JPH07165686A - L−フェニルアラニンの回収方法 - Google Patents

L−フェニルアラニンの回収方法

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JPH07165686A
JPH07165686A JP5311675A JP31167593A JPH07165686A JP H07165686 A JPH07165686 A JP H07165686A JP 5311675 A JP5311675 A JP 5311675A JP 31167593 A JP31167593 A JP 31167593A JP H07165686 A JPH07165686 A JP H07165686A
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    • C07C227/18Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton from compounds containing already amino and carboxyl groups or derivatives thereof by reactions involving amino or carboxyl groups, e.g. hydrolysis of esters or amides, by formation of halides, salts or esters
    • C07C227/20Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton from compounds containing already amino and carboxyl groups or derivatives thereof by reactions involving amino or carboxyl groups, e.g. hydrolysis of esters or amides, by formation of halides, salts or esters by hydrolysis of N-acylated amino-acids or derivatives thereof, e.g. hydrolysis of carbamates

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Abstract

(57)【要約】 【目的】α−APMから生じる側流から高収率でL−フ
ェニルアラニンを回収する工業的製法を確立する。 【構成】α−APMの製造から生じた少なくとも一つの
側流からL−フェニルアラニンを回収するにあたり、前
記側流を鉱酸酸性下加水分解する際、あるいは加水分解
により得られた反応混合物をpH5〜6にしてL−フェ
ニルアラニンを析出させる際にL−アスパラギン酸ある
いはその水溶液を添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はしょ糖の約200倍の甘
味を呈するペプチド系甘味料であり、その良質な甘味と
低カロリーであることによってダイエット甘味料として
需要の大きなαーL−アスパルチルーL−フェニルアラ
ニンメチルエステル(以下αーAPMと略)の製法に関
する。更にくわしくはα−APMの製造プロセスから生
じた側流からL−フェニルアラニンを回収する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】α−APMの製法として例えばN保護さ
れたL−アスパラギン酸無水物とL−フェニルアラニン
メチルエステルを反応させる方法(米国特許37860
39),N保護されたL−アスパラギン酸無水物とL−
フェニルアラニンを反応させる方法(米国特許4173
562)、NーベンジルオキシカルボニルーL−アスパ
ラギン酸とL−フェニルアラニンメチルエステルを酵素
により縮合させる方法(特開昭53ー92729)等、
種々の方法が公知である。しかしこれら方法を安価な工
業的製法とするためにはα−APM製造プロセスから生
じる側流、例えばα−APM母液やα−APM・HCl
母液からL−フェニルアラニン及びL−アスパラギン酸
を回収して再利用することは必須である。なぜなら、こ
れら側流中にはかなりのL−フェニルアラニン誘導体や
L−アスパラギン酸誘導体及びβーL−アスパルチルー
L−フェニルアラニンメチルエステルやα−APMが含
まれているからである。なかでも高価なアミノ酸である
L−フェニルアラニンを効率よく回収することは非常に
重要である。αーAPM製造プロセスから生じる側流か
らL−フェニルアラニンを回収する方法としては特開昭
48ー97812が公知である。即ちβーL−アスパル
チルーL−フェニルアラニンメチルエステルを含む溶液
を鉱酸酸性下加水分解し、その反応液のpHを6に調整
してL−フェニルアラニンを晶析させ分離させる方法で
あるが、分離後の母液中にはまだ相当量のL−フェニル
アラニンが存在する。従ってL−フェニルアラニンの溶
解度を下げることが出来れば回収率が更に向上すること
が期待される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
はα−APMから生じる側流から高収率でL−フェニル
アラニンを回収する工業的製法を確立することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはα−APM
製造プロセスから生じる側流から効率よくL−フェニル
アラニンを回収する方法につき鋭意検討した結果、驚く
べきことに前記側流を鉱酸酸性下に加水分解して得られ
た反応混合物をpH5〜6に調整してL−フェニルアラ
ニンを析出させる際、L−アスパラギン酸あるいはその
水溶液を添加することにより水溶液中のL−フェニルア
ラニンの溶解度が低下しL−フェニルアラニンの回収率
が向上することを見い出して本発明を完成した。
【0005】以下に本発明を詳しく述べる。
【0006】本発明で対象となるαーAPM製造プロセ
スより生ずる側流として代表的なものとしてはNーベ
ンジルオキシカルボニルーL−アスパラギン酸無水物と
L−フェニルアラニンメチルエステルとを縮合させた
後、保護基を還元により除去し(米国特許378603
9)生成したα−APMを水より晶析、分離した母液、
NーホルミルーL−アスパラギン酸無水物とL−フェ
ニルアラニンメチルエステルとを縮合させた後、メタノ
ールと高濃度の塩酸で処理してα−APM・HClを生
成析出させ、分離した母液(米国特許468474
5)、α−APを水、メタノール及び塩酸でエステル
化した後、α−APM・HClとして析出させ、(米国
特許4173562)分離した母液 があげられる。
【0007】本発明に使用する鉱酸とは塩酸、硫酸、リ
ン酸等であるが、加水分解反応後のpH調整にて生成す
るこれらの塩の除去しやすさから塩酸が望ましい。加水
分解反応時のこれら酸濃度は1〜12規定、特に2〜6
が望ましく、また、使用する量は前記側流中に含まれる
アミノ酸及びアミノ酸残基1モルに対して1モル以上、
特に1.5〜10モルの割合が望ましい。
【0008】加水分解反応の温度は60〜120℃特に
90〜110℃が望ましい。反応時間は種々の条件によ
り変わりうるため限定し得ないが、あまり長すぎるとラ
セミ化が促進されるので通常20時間以内で充分であ
る。
【0009】こうして得られた加水分解反応液を苛性ソ
ーダ等のアルカリでpH調整するわけであるが、L−ア
スパラギン酸あるいはその水溶液の添加はこのpH調整
の前でも、またその後でも特に制限はない。もちろん加
水分解反応前に添加してもなんら差し支えない。添加す
るL−アスパラギン酸の量には特に限定はなく加水分解
反応液中に存在するL−アスパラギン酸に対してモル比
で10%以上あれば充分である。
【0010】調整するpHであるがL−フェニルアラニ
ンの等電点の観点からpH5〜6の範囲が選択される。
pH調整に用いるアルカリとしては苛性ソーダ、苛性カ
リ、炭酸ソーダ、アンモニア等があるが価格の点から苛
性ソーダが最も望ましい。アルカリそのものを添加して
もよいが、pH調整のし易さからその水溶液を用いるの
が望ましい。pH調整の温度に制限はないが、pH調整
後溶解しているL−フェニルアラニンを出来るだけ析出
させることから40℃以下の温度で1時間以上熟成する
必要がある。
【0011】添加するL−アスパラギン酸水溶液として
は結晶のL−アスパラギン酸を水に溶解したものを用い
てもよいが、α−APM製造プロセスから生じるL−ア
スパラギン酸を含む水溶液を用いるのが効率的である。
例えば上記のL−フェニルアラニンを晶析、分離した母
液がその一例としてあげられ、この母液は加水分解によ
ってL−フェニルアラニンとともに生成したL−アスパ
ラギン酸を含む。また通常α−APM製造プロセスにお
いてはL−フェニルアラニンを晶析、分離した母液か
ら、そのpHをL−アスパラギン酸の等電点である2〜
3に調整し析出したL−アスパラギン酸を分離回収しこ
れをも再利用するが、この母液中には溶解度分のL−ア
スパラギン酸がまだ存在する。通常この母液は廃液とし
て処理するので、上記水溶液として利用するのが効率的
である。更にこの母液にはL−アスパラギン酸だけでな
く溶解度分のL−フェニルアラニンも存在するので、L
−アスパラギン酸水溶液として利用すれば母液中のL−
フェニルアラニンも回収されトータルのL−フェニルア
ラニンの回収率は更に向上する。この母液を直接利用し
てもよいが、この母液中には加水分解に使用した鉱酸と
等モルの無機塩が存在するので、そのまま利用するとL
−フェニルアラニン晶析時に無機塩濃度が高くなり条件
によっては溶解度を超え析出することが心配されるので
予め脱塩しておいた方がよい。脱塩する割合は種々の条
件により変わりうるので限定しえないが通常20〜90
%の範囲で行えば充分である。脱塩の方法としてはこの
母液を濃縮して析出した無機塩を濾別するか、あるいは
適切なpHにてルーズ逆浸透膜を用いる方法があげられ
る。
【0012】本発明において使用したL−アスパラギン
酸は以下の方法で容易に回収することが出来る。即ち、
目的とするL−フェニルアラニンを分離した後、濾液の
pHを2〜3に調整、析出した結晶を単離することによ
り加水分解により生成したL−アスパラギン酸とともに
回収することが出来る。
【0013】以下、実施例により本発明をさらに詳細に
説明する。
【0014】
【実施例1】αーAPM・HCl母液0.9L(HCl
濃度は3.5規定)を110℃で6時間加熱還流し加水
分解した。アミノ酸分析計による分析の結果、反応液中
にはL−アスパラギン酸112.0g、L−フェニルア
ラニン116.5gが含まれていた。この反応液にL−
アスパラギン酸56.0gを加えた後、70℃で48%
苛性ソーダ水溶液にてpH=5.6に調整した。pH調
整液を10℃に冷却し、3時間攪拌した。析出した結晶
を濾取し、アミノ酸分析計により分析したところ、L−
フェニルアラニン含量は109.3gであり、収率は加
水分解液中のL−フェニルアラニンに対して93.8%
であった。一方濾過母液中のL−フェニルアラニン濃度
は0.56g/dlであった。
【0015】
【比較例1】実施例1と同様に加水分解した反応液を7
0℃で48%苛性ソーダ水溶液にてpH=5.6に調整
した後、10℃に冷却し3時間攪拌した。析出した結晶
を濾取し、アミノ酸分析計により分析したところ、L−
フェニルアラニン含量は103.1gであり、収率は加
水分解液中のL−フェニルアラニンに対して88.5%
であった。一方濾過母液中のL−フェニルアラニン濃度
は1.06g/dlであった
【0016】
【実施例2】α−APM母液15.0Lに35%塩酸8
5gを加え、減圧下に0.9Lまで濃縮した。濃縮液に
35%塩酸を加え(HCl濃度としては4.0規定)、
110℃で6時間加水分解した。アミノ酸分析計による
分析の結果、反応液中にL−アスパラギン酸105.8
g、L−フェニルアラニン112.6gが含まれてい
た。この反応液にL−アスパラギン酸105.8gを加
えた後、50℃で48%苛性ソーダ水溶液にてpH=
5.6に調整した。pH調整液を10℃に冷却し、3時
間攪拌した。析出した結晶を濾取し、アミノ酸分析計に
より分析したところ、L−フェニルアラニン含量は10
2.8gであり、収率は加水分解液中のL−フェニルア
ラニンに対して91.3%であった。
【0017】
【比較例2】加水分解液にアミノ酸を加える以外は実施
例2と同様に処理した結果、得られたL−フェニルアラ
ニンは96.3gであり、収率は加水分解液中のL−フ
ェニルアラニンに対して85.5%であった。
【0018】
【実施例3】α−APM・HCl母液118Lを加水分
解した後、pHを5.6に調整して析出したL−フェニ
ルアラニンを濾取、得られた母液のpHを更に2.8に
調整して析出したL−アスパラギン酸を濾取して得られ
た母液190L(各成分濃度はL−フェニルアラニン
0.9g/dl,L−アスパラギン酸1.7g/dl,
塩化ナトリウム25.7g/dl)を48%苛性ソーダ
によりpH=5.1に調整した。水を加えて1.4倍に
希釈した後、30℃でルーズ逆浸透膜により脱塩濃縮し
た。ルーズ逆浸透膜として日東電工社製NTRー725
0(膜面積1.8m2)用いた。前記母液を圧力27K
gf/cm2下にルーズ逆浸透膜に通し2.2に濃縮す
るとともに母液中の塩化ナトリウムの50%を透過液側
に除去した。次にこの濃縮液に水を加えて2.1倍に希
釈してから再びルーズ逆浸透膜にて圧力27Kgf/c
2下に濃縮操作(濃縮倍率2.6倍)を行い、最終的
にはじめの母液中の塩化ナトリウムのうち75%が透過
液側に除去された濃縮脱塩液100L(各成分濃度はL
−フェニルアラニン1.3g/dl,L−アスパラギン
酸3.1g/dl,塩化ナトリウム11.9g/dl)
を得た。実施例1で用いたと同じα−APM・HCl母
液186L(L−フェニルアラニンとして25.2K
g,L−アスパラギン酸として24.2Kgを含み、H
Cl濃度は3.5規定)に前記濃縮脱塩液100L(L
−アスパラギン酸3.1Kg,L−フェニルアラニン
1.3Kgを含む)を加え減圧下に濃縮し濃縮液177
Lを得た。濃縮液を110℃で5時間加熱還流し加水分
解した。反応液を70℃で48%苛性ソーダにてpH=
5.6に調整した後、10℃に冷却し、同温度で3時間
攪拌した。析出した結晶を濾取し、アミノ酸分析計によ
り分析したところL−フェニルアラニン含量は24.3
Kgであり、収率はα−APM・HCl母液中のL−フ
ェニルアラニンに対して96.4%であった。
【0019】
【比較例3】α−APM・HCl母液186Lに水10
0Lを加え減圧下に濃縮し濃縮液177Lを得た。濃縮
液を110℃で5時間加熱還流し加水分解した。反応液
を70℃で48%苛性ソーダにてpH=5.6に調整し
た後、10℃に冷却し、同温度で3時間攪拌した。析出
した結晶を濾取し、アミノ酸分析計により分析したとこ
ろL−フェニルアラニン含量は21.6Kgであり、収
率はα−APM・HCl母液中のL−フェニルアラニン
に対して85.7%であった。
【0020】
【実施例4】α−APM・HCl母液118Lを加水分
解した後、pHを5.6に調整して析出したL−フェニ
ルアラニンを濾取、得られた母液のpHを更に2.8に
調整して析出したL−アスパラギン酸を濾取して得られ
た母液190L(各成分濃度はL−フェニルアラニン
0.9g/dl,L−アスパラギン酸1.7g/dl,
塩化ナトリウム25.7g/dl)を48%苛性ソーダ
によりpH=5.1に調整した。これを減圧下に110
Lまで濃縮した後、60℃で1時間攪拌し析出した塩化
ナトリウム結晶を濾取した。濾液88L(L−アスパラ
ギン酸3.2Kg,L−フェニルアラニン1.7Kgを
含む)をα−APM・HCl母液186L(L−アスパ
ラギン酸24.2Kg,L−フェニルアラニン25.2
Kgを含む)に加え、減圧下に177Lまで濃縮した。
濃縮液を110℃で5時間加熱還流し加水分解した後、
60℃で48%苛性ソーダにてpH=5.6に調整した
後、10℃に冷却し、同温度で3時間攪拌した。析出し
た結晶を濾取し、アミノ酸分析計により分析したところ
L−フェニルアラニン含量は24.9Kgであり、収率
はα−APM・HCl母液中のL−フェニルアラニンに
対して98.8%であった。
【0021】
【発明の効果】L−フェニルアラニンを析出させる際、
L−アスパラギン酸あるいはその水溶液を添加すること
により高収率でL−フェニルアラニンを回収できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07K 5/075 8318−4H

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 α−APMの製造から生じた少なくとも
    一つの側流からL−フェニルアラニンを回収するにあた
    り、前記側流を鉱酸酸性下加水分解する際、あるいは加
    水分解により得られた反応混合物をpH5〜6にしてL
    −フェニルアラニンを析出させる際にL−アスパラギン
    酸あるいはその水溶液を添加することを特徴とするL−
    フェニルアラニンの回収方法。
  2. 【請求項2】 添加するL−アスパラギン酸水溶液が前
    記析出したL−フェニルアラニンを分離した母液あるい
    はその母液を脱塩操作により無機塩含量を低減した溶液
    である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 添加するL−アスパラギン酸水溶液が前
    記析出したL−フェニルアラニンを分離後その母液をp
    H2〜3にしてL−アスパラギン酸を析出、分離した母
    液あるいはその母液を脱塩操作により無機塩含量を低減
    した溶液である請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記鉱酸が塩酸である請求項1記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 前記脱塩方法がルーズ逆浸透膜を用いる
    方法である請求項2記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記脱塩方法が濃縮後無機塩を晶析濾別
    する方法である請求項2記載の方法。
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