JPH0716486Y2 - 空調制御装置の取付構造 - Google Patents

空調制御装置の取付構造

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JPH0716486Y2
JPH0716486Y2 JP13538989U JP13538989U JPH0716486Y2 JP H0716486 Y2 JPH0716486 Y2 JP H0716486Y2 JP 13538989 U JP13538989 U JP 13538989U JP 13538989 U JP13538989 U JP 13538989U JP H0716486 Y2 JPH0716486 Y2 JP H0716486Y2
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JP
Japan
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control device
conditioning control
air conditioning
instrument panel
mounting
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JP13538989U
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浩之 小松
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Kojima Industries Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車両のインスツルメントパネル部に取付けら
れる空調制御装置の取付構造に関する。
[従来の技術] 第4図ないし第7図に示すように、車両のインスツルメ
ントパネル1の空調制御装置用開口部2には、空調制御
装置3、たとえばヒータコントロール装置が取付けられ
る。空調制御装置3は、ボデー側に取付けられるインス
ツルメントパネル1に形成されたフレーム4に固定され
るが、従来は、まず空調制御装置3をインスツルメント
パネル1に取付けてから、クラスター5を取付けてい
た。このクラスター5は、空調制御装置3の周縁部を覆
うもので、主として意匠パネルおよび保護カバーとして
機能するものである。クラスター5取付前には、通常、
クラスター3とインスツルメントパネル1の開口部2の
対向部位との間には充分は隙間があるので、空調制御装
置3を略どの部分でも手で掴むことができ、空調制御装
置3を手で掴んで所定の姿勢に保ちながら、空調制御装
置3の取付用ボス部6とそれに対応するインスツルメン
トパネル1側の取付部7との位置を合わせ、ビス等によ
り固定していた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記のような空調制御装置取付構造には、以
下のような問題がある。
まず、クラスター5が空調制御装置3よりも先にインス
ツルメントパネル1に取付けられると、空調制御装置3
の締付け固定時、空調制御装置3を掴む部分がなくなる
ため、締付け作業ができないか、又は極めて困難とな
る。したがって、組付作業工程およびその順序が制限さ
れ、クラスター5を取付けた方が全体の工程上都合がよ
い場合でも、それができないという問題がある。
又、インスツルメントパネルとクラスターとが一体に形
成されている場合には、設計上当然にクラスターがイン
スツルメントパネルの空調制御装置用開口部に挿入、取
付できるように配慮されなければならないが、この場合
にあっても、空調制御装置を掴む部分がないので締付け
作業が相当困難なものになる。
さらに、クラスターよりも先に空調制御装置がインスツ
ルメントパネルに取付けられる場合においても、その空
調制御装置用開口部と空調制御装置との隙間が指も入ら
ない程狭い場合には、やはり組付け作業性が極めて悪い
という問題がある。
本考案は、上記の如き問題点に着目し、たとえクラスタ
ーがインスツルメントパネルに先付されたとしても、あ
るいは、インスツルメントパネルの空調制御装置用開口
部と空調制御装置との隙間が狭い場合にあっても、イン
スツルメントパネルの所定の取付部に空調制御装置を容
易に取付けることができるようにし、組付作業工程上の
制約を除去するとともに組付作業性自体を向上すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的に沿う本考案の空調制御装置の取付構造は、イ
ンスツルメントパネルの空調制御装置用開口部に空調制
御装置を取付け、該空調制御装置の周縁部をクラスター
で覆う空調制御装置の取付構造において、空調制御装置
に、該空調制御装置の前面側から手を係合させることが
可能で、かつ、係合させた手の操作により空調制御装置
の取付部をインスツルメントパネルの取付部に位置合せ
可能な、取付時操作部を設けたものから成る。
上記取付取付時操作部は、たとえば、指を前面側から挿
入可能な穴(切欠き)、あるいは、手で掴むことが可能
な突起として形成される。
[作用] このような空調制御装置の取付構造においては、例え先
にクラスターが取付けられたとしても、あるいは、取付
けられるべき空調制御装置とインスツルメントパネルの
空調制御装置用開口部との間に指の入らない程狭い隙間
しかなくても、取付時操作部に手(指)を係合させ、該
手の操作により、空調制御装置の取付部をインスツルメ
ントパネルの取付部に正確に位置合せすることができ
る。その状態では、前面側からビス等により容易に空調
制御装置をインスツルメントパネルの所定位置に固定す
ることができるようになる。したがって、クラスターを
必ず後付けしなければならないという組付作業工程上の
制約はなくなる。また、前面側から、空調制御装置を所
望の姿勢に保持したり、所定の位置に移動、調整したり
できるようになるので、組付作業が極めて容易になる。
[実施例] 以下に、本考案の望ましい実施例を、図面を参照して説
明する。
第1図ないし第3図は、本考案の一実施例に係る空調制
御装置の取付構造を示している。なお、インスツルメン
トパネルとクラスターの構造については、第4図に示し
た構造に準じる。
第1図ないし第3図において、インスツルメントパネル
11の空調制御装置用開口部12に、空調制御装置13が取付
けられる。空調制御装置用開口部12には、取付部14が設
けられており、取付部14には取付用孔15が穿設されてい
る。空調制御装置13周縁部、本実施例では前面側側部に
は、取付用ボス部16が穿設されており、該取付用ボス部
16にはねじ穴17が形成されている。前面側から、ビス又
はボルト(図示略)を取付用孔15に差し込み、ねじ穴17
に螺合させて締め付けていくことにより、取付用ボス部
16が取付部14に固定され、該固定を介して空調制御装置
13がインスツルメントパネル11に固定されるようになっ
ている。
この空調制御装置13の前面側周縁部には、クラスター18
が取付けられる。クラスター18は、インスツルメントパ
ネル11に嵌め込み固定されるか、あるいはビス等の締結
手段を利用して固定される。
空調制御装置13には、空調制御装置13に前面側から手を
係合させることが可能で、かつ、係合させた手の操作に
より空調制御装置13の取付用ボス部16をインスツルメン
トパネル11の取付部14に位置合せ可能な取付時操作部と
しての引出し用穴19が設けられている。この引出し用穴
19は、指を挿入でき、挿入した指で引っ掛けて空調制御
装置13を前面側に引きつけることができるように形成さ
れている。本実施例では、引出し用穴19は、空調制御装
置13の操作レバー用長穴20、21の間の部分に設けられて
いる。この部分は、従来、空調制御装置を極力単純な形
状とするため、その周囲の部分と面一に形成されてお
り、特に有効活用されていなかった部分である。
なお、図示は省略するが、取付時操作部としては、本実
施例に示した引出し用穴19の他、突起でもよい。たとえ
ば空調制御装置13にその前面側に突出する突起を設け、
該突起を手で掴んで空調制御装置13の保持、位置合せが
できるようにしてもよい。
上記のように構成された実施例構造においては、空調制
御装置13は次のように取付けられる。
ボデー側の所定位置に空調制御装置13が設置され、その
空調制御装置13の前面側から、インスツルメントパネル
11とクラスター18とが予め組付けられたアセンブリとし
てかぶせられる。そして、インスツルメントパネル11の
空調制御装置用開口部12から手を突込んで、空調制御装
置13に引出し用穴19に引掛けて空調制御装置13を手前側
に引きつけ、取付用ボス部16のねじ穴17と、取付部14の
取付用孔15の位置を合わせる。この状態で、ビス等の締
結手段を前面側から取付用孔15、ねじ穴17に挿入、ねじ
込みし、空調制御装置13をインスツルメントパネル11に
固定する。なお、前面側からビス等が見える部分につい
ては、該ビス等を締付けた後、その部分を覆うピース
(意匠パネルの一部を構成するもの)を両面テープ等で
取付けるようにしてもよい。
このような空調制御装置13の取付構造においては、先に
インスツルメントパネル11とクラスター18とが組付けら
れていても、空調制御装置13取付時に空調制御装置13の
引出し用穴19に指を引掛けて空調制御装置13の姿勢、位
置を調整できるので、空調制御装置13を容易に固定、取
付けできるようになる。また、引出し用穴19には前面側
から指を差し込めるようにしてあるので、空調制御装置
13周縁部とインスツルメントパネル11の空調制御装置用
開口部12との隙間が極めて小さい場合にあっても、空調
制御装置13の取付けのための位置合せを空調制御装置13
前面側から容易に行うことができる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の空調制御装置の取付構造
によるときは、空調制御装置に取付時操作部を設けて、
空調制御装置の前面側から、取付けのための空調制御装
置の位置調整を容易に行うことができるようにしたの
で、クラスターがインスツルメントパネルに先付けされ
たとしても、あるいは、インスツルメントパネルの空調
制御装置用開口部と空調制御装置との隙間が極めて狭い
場合にあっても、容易に空調制御装置をインスツルメン
トパネルの所定部位に固定できるようになり、組付け作
業順序等の組付工程上の制約を解除できるとともに、空
調制御装置の取付作業を大幅に容易化できるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る空調制御装置の取付構
造の正面図、 第2図は第1図の構造の斜視図 第3図は第1図のIII−III線に沿う縦断面図、 第4図はインスツルメントパネルとクラスターとの取合
い関係の一例を示す分解正面図、 第5図は従来の空調制御装置の取付構造の正面図、 第6図は第5図の斜視図、 第7図は第5図のVII−VII線に沿う縦断面図、である。 11……インスツルメントパネル 12……空調制御装置用開口部 13……空調制御装置 14……取付部 15……取付用孔 16……取付用ボス部 17……ねじ穴 18……クラスター 19……取付時操作部としての引出し用穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インスツルメントパネルの空調制御装置用
    開口部に空調制御装置を取付け、該空調制御装置の周縁
    部をクラスターで覆う空調制御装置の取付構造におい
    て、空調制御装置に、該空調制御装置の前面側から手を
    係合させることが可能で、かつ、係合させた手の操作に
    より空調制御装置の取付部をインスツルメントパネルの
    取付部に位置合せ可能な、取付時操作部を設けたことを
    特徴とする空調制御装置の取付構造。
JP13538989U 1989-11-24 1989-11-24 空調制御装置の取付構造 Expired - Lifetime JPH0716486Y2 (ja)

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JPH0375009U JPH0375009U (ja) 1991-07-29
JPH0716486Y2 true JPH0716486Y2 (ja) 1995-04-19

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