JPH07166951A - 内燃機関の失火検出装置 - Google Patents
内燃機関の失火検出装置Info
- Publication number
- JPH07166951A JPH07166951A JP5312096A JP31209693A JPH07166951A JP H07166951 A JPH07166951 A JP H07166951A JP 5312096 A JP5312096 A JP 5312096A JP 31209693 A JP31209693 A JP 31209693A JP H07166951 A JPH07166951 A JP H07166951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- misfire
- effective pressure
- mean effective
- fuel
- indicated mean
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M15/00—Testing of engines
- G01M15/04—Testing internal-combustion engines
- G01M15/11—Testing internal-combustion engines by detecting misfire
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Testing Of Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 失火判定の基準となる失火レベルを学習し
て、検出精度の向上を図る。 【構成】 筒内圧を積分して図示平均有効圧Piを算出
する(S1)。燃料カット中か否かを判定し(S3)、
燃料カット中でない場合は、機関回転数N別の失火レベ
ルマップから失火レベルSLを検索し(S4)、図示平
均有効圧Piと失火レベルSLとを比較して、失火判定
を行う(S5〜S9)。燃料カット中である場合は、燃
料カット中の図示平均有効圧Piを現在の機関回転数N
に対応する失火レベルSLとして、失火レベルマップの
データを書換える。
て、検出精度の向上を図る。 【構成】 筒内圧を積分して図示平均有効圧Piを算出
する(S1)。燃料カット中か否かを判定し(S3)、
燃料カット中でない場合は、機関回転数N別の失火レベ
ルマップから失火レベルSLを検索し(S4)、図示平
均有効圧Piと失火レベルSLとを比較して、失火判定
を行う(S5〜S9)。燃料カット中である場合は、燃
料カット中の図示平均有効圧Piを現在の機関回転数N
に対応する失火レベルSLとして、失火レベルマップの
データを書換える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の失火検出装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関の失火検出装置として、
筒内圧センサにより筒内圧を検出し、所定の期間、その
検出値を積分して、図示平均有効圧を求め、これを所定
の失火レベルと比較して、図示平均有効圧が所定の失火
レベル以下のときに失火と判定して、警報等を発するよ
うにしたものが知られている。
筒内圧センサにより筒内圧を検出し、所定の期間、その
検出値を積分して、図示平均有効圧を求め、これを所定
の失火レベルと比較して、図示平均有効圧が所定の失火
レベル以下のときに失火と判定して、警報等を発するよ
うにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内燃機関の失火検出装置においては、失火レベルを固定
してしまうことにより、経時変化(例えばセンサの劣化
や、シリンダの洩れによる圧縮率低下など)に対応でき
ず、特に低負荷時などのN/S比レベルが厳しい領域
で、誤検出を生じることがあるという問題点があった。
内燃機関の失火検出装置においては、失火レベルを固定
してしまうことにより、経時変化(例えばセンサの劣化
や、シリンダの洩れによる圧縮率低下など)に対応でき
ず、特に低負荷時などのN/S比レベルが厳しい領域
で、誤検出を生じることがあるという問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、経時変化に対応可能で、検出精度の向上を図ること
ができるようにすることを目的とする。
み、経時変化に対応可能で、検出精度の向上を図ること
ができるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、図
1に示すように、下記のA〜Fの手段により、内燃機関
の失火検出装置を構成する。 A)機関の筒内圧を検出する筒内圧検出手段 B)検出された筒内圧を積分して図示平均有効圧を算出
する図示平均有効圧算出手段 C)少なくとも機関回転数別に図示平均有効圧の失火レ
ベルを記憶した書換え可能な失火レベル記憶手段 D)機関への燃料カット中であるか否かを検出する燃料
カット検出手段 E)燃料カット中でないときに、前記図示平均有効圧算
出手段により算出された図示平均有効圧と前記失火レベ
ル記憶手段に記憶されている現在の機関回転数に対応す
る失火レベルとを比較して失火判定を行う失火判定手段 F)燃料カット中であるときに、前記図示平均有効圧算
出手段により算出された図示平均有効圧に基づいて現在
の機関回転数に対応する失火レベルを更新して前記記憶
手段の記憶値を書換える失火レベル学習手段
1に示すように、下記のA〜Fの手段により、内燃機関
の失火検出装置を構成する。 A)機関の筒内圧を検出する筒内圧検出手段 B)検出された筒内圧を積分して図示平均有効圧を算出
する図示平均有効圧算出手段 C)少なくとも機関回転数別に図示平均有効圧の失火レ
ベルを記憶した書換え可能な失火レベル記憶手段 D)機関への燃料カット中であるか否かを検出する燃料
カット検出手段 E)燃料カット中でないときに、前記図示平均有効圧算
出手段により算出された図示平均有効圧と前記失火レベ
ル記憶手段に記憶されている現在の機関回転数に対応す
る失火レベルとを比較して失火判定を行う失火判定手段 F)燃料カット中であるときに、前記図示平均有効圧算
出手段により算出された図示平均有効圧に基づいて現在
の機関回転数に対応する失火レベルを更新して前記記憶
手段の記憶値を書換える失火レベル学習手段
【0006】
【作用】上記の構成においては、機関への燃料カット中
であるときに、図示平均有効圧算出手段により図示平均
有効圧を算出し、これを失火時の図示平均有効圧とみな
して、このときの図示平均有効圧に基づいて現在の機関
回転数に対応する失火レベルを更新する。これにより、
失火判定の基準となる失火レベルを適正なものとして、
検出精度の向上を図ることができる。
であるときに、図示平均有効圧算出手段により図示平均
有効圧を算出し、これを失火時の図示平均有効圧とみな
して、このときの図示平均有効圧に基づいて現在の機関
回転数に対応する失火レベルを更新する。これにより、
失火判定の基準となる失火レベルを適正なものとして、
検出精度の向上を図ることができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図2〜図4により
説明する。図2はシステム構成を示している。コントロ
ールユニット1は、マイクロコンピュータを内蔵し、各
種センサからの信号に基づいて演算処理を行い、機関の
各気筒毎に設けられている燃料噴射弁2及び点火コイル
3の作動を制御する。
説明する。図2はシステム構成を示している。コントロ
ールユニット1は、マイクロコンピュータを内蔵し、各
種センサからの信号に基づいて演算処理を行い、機関の
各気筒毎に設けられている燃料噴射弁2及び点火コイル
3の作動を制御する。
【0008】前記各種のセンサとしては、クランク角セ
ンサ4、エアフローメータ5及びアイドルスイッチ6な
どが設けられている。クランク角センサ4は、クランク
角度720°/気筒数の間隔の基準角信号(気筒判別信号
を含む)と単位クランク角度毎の単位角信号とを出力
し、これによりクランク角度を検出し得ると共に、機関
回転数Nを検出可能である。エアフローメータ5は、例
えば熱線式で、吸入空気流量Qを検出可能である。アイ
ドルスイッチ6は、スロットル弁の全閉位置を検出して
ONとなる。
ンサ4、エアフローメータ5及びアイドルスイッチ6な
どが設けられている。クランク角センサ4は、クランク
角度720°/気筒数の間隔の基準角信号(気筒判別信号
を含む)と単位クランク角度毎の単位角信号とを出力
し、これによりクランク角度を検出し得ると共に、機関
回転数Nを検出可能である。エアフローメータ5は、例
えば熱線式で、吸入空気流量Qを検出可能である。アイ
ドルスイッチ6は、スロットル弁の全閉位置を検出して
ONとなる。
【0009】また、筒内圧検出手段として、機関の各気
筒毎に点火栓の取付座金として圧電式の筒内圧センサ7
が設けられ、これにより筒内圧Pを検出可能である。こ
こにおいて、コントロールユニット1は、吸入空気流量
Qと機関回転数Nとに基づいて基本燃料噴射量Tp=K
・Q/N(Kは定数)を演算し、これに各種補正を施し
て最終的な燃料噴射量Ti=Tp・COEF(COFF
は各種補正係数)を定め、このTiに相当するパルス幅
の駆動パルス信号を機関回転に同期した所定のタイミン
グで各気筒の燃料噴射弁2に出力して、燃料噴射を行わ
せる。但し、減速時は、アイドルスイッチ6がONで、
かつ機関回転数Nが所定の燃料カット回転数以上である
ことをトリガとして、燃料噴射弁2への駆動パルス信号
の出力を停止し、燃料カットを行う。この燃料カット
は、機関回転数Nが所定のリカバー回転数より低くなる
か、アイドルスイッチ6がOFFとなることにより解除
される。
筒毎に点火栓の取付座金として圧電式の筒内圧センサ7
が設けられ、これにより筒内圧Pを検出可能である。こ
こにおいて、コントロールユニット1は、吸入空気流量
Qと機関回転数Nとに基づいて基本燃料噴射量Tp=K
・Q/N(Kは定数)を演算し、これに各種補正を施し
て最終的な燃料噴射量Ti=Tp・COEF(COFF
は各種補正係数)を定め、このTiに相当するパルス幅
の駆動パルス信号を機関回転に同期した所定のタイミン
グで各気筒の燃料噴射弁2に出力して、燃料噴射を行わ
せる。但し、減速時は、アイドルスイッチ6がONで、
かつ機関回転数Nが所定の燃料カット回転数以上である
ことをトリガとして、燃料噴射弁2への駆動パルス信号
の出力を停止し、燃料カットを行う。この燃料カット
は、機関回転数Nが所定のリカバー回転数より低くなる
か、アイドルスイッチ6がOFFとなることにより解除
される。
【0010】また、コントロールユニット1は、機関回
転数Nと基本燃料噴射量Tpとに基づいて点火時期を定
め、そのタイミングで点火コイルの作動を制御して、点
火を行わせる。また、コントロールユニット1は、図3
に示す失火検出ルーチンに従って、失火を検出し、所定
の場合に警報ランプ8等により警報を発する。
転数Nと基本燃料噴射量Tpとに基づいて点火時期を定
め、そのタイミングで点火コイルの作動を制御して、点
火を行わせる。また、コントロールユニット1は、図3
に示す失火検出ルーチンに従って、失火を検出し、所定
の場合に警報ランプ8等により警報を発する。
【0011】図3の失火検出ルーチンについて説明す
る。ステップ1(図にはS1と記してある。以下同様)
では、図示平均有効圧Piを演算する。この部分が図示
平均有効圧算出手段に相当する。具体的には、図4に示
すPi演算サブルーチンによって行われる。すなわち、
所定の積分開始タイミングか否かを判定し(ステップ10
1 )、積分開始タイミングの場合は、筒内圧の積算値Σ
Pをクリアし(ステップ102 )、この後、単位クランク
角度毎に筒内圧Pをサンプリングし(ステップ103 )、
サンプリングされた筒内圧PをΣPに積算する(ステッ
プ104 )。そして、所定の積分終了タイミングか否かを
判定し(ステップ105 )、積分終了タイミングになるま
で筒内圧Pのサインプリングと積算とを繰り返す(ステ
ップ103,104 )。そして、積分終了タイミングの場合
は、それまでの筒内圧Pの積算値ΣPを図示平均有効圧
Piとする(ステップ106 )。
る。ステップ1(図にはS1と記してある。以下同様)
では、図示平均有効圧Piを演算する。この部分が図示
平均有効圧算出手段に相当する。具体的には、図4に示
すPi演算サブルーチンによって行われる。すなわち、
所定の積分開始タイミングか否かを判定し(ステップ10
1 )、積分開始タイミングの場合は、筒内圧の積算値Σ
Pをクリアし(ステップ102 )、この後、単位クランク
角度毎に筒内圧Pをサンプリングし(ステップ103 )、
サンプリングされた筒内圧PをΣPに積算する(ステッ
プ104 )。そして、所定の積分終了タイミングか否かを
判定し(ステップ105 )、積分終了タイミングになるま
で筒内圧Pのサインプリングと積算とを繰り返す(ステ
ップ103,104 )。そして、積分終了タイミングの場合
は、それまでの筒内圧Pの積算値ΣPを図示平均有効圧
Piとする(ステップ106 )。
【0012】ステップ2では、現在の機関回転数Nを読
込む。ステップ3では、燃料カット中か否かを判定す
る。この部分が燃料カット検出手段に相当する。そし
て、燃料カット中でないときはステップ4へ進み、燃料
カット中であるときはステップ12へ進む。 〔燃料カット中でないとき〕ステップ4では、機関回転
数N別(複数のエリア別)に図示平均有効圧Piの失火
レベルSLを記憶した書換え可能な記憶手段としてのR
AM上の失火レベルマップから、現在のNに対応する失
火レベルSLを検索する。
込む。ステップ3では、燃料カット中か否かを判定す
る。この部分が燃料カット検出手段に相当する。そし
て、燃料カット中でないときはステップ4へ進み、燃料
カット中であるときはステップ12へ進む。 〔燃料カット中でないとき〕ステップ4では、機関回転
数N別(複数のエリア別)に図示平均有効圧Piの失火
レベルSLを記憶した書換え可能な記憶手段としてのR
AM上の失火レベルマップから、現在のNに対応する失
火レベルSLを検索する。
【0013】ステップ5では、図示平均有効圧Piと失
火レベルSLとを比較して、失火判定を行う。この部分
が失火判定手段に相当する。すなわち、Pi>SLのと
きは、正常(失火無し)と判定し、Pi≦SLのとき
は、失火と判定する。Pi≦SLで、失火と判定したと
きは、ステップ6へ進んで気筒別の失火カウント値Cn
を1アップした後、ステップ7へ進んで気筒別の失火カ
ウント値Cnを所定値(例えば2)と比較し、Cn ≧所
定値の場合は特定気筒の失火が連続しているためステッ
プ8へ進んで警報を発する。
火レベルSLとを比較して、失火判定を行う。この部分
が失火判定手段に相当する。すなわち、Pi>SLのと
きは、正常(失火無し)と判定し、Pi≦SLのとき
は、失火と判定する。Pi≦SLで、失火と判定したと
きは、ステップ6へ進んで気筒別の失火カウント値Cn
を1アップした後、ステップ7へ進んで気筒別の失火カ
ウント値Cnを所定値(例えば2)と比較し、Cn ≧所
定値の場合は特定気筒の失火が連続しているためステッ
プ8へ進んで警報を発する。
【0014】Pi>SLで、正常(失火無し)と判定し
たとき、又は、Cn <所定値の場合は、ステップ9へ進
んで点火回数カウント値Cを1アップした後、ステップ
10へ進んで点火回数カウント値Cを所定値(例えば100
0)と比較し、C≧所定値の場合は、ステップ11で点火
回数カウント値C及び気筒別の失火カウント値Cn をク
リアする。
たとき、又は、Cn <所定値の場合は、ステップ9へ進
んで点火回数カウント値Cを1アップした後、ステップ
10へ進んで点火回数カウント値Cを所定値(例えば100
0)と比較し、C≧所定値の場合は、ステップ11で点火
回数カウント値C及び気筒別の失火カウント値Cn をク
リアする。
【0015】〔燃料カット中であるとき〕ステップ12で
は、燃料カット中の図示平均有効圧Piを現在の機関回
転数Nに対応する失火レベルSLとして、機関回転数N
別(複数のエリア別)に図示平均有効圧Piの失火レベ
ルSLを記憶した書換え可能な記憶手段としてのRAM
上の失火レベルマップのデータを書換える。この部分が
失火レベル学習手段に相当する。
は、燃料カット中の図示平均有効圧Piを現在の機関回
転数Nに対応する失火レベルSLとして、機関回転数N
別(複数のエリア別)に図示平均有効圧Piの失火レベ
ルSLを記憶した書換え可能な記憶手段としてのRAM
上の失火レベルマップのデータを書換える。この部分が
失火レベル学習手段に相当する。
【0016】尚、燃料カットは所定のリカバー回転数
(例えば1200rpm )以上でのみ行うため、所定のリカバ
ー回転数未満では失火レベルを更新することができな
い。従って、アイドル〜低回転域では、エンジンキース
イッチのOFF後の機関の慣性による回転時に図示平均
有効圧を算出して、このときの図示平均有効圧を機関回
転数別に学習して失火レベルを得るようにするとよい。
(例えば1200rpm )以上でのみ行うため、所定のリカバ
ー回転数未満では失火レベルを更新することができな
い。従って、アイドル〜低回転域では、エンジンキース
イッチのOFF後の機関の慣性による回転時に図示平均
有効圧を算出して、このときの図示平均有効圧を機関回
転数別に学習して失火レベルを得るようにするとよい。
【0017】また、本実施例では、機関回転数別の失火
レベルマップを用いたが、機関回転数と負荷とをパラメ
ータとする機関運転状態別に図示平均有効圧の失火レベ
ルを記憶するようにしてもよい。この場合、負荷は高負
荷と低負荷との2段階程度でよく、燃料カット時は低負
荷時であるため、低負荷側のみ学習が可能であるが、検
出精度が問題となるのは低負荷側であるので、これでも
よい。
レベルマップを用いたが、機関回転数と負荷とをパラメ
ータとする機関運転状態別に図示平均有効圧の失火レベ
ルを記憶するようにしてもよい。この場合、負荷は高負
荷と低負荷との2段階程度でよく、燃料カット時は低負
荷時であるため、低負荷側のみ学習が可能であるが、検
出精度が問題となるのは低負荷側であるので、これでも
よい。
【0018】また、本実施例では、燃料カット時の図示
平均有効圧をそのまま失火レベルにしているが、燃料カ
ット時の図示平均有効圧に所定値を加算、又は減算し
て、失火レベルを更新するようにしてもよい。更に、現
在の失火レベルと学習した失火レベルとを比較して、失
火レベル補正係数を設定するようにしてもよい。
平均有効圧をそのまま失火レベルにしているが、燃料カ
ット時の図示平均有効圧に所定値を加算、又は減算し
て、失火レベルを更新するようにしてもよい。更に、現
在の失火レベルと学習した失火レベルとを比較して、失
火レベル補正係数を設定するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、失
火判定の基準となる失火レベルを適正なものとして、経
時変化にかかわらず、検出精度の向上を図ることができ
るという効果が得られる。
火判定の基準となる失火レベルを適正なものとして、経
時変化にかかわらず、検出精度の向上を図ることができ
るという効果が得られる。
【図1】 本発明の構成を示す機能ブロック図
【図2】 本発明の一実施例を示すシステム図
【図3】 失火検出ルーチンのフローチャート
【図4】 Pi演算サブルーチンのフローチャート
1 コントロールユニット 2 燃料噴射弁 3 点火コイル 4 クランク角センサ 5 エアフローメータ 6 アイドルスイッチ 7 筒内圧センサ 8 警報ランプ
Claims (1)
- 【請求項1】機関の筒内圧を検出する筒内圧検出手段
と、 検出された筒内圧を積分して図示平均有効圧を算出する
図示平均有効圧算出手段と、 少なくとも機関回転数別に図示平均有効圧の失火レベル
を記憶した書換え可能な失火レベル記憶手段と、 機関への燃料カット中であるか否かを検出する燃料カッ
ト検出手段と、 燃料カット中でないときに、前記図示平均有効圧算出手
段により算出された図示平均有効圧と前記失火レベル記
憶手段に記憶されている現在の機関回転数に対応する失
火レベルとを比較して失火判定を行う失火判定手段と、 燃料カット中であるときに、前記図示平均有効圧算出手
段により算出された図示平均有効圧に基づいて現在の機
関回転数に対応する失火レベルを更新して前記記憶手段
の記憶値を書換える失火レベル学習手段と、 を含んで構成される内燃機関の失火検出装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5312096A JP2893235B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 内燃機関の失火検出装置 |
US08/501,062 US5648602A (en) | 1993-12-13 | 1994-12-13 | Internal combustion engine misfire detection apparatus |
DE4499853A DE4499853C2 (de) | 1993-12-13 | 1994-12-13 | Fehlzündungserfassungsvorrichtung für einen Motor mit innerer Verbrennung |
DE4499853T DE4499853T1 (de) | 1993-12-13 | 1994-12-13 | Fehlzündungserfassungsvorrichtung für einen Motor mit innerer Verbrennung |
PCT/JP1994/002087 WO1995016856A1 (fr) | 1993-12-13 | 1994-12-13 | Detecteur de rates d'allumage pour moteurs a combustion interne |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5312096A JP2893235B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 内燃機関の失火検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07166951A true JPH07166951A (ja) | 1995-06-27 |
JP2893235B2 JP2893235B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=18025195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5312096A Expired - Fee Related JP2893235B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 内燃機関の失火検出装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5648602A (ja) |
JP (1) | JP2893235B2 (ja) |
DE (2) | DE4499853T1 (ja) |
WO (1) | WO1995016856A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3477967B2 (ja) * | 1995-12-25 | 2003-12-10 | 日産自動車株式会社 | 診断装置 |
DE19734680B4 (de) * | 1996-08-16 | 2008-09-04 | Conti Temic Microelectronic Gmbh | Verfahren zur zylinderselektiven Dichtigkeitsprüfung der Brennräume von Brennkraftmaschinen |
DE19825990A1 (de) | 1998-06-10 | 1999-12-16 | Fev Motorentech Gmbh | Verfahren zur Erkennung von Zündaussetzern an einer Kolbenbrennkraftmaschine mit elektromagnetisch betätigbaren Gaswechselventilen |
US6131444A (en) * | 1998-09-15 | 2000-10-17 | Chrysler Corporation | Misfire detection using a dynamic neural network with output feedback |
DE10001283B4 (de) * | 2000-01-14 | 2004-04-29 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Verbrennungsaussetzererkennung bei mehrzylindrigen Verbrennungsmotoren |
DE10115133B4 (de) * | 2000-04-20 | 2008-09-11 | Fev Motorentechnik Gmbh | Verfahren zur Dämpfung von Drehungsgleichförmigkeiten an Mehrzylinder-Kolbenbrennkraftmaschinen bei I-Taktverfahren |
US6415656B1 (en) | 2000-05-02 | 2002-07-09 | Ford Global Technologies, Inc. | Onboard diagnostic misfire detection monitor for internal combustion engines |
US6516780B2 (en) | 2000-11-13 | 2003-02-11 | Siemens Vdo Automotive Corporation | System and method for optimizing engine performance |
DE102005012942B4 (de) | 2005-03-21 | 2018-12-13 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben einer Brennkraftmaschine |
EP2375038B1 (en) * | 2010-04-08 | 2015-03-04 | Delphi International Operations Luxembourg S.à r.l. | Diagnosis device and method using an in-cylinder pressure sensor in an internal combustion engine |
US20150192497A1 (en) * | 2014-01-08 | 2015-07-09 | Caterpillar Inc. | System and method for detecting fault in ignition system |
SE543732C2 (en) * | 2019-08-22 | 2021-07-06 | Scania Cv Ab | Method of performing Misfire Diagnosis, Control Arrangement, Internal Combustion Engine, and Related Devices |
JP7420053B2 (ja) * | 2020-11-09 | 2024-01-23 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の失火検出装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03138433A (ja) * | 1989-10-24 | 1991-06-12 | Japan Electron Control Syst Co Ltd | 内燃機関の失火気筒検出装置 |
JPH03164554A (ja) * | 1989-11-22 | 1991-07-16 | Japan Electron Control Syst Co Ltd | 内燃機関の失火気筒検出装置 |
DE69125194T2 (de) * | 1990-01-09 | 1997-07-17 | Unisia Jecs Corp | Verfahren und Vorrichtung zur Detektierung eines Verbrennungsdefekts in einem Zylinder einer inneren Brennkraftmaschine |
JPH03206337A (ja) * | 1990-01-09 | 1991-09-09 | Japan Electron Control Syst Co Ltd | 内燃機関の失火気筒検出装置 |
DE4002210C2 (de) * | 1990-01-26 | 1999-10-14 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zum Trennen eines Motorzylinders mit Verbrennungsaussetzern von der Kraftstoffzufuhr |
JP2623921B2 (ja) * | 1990-06-05 | 1997-06-25 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関の失火検出装置 |
JP2611502B2 (ja) * | 1990-06-13 | 1997-05-21 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関の失火検出装置 |
DE4126782C2 (de) * | 1990-08-13 | 2001-02-15 | Mitsubishi Electric Corp | Gerät und Verfahren zur Erfassung von Fehlzündungen bei einem Verbrennungsmotor |
JPH04265475A (ja) * | 1991-02-20 | 1992-09-21 | Fuji Heavy Ind Ltd | エンジンの気筒別失火判別方法 |
US5263453A (en) * | 1990-11-01 | 1993-11-23 | Nippondenso Co., Ltd. | Apparatus for detecting misfire in internal combustion engines for vehicles |
US5307671A (en) * | 1991-03-04 | 1994-05-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method for detecting misfires in gasoline internal combustion engine |
JP2893233B2 (ja) * | 1993-12-09 | 1999-05-17 | 株式会社ユニシアジェックス | 筒内圧センサの診断装置 |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP5312096A patent/JP2893235B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-12-13 WO PCT/JP1994/002087 patent/WO1995016856A1/ja active Application Filing
- 1994-12-13 US US08/501,062 patent/US5648602A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-13 DE DE4499853T patent/DE4499853T1/de active Pending
- 1994-12-13 DE DE4499853A patent/DE4499853C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5648602A (en) | 1997-07-15 |
WO1995016856A1 (fr) | 1995-06-22 |
DE4499853C2 (de) | 1997-04-03 |
DE4499853T1 (de) | 1996-01-11 |
JP2893235B2 (ja) | 1999-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0586956A (ja) | 内燃機関の失火検出装置 | |
JPH0388945A (ja) | エンジンのノッキング検出方法 | |
JPH07166951A (ja) | 内燃機関の失火検出装置 | |
JP2001234804A (ja) | イオン電流による内燃機関のノック検出方法 | |
JP2003286890A (ja) | エンジンの制御装置 | |
JPH0684742B2 (ja) | エアフローメータの劣化検出装置 | |
JPH01109234A (ja) | ノッキング検出装置の異常判定装置 | |
JP2943045B2 (ja) | 多気筒内燃機関の失火診断装置 | |
JPH07286551A (ja) | 内燃機関の失火検出装置 | |
JPH0684741B2 (ja) | エアフローメータの劣化検出装置 | |
JP3535737B2 (ja) | 内燃機関の大気圧検出装置 | |
JP3461627B2 (ja) | 内燃機関の燃焼状態検出装置 | |
JPH09112333A (ja) | エンジンのノッキング制御装置 | |
JP2502500B2 (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP2586435B2 (ja) | 内燃機関のノッキング制御装置 | |
JPH0666188A (ja) | 内燃機関の燃料供給装置における自己診断装置 | |
JPH05141334A (ja) | 内燃機関のノツク制御装置 | |
JP2002276451A (ja) | 内燃機関の大気圧検出装置 | |
JP3892188B2 (ja) | 内燃機関の燃料制御異常判定禁止方法 | |
JPH08177697A (ja) | 内燃機関のノッキング制御装置 | |
JP2887640B2 (ja) | 内燃機関の燃焼状態検出装置 | |
JPH09189252A (ja) | エンジンのアイドル回転速度学習制御装置 | |
JP3281574B2 (ja) | 内燃機関のノック検出方法 | |
JP3891451B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JPH0765530B2 (ja) | 内燃機関制御に過渡的に作用する制御補正量の修正装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |