JP4090519B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、壁面などの被照射面を照明する照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、被照射面である壁面を照明器具で照明する際の部分的高照度となる照度むらや器具の不快なグレアを防止するため、照射面の照度むらに対応する反射鏡の一部を拡散処理したものがあった。また被照射面の照度むらの除去のため反射鏡の前方に設けられた全面拡散パネルにより、反射鏡からの反射光の全体を拡散するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前者の従来例は、反射鏡の曲面に拡散処理の加工をする必要があるため、コスト高になった。また後者の従来例は反射鏡による反射光を全面拡散パネルにより拡散するため、照度や器具効率が低下し、器具内の温度が上昇する欠点があった。
【0004】
また紫外線の除去のためガラスパネルを設けた器具では、被照射面の照度むらの除去のため、全面艶消しガラスパネルを入れたものがあったが、照度や器具効率が低下し、また温度条件が悪くなった。
したがって、この発明の目的は、照度や器具効率および温度条件を悪くすることなく、被照射面の照度むらを緩和することができる照明器具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の照明器具は、ランプを装着するランプソケットを有し、前記ランプを囲む第1の反射鏡を有し、一端部に内鍔片をもち他端部が前記第1の反射鏡の開口端に嵌合する筒部を有し、後端開口と前端開口とを形成し前記後端開口に前記内鍔片が載る周縁部を内方に突出しかつ前記周縁部の内周縁を外側に折り返して前記内鍔片を挟むことにより前記後端開口に前記筒部を連結するとともに前記周縁部の折り返しによる曲げ部分の表面が断面小半円形状に形成された第2の反射鏡を有する器具本体と、
前記内鍔片を挟むように折り返された前記後端開口の前記周縁部の前記ランプ側に前記周縁部に沿って環状に設けられて前記ランプから前記曲げ部分の断面小半円形状の表面に入射する直射光を拡散または遮光する配光制御部材とを備えたものである。
【0008】
【作用】
請求項1の照明器具によれば、内鍔片を挟むように折り返された第2の反射鏡の後端開口の周縁部のランプ側に周縁部に沿って環状に配光制御部材を設け、ランプから周縁部の曲げ部分の断面小半円形状の表面に入射する直射光を拡散または遮光するため、周縁部の曲げ部分の反射光による被照射面の照度むらを緩和することができ、しかも被照射面の全体的な照度を低下することがなく、また器具効率を低下することもなく、さらに温度条件を悪くすることもない。
【0011】
【実施例】
この発明の第1の実施例を図1および図2により説明する。すなわち、この照明器具は、器具本体1と、配光制御部材2とを有する。
器具本体1は、ランプ3を装着するランプソケット4を有して被照射面(図示せず)を照明する。実施例の器具本体1は、天井裏に取付けられる取付片6を有する筒状部5と、筒状部5の開口に取付けられたラッパ形の第1の反射鏡7と、この第1の反射鏡7を接続する開口8を斜めに形成した略ラッパ形の第2の反射鏡9とからなる。ランプソケット4は筒状部5内に取付けられてランプソケット4に装着されたランプ3は筒状部5より突出している。第2の反射鏡9の前端には枠10が設けられ、天井の埋込穴(図示せず)に嵌合する。したがって、器具本体1は壁面を実施例とする被照射面に斜め上方から下方に向けて照射するように配置されている。
【0012】
配光制御部材2は、被照射面の部分的高照度による照度むらの位置に対応するランプ3の前面の位置に設けられて照度むらを緩和するものである。実施例では、たとえば直径157mmとして厚さ約4mmの透明ガラスパネル2aを用い、開口8に形成した内つば11に押え部材およびビス等(図示せず)により取付けられている。またランプ3の直射光による部分的高照度となる照度むらは、ランプ3の前面のランプ3の被照射面に近い領域、すなわち図1の略上半分の領域Aすなわち、図2に示すように前記の寸法関係において、半径方向の長さdが約55mmであり、配光制御部材2は図2の斜線に示すように略半円形状に印刷またはフッ酸消し(艶消し)等により、拡散透光処理を施すことにより形成している。この斜線で示す範囲は、ランプ3の直射光による照度むらが大きい範囲であり、ランプ3の直射光がこの配光制御部材2に入射すると透過光が拡散され、被照射面の照度むらが解消される。一方、第1の反射鏡7および第2の反射鏡9からの反射光は、透明ガラスパネル2aを透過し一部は配光制御部材2を拡散して被照射面に照射するため、全体的な照度の低下はなく、器具効率の低下もなく、さらに器具内の温度が上昇することもない。
【0013】
この実施例によれば、部分的高照度の照度むらを生じる部分に対応する位置のランプ3の前面の位置に配光制御部材2を配置したため、照度の低下等を招くことなく、被照射面の照度むらを緩和することができる。
【0014】
なお、第1の実施例の変形例として、配光制御部材2を有する透明ガラスパネル2aに代えて、配光制御部材2の形状と同じ形状の拡散透光処理ガラス(図示せず)を用意し、これを拡散処理していない透明ガラスパネルに載せて固定するなどにより、第1の実施例の透明ガラスパネル2aの斜線部分に対応する位置に位置決めするようにしてもよい。
【0015】
また配光制御部材2は拡散透光処理に代えて、パンチングメタルや印刷を施したガラス等により、部分的な高照度により照度むらを生じる部位を遮光する構成によっても、照度むらを緩和することができる。
この発明の第2の実施例を図3ないし図5に示す。すなわち、この照明器具は器具本体1の構成は第1の実施例と同様であり、同じ部分に共通の符号を付している。配光制御部材2が、器具本体1に設けた開口8を形成する内つば11に取付けられて、内つば11の内縁の反射光P(図4)による照度むらを緩和可能な位置に内つば11に沿って環状に設けられている。この内つば11は、図4に示すように第2の反射鏡9の斜面に形成した開口8に筒部12を取付けるため、筒部12の内鍔片13を挾むように開口8の周縁部を外側に折返することにより、断面小半円形状に形成したものであり、筒部12に第1の反射鏡7の前端部が嵌合する。また実施例の配光制御部材2は、透明ガラスパネル2c上に形成されており、配光制御部材2の環状部は、断面において図3および図4に示すように、ランプ1の先端の表面と内つば11の内縁に接する接線の中で、透明ガラスパネル2cとなす角度が最小となる線Lの透明ガラスパネル2cを透過して出光する側の表面と交差する位置aより外側に形成される。具体的には透明ガラスパネル2cの直径および厚みが第1の実施例と同様であるとして、図5に斜線で示すように、配光制御部材2の内径は126mm、外径は157mmである。したがって、内つば11の表面に向かうランプ3の直射光は拡散されて内つば11の表面に直接当たらないので、被照射面に照度むらを生じることがなく、不快なグレアも生じない。
【0016】
また配光制御部材2は、透明ガラスパネル2cに印刷やフッ酸消し等の処理などにより拡散または遮光するものであり、第1の実施例と同様の手段を用いている。また透明ガラスパネル2cに環状に拡散等の処理をするほか、環状に形成された配光制御部材2を所定の位置に位置決めしてもよい。
この実施例により、従来に比較して器具効率を向上でき、被照射面の照度むらを防止でき、不快グレアも防止でき、温度条件もよくなる。さらに透明ガラスパネルの押え部やビス等が透明ガラスパネル2cを通して第2の反射鏡9から見えなくなる。
【0017】
【発明の効果】
請求項1の照明器具によれば、内鍔片を挟むように折り返された第2の反射鏡の後端開口の周縁部のランプ側に周縁部に沿って環状に配光制御部材を設け、ランプから周縁部の曲げ部分の断面小半円形状の表面に入射する直射光を拡散または遮光するため、周縁部の曲げ部分の反射光による被照射面の照度むらを緩和することができ、しかも被照射面の全体的な照度を低下することがなく、また器具効率を低下することもなく、さらに温度条件を悪くすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】この実施例の透明ガラスパネルの表面図である。
【図3】第2の実施例の照明器具の断面図である。
【図4】その部分拡大図である。
【図5】この実施例の透明ガラスパネルの表面図である。
【符号の説明】
1 器具本体
2 配光制御部材
3 ランプ
4 ランプソケット
11 内つば
Claims (1)
- ランプを装着するランプソケットを有し、前記ランプを囲む第1の反射鏡を有し、一端部に内鍔片をもち他端部が前記第1の反射鏡の開口端に嵌合する筒部を有し、後端開口と前端開口とを形成し前記後端開口に前記内鍔片が載る周縁部を内方に突出しかつ前記周縁部の内周縁を外側に折り返して前記内鍔片を挟むことにより前記後端開口に前記筒部を連結するとともに前記周縁部の折り返しによる曲げ部分の表面が断面小半円形状に形成された第2の反射鏡を有する器具本体と、
前記内鍔片を挟むように折り返された前記後端開口の前記周縁部の前記ランプ側に前記周縁部に沿って環状に設けられて前記ランプから前記曲げ部分の断面小半円形状の表面に入射する直射光を拡散または遮光する配光制御部材とを備えた照明器具。
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JP10380994A JP4090519B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10380994A JP4090519B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | 照明器具 |
Publications (2)
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JPH07312112A JPH07312112A (ja) | 1995-11-28 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10380994A Expired - Fee Related JP4090519B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4090519B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
DE10216248A1 (de) * | 2002-04-12 | 2003-10-23 | Zumtobel Staff Gmbh & Co Kg | Einbauleuchte mit Vorsatzreflektor |
-
1994
- 1994-05-18 JP JP10380994A patent/JP4090519B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH07312112A (ja) | 1995-11-28 |
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