JPH08177697A - 内燃機関のノッキング制御装置 - Google Patents

内燃機関のノッキング制御装置

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JPH08177697A
JPH08177697A JP32061894A JP32061894A JPH08177697A JP H08177697 A JPH08177697 A JP H08177697A JP 32061894 A JP32061894 A JP 32061894A JP 32061894 A JP32061894 A JP 32061894A JP H08177697 A JPH08177697 A JP H08177697A
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JP
Japan
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cylinder
knocking
deviation
calculated
internal combustion
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32061894A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Takashima
博之 高嶋
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ノックセンサの共振周波数のずれをなくす。 【構成】共振周波数の変更・学習が行われる気筒が識別
されてこの気筒のノック強度分布の偏差σが算出され、
そしてノッキング発生条件が成立しているときにこの偏
差σがあらかじめ定められているしきい値σTHと比較さ
れる。偏差σの方が小さい場合、この識別された気筒と
同一のノックセンサ7にてノック制御が行われている他
の気筒のノック強度分布の偏差σがしきい値σTHと比較
される。ここで偏差σのほうが大きいと判断された場合
は切り替え回数が1つずつカウントされて共振周波数が
切り替えられるとともに、切り替えられた共振周波数が
バックアップRAMに記憶される。この共振周波数の切
り替え処理はノックセンサ7が最適な共振周波数になる
か、または切り替え回数が変更中止回数に達するまで行
われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関のノッキング制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より内燃機関のシリンダブロックに
ノックセンサを設け、このノックセンサの出力信号に基
づいて、ノック判別手段において内燃機関にノッキング
が発生したか否かを判別し、内燃機関にノッキングが発
生したと判断すると例えば点火時期を遅角側に制御し、
またノッキングが発生していないと判断すると徐々に最
適点火時期に近づけるといったフィードバック制御を行
うものがある(特開平5−26778号公報等)。
【0003】一般的に、ノックセンサの出力特性は、エ
ンジン回転数やエンジン個々で異なり、また同一エンジ
ンでも気筒毎に異なっている。図8は同一エンジン、同
一回転数において、各気筒のノック発生時(実線)およ
びノックなし時(破線)のノックセンサのスペクトル分
布図である。図8に示すようにノックなし時に対し、ノ
ック発生時の出力は全周波数帯において大きくなってい
る。そしてこのノックなし時とノック発生時との差は全
周波数において一様ではなく特定の周波数で顕著に現れ
る。このノックセンサの共振周波数は、S/N比を大き
くさせてノック制御の制御性を向上させるため、このノ
ックの有無の差の大きいところを最適な周波数として設
定する。
【0004】ノックセンサとして共振型ノックセンサを
用いる場合、共振周波数はセンサ自体の設定によって決
定される。各エンジン回転数・気筒毎に異なる特性やS
/N比を犠牲にして、これら全て満足できる周波数を探
してこのセンサ出力を決定する。そしてそのセンサ周波
数をもとにエンジン制御用の電子制御装置(ECU)を
設計する。そのため量産する同一のエンジン型式でもノ
ックセンサの共振周波数は同一のものとなってしまうた
め、エンジン個々、エンジン回転数、気筒の特性に適合
できず、S/N比も希望とするようなものが得られな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この共振型ノックセン
サの制御性の問題点を改善する手段としてフラットセン
サを用いることができる。共振型ノックセンサとは異な
り、フラットセンサを用いるとエンジン回転数・気筒毎
に共振周波数を切り替えることが可能で、これをマップ
としてエンジン制御用ECUに記憶させ制御させる方法
を採用すればよく、この方法も従来より知られている。
しかし、この方法でも量産する同一型式のエンジンで
は、開発時に適合した特性で量産されてしまいエンジン
個々の特性に応じてマップを作成することは一般に行わ
れず、同一回転数、同一気筒において共振周波数は同一
のものとなってしまう。
【0006】また経時変化大でもこの変化も吸収できず
に最適な周波数からずれた共振周波数で対応していた。
つまり図8中(b)のように経時変化等によってノック
時の出力ピーク周波数がずれた場合、ノック状態とノッ
クなしの状態との差が少ないためにノック発生を見つけ
ることが困難となり制御性が悪化することがあった。そ
こで本発明はエンジンの機差や経時変化に対しても最適
な共振周波数が持続して得られるノッキング制御装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、内燃機関のノッキングを検出するノッ
クセンサと、該ノックセンサの共振する周波数の設定値
を予じめ記憶しておく記憶手段と、ノック発生条件下で
前記ノックセンサの共振する周波数を切り替える切り替
え手段と、実際にノックが検出される状態となった時に
切替えられた共振周波数と前記記憶手段により記憶され
ている設定値とのずれを検出する検出手段と、該検出手
段により設定値のずれが検出されたとき、このずれを減
らす方向に前記記憶手段に記憶されている設定値を補正
する補正手段とを備える内燃機関のノッキング制御装置
を提供するものである。
【0008】前記設定値は前記内燃機関の気筒位置や内
燃機関の機関回転数により異なる値でもよい。前記ノッ
クセンサは前記内燃機関の複数の気筒のノッキングを検
出し、前記検出手段は、前記ノックセンサの出力した複
数の気筒の強度分布をそれぞれ算出し、この算出された
複数の気筒の強度分布の偏差を算出し、この各気筒につ
いて算出された偏差と各気筒毎に設定された所定値とを
比較して、その複数の気筒のうち1つの気筒について算
出された偏差がこの気筒について設定された所定値より
小さく、かつ前記1つの気筒以外の気筒について算出さ
れた偏差がそれぞれの気筒について設定された所定値よ
り大きいことを検出したとき、この1つの気筒に対する
設定値がずれていることを検出してもよい。
【0009】前記ノックセンサは前記内燃機関の複数の
気筒のノッキングを検出し、前記検出手段は、前記ノッ
クセンサの出力した複数の気筒のノック強度のピーク値
を算出し、この各気筒について算出されたピーク値と各
気筒毎に設定された所定値とを比較して、その複数の気
筒のうち1つの気筒について算出されたピーク値がこの
気筒について設定された所定値より小さく、かつ前記1
つの気筒以外の気筒について算出されたピーク値がそれ
ぞれの気筒について設定された所定値をより大きいこと
を検出したとき、1つの気筒に対する設定値がずれてい
ることを検出してもよい。
【0010】前記設定値のずれが検出される複数の気筒
のうちの1つの気筒は点火タイミング近くにある気筒で
もよい。前記ノックセンサは前記内燃機関の複数の気筒
のうち点火タイミング近くにある気筒の振動を検出して
出力し、前記検出手段は、前記ノックセンサの出力した
点火タイミング近くにある気筒の強度分布を算出し、こ
の算出された気筒の強度分布の偏差を算出し、この算出
された偏差とこの気筒に設定された所定値とを比較して
偏差のほうが小さいと判断し、今回よりも前の点火タイ
ミング近くで算出された他の気筒の強度分布の偏差がそ
れぞれの気筒について設定された所定値より大きいと判
断されたときこの今回の点火タイミング近くにある気筒
に対する設定値がずれていることを検出してもよい。
【0011】前記ノックセンサは前記内燃機関の複数の
気筒のうち点火タイミング近くにある気筒の振動を検出
して出力し、前記検出手段は、前記ノックセンサの出力
した点火タイミング近くにある気筒の強度のピーク値を
算出し、この算出されたピーク値とこの気筒に設定され
た所定値とを比較してピーク値のほうが小さいと判断
し、かつ今回よりも前の点火タイミング近くで算出され
た気筒のピーク値がそれぞれの気筒について設定された
所定値より大きいと判断されたときこの今回の点火タイ
ミング近くにある気筒に対する設定値がずれていること
を検出してもよい。
【0012】前記ノック発生条件が、パワー増量中又は
エンジン回転の変化量が高回転側に所定値以上変化した
ときでもよい。
【0013】
【作用】前記構成よりなる本発明によれば、内燃機関の
気筒より実際にノックが検出される状態となったときに
ノックセンサが共振する周波数と予め記憶されているノ
ックセンサの共振する周波数の設定値とのずれを検出
し、ずれが検出されたときそのずれをなくす方向に共振
する周波数の設定値を補正する。
【0014】
【実施例】以下、本発明を適用した内燃機関のノッキン
グ制御装置の一実施例を図面を用いて説明する。図1は
本実施例の装置の構成を示す概略図である。図1におい
て内燃機関1は図示しないエアクリーナより導入された
吸入空気を吸気管2より導入する。この吸気管2より導
入される吸入空気量Qは図示しないアクセルペダルに連
動して開閉作動するスロットル弁3により制御され、エ
アフロメータ4によってこの吸入空気量Qが計測され
る。このエアフロメータ4はポテンショメータを内蔵し
て吸入空気量Qに比例したアナログ電圧の電気信号を発
生し、この電気信号は後述のエンジン制御用の電子制御
装置(ECU)8に入力される。
【0015】ディストリビュータ6に内蔵された回転角
センサ5は内燃機関1の機関回転数Neを求めるために
所定クランク角毎に信号を出力する。フラット型のノッ
クセンサ7は内燃機関1本体のシリンダブロックに配設
され、例えばシリンダブロックの振動からノックを検出
する。この回転センサ5およびノックセンサ7より出力
される信号もECU8に入力される。このノックセンサ
7は内燃機関1の複数の気筒からのノッキングを検出し
ている。
【0016】このECU8は上記各センサおよびその他
図示しない内燃機関1の運転状態を検出するセンサから
の検出信号に基づいて点火系、燃料系の最適な制御量を
演算し、後述するインジェクタおよびイグナイタ等を的
確に制御するための制御信号を出力する。さらにECU
8は上記回転角センサ5からの出力信号に基づき所定ク
ランク角間の上記ノックセンサ7からの信号の最大値V
(強度の出力ピーク値)、このノック強度値の対数変換
値の分布のばらつき度合いを示す指数S(標準偏差σ)
を算出してノック制御を行う。
【0017】インジェクタ9はECU8からの制御信号
に基づいて最適なタイミングおよび燃料噴射量で内燃機
関1に燃料を供給する。イグナイタ10は内燃機関1の
図示しない点火プラグにおいて火花放電するために必要
な高電圧をECU8からの制御信号に基づいて最適なタ
イミングで発生する。警告灯11はECU8においてノ
ックセンサ7等に異常が生じていることが検出された場
合に点灯して異常を運転者等に知らせる。
【0018】図2は、図1のECU8の構成のうちノッ
ク制御に関する部分を示した図である。ECU8はノッ
クセンサ7より入力された信号を処理しやすいものに変
える入力インターフェース(I/F)回路22、入力I
/F回路22より入力された信号よりノック制御関連の
演算を行うノック制御用ECU23、例えばノック制御
用ECU23の演算結果をもとに点火タイミングの出力
を計算するホストCPU24からなる。
【0019】ノック制御用ECU23は入力I/F回路
22より入力された信号のノイズ等を除去するインター
フェース(I/F)回路23a、ノックセンサ7の共振
周波数を切り替える共振周波数切り替え回路23b(切
り替え手段)、ノックセンサ7の出力のピーク値を算出
するピークホールド(P/H)回路23c、アナログ信
号をデジタル信号に変換するアナログ−デジタル・コン
バータ(ADC)23e、ノック制御の演算処理を行う
CPU23d、CPU23dのノック制御のプログラム
を記憶する読み出し専用の記憶装置であるリード・オン
リ・メモリ(ROM)23f、ノック制御演算処理過程
において結果を一時記憶するランダム・アクセス・メモ
リ(RAM)23gからなる。
【0020】またRAM23gの一部領域には図示しな
いイグニッションスイッチ(IGSW)のOFF時に
も、電源より電流が供給され記憶内容が保持できるバッ
クアップRAM(記憶手段)がある。このバックアップ
RAMにはノックセンサ7の共振周波数の設定値が記憶
されており、ノックセンサ7がこの共振周波数になるよ
うにCPU23dはプログラムにそって共振周波数切り
替え回路23bを制御する。この共振周波数切り替え回
路23bはCPU23dによりプログラムから随時ノッ
クセンサ7の共振周波数を切り替えることができるの
で、気筒位置・回転数に応じて最適な周波数にノックセ
ンサ7の共振周波数を変化させることができる。
【0021】図3は上述のフラット型のノックセンサ7
の出力信号および処理された信号の様子を示した図であ
る。このフラット型のノックセンサ7からの信号は図3
中(a)のセンサ出力特性に示されるように、振動周波
数の変化に対して、同一重力加速度Gの衝撃に対しセン
サ出力電圧がほぼ一定となる。この信号からノックの有
無で出力差の大きくなる最適な周波数成分を取り出すた
めに図3中(b)のフィルタ特性に示すような特性を共
振周波数切り替え回路23bに持たせる。こうしてP/
H回路23cに入力されるノックセンサ7の出力波形の
特性は図3中(c)のセンサ+フィルタ特性のようにす
ることができる。
【0022】図9はノックセンサ出力のピーク値の分布
を示した図である。図9中(a)に示されるようにノッ
クセンサ出力の頻度は強度(出力電圧)に対して正規分
布を示しており、従来より平均からu*σ(u:エンジ
ン、回転数等によって定まる定数)だけ大きい値を越え
るとノック発生と判断する方法が知られている。つまり
このノック強度分布の標準偏差σはノックの有無による
S/N比が大きくなれば大きく、ノックの有無でS/N
比がないような制御性が悪化した状態になれば小さくな
る。つまり分布の偏差σの大きさから正常時(図9中
(b))と異常時(図9中(c))とに見分けられる。
【0023】しかしノックセンサ7に異常がなく経時変
化等により共振周波数が最適な周波数よりずれた場合に
はこの異常状態が一部の(共振周波数のずれた)気筒の
みに表れる。そこで第1実施例はこの偏差σを検出して
この偏差σの大小により共振周波数のずれを検出する。
図4はノック制御用CPU23dのノック制御プログラ
ムの動作を説明するフローチャートである。
【0024】このフローチャートは上死点タイミング
か、ノック判定区間の開始タイミングか終了タイミング
かが判断される。上死点タイミングの場合、フェイル判
定処理のほかに本発明に関連する共振周波数の設定、変
更・学習処理が行われる。またノック判定区間開始タイ
ミングおよび終了タイミングではノック判定処理が行わ
れる。
【0025】次にこのフローチャートの各ステップにつ
いて説明する。ステップ410にて上死点(TDC)タ
イミングか否かが判断される。TDCタイミングの場合
にはステップ411に進み、後述するノック判定区間の
終了時(ステップ434)から始まっているノックセン
サ7のフェイル判定処理が終了し、フェイルかどうかが
判断される。このフェイル判定処理は一般的に知られて
いるフェイル判定処理で構わない。そしてステップ41
2にてノックセンサ7のフェイルか否かの情報がホスト
CPU24に通信される。
【0026】次に本発明に関係する部分としてステップ
413にて共振周波数の設定が行われ、ステップ414
にて共振周波数の変更・学習処理が行われてベースルー
プに処理が戻される。この共振周波数の設定(ステップ
413)、共振周波数の変更・学習処理(ステップ41
4)のサブルーチンについてはそれぞれ図5、図6に示
す。
【0027】このステップ411からステップ414に
て行われる処理は、ノック判定区間ではノック判定処理
が行われるので、ノック判定区間以外のタイミングで行
われるのがよく、また本実施例においてTDCタイミン
グで行われているのは、一般的にこの処理にかかる時間
がTDCタイミングからノック判定区間開始までの時間
で十分であるからである。
【0028】以下のステップは従来より知られている方
法と同じでも構わない内容であるので、説明を簡略にす
る。もしステップ410にてTDCタイミングでないと
判断されたときにはステップ420にてノックの判定区
間開始タイミングか否かが判断される。判定区間タイミ
ングであると判断された場合、ステップ421にて次回
の点火時のノック判定区間開始、終了タイミングが計算
され、ステップ422にてP/H回路23cによるピー
クホールド処理が開始され、ベースループに処理が戻さ
れる。
【0029】ステップ420にてノック判定区間開始タ
イミングでないと判断された場合、ステップ430にて
ノック判定区間終了タイミングであるか否かが判断され
る。ノック判定区間終了タイミングであると判断された
場合、ステップ431にてP/H回路23cに対するピ
ークホールド処理が終了する。すると今回のノック判定
区間内でP/H回路23cにより検出されたピーク値の
データはADC23eにてAD変換処理されるので、こ
のAD変換されたピーク値が取り込まれる。ステップ4
32にてステップ431で取り込まれたピーク値からノ
ック強度分布の偏差σが計算され、ステップ433にて
現在のノック強度Vが計算されてホストCPU24にノ
ック強度Vが出力される。ステップ434にてフェイル
判定処理が開始されてベースループに処理が戻される。
【0030】図5は図4のステップ413にて行われる
共振周波数の設定処理を行うサブルーチンである。まず
ステップ501にて共振周波数の設定が行われる気筒が
識別される。ここで識別される気筒とは点火タイミング
にある気筒である。この識別のためにノック制御用EC
U23ではホストCPU24からのタイミング信号をも
とに気筒識別用カウンタが動作している。ノック制御用
ECU23はこのカウンタをもとに共振周波数を設定す
る気筒を識別する。
【0031】ステップ502にてステップ501で識別
された気筒に対する共振周波数のデータがバックアップ
RAMより読みだされる。このバックアップRAMには
全ての気筒とエンジン回転数に対して共振周波数のデー
タが記憶されており(図10)、最適な周波数とずれが
ある場合、後述される方法により変更されて、学習され
る。
【0032】ステップ503にてこの読み込まれた共振
周波数データが共振周波数切り替え回路23bにセット
されてこのサブルーチンが終了する。図6は、本発明の
第1実施例として図4のステップ414にて行われる共
振周波数の変更・学習処理を行うサブルーチンである。
このフローチャートでは、まず共振周波数の変更・学習
が行われる気筒が識別されてこの気筒のノック強度分布
の偏差σが算出され、そしてノッキング発生条件が成立
しているときにこの偏差σがあらかじめ定められている
共振周波数切り替えしきい値(しきい値)σTHと比較さ
れる。偏差σの方が小さい場合、次にこの識別された気
筒と同一のノックセンサ7にてノック制御が行われてい
る他の気筒のノック強度分布の偏差σがしきい値σTH
比較される。ここで偏差σのほうが大きいと判断された
場合は切り替え回数が1つずつカウントされて共振周波
数が切り替えられるとともに、切り替えられた共振周波
数がバックアップRAMに記憶される。この共振周波数
の切り替え処理はノックセンサ7が最適な共振周波数に
なるか、または切り替え回数が変更中止回数に達するま
で行われる。
【0033】次にこのフローチャートの各ステップにつ
いて説明する。ステップ601にて共振周波数の変更・
学習が行われる気筒の識別が行われ、ステップ602に
てこの識別された気筒のノック強度分布の偏差σが算出
される。ここで識別される気筒はステップ501で識別
された気筒と同一の点火タイミングの気筒である。
【0034】次にステップ603にてノッキング発生条
件が成立しているか否かが判断される。ここでノッキン
グ発生条件とは例えばパワー増量中やエンジン回転数が
高回転に急変動している場合であり、定常走行中でノッ
ク出力が安定している場合と区別している。このノッキ
ング発生条件のときに共振周波数の変更・学習処理が実
行される。この条件外の場合はこの共振周波数の変更・
学習処理は実行されないのでベースループに戻る。
【0035】ステップ604にてステップ602で計算
された偏差σがしきい値σTH未満になっているかが判断
される。しきい値σTHは別途定めるエンジンやノックセ
ンサ等システムとの適合値である。偏差σは先にも説明
したようにS/N比が大きくなれば大きく、ノックの制
御性が悪化した場合は小さくなる。よって偏差σがしき
い値σTHより大きければ共振周波数が最適な周波数と適
合しており、S/N比が大きく制御性が良好な状態であ
ると言えるので、偏差σがこのしきい値σTH以上と判断
された場合はこの変更・学習処理から抜ける。このしき
い値σTHはエンジン回転数および気筒位置に依存してお
り、エンジンに適合してあらかじめ設定されている(図
10)。
【0036】ステップ604にて識別された気筒の偏差
σがしきい値σTH未満と判断された場合はこの識別され
た気筒の共振周波数のずれからではなく、ノックセンサ
7に異常があるという可能性があるので、ステップ60
5にて現在処理中の気筒と同一のノックセンサ7を用い
て算出された他気筒のノック強度分布の偏差σもしきい
値σTHを下回っているか否かが判断される。この他気筒
のノック強度分布の偏差σは、その気筒が以前の処理に
て識別されたときに算出された偏差である。またここで
判断の基準となる他気筒のしきい値σTHはその気筒毎に
設定されている(図10)。
【0037】ステップ605で他気筒の偏差σも全て該
当するしきい値σTHを下回っていると判断された場合は
ノックセンサ7がフェイルとなっている可能性が高いの
で共振周波数変更・学習処理が実行されずにメインルー
チンに戻る。そしてメインルーチンのステップ434よ
り始まるフェイル処理にてノックセンサ7がフェイルか
否かが判断される(以上、検出手段)。
【0038】ステップ605にて他気筒の偏差σが全て
しきい値σTHを下回っていないと判断された場合、経時
変化等の原因による識別された気筒に対する最適な周波
数からの共振周波数のずれを更正して学習するために、
以下のステップにて共振周波数切り替え回路23bに対
し共振周波数の切り替えが実行され、新しい共振周波数
がバックアップRAMに記憶される(補正手段)。
【0039】ところで共振周波数の変更は図7のように
実行される。この図7は共振周波数切り替え回路23b
による共振周波数切り替え方法を説明した図である。こ
の切り換えられる共振周波数はあらかじめ上限値と下限
値とが設定されている。この上限値および下限値はエン
ジン固有の出力周波数に依存しており、つまりそのエン
ジンに適当な出力周波数の範囲であり、この値はバック
アップRAMにマップとして記憶されている。そしてこ
の上下限値範囲内で行われる共振周波数の変更は図7で
示すようにステップ状に切り替えられる。これは本実施
例では共振周波数が複数の決まった値でしか設定できな
いシステムを考慮しているからである。
【0040】またこの共振周波数の切り替えは共振周波
数が最適な周波数からずれていると判断されたとき、図
7に示すようにこの設定されたステップ上を徐々に高い
ステップの方に移っていく。そして設定上限に近いステ
ップまで切り替えられたあとは設定下限に近いステップ
に切り替えられ、また徐々に上のステップに切り替えら
れる。
【0041】そしてこの設定されているステップ数が変
更中止回数として決められている。つまり一通り切り替
わっても共振周波数にずれが残る場合は切り替えにより
共振周波数の切り替えが不可能であるということであ
り、フェイルしているといえるからである。よってこの
切り替え回数が変更中止回数を越えたとき、この気筒に
関してはノック制御が困難でありセンサフェイルとして
このサブルーチンを終了し、メインルーチンにてフェイ
ル処理が行われる。
【0042】以下、この共振周波数の変更・学習処理を
説明する。ステップ606にてRAM23gに記憶され
ている識別された気筒の切り替え回数カウンタが1ずつ
インクリメントされる。この切り替え回数カウンタはI
GSWがOFFされると同時にクリアされる。次にステ
ップ607にてこの切り替え回数が予め定められた変更
中止回数に達しているか否かが判断される。この切り替
え回数が変更中止回数に達していると判断した場合、ノ
ックセンサ7がフェイルしているものとしてこの変更識
別処理が終了し、メインルーチンにてフェイル処理が行
われる。先にも述べたとおりこの切り替え回数が変更中
止回数に達した場合は設定可能な全ての周波数において
ノック有無のS/N比が小さくなっていることを意味
し、切り替え処理を中止してメインルーチンのフェイル
処理に移される。
【0043】ステップ607にてこの切り替え回数が変
更中止回数に達していないと判断された場合、ノックセ
ンサ7がフェイルしておらず、まだ共振周波数の切り替
えにより共振周波数のずれの更正が可能であるものとし
て、ステップ608にて共振周波数切り替え回路23b
に対し共振周波数の切り換え制御を実行し、この切り替
えられた共振周波数がバックアップRAMに記憶された
のちメインルーチンに移る。
【0044】なお本実施例では共振周波数がステップ状
にしか設定できないものを考えているが、共振周波数が
リニアに設定できるシステムであれば連続して設定を変
えていくようにするほうが共振周波数がより最適な周波
数に近接して設定できて望ましいのは自明である。以上
のように本発明にかかる第1実施例はノックセンサより
出力される信号の各判定区間内でのピーク値のADCデ
ータを用い、これを1つのデータとして分布σを算出
し、この分布σとしきい値σTHとの大小を比較すること
により共振周波数のずれを検出する。そして共振周波数
のずれが検出されたとき共振周波数を切り換えて学習す
ることにより、経時変化等の原因による最適な周波数か
らの共振周波数のずれを更正することができノック制御
の良好な制御性が持続して得られる。
【0045】なお上述の第1実施例では共振周波数のず
れの検出方法として、各気筒のノック強度分布の偏差σ
の大小を用いた。ここで第2実施例として上述のノック
発生条件成立時に識別されたノックセンサの出力のピー
ク値がしきい値以下のままであり、同一のノックセンサ
からの出力のピーク値が全てしきい値以下となっていな
いときに共振周波数のずれが生じたとして共振周波数の
変更処理に入り学習する方法でも上述の方法と同様の効
果が得られる。
【0046】図11はピーク値Vの大小により最適な周
波数からの共振周波数のずれを検出する、本発明の第2
実施例を示したフローチャートである。ステップ602
にて偏差σが算出される代わりにステップ1102にて
識別された気筒のピーク値Vが算出され、ステップ60
4、ステップ605にて比較された偏差σの代わりにス
テップ1104、ステップ1105にてピーク値Vがし
きい値VTHと比較される。
【0047】識別された気筒のピーク値Vがしきい値V
THより大きいと判断され、識別された気筒と同一のノッ
クセンサによりノック制御されている他の気筒のピーク
値Vがしきい値VTHより小さいと判断されたとき、その
識別された気筒に対する共振周波数が最適な周波数から
ずれていると判断される。共振周波数がずれていると判
断されたとき第1実施例と同様にステップ1106から
ステップ1108にて共振周波数の変更・学習処理が実
行される。
【0048】このしきい値VTHも第1実施例と同様にエ
ンジンやノックセンサ等のシステムとの適合によりあら
かじめ値が定められている。以上のように第2実施例に
おいても第1実施例と同様に経時変化等の原因による最
適な周波数からの共振周波数のずれを更正することがで
きノック制御の良好な制御性が持続して得られる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明はエンジンの機差や
経時変化等にたいしても最適な共振周波数を持続して得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるシステムの一実施例を示し
た構成図である。
【図2】本発明にかかるエンジン制御ECU内のブロッ
ク構成図である。
【図3】本発明で使用されるフラットセンサ、フィルタ
の特性図である。
【図4】ノック制御のメインルーチンを示したフローチ
ャートである。
【図5】共振周波数の設定処理を示したフローチャート
である。
【図6】第1実施例の共振周波数の変更・学習処理を示
したフローチャートである。
【図7】共振周波数の切り替えの方法を示した図であ
る。
【図8】各気筒のノック有りのときおよび無しのときの
ノックセンサ出力を示した図である。
【図9】ノックセンサの正常時と異常時とのノック強度
分布の違いを示した図である。
【図10】エンジン回転数および気筒位置による偏差の
しきい値および共振周波数学習値のマップである。
【図11】第2実施例の共振周波数の変更・学習処理を
示したフローチャートである。
【図12】本発明のクレーム対応図である。
【符号の説明】
1 内燃機関 2 吸気管 3 スロットル弁 4 エアフロメータ 5 回転角センサ 6 ディストリビュータ 7 ノックセンサ 8 ECU 9 インジェクタ 10 イグナイタ 11 警告灯 22 入力I/F回路 23 ノック制御用ECU 23a I/F回路 23b 共振周波数切り替え回路 23c P/H回路 23d CPU 23e ADC 23f ROM 23g RAM 24 ホストCPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01M 15/00 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のノッキングを検出するノック
    センサと、 該ノックセンサの共振する周波数の設定値を予め記憶し
    ておく記憶手段と、 ノック発生条件下で、前記ノックセンサの共振する周波
    数を切り替える切り替え手段と、 実際にノックが検出される状態となった時に切替えられ
    た共振周波数と前記記憶手段により記憶されている設定
    値とのずれを検出する検出手段と、 該検出手段により設定値のずれが検出されたとき、この
    ずれを減らす方向に前記記憶手段に記憶されている設定
    値を補正する補正手段とを備える内燃機関のノッキング
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記設定値は前記内燃機関の気筒位置や
    内燃機関の機関回転数により異なる値である請求項1記
    載の内燃機関のノッキング制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ノックセンサは前記内燃機関の複数
    の気筒のノッキングを検出し、 前記検出手段は、前記ノックセンサの出力した複数の気
    筒の強度分布をそれぞれ算出し、この算出された複数の
    気筒の強度分布の偏差を算出し、この各気筒について算
    出された偏差と各気筒毎に設定された所定値とを比較し
    て、その複数の気筒のうち1つの気筒について算出され
    た偏差がこの気筒について設定された所定値より小さ
    く、かつ前記1つの気筒以外の気筒について算出された
    偏差がそれぞれの気筒について設定された所定値より大
    きいことを検出したとき、この1つの気筒に対する設定
    値がずれていることを検出する請求項1または2記載の
    内燃機関のノッキング制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ノックセンサは前記内燃機関の複数
    の気筒のノッキングを検出し、 前記検出手段は、前記ノックセンサの出力した複数の気
    筒のノック強度のピーク値を算出し、この各気筒につい
    て算出されたピーク値と各気筒毎に設定された所定値と
    を比較して、その複数の気筒のうち1つの気筒について
    算出されたピーク値がこの気筒について設定された所定
    値より小さく、かつ前記1つの気筒以外の気筒について
    算出されたピーク値がそれぞれの気筒について設定され
    た所定値より大きいことを検出したとき、前記1つの気
    筒に対する設定値がずれていることを検出する請求項1
    または2記載の内燃機関のノッキング制御装置。
  5. 【請求項5】 前記1つの気筒は点火タイミング近くの
    気筒である請求項3または4記載の内燃機関のノッキン
    グ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記ノックセンサは前記内燃機関の複数
    の気筒のうち点火タイミング近くの気筒の振動を検出し
    て出力し、 前記検出手段は、前記ノックセンサの出力した点火タイ
    ミング近くの気筒の強度分布を算出し、この算出された
    気筒の強度分布の偏差を算出し、 この算出された偏差とこの気筒に設定された所定値とを
    比較して偏差のほうが所定値よりも小さく、かつ今回よ
    りも前の点火タイミング近くで算出された他の気筒の強
    度分布の偏差がそれぞれの気筒について設定された所定
    値より大きいと判断されたとき、この今回の点火タイミ
    ング近くにある気筒に対する設定値がずれていることを
    検出する請求項1または2記載の内燃機関のノッキング
    制御装置。
  7. 【請求項7】 前記ノックセンサは前記内燃機関の複数
    の気筒のうち点火タイミング近くの気筒の振動を検出し
    て出力し、 前記検出手段は、前記ノックセンサの出力した点火タイ
    ミング近くの気筒の強度のピーク値を算出し、この算出
    されたピーク値とこの気筒に設定された所定値とを比較
    してピーク値のほうが所定値よりも小さく、かつ今回よ
    りも前の点火タイミング近くで算出された気筒のピーク
    値がそれぞれの気筒について設定された所定値より大き
    いと判断されたとき、この今回の点火タイミング近くに
    ある気筒に対する設定値がずれていることを検出する請
    求項1または2記載の内燃機関のノッキング制御装置。
  8. 【請求項8】 前記ノック発生条件が、パワー増量中又
    はエンジン回転の変化量が高回転側に所定値以上変化し
    たときである請求項1記載の内燃機関のノッキング制御
    装置。
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