電極を酸化することなく、酸化タンタル膜中に混入す
る炭素を取り除き、酸素欠陥を補うアニール方法が必要
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点は形成した
酸化タンタル膜を初め酸素あるいは二窒化酸素を0.1%
以上含む雰囲気中で、600℃以上750℃以下の温度
でアニールして膜中に混入した炭素を取り除き、次いで
非酸化性雰囲気中700℃以上1000℃以下の範囲に
て第一の熱処理より高温でアニールして膜を結晶化する
ことにより達成できる。
【0008】
【作用】発明者らの検討によれば、酸化タンタル膜中に
混入した炭素は酸素雰囲気中では200℃から600℃
の間で脱離する。
【0009】図2は酸素アニール温度に対してX線回折
ピークの積分値の和を取ったもので、結晶化の程度を示
している。この図から分かるように酸化タンタル層は7
00℃付近で結晶化し始め、酸素アニール温度が高くな
るほど結晶化は進む。また、アルゴン雰囲気中850℃
でアニールを行った場合にも800℃の酸素アニールと
同程度の結晶化が確認できた。しかし,アルゴンアニー
ルのみ行った酸化タンタルキャパシタの耐圧は低く、結
晶化が耐圧向上の直接の原因ではないことが明らかとな
った。
【0010】図3に弾性反跳粒子検出法により測定した
各種アニールを行った酸化タンタル層に含まれる不純物
炭素の量を示した。酸素アニール温度が高いほど膜中に
混入した炭素量は減少しており、膜中に混入した炭素が
酸化タンタルキャパシタのリーク電流の大きな原因の一
つであることが確認できた。また、酸素アニール後に高
温のアルゴンアニールを行うと膜中の炭素量が減少し、
結晶化により膜中の不純物炭素の脱離が助長されて耐圧
が向上することを確認した。
【0011】従って、まず酸素もしくは二窒化酸素を
0.1% 以上含む雰囲気中で、膜中の炭素を取り除くこ
とができ、かつ界面酸化膜,窒化膜あるいは下部電極を
酸化することのない温度、すなわち600℃以上750
℃以下の温度でアニールを行い、次いで、不活性ガス雰
囲気中あるいは酸素濃度が0.1% 以下になるように不
活性ガスで希釈した酸素あるいは二窒化酸素雰囲気中
で、第一の熱処理よりも高温、且つ、酸化タンタル膜を
結晶化する温度、すなわち700℃以上の温度でアニー
ル(以後結晶化アニールと呼ぶ)を行えば、界面の酸化
膜を成長させることなく、また界面に形成した窒化膜あ
るいは下部電極金属層を酸化することなく酸化タンタル
膜中に混入する炭素を取り除き、結晶化して、大容量で
耐圧良好なキャパシタ絶縁膜を得ることができる。
【0012】
【実施例】(実施例1)図4は本発明の概念を用いて形
成したキャパシタの形成プロセスの断面図である。
【0013】図4(a)に示すように、シリコン基板1
上に熱酸化膜2を形成し、その一領域の絶縁膜を除去し
た。次に絶縁膜を除去した部分に多結晶シリコン膜を形
成,加工しキャパシタの下部電極3を形成した。図4
(b)に示すように、この多結晶シリコン膜3を酸化タ
ンタル膜形成直前にフッ酸洗浄後水洗を行うと表面に1
nm以下の自然酸化膜4が生成した。ついで図4(c)
に示すように自然酸化膜上にペンタエトキシタンタル
(Ta(OC25)5)を原料とし窒素をキャリアガスとし
て用い、酸素雰囲気中で420℃で化学気相成長法によ
り、酸化タンタル膜5を10nm堆積させた。形成した
酸化タンタル膜は、初めに抵抗加熱炉を用い乾燥酸素雰
囲気中700℃で30分間アニールを行った後、続いて
アルゴン雰囲気中850℃で10分間結晶化アニールを
行った。図4(d)は酸化タンタル5上に窒化チタン電
極6を形成した状態を示している。
【0014】図5の曲線(g)はこの方法で形成したキ
ャパシタの電流−電圧特性を示している。また、同図の
曲線(e)は熱処理を行わないキャパシタ、(f)は7
00℃の酸素アニールのみを行ったキャパシタの耐圧を
示している。比較として乾燥酸素雰囲気における800
℃,30分のアニールのみを行ってタングステン電極を
形成したキャパシタの耐圧を(h)に示した。二酸化シ
リコンの比誘電率を用いて換算した換算膜厚は(e)
3.1nm(f)3.7nm(g)3.7nm(h)4.2
nm であり、二段階のアニールを行うことにより界面
酸化膜の成長を抑制しながら耐圧が向上した。
【0015】なお、第一の熱処理は成膜温度600℃以
上750℃以下で10分から3時間アニールを行った場
合にも同様の効果を得ることができ、二窒化炭素雰囲
気、あるいは酸素又は二窒化炭素を窒素又はアルゴンで
0.1% 以上に希釈した雰囲気中でアニールを行っても
同様の効果が得られる。続く第二の熱処理に関しては窒
素又はアルゴン雰囲気中あるいは0.1% 未満の濃度の
酸素あるいは二窒化酸素を含む窒素又はアルゴン雰囲気
中700℃以上1000℃以下で10分以上30分以下
のアニールを行った場合にも同様の効果が得られた。
【0016】(実施例2)図6は多結晶シリコン膜3を
形成した後抵抗加熱炉を用い、アンモニア雰囲気中にお
いて800℃で5分間処理して表面の酸化シリコン層を
窒化した後酸化タンタル膜5を形成し、窒化チタン電極
6を形成したキャパシタの断面図である。このような構
造のキャパシタに関しても界面の酸窒化膜7が高温の酸
素アニールで酸化することがSSDM,1992,p5
21に報告されており、この界面酸窒化シリコン層の酸
化による容量の低下を抑えるのに実施例1に記載の結晶
化アニールは効果的である。
【0017】このキャパシタの耐圧を図7に示した。曲
線(i)は熱処理なし、(j)は700℃の酸素アニー
ル、(k)は700℃の酸素アニール後850℃のアル
ゴンアニール、(h)は800℃の酸素アニールを行っ
たキャパシタの耐圧を示しており、換算膜厚はそれぞれ
(i)3.0nm(j)3.5nm(k)3.5nm
(h)4.2nmであった。窒化処理は600℃以上1
000℃以下で5分以上30分以下行った場合にも同様
の効果が得られる。また、例えばSSDM,1992,p
521に記載されているようにランプ加熱等を用いて昇
降温時間を短くすると酸窒化シリコン層を薄膜化できる
ため容量の大きいキャパシタを得ることができるがこの
場合にも実施例1に記載の結晶化アニールは同様の効果
があった。
【0018】(実施例3)図8はシリコン基板1上に下
部電極としてタングステン層8を形成した後、酸化タン
タル層5を形成し、窒化チタン電極6を形成したキャパ
シタの模式的断面図である。この構造のキャパシタは高
温の酸素アニールにより下部電極タングステン層8と酸
化タンタル層5の界面に酸化タングステン層9が成長し
容量の低下を引き起こすためこの場合にも実施例1に記
載の結晶化アニールは同様の効果をもたらした。特に、
下部電極がタングステンの場合に第一の熱処理を水と水
素を含む雰囲気中で行うと下部電極と酸化タンタル層の
界面に存在する酸化タングステン9が還元されるため良
好な特性を持つ大容量のキャパシタが得られた。
【0019】また、第一の熱処理を行った後、水と水素
を含む雰囲気中で熱処理を行い第二の熱処理を行って
も、第一,第二の熱処理を行った後に水と水素を含む雰
囲気中で熱処理を行っても同様の効果が得られた。また
下部電極をモリブデン,タングステンあるいはモリブデ
ンの窒化物もしくはケイ化物のうち一種からなる単層膜
もしくはタングステンも含めたうちの二種以上を複数層
積層した積層膜としても何ら問題はない。
【0020】(実施例4)実施例1と同様の構造の酸化
タンタルキャパシタにおいて、第一の熱処理と第二の熱
処理を逆の順番で行った場合にも実施例1と同様の効果
が得られた。
【0021】図9のキャパシタはフッ酸洗浄を行ったシ
リコン基板1上に酸化タンタル層5を形成し、その後、
窒化チタン上部電極6を形成後、加工して形成したもの
である。
【0022】図10の各曲線は、図9に示した構造のキ
ャパシタに関して、酸化タンタル層5形成後に(o)6
00℃の酸素アニールに続いて800℃のアルゴンアニ
ールを行ったもの、(n)800℃のアルゴンアニール
を行った後600℃の酸素アニールを行ったもの、比較
として(l)熱処理を行わないもの、(m)800℃の
アルゴンアニールのみを行ったキャパシタの耐圧を示し
ている。
【0023】第一の熱処理と第二の熱処理を逆の順番で
行った場合にも実施例1に記載したアニール方法の場合
と同程度の容量の低下を抑える効果および耐圧向上の効
果があった。しかし酸素アニールを行った後、結晶化ア
ニールを行った方が耐圧の向上には効果的であった。ま
た、800℃のアルゴンアニールのみでは耐圧不十分で
あった。
【0024】(実施例5)酸化タンタル膜形成後第一の
熱処理を行って不純物炭素を除去し、酸素欠陥を修復し
た後、再び酸化タンタル膜を形成して第一の熱処理を行
う行程を一回以上繰返し行い最後に第二の熱処理を行っ
た場合、更に高耐圧のキャパシタを得ることができた。
【0025】図11に10nmの酸化タンタル層を1〜
4回に分けて形成し、その都度700℃の酸素アニールを
行い、最後に850℃のアルゴンアニールを行って形成
したキャパシタの耐圧を示した。膜形成を細かく分けて
行うほど不純物炭素や酸素欠陥の少ない酸化タンタル層
が得られ耐圧が向上した。
【0026】また酸化タンタル層を形成した後第一の熱
処理に続いて第二の熱処理を行って膜を結晶化した後、
再び酸化タンタル層を形成し第一の熱処理に続いて第二
の熱処理を行う行程を一回以上繰返して形成した酸化タ
ンタルキャパシタの耐圧を図12に示した。図11に示
したキャパシタと同様に膜形成を細かく分けて行うほど
耐圧は向上し、図11の場合よりさらに緻密で高耐圧の
キャパシタを得ることができた。
【0027】(実施例6)図13は結晶化アニールを行
った酸化タンタルキャパシタを実際に適用したDRAM
の断面図である。同図(a)は王冠型、(b)はフィン
型と呼ばれる構造で、64Mbit以降のDRAMのキ
ャパシタに必要とされる容量を確保するために立体化し
実効面積を大きくする工夫がなされている。このような
複雑な立体構造の場合には被覆性の良いCVD法が効果
的である。また、酸化タンタル膜をトランジスタのゲー
ト絶縁膜として用いた場合も結晶化アニールは効果があ
る。
【0028】以上の実施例は上部電極として窒化チタン
を用いた例を示したが、タングステン,チタン,タンタ
ル,モリブデンのうち一種以上の元素を含む金属あるい
はこれらの金属の積層膜の場合にも同様の効果が得られ
る。また、酸化タンタルの膜厚は2nm以上20nm以
下の範囲で同様の効果が得られた。さらに、酸化タンタ
ル膜を形成する原料はペンタエトキシタンタルを用いた
例について示したが、ペンタメトキシタンタル,ペンタ
ブトキシタンタル,ペンタクロロタンタル,ペンタフル
オロタンタル,ペンタブロモタンタルなど他の原料を用
いても、スパッタ法により形成しても同様の効果が得ら
れる。
【0029】
【発明の効果】本発明を用いれば、高集積LSIに必要
とされる大容量,高耐圧,高信頼のキャパシタを製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】酸化タンタルキャパシタの容量と耐圧の酸素ア
ニール温度依存性の説明図。
【図2】酸化タンタル層結晶化の酸素アニール温度依存
性の説明図。
【図3】各種熱処理による不純物炭素量の低減効果の説
明図。
【図4】酸化タンタルキャパシタの形成の工程を示す断
面図。
【図5】結晶化アニールを行った酸化タンタルキャパシ
タのリーク電流密度の特性図。
【図6】第一の電極シリコン上の表面酸化膜を窒化した
後酸化タンタル層を形成したキャパシタの断面図。
【図7】第一の電極シリコン上の表面酸化膜を窒化した
後酸化タンタル層を形成したキャパシタのアニール条件
とリーク電流密度特性図。
【図8】第一の電極層がタングステンである酸化タンタ
ルキャパシタの断面図。
【図9】図10に示した評価を行ったキャパシタの断面
図。
【図10】逆の順番でアニールを行った酸化タンタルキ
ャパシタのリーク電流密度特性図。
【図11】キャパシタのリーク電流密度特性図。
【図12】酸化タンタルキャパシタのリーク電流密度特
性図。
【図13】酸化タンタル膜を適用したDRAMキャパシ
タ部の断面図。
【符号の説明】
1…シリコン基板、2…素子分離膜、3…高濃度リンド
ープ多結晶シリコン、4…界面酸化シリコン層、5…酸
化タンタル層、6…第二の電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/316 P 7352−4M 21/324 Z (72)発明者 中田 昌之 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 飯島 晋平 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 横山 夏樹 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 大路 譲 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 木須 輝明 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 松井 裕一 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコン基板上に形成された第一の絶縁膜
    上に延在する第一の電極上に酸化タンタル層を形成した
    後、第一の熱処理を酸素もしくは二窒化酸素雰囲気、あ
    るいはアルゴンや窒素等で希釈された、酸素もしくは二
    窒化酸素濃度0.1% 以上の雰囲気中600℃以上75
    0℃以下の温度で行い、前記第一の熱処理より高温かつ
    アルゴンもしくは窒素等不活性雰囲気中もしくはアルゴ
    ン,窒素等で0.1 %以下に希釈された酸素雰囲気で第
    二の熱処理を行って前記酸化タンタル層を結晶化した
    後、前記酸化タンタル層上に第二の電極を形成すること
    を特徴とするキャパシタの製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第一,第二の熱処
    理のうち少なくとも一方はランプ加熱等を用いて昇降温
    時間、もしくは昇降温時間及びアニール時間を短縮する
    キャパシタの製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記第一の電極はシリ
    コン層であるキャパシタの製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記シリコン層の表面
    を窒化した後、前記誘電体層を形成するキャパシタの製
    造方法。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記第一の電極はタン
    グステン,モリブデン、それらの窒化物、もしくはケイ
    化物のうち一種からなる単層膜あるいは二種以上を複数
    層積層した積層膜よりなるキャパシタの製造方法。
  6. 【請求項6】請求項6において、前記第一の熱処理は水
    と水素を含む雰囲気中で行う、あるいは第一の熱処理後
    もしくは第一の熱処理に続いて第二の熱処理を行った後
    に水と水素を含む雰囲気中で熱処理を行うキャパシタの
    製造方法。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記誘電体層を形成し
    た後第一の熱処理を行う一連の行程を複数回繰り返し、
    あるいは前記誘電体層を形成した後第一の熱処理を行
    い、続いて第二の熱処理を行う一連の行程を複数回繰り
    返すキャパシタの製造方法。
JP31626493A 1993-12-16 1993-12-16 キャパシタの製造方法 Expired - Fee Related JP3404099B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31626493A JP3404099B2 (ja) 1993-12-16 1993-12-16 キャパシタの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31626493A JP3404099B2 (ja) 1993-12-16 1993-12-16 キャパシタの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07169917A true JPH07169917A (ja) 1995-07-04
JP3404099B2 JP3404099B2 (ja) 2003-05-06

Family

ID=18075163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31626493A Expired - Fee Related JP3404099B2 (ja) 1993-12-16 1993-12-16 キャパシタの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3404099B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11121713A (ja) * 1997-10-14 1999-04-30 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置およびその製造方法
WO2000022664A1 (en) * 1998-10-14 2000-04-20 Applied Materials, Inc. Post deposition treatment of dielectric films for interface control
KR20000053632A (ko) * 1999-01-28 2000-08-25 카네코 히사시 산화탄탈막을 포함하는 전극을 구비한 반도체 장치 제조방법
JP2001203339A (ja) * 1999-11-09 2001-07-27 Hyundai Electronics Ind Co Ltd 半導体素子のキャパシタ製造方法
US6300239B1 (en) 1998-11-06 2001-10-09 Nec Corporation Method of manufacturing semiconductor device
KR20020039838A (ko) * 2000-11-22 2002-05-30 박종섭 반도체 소자의 캐패시터 제조방법
KR100379526B1 (ko) * 2000-12-21 2003-04-10 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자의 커패시터 제조방법
US6818457B2 (en) 2001-07-05 2004-11-16 Renesas Technology Corp. Semiconductor integrated circuit device and method of manufacturing the same
JP2007123948A (ja) * 2007-02-15 2007-05-17 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体素子の製造方法
KR100761406B1 (ko) * 2001-06-30 2007-09-27 주식회사 하이닉스반도체 탄탈륨산화막을 유전막으로 갖는 캐패시터의 제조 방법
WO2011074604A1 (ja) * 2009-12-18 2011-06-23 株式会社日立国際電気 半導体装置の製造方法、基板処理装置及び半導体装置
JP2012185217A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 National Institute Of Information & Communication Technology フォトニック結晶

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11121713A (ja) * 1997-10-14 1999-04-30 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置およびその製造方法
WO2000022664A1 (en) * 1998-10-14 2000-04-20 Applied Materials, Inc. Post deposition treatment of dielectric films for interface control
US6204203B1 (en) 1998-10-14 2001-03-20 Applied Materials, Inc. Post deposition treatment of dielectric films for interface control
US6300239B1 (en) 1998-11-06 2001-10-09 Nec Corporation Method of manufacturing semiconductor device
KR20000053632A (ko) * 1999-01-28 2000-08-25 카네코 히사시 산화탄탈막을 포함하는 전극을 구비한 반도체 장치 제조방법
JP2001203339A (ja) * 1999-11-09 2001-07-27 Hyundai Electronics Ind Co Ltd 半導体素子のキャパシタ製造方法
KR20020039838A (ko) * 2000-11-22 2002-05-30 박종섭 반도체 소자의 캐패시터 제조방법
KR100379526B1 (ko) * 2000-12-21 2003-04-10 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자의 커패시터 제조방법
KR100761406B1 (ko) * 2001-06-30 2007-09-27 주식회사 하이닉스반도체 탄탈륨산화막을 유전막으로 갖는 캐패시터의 제조 방법
US6818457B2 (en) 2001-07-05 2004-11-16 Renesas Technology Corp. Semiconductor integrated circuit device and method of manufacturing the same
JP2007123948A (ja) * 2007-02-15 2007-05-17 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体素子の製造方法
JP4659772B2 (ja) * 2007-02-15 2011-03-30 Okiセミコンダクタ株式会社 半導体素子の製造方法
WO2011074604A1 (ja) * 2009-12-18 2011-06-23 株式会社日立国際電気 半導体装置の製造方法、基板処理装置及び半導体装置
JP5462885B2 (ja) * 2009-12-18 2014-04-02 株式会社日立国際電気 半導体装置の製造方法および基板処理装置
JP2012185217A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 National Institute Of Information & Communication Technology フォトニック結晶

Also Published As

Publication number Publication date
JP3404099B2 (ja) 2003-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5247059B2 (ja) 五酸化タンタル層を用いた集積回路用コンデンサを製造するための方法
US6075691A (en) Thin film capacitors and process for making them
US5316982A (en) Semiconductor device and method for preparing the same
US4603059A (en) Method of manufacturing MIS capacitors for semiconductor IC devices
KR930010089B1 (ko) 반도체장치 및 그 제조방법
JP3404099B2 (ja) キャパシタの製造方法
US6200847B1 (en) Method of manufacturing capacitor of semiconductor device
KR100360413B1 (ko) 2단계 열처리에 의한 반도체 메모리 소자의 커패시터 제조방법
JPH11233723A (ja) 電子素子およびその製造方法ならびに誘電体キャパシタおよびその製造方法ならびに光学素子およびその製造方法
US5506178A (en) Process for forming gate silicon oxide film for MOS transistors
JPH05167008A (ja) 半導体素子の製造方法
US6818500B2 (en) Method of making a memory cell capacitor with Ta2O5 dielectric
KR100293713B1 (ko) 메모리소자의 커패시터 제조방법
US4521446A (en) Method for depositing polysilicon over TiO2
US5854505A (en) Process for forming silicon oxide film and gate oxide film for MOS transistors
JPH11177048A (ja) 半導体素子およびその製造方法
KR100243275B1 (ko) 반도체장치의 커패시터 및 그 제조방법
JP3225913B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH02135759A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP3317295B2 (ja) 容量素子の製造方法
JPH06232344A (ja) 半導体装置のキャパシタ
KR100219518B1 (ko) 반도체 장치 커패시터의 제조방법
US20020047148A1 (en) Methods of manufacturing integrated circuit capacitors having ruthenium upper electrodes and capacitors formed thereby
Han et al. Effects of post-deposition annealing on the electrical properties and reliability of ultrathin chemical vapor deposited Ta/sub 2/O/sub 5/films
KR100231604B1 (ko) 반도체소자의 캐패시터 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030128

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080229

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees