JPH0716870Y2 - 引き戸の無目の構造 - Google Patents
引き戸の無目の構造Info
- Publication number
- JPH0716870Y2 JPH0716870Y2 JP1988121019U JP12101988U JPH0716870Y2 JP H0716870 Y2 JPH0716870 Y2 JP H0716870Y2 JP 1988121019 U JP1988121019 U JP 1988121019U JP 12101988 U JP12101988 U JP 12101988U JP H0716870 Y2 JPH0716870 Y2 JP H0716870Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- sliding door
- opening
- fitting portion
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は引き戸を駆動する駆動装置を内装した無目の蓋
体の開閉構造に関するものである。
体の開閉構造に関するものである。
［従来の技術］ 引き戸を自動的に開閉したり自動的に閉じたりする場
合、引き戸の駆動機構が無目に内装されるが、内部を点
検したりするため無目を断面略コ字状にし、無目の開口
を蓋体に閉塞される構造がとられている。
合、引き戸の駆動機構が無目に内装されるが、内部を点
検したりするため無目を断面略コ字状にし、無目の開口
を蓋体に閉塞される構造がとられている。
［考案が解決しようとする課題］ ところが、蓋体は無目の開口に配置して多数個のねじ具
にて取り付けられており、ちょっとした点検をするだけ
のときでも多数のねじ具を外して蓋体を外し内部を点検
しなければならなく、内部の点検が面倒で手間がかかる
という問題があった。
にて取り付けられており、ちょっとした点検をするだけ
のときでも多数のねじ具を外して蓋体を外し内部を点検
しなければならなく、内部の点検が面倒で手間がかかる
という問題があった。
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところは、ちょっとした点検をするとき
は蓋体を上方に回動して蓋体を扉のように開いて点検が
できて点検が容易にでき、しかも修理のようなことをす
るときは蓋体を外して作業性よくできる引き戸の無目の
構造を提供するにある。
案の目的とするところは、ちょっとした点検をするとき
は蓋体を上方に回動して蓋体を扉のように開いて点検が
できて点検が容易にでき、しかも修理のようなことをす
るときは蓋体を外して作業性よくできる引き戸の無目の
構造を提供するにある。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため本考案引き戸の無目の構造は、
断面略コ字状の無目１の下方に引き戸２を開閉自在に配
設し、無目１内に引き戸２を自動的に開閉駆動したり自
動的に閉塞したりする駆動機構３を内装し、無目１の開
口に開口を閉塞し得る蓋体４を配設し、無目４の開口の
上縁に断面Ｃ字状で斜め上方が開口せる軸受け部５を設
け、蓋体４の背面と直交するように突設した突片6aと突
片6aに対して傾斜するように突設した板状の遊嵌部6bよ
りなる軸着部６を蓋体４の上部の背面に設け、軸受け部
５内に軸着部６の遊嵌部6bを回転自在に嵌合して蓋体４
が上下に回動して開閉自在になるようにすると共に蓋体
４が所定角度以上上方に回動した状態で軸受け部５から
軸着部６の遊嵌部6bが抜けて蓋体４が外れるようにし
た。
断面略コ字状の無目１の下方に引き戸２を開閉自在に配
設し、無目１内に引き戸２を自動的に開閉駆動したり自
動的に閉塞したりする駆動機構３を内装し、無目１の開
口に開口を閉塞し得る蓋体４を配設し、無目４の開口の
上縁に断面Ｃ字状で斜め上方が開口せる軸受け部５を設
け、蓋体４の背面と直交するように突設した突片6aと突
片6aに対して傾斜するように突設した板状の遊嵌部6bよ
りなる軸着部６を蓋体４の上部の背面に設け、軸受け部
５内に軸着部６の遊嵌部6bを回転自在に嵌合して蓋体４
が上下に回動して開閉自在になるようにすると共に蓋体
４が所定角度以上上方に回動した状態で軸受け部５から
軸着部６の遊嵌部6bが抜けて蓋体４が外れるようにし
た。
［作用］ 蓋体４を回動して蓋体４を簡単に開いて無目１内の駆動
機構３の点検が容易にでき、また蓋体４を上方に大きく
開いて軸着部６を軸受け部５から抜いて蓋体４を外すこ
とにより修理等が容易にできる。
機構３の点検が容易にでき、また蓋体４を上方に大きく
開いて軸着部６を軸受け部５から抜いて蓋体４を外すこ
とにより修理等が容易にできる。
［実施例］ 第１図に示すような玄関引き戸の実施例について述べ
る。外枠７は上枠7aと下枠7bと左右の側枠7cとで矩形状
に枠組みされ、上枠7aの下には水平に無目１を架設して
ある。無目１と下枠7bとの間には一対の引き戸２を左右
に開閉自在に配置してある。第２図に示すように引き戸
２の上端は無目１の下面の嵌合溝８に摺動自在に嵌合し
てあり、引き戸２の下端の戸車を下枠7bのレール突条15
に転動自在に載置してある。引き戸２より屋内側には網
戸が装着されるようになっているが、無目１の屋内側に
は網戸の上端をガイドする上レール９を設けてあり、下
枠7bの屋内側には網戸の下端をガイドすると共に水切り
する下レール10を設けてある。上レール９にはレールカ
バー11を装着してある。無目１は第３図に示すように断
面コ字状に形成され、屋内側が開口している。無目１内
には駆動機構３を内装してあり、この駆動機構３で引き
戸２を自動的に開閉したり、自動的に閉塞したりできる
ようになっている。この無目１の開口には開口を長手方
向に亘って閉塞する蓋体４を配設してある。無目１の上
縁には断面Ｃ字状の軸受け部５を設けてあり、軸受け部
５の開口が屋内側の斜め上方に向けて開口している。
る。外枠７は上枠7aと下枠7bと左右の側枠7cとで矩形状
に枠組みされ、上枠7aの下には水平に無目１を架設して
ある。無目１と下枠7bとの間には一対の引き戸２を左右
に開閉自在に配置してある。第２図に示すように引き戸
２の上端は無目１の下面の嵌合溝８に摺動自在に嵌合し
てあり、引き戸２の下端の戸車を下枠7bのレール突条15
に転動自在に載置してある。引き戸２より屋内側には網
戸が装着されるようになっているが、無目１の屋内側に
は網戸の上端をガイドする上レール９を設けてあり、下
枠7bの屋内側には網戸の下端をガイドすると共に水切り
する下レール10を設けてある。上レール９にはレールカ
バー11を装着してある。無目１は第３図に示すように断
面コ字状に形成され、屋内側が開口している。無目１内
には駆動機構３を内装してあり、この駆動機構３で引き
戸２を自動的に開閉したり、自動的に閉塞したりできる
ようになっている。この無目１の開口には開口を長手方
向に亘って閉塞する蓋体４を配設してある。無目１の上
縁には断面Ｃ字状の軸受け部５を設けてあり、軸受け部
５の開口が屋内側の斜め上方に向けて開口している。
蓋体４の上部背面から軸着部６を突設してある。この軸
着部６は蓋体４に直交するように突設した突片6aと突片
6aの先端から突片6aに対して傾斜するように突設した遊
嵌部6bとで形成されている。この遊嵌部6bは軸受け部５
の内径と略同じ寸法に形成されており、遊嵌部6bを軸受
け部５に遊嵌することにより軸受け部５に軸着部６を回
転自在に連結して蓋体４を開閉自在にしてある。蓋体４
の下端には蓋体４を閉じたとき無目１の下端の係止部11
に係止する被係止部12を設けてある。この被係止部12は
必要に応じて止めねじ13にて固定できるようになってい
る。しかして無目１内の駆動機構３の点検をする場合は
被係止部12を係止部11から外して軸受け部５に対して軸
着部６を回転して第３図二点鎖線に示すように蓋体４を
開き、内部を目視したりして点検を行なう。駆動機構３
の修理等を行なう場合は、蓋体４をさらに上方に回動
し、蓋体４を屋内側に引いて軸受け部５から軸着部６を
抜いて第３図一点鎖線に示すように蓋体４を外し、蓋体
４が邪魔にならないようにして修理等を行なう。
着部６は蓋体４に直交するように突設した突片6aと突片
6aの先端から突片6aに対して傾斜するように突設した遊
嵌部6bとで形成されている。この遊嵌部6bは軸受け部５
の内径と略同じ寸法に形成されており、遊嵌部6bを軸受
け部５に遊嵌することにより軸受け部５に軸着部６を回
転自在に連結して蓋体４を開閉自在にしてある。蓋体４
の下端には蓋体４を閉じたとき無目１の下端の係止部11
に係止する被係止部12を設けてある。この被係止部12は
必要に応じて止めねじ13にて固定できるようになってい
る。しかして無目１内の駆動機構３の点検をする場合は
被係止部12を係止部11から外して軸受け部５に対して軸
着部６を回転して第３図二点鎖線に示すように蓋体４を
開き、内部を目視したりして点検を行なう。駆動機構３
の修理等を行なう場合は、蓋体４をさらに上方に回動
し、蓋体４を屋内側に引いて軸受け部５から軸着部６を
抜いて第３図一点鎖線に示すように蓋体４を外し、蓋体
４が邪魔にならないようにして修理等を行なう。
［考案の効果］ 本考案は叙述の如く無目の開口の上縁に断面Ｃ字状で斜
め上方が開口せる軸受け部を設け、蓋体の背面と直交す
るように突設した突片と突片に対して傾斜するように突
設した板状の遊嵌部よりなる軸着部を蓋体の上部の背面
に設け、軸受け部内に軸着部の遊嵌部を回転自在に嵌合
して蓋体が上下に回動して開閉自在になるようにすると
共に蓋体が所定角度以上上方に回動した状態で軸受け部
から軸着部の遊嵌部が抜けて蓋体が外れるようにしてい
るので、軸着部の遊嵌部を軸受け部に対して回動するこ
とにより蓋体を回動して蓋体を容易に開いて駆動機構の
点検ができるものであり、しかも蓋体を所定角度以上上
方に回動した状態で蓋体を前方に引っ張ることで板状の
遊嵌部を断面Ｃ字状の軸受け部の開口から抜いて蓋体を
取り外すことができるものであって、蓋体を外した邪魔
になるものが何もない状態で容易に修理等ができるもの
であり、さらに上記のように蓋体を取り外すことができ
るものであっても、蓋体を単に開閉するだけのときは断
面Ｃ字状の軸受け部に対して軸着部の板状の遊嵌部がス
ムーズに回動し、蓋体が上下にがたついたりしないよう
に蓋体をスムーズに開閉できるものである。
め上方が開口せる軸受け部を設け、蓋体の背面と直交す
るように突設した突片と突片に対して傾斜するように突
設した板状の遊嵌部よりなる軸着部を蓋体の上部の背面
に設け、軸受け部内に軸着部の遊嵌部を回転自在に嵌合
して蓋体が上下に回動して開閉自在になるようにすると
共に蓋体が所定角度以上上方に回動した状態で軸受け部
から軸着部の遊嵌部が抜けて蓋体が外れるようにしてい
るので、軸着部の遊嵌部を軸受け部に対して回動するこ
とにより蓋体を回動して蓋体を容易に開いて駆動機構の
点検ができるものであり、しかも蓋体を所定角度以上上
方に回動した状態で蓋体を前方に引っ張ることで板状の
遊嵌部を断面Ｃ字状の軸受け部の開口から抜いて蓋体を
取り外すことができるものであって、蓋体を外した邪魔
になるものが何もない状態で容易に修理等ができるもの
であり、さらに上記のように蓋体を取り外すことができ
るものであっても、蓋体を単に開閉するだけのときは断
面Ｃ字状の軸受け部に対して軸着部の板状の遊嵌部がス
ムーズに回動し、蓋体が上下にがたついたりしないよう
に蓋体をスムーズに開閉できるものである。
第１図は本考案の一実施例の正面図、第２図（ａ）
（ｂ）は同上の側断面図及び平断面図、第３図は同上の
無目部の拡大断面図、第４図は同上の要部の拡大断面図
であって、１は無目、２は引き戸、３は駆動機構、４は
蓋体、５は軸受け部、６は軸着部、6aは突片、6bは遊嵌
部である。
（ｂ）は同上の側断面図及び平断面図、第３図は同上の
無目部の拡大断面図、第４図は同上の要部の拡大断面図
であって、１は無目、２は引き戸、３は駆動機構、４は
蓋体、５は軸受け部、６は軸着部、6aは突片、6bは遊嵌
部である。
Claims (1)
- 【請求項１】断面略コ字状の無目の下方に引き戸を開閉
自在に配設し、無目内に引き戸を自動的に開閉駆動した
り自動的に閉塞したりする駆動機構を内装し、無目の開
口に開口を閉塞し得る蓋体を配設し、無目の開口の上縁
に断面Ｃ字状で斜め上方が開口せる軸受け部を設け、蓋
体の背面と直交するように突設した突片と突片に体して
傾斜するように突設した板状の遊嵌部よりなる軸着部を
蓋体の上部の背面に設け、軸受け部内に軸着部の遊嵌部
を回転自在に嵌合して蓋体が上下に回動して開閉自在に
なるようにすると共に蓋体が所定角度以上上方に回動し
た状態で軸受け部から軸着部の遊嵌部が抜けて蓋体が外
れるようにして成る引き戸の無目の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988121019U JPH0716870Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 引き戸の無目の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988121019U JPH0716870Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 引き戸の無目の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0243384U JPH0243384U (ja) | 1990-03-26 |
| JPH0716870Y2 true JPH0716870Y2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=31367652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988121019U Expired - Lifetime JPH0716870Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 引き戸の無目の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716870Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014112372A1 (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-24 | ナブテスコ株式会社 | 自動ドア装置及び駆動機構外装体 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4540823B2 (ja) * | 2000-09-22 | 2010-09-08 | 文化シヤッター株式会社 | 引戸装置の外枠組み部材補強構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62110485U (ja) * | 1985-12-28 | 1987-07-14 |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP1988121019U patent/JPH0716870Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014112372A1 (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-24 | ナブテスコ株式会社 | 自動ドア装置及び駆動機構外装体 |
| CN104937203A (zh) * | 2013-01-18 | 2015-09-23 | 纳博特斯克有限公司 | 自动门装置和驱动机构外壳体 |
| JPWO2014112372A1 (ja) * | 2013-01-18 | 2017-01-19 | ナブテスコ株式会社 | 自動ドア装置及び駆動機構外装体 |
| RU2622816C2 (ru) * | 2013-01-18 | 2017-06-20 | Набтеско Корпорейшн | Автоматическое дверное устройство и корпус механизма привода |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0243384U (ja) | 1990-03-26 |
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