JPH071683Y2 - パターン照明用光源装置 - Google Patents

パターン照明用光源装置

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JPH071683Y2
JPH071683Y2 JP4685989U JP4685989U JPH071683Y2 JP H071683 Y2 JPH071683 Y2 JP H071683Y2 JP 4685989 U JP4685989 U JP 4685989U JP 4685989 U JP4685989 U JP 4685989U JP H071683 Y2 JPH071683 Y2 JP H071683Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、直射光を防止しつつミラーからの反射光によ
って所望の照明パターンを得るパターン照明用の光源装
置に関する。
〔従来の技術〕 例えば歯科治療における患者の照明や店舗照明等におい
ては、患部等を照明するための光源装置として、実公昭
60-31695号や実開昭61-6480号に開示されているような
パターン照明用光源装置が開示されている。第3図は、
このような従来のパターン形成用光源装置の断面概略説
明図である。10はランプ、20はミラー、30はランプホル
ダー、40はミラーホルダー、50は遮光キャップを示す。
このようなパターン照明用光源装置の考え方としては、
ある照明パターンを得るのに、直射光が照射されるのを
防止しながら、必要な照明パターンに応じて形成される
複数のセグメントを有するミラーによって、所望の照明
パターンを得ようとするものである。このようなパター
ン照明用光源装置では、レンズ等により所望の照明パタ
ーンを得る場合に比べ簡単な構造でコストが安くできる
メリットがある。
ミラー20の形状としては、実開昭61-6480号公報の第3
図及び第4図に示すような平面方形状のセグメントをマ
トリックス状に配置する場合や、同公報の第5図及び第
6図に示すような曲面帯状のセグメントを並べて配置す
る場合がある。何れの場合も、各セグメントが回転楕円
面上ないしは回転放物面上に配置されることにより、ミ
ラー20は所望の照明パターンを形成し得る。
〔考案が解決しようとする技術的課題〕
上記のパターン照明用光源装置では、フィラメントをミ
ラーの焦点の位置に配置する必要があるから、ハロゲン
ランプをセットする際には、ミラーの背後から穴を貫通
して深く差し込まなければならず、組み立てやランプ交
換の際の作業性が悪い。従って、できればハロゲンラン
プはミラーに対向して取りつけた方が取りつけの作業性
上好適である。しかし、このような光源装置で通常用い
られる一端封止型のハロゲンランプは、チップを含むバ
ルブの先端部分が肉厚になっており、この場合、この先
端肉厚部分が一種の二次光源的な作用をして迷光(グレ
ア)を発生させてしまうことがある。上記のようにハロ
ゲンランプをミラーに対向してとりつけた場合には、こ
の迷光がミラーによってある程度集光され、第二焦点の
位置にある照明パターンの位置とは異なる位置に迷光の
照明パターンが形成されてしまうことがあることが判っ
た。例えば、歯科治療用に用いられた場合には、この迷
光の照明パターンが患者の目の位置した場合はかなり眩
しく感じられる。
この迷光による問題を解決する手段として、第3図に示
す遮光キャップを先端に被せる方法が考えられる。しか
し、遮光キャップはハロゲンランプのバルブには直接取
りつけることができず、固定方法が難しい。通常はラン
プホルダー等に溶接して取りつけられるが、この場合ハ
ロゲンランプの交換等の際の位置調節に伴って遮光キャ
ップを位置調節することができず、必要な精度が出にく
い。即ち、遮光が不十分であったり遮光しすぎたりする
場合がある。
〔考案の目的〕
本考案はかかる課題を考慮してなされたものであり、ラ
ンプの先端の肉厚部分の二次光源的作用による遮光の問
題を解消し、かつ遮光キャップを使用する必要がなく精
度の高いパターン照明用光源装置の提供を目的とする。
〔考案の構成〕
上記目的を達成するため、本考案のパターン照明用光源
装置は、所定のパターンを照明するように形成された回
転楕円面ないし回転放物面状のミラーと、該ミラーの焦
点の位置にフィラメントが形成され先端がミラーに向け
て配置された一端封止型のハロゲンランプと、ミラーホ
ルダーと、ランプホルダーとを具備し、 前記ハロゲンランプのバルブのチップを含む先端肉厚部
分の表面には、黒色塗料が被着されてなることを特徴と
する。
〔作用〕
上記構成にかかる本考案のパターン照明用光源装置によ
れば、先端肉厚部分を透過して迷光となる光がないの
で、迷光による照明パターンがミラーによって形成され
ず、焦点に配置されたフィラメントからの光は、黒色の
塗料が被着した部分以外の部分のバルブを透過してミラ
ーによって所定の照明のパターンを形成する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を説明する。
第1図は、本考案のパターン照明用光源装置の実施例の
断面概略説明図である。1はランプ、2はミラー、3は
ランプホルダー、4はミラーホルダーを示す。第2図
は、第1図のハロゲンランプ及びその保持構造の詳細を
示す図である。
本実施例のパターン照明用光源装置は歯科治療用に用い
られるものである。
第1図において、ハロゲンランプ1はそのフィラメント
11がミラー2の焦点の位置に配置されている。ベース15
がランプホルダー3に形成された孔に貫通し、舌片16が
ばね材5によりランプホルダー3に押圧されることによ
りハロゲンランプ1はランプホルダー3に固定されてい
る。ランプホルダー3はホルダー保持板7により保持さ
れ、ホルダー保持板7はミラーホルダーに固定されてい
る。尚、ミラーホルダー4には不図示のアームが設けら
れている。
一端封止型のハロゲンランプ1としては、JIS規格にい
うJA,JC,JF等のタイプのランプが使用可能である。第2
図に示すように、ハロゲンランプ1はチップ14を含むバ
ルブの先端肉厚部分13の表面に黒色塗料(網線で示
す。)が被着されている。従って、フィラメント11が放
つ光のうちミラー3に至るのは先端肉厚部分13以外のバ
ルブの側面12から出射する光である。先端肉厚部分13を
照射する光は黒色塗料に吸収されるかまたは反射するこ
とになるので、ミラー3に至ることはない。従って、先
端肉厚部分13が二次光源となり迷光を発生させることが
なく、迷光の照明パターンがミラー3によって形成され
ることがない。また、黒色塗料はバルブの側面12にも延
長して被着されるが、側面12での塗布高さhは必要な光
束と迷光の発生具合とを考慮して適宜定められる。被着
方法としては、蒸着法やディッピング法等の公知の手段
が適宜使用可能である。何れの方法にしても、従来の遮
光キャップを応用する場合に比べ、遮光する光を高い精
度で制御することができる。尚、黒色塗料の代わりにス
リガラス状の加工を施すことも考えられるが、スリガラ
スにしただけでは先端肉厚部分13の二次光源的作用を完
全に打ち消すことができないので充分でない。このよう
な先端に黒色塗料を被着したハロゲンランプは「ブラッ
クトップタイプ」と呼ばれ、自動車のヘッドランプ用に
市販されているので、それを用いれば良い。尚、本実施
例では、第1図に示すように、ミラー2に対向して「ブ
ラックトップタイプ」のハロゲンランプを配置すること
に特徴がある。
ミラー2としては、前述の実開昭61-6480号公報の第5
図及び第6図に示すような曲面帯状のセグメントを回転
楕円面上に並べて配置したタイプのものを使用してい
る。
また、本実施例では、ランプ1のバルブの側面を囲ん
で、筒状の遮光板8が設けられている。遮光板8により
直射光が不必要に照射されるのが防止され、所定のパタ
ーンを照明するようにセグメントが形成れたミラー2の
反射光のみによって照明パターンが形成される。従っ
て、例えば歯科治療においては、口部を照明した際に不
必要に患者の目に光が照射されて眩しく感ずることがな
い。
〔考案の効果〕
以上説明したとおり、本考案は、所定のパターンを照明
するように形成された回転楕円面ないし回転放物面状の
ミラーと、該ミラーの焦点の位置にフィラメントが形成
され先端がミラーに向けて配置された一端封止型のハロ
ゲンランプと、ミラーホルダーと、ランプホルダーとを
具備し、前記ハロゲンランプのバルブのチップを含む先
端肉厚部分の表面には、黒色塗料が被着されてなること
を特徴とするので、ハロゲンランプの装置が容易でかつ
迷光がミラーによって照明パターンを形成することがな
く、また遮光キャップを使用する必要もないので、精度
の高いパターン照明装置の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のパターン照明用光源装置の実施例の断
面概略説明図、第2図は第1図のハロゲンランプ及びそ
の保持構造の詳細を示す図、第3図は従来のパターン形
成用光源装置の断面概略説明図である。 図中、 1,10……ランプ 2,20……ミラー 3,30……ランプホルダー 4,40……ミラーホルダー 11……フィラメント 13……先端肉厚部分 14,……チップ を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のパターンを照明するように形成され
    た回転楕円面ないし回転放物面状のミラーと、該ミラー
    の焦点の位置にフィラメントが形成され先端がミラーに
    向けて配置された一端封止型のハロゲンランプと、ミラ
    ーホルダーと、ランプホルダーとを具備し、 前記ハロゲンランプのバルブのチップを含む先端肉厚部
    分の表面には、黒色塗料が被着されてなることを特徴と
    するパターン形成用光源装置。
JP4685989U 1989-04-24 1989-04-24 パターン照明用光源装置 Expired - Fee Related JPH071683Y2 (ja)

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JPH02137704U JPH02137704U (ja) 1990-11-16
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