JPH07168819A - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
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- JPH07168819A JPH07168819A JP6198185A JP19818594A JPH07168819A JP H07168819 A JPH07168819 A JP H07168819A JP 6198185 A JP6198185 A JP 6198185A JP 19818594 A JP19818594 A JP 19818594A JP H07168819 A JPH07168819 A JP H07168819A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1行分のデータよりも短いデータを表示する
表示装置において、挿入されるデータをインサート位置
の前後の表示と関連付けて最大限に表示することのでき
るデータ処理装置を提供すること。 【構成】 1行分の入力データよりも短い所定数の入力
データを表示する表示装置に表示された入力データの範
囲内でデータを挿入する際に、表示装置上でデータのイ
ンサート位置を示すカーソルが、表示装置の最下位側の
所定位置に達していないと判別されたときは、インサー
ト動作毎にインサート位置及びインサート位置より下位
の入力データを表示装置の下位桁側へ順次移動させ、表
示装置の最下位側の所定位置に達したと判別されたとき
は、インサート動作毎にインサート位置の直後の入力デ
ータを保持して継続表示するとともに、インサート位置
より上位の入力データを上位桁側へ順次移動させる。
表示装置において、挿入されるデータをインサート位置
の前後の表示と関連付けて最大限に表示することのでき
るデータ処理装置を提供すること。 【構成】 1行分の入力データよりも短い所定数の入力
データを表示する表示装置に表示された入力データの範
囲内でデータを挿入する際に、表示装置上でデータのイ
ンサート位置を示すカーソルが、表示装置の最下位側の
所定位置に達していないと判別されたときは、インサー
ト動作毎にインサート位置及びインサート位置より下位
の入力データを表示装置の下位桁側へ順次移動させ、表
示装置の最下位側の所定位置に達したと判別されたとき
は、インサート動作毎にインサート位置の直後の入力デ
ータを保持して継続表示するとともに、インサート位置
より上位の入力データを上位桁側へ順次移動させる。
Description
【産業上の利用分野】この発明は少なくとも1行分の入
力データを一時的に記憶する記憶装置と、1行よりも短
い所定数の入力データを表示する表示装置とを有し、そ
の表示装置に表示された入力データの範囲内でデータを
インサート可能なデータ処理装置に関するものである。
力データを一時的に記憶する記憶装置と、1行よりも短
い所定数の入力データを表示する表示装置とを有し、そ
の表示装置に表示された入力データの範囲内でデータを
インサート可能なデータ処理装置に関するものである。
【従来の技術】従来、特開昭58−70341号公報に
開示されているように、1行分の入力データよりも短い
所定数の入力データを表示する表示装置を有し、その表
示装置に表示された入力データの範囲内でデータをイン
サート可能な電子装置が案出されている。この電子装置
によれば、表示装置に表示された入力データの範囲内で
データをインサートする際に、そのインサート位置はカ
ーソルの直後であり、インサートされた文字はカーソル
の真上に表示されるのである。しかしながら、この電子
装置は、カーソルが表示装置の最下位桁に到達すると、
インサート位置の前後のデータ表示がわからなくなって
しまうという問題点があった。
開示されているように、1行分の入力データよりも短い
所定数の入力データを表示する表示装置を有し、その表
示装置に表示された入力データの範囲内でデータをイン
サート可能な電子装置が案出されている。この電子装置
によれば、表示装置に表示された入力データの範囲内で
データをインサートする際に、そのインサート位置はカ
ーソルの直後であり、インサートされた文字はカーソル
の真上に表示されるのである。しかしながら、この電子
装置は、カーソルが表示装置の最下位桁に到達すると、
インサート位置の前後のデータ表示がわからなくなって
しまうという問題点があった。
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの問題点を
解決するためになされたものであり、表示装置に表示さ
れる入力データの範囲内でデータを挿入する際に、挿入
されるデータをインサート位置の前後の表示と関連付け
て最大限に表示してデータを見易くすることができるデ
ータ処理装置を提供することを目的としている。
解決するためになされたものであり、表示装置に表示さ
れる入力データの範囲内でデータを挿入する際に、挿入
されるデータをインサート位置の前後の表示と関連付け
て最大限に表示してデータを見易くすることができるデ
ータ処理装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明においては、表示装置上でデータのインサ
ート位置を示すカーソルと、前記カーソルの位置が表示
装置の最下位側の所定位置に達したか否かを判別する判
別手段と、前記判別手段によりカーソルが表示装置の最
下位側の所定位置に達していないと判別されたとき、イ
ンサート動作毎にインサート位置及びインサート位置よ
り下位の入力データを表示装置の下位桁側へ順次移動さ
せる第1制御手段と、前記判別手段によりカーソルが表
示装置の最下位側の所定位置に達したと判別されたと
き、インサート動作毎にインサート位置の直後の入力デ
ータを保持して継続表示するとともに、インサート位置
より上位の入力データを上位桁側へ順次移動させる第2
制御手段とを設けている。
めにこの発明においては、表示装置上でデータのインサ
ート位置を示すカーソルと、前記カーソルの位置が表示
装置の最下位側の所定位置に達したか否かを判別する判
別手段と、前記判別手段によりカーソルが表示装置の最
下位側の所定位置に達していないと判別されたとき、イ
ンサート動作毎にインサート位置及びインサート位置よ
り下位の入力データを表示装置の下位桁側へ順次移動さ
せる第1制御手段と、前記判別手段によりカーソルが表
示装置の最下位側の所定位置に達したと判別されたと
き、インサート動作毎にインサート位置の直後の入力デ
ータを保持して継続表示するとともに、インサート位置
より上位の入力データを上位桁側へ順次移動させる第2
制御手段とを設けている。
【作用】この構成を有する本願のデータ処理装置によれ
ば、判別手段が表示装置上でデータのインサート位置を
示すカーソルが表示装置の最下位側の所定位置に達した
か否かを判別し、この判別手段が、カーソルが表示装置
の最下位側の所定位置に達していないと判別したとき、
第1制御手段はインサート動作毎にインサート位置及び
インサート位置より下位の入力データを表示装置の下位
桁側へ順次移動させ、判別手段が、カーソルが表示装置
の最下位側の所定位置に達したと判別したとき、第2制
御手段がインサート動作毎にインサート位置の直後の入
力データを保持して継続表示するとともに、インサート
位置より上位の入力データを上位桁側へ順次移動させる
ので、表示装置に表示される入力データの範囲内でデー
タを挿入する際に、挿入されるデータをインサート位置
の前後の表示と関連付けて最大限に表示してデータを見
易くすることができる。
ば、判別手段が表示装置上でデータのインサート位置を
示すカーソルが表示装置の最下位側の所定位置に達した
か否かを判別し、この判別手段が、カーソルが表示装置
の最下位側の所定位置に達していないと判別したとき、
第1制御手段はインサート動作毎にインサート位置及び
インサート位置より下位の入力データを表示装置の下位
桁側へ順次移動させ、判別手段が、カーソルが表示装置
の最下位側の所定位置に達したと判別したとき、第2制
御手段がインサート動作毎にインサート位置の直後の入
力データを保持して継続表示するとともに、インサート
位置より上位の入力データを上位桁側へ順次移動させる
ので、表示装置に表示される入力データの範囲内でデー
タを挿入する際に、挿入されるデータをインサート位置
の前後の表示と関連付けて最大限に表示してデータを見
易くすることができる。
【実施例】以下、この発明をタイプライタに具体化した
一実施例を図面に従って説明する。図1に示すようにタ
イプライタの本体ケース1の後側部にはプラテン2が支
持され、その前方にはプラテン2と平行に延びるガイド
ロッド4が配設されている。このガイドロッド4にはキ
ャリッジ3がプラテン2に沿って左右に移動可能に支持
されるとともに、ガイドロッド4の回りで回動可能に支
持されている。前記キャリッジ3上にはサーマルヘッド
5が装着され、このサーマルヘッド5がキャリッジ3の
回動にともないプラテン2上の感熱紙6に押し付けられ
るプリント位置と、感熱紙6から離間する離間位置との
間で移動し得るようになっている。本体ケース1には電
源スイッチ7が設けられている。前記本体ケース1の前
部にはキーボード10が設けられ、そのキーボード10
には1行より短い15桁の液晶ディスプレイ(LCD)
11が設けられている。さらに、キーボード10上には
タイプライタを操作するための各種キー、切換スイッチ
などの操作部材が配設されている。すなわち、それら
は、アルファベットの各文字を入力するためのアルファ
ベットキー12及び0〜9の数字を入力するための数字
キー13ならびにスペースキー14を含む文字記号キ
ー、バックスペースキー15、キャリッジリターンキー
16、シフトキー17、セカンドシフトキー18、左マ
ージンセットキー19、右マージンセットキー20、タ
ブセットキー21、タブクリアキー22、タブキー2
3、感熱紙6を紙送りする紙送りキー24、感熱紙6を
紙戻しする紙戻しキー25、リピートキー26、コード
キー27、第1、第2のモード選択スイッチ28,2
9、インサートキー30、デリートキー31、ディスプ
レイ11上においてデータ入力位置を示すカーソル33
を移動させるためのカーソル移動キー32a,32bで
ある。これらの各キー及びスイッチのうち、コードキー
27は他のキーすなわち、オートキャリッジリターンモ
ード、ライトマージンフラッシュモード、センタリング
モード、ラインバイラインモード、アンダーラインモー
ドの各種の印字ファンクションにそれぞれ対応する数字
キー34〜39などのうちのいずれかとともに操作され
た時、それらのキーが単独で操作された場合に発生する
コードデータとは異なるコードデータを発生させて、各
印字ファンクションを選択するためのものである。ライ
ンバイラインモードとは予め入力されたデータを1行の
範囲内で修正入力するための印字ファンクションであ
り、ライトマージンフラッシュモードとは各行の文字を
右マージン位置に揃えて印字するための印字ファンクシ
ョンであり、センタリングモードとは印字動作時におい
て文字を左右のマージン間の中央に印字するための印字
ファンクションである。さらに、オートアンダーライン
モードとは各種の文字を印字すると同時にアンダーライ
ンを付けるための印字ファンクションである。第1のモ
ード選択スイッチ28は、タイプライタモード及びター
ミナルモードの2モードのいずれかを選択するための二
位置スライド式のスイッチであり、このタイプライタモ
ードとはこのタイプライタを通常のタイプライタとして
使用するモードであり、ターミナルモードとはタイプラ
イタをデータターミナル装置として使用するモードであ
る。第2のモード選択スイッチ29は、ノンプリントモ
ード、コレクションプリントモード及びダイレクトプリ
ントモードの3モードのいずれかを選択するため三位置
スライド式のスイッチであり、このノンプリントモード
とはサーマルヘッド5による印字を伴わないで、キー入
力された文字などを液晶ディスプレイ11に表示させる
モードであり、コレクションプリントモードとはキー入
力された文字などを液晶ディスプレイ11に表示し、か
つそのディスプレイ11からオーバーフローしたデータ
から順次サーマルヘッド5により感熱紙6に印字させる
モードであり、さらにダイレクトプリントモードとはキ
ー入力された文字などを液晶ディスプレイ11に表示さ
せると同時にサーマルヘッド5により感熱紙6上に印字
させるモードである。なお、その他のキーについては通
常のタイプライタに備えられているものであるため説明
を省略する。又、前記液晶ディスプレイ11の外周部分
及び各キー34〜39の上側部には前記各数字キー34
〜39に対応する各印字ファンクションを示す表示記号
(AUTO,RMF,CTR,L/L,XXX,ONX
XXOFF)が設けられている。次に、上記のような外
郭構造を備えたタイプライタの電子回路を図3(a)に
従って説明する。同図において41は第1制御手段、第
2制御手段及び判別手段としての中央処理装置であり、
これにキーボードドライバ53を介して前記キーボード
10、ディスプレイコントローラ42、印字機構ドライ
バ・インターフェイス43、リードオンリーメモリ4
4、ランダムアクセスメモリ45、及び外部インターフ
ェイス用ドライバ・レシーバ46を介して外部インター
フェイス48がそれぞれ接続されている。そして、ディ
スプレイコントローラ42には前記液晶ディスプレイ1
1が接続され、両者42,11により表示装置が構成さ
れている。又、印字機構ドライバ・インターフェイス4
3には印字機構47が接続され、両者43,47により
印字装置が構成されている。前記印字機構47は前記プ
ラテン2及びキャリッジ3とそれらを駆動するための駆
動装置ならびにサーマルヘッド5などを含んでいる。前
記中央処理装置41はキーボード10から入力されるア
ルファベット、数字、スペース、演算記号、その他の記
号などの各文字に対応するデータをランダムアクセスメ
モリ45に順次記憶するとともに、それらのコードデー
タに対応するパターンデータをリードオンリーメモリ4
4から読出し、ディスプレイコントローラ42及び印字
機構ドライバ・インターフェイス43に供給する。ディ
スプレイコントローラ42は中央処理装置41から送ら
れてくるパターンデータに基づいて液晶ディスプレイ1
1に文字を表示させる。又、中央処理装置41はリード
オンリーメモリ44から読出したパターンデータに基づ
いて印字機構47のサーマルヘッド5を駆動するととも
に、キャリッジ3及びプラテン2を駆動するためのモー
タ等を駆動する。さらに、リードオンリーメモリ44に
はタイプライタ全体の作動を制御するためのプログラム
が記憶させられている。ランダムアクセスメモリ45に
は1行分の文字データ及びファンクションデータを一時
的に記憶するための入力バッファ49が設けられてい
る。なお、この発明を構成する各装置、手段の結合関係
を図3(b)に従って説明すると、制御手段41にはキ
ーボード10、記憶装置45、表示装置11が接続さ
れ、インサート動作毎に制御手段41はカーソル33に
て指示されるインサート位置及びそのインサート位置よ
り下位の入力データを表示装置11の下位桁側へ移動さ
せ、インサート位置が表示装置11の最下位に達して以
降のインサート動作時には表示されている入力データを
上位桁側へ移動させる。次に図4及び図5に従い、この
発明の処理を説明する。まず、インサートキー30の操
作に基づき、インサートルーチンが読み出され、ステッ
プS0においてインサートルーチンがスタートする。こ
のように、インサートモードが設定された状態でステッ
プS1においてデータが入力されたか否かが判別され、
その結果がYESであれば、ステップS2に進む。そし
て、ステップS2においてインサート処理が行われる。
すなわち、ステップS1においてカーソル移動キー32
a,32bを操作し、所望の位置、例えば図5(a)に
示すインサート位置に前記カーソル33を配置した後、
例えばアルファベットキー12(E)を操作すれば、前
記カーソルがインサート位置に配置保持された状態で、
文字「D」に対応するデータと文字「1」に対応するデ
ータとの間において、文字「E」に対応するデータが入
力バッファ49に記憶される。同時に、そのデータがイ
ンサート位置に挿入されて表示され、かつインサート位
置にあったデータ及びインサート位置より下位のデータ
がディスプレイ11上において下位桁側へ1桁移動制御
され、最後尾のものがディスプレイ11外へ押し出され
る。次に、ステップS3において、ラインバイラインモ
ード、センタリングモードあるいはライトマージンフラ
ッシュモード中であるか否かが判別され、それらいずれ
かのモード中であれば、ステップS4に進む。このステ
ップS4により、前記インサート位置を示すカーソル3
3がディスプレイ11上において最下位桁(図5におい
て右端)にあるか否かが判別される。そして、ステップ
S4における結果がNOであれば、ステップS5におい
て先に入力されていたデータ「1」を指示するようにカ
ーソル33が下位桁側(図5において右側)へ1桁移動
制御される。従って、カーソル33はディスプレイ11
上において常にインサート位置を指示している。そし
て、例えば、図5(c)に示すように、上述した各ステ
ップS1〜S5を繰返して文字データ(E〜L)が挿入
されることにより、ステップS4における結果がYES
になると、ステップS6に進み、前記インサート位置よ
り上位の入力データは全体に上位桁側(図5において左
側)へ1桁移動制御される。そして、カーソル33は最
下位桁に保持される。このように、インサート位置及び
インサートデータは常にディスプレイ11に表示される
ため、その確認を容易に行うことができる。なお、ステ
ップS6によりディスプレイ11上の表示データが移動
され、それに伴い、最下位桁のデータがライトマージン
位置に達した後、これを越えたときには、インサート不
能を指示するブザーが作動される。
一実施例を図面に従って説明する。図1に示すようにタ
イプライタの本体ケース1の後側部にはプラテン2が支
持され、その前方にはプラテン2と平行に延びるガイド
ロッド4が配設されている。このガイドロッド4にはキ
ャリッジ3がプラテン2に沿って左右に移動可能に支持
されるとともに、ガイドロッド4の回りで回動可能に支
持されている。前記キャリッジ3上にはサーマルヘッド
5が装着され、このサーマルヘッド5がキャリッジ3の
回動にともないプラテン2上の感熱紙6に押し付けられ
るプリント位置と、感熱紙6から離間する離間位置との
間で移動し得るようになっている。本体ケース1には電
源スイッチ7が設けられている。前記本体ケース1の前
部にはキーボード10が設けられ、そのキーボード10
には1行より短い15桁の液晶ディスプレイ(LCD)
11が設けられている。さらに、キーボード10上には
タイプライタを操作するための各種キー、切換スイッチ
などの操作部材が配設されている。すなわち、それら
は、アルファベットの各文字を入力するためのアルファ
ベットキー12及び0〜9の数字を入力するための数字
キー13ならびにスペースキー14を含む文字記号キ
ー、バックスペースキー15、キャリッジリターンキー
16、シフトキー17、セカンドシフトキー18、左マ
ージンセットキー19、右マージンセットキー20、タ
ブセットキー21、タブクリアキー22、タブキー2
3、感熱紙6を紙送りする紙送りキー24、感熱紙6を
紙戻しする紙戻しキー25、リピートキー26、コード
キー27、第1、第2のモード選択スイッチ28,2
9、インサートキー30、デリートキー31、ディスプ
レイ11上においてデータ入力位置を示すカーソル33
を移動させるためのカーソル移動キー32a,32bで
ある。これらの各キー及びスイッチのうち、コードキー
27は他のキーすなわち、オートキャリッジリターンモ
ード、ライトマージンフラッシュモード、センタリング
モード、ラインバイラインモード、アンダーラインモー
ドの各種の印字ファンクションにそれぞれ対応する数字
キー34〜39などのうちのいずれかとともに操作され
た時、それらのキーが単独で操作された場合に発生する
コードデータとは異なるコードデータを発生させて、各
印字ファンクションを選択するためのものである。ライ
ンバイラインモードとは予め入力されたデータを1行の
範囲内で修正入力するための印字ファンクションであ
り、ライトマージンフラッシュモードとは各行の文字を
右マージン位置に揃えて印字するための印字ファンクシ
ョンであり、センタリングモードとは印字動作時におい
て文字を左右のマージン間の中央に印字するための印字
ファンクションである。さらに、オートアンダーライン
モードとは各種の文字を印字すると同時にアンダーライ
ンを付けるための印字ファンクションである。第1のモ
ード選択スイッチ28は、タイプライタモード及びター
ミナルモードの2モードのいずれかを選択するための二
位置スライド式のスイッチであり、このタイプライタモ
ードとはこのタイプライタを通常のタイプライタとして
使用するモードであり、ターミナルモードとはタイプラ
イタをデータターミナル装置として使用するモードであ
る。第2のモード選択スイッチ29は、ノンプリントモ
ード、コレクションプリントモード及びダイレクトプリ
ントモードの3モードのいずれかを選択するため三位置
スライド式のスイッチであり、このノンプリントモード
とはサーマルヘッド5による印字を伴わないで、キー入
力された文字などを液晶ディスプレイ11に表示させる
モードであり、コレクションプリントモードとはキー入
力された文字などを液晶ディスプレイ11に表示し、か
つそのディスプレイ11からオーバーフローしたデータ
から順次サーマルヘッド5により感熱紙6に印字させる
モードであり、さらにダイレクトプリントモードとはキ
ー入力された文字などを液晶ディスプレイ11に表示さ
せると同時にサーマルヘッド5により感熱紙6上に印字
させるモードである。なお、その他のキーについては通
常のタイプライタに備えられているものであるため説明
を省略する。又、前記液晶ディスプレイ11の外周部分
及び各キー34〜39の上側部には前記各数字キー34
〜39に対応する各印字ファンクションを示す表示記号
(AUTO,RMF,CTR,L/L,XXX,ONX
XXOFF)が設けられている。次に、上記のような外
郭構造を備えたタイプライタの電子回路を図3(a)に
従って説明する。同図において41は第1制御手段、第
2制御手段及び判別手段としての中央処理装置であり、
これにキーボードドライバ53を介して前記キーボード
10、ディスプレイコントローラ42、印字機構ドライ
バ・インターフェイス43、リードオンリーメモリ4
4、ランダムアクセスメモリ45、及び外部インターフ
ェイス用ドライバ・レシーバ46を介して外部インター
フェイス48がそれぞれ接続されている。そして、ディ
スプレイコントローラ42には前記液晶ディスプレイ1
1が接続され、両者42,11により表示装置が構成さ
れている。又、印字機構ドライバ・インターフェイス4
3には印字機構47が接続され、両者43,47により
印字装置が構成されている。前記印字機構47は前記プ
ラテン2及びキャリッジ3とそれらを駆動するための駆
動装置ならびにサーマルヘッド5などを含んでいる。前
記中央処理装置41はキーボード10から入力されるア
ルファベット、数字、スペース、演算記号、その他の記
号などの各文字に対応するデータをランダムアクセスメ
モリ45に順次記憶するとともに、それらのコードデー
タに対応するパターンデータをリードオンリーメモリ4
4から読出し、ディスプレイコントローラ42及び印字
機構ドライバ・インターフェイス43に供給する。ディ
スプレイコントローラ42は中央処理装置41から送ら
れてくるパターンデータに基づいて液晶ディスプレイ1
1に文字を表示させる。又、中央処理装置41はリード
オンリーメモリ44から読出したパターンデータに基づ
いて印字機構47のサーマルヘッド5を駆動するととも
に、キャリッジ3及びプラテン2を駆動するためのモー
タ等を駆動する。さらに、リードオンリーメモリ44に
はタイプライタ全体の作動を制御するためのプログラム
が記憶させられている。ランダムアクセスメモリ45に
は1行分の文字データ及びファンクションデータを一時
的に記憶するための入力バッファ49が設けられてい
る。なお、この発明を構成する各装置、手段の結合関係
を図3(b)に従って説明すると、制御手段41にはキ
ーボード10、記憶装置45、表示装置11が接続さ
れ、インサート動作毎に制御手段41はカーソル33に
て指示されるインサート位置及びそのインサート位置よ
り下位の入力データを表示装置11の下位桁側へ移動さ
せ、インサート位置が表示装置11の最下位に達して以
降のインサート動作時には表示されている入力データを
上位桁側へ移動させる。次に図4及び図5に従い、この
発明の処理を説明する。まず、インサートキー30の操
作に基づき、インサートルーチンが読み出され、ステッ
プS0においてインサートルーチンがスタートする。こ
のように、インサートモードが設定された状態でステッ
プS1においてデータが入力されたか否かが判別され、
その結果がYESであれば、ステップS2に進む。そし
て、ステップS2においてインサート処理が行われる。
すなわち、ステップS1においてカーソル移動キー32
a,32bを操作し、所望の位置、例えば図5(a)に
示すインサート位置に前記カーソル33を配置した後、
例えばアルファベットキー12(E)を操作すれば、前
記カーソルがインサート位置に配置保持された状態で、
文字「D」に対応するデータと文字「1」に対応するデ
ータとの間において、文字「E」に対応するデータが入
力バッファ49に記憶される。同時に、そのデータがイ
ンサート位置に挿入されて表示され、かつインサート位
置にあったデータ及びインサート位置より下位のデータ
がディスプレイ11上において下位桁側へ1桁移動制御
され、最後尾のものがディスプレイ11外へ押し出され
る。次に、ステップS3において、ラインバイラインモ
ード、センタリングモードあるいはライトマージンフラ
ッシュモード中であるか否かが判別され、それらいずれ
かのモード中であれば、ステップS4に進む。このステ
ップS4により、前記インサート位置を示すカーソル3
3がディスプレイ11上において最下位桁(図5におい
て右端)にあるか否かが判別される。そして、ステップ
S4における結果がNOであれば、ステップS5におい
て先に入力されていたデータ「1」を指示するようにカ
ーソル33が下位桁側(図5において右側)へ1桁移動
制御される。従って、カーソル33はディスプレイ11
上において常にインサート位置を指示している。そし
て、例えば、図5(c)に示すように、上述した各ステ
ップS1〜S5を繰返して文字データ(E〜L)が挿入
されることにより、ステップS4における結果がYES
になると、ステップS6に進み、前記インサート位置よ
り上位の入力データは全体に上位桁側(図5において左
側)へ1桁移動制御される。そして、カーソル33は最
下位桁に保持される。このように、インサート位置及び
インサートデータは常にディスプレイ11に表示される
ため、その確認を容易に行うことができる。なお、ステ
ップS6によりディスプレイ11上の表示データが移動
され、それに伴い、最下位桁のデータがライトマージン
位置に達した後、これを越えたときには、インサート不
能を指示するブザーが作動される。
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明は、イン
サート動作毎にインサート位置及びインサート位置より
下位の入力データを表示装置の下位桁側へ移動させ、イ
ンサート位置が表示装置の最下位側の所定位置に達して
以降のインサート動作時はインサート動作毎にインサー
ト位置の直後の入力データを保持して継続表示するとと
もに、インサート位置より上位の入力データを上位桁側
へ順次移動するように制御することにより、挿入される
データをインサート位置の前後の表示と関連付けて最大
限に表示することができるので、1行よりも短いデータ
を表示する表示装置であるにも拘わらずデータを見易く
することができるという優れた効果を奏する。また、連
続的にインサート動作を行う場合には挿入されるデータ
の先頭のデータから入力することができるので、インサ
ート操作が便利になるという優れた効果をも奏する。
サート動作毎にインサート位置及びインサート位置より
下位の入力データを表示装置の下位桁側へ移動させ、イ
ンサート位置が表示装置の最下位側の所定位置に達して
以降のインサート動作時はインサート動作毎にインサー
ト位置の直後の入力データを保持して継続表示するとと
もに、インサート位置より上位の入力データを上位桁側
へ順次移動するように制御することにより、挿入される
データをインサート位置の前後の表示と関連付けて最大
限に表示することができるので、1行よりも短いデータ
を表示する表示装置であるにも拘わらずデータを見易く
することができるという優れた効果を奏する。また、連
続的にインサート動作を行う場合には挿入されるデータ
の先頭のデータから入力することができるので、インサ
ート操作が便利になるという優れた効果をも奏する。
【図1】本発明を具体化したタイプライタを示す斜視図
である。
である。
【図2】キーボードを示す平面図である。
【図3】(a)は本発明を具体化したタイプライタのブ
ロック図である。(b)は本発明の構成要件の結合関係
を示す図である。
ロック図である。(b)は本発明の構成要件の結合関係
を示す図である。
【図4】本発明を具体化したタイプライタの動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】(a)〜(c)は本発明を具体化したタイプラ
イタのディスプレイの表示説明図である。
イタのディスプレイの表示説明図である。
10 キーボード 11 ディスプレイ 33 カーソル 41 中央処理装置 45 ランダムアクセスメモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも1行分の入力データを一時的
に記憶する記憶装置と、1行よりも短い所定数の入力デ
ータを表示する表示装置とを有し、その表示装置に表示
された入力データの範囲内でデータインサート可能なデ
ータ処理装置において、 表示装置上でデータのインサート位置を示すカーソル
と、 前記カーソルの位置が表示装置の最下位側の所定位置に
達したか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段によりカーソルが表示装置の最下位側の所
定位置に達していないと判別されたとき、インサート動
作毎にインサート位置及びインサート位置より下位の入
力データを表示装置の下位桁側へ順次移動させる第1制
御手段と、 前記判別手段によりカーソルが表示装置の最下位側の所
定位置に達したと判別されたとき、インサート動作毎に
インサート位置の直後の入力データを保持して継続表示
するとともに、インサート位置より上位の入力データを
上位桁側へ順次移動させる第2制御手段とを備えたこと
を特徴とするデータ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6198185A JPH07168819A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6198185A JPH07168819A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | データ処理装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58218174A Division JPS60111283A (ja) | 1983-11-19 | 1983-11-19 | タイプライタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07168819A true JPH07168819A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=16386897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6198185A Pending JPH07168819A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07168819A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53129539A (en) * | 1977-04-18 | 1978-11-11 | Ricoh Co Ltd | Insersion system of word processor |
JPS5437640A (en) * | 1977-08-31 | 1979-03-20 | Casio Comput Co Ltd | Picture editing system |
JPS5723175A (en) * | 1980-07-17 | 1982-02-06 | Fujitsu Ltd | Update processing system for contents on document drawing-up device |
JPS5864547A (ja) * | 1981-10-14 | 1983-04-16 | Hitachi Ltd | リミツタ−セレクシヨン方式によるキヤラクタ−のインサ−ト・デリ−ト方法 |
JPH0544045A (ja) * | 1991-08-15 | 1993-02-23 | Omron Corp | 超微粒子膜の物性制御方法 |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP6198185A patent/JPH07168819A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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