JPH0716514Y2 - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JPH0716514Y2
JPH0716514Y2 JP1990029741U JP2974190U JPH0716514Y2 JP H0716514 Y2 JPH0716514 Y2 JP H0716514Y2 JP 1990029741 U JP1990029741 U JP 1990029741U JP 2974190 U JP2974190 U JP 2974190U JP H0716514 Y2 JPH0716514 Y2 JP H0716514Y2
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JP
Japan
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seat
leg
seat cushion
cushion
floor
Prior art date
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Application number
JP1990029741U
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English (en)
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JPH03121130U (ja
Inventor
雅博 児玉
Original Assignee
池田物産株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、車両の荷室のタイヤハウス上方に格納する形
式の折畳み可能な車両用シートに関するものである。
《従来の技術》 従来のこの種の車両用シートとしては実開昭61-143937
号公報に開示されたものがある。この開示技術は第4図
で示すように、シートバック20を後傾可能に取り付けた
シートクッション21の右側部(車両の前方に向かって)
をヒンジ部材22を介して、荷室23内のタイヤハウス24の
上面部に取り付け、シートクッション21の裏面部に折畳
み可能に脚体25を設け、この脚体25を開いた状態で、こ
の脚体25でシートクッション21を支持し、この脚体25に
設けたロック機構26のフックを、荷室23に床部27に突設
したストライカー28に係止して、車両用シートが着座状
態にしてある。そして、シートベルト29は、第5図に示
すようにロック機構26の本体に取り付けてあった。
この着座状態の車両用シートを格納する場合には、ま
ず、シートバック20を後ろに倒してシートクッション21
と同一平面内に位置させ、ロック機構26のフックをスト
ライカー28から外し、シートクッション21を持ち上げて
ヒンジ部材22を支点に回動し、車両用シートをタイヤハ
ウス24の上方に格納する。次に、前記脚体25を折り畳ん
で、この脚体25をシートクッション21の裏面に格納す
る。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、従来例にあっては、シートクッション21
に折畳み可能に取り付けられた脚体25に設けたロック機
構26にシートベルト29が取り付けてあるために、脚体25
を介してクッションフレームにシートベルト入力が入
り、この脚体25およびクッションフレームをロック強度
に見合う強度にする必要があるという問題点があった。
また、シートベルト29が、使用以外は邪魔になるし、さ
らに、車両用シートを格納した状態では、床部27にスト
ライカー28が残るし、シートクッション21の裏面部には
折り畳んだ脚体25が表出していて、見栄えが悪いばかり
か、荷室スペースが脚体分だけ減少するという問題点が
あった。
また、第6図に示す従来例にあっては、シートベルト29
はシートクッション21のクッションフレームに取り付け
てあり、これも、上記の従来例のものと同様な問題点が
あった。
本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであっ
て、その目的とするところは、シートクッションにシー
トベルトのロック強度に見合う強度が必要でなくなるば
かりか、不使用時においてもシートベルトが邪魔になら
ず、荷室の床部にはストライカーのような突起物の突出
がなく、また、格納状態でのシートクッションの裏面に
は何も取り付けられておらず、見栄えが良好になるばか
りか荷室スペースが脚体分だけ広くなる車両用シートを
提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するために本考案は、荷室内の側部に
格納される車両用シートにおいて、シートクッションと
このシートクッションを支持する脚体とを分離して、こ
の脚体を荷室の床部に傾倒可能に設けると共に、この脚
体の内側にシートベルトを格納可能になるように該シー
トベルトの基部を前記脚体の上面部に取り付け、該脚体
と前記シートベルトとを格納する格納凹部を前記床部に
設け、脚体を立ち上げて該脚体の上面部にシートクッシ
ョンを載せて前記シートクッションに設けたロック機構
のフックを前記脚体に設けたストライカーに係合して前
記脚体上に前記シートクッションを着座状態に支持させ
るようにしたことを特徴とする。
《作用》 かかる構成にすることにより、シートクッション側には
シートベルトの入力が入らないようになり、このシート
クッションにシートベルトのロック強度に見合う強度が
必要でなくなる。また、シートクッションを持ち上げ
て、車両用シートを格納し、前記脚体を倒して、この脚
体およびシートベルトを格納凹部内に格納すると、脚体
は床部と同一平面内に位置し、この床部にはストライカ
ーのような突起物の突出がなくなる。また、格納状態で
はシートベルトの表出がなく、また、シートクッション
の裏面には何も取り付けられていないために見栄えが良
好になるばかりか荷室スペースが脚体分だけ広くなる。
《実施例》 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に基づいて
説明する。
第1図は本考案に係わる車両用シートの正面図、第2図
は同正面側からの斜視図である。この車両用シート1は
シートクッション2とこのシートクッション2に傾動可
能に取り付けられたシートバック3を備えており、シー
トクッション2の右側部の下縁部がヒンジ部材4を介し
てタイヤハウス5の上面部に取り付けてある。また、シ
ートクッション2の左側部の前後にはロック機構6が設
けてある。これらロック機構6はフック6aを備えてい
る。
荷室9の床部10には、着座状態の車両用シート1の下方
に位置させて格納凹部11が設けてある。この格納凹部11
の左側縁部には脚体12の下端部がヒンジ部材13を介して
取り付けてあり、この脚体12の上面部12aの前、後部
は、その中央部に比べて一段高くなっており、これら前
後部にはストライカー14が設けてある。また、脚体12の
左側面部12bには、フロアカーペット15と同じカーペッ
ト16が取り付けてある。また、脚体12の上面部12aの中
央部にはシートベルト7の基部が回転ヒンジ部材8を介
して取り付けてある。このシートベルト7は自立式のも
のである。
前記格納凹部11は、脚体12の形状にほぼ等しい形状であ
り、格納凹部11の右側部の前後にはストライカー格納部
11aが形成してある。
そして、脚体12を垂直に立てて、この脚体12の上面部12
aの前、後部にシートクッション2を載せ、前記ロック
機構6のフック6aをストライカー14に係脱可能に係止し
て、脚体12にシートクッション2を係止して、車両用シ
ート1が着座状態にしてある。この場合、シートベルト
7は上方に立ち上がった状態であって、シートクッショ
ン2の左側方に位置している。
この着座状態の車両用シート1を格納する場合には、ま
ず、シートバック3を後ろに倒してシートクッション2
と同一平面内に位置させ、ロック機構6のフック6aをス
トライカー14から外し、シートクッション2を持ち上げ
てヒンジ部材4を支点に回動し、車両用シート1をタイ
ヤハウス5の上方に格納する。次に、前記シートベルト
7を回転ヒンジ部材8を中心にして第3図に矢印で示す
方向に回転して脚体12の右側部側に格納し、次に、脚体
12をヒンジ部材13を支点にして右側に倒し、この脚体12
を格納凹部11内に格納する。この場合、脚体12の左側面
部12bは床部10と同一平面内に位置し、フロアカーペッ
ト15と脚体12に取り付けたカーペット16が一体になる。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案は、シートクッションとこ
のシートクッションを支持する脚体とを分離して、この
脚体を荷室の床部に傾倒可能に設けると共に、この脚体
の内側にシートベルトを格納可能になるように該シート
ベルトの基部を前記脚体の上面部に取り付け、該脚体と
前記シートベルトとを格納する格納凹部を前記床部に設
け、脚体を立ち上げて該脚体の上面部にシートクッショ
ンを載せて前記シートクッションに設けたロック機構の
フックを前記脚体に設けたストライカーに係合して前記
脚体上に前記シートクッションを着座状態に支持させる
ようにしたから、シートクッション側にはシートベルト
の入力が入らないようになり、このシートクッションに
シートベルトのロック強度に見合う強度が必要でなくな
る。また、シートクッションを持ち上げて、車両用シー
トを格納し、前記脚体を倒して、この脚体およびシート
ベルトを格納凹部内に格納すると、脚体は床部と同一平
面内に位置し、この床部にはストライカーのような突起
物の突出がなくなる。また、格納状態ではシートベルト
の表出がなく、また、シートクッションの裏面には何も
取り付けられていないために見栄えが良好になるばかり
か荷室スペースが脚体分だけ広くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる車両用シートの正面図、第2図
は同正面側からの斜視図、第3図は同格納状態の説明
図、第4図は従来の車両用シートの格納状態の斜視図、
第5図および第6図は従来の車両用シートにおけるシー
トベルトの取付状態を示す斜視図である。 2……シートクッション、7……シートベルト、9……
荷室、10……床部、11……格納凹部、12……脚体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷室内の側部に格納される車両用シートに
    おいて、シートクッションとこのシートクッションを支
    持する脚体とを分離して、この脚体を荷室の床部に傾倒
    可能に設けると共に、この脚体の内側にシートベルトを
    格納可能になるように該シートベルトの基部を前記脚体
    の上面部に取り付け、該脚体と前記シートベルトとを格
    納する格納凹部を前記床部に設け、脚体を立ち上げて該
    脚体の上面部にシートクッションを載せて前記シートク
    ッションに設けたロック機構のフックを前記脚体に設け
    たストライカーに係合して前記脚体上に前記シートクッ
    ションを着座状態に支持させるようにしたことを特徴と
    する車両用シート。
JP1990029741U 1990-03-24 1990-03-24 車両用シート Expired - Lifetime JPH0716514Y2 (ja)

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JP1990029741U JPH0716514Y2 (ja) 1990-03-24 1990-03-24 車両用シート

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03121130U JPH03121130U (ja) 1991-12-11
JPH0716514Y2 true JPH0716514Y2 (ja) 1995-04-19

Family

ID=31532491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990029741U Expired - Lifetime JPH0716514Y2 (ja) 1990-03-24 1990-03-24 車両用シート

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110039U (ja) * 1983-12-28 1985-07-26 愛知機械工業株式会社 シ−ト
JPH01115943U (ja) * 1988-01-30 1989-08-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03121130U (ja) 1991-12-11

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