JPH0716557B2 - 二槽式洗濯機 - Google Patents
二槽式洗濯機Info
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- JPH0716557B2 JPH0716557B2 JP61278979A JP27897986A JPH0716557B2 JP H0716557 B2 JPH0716557 B2 JP H0716557B2 JP 61278979 A JP61278979 A JP 61278979A JP 27897986 A JP27897986 A JP 27897986A JP H0716557 B2 JPH0716557 B2 JP H0716557B2
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- washing
- dehydration
- drainage
- valve
- motor
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、洗い槽側で給水,洗い,すすぎ及び排水等の
自動洗濯運転を行ない脱水槽側で脱水運転を行なう二槽
式洗濯機に関する。
自動洗濯運転を行ない脱水槽側で脱水運転を行なう二槽
式洗濯機に関する。
(従来の技術) 従来より二槽式洗濯機においては、洗い槽側に電磁駆動
形の給水弁,洗濯モータ及び電磁駆動形の排水弁等を備
えていると共に、脱水槽側に脱水モータを備え、そして
これら給水弁,洗濯モータ,排水弁及び脱水モータを駆
動制御する制御回路を備えており、その制御回路の制御
動作に基づいて給水弁,洗濯モータ,排水弁を適宜駆動
制御し、以て、洗い槽側において、給水,洗い,すす
ぎ,排水といった各行程から成る自動洗濯運転を行な
う。又、上記制御回路の制御動作によって脱水モータ等
を適宜駆動制御し、以て脱水槽側で脱水運転を行なう。
形の給水弁,洗濯モータ及び電磁駆動形の排水弁等を備
えていると共に、脱水槽側に脱水モータを備え、そして
これら給水弁,洗濯モータ,排水弁及び脱水モータを駆
動制御する制御回路を備えており、その制御回路の制御
動作に基づいて給水弁,洗濯モータ,排水弁を適宜駆動
制御し、以て、洗い槽側において、給水,洗い,すす
ぎ,排水といった各行程から成る自動洗濯運転を行な
う。又、上記制御回路の制御動作によって脱水モータ等
を適宜駆動制御し、以て脱水槽側で脱水運転を行なう。
而して、上記排水行程では、常閉形の排水弁をその行程
実行時間で開放制御するようにしており、従って、排水
行程終了後において排水弁は閉鎖している。
実行時間で開放制御するようにしており、従って、排水
行程終了後において排水弁は閉鎖している。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、従来より二槽式洗濯機においては、自動洗濯
運転が排水行程を最後として終了した場合、排水弁が閉
鎖していることから、洗い槽等に付着残留した水滴が、
時間の経過に伴って漸次流下し、排水弁部分に溜って残
留することがあり、これをそのまま放置しておくと、衛
生上好ましくないと共に、冬期等にあってはその残水が
凍結して排水不能状態を惹起する等の問題があった。
運転が排水行程を最後として終了した場合、排水弁が閉
鎖していることから、洗い槽等に付着残留した水滴が、
時間の経過に伴って漸次流下し、排水弁部分に溜って残
留することがあり、これをそのまま放置しておくと、衛
生上好ましくないと共に、冬期等にあってはその残水が
凍結して排水不能状態を惹起する等の問題があった。
これを解決するものとして、自動洗濯運転が排水行程を
最後として終了しその後脱水運転が開始された場合に、
排水弁をこの脱水運転が実行されている間において自動
的に開放制御するようにしたものがある。
最後として終了しその後脱水運転が開始された場合に、
排水弁をこの脱水運転が実行されている間において自動
的に開放制御するようにしたものがある。
しかしながら、このものでは、脱水運転の実行に併せて
排水弁を開放制御するようにしているため、該排水弁の
開放時間が脱水運転の実行時間に依存し、脱水運転の実
行時間が短い場合には残水を排出し終えないうちに排水
弁が閉鎖され、逆に脱水運転の実行時間が長い場合に
は、残水が排出し終えたにもかからず、長い時間排水弁
が開放制御されたままとなって消費電力が無駄に増加す
る等の問題があった。
排水弁を開放制御するようにしているため、該排水弁の
開放時間が脱水運転の実行時間に依存し、脱水運転の実
行時間が短い場合には残水を排出し終えないうちに排水
弁が閉鎖され、逆に脱水運転の実行時間が長い場合に
は、残水が排出し終えたにもかからず、長い時間排水弁
が開放制御されたままとなって消費電力が無駄に増加す
る等の問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、洗い槽側で自動洗濯運転終了後に発生する残水を
確実に且つ消費電力の無駄を来たすことなく排出できる
二槽式洗濯機を提供するにある。
的は、洗い槽側で自動洗濯運転終了後に発生する残水を
確実に且つ消費電力の無駄を来たすことなく排出できる
二槽式洗濯機を提供するにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、洗い槽側に給水弁,洗濯モータ及び排水弁等
を備えると共に、脱水槽側に脱水モータ等を備え、且
つ、前記給水弁,洗濯モータ,排水弁等を駆動制御して
自動洗濯運転を行なうと共に脱水モータ等を駆動制御し
て脱水運転を行なう制御回路を備えたものにおいて、前
記制御回路は、前記洗濯運転が排水行程を最後として終
了した後に脱水運転が開始されたときには、それに伴い
一定の排水補償時間で前記排水弁を自動的に開放制御す
ることを特徴とするものである。
を備えると共に、脱水槽側に脱水モータ等を備え、且
つ、前記給水弁,洗濯モータ,排水弁等を駆動制御して
自動洗濯運転を行なうと共に脱水モータ等を駆動制御し
て脱水運転を行なう制御回路を備えたものにおいて、前
記制御回路は、前記洗濯運転が排水行程を最後として終
了した後に脱水運転が開始されたときには、それに伴い
一定の排水補償時間で前記排水弁を自動的に開放制御す
ることを特徴とするものである。
(作用) 制御回路は、自動洗濯運転が排水行程を最後として終了
した後に脱水運転が開始されたときには、それに伴い一
定の排水補償時間で前記排水弁を自動的に開放制御する
から、排水弁の開放時間は脱水運転の実行時間の長短に
何等無関係となり、以て洗い槽側に発生した残水を適正
な排水補償時間において確実に排出できる。
した後に脱水運転が開始されたときには、それに伴い一
定の排水補償時間で前記排水弁を自動的に開放制御する
から、排水弁の開放時間は脱水運転の実行時間の長短に
何等無関係となり、以て洗い槽側に発生した残水を適正
な排水補償時間において確実に排出できる。
(実施例) 以下本発明の一実施例につき図面を参照して説明する。
まず第3図において、1は二槽式洗濯機の外箱で、図示
しないがその内部には洗い槽及び脱水槽を設けている。
2はパネルで、このパネル2には電源スイッチ3及び操
作パネル4等が設けられている。次に第1図及び第2図
において、5は例えばマイクロコンピュータから制御回
路であり、これには洗濯運転プログラム及び脱水運転プ
ログラムが後述の各設定スイッチにより設定されるよう
になっている。6は洗い槽内部の攪拌体を回転駆動する
洗濯モータで、これは制御回路5から出力される洗濯モ
ータ駆動信号に基づいて駆動回路6aを介して駆動制御さ
れる。7は洗い槽内に給水するための電磁駆動形の給水
弁で、これは制御回路5から出力される給水弁駆動信号
に基づいて駆動回路7aを介して駆動制御される。8は洗
い槽内の水を排出する排水弁で、これは制御回路5から
出力される排水弁駆動信号Shに基づき駆動回路8aを介し
て駆動制御される。9は脱水槽内の脱水篭を駆動する脱
水モータで、これは制御回路5から出力される脱水モー
タ駆動信号Sdの基づき駆動回路9aを介して駆動制御され
る。尚、10は電子ブザー、11は制御回路5に計時機能を
与えるためのクロックパルスを出力するクロックパルス
発生回路である。12は洗い行程及びすすぎ行程における
水流の強弱度を設定する水流モード設定スイッチであ
り、これは制御回路5が保有した水流の強弱度のデータ
としての「標準」水流モード,「強」水流モード,
「弱」水流モード,「手洗い」水流を操作回数に応じて
選択設定する。13は洗い行程の実行時間を設定する洗い
モード設定スイッチで、これは制御回路5に実行すべき
行程として洗い行程を設定すると共に、該制御回路5が
保有した洗い実行時間データとしての「10分」洗いモー
ド,「7分」洗いモード,「5分」洗いモード,「2
分」洗いモード,「15分」洗いモード,「12分」洗いモ
ードを操作回数に応じて選択設定する。14はすすぎ行程
のすすぎ形態(ためすすぎ,注水すすぎ)及び実行時間
を設定するすすぎモード設定スイッチで、これは制御回
路5に実行すべき行程としてすすぎ行程を設定すると共
に、該制御回路5が保有したすすぎデータとしての「標
準」すすぎモード,「節約」すすぎモード,「手洗い」
すすぎモード,「念入り」すすぎモードを操作回数に応
じて選択設定する。15は最終排水行程の有無を設定する
ための排水設定スイッチで、これはその操作回数に応じ
て「排水・有」と「排水・無」とが交互に選択設定され
る。16はクリアスイッチで、これは上記した各洗いモー
ド設定スイッチ13,すすぎモード設定スイッチ14,排水設
定スイッチ15による設定内容をクリアする。而して、上
記した各スイッチ12乃至16の適宜の操作によって設定さ
れた制御内容に基づき洗濯運転プログラムが制御回路5
に設定される。17は洗濯運転を開始するための一時停止
兼用のスタートスイッチで、これは、非運転時において
操作されると制御回路5に洗濯運転開始信号SSを与え、
制御回路5はこれに基づき運転プログラムに従って給水
弁7,洗濯モータ6,排水弁8に対して適宜既述の駆動信号
を出力し、以てこれら各機器を駆動制御して自動洗濯運
転を行なう。18は脱水運転の実行時間を設定する脱水モ
ード設定スイッチであり、これは制御回路5が保有した
脱水時間データとしての「3分」脱水モード,「1分」
脱水モード,「1/4分」脱水モード,「5分」脱水モー
ドを操作回数に応じて選択設定する。19は脱水運転につ
いての一時停止兼用スタートスイッチであり、これは操
作されると脱水運転開始信号を制御回路5に与え、制御
回路5はこれにより前記脱水モードで定まる脱水プログ
ラムに従って脱水モータ9に既述の脱水モータ駆動信号
Sdを適宜出力し、以て脱水モータ9を駆動制御して脱水
運転を行なう。洗いモード設定スイッチ13,すすぎモー
ド設定スイッチ14の各操作により設定される洗い行程,
すすぎ行程はその開始前段に給水行程を含んで設定され
る。尚、20は設定された制御内容を表示するための発光
ダイオード、21は水位スイッチである。
しないがその内部には洗い槽及び脱水槽を設けている。
2はパネルで、このパネル2には電源スイッチ3及び操
作パネル4等が設けられている。次に第1図及び第2図
において、5は例えばマイクロコンピュータから制御回
路であり、これには洗濯運転プログラム及び脱水運転プ
ログラムが後述の各設定スイッチにより設定されるよう
になっている。6は洗い槽内部の攪拌体を回転駆動する
洗濯モータで、これは制御回路5から出力される洗濯モ
ータ駆動信号に基づいて駆動回路6aを介して駆動制御さ
れる。7は洗い槽内に給水するための電磁駆動形の給水
弁で、これは制御回路5から出力される給水弁駆動信号
に基づいて駆動回路7aを介して駆動制御される。8は洗
い槽内の水を排出する排水弁で、これは制御回路5から
出力される排水弁駆動信号Shに基づき駆動回路8aを介し
て駆動制御される。9は脱水槽内の脱水篭を駆動する脱
水モータで、これは制御回路5から出力される脱水モー
タ駆動信号Sdの基づき駆動回路9aを介して駆動制御され
る。尚、10は電子ブザー、11は制御回路5に計時機能を
与えるためのクロックパルスを出力するクロックパルス
発生回路である。12は洗い行程及びすすぎ行程における
水流の強弱度を設定する水流モード設定スイッチであ
り、これは制御回路5が保有した水流の強弱度のデータ
としての「標準」水流モード,「強」水流モード,
「弱」水流モード,「手洗い」水流を操作回数に応じて
選択設定する。13は洗い行程の実行時間を設定する洗い
モード設定スイッチで、これは制御回路5に実行すべき
行程として洗い行程を設定すると共に、該制御回路5が
保有した洗い実行時間データとしての「10分」洗いモー
ド,「7分」洗いモード,「5分」洗いモード,「2
分」洗いモード,「15分」洗いモード,「12分」洗いモ
ードを操作回数に応じて選択設定する。14はすすぎ行程
のすすぎ形態(ためすすぎ,注水すすぎ)及び実行時間
を設定するすすぎモード設定スイッチで、これは制御回
路5に実行すべき行程としてすすぎ行程を設定すると共
に、該制御回路5が保有したすすぎデータとしての「標
準」すすぎモード,「節約」すすぎモード,「手洗い」
すすぎモード,「念入り」すすぎモードを操作回数に応
じて選択設定する。15は最終排水行程の有無を設定する
ための排水設定スイッチで、これはその操作回数に応じ
て「排水・有」と「排水・無」とが交互に選択設定され
る。16はクリアスイッチで、これは上記した各洗いモー
ド設定スイッチ13,すすぎモード設定スイッチ14,排水設
定スイッチ15による設定内容をクリアする。而して、上
記した各スイッチ12乃至16の適宜の操作によって設定さ
れた制御内容に基づき洗濯運転プログラムが制御回路5
に設定される。17は洗濯運転を開始するための一時停止
兼用のスタートスイッチで、これは、非運転時において
操作されると制御回路5に洗濯運転開始信号SSを与え、
制御回路5はこれに基づき運転プログラムに従って給水
弁7,洗濯モータ6,排水弁8に対して適宜既述の駆動信号
を出力し、以てこれら各機器を駆動制御して自動洗濯運
転を行なう。18は脱水運転の実行時間を設定する脱水モ
ード設定スイッチであり、これは制御回路5が保有した
脱水時間データとしての「3分」脱水モード,「1分」
脱水モード,「1/4分」脱水モード,「5分」脱水モー
ドを操作回数に応じて選択設定する。19は脱水運転につ
いての一時停止兼用スタートスイッチであり、これは操
作されると脱水運転開始信号を制御回路5に与え、制御
回路5はこれにより前記脱水モードで定まる脱水プログ
ラムに従って脱水モータ9に既述の脱水モータ駆動信号
Sdを適宜出力し、以て脱水モータ9を駆動制御して脱水
運転を行なう。洗いモード設定スイッチ13,すすぎモー
ド設定スイッチ14の各操作により設定される洗い行程,
すすぎ行程はその開始前段に給水行程を含んで設定され
る。尚、20は設定された制御内容を表示するための発光
ダイオード、21は水位スイッチである。
さて、上記構成おいて、まず、自動洗濯運転が行われる
場合について述べる。水流モード設定スイッチ12,洗い
モード設定スイッチ13,すすぎモード設定スイッチ14,排
水設定スイッチ15の適宜の操作により洗濯運転プログラ
ムを設定する。今、この運転プログラムで実行する行程
を、例えば、適宜洗いモード及び適宜水流モードによる
洗い行程,中間排水行程(この中間排水行程は洗いとす
すぎの両行程が実行されるときには制御回路5側で一義
的に設定するものとしている),適宜すすぎモード及び
適宜水流モードによるすすぎ行程,排水行程であるとす
る。而して、スタートスイッチ17を操作すると、洗濯運
転開始信号SSが制御回路5に与えられ、これに基づき洗
濯運転プログラムに従って、各行程が実行される。即
ち、まず、給水弁7が閉鎖状態から開放駆動されて給水
行程が実行され、そして水位スイッチ21により所定水位
が検出されると給水弁7の駆動が停止される。次に、洗
濯モータ6が設定時間駆動されて洗い行程が実行され
る。そして、この洗い行程の終了と共に、制御回路5か
ら排水弁駆動信号Shが所定時間で出力され、これによっ
て排水弁8が閉鎖状態から適宜時間開放駆動されて中間
排水行程が実行され、そして排水弁駆動信号Shの出力停
止によりこの排水弁8が閉鎖されてこの中間排水行程を
実行する。この後給水行程を経てすすぎ行程が実行さ
れ、そして最終行程である排水行程を上記中間排水行程
と同様に実行する。斯様にして洗濯運転が行われ、その
終了状態では、排水弁8は閉鎖状態にある。
場合について述べる。水流モード設定スイッチ12,洗い
モード設定スイッチ13,すすぎモード設定スイッチ14,排
水設定スイッチ15の適宜の操作により洗濯運転プログラ
ムを設定する。今、この運転プログラムで実行する行程
を、例えば、適宜洗いモード及び適宜水流モードによる
洗い行程,中間排水行程(この中間排水行程は洗いとす
すぎの両行程が実行されるときには制御回路5側で一義
的に設定するものとしている),適宜すすぎモード及び
適宜水流モードによるすすぎ行程,排水行程であるとす
る。而して、スタートスイッチ17を操作すると、洗濯運
転開始信号SSが制御回路5に与えられ、これに基づき洗
濯運転プログラムに従って、各行程が実行される。即
ち、まず、給水弁7が閉鎖状態から開放駆動されて給水
行程が実行され、そして水位スイッチ21により所定水位
が検出されると給水弁7の駆動が停止される。次に、洗
濯モータ6が設定時間駆動されて洗い行程が実行され
る。そして、この洗い行程の終了と共に、制御回路5か
ら排水弁駆動信号Shが所定時間で出力され、これによっ
て排水弁8が閉鎖状態から適宜時間開放駆動されて中間
排水行程が実行され、そして排水弁駆動信号Shの出力停
止によりこの排水弁8が閉鎖されてこの中間排水行程を
実行する。この後給水行程を経てすすぎ行程が実行さ
れ、そして最終行程である排水行程を上記中間排水行程
と同様に実行する。斯様にして洗濯運転が行われ、その
終了状態では、排水弁8は閉鎖状態にある。
次に脱水運転について述べる。この脱水運転は排水弁制
御プログラムを含んだ脱水運転プログラムに従って実行
されるもので、制御回路5はこの運転プログラムに排水
補償時間を一定時間Thで設定している。まず、脱水モー
ド設定スイッチ18により脱水モード(脱水時間)を適宜
設定する。この設定脱水時間をTdとする。
御プログラムを含んだ脱水運転プログラムに従って実行
されるもので、制御回路5はこの運転プログラムに排水
補償時間を一定時間Thで設定している。まず、脱水モー
ド設定スイッチ18により脱水モード(脱水時間)を適宜
設定する。この設定脱水時間をTdとする。
而して、スタートスイッチ19が操作されると、制御回路
5は、この脱水運転プログラムを第4図のフローチャー
トに示すように実行する。この第4図において、まず、
ステップS1では、脱水モータ駆動信号Sdを出力し、以て
脱水モータ9を駆動する。そして次のステップS2ではタ
イムカウントを開始し、次いでステップS3では、先に行
われた洗濯運転が、排水行程を最後にして終了したか否
かの判断をする。ここで、先の洗濯運転における最終行
程が排水行程以外であるときには、このステップS3の
「NO」に従ってステップS4に移行し、前述の設定脱水時
間Tdを経過したところでステップS5に移行し、脱水モー
タ駆動信号Sdの出力を停止し、以て脱水モータ9の駆動
を停止して脱水運転を終了する。
5は、この脱水運転プログラムを第4図のフローチャー
トに示すように実行する。この第4図において、まず、
ステップS1では、脱水モータ駆動信号Sdを出力し、以て
脱水モータ9を駆動する。そして次のステップS2ではタ
イムカウントを開始し、次いでステップS3では、先に行
われた洗濯運転が、排水行程を最後にして終了したか否
かの判断をする。ここで、先の洗濯運転における最終行
程が排水行程以外であるときには、このステップS3の
「NO」に従ってステップS4に移行し、前述の設定脱水時
間Tdを経過したところでステップS5に移行し、脱水モー
タ駆動信号Sdの出力を停止し、以て脱水モータ9の駆動
を停止して脱水運転を終了する。
ところで、ステップS3において、先の自動洗濯運転が排
水行程を最後として終了したのであれば、このステップ
S3の「YES」に従ってステップS6に移行する。このステ
ップS6では、排水弁駆動信号Shを出力して排水弁8を閉
鎖状態から開放駆動する。次いでステップS7では洗濯運
転についてのスタートスイッチ17からの洗濯運転開始信
号SSの入力が有るか否かの判断がなされる。その入力が
無い場合には次のステップS8に移行し、この時点で脱水
モータ駆動信号Sdが出力されているか否かを判断し、こ
の場合には出力されているので、その「YES」に従って
ステップS9に移行する。このステップS9では、タイムカ
ウントによるカウント時間が設定脱水時間Tdを経過した
か否かの判断がなされ、経過していなければその「NO」
に従ってステップS10に移行する。このステップS10で
は、排水弁駆動信号Shが出力されているか否かの判断が
なされ、。この場合出力されているので、その「YES」
に従ってステップS11に移行し、カウント時間が排水補
償時間Thを経過しているか否かの判断がなされ、経過し
ていなければ、その「NO」に従ってステップS12に移行
する。このステップS12では脱水モータ駆動信号Sd及び
排水弁駆動信号Shが共に出力停止状態であるか否かの判
断がなされ、この場合、いずれの信号も出力状態にある
ので、このステップS12の「NO」に従って、前述のステ
ップS7に戻る。
水行程を最後として終了したのであれば、このステップ
S3の「YES」に従ってステップS6に移行する。このステ
ップS6では、排水弁駆動信号Shを出力して排水弁8を閉
鎖状態から開放駆動する。次いでステップS7では洗濯運
転についてのスタートスイッチ17からの洗濯運転開始信
号SSの入力が有るか否かの判断がなされる。その入力が
無い場合には次のステップS8に移行し、この時点で脱水
モータ駆動信号Sdが出力されているか否かを判断し、こ
の場合には出力されているので、その「YES」に従って
ステップS9に移行する。このステップS9では、タイムカ
ウントによるカウント時間が設定脱水時間Tdを経過した
か否かの判断がなされ、経過していなければその「NO」
に従ってステップS10に移行する。このステップS10で
は、排水弁駆動信号Shが出力されているか否かの判断が
なされ、。この場合出力されているので、その「YES」
に従ってステップS11に移行し、カウント時間が排水補
償時間Thを経過しているか否かの判断がなされ、経過し
ていなければ、その「NO」に従ってステップS12に移行
する。このステップS12では脱水モータ駆動信号Sd及び
排水弁駆動信号Shが共に出力停止状態であるか否かの判
断がなされ、この場合、いずれの信号も出力状態にある
ので、このステップS12の「NO」に従って、前述のステ
ップS7に戻る。
而して、ステップS7→ステップS8→ステップS9→ステッ
プS10→ステップS11→ステップS12→ステップS7といっ
た閉ループのルーチンでは、洗濯運転が開始されないも
とに、脱水運転開始からの経過時間が設定脱水時間Tdを
経過したか否か,又排水弁8の開放時間が排水補償時間
Thを経過したか否かの判断がなされる。
プS10→ステップS11→ステップS12→ステップS7といっ
た閉ループのルーチンでは、洗濯運転が開始されないも
とに、脱水運転開始からの経過時間が設定脱水時間Tdを
経過したか否か,又排水弁8の開放時間が排水補償時間
Thを経過したか否かの判断がなされる。
ここで、設定脱水時間Tdが排水補償時間Thよりも短い場
合には、設定脱水時間Tdのタイムアップが排水補償時間
Thのタイムアップよりも早いから、設定脱水時間Tdの経
過時点でステップS3の「YES」に従ってステップS13に移
行し、脱水モータ駆動信号Sdの出力を停止し、以て脱水
モータ9の駆動を停止し、そしてステップS12に移行す
る。この後、該ステップS12→ステップS7→ステップS8
→ステップS10→ステップS11→ステップS12といった閉
ループのルーチンに従う。このことから分るように、脱
水実行時間が短い場合でも、その脱水実行時間に左右さ
れずに排水弁8を一定の排水補償時間Thで自動的に開放
制御できる。従って、洗い槽側で先に行われた洗濯運転
終了後に排水弁8部分に発生した残水をその一定の排水
補償時間Thで確実に排出できる。
合には、設定脱水時間Tdのタイムアップが排水補償時間
Thのタイムアップよりも早いから、設定脱水時間Tdの経
過時点でステップS3の「YES」に従ってステップS13に移
行し、脱水モータ駆動信号Sdの出力を停止し、以て脱水
モータ9の駆動を停止し、そしてステップS12に移行す
る。この後、該ステップS12→ステップS7→ステップS8
→ステップS10→ステップS11→ステップS12といった閉
ループのルーチンに従う。このことから分るように、脱
水実行時間が短い場合でも、その脱水実行時間に左右さ
れずに排水弁8を一定の排水補償時間Thで自動的に開放
制御できる。従って、洗い槽側で先に行われた洗濯運転
終了後に排水弁8部分に発生した残水をその一定の排水
補償時間Thで確実に排出できる。
又、設定脱水時間Tdが排水補償時間Thよりも長い場合に
は、排水補償時間Thが設定脱水時間Tdよりも早くタイム
アップするから、排水補償時間Thの経過時点で、ステッ
プS11の「YES」に従ってステップS14に移行する。この
ステップS14では排水弁駆動信号Shの出力を停止し、以
て排水弁8を閉鎖する。この後、ステップS12→ステッ
プS7→ステップS8→ステップS9→ステップS10→ステッ
プS12といった閉ループのルーチンに従う。このルーチ
ンから分るように、脱水運転実行時間が長い場合でも、
その脱水実行時間に左右されずに排水弁8を一定の排水
補償時間Thで自動的に開放制御できる。従って、洗い槽
側で先に行われた洗濯運転終了後に排水弁8部分に発生
した残水をその一定の排水補償時間で確実に排出できる
と共に、排水弁8が無駄に駆動されることもなく、消費
電力を減少できる。
は、排水補償時間Thが設定脱水時間Tdよりも早くタイム
アップするから、排水補償時間Thの経過時点で、ステッ
プS11の「YES」に従ってステップS14に移行する。この
ステップS14では排水弁駆動信号Shの出力を停止し、以
て排水弁8を閉鎖する。この後、ステップS12→ステッ
プS7→ステップS8→ステップS9→ステップS10→ステッ
プS12といった閉ループのルーチンに従う。このルーチ
ンから分るように、脱水運転実行時間が長い場合でも、
その脱水実行時間に左右されずに排水弁8を一定の排水
補償時間Thで自動的に開放制御できる。従って、洗い槽
側で先に行われた洗濯運転終了後に排水弁8部分に発生
した残水をその一定の排水補償時間で確実に排出できる
と共に、排水弁8が無駄に駆動されることもなく、消費
電力を減少できる。
また、このように、自動洗濯運転が排水行程を最後とし
て終了した後に脱水運転が開始されたときには、それに
伴い一定の排水補償時間で排水弁8を自動的に開放制御
するから、使用者が例えば排水後の残水処理を忘れたと
しても自動的に残水処理が実行され、よって、使用者が
残水処理を留意しておく必要がなく、きわめて便利であ
る。
て終了した後に脱水運転が開始されたときには、それに
伴い一定の排水補償時間で排水弁8を自動的に開放制御
するから、使用者が例えば排水後の残水処理を忘れたと
しても自動的に残水処理が実行され、よって、使用者が
残水処理を留意しておく必要がなく、きわめて便利であ
る。
一方、このような排水弁8の制御時において、洗濯運転
についてのスタートスイッチ17が操作されて洗濯運転開
始信号SSが制御回路5に入力されると、ステップS7の
「YES」に従って、ステップS15に移行する。このステッ
プS15では、排水弁駆動信号Shの出力制御を洗濯運転プ
ログラムに依存させ、以て排水弁8の制御について洗濯
運転で行なう制御を優先する。よって脱水運転が実行さ
れている場合に洗濯運転が開始されてもその洗濯運転に
ついて何等の支障も発生しない。尚、この後排水弁8
は、通常、自動洗濯運転が給水行程から開始されるの
で、その洗濯運転プログラムに従って閉鎖状態とされ
る。この後、前述のステップS4,ステップS5を経て脱水
運転が終了する。尚、この脱水運転の実行中に洗濯運転
開始信号SSの入力がない場合には、いずれ設定脱水時間
Td及び排水補償時間Thがタイムアップするので、ステッ
プS12の「YES」に従って脱水運転を終了する。
についてのスタートスイッチ17が操作されて洗濯運転開
始信号SSが制御回路5に入力されると、ステップS7の
「YES」に従って、ステップS15に移行する。このステッ
プS15では、排水弁駆動信号Shの出力制御を洗濯運転プ
ログラムに依存させ、以て排水弁8の制御について洗濯
運転で行なう制御を優先する。よって脱水運転が実行さ
れている場合に洗濯運転が開始されてもその洗濯運転に
ついて何等の支障も発生しない。尚、この後排水弁8
は、通常、自動洗濯運転が給水行程から開始されるの
で、その洗濯運転プログラムに従って閉鎖状態とされ
る。この後、前述のステップS4,ステップS5を経て脱水
運転が終了する。尚、この脱水運転の実行中に洗濯運転
開始信号SSの入力がない場合には、いずれ設定脱水時間
Td及び排水補償時間Thがタイムアップするので、ステッ
プS12の「YES」に従って脱水運転を終了する。
[発明の効果] 本発明は以上の記述にて明らかなように、洗い槽側に給
水弁,洗濯モータ及び排水弁等を備えると共に、脱水槽
側に脱水モータ等を備え、且つ、前記給水弁,洗濯モー
タ,排水弁等を駆動制御して自動洗濯運転を行なうと共
に脱水モータ等を駆動制御して脱水運転を行なう制御回
路を備えたものにおいて、前記制御回路は、前記自動洗
濯運転が排水行程を最後として終了した後に脱水運転が
開始されたときには、それに伴い一定の排水補償時間で
前記排水弁を自動的に開放制御することを特徴とするも
のであり、これにて、洗い槽側で発生する残水を、脱水
運転の実行に伴って、確実に且つ消費電力の無駄を来た
すことなく排出でき、しかも残水処理を自動的に実行で
きて使用者が残水処理を留意しておく必要がなく、きわ
めて便利となし得るという優れた効果を奏する。
水弁,洗濯モータ及び排水弁等を備えると共に、脱水槽
側に脱水モータ等を備え、且つ、前記給水弁,洗濯モー
タ,排水弁等を駆動制御して自動洗濯運転を行なうと共
に脱水モータ等を駆動制御して脱水運転を行なう制御回
路を備えたものにおいて、前記制御回路は、前記自動洗
濯運転が排水行程を最後として終了した後に脱水運転が
開始されたときには、それに伴い一定の排水補償時間で
前記排水弁を自動的に開放制御することを特徴とするも
のであり、これにて、洗い槽側で発生する残水を、脱水
運転の実行に伴って、確実に且つ消費電力の無駄を来た
すことなく排出でき、しかも残水処理を自動的に実行で
きて使用者が残水処理を留意しておく必要がなく、きわ
めて便利となし得るという優れた効果を奏する。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は電気的構成の
ブロック図、第2図は操作パネルの正面図、第3図は洗
濯機全体の斜視図、第4図は作用説明のためのフローチ
ャートである。 図中、5は制御回路、6は洗濯モータ、7は給水弁、8
は排水弁、9は脱水モータ、17はスタートスイッチ、19
はスタートスイッチである。
ブロック図、第2図は操作パネルの正面図、第3図は洗
濯機全体の斜視図、第4図は作用説明のためのフローチ
ャートである。 図中、5は制御回路、6は洗濯モータ、7は給水弁、8
は排水弁、9は脱水モータ、17はスタートスイッチ、19
はスタートスイッチである。
Claims (2)
- 【請求項1】洗い槽側に給水弁,洗濯モータ及び排水弁
等を備えると共に、脱水槽側に脱水モータ等を備え、且
つ、前記給水弁,洗濯モータ,排水弁等を駆動制御して
自動洗濯運転を行なうと共に脱水モータ等を駆動制御し
て脱水運転を行なう制御回路を備えたものにおいて、前
記制御回路は、前記自動洗濯運転が排水行程を最後とし
て終了した後に脱水運転が開始されたときには、それに
伴い一定の排水補償時間で前記排水弁を自動的に開放制
御することを特徴とする二槽式洗濯機。 - 【請求項2】制御回路は、排水補償時間での排水弁の開
放制御時に洗濯運転が開始されたときには、その排水弁
の制御については洗濯運転で行なう駆動制御を優先する
ようにしたとこを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の二槽式洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61278979A JPH0716557B2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 二槽式洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61278979A JPH0716557B2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 二槽式洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63132694A JPS63132694A (ja) | 1988-06-04 |
JPH0716557B2 true JPH0716557B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=17604734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61278979A Expired - Lifetime JPH0716557B2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 二槽式洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716557B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5462667A (en) * | 1977-10-27 | 1979-05-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Drain control mechanism for double tank type washer-dryer |
-
1986
- 1986-11-21 JP JP61278979A patent/JPH0716557B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63132694A (ja) | 1988-06-04 |
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