JPS6242414Y2 - - Google Patents

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JPS6242414Y2
JPS6242414Y2 JP14531981U JP14531981U JPS6242414Y2 JP S6242414 Y2 JPS6242414 Y2 JP S6242414Y2 JP 14531981 U JP14531981 U JP 14531981U JP 14531981 U JP14531981 U JP 14531981U JP S6242414 Y2 JPS6242414 Y2 JP S6242414Y2
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light
reflector
light source
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substrate
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JP14531981U
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JPS5848598U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は空港の滑走路などに設置され特定方向
にビーム光を照射する空港用地上形標識灯に関す
る。
(従来の技術) 空港の滑走路に側部に設けられてエツジライト
を構成するものにあつては、滑走路の長手方向に
のみビーム光を投光するものではつぎのような問
題があつた。すなわち、ビーム光が投光されない
方向からは標識灯の存在に気付かないため、たと
えば空港内を走行する車輛が標識灯に接触して破
損することがあつた。また、施回進入してくる航
空機に対しても標識効果をなさないものである。
これに対して、たとえば登録実用新案公報第
363707号に示されるように、フレネルレンズを用
いて特定方向にはビーム光を投光するとともに、
周囲をも照明するような光をも投光するようにし
たものが提案されている。
また、実公昭33−11675号公報には光源からの
光を前部および横または側方からも照射するよう
にしたものが提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、登録実用新案公報第363707号の
ものは、フレネルレンズでビーム光を照射するも
のであり、フレネルレンズの設計、構造が極めて
複雑であるため、高価になるのを免れないもので
ある。また、実公昭33−11675号公報に示される
ものは、円筒状をなすランプケースの前部に前方
反射面および後方反射面を有する鼓状反射体とプ
リズムレンズとを取付け、後部側面に鼓状反射体
の後方反射面からの反射光を反射する円錐形反射
体を設けるとともにこの反射体からの反射光を外
方に導出するレンズを設けてなるものであるか
ら、部品点数が多く、しかも構造が複雑となり製
作がめんどうとなるなどの不都合があるととも
に、プリズムレンズなどレンズを用いるので、レ
ンズの設計、構造が極めて複雑となり高価になる
などの不都合がある。
本考案は上述の事情を考慮してなされたもの
で、構造が複雑なレンズを用いることなく特定方
向にビーム光を投光するとともに周囲に広範囲に
投光し得るようにし、かつ構造が簡単で取扱いも
容易にでき、施回進入する航空機にも容易に認識
させることが可能な空港用地上形標識灯を提供す
ることを目的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は基台上に片口金の光源を突出させ、基
板、この基板上に設けられ光源からの照射光のう
ちの一部を側方にビーム光として投光する第1の
反射体、基板に設けられた支持アームおよびこの
支持アームに支持され光源からの残余の照射光を
側方の周囲に広範囲に投光する第2の反射体を含
んで形成された反射装置を基台に装置し、この反
射装置および光源を少なくとも側面が透光性をな
す筒状のカバーで覆うようにしたことを特徴とす
る。
(作用) 本考案は光源からの照射光の一部は第1の反射
体で側方にビーム光として投光され、また残余の
光は第2の反射体によつて側方の周囲に投光さ
れ、ビーム光で所要の標識を行ない、周囲に広範
囲にわたる投光によつて標識灯の存在を十分認識
させることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第6図を参
照して説明する。1は筒状たとえば円筒状のカバ
ーで、少なくとも側面が透光性をなしている。こ
のカバー1は全体が透光性であつてもよく、本実
施例では透明ガラスで有頭円筒状に形成してい
る。この筒状カバー1はその開口端を後述する反
射装置6の基板2に金具3により着脱可能に取付
けられている。4は光源で、この光源4は発光部
を後述する基台12上に突出させて配設した片口
金のランプで、反射装置6の基板2に設けられた
支持部5によつて支持されている。6は反射装置
で、この反射装置6は基板2、この基板2上に設
けられ光源4からの光のうちの一部を側方にビー
ム光として投光する第1の反射体7、基板2に設
けられた支持アーム8Cおよび支持アーム8Cに
支持され光源4からの残余の照射光を側方の周囲
に広範囲に投光する第2の反射体8を含み基台1
2に装置されている。反射装置6についてさらに
詳述すれば、第1の反射体7はたとえば回転楕円
体あるいは回転放物面体に構成されている。そし
て、第1の反射体7は一端に投光開口9を、他端
に受光開口10を有し、受光開口10を光源4に
対向して配設し、受光開口10から入射される光
源4からの照射光を投光開口9から投光するもの
である。本実施例では、第1の反射体7は背面側
に受光開口10を設け、光源は第1の反射体7の
受光開口9の外方に配設し、ビーム光と残余の光
を周囲に投光するようにしてい、る。そして、光
源4は大きさがあり、第1の反射体7の外方に配
置しているので、任意の反射点と光源4の見込角
が光源4を焦点に配設した場合より小さくなるの
で、反射光は焦光され、広がりの小さいビーム光
で投光される。
すなわち、ビーム光を投光するのに際し、所望
の広がりにするために、光源を反射体の焦点から
ずらすことは、通常必要に応じてなされているも
ので、光源を必ずしも反射体の中で、しかも焦点
に位置させる必要はないものである。この第1の
反射体7は投光開口9に外方に延出する延長片1
1を有し、この延長片11を介して支持部5に固
定されている。第2の反射体8は第2図において
光源4の上方に位置するラツパ状反射部材8a
と、第2図において光源4の基部近傍に位置し前
記ラツパ状反射部材8aに対向する同様のラツパ
状反射部材8bを含み、ラツパ状反射部材8aが
基板2に固定され先端を光源4の上方に延出した
円弧状の支持アーム8cに支持されている。ま
た、下方のラツパ状反射部材8bは支持部5に固
定されている。
12は基台で、この基台12はたとえば滑走路
の側部に設けられたり、あるいは立設された他の
部材(図示しない。)に固着されたりするもので
ある。この基台12はたとえば中空に形成され、
中空部に光源4に接続する電線を挿通可能として
いる。そして、この基台12に支持部13が取付
けられている。この支持部13に上記反射装置6
の基板2が蝶ナツト14等により固定されている
ものである。基台12および支持部13の接合面
は互いに摺動可能な球面状に形成され、支持部1
3の位置が基台12に対して調整可能になつてい
る。すなわち、基台12の接合面に透孔15を形
成し、支持部13から挿通されたねじ16を透孔
15を移動させた後所定位置でワツシヤ17を介
して蝶ナツト18により固定するようになされて
いるものである。
そうして、筒状カバー1は光源4および反射装
置6を覆つて反射装置6の基板2に着脱可能に取
付けられる。
つぎに、本実施例の作用について説明する。光
源4からの照射光の一部は第1の反射体7によつ
て側方にビーム光として投光される。また、残余
の光は第2の反射体8によつて側方の周囲に広範
囲に投光される。本実施例においてはラツパ状反
射部材8aによつて第2図において真上方向の光
は大部分がカツトされ、また、円弧状の支持アー
ム8cによつて側方への光の一部はカツトされ
る。すなわち、本実施例における配光は第6図に
示されるようになるものである。第6図において
円は標識灯を中心にした水平方向の配光を示す。
第6図中Aはビーム光を示し、Bは周囲に投光さ
せる拡散光を示す。ビーム光Aはたとえば垂直方
向の角度を0.2゜〜7.2゜内になるように設定され
る。また、第6図中Cは滑走路の方向を示すもの
である。したがつて、本実施例のものを滑走路の
エツジライトとして用いたときは、C方向から進
入してくる航空機に対して所定のビーム光を投光
でき、また、周囲に投光するため、走行する車輛
から標識灯の存在を十分認識できるのである。ま
た、滑走路内への不所望な光は水部分カツトで
き、さらに、周囲の投光角を上向きにし、かつ、
必要な光度に達するものであれば施回進入する航
空機からも認識可能である。
なお、第2の反射体8により周囲に投光する範
囲内において所定方向にのみ第1の反射体7によ
るビーム光より低光度のビーム光を投光すること
が可能である。たとえば第6図にD,Eに示す方
向にのみビーム光を投光することができる。この
ようにすれば、ビーム光Dによつて上述した施回
進入する航空機に認識させ得ることが理解でき
る。このような配光を得るための反射体は当業者
において容易になし得る。また、レンズ等を用い
てもよい。
なお、本考案は上記実施例のものに限定される
ものではない。たとえば光源の取付け等の構造は
種々変形可能である。また、ビーム光および拡散
光の配光そのものも適宜変更できるものである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、光源からの照射光のうちの一
部を側方にビーム光として投光する第1の反射体
と、光源からの残余の照射光を側方の周囲に広範
囲に投光する第2の反射体とを基板に配設して反
射装置を形成し、この反射装置を基台に装置さ
せ、光源および反射装置を筒状のカバーで覆つて
なるものであるから、反射体の配置および取付け
が基板上で行なえ、構造が簡単で取扱いも容易に
できる。また、カバーは光学性能を有さないもの
でよいので、構造が簡単で、製作が容易で安価に
提供できる。さらに、反射装置の第2の反射体を
支持アームに支持させるようにしたので、第1の
反射体の取付位置に邪魔されずに容易に取付ける
ことができ、ビーム光で所要の標識を行なえると
ともに標識灯の存在を十分に認識させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は第1図の−′線に沿う断面図、第3図は
要部を拡大して示す平面図、第4図は同じく斜視
図、第5図は第4図の−′に沿う断面図、第
6図は本実施例の配光図である。 12……基台、4……光源、6……反射装置、
2……基板、7……第1の反射体、8c……支持
アーム、8……第2の反射体、1……筒状カバ
ー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基台と、 発光部を上記基台上に突出させて配設した片口
    金の光源と、 基板、この基板上に設けられ上記光源からの光
    のうちの一部を側方にビーム光として投光する第
    1の反射体、上記基板に設けられた支持アームお
    よびこの支持アームに支持され上記光源からの残
    余の照射光を側方の周囲に広範囲に投光する第2
    の反射体を含み上記基台に装置された反射装置
    と、 少なくとも側面が透光性をなし上記反射装置お
    よび光源を覆う筒状カバーと、 を具備したことを特徴とする空港用地上形標識
    灯。
JP14531981U 1981-09-30 1981-09-30 空港用地上形標識灯 Granted JPS5848598U (ja)

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JP14531981U JPS5848598U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 空港用地上形標識灯

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JP14531981U JPS5848598U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 空港用地上形標識灯

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JPS5848598U JPS5848598U (ja) 1983-04-01
JPS6242414Y2 true JPS6242414Y2 (ja) 1987-10-30

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