JPH0716868Y2 - 車両用パワ−ウインドモ−タの取付構造 - Google Patents

車両用パワ−ウインドモ−タの取付構造

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JPH0716868Y2
JPH0716868Y2 JP1986099329U JP9932986U JPH0716868Y2 JP H0716868 Y2 JPH0716868 Y2 JP H0716868Y2 JP 1986099329 U JP1986099329 U JP 1986099329U JP 9932986 U JP9932986 U JP 9932986U JP H0716868 Y2 JPH0716868 Y2 JP H0716868Y2
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JP
Japan
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bracket
door
power window
window motor
mounting
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JP1986099329U
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JPS635182U (ja
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高広 山田
尚弘 飯田
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、車両用パワーウインドモータの取付構造に関
する。
「従来の技術及びその問題点」 実開昭54-69521号公報及び実開昭54-69522号公報に、汎
用の車両用パワーウインドモータをドアに取付けるよう
にした車両窓開閉装置が開示されている。実開昭54-695
21号公報に開示された車両窓開閉装置は、取付基板をド
アの内側面の内張りを通して、ボルトにより前記内張り
の裏面の鉄板に結着したり、前記取付基板に取付けた1
対のブラケットを用いて、内張りと肘掛けとを共締めし
て結着する構成であるため、取付基板と鉄板とでサンド
ウィッチ状に挟持される内張りの材質が合成樹脂発泡材
等であると、ボルト締め部分が局部的に変形してしまっ
て、不安定な取付け状態となるという問題点がある。
また、実開昭54-69522号公報に開示された車両窓開閉装
置は、取付基板を2個のボルトを間隔を存して植設した
当て板とにより、車両ドアの内張りに締結して、減速ギ
ヤを備えたウインドモータ等の重量を、直接前記内張り
により支える構造であるため、走行中の振動やドア閉時
の衝撃が繰り返される際のウインドモータ等の荷重が作
用して、ウインドモータとともに合成樹脂発泡材等の内
張りが変形したりドアから脱落する虞れがあるという問
題点がある。
さらに、第9図に示すように、ドアトリム1をパワーウ
インドモータ6を取付けるモータ取付用ブラケット2と
ブラケット30とで、サンドウィッチ状に挟み込むととも
に、該ドアトリム1を固定用クランプ3によりドア5の
インナーパネル4に固定して、前記モータ取付用ブラケ
ット2に汎用のパワーウインドモータ6を取付るように
したものもある。
この場合は、ドア5の開閉を繰り返したり、パワーウイ
ンドモータ6を作動させたりするうちに、パワーウイン
ドモータ6の自重によりドアトリム1の固定用クランプ
3が緩んで、パワーウインドモータ6の出力軸とドアハ
ンドル軸7との軸芯がづれて、円滑な開閉動作ができな
かったり作動不能となるばかりでなく、車両走行中の振
動やドア5の閉時の衝撃により、ドアトリム1がパワー
ウインドモータ6とともに脱落したりする虞れがある等
の問題点がある。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は上記した問題点を解決するためになされたもの
で、振動やドアの閉時の衝撃により不具合を生じない車
両用パワーウインドモータの取付構造を提供することを
目的とする。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を解決するため本考案の車両用パワーウインド
モータの取付構造は、車両用ドアのインナーパネルから
突出するウインド開閉用のハンドル軸と、前記車両用ド
アに取付けるパワーウインドモータの出力軸とを連結部
材を介して連結する車両用パワーウインドモータの取付
構造において、前記車両用ドアのインナーパネルに対し
て、前記ハンドル軸が挿通される第1ブラケットを固定
し、該第1ブラケットに植設した複数本の取付ボルト
を、前記インナーパネルに固定されるドアトリムの挿通
孔に挿通して突出させるとともに、該突出部分に前記パ
ワーウインドモータを取付けた第2ブラケットを締着
し、該締着部分及び前記第2ブラケットとドアトリム間
に防振ゴムを配設したことを特徴とする。
「作用」 上記構成によれば、インナーパネルに固定される第1ブ
ラケットに植設された複数本の取付ボルトをドアトリム
の挿通孔に挿通して、その突出部分にパワーウインドモ
ータを取付けた第2ブラケットが締着される。そして、
防振ゴムがその締着部分及び第2ブラケットとドアトリ
ム間に配設される。従って、パワーウインドモータの重
量は直接ドアトムリムに作用しない。また、走行時の振
動やドア閉時の衝撃によりパワーウインドモータに生じ
る荷重は、防振ゴムにより吸収されて著しく低減される
とともに、直接パワーウインドモータを支持しないドア
トリムには殆ど伝わらない。
「実施例」 本考案の実施例を添付図面第1〜8図を参照して説明す
る。
第1図及び第2図に示すように、車両のドア5に組み込
まれた金属製のインナーパネル4には、ウインド9を開
閉するウインド開閉用のハンドル軸7が突出している。
該ハンドル軸7の外周には、滑り止めのためのローレッ
ト7Aが形成されている(第6図参照)。そして、インナ
ーパネル4には、前記ハンドル軸7を挿通したインナー
パネル用のブラケット(以下第1ブラケットという)10
がタッピングスクリュウ11により固定されている。この
第1ブラケット10には、複数本の取付ボルト12が植設さ
れている。
パワーウインドモータ6及び開閉操作用スイッチ18等
は、モータ本体固定用ブラケット(以下第2ブラケット
という)2に固定されモータ本体ユニット13を構成して
いる。パワーウインドモータ6には、減速歯車機構14が
付設されている。該減速歯車機構14の出力軸15には、第
7図(A),(B)に示すように先端の管軸部に結合溝
16が形成されている。パワーウインドモータ6に付設さ
れた減速歯車機構14の出力軸15と、ハンドル軸7を連結
するジョイント8は、第1図及び第8図に示すように内
周面にセレーション8Aが、外周面に突起8Bがそれぞれ形
成されている。
第2ブラケット2には、前記取付ボルト12に対応して穴
部2Aが形成され、その内周に嵌め込んだ環状溝17Aによ
り防振ゴム17が嵌着されている。防振ゴム17の中心に
は、通孔17Bが形成されている。該通孔17Bには、後述す
るドアトリム1の挿通孔22に挿通されて突出した取付ボ
ルト12を、フランジが形成されたカラー19とばね座金21
とともに挿通する。そして、取付ボルト12にナット20を
螺合して、モータ本体ユニット13が締着される。前記ド
アトリム1は合成樹脂発泡材等により形成され、第2図
及び第5図に示すように固定用クランプ3をインナーパ
ネル4に形成した嵌合孔23に押し込むことによりドア5
に固定されている。
上記したモータ本体ユニット13の取付方法について以下
に詳述する。先ず、ドア5のインナーパネル4に第1ブ
ラケット2の第1ブラケット10をタッピングスクリュウ
11により固定する。次にドアトリム1を既設の固定用ク
ランプ3によりインナーパネル4に固定する。そして、
ドアトリム1の挿通孔22から突出する取付ボルト12を、
第2ブラケット2の穴部2Aに嵌着した防振ゴム17の通孔
17Bに挿通してナット20を螺合する。このとき防振ゴム1
7の一側面は、ドアトリム1に当接している。そして、
前記ハンドル軸7の外周のセレーション7Aにジョイント
8のセレーション8Aを嵌合させるとともに、ジョイント
8の外周の突起8Bを減速歯車機構14の出力軸15の結合溝
16に嵌めて連結する。以上の取付けにより、車両走行中
の振動やドア5の閉時の衝撃によりパワーウインドモー
タ6に生じる荷重は、防振ゴム17により著しく減少され
るとともに、モータ本体ユニット13を直接支持しないド
アトリム1に殆ど伝わることがない。このため、ドアト
リム1がドア5から脱落するようなことがなく、逆にド
アトリム1によってモータ本体ユニット13が振動される
こともないので、ジョイント8がハンドル軸7や出力軸
15から外れるようなこともない。
「考案の効果」 本考案は上記した構成を有し、インナーパネルに固定さ
れる第1ブラケットに植設された複数本の取付ボルトを
ドアトリムの挿通孔に挿通して、その突出部分にパワー
ウインドモータを取付けた第2ブラケットが締着され、
防振ゴムがその締着部分及び第2ブラケットとドアトリ
ム間に配設されるから、パワーウインドモータの重量は
直接ドアトリムに作用しない。また、走行時の振動やド
ア閉時の衝撃によりパワーウインドモータに生じる荷重
は、防振ゴムにより吸収されて著しく低減されるととも
に、直接パワーウインドモータを支持しないドアトリム
には殆ど伝わらないから、振動やドアの閉時の衝撃が繰
り返されて、ドアトリムがパワーウインドモータととも
に脱落するような不具合を生じることのない車両用パワ
ーウインドモータの取付構造を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の取付構造を示した分解斜視
図、第2図はインナーパネルに第1ブラケットを取付け
た状態を示した斜視図、第3図は第2ブラケットに防振
ゴムを取付ける状態を示した分解斜視図、第4図は本実
施例の取付構造を示した拡大断面図、第5図は取付構造
を模式的に示した断面図、第6図はハンドル軸の正面
図、第7図(A)は出力軸の断面図、第7図(B)は出
力軸の先端部の斜視図、第8図はジョイントの正面図、
第9図は従来の取付構造を示した断面図である。 1……ドアトリム、2……第2ブラケット、4……イン
ナーパネル、5……ドア、6……パワーウインドモー
タ、7……ハンドル軸、8……ジョイント、10……第1
ブラケット、12……取付ボルト、15……出力軸、17……
防振ゴム、22……挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用ドアのインナーパネルから突出する
    ウインド開閉用のハンドル軸と、前記車両用ドアに取付
    けるパワーウインドモータの出力軸とを連結部材を介し
    て連結する車両用パワーウインドモータの取付構造にお
    いて、 前記車両用ドアのインナーパネルに対して、前記ハンド
    ル軸が挿通される第1ブラケットを固定し、該第1ブラ
    ケットに植設した複数本の取付ボルトを、前記インナー
    パネルに固定されるドアトリムの挿通孔に挿通して突出
    させるとともに、該突出部分に前記パワーウインドモー
    タを取付けた第2ブラケットを締着し、該締着部分及び
    前記第2ブラケットとドアトリム間に防振ゴムを配設し
    たことを特徴とする車両用パワーウインドモータの取付
    構造。
JP1986099329U 1986-06-27 1986-06-27 車両用パワ−ウインドモ−タの取付構造 Expired - Lifetime JPH0716868Y2 (ja)

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JPS635182U JPS635182U (ja) 1988-01-13
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JPS5729029Y2 (ja) * 1977-10-26 1982-06-24
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