JPH07164262A - 低建物ユニット用治具 - Google Patents

低建物ユニット用治具

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JPH07164262A
JPH07164262A JP31348693A JP31348693A JPH07164262A JP H07164262 A JPH07164262 A JP H07164262A JP 31348693 A JP31348693 A JP 31348693A JP 31348693 A JP31348693 A JP 31348693A JP H07164262 A JPH07164262 A JP H07164262A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】既存の総組み作業用の生産設備の一部を改良す
ればその生産設備を利用でき、これによって高さ寸法が
標準高さ寸法の建物ユニットの高さより低く形成された
低建物ユニットの総組み作業が行えるようになる低建物
ユニット用治具を提供する。 【構成】 天井パネル3、床パネル4および2枚の妻パ
ネル5,6を備えた低建物ユニット1を形成し、この低
建物ユニット1の妻パネル5,6の上部にそれぞれ治具
7,8を着脱可能に取付ける。治具7,8の高さは、こ
れを妻パネル5,6に取付けたとき、妻パネル5,6を
含めた治具7,8の高さ寸法が標準高さ寸法の建物ユニ
ットの高さと同じになる高さ寸法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低建物ユニット用治具に
係り、さらに詳しくは、高さ寸法が標準の高さを有する
標準建物ユニットの高さよりも低く形成された低建物ユ
ニットに取付けられ、この低建物ユニットの総組み作業
時に利用される低建物ユニット用治具に関する。
【0002】
【背景技術】ユニット式建物は、予め工場で生産された
複数の建物ユニットを建設現場で組合わせるユニット工
法により建てられる。それぞれの建物ユニットは、上下
の水平な天井パネル、床パネルと、これらの天井パネ
ル、床パネルの両側の垂直な妻パネルとを備え高さ寸法
が標準高さを有するボックス型に形成され、これらの天
井パネル、床パネル、妻パネルを接合する総組み作業は
工場で行われる。
【0003】この標準高さを有する建物ユニットの総組
み作業を行うための生産設備として、例えば特願平2−
335172が挙げられる。この発明によれば、総組み
作業を行う生産設備において一対の支持台で対向する2
枚の垂直な妻パネルの上下端部を支持するとともに、こ
の妻パネルを、所定の位置関係に配置された天井パネル
と床パネルとに接続状態とした後、溶接によりこれらを
接合して建物ユニットの総組み作業を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザの要
望等によりユニット式建物も多様化しており、例えば標
準高さ寸法の建物ユニットの他、高さ寸法が標準高さ寸
法の建物ユニットの高さより低く形成された建物ユニッ
ト(低建物ユニット)が使用されることもあり、これら
を組合わせたユニット式建物も建てられている。この低
建物ユニットも、前記建物ユニットと同様に上下の水平
な天井パネル、床パネルと、これらの天井パネル、床パ
ネルの両側の垂直な妻パネルとを備えて構成されてお
り、これらの各パネルを接合する総組み作業の工程は建
物ユニットの総組み作業とほとんど同じである。従っ
て、低建物ユニットの総組み作業も、高さ寸法こそ異な
るが標準建物ユニットの総組み作業と同様の生産設備に
より行わなければならない。これによると、標準建物ユ
ニット用の生産設備の他に低建物ユニット用の生産設備
を準備しなければならず、この結果、コストがかかると
いう問題が生じる。この場合、低建物ユニット用の生産
設備を準備しなくても、低建物ユニットの総組み作業を
標準建物ユニットにおける総組み作業用の生産設備を利
用して行えれば好都合であるため、標準建物ユニットに
おける総組み作業用の生産設備の一部を改良すれば低建
物ユニットの総組み作業に利用できるようになる低建物
ユニット用の治具が望まれている。
【0005】本発明の目的は、既存の総組み作業用の生
産設備の一部を改良すればその生産設備を利用でき、こ
れによって高さ寸法が標準高さ寸法の建物ユニットの高
さより低く形成された低建物ユニットの総組み作業が行
えるようになる低建物ユニット用治具を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る低ユニット
用治具は、床パネル、天井パネルおよび対向する垂直な
2個の妻パネルを備えるとともに、高さ寸法が標準の高
さを有する標準建物ユニットの高さよりも低く形成され
た低建物ユニットの前記2個の妻パネルに取り外し可能
に取付けられ、前記各妻パネルに取付け後、これらの妻
パネルを含む高さ寸法が前記標準建物ユニットの高さと
同じになり、前記標準建物ユニットの総組み時に使用さ
れる生産設備の前記標準建物ユニットにおける垂直な2
個の妻パネルを支持する一対の妻パネル支持台に前記低
建物ユニットの妻パネルを含めて支持されることを特徴
としたものである。
【0007】この低ユニット用治具において、治具は低
建物ユニットにおける2個の妻パネルの上部または下部
のいずれかに取付けられていてもよい。
【0008】
【作用】このような本発明では、低建物ユニットの2個
の妻パネルの上部または下部に治具が取付けられ、これ
によってこれらの妻パネルを含む治具の高さ寸法が標準
建物ユニットの高さと同じ高さになるので、標準建物ユ
ニットの総組み作業に使用する生産設備における妻パネ
ル支持台で、妻パネルを含めて治具を支持できるように
なり、標準建物ユニットの総組み作業用の生産設備の一
部を改良するだけで低建物ユニットの組立て作業を行え
る。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜4には、第1実施例に係る低建物ユニット
用治具が示されている。この実施例は、低建物ユニット
1を構成する妻パネル5,6の上部に治具7,8を取付
け、これにより妻パネル5,6の下端から治具7,8の
上端までの高さ寸法が標準建物ユニットの高さとなるよ
うにしたものである。ここで、低建物ユニット1とは、
図3に示すように、その高さ寸法が標準の高さを有する
標準建物ユニットの高さよりも低く形成された建物ユニ
ットをいい、このような低建物ユニット1は例えば収納
用として使用されている。また、図2に示すように、治
具7,8を取付けた低建物ユニット1を以下には治具付
きユニット2という。
【0010】図1には、治具付きユニット2を構成する
天井パネル3および床パネル4と、これらの天井パネル
3、床パネル4の長辺方向両側に配置され、それぞれ妻
パネル5,6と治具7,8とからなる垂直な妻パネル部
9,10の分解斜視図が示されている。天井パネル3
は、2本の平行な長辺梁12の両端部を取り外し可能な
仮梁13で連結することにより形成され、後述する天井
パネル生産ラインで作られるようになっている。また、
床パネル4は、2本の平行な長辺梁14を図示しない根
太で連結した後に床用面材15を取付けることにより形
成され、後述する床パネル生産ラインで作られるように
なっている。さらに、妻パネル部9,10はそれぞれ前
述のように妻パネル5,6と治具7,8との結合で形成
され、後述する妻パネル生産ラインで作られるようにな
っている。
【0011】妻パネル5,6はそれぞれ2本の柱16,
16を備えており、これら2本の柱16,16の上下端
部には仕口17,18が取付けられている。これらの仕
口17,18には、天井パネル3と床パネル4の長辺梁
12,14が結合可能となっている。
【0012】治具7,8は、妻パネル5,6に対して後
述するように取り外し可能となっているとともに、妻パ
ネル5,6の柱16にそれぞれ仕口17,18を介して
直結する2本の柱20,20と、これらの柱20,20
の上端間を連結する水平部材21とで門型に形成されて
いる。この治具7,8の高さ寸法は、これら7,8を妻
パネル5,6に取付けたとき、妻パネル5,6を含めた
高さ寸法が、標準高さ寸法とされた標準建物ユニットの
高さ寸法と同じになる高さとなっている。
【0013】図4に示すように、治具7,8の柱20の
下端部には蓋板22が固着され、この蓋板22はその下
面が妻パネル5,6における柱16上端部の仕口17の
上面と当接するようになっている。この仕口17の裏面
には2つのナット23,24が固着されており、ナット
23には、蓋板22に明けられたガイド孔22Aに挿入
可能に上方に突出するガイドピン25が取付けられ、他
のナット24には、蓋板22に明けられたボルト孔22
Bと仕口17の上面に明けられたボルト孔17Aから差
し込まれたボルト26が螺合可能となっており、ボルト
26とナット24とを螺合させナット24を締めつける
ことにより、治具7,8と妻パネル5,6とが取り外し
可能に結合されるようになっている。
【0014】図5〜6には、高さ寸法が標準高さを有す
る標準建物ユニットを生産するための生産設備のうち一
部を改良して前述の低建物ユニット1の総組み作業を行
う総組みラインが示されている。上記生産設備は、総組
みラインの他に、図示しないが、天井パネル生産ライ
ン、床パネル生産ライン、妻パネル生産ラインや、総組
み後の低ユニット1を送り込む外壁パネル取付ライン、
造作・設備材取付ライン等を備えており、天井パネル生
産ライン、床パネル生産ライン、妻パネル生産ラインで
生産された各種パネルは総組みラインに送られるように
なっている。
【0015】図5,6において、水平に平行して敷設さ
れた2本の軌条40,40の上には、それぞれ前記妻パ
ネル部9,10を垂直に支持し、モータ41から動力伝
達経路42等を介して図5,6中左右方向に移動する第
1支持台43と、この第1支持台43の対向位置に配置
され、かつ、モータ44の動力によって図中左右方向に
移動する第2支持台45とが設けられている。2本の軌
条40,40の手前側(図5中下側)の外側には、前記
床パネル生産ラインから送られた床パネル4を搬送する
前部コンベア46が配置され、2本の軌条40,40間
には前部コンベア46から送られた床パネル4を受け取
る中間コンベア47が配置され、さらに前部コンベア4
6とは反対側で軌条40,40の外側には総組み作業終
了後の低建物ユニット1を次工程に移送する後部コンベ
ア48が配置されている。そして、第1,2支持台4
3,45と2本の軌条40,40とで囲まれた区域が低
建物ユニット1の総組み作業を行うための組立て位置A
となっている。
【0016】図6に示すように、それぞれの支持台4
3,45の対向する下先端部には、垂直な妻パネル部
9,10を載せるための妻パネル部載置部材49,50
が設けられている。また、両方の支持台43,45の上
部における前部コンベア46側には、図5の通り、ガイ
ド軸51を中心に水平方向に回動可能な第1アーム52
と、ガイド軸51を中心に水平方向に回動可能かつガイ
ド軸51に沿って上下動可能(図8参照)な第2アーム
53とが設けられ、これらのアーム52,53は手作業
等で回動可能となっている。さらに、両方の支持台4
3,45の上部における後部コンベア48側にも、図5
の通り、ガイド軸58を中心に水平方向に回動可能な第
3アーム54と、ガイド軸58を中心に水平方向に回動
可能かつガイド軸58に沿って上下動可能(図8参照)
な第4アーム55とが設けられ、これらのアーム54,
55も手作業等で回動可能となっている。
【0017】第1アーム52と第3アーム54、第2ア
ーム53と第4アーム55はそれぞれ同一構造となって
おり、図7,8では代表例として第1支持台43の第3
アーム54、第4アーム55の詳細が示されている。図
8に示すように、支持台43の上部には、上下方向に間
隔をおいて2個のブラケット56,57が固着されてお
り、これらのブラケット56,57間にはこれらに支持
されてガイド軸58が設けられている。このガイド軸5
8の上端部はブラケット56の上方に突出しており、突
出した部分に第3アーム54の回転部が設けられてい
る。また、ガイド軸58にはスライダ59が上下方向移
動自在に設けられ、このスライダ59には第4アーム5
5が設けられるとともに、スライダ59の側面には図7
の通り断面L字形のプレート60が固着されている。こ
のプレート60には位置決めピン61が備えられ、か
つ、このピン61を差し込む孔60Aが明けられてい
る。
【0018】また、支持台43には、ガイド軸58と平
行にかつガイド軸58と支持台43の間に、両端に突出
部75,76を有する位置決めプレート62が固着され
ている。このプレート62はブラケット56,57間に
わたる長さに形成され、スライダ59と対向する面の上
下2か所の位置には孔62A,62Bが明けられてお
り、この孔62A,62Bには、スライダ59、言い換
えると、第4アーム55が最上限あるいは最下限位置に
あるとき、プレート60の孔60Aから差し込まれた前
記ピン61が差し込まれ、これにより、第4アーム55
を最上限あるいは最下限位置に固定できるるようになっ
ている。上側のブラケット56を挟んでプレート60の
水平方向の反対側には、上面をブラケット56の上面と
ほぼ同じ高さにした取付け部材63が支持台43に固着
されており、この取付け部材63の上面には、第3アー
ム54固定用の孔63Aが明けられている。
【0019】図7に示すように、第3アーム54は平面
ほぼL字型で、その両方の先端部に孔54A,54Bが
明けられ、アーム54を手作業で二点鎖線から実線の位
置まで回動させ、孔54Aを図8で示された取付け部材
63の孔63Aと一致させ、これらの孔54A,63A
に位置決めピン64を挿入することにより、第3アーム
54はその位置で位置決めされる。このときには、孔5
4Bは治具7の上端面に形成された孔7A(図4にも示
す)と一致しており、これらの孔54B,7Aにピン6
5を挿入することにより妻パネル部5は第3アーム54
に固定されるようになっている。また、第4アーム55
の先端には前記天井パネル3の長辺梁12の端部を載せ
る天井パネル載置部材67が設けられている。
【0020】図6に示すように、第1支持台43の下部
先端には床パネル4の一方の端部を載せる床パネル載置
部材68が設けられており、第2支持台45の前進限近
くの床上には、床パネル4の他方の端部を載せる床パネ
ル載置部材69が設けられている。これらの床パネル載
置部材68,69は、床パネル4の幅方向の少なくとも
2か所を支持するために、図6中、例えば手前側と奥側
とに2か所ずつ設けられている。
【0021】手前側位置の床パネル載置部材68,69
には位置決め部材70,71が設けられ、また、床パネ
ル載置部材68,69の近傍には位置決め手段72が配
置されている。この位置決め手段72は、図示しないシ
リンダと、このシリンダで軸を中心に垂直面内で揺動す
るレバ73を有し、このレバ73により床パネル4にお
ける長辺梁14の内側面が位置決め部材70,71側
(図6中手前側)に押付けられて位置決めされ、これに
より床パネル4は組立て位置Aの組立て中心の位置と正
確に一致するようになっている。
【0022】次に本実施例の作用について説明する。そ
れぞれの生産ラインで生産された天井パネル3、床パネ
ル4、妻パネル部9,10は、それぞれのラインから各
パネル専用の搬送手段で組立て位置Aの近傍の所定位置
に送られる。この位置から、天井パネル3は天井パネル
搬送手段により組立て位置Aの上方まで送られその位置
で待機している。床パネル4は、床パネル搬送手段によ
り前部コンベア46に送られる。
【0023】妻パネル部9,10は妻パネル生産ライン
で生産される。この際、妻パネル部9,10は、妻パネ
ル5,6のガイドピン25にそれぞれ治具7,8をガイ
ドさせ、かつ、治具7,8側から差し込んだボルト26
を妻パネル5,6の蓋板22の裏面に固着されたナット
24に螺合させ、これにより治具7,8と妻パネル5,
6とが連結される。このような妻パネル部9,10は、
妻パネル生産ラインからホイスト等を備えた妻パネル搬
送手段で吊り下げられ垂直な状態で、組立て位置A内の
第1,2支持台43,45の前方に送られる。
【0024】後退限に達している第1支持台43は軌条
40,40に沿って前進し、ホイストに吊り下げられて
いる妻パネル部9の位置まで達する。この妻パネル部9
は作業者により図6で示された支持台43の妻パネル載
置部材49上に載せられる。また、支持台43に登った
作業者は、第1アーム52、第3アーム54を前記ガイ
ド軸51,58を中心に図7の二点鎖線から実線の位置
まで回動させ、図8の位置決めピン64を孔54A,6
3Aに挿入してアーム52,54を回転不能とし、さら
に位置決めピン65を孔54B,7Aに挿入することに
よりアーム52,54に妻パネル部9を固定する。以上
と同じ作業は第2支持台45についても行われ、これに
より、妻パネル部9,10は第1,2支持台43,45
に垂直な姿勢で支持される。
【0025】前部コンベア46に送られてきた床パネル
4は、ここから中間コンベア47側に送り込まれ、コン
ベア47によりその一端は第1支持台43の床パネル載
置部材68の上に載せられ、他端は第2支持台45の近
傍の床パネル載置部材68の上に載せられる。そして、
位置決め手段72および位置決め部材70,71により
組立て位置Aの所定の位置に正確に位置決めされる。
【0026】以上のようにして組立て位置Aに送り込ま
れた妻パネル部9,10および床パネル4に対して天井
パネル3を所定の位置に配置するためには、第1,2支
持台43,45の第2アーム53,第4アーム55をガ
イド軸51,58を中心に図7の二点鎖線から実線の位
置まで回動させるとともに、スライダ59を介してガイ
ド軸51,58に沿って最下限位置まで降ろし、アーム
53,55が所定の位置に達した後で、ピン61をプレ
ート60の孔60Aから位置決めプレート62の孔62
Bに差し込み、これによりアーム53,55を最下限位
置に位置決めする。次いで、組立て位置Aの上方まで送
られてきている天井パネル3をホイストで下降させ、第
2,4アーム53,55の天井パネル載置部材67の上
に載せる。図6は以上の作業後の状態を示している。
【0027】この後、第2支持台45は図6中において
左側に移動し、これにより妻パネル部10における妻パ
ネル6の仕口17,18と天井パネル3および床パネル
4の長辺梁12,14の端部とが嵌合する。引続き支持
台45の左側への移動で、妻パネル部9における妻パネ
ル5の仕口17,18と天井パネル3および床パネル4
の他方の長辺梁12,14の端部とが嵌合する。この結
果、妻パネル部9,10における妻パネル5,6と、こ
れらの妻パネル5,6の間に配置された天井パネル3、
床パネル4とは接続状態となる。天井パネル3、床パネ
ル4、妻パネル5,6が正しい位置関係を保って接続状
態となった後、作業者は仕口17,18の部分で天井パ
ネル3、床パネル4、妻パネル5,6を溶接で接合す
る。これによって組立て位置Aにおいて治具付きユニッ
ト2が組立てられる。次いで、位置決め手段72による
位置決めが解除され、また、図8で示されたピン65,
64が抜かれ、第1,3アーム52,54が図7の二点
鎖線の位置まで回動される。第2,4アーム53,55
は、ピン61が抜かれた後図7の二点鎖線の位置まで回
動され、それからガイド軸51,58に沿ってブラケッ
ト56近傍の所定の位置まで上昇される。
【0028】組立て位置Aで総組作業が完了した治具付
きユニット2は、組立て位置Aから図2に示す状態で造
作,設備材取付けラインに送られる。この後、治具付き
ユニット2は造作,設備材取付けラインにおいて、ま
ず、ボルト26を抜いて妻パネル5,6から治具7,8
が、天井パネル3から仮梁13がそれぞれ取り外されて
低建物ユニット1の骨組み30を形成することになり、
その後、低ユニット1の骨組み30に内壁31等が取付
けられるようになっている。治具7,8が取り外された
際、低建物ユニット1の骨組み30の高さ寸法は、治具
7,8の高さの分だけ標準高さより低くなるが、天井パ
ネル3に仮梁13がないため作業者は立ち作業が行える
ようになり、このため、低建物ユニット1は高さが低い
にもかかわらず内壁31等の取付け作業が容易に行える
ようになっている。
【0029】そして、図3には、図2の状態から治具付
きユニット2を低建物ユニット1の骨組み30状態とし
た後、この低建物ユニット1の骨組み30に内壁31等
や天井32を設け、さらに、一対のブレース33を取付
けた低建物ユニット1の全体斜視図が示されている。な
お、前記天井32は、下地材とその下面に取付けられた
天井面材とでパネル化された天井部材34で構成されて
おり、この天井部材34は骨組み30に内壁31を取付
けた後に、すでに仮梁13が取り外されている天井パネ
ル3の間に落し込まれるようになっている。
【0030】前述のような実施例によれば、次のような
効果がある。すなわち、低建物ユニット1はその妻パネ
ル5,6の上部に取付けた治具7,8により、妻パネル
5,6の下端から治具7,8の上端までの高さ寸法が、
標準高さ寸法を有する建物ユニットの高さと同じとなる
ので、この建物ユニットの総組み作業を行う既存の設備
の第1,2支持台43,45で妻パネル5,6を含めた
治具7,8を支持することができるようになる。その結
果、天井パネルを載せる天井パネル載置部材67のみを
上下動できるようにすればよいので、ガイド軸51,5
8に上下動するスライダ59を設け、このスライダ59
に天井パネル載置部材67を取付ける一部の改良で低建
物ユニット1の総組み作業に既存の設備の利用が可能と
なる。
【0031】また、治具付きユニット2が組立てられた
後、別のラインにおいて、高さが低い低建物ユニット1
に内壁31等を取付けなければならないが、妻パネル
5,6から治具7,8が、天井パネル3からは仮梁13
がそれぞれ取り外されるため、作業者は立ち作業が行え
るようになり、その結果、高さが低い低建物ユニット1
にもかかわらず内壁31等の取付け作業が容易に行え
る。
【0032】図9〜11には、本発明の第2実施例が示
されている。図9に示すように、この実施例は、前記第
1実施例では低建物ユニット1の総組みのために、低建
物ユニット1の妻パネル5,6の上部に治具7,8を取
付けたものを、低建物ユニット81の妻パネル85,8
6の下部に前記治具7,8を取付けて治具付きユニット
82を形成し、これにより妻パネル85,86の上端か
ら治具7,8の下端までの高さが標準建物ユニットの高
さとなるようにしたものである。なお、前記第1実施例
と同一部材には同一符号を付すとともに、その構造等の
説明は省略または簡略化する。
【0033】図9に示すように、低建物ユニット81は
床が吹き抜けタイプとなっており、このため、このユニ
ット81の床パネル84は2本の平行な長辺梁94の両
端を仮梁93で連結して形成されている。また、天井パ
ネル83は、2本の平行な長辺梁82およびこれらの間
に架けわたされた小梁95と、これらの下面に取付けら
れた天井面材81とで形成されており、妻パネル部8
9,90は、妻パネル85,86と、その下部に前記第
1実施例の図4で示したボルト26とナット24との結
合による構造と同様な構造により着脱可能に取付けられ
た治具7,8とで形成されている。
【0034】治具付きユニット82は、図9の状態(総
組み作業完了後)で前記造作・設備材取付ラインに送ら
れ、このラインで、まず床パネル84の仮梁93が取り
外される。この後、治具7,8を取付けた状態で低建物
ユニット81に内壁31等が取付けられるようになって
いる。この低建物ユニット81では、天井パネル83が
最初から完成しているが、床パネル84の仮梁93が取
り外され、かつ、妻パネル85,86の下部に治具7,
8が取付けられているので、天井パネル83までの高さ
が高く、作業者は立ち作業が行える。従って、高さが低
い低建物ユニット81であるにもかかわらず内壁31等
の取付け作業が容易に行えるようになっている。
【0035】図10には、第2実施例に係る治具付きユ
ニット82用の総組みラインが示されている。このユニ
ット82の総組み作業も前記第1実施例の総組みライン
で行われ、ライン内の設備等も一部を除いて第1実施例
と同一構造である。このため、図10の説明にあたりそ
の平面は第1実施例の図5を参照するものとするととも
に、第1実施例と同一部材には同一符号を付し、それら
の構造等の説明は省略または簡略化する。この実施例と
第1実施例との構造の違いは、第1,2支持台43,
45の上部構造中で第2,4アーム53,55が第1実
施例で上下動可能となっていたものを、この実施例では
上下動不能とした点、床パネル載置部材68,69が
第1実施例で上下動不能となっていたものを、この実施
例では上下動可能とした点である。
【0036】図10,5に示すように、両方の支持台4
3,45の上部には、ガイド軸101,108(図5中
かっこ内に示す)を中心に前記第1実施例と同様に水平
方向に回動可能な第1,2アーム52,53と第3,4
アーム54,55とが設けられている。アーム55は図
11の通りブラケット96,97で支持された回動部材
100に取付けられており、アーム54に設けられてい
る位置決めピン65は、治具付きユニット82における
妻パネル85,86の上端面に明けられた孔85Aに差
し込めるようになっている。
【0037】図10に示すように、第1の支持台43の
下部先端には床パネル84の一方の端部を載せる床パネ
ル載置部材98が、第2支持台45の前進限近くの床上
には、床パネル84の他方の端部を載せる床パネル載置
部材99がそれぞれ上下動可能に設けられている。これ
らの床パネル載置部材98,99は、床パネル84の少
なくとも幅方向の2か所を支持するために、図10中、
例えば手前側と奥側との2か所に設けられている。
【0038】床パネル載置部材98は、図11に示すよ
うに、手前側と奥側とに配置した載置材98Aと、これ
らの載置材98Aを支持台43に近い基端部側で連結す
る連結材98Bとで平面コ字状に形成されている。連結
材98Bにはモータ104で駆動するボールねじ103
が係合可能となっており、また、連結材98Bにはボー
ルねじ103の両側にガイド棒109が設けられてい
る。従って、床パネル載置部材98はモータ104の駆
動によって、ガイド棒109に案内されながらボールね
じ103に沿って上下動可能となっている。また、床パ
ネル載置部材99は、例えばパンタグラフ等の昇降装置
105により上記床パネル載置部材98と同一ストロー
クで上下動可能となっている。このため、両床パネル載
置部材98,99に載せられた床パネル84は、支持台
43,45に垂直に支持されている妻パネル85,86
における下端の仕口18の高さ位置まで上昇できるよう
になっている。
【0039】前記2つの位置の位置決め手段72は、昇
降装置105の上に設けられ、両床パネル載置部材9
8,99に載せられかつ所定高さまで上昇した床パネル
84に対して、昇降装置105を上昇させた後、レバー
73により床パネル84を位置決め部材70,71に押
付けて位置決めするようになっている。
【0040】このような本実施例では、前述の第1実施
例と同様に2つの妻パネル部89,90を第1,2支持
台43,45に支持させた後、最下限に位置している2
つの床パネル載置部材98,99に床パネル84を載せ
るとともに、この床パネル84を位置決め手段72によ
り所定の位置に位置決めする。この後、モータ104を
駆動させかつ昇降装置105を作用させることにより、
床パネル載置部材98,99を妻パネル85,86の下
端の仕口18の高さ位置まで上昇させる。そして、天井
パネル83を第2,4アーム53,55の天井パネル載
置部材67の上に載せる。図10は以上の作業後の状態
を示している。
【0041】この後、第1実施例と同様に組立て位置A
において治具付きユニット82が組立てられ、このユニ
ット82は、組立て位置Aから前記造作,設備材取付け
ラインに送られる。このラインにおいて、まず床パネル
84の仮梁93が取り外され、作業者は床が吹き抜け状
態となった治具付きユニット82内で内壁31等を取付
ける。内壁31等の取付けが完了した後、ボルト26を
抜いて治具7,8を妻パネル75,76から取り外し、
低建物ユニット81を完成する。
【0042】このような本実施例においても、低建物ユ
ニット81はその妻パネル85,86の下部に取付けた
治具7,8により、治具7,8の下端から妻パネル8
5,86の上端までの高さ寸法が標準高さ寸法を有する
建物ユニットの高さと同じとなるので、この建物ユニッ
トの総組み作業を行う既存の設備の第1,2支持台4
3,45で妻パネル85,86および治具7,8を支持
することができるようになる。その結果、床パネル4を
載せる床パネル載置部材98,99のみを上昇できるよ
うにすればよいので、これらの載置部材98,99を、
ボールねじ103,ガイド棒109,モータ104等お
よび昇降装置105によって上昇させるだけの一部の改
良で、低建物ユニット1の総組み作業に既存の設備の利
用が可能となる。
【0043】また、この低ユニット81では、天井パネ
ル83が最初から形成されているが、床パネル84の仮
梁93が取り外され、かつ、妻パネル85,86の下部
に治具7,8が取付けられているので、天井パネル83
までの高さが高く、作業者は立ち作業が行える。従っ
て、高さが低い低建物ユニット81であるにもかかわら
ず内壁31等の取付け作業が容易となる。
【0044】なお、本発明は前述の各実施例に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれ
ば次に示すような変形例を含むものである。例えば、前
記各実施例で治具7,8は門型に形成され、かつ、それ
ぞれの妻パネル5,6および85,86に連結されてい
るが、これに限らず、治具7,8同士を、低建物ユニッ
ト1および81における天井パネル3,83の長辺梁1
2,92と同様の長い連結梁で連結してもよい。このよ
うにすれば、治具7,8の強度が大きくなるとともに、
妻パネル部9,10および89,90の姿勢が安定する
ので、第1,2支持台43,45による妻パネル部9,
10および89,90の支持が確実となる。
【0045】また、前記各実施例で第2,4アーム5
3,55は手動により回動するものとしたが、これに限
らず、例えばアクチュエータ等の駆動源を使用して回動
するものとしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明の低建物
ユニット用治具によれば、低建物ユニットの2個の妻パ
ネルの上部または下部に治具が取付けられ、これによっ
てこれらの妻パネルを含む治具の高さは標準建物ユニッ
トの高さと同じ高さとなるので、標準建物ユニットの総
組み作業に使用する設備の妻パネル支持台で、妻パネル
を含めて治具を支持できるようになり、既存の総組み作
業用の設備を利用して低建物ユニットの組立て作業を行
えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る低建物ユニット用治
具を取付けた妻パネル、天井パネル、床パネルを示す分
解斜視図である。
【図2】治具付きユニットの総組み後を示す全体斜視図
である。
【図3】低建物ユニットを示す全体斜視図である。
【図4】妻パネルと治具との連結部を示す縦断面図であ
る。
【図5】妻パネル部を垂直に支持する2台の支持台を示
す平面図である。
【図6】図5の正断面図である。
【図7】図5で示されたアームの部分の拡大平面図であ
る。
【図8】図7の正断面図である。
【図9】本発明の第二実施例に係る低ユニット用治具を
取付けた低ユニットの全体斜視図である。
【図10】第二実施例における妻パネル部を垂直に支持
する2台の支持台を示す平面図である。
【図11】第二実施例におけるアームの部分の縦断面図
である。
【符号の説明】
1,81 低建物ユニット 2,82 治具付きユニット 3,83 天井パネル 4,84 床パネル 5,6,85,86 妻パネル 7,8 治具 9,10,89,90 妻パネル部 13,93 仮梁 43 第1支持台 45 第2支持台 49,50 妻パネル載置部材 52 第1アーム 53 第2アーム 54 第3アーム 55 第4アーム 67 天井パネル載置部材 68,69,98,99 床パネル載置部材 A 組立て位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床パネル、天井パネルおよび対向する垂
    直な2個の妻パネルを備えるとともに、高さ寸法が標準
    の高さを有する標準建物ユニットの高さよりも低く形成
    された低建物ユニットの前記2個の妻パネルに取外し可
    能に取付けられ、前記各妻パネルに取付け後、これらの
    妻パネルを含む高さ寸法が前記標準建物ユニットの高さ
    と同じになり、前記標準建物ユニットの総組み時に使用
    される生産設備の前記標準建物ユニットにおける垂直な
    2個の妻パネルを支持する一対の妻パネル支持台に前記
    低建物ユニットの妻パネルを含めて支持されることを特
    徴とする低建物ユニット用治具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の低建物ユニット用治具に
    おいて、前記低建物ユニットにおける前記2個の妻パネ
    ルの上部に取付けられていることを特徴とする低建物ユ
    ニット用治具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の低建物ユニット用治具に
    おいて、前記低建物ユニットにおける前記2個の妻パネ
    ルの下部に取付けられていることを特徴とする低建物ユ
    ニット用治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101628092B1 (ko) * 2015-02-13 2016-06-08 (주)유창 주택 모듈러 유닛의 조립용 지그

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