JPS59188476A - 表示装置付電子タイプライタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はキーボードより入力された印字データおよびフ
ァンクションデータを順次記憶するメモリと、その入力
データを表示する表示装置とを備えた電子タイプライタ
に関し、特に、その表示装置に表示されているデータの
内で印字を実行すると右マージンを越えてしまうデータ
を点滅表示させることのできる表示装置付電子タイプラ
イタに関する。

［従来技術］ 表示装置を備え、その表示装置からオーバーフローした
印字データから順次印字していくコレクションプリント
モードを有する電子タイプライタにおいては、タイピス
トが早い時期に入力ミスに気付いた場合には表示装置に
表示されている文字を訂正することにより間違った文字
が印字されてしまうことが回避できるため美しい仕上り
の文書を作成することができるものである。

しかし、この種従来のタイプライタにおいては表示装置
に表示されるデータは実際に印字される文字データのみ
であり、例えば、第４図（ａ）に示すような数式［ａ　
ｘ２＋ｂ’ｌは表示装置上で［ａｘ２＋ｂ３］と表示さ
れていた、このような表示方法では数字「２」及び「３
」の前後で半行送り、半行戻し操作が確実にキー人力さ
れたか否かタイピストが視認することができなかった。

そこで本発明に係るタイプライタでは用紙送り機能を、
半行戻しの場合を記号「↑」、半行送りの場合を記号「
↓」にて表示したものである。しかしこれらの用紙送り
記号は実際に用紙上に印字される印字データではないた
め、表示装置で表示のみ行なうノンプリントモードでキ
ー人力した後、コレクションプリントモードに切替えた
際に、右マージンを越えてしまうデータ（このようなデ
ータを以下にアンダーフローデータと称す）の数をカウ
ントできず、従って、そのアンダーフローデータを点滅
表示することができなかった。

［発明の目的］ 本発明の目的は上記欠点を解消ザるためにアンダーフロ
ーしたデータを確実に点滅表示するようにした表示装置
付電子タイプライタを押供しようとするものである。

［実施例の構成］ 第１図に本発明の一実施例である電子タイプライタの外
観を示す。このタイプライタは本体ケース２によって回
転可能に支持されたプラテン４ど、そのプラテン４の回
転中心線に平行な方向に移行可能なキャリッジ６とを備
えている。キャリッジ６はプラテン４に平行な状態で本
体ケース２に支持されたガイドロッド８に案内され、図
示しない駆動装置によってプラテン４の長手方向に移行
させられるようになっている。キャリッジ６にはサａ　
− 一マルヘッド１０が固定されており、このサーマルヘッ
ド１０はキャリッジ６の上記移行に伴ってプラテン４に
保持されている感熱紙１２上の印字行に沿って移動する
。キャリッジ６は更に別の駆ｅ装置によってガイドロッ
ド８の回りに回動させられ、この回動によってサーマル
ヘッド１０は感熱紙１２に押し付けられたプリント位置
と、感熱紙１２から離れた離間位置との間で移動させら
れる。また、プラテン４は同じく図示しない駆動装置に
よって回転駆動され、感熱紙１２を印字行に直角な方向
に移動させる。本体ケース２上には電源スィッチ１４が
設けられている。

本体ケース２の前部には板状のキーボード１６が設けら
れており、このキーボード１６には１６桁の液晶ディス
プレイ（ＬＣＤ）１８が設けられている。更に、キーボ
ード１６上にはタイプライタを操作するための各梗キー
、切替えスイッチ。

つまみ等の操作部材が配列されている。それらは、アル
ファベットの各文字を入力するためのアルファベットキ
ー２０およびＯ〜９の各数字を入力す５　　　　　　　
　　　　　　ＡｒＡ ４− るための数字キー並びにスペースキー２４を含む文字記
号キー、バックスペースキー２６、キャリッジリターン
キー２８、シフトキー３０、セカンドシフトキー３２、
左マージンセットキー３４、右マージンセットキー３６
、タブセットキー４０゜タブクリヤキー７１２、タブキ
ー／４４、感熱紙１２を半行だけ紙送りする紙送りキー
／１６、感熱紙１２を半行だけ紙戻しする紙戻しキー４
８、リピートキー５０．コードキー６６、モード選択ス
イッチ７２等である。これらの各キー及びスイッチのう
ち、コードキー６６は伯のキーのいずれかとともに操作
されることにより、それらのキーが単独で操作された場
合に発生するコードデータとは異なるコードデータを発
生させるためのキーである。

モード選択スイッチ７２は、ノンプリントモード、コレ
クシ１ンプリントモードおよびダイレクトプリントモー
ドの３モードのいずれかを選択するための三位置スライ
ド式のスイッチであり、ここにおいて、ノンプリントモ
ードとはサーマルヘッド１０による印字をともなわない
で、キー人力され６− た文字等を液晶ディスプレイ１８に表示させるモードで
あり、コレクションプリントモードとはキー人力された
各文字等を液晶ディスプレイ１８に表示し、このディス
プレイ１８からオーバーフローしたデータから順次サー
マルヘッド１０により感熱紙１２に印字させるモードで
あり、ダイレクトプリントモードとはキー人力された文
字を液晶ディスプレイ１８に表示させると同時にサーマ
ルヘッド１０により感熱紙１２上に印字させるモードで
ある。

なお、その伯のキー等については本出願人の出願に係る
特願昭５７−５５５８０号の明細書に記載されており、
通常のタイプライタに備えられているものであるため説
明を省略する。

外観上、以上のような構造を有するタイプライタの電子
回路のブロック図を第２図に示す。図において８０は中
央処理装置であり、これに前記キーボード１６の伯、デ
ィスプレイコントローラ８２、印字機構ドライバ８４、
リードオンリメモリ８６およびランダムアクセスメモリ
８８が接続されている。そして、ディスプレイコントロ
ーラ８２には前記液晶ディスプレイ１８が接続されて、
コントローラ８２とともに表示装置を構成しており、ま
た、印字機構ドライバ８４には印字機構９０が接続され
て、ドライバ８４とともに印字装置を構成している。印
字機構９０は前記プラテン４およびキャリッジ６とそれ
らを駆動するための駆動装置並びにサーマルヘッド１０
等を含んでいる。

ランダムアクセスメモリ８８は液晶ディスプレイ１日と
同じ桁数の表示バッファメモリ９１を備えている。中央
処理装置８０はキーボード１６から入力されるアルファ
ベット、数字、スペース、演算記号、その他の記号等の
各文字に対応するコードデータをそのバッファメモリ９
１に順次記憶するとともに、イれらのコードデータに対
応するパターンデータをリードオンリメモリ８Ｇから読
み出し、ディスプレイコントローラ８２および印字機構
ドライバ８４に供給する。ディスプレイコントローラ８
２は表示バッファメモリ９１と同じ桁数のバッファメモ
リを備えており、中央処理装置８０から送られてくるパ
ターンデータに基づいて液晶ディスプレイ１８に文字を
表示させる。また、ランダムアクセスメモリ８８は３２
文字分の印字バッファメモリ９３を備え、中央処理装置
８０によりリードオンリメモリ８６から読み出されたパ
ターンデータに基づいて印字機構９０のサーマルヘッド
１０を駆動するとともに、キャリッジ６およびプラテン
４を駆動するためのモータ等をも駆動する。リードオン
リメモリ８６にはさらにタイプライタ全体の作動を制御
するためのプログラムが記憶させられている。ランダム
アクセスメモリ８８にはテキストメモリ９８が設けられ
ており、Ａ４用紙１枚半分程度の文字データおよびファ
ンクションデータを記憶することができる。ランダムア
クセスメモリ８８は更にヘッド位置レジスタ９２と入力
文字位置レジスタ９４とを備えている。

ヘッド位間レジスタ９２はサーマルヘッド１０の位置（
サーマルヘッド１０の原点位置からの距離を印字可能な
字数で表したもの）を記憶し、入力文字位置レジスタ９
４はそのヘッド位置レジスター！：１−　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　＋＋＋９２のカウント内容
に表示バッファメモリ９１に記憶されている文字・記号
等のうち、実際に感熱紙１２上に印字される印字データ
（スペースデータを含む）の数を加えた値を記憶するも
のである。

すなわち、入力文字位置１ノジスタは液晶ディスプレイ
１８に表示されている文字がすべて印字された場合にお
ける印字ヘッドの位置を記ａするものである。

ランダムアクセスメモリ８８は更に第ルジスタ９５と第
２レジスタ９６とポインタ９７とを備えている。第ルジ
スタ９５はノンプリントモードから］レクションプリン
トモードに切り替えたときアンダーフローするデータの
うち印字データの数を計数して記憶するレジスタであり
、第２レジスタ９６はカウンタとして作用するワークレ
ジスタであり、ポインタ９７はそれの内容により指示さ
れた液晶ディスプレイ（ｌ　ＣＤ）１８の桁のデータを
表示バッファメモリ９１から読み出すときに使用するも
のである。

以上のような構成において、次に第３図を用い１０− て本発明に関係する処理を説明する。

まず、ステップＳ１により、ノンプリントモードからコ
レクションプリントモードに切替えられたとき、入力文
字位置レジスタ９４と右マージンのセラ１〜位置とを比
較してアンダーフローしたデータ数を演算して、その結
果を第２レジスタ〈ＲＥＧＩ　）９５に入れる。また、
ステップＳ２により第２レジスタ（ＲＥＧ２）９６をリ
セットしてその内容を０にする。さらに、ステップＳ３
によりポインタ９７が液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）１８
の最下位桁を指示するようにセットする。ここで第４図
（ｂ）に液晶ディスプレイ１８の下位桁部分を示した例
ではアンダーフローした印字データ数は２であり、第ル
ジスタ９５には２が置数される。因みに、アンダーフロ
ー桁数は５桁であり、最下位桁の記号［旦］はテキスト
メモリ作成時のストップコードを示す。

次にステップＳ４により、第ルジスタ９５の内容がＯで
あるか否かを判断し、その判断結果がＮｏの場合、ステ
ップＳ５により、ポインタ９７１１− が指示する表示バッファメモリ９１のデータが文字、記
号あるいはスペースデータであるか否かをｆｌＪ断する
。その判断結果がＹＥＳの場合、第ルジスタ９５の内容
から１を減算し、また、上記ステップＳ５の判断結果が
Ｎｏの場合、ステップＳ７へ進む。ステップＳ７におい
て、ポインタ９７をそれが液晶ディスプレイ１８の１桁
上位桁側を指示するようにシフトする。さらに、ステッ
プＳ８により、第２レジスタ９６の内容に１を加えた後
、ステップＳ４へ戻る。従って、上記各ステップを繰り
返して、第ルジスタ９５の内容が０になったときには第
２レジスタ９６にはアンダーフローしたデータ数が記憶
されている。そして、ステップＳ９により、第２レジス
タ９６に記憶されているアンダーフロー桁数を読出し、
ステップ＄１０により、リードオンリメモリ８６に記憶
されたプログラムによってアンダーフロー桁を液晶ディ
スプレイ１８上で点滅表示させる。

［発明の効果］ 以上詳述のようにこの発明によれば、印字デー−１つ− ９以外のファンクションデータをも表示し得る表示装置
を有する電子タイプライタにおいて、アンダーフローし
たデータをファンクションデータをも含めて確実に点滅
表示することができるため、次印字性に印字されるべき
アンダーフローデータが判り易（、文書作成を容易にす
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を実施した電子タイプライタの外観を
示す斜視図、第２図は上記タイプライタの電子回路を示
すブロック図、第３図はこの発明の作動を示すフローチ
ャート、第４図はこの発明を説明するための説明図であ
る。 図中、６はキャリッジ、１６はキーボード、１８は表示
装置としての液晶ディスプレイ、２０および２２は文字
記号キーとしてのアルファベットキーおよび数字キー、
２４はスペースキー、７２はモード選択スイッチ、８４
および９ｏは印字装置としての印字機構ドライバおよび
印字機構、８６はリードオンリメモリ、８８はランダム
アクセスメモリである。 −１ど−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 文字記号キー、用紙送り等の機能４−一が配列されたキ
   ーボードと、キーボードから入力された印字データ及び
   用紙送り等のファンクションデータにより印字するとと
   もにキャリッジ送り及び用紙送りを行なう印字装置と、
   キーボードから入力された印字データ及び用紙送り等の
   ファンクションデータを表示する表示装置とを有する電
   子タイプライタにおいて、 キーボードから入力されたデータを前記表示装置で表示
   のみ行なうノンプリントモードと前記表示装置に表示さ
   れているデータについては訂正。 削除等の校正が可能でデータの入力を続けることにより
   前記表示装置よりオーバーフローしたデータから順次印
   字していくコレクションプリントモードとを夫々実行す
   る手段と、その両モードの内一つを選択する切替手段と
   、その切替手段により前記ノンプリントモードから前記
   コレクションプリントモードに切り替えた際、前記表示
   装置に表示されているデータの内で印字を実行すると右
   マージンを越えてしまう印字データあるいはファンクシ
   ョンデータがある場合にはそのデータのアンダーフロー
   相当分を点滅させる手段とを設けたことを特徴とする表
   示装置付電子タイプライタ。