JPH07166004A - 結晶性プロピレン重合体組成物 - Google Patents

結晶性プロピレン重合体組成物

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JPH07166004A
JPH07166004A JP34094893A JP34094893A JPH07166004A JP H07166004 A JPH07166004 A JP H07166004A JP 34094893 A JP34094893 A JP 34094893A JP 34094893 A JP34094893 A JP 34094893A JP H07166004 A JPH07166004 A JP H07166004A
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JP
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magnesium
bis
oxide
hydroxy
oxa
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JP34094893A
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English (en)
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Yoichi Nakajima
洋一 中島
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形品としたときの該成形品の引張伸度およ
びウェルド引張伸度に優れた結晶性プロピレン重合体組
成物を提供する。 【構成】 アイソタクチックペンタッド分率(P)とメル
トフローレート(MFR:230℃における荷重2.16kgを
加えた場合の10分間の溶融樹脂の吐出量)との関係が1.
00≧P≧0.015 logMFR+0.955である結晶性プロピレ
ン単独重合体100重量部に対して、下記一般式(1)で示
される環状リン化合物および下記〜から選ばれた1
種または2種以上のマグネシウム化合物をそれぞれ0.01
〜1重量部配合してなる結晶性プロピレン重合体組成
物。 硫酸マグネシウム タルク 下記一般式(2)で示されるマグネシウムフォスフィネ
ート系化合物 【化1】 【化2】 (ただし、式中Ar1〜Ar4はアリーレン基、アルキルア
リーレン基、シクロアルキルアリーレン基、アリールア
リーレン基もしくはアラールキルアリーレン基をそれぞ
れ示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定のアイソタクチッ
クペンタッド分率を有する結晶性プロピレン単独重合体
に、特定構造を有する環状リン化合物および特定のマグ
ネシウム化合物をそれぞれ特定量配合してなる、引張伸
度およびウェルド引張伸度に優れた成形品が得られる結
晶性プロピレン重合体組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に結晶性プロピレン重合体は比較的
安価でかつ優れた機械的性質を有するので、射出成形
品、中空成形品、フィルム、シート、繊維など各種の成
形品の製造に用いられている。しかしながら、各種の具
体的用途によっては機械的性質が充分とはいえない場合
があり、その具体的用途の拡大に制限を受けるという問
題がある。とりわけ剛性および耐熱剛性などの剛性面
(以下、剛性面とは剛性および耐熱剛性をいう。)に関
しては、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリエチレンテレ
フタレートおよびポリブチレンテレフタレートなどのポ
リエステルなどにくらべて劣ることから、結晶性プロピ
レン重合体の使用用途に制限を受けるといった欠点があ
る。このため、結晶性プロピレン重合体の剛性面を向上
させる目的で、本願と同一出願人の出願にかかわる特開
昭58−104905号公報、特開昭58−104906号公報、特開昭
58−104907号公報および特開昭59−22913号公報の各公
報において、特定のアイソタクチックペンタッド分率を
有する結晶性プロピレン単独重合体が提案されている。
【0003】一方、本発明者は結晶性ポリオレフィンの
耐衝撃性を向上させる目的で、結晶性ポリオレフィンに
特定構造を有する環状リン化合物および特定のマグネシ
ウム化合物をそれぞれ特定量配合した結晶性ポリオレフ
ィン組成物を特願平5−257630号として先に提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開昭58−104905号公報、特開昭58−104906号公報、特開
昭58−104907号公報および特開昭59−22913号公報の各
公報に提案された特定のアイソタクチックペンタッド分
率を有する結晶性プロピレン単独重合体は、剛性面はか
なり改善されるものの、引張伸度およびウェルド引張伸
度が著しく低下してしまうといった欠点がある。また、
前記特願平5−257630号公報には、結晶性ポリオレフィ
ンとして特定のアイソタクチックペンタッド分率を有す
る結晶性プロピレン単独重合体を用いた組成物から得ら
れる成形品の引張伸度およびウェルド引張伸度が改善さ
れることは、なんら記載も示唆もない。
【0005】本発明者は、結晶性プロピレン重合体組成
物に関する上述の問題点すなわち引張伸度およびウェル
ド引張伸度の改善された成形品を与える結晶性プロピレ
ン重合体組成物を得るべく鋭意研究した。その結果、本
発明者は、特定のアイソタクチックペンタッド分率を有
する結晶性プロピレン単独重合体に特定構造を有する環
状リン化合物および特定のマグネシウム化合物をそれぞ
れ特定量配合してなる結晶性プロピレン重合体組成物
が、引張伸度およびウェルド引張伸度を改善した成形品
を与える組成物であることを見い出し、この知見に基づ
き本発明を完成した。以上の記述から明らかなように、
本発明の目的は成形品としたときの該成形品の引張伸度
およびウェルド引張伸度が改善された結晶性プロピレン
重合体組成物を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を有
する。アイソタクチックペンタッド分率(P)とメルトフ
ローレート(MFR:230℃における荷重2.16kgを加え
た場合の10分間の溶融樹脂の吐出量)との関係が1.00≧
P≧0.015 logMFR+0.955である結晶性プロピレン単
独重合体100重量部に対して、下記一般式(1)で示され
る環状リン化合物(以下、化合物Aという。)および下
記〜から選ばれた1種または2種以上のマグネシウ
ム化合物(以下、化合物Bという。)をそれぞれ0.01〜
1重量部配合してなる結晶性プロピレン重合体組成物。 硫酸マグネシウム タルク 下記一般式(2)で示されるマグネシウムフォスフィネ
ート系化合物
【0007】
【化3】
【0008】
【化4】 (ただし、式中Ar1〜Ar4はアリーレン基、アルキルア
リーレン基、シクロアルキルアリーレン基、アリールア
リーレン基もしくはアラールキルアリーレン基をそれぞ
れ示す。)
【0009】本発明で用いる結晶性プロピレン単独重合
体は、アイソタクチックペンタッド分率(P)とメルトフ
ローレート(MFR)との関係が1.00≧P≧0.015 logM
FR+0.955を満足する結晶性プロピレン単独重合体
(以下、HCPP(H)と略記する。)である。このよう
なHCPP(H)は、たとえば本願と同一出願人の出願に
かかわる特開昭58−104907号公報に記載された製造方法
によって製造することができる。すなわち、有機アルミ
ニウム化合物(i)(たとえばトリエチルアルミニウム、
ジエチルアルミニウムモノクロライドなど)もしくは有
機アルミニウム化合物(i) と電子供与体(たとえばジイ
ソアミルエーテル、エチレングリコールモノメチルエー
テルなど)との反応生成物(v) を四塩化チタンと反応さ
せて得られる固体生成物(ii)に、さらに電子供与体と電
子受容体(たとえば無水塩化アルミニウム、四塩化チタ
ン、四塩化バナジウムなど)とを反応させて得られる固
体生成物(iii) を有機アルミニウム化合物(i) および芳
香族カルボン酸エステル(iv)(たとえば安息香酸エチ
ル、p-トルイル酸メチル、p-トルイル酸エチル、p-トル
イル酸 2-エチルヘキシルなど)と組合せ、該芳香族カ
ルボン酸エステル(iv)と該固体生成物(iii)のモル比率i
v/iii=0.1〜10.0とした触媒の存在下にプロピレンを
1段階以上で重合させることによって得ることができ
る。また、ハロゲン化マグネシウムに担持されたハロゲ
ン化チタン触媒成分と有機アルミニウム触媒成分を含む
高活性触媒組成物に電子供与体触媒成分を組み合わせた
高活性高立体規則性触媒組成物の存在下にプロピレンを
1段階以上で重合させることによって(好ましくは無脱
灰プロセスによって)得ることもできる。
【0010】ここで、アイソタクチックペンタッド分率
(P)とは、マクロモレキュールズ、6巻、6号、11月〜
12月、925〜926頁(1973年)〔Macromolecules,Vol.
6,No.6,November−December,925−926(197
3)〕に発表されている方法、すなわち13C−NMRを
使用して測定されるプロピレン系重合体分子鎖中のペン
タッド単位でのアイソタクチック分率である。言いかえ
ると該分率は、プロピレンモノマー単位が5個連続して
アイソタクチック結合したプロピレンモノマー単位の分
率を意味する。上述の13C−NMRを使用した測定にお
けるスペクトルのピークの帰属の決定は、マクロモレキ
ュールズ、8巻、5号、9月〜10月、687〜689頁(1975
年)に基づいて行うことができる。ちなみに、後述の実
施例における13C−NMRによる測定にはFT−NMR
の270MHzの装置を用い、27,000回の積算測定により、
シグナル検出限界をアイソタクチックペンタッド分率で
0.001にまで向上させて行った。上記HCPP(H)にお
けるアイソタクチックペンタッド分率(P)とメルトフロ
ーレート(MFR)との関係式の要件は、一般にMFRの
低い結晶性プロピレン単独重合体の前記分率Pは低下す
るので、使用すべき結晶性プロピレン単独重合体とし
て、そのMFRに対応したPの下限値を限定することを
構成要件としたものである。そして、該Pは分率である
から1.00が上限となり、MFRは通常0.05〜100g/10分
である。また、MFRはJIS K 7210に準拠し、230
℃、荷重2.16kgで測定する。
【0011】また、本発明で用いるHCPP(H)は、本
発明の効果を損なわない範囲で、通常の結晶性プロピレ
ン系重合体すなわち結晶性プロピレン単独重合体、プロ
ピレン成分を70重量%以上含有するプロピレンとエチレ
ン、ブテン-1、ペンテン-1、4-メチル-ペンテン-1、ヘ
キセン-1、オクテン-1などのα-オレフィンの1種また
は2種以上との低結晶性ないし結晶性ランダム共重合体
もしくは結晶性ブロック共重合体、プロピレンと酢酸ビ
ニルもしくはアクリル酸エステルとの共重合体もしくは
該共重合体のケン化物、プロピレンと不飽和シラン化合
物との共重合体、プロピレンと不飽和カルボン酸もしく
はその無水物との共重合体もしくは該共重合体と金属イ
オン化合物との反応生成物など、または結晶性プロピレ
ン系重合体を不飽和カルボン酸もしくはその誘導体で変
性した変性プロピレン系重合体、結晶性プロピレン系重
合体を不飽和シラン化合物で変性したシラン変性プロピ
レン系重合体などを混合して用いることもでき、また、
各種合成ゴム(たとえばエチレン-プロピレン共重合体
ゴム、エチレン-プロピレン-非共役ジエン共重合体ゴ
ム、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリクロロプレ
ン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、スチ
レン-ブタジエン系ゴム、アクリロニトリル-ブタジエン
系ゴム、スチレン-ブタジエン-スチレンブロック共重合
体、スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体、
スチレン-エチレン-ブチレン-スチレンブロック共重合
体、スチレン-プロピレン-ブチレン-スチレンブロック
共重合体など)
【0012】または熱可塑性合成樹脂(たとえば超低密
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポ
リエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、超高分子量ポリエチレン、非晶性エチレン−環状ア
ルケン共重合体(たとえば、非晶性エチレン−テトラシ
クロドデセン共重合体)、ポリブテン、ポリ−4−メチ
ルペンテン−1の如き結晶性プロピレン系重合体を除く
ポリオレフィン、ポリスチレン、スチレン−アクリロニ
トリル共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン共重合体、メタクリル−ブタジエン−スチレン共重
合体、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、
ポリブチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリ塩
化ビニル、フッ素樹脂、石油樹脂(たとえばC5系石油
樹脂、水添C5系石油樹脂、C9系石油樹脂、水添C9
石油樹脂、C5−C9共重合石油樹脂、水添C5−C9共重
合石油樹脂、酸変性C9系石油樹脂など)、DCPD樹
脂(たとえばシクロペンタジエン系石油樹脂、水添シク
ロペンタジエン系石油樹脂、シクロペンタジエン-C5
重合石油樹脂、水添シクロペンタジエン-C5共重合石油
樹脂、シクロペンタジエン-C9共重合石油樹脂、水添シ
クロペンタジエン-C9共重合石油樹脂、シクロペンタジ
エン-C5-C9共重合石油樹脂、水添シクロペンタジエン
-C5-C9共重合石油樹脂などの軟化点80〜200℃のDC
PD樹脂)など)を混合して用いることもできる。
【0013】本発明で用いられる化合物Aとしては、9,
10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-1
0-オキサイド、1-メチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-
フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、2-メチル-
9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン
-10-オキサイド、6-メチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10
-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、7-メチル-
9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン
-10-オキサイド、8-メチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10
-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、6,8-ジメ
チル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナン
スレン-10-オキサイド、2,6,8-トリメチル-9,10-ジヒド
ロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサ
イド、2-エチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスフ
ァフェナンスレン-10-オキサイド、6-エチル-9,10-ジヒ
ドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキ
サイド、8-エチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォス
ファフェナンスレン-10-オキサイド、6,8-ジエチル-9,1
0-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10
-オキサイド、2,6,8-トリエチル-9,10-ジヒドロ-9-オキ
サ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、2-i-
プロピル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェ
ナンスレン-10-オキサイド、6-i-プロピル-9,10-ジヒド
ロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサ
イド、8-i-プロピル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォ
スファフェナンスレン-10-オキサイド、6,8-ジ-i-プロ
ピル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナン
スレン-10-オキサイド、2,6,8-トリ-i-プロピル-9,10-
ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-
オキサイド、
【0014】2-s-ブチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-
フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、6-s-ブチル
-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレ
ン-10-オキサイド、8-s-ブチル-9,10-ジヒドロ-9-オキ
サ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、1,8-
ジ-s-ブチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフ
ェナンスレン-10-オキサイド、2,6,8-トリ-s-ブチル-9,
10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-1
0-オキサイド、2-t-ブチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10
-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、6-t-ブチ
ル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンス
レン-10-オキサイド、8-t-ブチル-9,10-ジヒドロ-9-オ
キサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、1,
6-ジ-t-ブチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファ
フェナンスレン-10-オキサイド、2,6-ジ-t-ブチル-9,10
-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-
オキサイド、2,7-ジ-t-ブチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ
-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、2,8-ジ
-t-ブチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェ
ナンスレン-10-オキサイド、6,8-ジ-t-ブチル-9,10-ジ
ヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オ
キサイド、2,6,8-トリ-t-ブチル-9,10-ジヒドロ-9-オキ
サ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、2-t-
アミル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナ
ンスレン-10-オキサイド、6-t-アミル-9,10-ジヒドロ-9
-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイ
ド、8-t-アミル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスフ
ァフェナンスレン-10-オキサイド、6,8-ジ-t-アミル-9,
10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-1
0-オキサイド、
【0015】2,6,8-トリ-t-アミル-9,10-ジヒドロ-9-オ
キサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、2-
t-オクチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフ
ェナンスレン-10-オキサイド、6-t-オクチル-9,10-ジヒ
ドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキ
サイド、8-t-オクチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フ
ォスファフェナンスレン-10-オキサイド、6,8-ジ-t-オ
クチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナ
ンスレン-10-オキサイド、2,6,8-トリ-t-オクチル-9,10
-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-
オキサイド、2-シクロヘキシル-9,10-ジヒドロ-9-オキ
サ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、6-シ
クロヘキシル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファ
フェナンスレン-10-オキサイド、8-シクロヘキシル-9,1
0-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10
-オキサイド、6,8-ジ-シクロヘキシル-9,10-ジヒドロ-9
-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイ
ド、2,6,8-トリ-シクロヘキシル-9,10-ジヒドロ-9-オキ
サ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、6-フ
ェニル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナ
ンスレン-10-オキサイド、2-ベンジル-9,10-ジヒドロ-9
-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイ
ド、6-ベンジル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスフ
ァフェナンスレン-10-オキサイド、8-ベンジル-9,10-ジ
ヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オ
キサイド、6,8-ジ-ベンジル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-1
0-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、2,6,8-ト
リ-ベンジル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフ
ェナンスレン-10-オキサイド、2-(α-メチルベンジ
ル)-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナン
スレン-10-オキサイド、
【0016】6-(α-メチルベンジル)-9,10-ジヒドロ-
9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイ
ド、8-(α-メチルベンジル)-9,10-ジヒドロ-9-オキサ
-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、6,8-ジ
(α-メチルベンジル)-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フ
ォスファフェナンスレン-10-オキサイド、2,6,8-トリ
(α-メチルベンジル)-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フ
ォスファフェナンスレン-10-オキサイド、2,6-ジ(α,
α-ジメチルベンジル)-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フ
ォスファフェナンスレン-10-オキサイド、6-t-ブチル-8
-メチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナ
ンスレン-10-オキサイド、6-ベンジル-8-メチル-9,10-
ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-
オキサイド、6-シクロヘキシル-8-t-ブチル-9,10-ジヒ
ドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキ
サイド、6-ベンジル-8-t-ブチル-9,10-ジヒドロ-9-オキ
サ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、6-
(α-メチルベンジル)-8-t-ブチル-9,10-ジヒドロ-9-
オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、
6-t-ブチル-8-シクロヘキシル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ
-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、6-ベン
ジル-8-シクロヘキシル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フ
ォスファフェナンスレン-10-オキサイド、6-t-ブチル-8
-ベンジル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェ
ナンスレン-10-オキサイド、6-シクロヘキシル-8-ベン
ジル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナン
スレン-10-オキサイド、2,6-ジ-t-ブチル-8-ベンジル-
9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン
-10-オキサイドおよび2,6-ジシクロヘキシル-8-ベンジ
ル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンス
レン-10-オキサイドなどを例示でき、特に9,10-ジヒド
ロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサ
イドが好ましい。これら化合物Aの単独使用はもちろん
のこと2種以上の化合物Aを併用することもできる。該
化合物Aの配合割合は、HCPP(H)100重量部に対し
て0.01〜1重量部、好ましくは0.05〜0.5重量部であ
る。0.01重量部未満の配合割合では引張伸度およびウェ
ルド引張伸度の改善効果が充分に発揮されず、また1重
量部を超えても構わないが、それ以上の引張伸度および
ウェルド引張伸度の改善効果が期待できず実際的でない
ばかりでなくまた不経済である。
【0017】本発明で用いられる化合物Bとしては、硫
酸マグネシウム、塩基性硫酸マグネシウム(マグネシウ
ムオキシサルフェート)、タルク、マグネシウム-ビス
(1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネー
ト)、マグネシウム-ビス(5-メチル-1'-ヒドロキシ-2,
2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグネシウム-ビ
ス(6-メチル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォス
フィネート)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4'-
メチル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグネ
シウム-ビス(1'-ヒドロキシ-5'-メチル-2,2'-ビフェニ
レンフォスフィネート)、マグネシウム-ビス(1'-ヒド
ロキシ-6'-メチル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネー
ト)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4',6'-ジメ
チル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグネシ
ウム-ビス(5,4',6'-トリメチル-1'-ヒドロキシ-2,2'-
ビフェニレンフォスフィネート)、マグネシウム-ビス
(5-エチル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフ
ィネート)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4'-エ
チル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグネシ
ウム-ビス(1'-ヒドロキシ-6'-エチル-2,2'-ビフェニレ
ンフォスフィネート)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロ
キシ-4',6'-ジエチル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネ
ート)、マグネシウム-ビス(5,4',6'-トリエチル-1'-
ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マ
グネシウム-ビス(5-i-プロピル-1'-ヒドロキシ-2,2'-
ビフェニレンフォスフィネート)、マグネシウム-ビス
(1'-ヒドロキシ-4'-i-プロピル-2,2'-ビフェニレンフ
ォスフィネート)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ
-6'-i-プロピル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネー
ト)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4',6'-ジ-i-
プロピル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグ
ネシウム-ビス(5,4',6'-トリ-i-プロピル-1'-ヒドロキ
シ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグネシウ
ム-ビス(5-s-ブチル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレ
ンフォスフィネート)、
【0018】マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4'-s-
ブチル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグネ
シウム-ビス(1'-ヒドロキシ-6'-s-ブチル-2,2'-ビフェ
ニレンフォスフィネート)、マグネシウム-ビス(6,6'-
ジ-s-ブチル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォス
フィネート)、マグネシウム-ビス(5,4',6'-トリ-s-ブ
チル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネー
ト)、マグネシウム-ビス(5-t-ブチル-1'-ヒドロキシ-
2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグネシウム-
ビス(1'-ヒドロキシ-4'-t-ブチル-2,2'-ビフェニレン
フォスフィネート)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキ
シ-6'-t-ブチル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネー
ト)、マグネシウム-ビス(5,6'-ジ-t-ブチル-1'-ヒド
ロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグネ
シウム-ビス(5,4'-ジ-t-ブチル-1'-ヒドロキシ-2,2'-
ビフェニレンフォスフィネート)、マグネシウム-ビス
(5,5'-ジ-t-ブチル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレン
フォスフィネート)、マグネシウム-ビス(6,4'-ジ-t-
ブチル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネ
ート)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4',6'-ジ-
t-ブチル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグ
ネシウム-ビス(5,4',6'-トリ-t-ブチル-1'-ヒドロキシ
-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグネシウム
-ビス(5-t-アミル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレン
フォスフィネート)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキ
シ-4'-t-アミル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネー
ト)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-6'-t-アミル
-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグネシウム
-ビス(1'-ヒドロキシ-4',6'-ジ-t-アミル-2,2'-ビフェ
ニレンフォスフィネート)、マグネシウム-ビス(5,4',
6'-トリ-t-アミル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフ
ォスフィネート)、
【0019】マグネシウム-ビス(5-t-オクチル-1'-ヒ
ドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグ
ネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4'-t-オクチル-2,2'-ビ
フェニレンフォスフィネート)、マグネシウム-ビス
(1'-ヒドロキシ-6'-t-オクチル-2,2'-ビフェニレンフ
ォスフィネート)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ
-4',6'-ジ-t-オクチル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネ
ート)、マグネシウム-ビス(5,4',6'-トリ-t-オクチル
-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネー
ト)、マグネシウム-ビス(5-シクロヘキシル-1'-ヒド
ロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグネ
シウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4'-シクロヘキシル-2,2'-
ビフェニレンフォスフィネート)、マグネシウム-ビス
(1'-ヒドロキシ-6'-シクロヘキシル-2,2'-ビフェニレ
ンフォスフィネート)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロ
キシ-4',6'-ジ-シクロヘキシル-2,2'-ビフェニレンフォ
スフィネート)、マグネシウム-ビス(5,4',6'-トリ-シ
クロヘキシル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォス
フィネート)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4'-
フェニル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグ
ネシウム-ビス(5-ベンジル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフ
ェニレンフォスフィネート)、マグネシウム-ビス(1'-
ヒドロキシ-4'-ベンジル-2,2'-ビフェニレンフォスフィ
ネート)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-6'-ベン
ジル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、マグネシ
ウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4',6'-ジ-ベンジル-2,2'-ビ
フェニレンフォスフィネート)、マグネシウム-ビス
(5,4',6'-トリ-ベンジル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェ
ニレンフォスフィネート)、マグネシウム-ビス〔5-
(α-メチルベンジル)-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニ
レンフォスフィネート〕、マグネシウム-ビス〔1'-ヒド
ロキシ-4'-(α-メチルベンジル)-2,2'-ビフェニレン
フォスフィネート〕、
【0020】マグネシウム-ビス〔1'-ヒドロキシ-6'-
(α-メチルベンジル)-2,2'-ビフェニレンフォスフィ
ネート〕、マグネシウム-ビス〔1'-ヒドロキシ-4',6'-
ジ(α-メチルベンジル)-2,2'-ビフェニレンフォスフ
ィネート〕、マグネシウム-ビス〔5,4',6'-トリ(α-メ
チルベンジル)-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォ
スフィネート〕、マグネシウム-ビス〔5,4'-ジ(α,α-
ジメチルベンジル)-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレン
フォスフィネート〕、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキ
シ-4'-t-ブチル-6'-メチル-2,2'-ビフェニレンフォスフ
ィネート)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4'-ベ
ンジル-6'-メチル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネー
ト)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4'-シクロヘ
キシル-6'-t-ブチル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネー
ト)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4'-ベンジル
-6'-t-ブチル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)、
マグネシウム-ビス〔1'-ヒドロキシ-4'-(α-メチルベ
ンジル)-6'-t-ブチル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネ
ート〕、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4'-t-ブチ
ル-6'-シクロヘキシル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネ
ート)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4'-ベンジ
ル-6'-シクロヘキシル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネ
ート)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4'-t-ブチ
ル-6'-ベンジル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネー
ト)、マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4'-シクロヘ
キシル-6'-ベンジル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネー
ト)、マグネシウム-ビス(5,4'-ジ-t-ブチル-6'-ベン
ジル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネー
ト)およびマグネシウム-ビス(5,4'-ジシクロヘキシル
-6'-ベンジル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォス
フィネート)などを例示でき、
【0021】特に硫酸マグネシウム、塩基性硫酸マグネ
シウム、タルクおよびマグネシウム-ビス(1'-ヒドロキ
シ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)が好ましい。
これら化合物Bの単独使用はもちろんのこと、2種以上
の化合物Bを併用することもできる。該化合物Bの配合
割合は、HCPP(H)100重量部に対して0.01〜1重量
部、好ましくは0.05〜0.5重量部である。0.01重量部未
満の配合割合では引張伸度およびウェルド引張伸度の改
善効果が充分に発揮されず、また1重量部を超えると引
張伸度およびウェルド引張伸度の改善効果は達成されな
い。
【0022】本発明の組成物にあっては、通常結晶性プ
ロピレン重合体に添加される各種の添加剤たとえばフェ
ノール系、チオエーテル系、リン系などの酸化防止剤
(ただし、化合物Aを除く)、光安定剤、重金属不活性
化剤(銅害防止剤;ただし、化合物Aを除く)、透明化
剤、β晶造核剤、滑剤、帯電防止剤、防曇剤、アンチブ
ロッキング剤、無滴剤、有機過酸化物の如きラジカル発
生剤、難燃剤、難燃助剤、顔料、ハロゲン捕捉剤、金属
石ケン類などの分散剤もしくは中和剤、有機系や無機系
の抗菌剤、無機充填剤(たとえばマイカ、クレ−、ウォ
ラストナイト、ゼオライト、カオリン、ベントナイト、
パーライト、ケイソウ土、アスベスト、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マ
グネシウム、ハイドロタルサイト、塩基性アルミニウム
・リチウム・ヒドロキシ・カーボネート・ハイドレー
ト、二酸化ケイ素、二酸化チタン、酸化マグネシウム、
酸化亜鉛、酸化カルシウム、硫化亜鉛、硫酸バリウム、
ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ガラス繊維、
チタン酸カリウム、炭素繊維、カーボンブラック、グラ
ファイトおよび金属繊維など)、カップリング剤(たと
えばシラン系、チタネート系、ボロン系、アルミネート
系、ジルコアルミネート系など)の如き表面処理剤で表
面処理された前記無機充填剤または有機充填剤(たとえ
ば木粉、パルプ、故紙、合成繊維、天然繊維など)を本
発明の目的を損なわない範囲で併用することができる。
【0023】本発明の組成物は、たとえばHCPP(H)
に前記の化合物Aおよび化合物Bならびに通常結晶性プ
ロピレン重合体に添加される前述の各種添加剤のそれぞ
れ所定量を通常の混合装置たとえばヘンシェルミキサー
(商品名)、スーパーミキサー、リボンブレンダー、バ
ンバリミキサーなどを用いて混合し、通常の単軸押出
機、2軸押出機、ブラベンダーまたはロールなどで、溶
融混練温度150℃〜300℃、好ましくは180℃〜270℃で溶
融混練ペレタイズすることにより得ることができる。得
られた組成物は射出成形法、押出成形法、ブロー成形法
などの各種成形法により目的とする成形品の製造に供さ
れる。
【0024】
【実施例】以下、実施例および比較例によって本発明を
具体的に説明するが、本発明はこれによって限定される
ものではない。なお、実施例および比較例で用いた評価
方法は次の方法によった。 1)引張伸度:引張試験により評価した。すなわち得ら
れたペレットを用いて長さ175mm、巾10mm、厚み3.3mmの
JIS1号試験片を射出成形法により作成し、該試験片
を用いて引張伸度を測定(JIS K 7113に準拠)評価
した。引張伸度の優れた材料とは引張伸度の大きいもの
をいう。 2)ウェルド引張伸度:ウェルド引張試験により評価し
た。すなわち得られたペレットを用いて長さ175mm、巾1
0mm、厚み3.3mmの試験片中央部にウェルドラインを有す
るJIS1号試験片を射出成形法により作成し、該試験
片を用いてウェルド引張伸度を測定(JIS K 7113に
準拠)評価した。ウェルド引張伸度の優れた材料とはウ
ェルド引張伸度の大きいものをいう。
【0025】製造例1〜3(実施例1〜18および比較例
1〜27で用いるHCPP(H)の製造方法) (1)触媒の調製 n-ヘキサン600ml、ジエチルアルミニウムモノクロライ
ド(DEAC)0.50モル、ジイソアミルエーテル1.20モル
を25℃で1分間で混合し5分間同温度で反応させて反応
生成液(v)(ジイソアミルエーテル/DEACのモル比
2.4)を得た。窒素置換された反応器に四塩化チタン4.0
モルを入れ、35℃に加熱し、これに上記反応生成液(v)
の全量を180分間で滴下したのち、同温度に30分間保
ち、75℃に昇温してさらに1時間反応させ、室温(20℃)
まで冷却し上澄液を除き、n-ヘキサン4,000mlを加えて
デカンテーションで上澄液を除く操作を4回繰り返し
て、固体生成物(ii)190gを得た。この固体生成物(ii)の
全量をn-ヘキサン3,000ml中に懸濁させた状態で、20℃
でジイソアミルエーテル160gと四塩化チタン350gとを室
温にて約1分間で加え65℃で1時間反応させた。反応終
了後、室温まで冷却し、上澄液をデカンテーションによ
って除いたのち、4,000mlのn-ヘキサンを加え10分間攪
拌し、静置して上澄液を除く操作を5回繰り返したの
ち、減圧下で乾燥させ固体生成物(iii)を得た。 (2)予備活性化触媒の調製 内容積20リットルの傾斜羽根付きステンレス製反応器を
窒素ガスで置換したのち、n-ヘキサン15リットル、ジエ
チルアルミニウムモノクロライド42g、固体生成物(iii)
30gを室温で加えたのち、水素15Nlを入れ、プロピレン
分圧5kg/cm2Gで5分間反応させ、未反応プロピレン、
水素およびn-ヘキサンを減圧で除去し、予備活性化触媒
(vi)を粉粒体で得た(固体生成物(iii)1g当りプロピレ
ン82.0g反応)。
【0026】(3)プロピレンの重合 窒素ガスで置換した内容積250リットルのタービン型攪
拌羽根付きステンレス製重合器内に乾燥したn-ヘキサン
100リットルついでジエチルアルミニウムモノクロライ
ド10g、前記予備活性化触媒(vi)10gおよびp-トルイル酸
メチル11.0gを仕込み、さらに水素を製造例1は100Nl、
製造例2は200Nlおよび製造例3は410Nlそれぞれ添加し
た。ついで器内の温度を70℃に昇温後、該器内にプロピ
レンを供給し、器内の圧力を10kg/cm2Gに昇圧した。そ
して温度を70℃、圧力を10kg/cm2Gに維持しながら4時
間重合を継続後、メタノールを25リットル供給し、温度
を80℃に昇温した。30分後、さらに20重量%の水酸化ナ
トリウム水溶液を100g加え20分間攪拌し、純水50リット
ルを加えたのち、残存プロピレンを排出した。水層を抜
き出したのち、さらに50リットルの純水を加え10分間攪
拌水洗し、水層を抜き出し、さらにHCPP(H)−n-ヘ
キサンスラリーを抜き出し、スラリーを濾過し、該濾過
物を乾燥して白色のHCPP(H)粉末を得た。得られた
HCPP(H)は前述のメルトフローレート(MFR)およ
びアイソタクチックペンタッド分率(P)を求めるのに供
した。これらの分析結果を表1に示した。なお、製造例
1〜3で得られたHCPP(H)を、以下それぞれHCP
P(H)−〔1〕、HCPP(H)−〔2〕およびHCPP
(H)−〔3〕と略記する。
【0027】
【表1】
【0028】実施例1〜6、比較例1〜9 結晶性プロピレン重合体として製造例1で製造したMF
R2.5g/10分の安定化されていない粉末状HCPP(H)
−〔1〕100重量部に、化合物Aとして9,10-ジヒドロ-9
-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド
もしくは2,6,8-トリ-t-ブチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ
-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド、化合物
Bとして硫酸マグネシウム、タルク、マグネシウム-ビ
ス(1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネー
ト)もしくはマグネシウム-ビス(5,4',6'-トリ-t-ブチ
ル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネー
ト)および他の添加剤のそれぞれ所定量を後述の表2に
記載した配合割合でヘンシェルミキサー(商品名)に入
れ、3分間攪拌混合したのち、口径30mmの2軸押出機で
200℃にて溶融混練処理してペレット化した。また比較
例1〜9としてMFRが2.5g/10分の安定化されていな
い粉末状HCPP(H)−〔1〕100重量部に後述の表3
および4に記載の添加剤のそれぞれ所定量を配合し、実
施例1〜6に準拠して溶融混練処理してペレットを得
た。引張伸度およびウェルド引張伸度の評価に用いる試
験片は、得られたペレットを樹脂温度250℃、金型温度5
0℃で射出成形により調製した。得られた試験片を用い
て前記の試験方法により引張伸度およびウェルド引張伸
度の評価を行った。これらの結果を表2〜4に示した。
【0029】
【表2】 注)*HCPP(H)−〔1〕100重量部に対する添加剤
の重量部
【0030】
【表3】 注)*HCPP(H)−〔1〕100重量部に対する添加剤
の重量部
【0031】
【表4】 注)*HCPP(H)−〔1〕100重量部に対する添加剤
の重量部
【0032】実施例7〜12、比較例10〜18 結晶性プロピレン重合体として製造例2で製造したMF
R10.6g/10分の安定化されていない粉末状HCPP
(H)−〔2〕100重量部に、化合物Aとして2-シクロヘ
キシル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナ
ンスレン-10-オキサイドもしくは6-フェニル-9,10-ジヒ
ドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキ
サイド、化合物Bとして塩基性硫酸マグネシウム、タル
ク、マグネシウム-ビス(5-シクロヘキシル-1'-ヒドロ
キシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)もしくはマ
グネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-4'-フェニル-2,2'-ビ
フェニレンフォスフィネート)および他の添加剤のそれ
ぞれ所定量を後述の表5に記載した配合割合でヘンシェ
ルミキサー(商品名)に入れ、3分間攪拌混合したの
ち、口径30mmの2軸押出機で200℃にて溶融混練処理し
てペレット化した。また比較例10〜18としてMFRが1
0.6g/10分の安定化されていない粉末状HCPP(H)−
〔2〕100重量部に後述の表6〜7に記載の添加剤のそ
れぞれ所定量を配合し、実施例7〜12に準拠して溶融混
練処理してペレットを得た。引張伸度およびウェルド引
張伸度の評価に用いる試験片は、得られたペレットを樹
脂温度250℃、金型温度50℃で射出成形により調製し
た。得られた試験片を用いて前記の試験方法により引張
伸度およびウェルド引張伸度の評価を行った。これらの
結果を表5〜7に示した。
【0033】
【表5】 注)*HCPP(H)−〔3〕100重量部に対する添加剤
の重量部
【0034】
【表6】 注)*HCPP(H)−〔2〕100重量部に対する添加
剤の重量部
【0035】
【表7】 注)*HCPP(H)−〔2〕100重量部に対する添加
剤の重量部
【0036】実施例13〜18、比較例19〜27 結晶性プロピレン重合体として製造例3で製造したMF
R34.0g/10分の安定化されていない粉末状HCPP
(H)−〔3〕100重量部に、化合物Aとして2-ベンジル-
9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン
-10-オキサイドもしくは6-(α-メチルベンジル)-8-t-
ブチル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナ
ンスレン-10-オキサイド、化合物Bとして塩基性硫酸マ
グネシウム、タルク、マグネシウム-ビス(5-ベンジル-
1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート)
もしくはマグネシウム-ビス〔1'-ヒドロキシ-4'-(α-
メチルベンジル)-6'-t-ブチル-2,2'-ビフェニレンフォ
スフィネート〕および他の添加剤のそれぞれ所定量を後
述の表8に記載した配合割合でヘンシェルミキサー(商
品名)に入れ、3分間攪拌混合したのち、口径30mmの2
軸押出機で200℃にて溶融混練処理してペレット化し
た。また比較例19〜27としてMFRが34.0g/10分の安
定化されていない粉末状HCPP(H)−〔3〕100重量
部に後述の表9〜10に記載の添加剤のそれぞれ所定量を
配合し、実施例13〜18に準拠して溶融混練処理してペレ
ットを得た。引張伸度およびウェルド引張伸度の評価に
用いる試験片は、得られたペレットを樹脂温度250℃、
金型温度50℃で射出成形により調製した。得られた試験
片を用いて前記の試験方法により引張伸度およびウェル
ド引張伸度の評価を行った。これらの結果を表8〜10に
示した。
【0037】
【表8】 注)*HCPP(H)−〔3〕100重量部に対する添加剤
の重量部
【0038】
【表9】 注)*HCPP(H)−〔3〕100重量部に対する添加
剤の重量部
【0039】
【表10】 注)*HCPP(H)−〔3〕100重量部に対する添加
剤の重量部
【0040】表2〜表10に示される本発明にかかわる化
合物および添加剤は下記の通りである。 化合物A〔1〕:9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスフ
ァフェナンスレン-10-オキサイド 化合物A〔2〕:2,6,8-トリ-t-ブチル-9,10-ジヒドロ-
9-オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド 化合物A〔3〕:2-シクロヘキシル-9,10-ジヒドロ-9-
オキサ-10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド 化合物A〔4〕:6-フェニル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-
10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド 化合物A〔5〕:2-ベンジル-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-
10-フォスファフェナンスレン-10-オキサイド 化合物A〔6〕:6-(α-メチルベンジル)-8-t-ブチル
-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-フォスファフェナンスレ
ン-10-オキサイド 化合物B〔1〕:硫酸マグネシウム 化合物B〔2〕:塩基性硫酸マグネシウム(MgSO4・5
MgO・8H2O) 化合物B〔3〕:タルク(平均粒径2〜3μ) 化合物B〔4〕:マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-
2,2'-ビフェニレンフォスフィネート) 化合物B〔5〕:マグネシウム-ビス(5,4',6'-トリ-t-
ブチル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネ
ート) 化合物B〔6〕:マグネシウム-ビス(5-シクロヘキシ
ル-1'-ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネー
ト) 化合物B〔7〕:マグネシウム-ビス(1'-ヒドロキシ-
4'-フェニル-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート) 化合物B〔8〕:マグネシウム-ビス(5-ベンジル-1'-
ヒドロキシ-2,2'-ビフェニレンフォスフィネート) 化合物B
〔9〕:マグネシウム-ビス〔1'-ヒドロキシ-
4'-(α-メチルベンジル)-6'-t-ブチル-2,2'-ビフェニ
レンフォスフィネート〕
【0041】フェノール系酸化防止剤1:2,6-ジ-t-ブ
チル-p-クレゾール フェノール系酸化防止剤2:テトラキス〔メチレン-3-
(3',5'-ジ-t-ブチル-4'-ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート〕メタン フェノール系酸化防止剤3:1,3,5-トリメチル-2,4,6-
トリス(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)ベン
ゼン リン系酸化防止剤1:ビス(2,4-ジ-t-ブチルフェニ
ル)-ペンタエリスリトール-ジフォスファイト リン系酸化防止剤2:ビス(2,6-ジ-t-ブチル-4-メチル
フェニル)-ペンタエリスリトール-ジフォスファイト マグネシウム化合物1:水酸化マグネシウム マグネシウム化合物2:炭酸マグネシウム マグネシウム化合物3:ハイドロタルサイト(Mg4.5
l2(OH)13CO3・3.5H2O〔協和化学工業(株)製 D
HT−4A〕)
【0042】表2〜4に記載の実施例および比較例は、
結晶性プロピレン重合体としてHCPP(H)−〔1〕を
用いた場合である。表2〜4からわかるように、実施例
1〜6は本発明にかかわる化合物Aおよび化合物Bを配
合したものであり、実施例1〜6と比較例1(化合物A
および化合物Bを配合しないもの)とをくらべてみる
と、実施例1〜6は引張伸度およびウェルド引張伸度が
著しく優れていることがわかる。化合物Aもしくは化合
物Bをそれぞれ単独に配合した比較例2〜5と実施例1
〜6をくらべてみると、比較例2〜5の引張伸度および
ウェルド引張伸度は比較例1と同程度でありほとんど改
善されないことがわかる。また、実施例1〜6の化合物
Bの替わりに化合物B以外のマグネシウム化合物1〜3
をそれぞれ配合した比較例6〜8と実施例1〜6をくら
べてみると、比較例6〜8の引張伸度およびウェルド引
張伸度は改善はされるもののいまだ充分満足できるもの
ではなく、実施例1〜6の化合物Aおよび化合物Bの組
み合わせが著しい引張伸度およびウェルド引張伸度の改
善効果を奏することがわかる。そして、化合物Bを本発
明の配合割合を超えて化合物Aに併用した比較例9と実
施例1〜6をくらべてみると、比較例9は化合物Aおよ
び化合物Bを配合しているにもかかわらず引張伸度およ
びウェルド引張伸度の改善効果はほとんど認められない
ことがわかる。従って、本発明にかかわる化合物Aおよ
び化合物Bの2成分の特定量の配合を同時に満たさない
比較各例は、本発明の効果を奏さないことが明らかであ
る。すなわち、本発明で得られる引張伸度およびウェル
ド引張伸度は、HCPP(H)に化合物Aおよび化合物B
をそれぞれ特定量配合したときにはじめてみられる特有
の効果であるといえる。
【0043】表5〜10は、結晶性プロピレン重合体と
してそれぞれHCPP(H)−〔2〕、HCPP(H)−
〔3〕を用いたものであり、これらについても上述と同
様の効果が確認された。
【0044】
【発明の効果】本発明の組成物は、HCPP(H)を用い
て成形品としたときの該成形品の引張伸度およびウェル
ド引張伸度が著しく優れている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイソタクチックペンタッド分率(P)
    とメルトフローレート(MFR:230℃における荷重2.16
    kgを加えた場合の10分間の溶融樹脂の吐出量)との関係
    が1.00≧P≧0.015 logMFR+0.955である結晶性プロ
    ピレン単独重合体100重量部に対して、下記一般式
    (1)で示される環状リン化合物および下記〜から
    選ばれた1種または2種以上のマグネシウム化合物をそ
    れぞれ0.01〜1重量部配合してなる結晶性プロピレン重
    合体組成物。 硫酸マグネシウム タルク 下記一般式(2)で示されるマグネシウムフォスフィ
    ネート系化合物 【化1】 【化2】 (ただし、式中Ar1〜Ar4はアリーレン基、アルキルア
    リーレン基、シクロアルキルアリーレン基、アリールア
    リーレン基もしくはアラールキルアリーレン基をそれぞ
    れ示す。)
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