JPH07166036A - 芳香族ポリエステル組成物 - Google Patents
芳香族ポリエステル組成物Info
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- JPH07166036A JPH07166036A JP23174694A JP23174694A JPH07166036A JP H07166036 A JPH07166036 A JP H07166036A JP 23174694 A JP23174694 A JP 23174694A JP 23174694 A JP23174694 A JP 23174694A JP H07166036 A JPH07166036 A JP H07166036A
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Abstract
以上の層状珪酸塩をホストとし4級アンモニウムイオン
をゲストとする層間化合物を、無機灰分量として0.5
〜10重量%含有する芳香族ポリエステル組成物。 【効果】 強度や弾性率の向上が顕著であり、しかも引
張破断伸びに示される靱性の低下が少なく射出成形品の
表面外観も良好である。
Description
層状珪酸塩をホストとし4級アンモニウムイオンをゲス
トとする層間化合物とからなる芳香族ポリエステル組成
物に関する。
剛性を高める目的で、様々な充填材、例えばガラス繊
維、炭素繊維等の無機繊維、ガラスフレーク、ガラスビ
ーズ、雲母等の無機粉体の配合が行われてきた。しか
し、これらの手法は強度や剛性を高めるものの、靱性を
著しく損なう、比重が増す、表面外観が低下するといっ
た種々の欠点を有していた。他方、芳香族ポリエステル
の充填材として雲母のような層状化合物を用いた場合に
は、フィルムにおいてはガスバリヤー性が向上し、繊維
においては遠赤外線放射特性を有する等の特徴が生じる
ことが知られている。しかし一般に雲母の混合された芳
香族ポリエステルは、フィルムにおいては異物の増加に
よる平滑性低下や靱性の低下、繊維においては製糸工程
での溶融ストランドの安定性低下、毛羽だち、靱性の低
下等の欠点を持っていた。
混合における欠点は、一般に充填材の分散不良あるいは
分散された充填剤のサイズが大き過ぎること、及びマト
リックスである芳香族ポリエステルと充填剤との界面の
接着不良に起因するものと考えられており、こうした観
点からこれまで様々な工夫がなされたきた。特開昭64
−85119号公報には、異方性溶融物を形成しうるポ
リマー、例えばp−ヒドロキシ安息香酸とポリエチレン
テレフタレートとの共重合体のような液晶性芳香族ポリ
エステルにタルク等の粉状のフィラーを混合するに際
し、予めフィラーをエポキシ系等のバインダーで分離可
能に固めて粒状にしたものを混合することにより分散が
容易になることが開示されているが、径が1mm程度の
凝集塊の生成回避には有効であるものの、層状構造を有
するフィラーの単位層、即ち数ナノメートルの薄層の分
散に対しては必ずしも有効なものではなかった。
1149号公報には、ポリエステル中に雲母が最大長さ
20μm、厚さ0.01〜1μmの鱗片状粒子の状態で
分散しているポリエステル組成物と、こうしたポリエス
テル組成物を重縮合反応系へ雲母を添加することにより
製造する方法が開示されている。又、特開平3−411
49号公報では、雲母の他にポリエチレングリコール、
有機スルホン酸塩、メタリン酸カリウム、リン酸水素二
カリウム等の分散剤を併用添加する方法が開示されてい
る。しかし、こうした方法により雲母の分散性はある程
度改善されるものの、層状構造の厚さが0.05〜0.
1μm程度の単位層レベルにおける均一分散という点で
は必らずしも満足できるものではなかった。
性芳香族ポリエステルと、有機オニウムイオンを結合し
た層状粘土鉱物と、相溶化剤とを含み有機オニウムイオ
ンを結合した層状粘土鉱物が、相溶化剤の親和作用によ
り、熱可塑性芳香族ポリエステル中に均一に分散しかつ
熱可塑性芳香族ポリエステルの分子鎖によって橋かけさ
れた構造を有しているポリエステル複合材料とその製造
方法が開示されており、引張弾性率や熱変形温度の向
上、沸騰水中での所定条件下における吸水率の低下が認
められるものの、充填材強化系の一般的な欠点である靱
性の低下防止の点あるいは相溶化剤の添加による剛性と
靱性とのバランスの向上の点で満足できるものではなか
った。
や剛性に優れ又、剛性と靱性特に延性とのバランスに優
れ、かつ比重の増加が少なく成形表面外観に優れた芳香
族ポリエステル組成物を提供することにある。
決するためになされたものであり、その要旨は、陽イオ
ン交換容量が30ミリ当量/100g以上の層状珪酸塩
をホストとし4級アンモニウムイオンをゲストとする層
間化合物を、無機灰分量として0.5〜10重量%含有
することを特徴とする芳香族ポリエステル組成物に存す
る。
明で用いられる芳香族ポリエステルは、ジカルボン酸あ
るいはそのエステル形成性誘導体とジオールあるいはそ
のエステル形成性誘導体との縮合反応により得られる芳
香環を分子鎖中に有するポリエステルである。ジカルボ
ン酸としてはテレフタル酸、イソフタル酸、オルトフタ
ル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフ
タレンジカルボン酸、4,4′−ジカルボキシビフェニ
ル、式(1)で示されるジカルボン酸等の芳香族ジカル
ボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、1,3−
シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸、あるいはこれら
のエステル形成性誘導体などの、単独ないし混合物が挙
げられる。
4 )、アルキリデン(C1 〜C4 )、−O−、−S−、
−SO−、−SO2 −、−CO−より選ばれる基であ
る。〕 ジオール成分としてはエチレングリコール、プロピレン
グリコール、1,4−ブタンジオール、1,2−ブタン
ジオール、ネオペンチルグリコール、1,5−ペンタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオール、デカメチレング
リコール、シクロヘキサンジメタノール等のシクロヘキ
サンジオール等の脂肪族ジオール、分子量400〜6,
000の長鎖グリコールなどの単独ないし混合物が挙げ
られる。
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
プロピレンテレフタレート、ポリヘキサメチレンテレフ
タレート、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレー
ト等のポリアルキレンテレフタレート、ポリ(エチレン
テレフタレート/エチレンイソフタレート)共重合体、
ポリ(ブチレンテレフタレート/ブチレンイソフタレー
ト)共重合体等のポリアルキレンフタレート、ポリエチ
レンナフタレート、ポリブチレンナフタレート等のポリ
アルキレンナフタレート、ポリ(ブチレンテレフタレー
ト/ブチレンドデカジオエート)共重合体等の脂肪族ジ
カルボン酸を含むポリアルキレンテレフタレート等が挙
げられる。このうち、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキサンジメチ
レンテレフタレート等のポリアルキレンテレフタレート
が好ましく、最も好適に用いられるのは、ポリエチレン
テレフタレートとポリブチレンテレフタレートである。
分子量には特に制限はないが、好ましくはフェノールと
テトラクロロエタンとの重量比1:1の混合溶媒を使用
し濃度1g/dlとし30℃で測定した極限粘度〔η〕
が0.5〜3.0の範囲である。極限粘度がこの範囲よ
りも小さい場合には靱性が極端に低下し、逆にこの範囲
よりも大きい場合には溶融粘度が大き過ぎて成形上問題
を生じやすく好ましくない。
をホストとし、4級アンモニウム塩をゲストとする層間
化合物である。ここでホストとは基本骨格を形成する分
子あるいはイオンからなる化合物を意味し、ゲストとは
ホストとの相互作用によってそれに組み込まれる分子あ
るいはイオンからなる化合物を意味する。陽イオン交換
容量が30ミリ当量/100g以上の層状珪酸塩に4級
アンモニウムイオンを挿入(インターカレーション)し
た層間化合物は、芳香族ポリエステルに対し極めて優れ
た劈開分散性を有し、芳香族ポリエステル組成物に対
し、無機灰分量として0.5〜10重量%含有されるこ
とにより、剛性に優れるだけでなく、剛性と延性との良
好なバランスを有する芳香族ポリエステル組成物を与え
る。
Al、Mg、Li等を含む八面体シート構造を2枚のS
iO4 四面体シート構造がはさんだ形の2:1型が好適
であり、具体的には、モンモリロナイト、ヘクトライ
ト、フッ素ヘクトライト、サポナイト、バイデライト、
スチブンサイト等のスメクタイト系粘土鉱物、Li型フ
ッ素テニオライト、Na型フッ素テニオライト、Na型
四珪素フッ素雲母、Li型四珪素フッ素雲母等の膨潤性
合成雲母、バーミキュライト、フッ素バーミキュライ
ト、ハロイサイト等が挙げられ、天然のものであっても
合成されたものであっても良い。
等のスメクタイト系粘土鉱物、Li型フッ素テニオライ
ト、Na型フッ素テニオライト、Na型四珪素フッ素雲
母等の膨潤性合成雲母が好ましく、特にLi型フッ素テ
ニオライト、Na型フッ素テニオライト、Na型四珪素
雲母等の膨潤性フッ素雲母が好ましい。Li型フッ素テ
ニオライトは下記式(2)の組成、Na型フッ素テニオ
ライトは下記式(3)の組成、Na型四珪素雲母は下記
式(4)の組成に相当するが、式(2),(3)及び
(4)は理想的な組成を示したものであり、厳密に一致
している必要はない。
潤性合成雲母(コープケミカル(株)製、商品名ME1
00)が挙げられる。本発明においては、これらの層状
珪酸塩の陽イオン交換容量(CEC)は通常30ミリ当
量/100g以上であるが、より好ましくは50ミリ当
量/100g以上、最も好ましくは70ミリ当量/10
0g以上でである。陽イオン交換容量は、メチレンブル
ーの吸着量測定により求めることができる。陽イオン交
換容量が30ミリ当量/100g未満では、層状珪酸塩
を構成する平面状の巨大分子層の間への4級アンモニウ
ムイオンのインターカレーション量が不十分となり、芳
香族ポリエステルへの層間化合物の分散が悪くなるた
め、芳香族ポリエステル組成物の強度や剛性が十分でな
く成形表面外観も悪くなる。又、層状珪酸塩の陽イオン
交換容量は、劈開性の点より200ミリ当量/100g
以下であることが好ましい。
ンは、通常ハロゲン化物イオンとの塩として取り扱われ
る。4級アンモニウムイオンの具体例としては、テトラ
エチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム等の同
一のアルキル基を有する4級アンモニウム、トリメチル
オクチルアンモニウム、トリメチルデシルアンモニウ
ム、トリメチルドデシルアンモニウム、トリメチルテト
ラデシルアンモニウム、トリメチルヘキサデシルアンモ
ニウム、トリメチルオクタデシルアンモニウム、トリメ
チルエイコサニルアンモニウム、トリメチルオクタデセ
ニルアンモニウム、トリメチルオクタデカジエニルアン
モニウム等のトリメチルアルキルアンモニウム、トリエ
チルドデシルアンモニウム、トリエチルテトラデシルア
ンモニウム、トリエチルヘキサデシルアンモニウム、ト
リエチルオクタデシルアンモニウム等のトリエチルアル
キルアンモニウム、トリブチルドデシルアンモニウム、
トリブチルテトラデシルアンモニウム、トリブチルヘキ
サデシルアンモニウム、トリブチルオクタデシルアンモ
ニウム等のトリブチルアルキルアンモニウム、ジメチル
ジオクチルアンモニウム、ジメチルジデシルアンモニウ
ム、ジメチルジテトラデシルアンモニウム、ジメチルジ
ヘキサデシルアンモニウム、ジメチルジオクタデシルア
ンモニウム、ジメチルジオクタデセニルアンモニウム、
ジメチルジオクタデカジエニルアンモニウム等のジメチ
ルジアルキルアンモニウム、ジエチルジドデシルアンモ
ニウム、ジエチルジテトラデシルアンモニウム、ジエチ
ルジヘキサデシルアンモニウム、ジエチルジオクタデシ
ルアンモニウム等のジエチルジアルキルアンモニウム、
ジブチルジドデシルアンモニウム、ジブチルジテトラデ
シルアンモニウム、ジブチルジヘキサデシルアンモニウ
ム、ジブチルジオクタデシルアンモニウム等のジブチル
ジアルキルアンモニウム、メチルベンジルジヘキサデシ
ルアンモニウム等のメチルベンジルジアルキルアンモニ
ウム、ジベンジルジヘキサデシルアンモニウム等のジベ
ンジルジアルキルアンモニウム、トリオクチルメチルア
ンモニウム、トリドデシルメチルアンモニウム、トリテ
トラデシルメチルアンモニウム等のトリアルキルメチル
アンモニウム、トリオクチルエチルアンモニウム、トリ
ドデシルエチルアンモニウム等のトリアルキルエチルア
ンモニウム、トリオクチルブチルアンモニウム、トリデ
シルブチルアモニウム等のトリアルキルブチルアンモニ
ウム、トリメチルベンジルアンモニウム等の芳香環を有
する4級アンモニウム、トリメチルフェニルアンモニウ
ム等の芳香族アミン由来の4級アンモニウム、下記式
(5)で示されるジアルキルビス〔PEG〕アンモニウ
ム
炭素数18以下のアルキル基を表し、m,n>1なる整
数である。また2<m+n<60、好ましくは10≦m
+n≦30であり、〔PEG〕はポリエチレングリコー
ル鎖を表し、以下も同様である。)式(5)で示される
ジアルキルビス(PEG)アンモニウムとしては、具体
的にはジメチルビス〔PEG〕アンモニウム、ジエチル
ビス〔PEG〕アンモニウム、ジブチルビス〔PEG〕
アンモニウム、メチルエチルビス〔PEG〕アンモニウ
ム、メチルドデシルビス〔PEG〕アンモニウム、メチ
ルオクタデシルビス〔PEG〕アンモニウム等のポリエ
チレングリコール鎖を有する4級アンモニウム、メチル
ピリジニウム、メチルキノリニウム等の複素芳香環を有
するオニウム等のイオンが挙げられる。中でもトリメチ
ルドデシルアンモニウム、トリメチルテトラデシルアン
モニウム、トリメチルヘキサデシルアンモニウム、トリ
メチルオクタデシルアンモニウム、トリエチルドデシル
アンモニウム、トリエチルテトラデシルアンモニウム、
トリエチルヘキサデシルアンモニウム、トリエチルオク
タデシルアンモニウム等の炭素数12以上30以下のア
ルキル基を1分子中に1つ有する4級アンモニウムのイ
オン、ジメチルジドデシルアンモニウム、ジメチルジテ
トラデシルアンモニウム、ジメチルジヘキサデシルアン
モニウム、ジメチルジオクタデシルアンモニウム、ジエ
チルジドデシルアンモニウム、ジエチルジテトラデシル
アンモニウム、ジエチルジヘキサデシルアンモニウム、
ジエチルジオクタデシルアンモニウム等の炭素数12以
上30以下のアルキル基を1分子中に2つ有する4級ア
ンモニウム、ジメチルビス〔PEG〕アンモニウム、メ
チルエチルビス〔PEG〕アンモニウム、メチルドデシ
ルビス〔PEG〕アンモニウム、メチルオクタデシルビ
ス〔PEG〕アンモニウム等のポリエチレングリコール
鎖を有する4級アンモニウム等のイオンが芳香族ポリエ
ステル組成物の靱性保持の点から好ましく、より好まし
くは、トリメチルヘキサデシルアンモニウム、トリメチ
ルオクタデシルアンモニウム等の炭素数16以上のアル
キル基を1分子中に1つ有する4級アンモニウム、ジメ
チルジテトラデシルアンモニウム、ジメチルジヘキサデ
シルアンモニウム、ジメチルジオクタデシルアンモニウ
ム等の炭素数14以上25以下のアルキル基を1分子中
に2つ有する4級アンモニウム、ジメチルビス〔PE
G〕アンモニウム、メチルドデシルビス〔PEG〕アン
モニウム等のポリエチレングリコール鎖を有する4級ア
ンモニウム等のイオンであり、最も好ましくはトリメチ
ルオクタデシルアンモニウムイオン、ジメチルジヘキサ
デシルアンモニウムイオン、ジメチルジオクタデシルア
ンモニウムイオン、メチルドデシルビス〔PEG〕アン
モニウムイオンである。なお、これらの4級アンモニウ
ムイオンは、単独でも複数種類の混合物としても使用で
きる。
ミリ当量/100g以上の層状珪酸塩をホストとし4級
アンモニウムイオンをゲストとする層間化合物は、有機
オニウムイオンを負の層格子および交換可能なカチオン
を含有する粘土と反応させる公知の技術(例えば特公昭
61−5492号公報、特開昭60−42451号公報
等参照)により製造することができる。層状珪酸塩の層
間への4級アンモニウムイオンの挿入は、極性溶媒、好
ましくは水、メタノール、エタノール、プロパノール、
ブタノール等のプロトン性溶媒及びこれら2種以上の混
合溶媒中で進行するイオン交換反応による。本発明の層
間化合物の製造に好ましい溶媒は、水、メタノール、エ
タノールであるが4級アンモニウム塩の溶解度が極端に
低くならない限り水が最適である。
陽イオン交換容量に対し通常1〜3当量、好ましくは
1.0〜1.5当量反応させる。反応の収率(挿入率)
は4級アンモニウムイオンの溶媒への溶解度や反応温度
により若干異なる。生成する層間化合物中の4級アンモ
ニウムイオンの量は、原料の層状珪酸塩の陽イオン交換
容量に対し0.8〜2.0当量の範囲であれば特に制限
はないが、通常の反応条件では1.0〜1.3当量とな
る。この量が0.8当量よりも少ないと、芳香族ポリエ
ステルへの分散性が低下し、2.0当量より多いと4級
アンモニウムイオン由来の遊離化合物が顕著となり、成
形時の熱安定性低下、発煙、金型汚染、臭気等の原因と
なる。
イオンの挿入反応後、層間以外に残存する余分なイオン
を除去するために、溶媒中での撹拌洗浄工程と遠心分離
や濾過等の分離工程を繰り返すバッチ洗浄、あるいは連
続的に溶媒を流して洗浄する連続洗浄等の適切な方法に
よる精製を行なう。精製度は、例えば4級アンモニウム
ハライドを原料とした場合、硝酸銀水溶液を洗液に加え
て白色のハロゲン化銀の生成が見られなくなることで確
認できる。この精製が不十分な場合、4級アンモニウム
イオン由来の遊離化合物による成形時の熱安定性低下、
発煙、金型汚染、臭気等の原因となる。また層間化合物
の精製後の水分量は、芳香族ポリエステルとの混合時の
加水分解等の望ましくない副反応を低減するために、1
0wt%以下、好ましくは5wt%以下、さらに好まし
くは3wt%以下に制御する。該水分量が10wt%を
超えると、芳香族ポリエステルの加水分解による分子量
低下が顕著となり、芳香族ポリエステル組成物の靱性が
大きく低下する。
最大粒径を500μm以下、好ましくは100μm以
下、更に好ましくは50μm以下、最も好ましくは10
μm以下に粉砕しておくことは剪断効率の異なる幅広い
分散方法に適用するためにも望ましいことである。本発
明の芳香族ポリエステル組成物においては、該層間化合
物を芳香族ポリエステル組成物に対し無機灰分量として
通常0.5〜10重量%、好ましくは0.7〜5重量
%、さらに好ましくは1〜3重量%含有させる。無機灰
分量は、芳香族ポリエステル組成物の有機成分を650
℃の電気炉内で完全に焼失せしめた残渣の重量分率から
求めることができる。該無機灰分量が0.5重量%未満
の場合は弾性率の向上が顕著でなく、一方10重量%を
超えると層間化合物中の4級アンモニウムイオン成分の
影響でマトリックス芳香族ポリエステルの劣化が促進さ
れ成形に支障を来す等の欠点があり好ましくない。な
お、該層間化合物は各々単独で用いてもよく併用しても
よい。層間化合物の配合量としては、芳香族ポリエステ
ル100重量部に対して、0.5〜40重量部、好まし
くは0.5〜20重量部、より好ましくは0.5〜10
重量部である。
エステルとの混合方法には特に制限はないが、混合方法
としては芳香族ポリエステルが溶融された状態であって
機械的剪断下に行われることが好ましい。例えば、重合
前の芳香族ポリエステル原料に添加後芳香族ポリエステ
ルの溶融重合とともに撹拌混合する方法、芳香族ポリエ
ステルの溶融重合途中ないしは溶融重合後チップ化前に
添加し撹拌混合する方法、あるいはチップ化後の芳香族
ポリエステルに添加し押出機等の混練機にて溶融混合す
る方法等任意の方法で混合可能であるが、生産性、簡便
性、汎用性から混練機を用いた方法が好ましい。中で
も、剪断効率の高い二軸押出機の使用が好ましく、該層
間化合物に含まれる水分を効率的に除去できるベント付
き二軸押出機の使用が最適である。
本発明の目的を損なわない限りにおいて必要に応じ常用
の各種添加成分、例えばガラス繊維、炭素繊維等の無機
繊維、ガラスフレーク、ガラスビーズ、雲母等の無機粉
体、各種可塑剤、安定剤、着色剤、難燃剤等を添加でき
る。更に、本発明の芳香族ポリエステル組成物には、本
発明の目的を損なわない限りにおいて必要に応じ通常の
芳香族ポリエステルにブレンドされる熱可塑性樹脂や熱
可塑性エラストマー、例えばポリアミド樹脂、芳香族ポ
リカーボネート樹脂、ABS樹脂、ポリフェニレンエー
テル樹脂、ポリアリーレンスルフィド樹脂、エポキシ樹
脂、フェノキシ樹脂、無水マレイン酸変性ポリオレフィ
ン樹脂、エポキシ基を有する化合物で変性されたポリオ
レフィン樹脂、ポリエステルエラストマー、エポキシ基
を有する化合物で変性されたスチレン系熱可塑性エラス
トマー、アクリルゴム、コア−シェル型アクリルゴム等
を加えてもよい。
するが、本特許はその要旨を越えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。
強度(YSと略記、単位kg/cm2 )と破断伸び(U
Eと略記、単位%)を測定した。
た。降伏強度(FSと略記、単位kg/cm2 )と曲げ
弾性率(FMと略記、単位kg/cm2 )を測定した。 〔酸素透過速度〕米国MOCON社製酸素透過試験機O
X−TRAN10/50Hにより23℃、相対湿度90
%の条件で測定した。測定には、熱プレス成形により約
100μm厚としたフィルムを使用し、結果は25μm
厚当たりに換算し1m2 、24時間当たりの酸素透過量
として表した。 〔表面外観観察〕目視評価により射出成形品及びプレス
フィルムの表面の平滑性を比較した。 〔組成物の無機灰分量〕組成物の成形片約1.5gを精
秤し、650℃の電気炉内で完全に有機物を焼失した後
の残渣の重量分率から求めた。
塩の名称、鉱物名、種類、メチレンブルー吸着法により
測定した陽イオン交換容量(CECと略記)、メーカー
を表1に記載した。
0gを精秤しこれを室温の水10リットルに撹拌分散
し、ここに層状珪酸塩のCECの1.4倍当量のアンモ
ニウムイオンの塩酸塩を添加して6時間撹拌した。精製
した沈降性の固体を濾別し、次いで30リットルの脱塩
水中で撹拌洗浄後再び濾別した。この洗浄と濾別の操作
を少なくとも3回行い、洗液の硝酸銀試験で塩化物イオ
ンが検出されなくなるのを確認した。得られた固体は3
〜7日の風乾後乳鉢で粉砕し、更に50℃の温風乾燥を
3〜10時間行い再度乳鉢で粉砕した。乾燥条件はゲス
トのアンモニウムイオンの種類により変動するが、最大
粒径が100μm程度となる粉砕性の確保と、窒素気流
下120℃で1時間保持した場合の熱重量減少で評価し
た残留水分量が2〜3wt%となることを指標とした。
層間化合物の配合量については、まず層間化合物中の灰
分量を、窒素気流下500℃で3時間保持した場合の残
渣の重量分率を測定し、この値をもとに組成物中の灰分
量(理論灰分量)が所定の値になるように調整した。
ート(ノバドウール5020、三菱化成(株)製、ノバ
ドウールは登録商標[η]=1.2)のチップと表2に
示した層間化合物とを理論灰分量が2wt%となる様に
配合し、東芝機械(株)製の二軸押出機TEM35Bに
より、バレル温度設定250℃、スクリュ回転数150
rpmの条件で溶融混練しチップ化した。得られたチッ
プは日本製鋼所(株)製の射出成形機J28SAによ
り、バレル温度260℃、金型表面実測温度82〜84
℃、射出/冷却=15/15秒、射出速度最大の条件で
成形し、引張試験、曲げ試験、表面外観観察を行い評価
した。又、組成物の無機灰分量を求めた。
物としてME100とメチルドデシルビス〔PEG〕ア
ンモニウム(表2脚注1)参照)クロリドより得られるも
のを使用し、理論灰分量を1.6wt%とした以外は実
施例1と同様に行った。 〔実施例7〕実施例4において、理論灰分量を0.7w
t%とした以外は実施例4と同様に行った。 〔実施例8〕実施例1において、理論灰分量を5wt%
とした以外は実施例1と同様に行った。
物の代わりにME100を使用した以外は実施例1と同
様に行った。 〔比較例2〕実施例5において、層間化合物の代わりに
オスモスNを使用した以外は実施例1と同様に行った。 〔比較例3〕実施例5において、理論灰分量を0.05
wt%とした以外は実施例5と同様に行った。
量を11wt%とした以外は実施例5と同様に行った。 〔比較例5〕実施例1において、層間化合物としてダイ
モナイトとトリメチルオクタデシルアンモニウムクロリ
ドより得られるものを使用した以外は実施例1と同様に
行った。
物を2wt%用いる代わりにA−61を5wt%使用す
る以外は実施例1と同様に行った。 〔比較例7〕実施例1において、層間化合物としてクニ
ピアFと12−アミノドデカン酸塩酸塩より得られるも
のを使用し、理論灰分量を1.6wt%とした以外は実
施例1と同様に行った。
物としてクニピアFと12−アミノドデカン酸塩酸塩よ
り得られるものを使用し、理論灰分量を1.6wt%と
し、同時に3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシ
シラン(日本ユニカー(株)製、シラン系カップリング
剤A−187)を0.025wt%添加した以外は実施
例1と同様に行った。
物としてクニピアFと12−アミノドデカン酸塩酸塩よ
り得られるものを使用し、理論灰分量を1.6wt%と
し、同時にポリカプロラクトン(ダイセル化学(株)
製、プラクセルH1P、プラクセルは登録商標、分子量
1万)を2.5wt%添加した以外は実施例1と同様に
行った。
合物のアンモニウムイオンとしてステアリルアミンを使
用した以外は実施例5と同様に行った。 〔比較例11〕実施例5において、層間化合物のアンモ
ニウムイオンとしてアニリンの塩酸塩を使用した以外は
実施例5と同様に行った。 〔比較例12〕実施例1において、層間化合物を加えな
い以外は実施例1と同様に行った。
鎖を意味する。(CH2 CH2 O)ユニットの総数は1
分子中約15であった。 2)日本ユニカー(株)製シラン系カップリング剤:3
−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシラン。 3)ダイセル化学(株)製PLACCEL−H1P(分
子量1万)。
レンテレフタレートの代わりにポリエチレンテレフタレ
ート(RT543、日本ユニペット(株)製[η]=
0.8)を使用し、理論灰分量を1.6wt%の代わり
に3wt%とし、二軸押出機のバレル温度設定を280
℃とした以外は実施例6と同様にして溶融混練を行い組
成物のチップを得た。この組成物の酸素透過速度を28
0℃で成形したプレスフィルムにより測定し、プレスフ
ィルムの外観観察も行った。また東芝機械(株)製の射
出成形機J28SAにより、バレル温度280℃、金型
表面実測温度28〜32℃、射出/冷却=10/20
秒、射出速度最大の条件で引張試験片を成形し、引張試
験を行った。
合物の代わりにME100を用いる以外は実施例9と同
様に行った。 〔比較例14〕実施例9において、層間化合物を用いな
いこと以外は実施例9と同様に行った。
強度や弾性率の向上が顕著であり、しかも引張破断伸び
に示される靱性の低下が少なく射出成形品の表面外観も
良好であり、低比重、良好な表面外観、高強度、高剛
性、高靱性、高ガスバリヤー性の特徴を生かして、様々
な機械部品、自動車部品、電気電子部品、フィルム、包
材、繊維等に応用されるものである。
糸性は良好であり、強度と靱性を兼備した繊維状の成形
品も容易に得られる。更に、本発明の組成物は、靱性と
表面平滑性を損なうことなく酸素バリヤー性と引張強度
が向上しており、ガスバリヤー性の要求されるフィルム
や包材としても有用である。
Claims (5)
- 【請求項1】 陽イオン交換容量が30ミリ当量/10
0g以上の層状珪酸塩をホストとし4級アンモニウムイ
オンをゲストとする層間化合物を、無機灰分量として
0.5〜10重量%含有することを特徴とする芳香族ポ
リエステル組成物。 - 【請求項2】 陽イオン交換容量が30ミリ当量/10
0g以上の層状珪酸塩をホストとし4級アンモニウムイ
オンをゲストとする層間化合物を、芳香族ポリエステル
100重量部当り0.5〜40重量部含有することを特
徴とする芳香族ポリエステル組成物。 - 【請求項3】 前記芳香族ポリエステルがポリアルキレ
ンテレフタレートであることを特徴とする請求項1また
は2記載の芳香族ポリエステル組成物。 - 【請求項4】 前記4級アンモニウムイオンが、炭素数
12以上のアルキル基及び/又はポリエチレングリコー
ル鎖を有する4級アンモニウムイオンであることを特徴
とする請求項1ないし3のいずれかに記載の芳香族ポリ
エステル組成物。 - 【請求項5】 前記層状珪酸塩が膨潤性フッ素雲母であ
ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
の芳香族ポリエステル組成物。
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