JPH086995Y2 - スライディング窓引寄ハンドル構造 - Google Patents
スライディング窓引寄ハンドル構造Info
- Publication number
- JPH086995Y2 JPH086995Y2 JP13062490U JP13062490U JPH086995Y2 JP H086995 Y2 JPH086995 Y2 JP H086995Y2 JP 13062490 U JP13062490 U JP 13062490U JP 13062490 U JP13062490 U JP 13062490U JP H086995 Y2 JPH086995 Y2 JP H086995Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoji
- latch
- receiver
- handle structure
- sliding window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、スライドする障子を有するサッシのスライ
ディング窓に使用する引寄機能を有するスライディング
窓引寄ハンドル構造の改良に関するものである。
ディング窓に使用する引寄機能を有するスライディング
窓引寄ハンドル構造の改良に関するものである。
〈従来の技術〉 第6図乃至第8図は従来のハンドル構造を示すもの
で、図において、21は内障子の召合せ框、22は外障子の
召合せ框、23は引寄クレセントで、内障子の召合せ框21
にビス等を介して設置される台座24、同台座24に回転自
在に装着されたハンドル25、同ハンドル25とともに回転
可能に装着された半月状の横方向傾斜フランジ部26aを
有する掛金26等から構成されている。27は上記掛金26と
対応して外障子の召合せ框22に設置された受けで、掛金
26が嵌合するようになっている。
で、図において、21は内障子の召合せ框、22は外障子の
召合せ框、23は引寄クレセントで、内障子の召合せ框21
にビス等を介して設置される台座24、同台座24に回転自
在に装着されたハンドル25、同ハンドル25とともに回転
可能に装着された半月状の横方向傾斜フランジ部26aを
有する掛金26等から構成されている。27は上記掛金26と
対応して外障子の召合せ框22に設置された受けで、掛金
26が嵌合するようになっている。
このような構成において、内障子及び外障子を閉じた
状態でハンドル25を上から下へ第6図(b)に示すよう
に回転させると、掛金26がア位置で受け27と嵌合する。
更にハンドル25を下方へ回転させると、掛金26のフラン
ジ部26aは、受け27に嵌合した状態で回転移動し、その
横方向傾斜により外障子を第7図の左手前へ移動させる
ように引寄せながらイ位置まで回転し、第6図(a)の
状態となり障子を閉じる。
状態でハンドル25を上から下へ第6図(b)に示すよう
に回転させると、掛金26がア位置で受け27と嵌合する。
更にハンドル25を下方へ回転させると、掛金26のフラン
ジ部26aは、受け27に嵌合した状態で回転移動し、その
横方向傾斜により外障子を第7図の左手前へ移動させる
ように引寄せながらイ位置まで回転し、第6図(a)の
状態となり障子を閉じる。
〈考案が解決しようとする課題〉 縦軸回転サッシ等では、窓閉鎖時にクレセントのハン
ドルは下向きとなる。上記した従来のクレセントでは、
通常ハンドルを上から下へ回転させ、これに伴って掛金
を下から上へと回転させるようにしている。このように
掛金を下から上へ回転させると、外障子の下部から先に
閉じ、上部が遅れて閉まる。このため、障子の上部が枠
に対して隙間を生じやすい問題があった。
ドルは下向きとなる。上記した従来のクレセントでは、
通常ハンドルを上から下へ回転させ、これに伴って掛金
を下から上へと回転させるようにしている。このように
掛金を下から上へ回転させると、外障子の下部から先に
閉じ、上部が遅れて閉まる。このため、障子の上部が枠
に対して隙間を生じやすい問題があった。
また、クレセントの受けは、外障子のガラスの直前に
取付けられるため、ガラスのシール施工時には取り外す
必要があった。
取付けられるため、ガラスのシール施工時には取り外す
必要があった。
本考案は、上記のような問題を解消するために成され
たもので、窓閉鎖時にハンドルが下向きになるものであ
って、枠と外障子との間に隙間が生じにくく、しかも、
ガラスシール時に受けを取外す必要のないスライディン
グ窓引寄ハンドル構造を得ることを目的とするものであ
る。
たもので、窓閉鎖時にハンドルが下向きになるものであ
って、枠と外障子との間に隙間が生じにくく、しかも、
ガラスシール時に受けを取外す必要のないスライディン
グ窓引寄ハンドル構造を得ることを目的とするものであ
る。
〈課題を解決しようとする手段〉 本考案に係るスライディング窓引寄ハンドル構造にお
いて、引寄クレセント及びその受けを、それぞれ内障子
及び外障子の召合せ内部に収納設置するとともに前記引
寄クレセントをハンドルの上から下への回転により、ピ
ニオン,ラックを介して掛金が上から下へ移動可能に構
成し、前記受けの掛金嵌合部に横方向及び内外方向の傾
斜を形成して成ることを特徴とするものである。
いて、引寄クレセント及びその受けを、それぞれ内障子
及び外障子の召合せ内部に収納設置するとともに前記引
寄クレセントをハンドルの上から下への回転により、ピ
ニオン,ラックを介して掛金が上から下へ移動可能に構
成し、前記受けの掛金嵌合部に横方向及び内外方向の傾
斜を形成して成ることを特徴とするものである。
〈作用〉 本考案に係るスライディング窓引寄ハンドル構造は、
上記のように構成されており、ハンドルを上から下へ回
転することにより掛金が上から下へ移動して受けに嵌合
するので、外障子に上向きの力が作用することがない。
従って、外障子の上部と枠との間に隙間が生じることが
なく、受けの横方向及び内外方向の傾斜により、外障子
を手前へ移動引寄せて閉鎖することができる。
上記のように構成されており、ハンドルを上から下へ回
転することにより掛金が上から下へ移動して受けに嵌合
するので、外障子に上向きの力が作用することがない。
従って、外障子の上部と枠との間に隙間が生じることが
なく、受けの横方向及び内外方向の傾斜により、外障子
を手前へ移動引寄せて閉鎖することができる。
また、クレセントを召合せ内部に収納設置しているた
め、これを取外すことなくガラスのシールを行なうこと
ができる。
め、これを取外すことなくガラスのシールを行なうこと
ができる。
〈実施例〉 以下に本考案の実施例を第1図乃至第5図に基づいて
説明する。
説明する。
1はハンドルで、軸部1aを有し、台座2に回転自在に
装着されている。3は軸部1aの端部に固着されたピニオ
ンギヤ、4は台座2に上下動可能に装着された掛金、5
は掛金4と一体に設けられ、前記ピニオンギヤ3に噛み
合うラックギヤであり、前記台座2は内障子の召合せ框
6にビス等によって固着される。
装着されている。3は軸部1aの端部に固着されたピニオ
ンギヤ、4は台座2に上下動可能に装着された掛金、5
は掛金4と一体に設けられ、前記ピニオンギヤ3に噛み
合うラックギヤであり、前記台座2は内障子の召合せ框
6にビス等によって固着される。
7は外障子の召合せ框であり、その内部に受け8がビ
ス等により固着される。受け8は第4図に示すように掛
金4の嵌合部8aを有し、同嵌合部8aには、掛金4が上か
ら下へ移動することによって外障子が縦枠及び内障子と
密着できるように横方向及び内外方向の傾斜8b及び8cが
形成されている。
ス等により固着される。受け8は第4図に示すように掛
金4の嵌合部8aを有し、同嵌合部8aには、掛金4が上か
ら下へ移動することによって外障子が縦枠及び内障子と
密着できるように横方向及び内外方向の傾斜8b及び8cが
形成されている。
第5図(a),(b)はスライディング窓を室内側よ
り見た姿図で、(a)は掛金4を受け8に引掛ける前の
状態、(b)は掛金4を掛けて障子を閉鎖した状態を示
しており、(a)図に示すように内障子9を完全に閉め
た後、外障子10を掛金4が受け8に当る位置まで閉じ
る。
り見た姿図で、(a)は掛金4を受け8に引掛ける前の
状態、(b)は掛金4を掛けて障子を閉鎖した状態を示
しており、(a)図に示すように内障子9を完全に閉め
た後、外障子10を掛金4が受け8に当る位置まで閉じ
る。
この状態でハンドル1を上から下へ回転させると、こ
れによってピニオンギヤ3が回転し、これに噛み合うラ
ックギヤ5を上から下へと移動させるため、掛金4もラ
ックギヤ5とともに上から下へと移動し、第3図に示す
ように受け8の嵌合部8aに嵌合して傾斜8a,8bに沿って
移動することにより、内障子9に対して外障子10を左側
へ押出すとともに内障子9側へ引寄せる。このことによ
って、外障子10は枠11及び内障子9に対して密着されて
閉鎖される。
れによってピニオンギヤ3が回転し、これに噛み合うラ
ックギヤ5を上から下へと移動させるため、掛金4もラ
ックギヤ5とともに上から下へと移動し、第3図に示す
ように受け8の嵌合部8aに嵌合して傾斜8a,8bに沿って
移動することにより、内障子9に対して外障子10を左側
へ押出すとともに内障子9側へ引寄せる。このことによ
って、外障子10は枠11及び内障子9に対して密着されて
閉鎖される。
一方、障子を開けるときは、ハンドル1を逆に下から
上へ回転することにより掛金4と受け8の嵌合が外れ、
内障子9及び外障子10を開くことができる。
上へ回転することにより掛金4と受け8の嵌合が外れ、
内障子9及び外障子10を開くことができる。
しかして、上記実施例によると、障子閉鎖時、掛金が
上から下へ移動し外障子に上向きの力を作用させない
為、枠と外障子との間に隙間が発生しにくく、しかも、
受けが障子の召合せ内部に収納されているため、ガラス
シール時にも取外す必要がなく、外観をすっきりとする
ことができる等有益な効果を奏する。
上から下へ移動し外障子に上向きの力を作用させない
為、枠と外障子との間に隙間が発生しにくく、しかも、
受けが障子の召合せ内部に収納されているため、ガラス
シール時にも取外す必要がなく、外観をすっきりとする
ことができる等有益な効果を奏する。
なお、上記実施例は引違い窓を例に説明したが、内障
子を嵌め殺しにした片引き窓にも同様に適用できること
は言うまでもまい。
子を嵌め殺しにした片引き窓にも同様に適用できること
は言うまでもまい。
〈考案の効果〉 以上に説明したように、本考案に係るスライディング
窓引寄ハンドル構造によると、従来のものと逆に掛金を
上から下へ移動させるようにしているため、外障子に上
向きの力が働かず枠と外障子とが密着するよう引寄せ閉
鎖することができる。
窓引寄ハンドル構造によると、従来のものと逆に掛金を
上から下へ移動させるようにしているため、外障子に上
向きの力が働かず枠と外障子とが密着するよう引寄せ閉
鎖することができる。
また、受けを障子の召合せ内部に収納設置しているた
め、ガラスシールの際に受けが邪魔になることがなく、
取外し不要となるとともに、突き出し部がなくなるた
め、外観をすっきりさせ、デザインの向上を図ることが
できる。
め、ガラスシールの際に受けが邪魔になることがなく、
取外し不要となるとともに、突き出し部がなくなるた
め、外観をすっきりさせ、デザインの向上を図ることが
できる。
第1図乃至第5図は、本考案の一実施例を示す図で、 第1図は、ハンドル構造を示す正面図、 第2図は、第1図の側面図、 第3図(a),(b),(c)は、受けの正面図及び左
右両側面図、 第4図は、ハンドル構造の収りを示す横断面図、 第5図(a),(b)は窓閉鎖状態説明図、 第6図乃至第8図は、従来のものを示す図で、 第6図は(a),(b)は、ハンドル構造の開閉動作を
示す構成図、 第7図は、その収りを示す横断面図、 第8図(a),(b)は、ハンドル構造を示す正面図及
び側面図である。 尚、図中1はハンドル,1aは軸部,2は台座,3はピニオン
ギヤ,4は掛金,5はラックギヤ,6は内障子召合せ框,7は外
障子召合せ框,8は受け,8aは嵌合部,8bは横方向傾斜,8c
は内外方向傾斜,9は内障子,10は外障子,11は枠である。
右両側面図、 第4図は、ハンドル構造の収りを示す横断面図、 第5図(a),(b)は窓閉鎖状態説明図、 第6図乃至第8図は、従来のものを示す図で、 第6図は(a),(b)は、ハンドル構造の開閉動作を
示す構成図、 第7図は、その収りを示す横断面図、 第8図(a),(b)は、ハンドル構造を示す正面図及
び側面図である。 尚、図中1はハンドル,1aは軸部,2は台座,3はピニオン
ギヤ,4は掛金,5はラックギヤ,6は内障子召合せ框,7は外
障子召合せ框,8は受け,8aは嵌合部,8bは横方向傾斜,8c
は内外方向傾斜,9は内障子,10は外障子,11は枠である。
Claims (1)
- 【請求項1】スライドする障子を有するサッシのスライ
ディング窓引寄ハンドル構造において、 引寄クレセント及びその受けをそれぞれ内障子及び外障
子の召合せ内部に収納設置するとともに、前記引寄クレ
セントをハンドルの上から下への回転によりピニオン,
ラックを介して掛金が上から下へ移動可能に構成し、前
記受けの掛金嵌合部に横方向及び内外方向に傾斜を形成
して成ることを特徴とするスライディング窓引寄ハンド
ル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13062490U JPH086995Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | スライディング窓引寄ハンドル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13062490U JPH086995Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | スライディング窓引寄ハンドル構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0486877U JPH0486877U (ja) | 1992-07-28 |
JPH086995Y2 true JPH086995Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31877945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13062490U Expired - Lifetime JPH086995Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | スライディング窓引寄ハンドル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086995Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP13062490U patent/JPH086995Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0486877U (ja) | 1992-07-28 |
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