JP3271479B2 - 倉庫設備の施工方法 - Google Patents

倉庫設備の施工方法

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JP3271479B2
JP3271479B2 JP18759295A JP18759295A JP3271479B2 JP 3271479 B2 JP3271479 B2 JP 3271479B2 JP 18759295 A JP18759295 A JP 18759295A JP 18759295 A JP18759295 A JP 18759295A JP 3271479 B2 JP3271479 B2 JP 3271479B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば建物と自
動倉庫とからなる自動倉庫設備を施工するのに採用し得
る倉庫設備の施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の施工方法としては、たと
えば特開平6−248803号公報に見られる建造物における
外装パネルの施工方法が提供されている。この従来構成
は、鉄骨柱を所定の間隔で複数本平行に立設し、各鉄骨
柱の上端間にレールを渡し、このレールに揚重装置を水
平方向にスライド可能に載置し、各鉄骨柱の外側面に沿
ってガイド溝を有するガイドパネルを固定している。
【0003】この従来構成によると、隣り合うガイドパ
ネルのガイド溝間に対して、下方から外装パネルを差し
入れて上下スライド可能に係止し、この外装パネルを揚
重装置により所定位置にまで引き上げた状態で、外装パ
ネルをガイドパネルに固定している。そして揚重装置
は、レールを介して水平方向にスライドさせることで、
未施工のガイドパネル間に対応させて、同様に使用され
る。
【0004】また従来の倉庫設備としては、たとえば実
公昭51−49767 号公報に見られる運搬装置付格納倉庫が
提供されている。この従来構成は、通路の両側に荷載置
用棚枠を設置し、各棚枠の外側支柱と内側支柱とに載置
固定させて両棚枠間に水平状態で梁部材を架設し、この
梁部材の上側に直接、上方突曲状態の傾斜屋根材を敷設
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成のう
ち、前者の特開平6−248803号公報に見られる建造物に
おける外装パネルの施工方法によると、外装パネル群を
ガイドパネルに固定し、外壁を形成したのちに屋根側の
施工を行い、そして屋根側の施工を行ったのち、内部の
施工を行わなければならず、したがって一工程ずつ順次
行うことから全体の工期が長くなる。また後者の実公昭
51−49767 号公報に見られる運搬装置付格納倉庫による
と、通常、屋根材の敷設は、屋根材の母屋材などを梁部
材側に溶接し、この母屋材などに対して屋根板を取り付
けることで行っており、これによると、現場での高所作
業は長時間となり、容易に迅速に行えない。
【0006】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、複数の作業を一部を重複して同時進行状に行える倉
庫設備の施工方法を提供することを目的としたものであ
る。また請求項4記載の発明は、高所作業時間を減少し
得る倉庫設備の施工方法を提供することを目的としたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の倉庫設備の施工
方法は、床側に、レール架台と棚結合部と外壁用枠体結
合部とを有する基礎ユニットを据え付けたのち、コンク
リートを打設して養生し、次いで、棚結合部を利用した
棚の組み立て工程と、外壁用枠体結合部を利用した外壁
用枠体の組み立て工程と、現場の地上側で基礎部分以外
の場所での屋根体の組み立て工程とを、工程の一部を重
複させて行い、そして外壁用枠体を利用した外壁の取り
付け工程と、棚の上部に対する屋根体の組み立て工程
を、各工程の一部を重複させて行い、さらに各組み立て
工程にその工程の一部を重複させて、レール架台を利用
したレールの組み立て工程を行うとともに、レールの組
み立て後に出し入れ装置の組み立て工程を行うことを特
徴としたものである。
【0008】したがって請求項1の発明によると、基礎
ユニットを据え付け、コンクリートを打設して養生した
のち、棚組み立て工程と外壁用枠体組み立て工程と基礎
部分以外での屋根体の組み立てとを、その工程の一部を
重複させて行え、そして外壁取り付け工程と屋根体の組
み立て工程とを、その工程の一部を重複させて行え、す
なわち複数の工程を、一部を重複させて同時進行状で行
える。さらに、各工程中に、レールや出し入れ装置の組
み立て工程を行える。
【0009】
【0010】そして本発明の請求項2記載の倉庫設備の
施工方法は、上記した請求項1記載の構成において、外
壁用枠体を利用した外壁の取り付け工程は、外壁用枠体
に支持案内される外壁吊り装置を介して、上部から順次
下部へと行うことを特徴としたものである。
【0011】したがって請求項2の発明によると、外壁
取り付け工程は、屋根体の組み立て工程の進行状態に関
係なく、上部から順次下部へと同時進行状で行える。さ
らに本発明の請求項3記載の倉庫設備の施工方法は、上
記した請求項1または2記載の構成において、屋根体
は、現場の地上側で基礎部分以外の場所で組み立てられ
る梁部分と屋根板部分とからなり、棚の上部に梁部分を
組み立てたのち、この梁部分の上部に屋根板部分を組み
立てたことを特徴としたものである。
【0012】したがって請求項3の発明によると、屋根
体の配設は、梁部分組み立て工程を先行させ、屋根板部
分組み立て工程を後続させることで、同時進行状で行え
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。図14〜図16は完成された自動倉庫
設備1を示し、この自動倉庫設備1は、基礎部(床側)
2上に設けられた自動倉庫10と、この自動倉庫10を囲む
建物50とにより構成される。そして自動倉庫10は、出し
入れ装置11と、この出し入れ装置11の走行経路12を挟ん
で両側部に設けられた一対の棚20などにより構成され、
また建物50は、自動倉庫10の外側を囲む囲壁体51と、自
動倉庫10から囲壁体51の上部間に配設される屋根体90な
どにより構成される。
【0014】前記基礎部2は、レール架台3と棚結合部
4と外壁用枠体結合部5とが設けられた基礎ユニット6
を据え付けたのち、コンクリートを打設して養生させる
ことで形成される。その際にコンクリートの打設は、レ
ール架台3や棚結合部4や外壁用枠体結合部5の表面
(上面)を露出させて行われる。
【0015】前記出し入れ装置11は、前記レール架台3
上に敷設されかつ固定具により固定された床側レール13
に支持案内されるとともに、天井側レール14に案内され
て走行経路12上を走行自在であって、下部の走行機体15
と、この走行機体15から立設された前後一対のポスト16
と、両ポスト16間に配設されたキャレッジ17と、このキ
ャレッジ17上に横方向出退自在に設けられた出し入れ具
(フオーク)18などにより構成されている。
【0016】図14、図16〜図21において前記棚20は、両
側の側部枠組み体21Aと複数の中間部枠組み体21Bと、
これら枠組み体21A,21Bの左右方向での連結を行う横
ビーム22やブレース23などにより構成される。前記枠組
み体21A,21Bは、所定間隔を隔てた前後一対の支柱24
を有し、これら支柱24の下端に一体化されたフランジ25
が基礎部2側の棚結合部4に、ボルトナットなどからな
る固定具26を介して固定される。
【0017】前後一対の支柱24間において、その上下方
向の複数箇所が、前後方向のラチス27を介して連結され
る。その際にラチス27の幅は支柱24の幅に対して半分位
であって、この幅狭のラチス27が配置されることで、前
後の支柱24間でかつラチス27の他側外方に配管用空間28
が形成される。
【0018】さらに前後の支柱24間は、左右方向に突出
する腕木装置30により連結されている。すなわち腕木装
置30は、両支柱24からそれぞれ左右方向でかつ水平方向
に突出された腕木31と、前後で対向した腕木31の遊端間
に取り付けられた腕木レール32とにより形成される。こ
こで側部枠組み体21Aには片側のみ腕木装置30が設けら
れ、また中間部枠組み体21Bは両側に腕木装置30が設け
られる。
【0019】これにより棚20は、支柱24群と腕木装置30
群とによって、走行経路12に沿った方向と上下方向とに
それぞれ複数の収納部33が形成されている。各収納部33
は、一対の腕木装置30を介して荷物8を支持すべく構成
される。そして両棚20の構成部材である支柱24の上端間
で前記屋根体90の支持を行うべく、外側の支柱24の上端
には、それぞれフランジ29が溶接により固定されてお
り、これらフランジ29にはボルト孔が形成されている。
【0020】さらに前記配管用空間28を利用して(通し
て)、棚内給水管40が上下方向に組み込まれている。こ
の棚内給水管40は、支柱24(またはラチス27)側からの
保持杆41にUボルト形式の保持具42を介して保持されて
いる。なお棚内給水管40は、上下方向において分割さ
れ、そして棚20の規模(高さ)に応じて接続金具43を介
して継ぎ足される。
【0021】上下方向の所定箇所において、棚内給水管
40から分岐管44が連設され、この分岐管44の遊端にはス
プリンクラーヘッド45が設けられる。そしてスプリンク
ラーヘッド45の上方に集熱板46が配置され、この集熱板
46はラチス27などに固定されている。さらに配管用空間
28を利用して、空気管47、動力管48、照明管49が、棚内
給水管40と同様にして組み込まれている。なお動力管48
や照明管49は内部に配線されている。
【0022】図14〜図17、図22〜図25に示すように、前
記囲壁体51は、自動倉庫10を囲んで基礎部2上から立設
された外壁用枠体52と、この外壁用枠体52の外面側で下
部から上端部に亘って取り付けられた外壁80と、前記外
壁用枠体52の外面側で下端部に取り付けられた腰壁83な
どにより構成される。ここで外壁80には、その両側部に
上下方向の係止ロッド81が通され、そして上下方向の中
間部には、前記係止ロッド81が挿通されるナット体(被
結合部の一例)82が設けられている。このナット体82は
丸ナット形式であって、外壁80の内面側に向けて開放さ
れている。
【0023】前記外壁用枠体52は、開放部53Aを相対向
させた左右一対のリップ溝形材53が上下方向に設けら
れ、これらリップ溝形材53の下端に一体化されたフラン
ジ54が、固定具55を介して外壁用枠体結合部5に固定さ
れている。この左右一対が一組となるリップ溝形材53
は、非開放部53Bを相近接させて複数組が配設される。
そして、背中合わせのリップ溝形材53と、隣接した支柱
24の上部間とは、中継板56と支持材57とを介して連結さ
れ、さらに支持材57の下面間に亘って、左右方向のガイ
ド体58が固定具59を介して取り付けられている(図13参
照)。前記ガイド体58はC形鋼であって、その開放部を
内向きとして配設されている。
【0024】前記リップ溝形材53の上下方向の複数箇所
でかつ所定箇所には、相対向側へ突出するブラケット60
が設けられる。このブラケット60はL形状であって、そ
のL形端面をリップ溝形材53内に位置させて溶接するこ
とで一体化されている。その際にブラケット60は、その
平面部分が上方と前方とに向くように配置され、さらに
外側フランジ部53Cに接近させることで、内側フランジ
部53Dの周辺を開放させている。また前方に向く面側に
は、貫通孔61が左右一対に形成されている。
【0025】前記外壁80に後面側から作用する固定用装
置70が、リップ溝形材側53に対して着脱自在に設けられ
る。すなわち固定用装置70は、前記ブラケット60に着脱
自在でかつ前記外壁80の下面が当接自在な受け部材71
と、前記外壁80に設けられたナット体82に作用されかつ
リップ溝形材53側に着脱自在に作用される連結部材74な
どにより構成される。
【0026】前記受け部材71はL形材であって、その一
辺に形成された貫通孔72を前記ブラケット60に形成され
た貫通孔61に合致させたのち、貫通孔72,61間に固定具
(ボルトナット)73を作用させることで、リップ溝形材
53側に着脱自在に構成される。その際に他辺は上位で前
方に位置され、以てこの他辺により外壁80の下面を受け
止め得る。
【0027】また連結部材74はZ形の板体からなり、そ
の一辺には、前記リップ溝形材53の外側フランジ部53C
に内側から係合自在な係合部75が設けられ、また他辺に
は貫通孔76が形成されている。そして前記ナット体82に
貫通孔76を合致させた状態で、この貫通孔76に後面側か
ら通したボルト77をナット体82に螺合させることで、連
結部材74は、ナット体82に後面側から作用されかつリッ
プ溝形材53の外側フランジ部分53Cに着脱自在に作用さ
れる。
【0028】なお隣接した外壁80の側縁間の隙間には、
たとえばウレタン製のシール材78が設けられ、また上下
の外壁80間には、あらかじめガスケット79が介在されて
いる。さらに外壁用枠体52で走行経路12の方向における
両側部分には、それぞれ側部給水配管85が上下方向に組
み込まれている。この側部給水配管85は、適宜の連結具
を介して外壁用枠体52に固定されており、そして側部給
水配管85の上端は、天井部給水配管(後述する。)に接
続自在に構成される。
【0029】図1、図3〜図5、図14、図15、図17、図
18に示すように、前記屋根体90は梁部分91と屋根板部分
110 とから構成される。前記梁部分91は、I形鋼からな
る梁材92と、この梁材92の両端ならびに中央部二箇所の
合計四箇所から溶接により立設された束材93と、これら
束材93の中間部から溶接により側方へと連設された枝管
受け材94と、梁材92の中央上面に溶接により連結された
主管受け材95と、各束材93の上端に溶接により固定され
たフランジ96などにより構成される。ここで溶接は全て
工場において行われ、そして梁材92の両端、各受け材9
4,95、フランジ96には、それぞれボルト孔が形成され
ている。なお梁部分91は複数個が準備される。
【0030】さらに梁部分91には、スプリンクラーヘッ
ド付きの天井部給水配管100 が組み込まれている。ここ
で天井部給水配管100 は、給水主管101 と、スプリンク
ラーヘッド102 付きの給水枝管103 とからなり、工場
(または現場)において、梁部分91に給水枝管103 が組
み込まれる。
【0031】すなわち左右一対の給水枝管103 が枝管受
け材94間に亘って載置され、そして給水枝管103 に上方
から外嵌させたUボルト104 をボルト孔に通したのちナ
ット105 により締め付けることで、これら給水枝管103
が梁部分91に組み込まれる。その際に、給水枝管103 の
外端と、外端近くの中間部とにスプリンクラーヘッド10
2 が設けられ、そして内端に給水主管101 への受入接続
部106 が設けられるとともに、受入接続部106 の近くの
中間部に棚内給水管40への分配接続部107 が設けられて
いる。
【0032】このような梁部分91は棚20の上部に組み立
てられ、その際に組み立ては、支柱24の上端に設けられ
たフランジ29上に梁材92を載置させ、そして合致させた
ボルト孔間に亘ってボルトナットからなる連結具108 を
作用させることで行われる。
【0033】前記屋根板部分110 は、四角パイプ状の母
屋材111 と、この母屋材111 の両端部下面に溶接により
固定されたフランジ112 と、前記母屋材111 の上面に溶
接により固定された波状(連続山状)の屋根板取付け金
物113 と、平行させた一対の母屋材111 の端部間に連結
具114 を介して連結される渡し材115 と、この渡し材11
5 上に溶接により設けられた端カバー取付け金物116
と、この端カバー取付け金物116 に対して連結具117 を
介して固定される端カバー118 と、前記屋根板取付け金
物113 上に嵌め込まれ連結具119 を介して屋根板取付け
金物113 に組み立てられた波板状の屋根板120 などによ
り構成される。
【0034】ここで波板状の屋根板120 は、断面が逆台
形状の折板121 を平行して配置させ、そして隣接した縁
間を折り曲げ結合具122 により結合させたのち、隣接し
た縁間に対して上方から型材状のキャップ123 を嵌め込
むことで形成される。なお溶接は工場において行われ、
そして連結具114 を介しての組み立てや、屋根板取付け
金物113 に対する屋根板90の組み立てなど溶接以外の作
業は、現場において行われる。124 は連結具、125 は棟
包板を示す。
【0035】前記外壁80の取り付けを行うため、図6〜
図13に示すように、一組となるリップ溝形材53に案内さ
れて昇降自在な外壁吊り装置130 が設けられる。この外
壁吊り装置130 の本体131 は、左右一対の上下部材132
と、これら上下部材132 の内面間に設けられた上下一対
の左右部材133 と、これら左右部材133 の中央部外面間
に設けられた上下方向の中間部材134 により枠組状に形
成されている。その際に上下部材132 と左右部材133 と
は、固定具135 を介して着脱自在に連結され、したがっ
て左右部材133 の長さを異にすることで、上下部材132
間の左右間隔Lを、リップ溝形材53の配設間隔(ピッ
チ)に応じて変更し得る。
【0036】前記上下部材132 の上下端それぞれには、
両リップ溝形材53の内側フランジ部分53Dに案内される
昇降ガイド装置140 が設けられる。すなわち上下部材13
2 の外面に左右方向の筒ガイド141 が設けられ、この筒
ガイド141 に挿通されて左右方向に摺動自在な筒ロッド
142 が設けられる。この筒ロッド142 の外端には、ブラ
ケット143 を介して溝付き輪体144 が遊転自在に設けら
れ、溝付き輪体144 は、前記内側フランジ部分53Dに内
側から嵌合自在に構成される。
【0037】前記筒ロッド142 の内端側には、突出限が
規制されたピストン体145 が摺動自在に内嵌され、さら
に筒ロッド142 内には圧縮ばね146 が配設されている。
そして筒ガイド141 の取り付け部の近くに、ブラケット
147 を介して操作レバー148が設けられ、この操作レバ
ー148 の遊端は前記ピストン体145 に連動されている。
以上の141 〜148 により昇降ガイド装置140 が構成され
る。
【0038】前記本体131 側には、前記外壁80に設けら
れたナット体82への結合部材150 が設けられる。すなわ
ち上下部材132 の中間部で内面側には、内方へ突出され
るピン151 が設けられ、このピン151 には、平板材152
が上下回動自在に取り付けられている。また平板材152
の遊端側には、蝶番153 を介してL板材154 の一端が、
縦軸心の周りに回動自在に連結されており、このL板材
154 の他端に長孔155が形成されている。そして長孔155
に通したボルト156 (固定用装置70のボルト77を兼用
してもよい。)を前記ナット体82へ螺合させることで、
外壁80が本体131 側に結合される。以上の151 〜156 に
より結合部材150 が構成される。
【0039】前記外壁吊り装置130 を昇降させる昇降駆
動装置160 が設けられ、この昇降駆動装置160 の昇降作
用位置は、前記ガイド体58に支持案内されて左右動自在
に設けられるとともに、リップ溝形材53間で固定自在に
構成されている。
【0040】すなわち、前記中間部材134 の上部にはブ
ラケット161 が設けられ、このブラケット161 に第1シ
ーブ162 が遊転自在に設けられている。そして上方に
は、支持ローラ163 とサイドローラ164 とを介して前記
ガイド体58に支持案内される可動体165 が設けられ、こ
の可動体165 に昇降作用位置を形成する第2シーブ166
が遊転自在に設けられている。さらにガイド体58の左右
方向端部または中間の適所には、支持部材167 を介して
第3シーブ168 が遊転自在に設けられ、また第3シーブ
168 に対向して基礎部2側には、支持部材169 を介して
第4シーブ170 が遊転自在に設けられるとともにウイン
チ171 が設けられている。各シーブ162 ,166 ,168 ,
170 からウインチ171 に亘ってワイヤーロープ172 が張
設され、以て上記した161 〜172 により、動滑車形式の
昇降駆動装置160 が構成される。
【0041】前記昇降駆動装置160 の昇降作用位置は、
可動体165 とともに第2シーブ166を移動させることで
左右動自在であり、さらに可動体165 側に形成されたピ
ン孔からガイド体58の所定箇所に形成されたピン孔へと
位置決めピン173 を差し込むことで、昇降作用位置はリ
ップ溝形材53間で固定自在に構成される。
【0042】以下に、上記した実施の形態において倉庫
設備の施工方法を、図26の工程図を参照として説明す
る。まず基礎ユニット6を所定位置に配置した状態で、
コンクリートを打設して養生し、以て基礎部2が形成さ
れる。このとき、レール架台3や棚結合部4や外壁用枠
体結合部5は表面に露出されている。このような基礎形
成工程[イ]により形成された基礎部2に対して、棚20
の組み立てと、外壁用枠体52の組み立てとが行われる。
【0043】すなわち図1の実線、図2、図19に示すよ
うに、棚20の組み立ては、上下方向の棚内給水管40など
を組み込んだ側部枠組み体21Aや中間部枠組み体21Bを
所定位置で立設させ、そして支柱24の下端に一体化され
たフランジ25を、基礎部2側の棚結合部4に固定具26を
介して固定させるとともに、左右方向で隣接した枠組み
体21A,21B間を、横ビーム22やブレース23などにより
連結することで行える。その際に枠組み体21A,21Bの
立設は、いずれかの端から順に行われる。このように棚
組み立て工程[ロ]は、溶接作業を行うことなく、しか
も棚内給水管40などを一体として行われる。
【0044】また外壁用枠体52の組み立ては図1の実
線、図2、図13に示すように、リップ溝形材53を所定箇
所でかつ所定の向きで立設させ、そしてリップ溝形材53
の下端に一体化されたフランジ54を、基礎部2側の外壁
用枠体結合部5に固定具55を介して固定させるととも
に、背中合わせのリップ溝形材53と、隣接した支柱24の
上部間とに亘って、中継板56を介して支持材57を連結さ
せることで行われる。その際にリップ溝形材53の立設な
どの組み立て、すなわち外壁用枠体組み立て工程[ハ]
は、棚組み立て工程[ロ]と重複(平行)して行われ
る。このように外壁用枠体組み立て工程[ハ]は、溶接
作業を行うことなく、しかも所定箇所では側部給水配管
85を一体として行われる。
【0045】次いで棚20の上部に梁部分91が組み立てら
れる。ここで梁部分91は図3、図4に示すように、工場
において、梁材92に対して溶接により束材93が立設さ
れ、この束材93の上端に溶接によりフランジ94が固定さ
れた状態に形成されており、この状態で工場から現場に
運搬されている。そして工場または現場において、スプ
リンクラーヘッド102 付きの給水枝管103 が組み込まれ
る。
【0046】すなわち左右一対の給水枝管103 が枝管受
け材94間に亘って載置され、そして給水枝管103 に上方
から外嵌させたUボルト104 をボルト孔に通したのちナ
ット105 により締め付けることで、これら給水枝管103
が梁部分91に組み込まれる。その際に、給水枝管103 の
外端と、外端近くの中間部とにスプリンクラーヘッド10
2 が位置され、そして内端に給水主管101 への受入接続
部106 が、また受入接続部106 の近くの中間部に棚内給
水管40への分配接続部107 が位置される。
【0047】このような梁部分91は現場において、クレ
ーン車などにより吊り上げられたのち棚20の上部に組み
立てられる。その際に組み立ては、支柱24の上端に設け
られたフランジ29上に梁材92を載置させ、そして合致さ
せたボルト孔間に亘ってボルトナットからなる連結具10
8 を作用させることで行われる。
【0048】このような梁部分91を棚20の上部に組み立
てる梁部分組み立て工程[ニ]は、棚組み立て工程
[ロ]や外壁用枠体組み立て工程[ハ]に少し遅れて開
始され、その大部分が重複(平行)して行われる。そし
て梁部分組み立て工程[ニ]は、現場で溶接作業するこ
となく行える。
【0049】そして梁部分91の組み立てを行ったのち、
梁部分91間に亘って給水主管101 が組み立てられる。す
なわち給水主管101 は、梁材92群の上面間に亘って載置
され、Uボルトやナットなどからなる固定具109 を介し
て固定されている。この給水主管101 の組み立てを行っ
たのち、前記給水枝管103 が受入接続部106 などを介し
て給水主管101 に接続され、また、その前後において、
給水枝管103 の分配接続部107 が前記棚内給水管40に接
続される。さらに給水主管101 の端部は前記側部給水配
管85の上端に接続される。
【0050】前述したように梁部分91の組み立てを行っ
たのち、複数の梁部分91の上部間に屋根板部分110 が組
み立てられる。ここで屋根板部分110 は図5に示すよう
に、工場において、母屋材111 にフランジ112 が溶接に
より固定されるとともに、屋根板取付け金物113 が溶接
により固定されている。そして母屋材111 群や、渡し材
115 群や、折板121 群などが、工場などから現場に運搬
される。
【0051】そして現場の地上側において、平行させた
一対の母屋材111 の端部間が渡し材115 により連結さ
れ、次いで、屋根板取付け金物113 上に折板121 が平行
して配置され、隣接した縁間が折り曲げ結合具122 によ
り結合(図18参照)されたのち、隣接した縁間にキャッ
プ123 が嵌め込まれることで、屋根板部分110 が溶接作
業を行うことなく組み立てられる。
【0052】このように現場の地上側において、ユニッ
ト状の屋根板部分110 が組み立てられ、そして屋根板部
分110 の組み立ては、全体として屋根体90を形成し得る
数で行われる。これら屋根板部分110 は、図1の仮想線
に示すようにクレーン車などにより一個づつ吊り上げら
れたのち、梁部分91の束材93の上端に設けられたフラン
ジ96上に、母屋材111 に固定されたフランジ112 が載置
される。そして合致させたボルト孔間に亘って連結具12
4 を作用させることで、屋根板部分110 を梁部分91に対
して組み立て得る。
【0053】このような屋根体部分組み立て工程[ホ]
は、梁部分組み立て工程[ニ]に少し遅れて開始され、
その大部分が重複(平行)して行われる。そして屋根体
部分組み立て工程[ホ]は、現場で溶接作業することな
く行える。
【0054】この作業により、複数個の屋根板部分110
を梁部分91の上部に整列して組み立てたのち、渡し端カ
バー取付け金物116 に対して端カバー118 が固定され、
そして棟部分に棟包板125 が配設される。これにより、
棚20の上に屋根体90が、溶接作業を行うことなく形成さ
れる。
【0055】そして、屋根体部分組み立て工程[ホ]に
少し遅れて、かつ大部分を重複(平行)させて外壁取り
付け工程[ヘ]が行われ、外壁用枠体52の外面側に外壁
80が取り付けられる。そのために、目的とする一対のリ
ップ溝形材53間に外壁吊り装置130 がセットされ、そし
て昇降駆動装置160 がセットされる。
【0056】すなわち外壁吊り装置130 は、操作レバー
148 の操作によりピストン体145 を介して筒ロッド142
を退入動させることで、この筒ロッド142 と一体状の溝
付き輪体144 を退入動させ得、以て本体131 を一対のリ
ップ溝形材53間に位置させて、その内側フランジ部53D
に溝付き輪体144 を対向させ得る。この状態で操作レバ
ー148 の逆操作によりピストン体145 を押し出すこと
で、図12の仮想線に示すように、圧縮ばね146 を介して
筒ロッド142 を突出動させ得、以て内側フランジ部53D
に溝付き輪体144 を嵌合させるとともに、圧縮ばね146
の弾性力で嵌合状態を維持し得る。
【0057】また昇降駆動装置160 の可動体165 は外壁
吊り装置130 の上方へ移動され、図13に示すように、位
置決めピン173 を差し込むことで、その位置が固定され
ている。そしてウインチ81からのワイヤーロープ172 が
各シーブ162 ,166 ,168 ,170 間に亘って張設されて
いる。
【0058】このような状態で、まず外壁吊り装置130
に、結合部材150 を介して外壁80がセットされる。これ
は図11、図12に示すように、平板材152 を水平状に回動
させ、L板材154 を前方に回動させて長孔155 を前向き
にした状態で、左右のL板材154 間に外壁80を前方から
当てがい、そして長孔155 に対して内側から通したボル
ト156 をナット体82に螺合させることで行える。このよ
うな操作により、図7や図9の仮想線に示すように、本
体131 に対して上下で3枚の外壁80がセットされる。
【0059】次いで昇降駆動装置160 のウインチ171 を
作動させ、ワイヤーロープ172 を介して外壁吊り装置13
0 を最上位まで上昇させ、外壁80群を所定のレベル(取
り付け位置よりも少し高い位置)まで持ち上げる。そし
て固定用装置70が作動される。すなわち、まず最下段の
外壁80の下方に受け部材71の他辺を位置させ、一辺の貫
通孔72を前記ブラケット60の貫通孔61に合致させた状態
で、両貫通孔72,61間に固定具73を作用させ、以て受け
部材71をブラケット60に固定させる。
【0060】このように受け部材71を外壁用枠体52側に
固定させた状態で、ウインチ171 を逆作動させ、ワイヤ
ーロープ172 を介して外壁吊り装置130 を少し下降させ
る。すると、最下段の外壁80の下面が受け部材71の他辺
に上方から当接し、この受け部材71に受け止められて、
その下降が阻止される。
【0061】次いで前記結合部材150 の離脱を行う。す
なわち、ボルト156 をナット体82から螺脱させ、そして
L板材154 を後方に回動させたのち、平板材152 を垂下
状に回動させ、以て結合部材150 を図12の仮想線に示す
ように、本体131 の後方へ移動させる。この状態で、前
記外壁80の後面側から連結部材74を作用させる。すなわ
ち、連結部材74の係合部75を前記リップ溝形材53の外側
フランジ部53Cに内側から係合させて、その他辺の貫通
孔76を、前記結合部材150 を離脱した後のナット体82に
合致させ、そして、この貫通孔76に通したボルト77をナ
ット体82に螺合させる。
【0062】これにより図22〜図25に示すように、外壁
80のそれぞれを、固定用装置70を介して外壁用枠体52側
に固定し得る。なお、結合部材150 の離脱作業や固定用
装置70による固定作業は、外壁用枠体52や棚20などを足
場として外壁80群の後面側から行われる。
【0063】このような外壁80の固定作業を行っている
間に、外壁吊り装置130 は下降され、そして地上側にお
いて、次の外壁80群が結合部材150 を介してセットされ
る。そして上述と同様の作業が繰り替えされ、以て外壁
80の取り付けは、上部から順次下部へと行われる。
【0064】一つの列において、上下の全ての外壁80を
渡した状態で外壁吊り装置130 は、その昇降ガイド装置
140 が前述とは逆操作のによって一対のリップ溝形材53
間から離脱される。そして位置決めピン173 を外したの
ち、ウインチ171 を作動させることで、または可動体16
5 を手動により押し引きすることで、あるいは両方を行
うことで、ガイド体58に支持案内されて可動体165 を移
動させ、その昇降作用位置を左右方向に移動させる。こ
れにより、外壁吊り装置130 を吊り状態で左右方向に移
動させ得、隣接した次の列における一対のリップ溝形材
53間に位置させ得る。したがって前述と同様に作用させ
ることで、この次の列における外壁80の取り付けを行え
る。
【0065】なお、各列において固定された外壁80群に
おいて、左右の列間で隣接した外壁80の側縁間の隙間に
はシール材78が埋め込み状に設けられ、また上下の外壁
80間には、あらかじめガスケット79が介在されている。
さらに外壁用枠体52の外面側で、外壁80の下方には腰壁
83が取り付けられる。
【0066】上述したような棚組み立て工程[ロ]や外
壁用枠体組み立て工程[ハ]に少し遅れて、すなわち梁
部分組み立て工程[ニ]に相前後して、レール・出し入
れ装置組み立て工程[ト]が、現場で溶接作業すること
なく遂行される。すなわち、両棚20間で基礎部2上に床
側レール13が組み立て(敷設)され、また梁材92群の下
面間に天井側レール14が組み立てられる。その後、両レ
ール13,14間に出し入れ装置11が組み立てられる。
【0067】以上により、図14〜図18に示すように自動
倉庫設備1を施工し得る。上記の実施例では、図26の工
程図に基づいて自動倉庫設備1の施工方法を説明した
が、これは棚組み立て工程[ロ]の開始に対して外壁用
枠体組み立て工程[ハ]の開始を少し遅らせるとか、梁
部分組み立て工程[ニ]に対してレール・出し入れ装置
組み立て工程[ト]を遅らせるなど、各工程の開始時期
ならびに終了時期のずれは任意に調整し得るものであ
る。
【0068】つまり、基礎形成工程[イ]の後、棚組み
立て工程[ロ]と外壁用枠体組み立て工程[ハ]と梁部
分組み立て工程[ニ]とを一部を重複させて行い、そし
て外壁取り付け工程[ヘ]と梁部分組み立て工程[ニ]
と屋根板部分組み立て工程[ホ]とを一部を重複させて
行えばよい。
【0069】図6には各工程の同時進行状態が示され、
ここで屋根体90は、棟包板125 を必要としない一方傾斜
形式が採用されている。また2台の外壁吊り装置130 が
使用されている。
【0070】上記の実施の形態では自動倉庫設備1の施
工を示したが、本発明では、たとえばフォークリフト車
により荷物8の入出庫を行う通常の倉庫設備の施工も行
える。
【0071】上記した実施の形態において外壁吊り装置
130 は、上下三枚(複数枚)の外壁80を支持する構成と
しているが、これは一枚づつであってもよい。また上記
した実施の形態では、昇降駆動装置160 の作用位置を、
ガイド体58に支持案内されて左右動自在としているが、
これは左右動せず、列間で移設させる形式であってもよ
い。
【0072】なお本発明の方法では、現場において、外
壁用枠体52に対して側部給水配管85を組み込んだり、現
場において、棚20内に対して棚内給水管40を組み込んだ
りしてもよい。
【0073】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、基
礎形成工程の後、棚組み立て工程と外壁用枠体組み立て
工程と基礎部分以外での屋根体の組み立てとを、その工
程の一部を重複して行うことができるとともに、外壁取
り付け工程と屋根体の組み立て工程とを、その工程の
部を重複して行うことができ、すなわち複数の工程を、
その工程の一部を重複させて同時進行状で行うことがで
きて、全体の工期を短くできる。さらに、各工程中に、
レールや出し入れ装置の組み立て工程を能率よく行うこ
とができる。
【0074】そして上記した本発明の請求項2による
と、外壁取り付け工程は、屋根体の組み立て工程の進行
状態に関係なく、上部から順次下部へと同時進行状で能
率よく行うことができる。
【0075】さらに上記した本発明の請求項3による
と、屋根体の配設は、梁部分組み立て工程を先行させ、
屋根板部分組み立て工程を後続させることで、同時進行
状で能率よく行うことができる。しかも、両組み立て工
程ともに溶接作業を不要として遂行でき、したがって溶
接設備や溶接要員を不要にできるとともに、現場での高
所作業は、その作業時間を減少して、容易に迅速に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、倉庫設備の
施工方法における屋根板組み立て前の正面図である。
【図2】同倉庫設備の施工方法における屋根板組み立て
前の平面図である。
【図3】同倉庫設備の施工方法における梁部分の斜視図
である。
【図4】同倉庫設備の施工方法における梁部分の要部の
斜視図である。
【図5】同倉庫設備の施工方法における屋根板部分の一
部分解斜視図である。
【図6】同倉庫設備の施工方法における全体の施工状態
を示す一部切り欠き斜視図である。
【図7】同倉庫設備の施工方法における施工途中の正面
図である。
【図8】同倉庫設備の施工方法における施工途中の横断
平面図である。
【図9】同倉庫設備の施工方法における要部の一部切り
欠き正面図である。
【図10】同倉庫設備の施工方法における要部の一部切
り欠き平面図である。
【図11】同倉庫設備の施工方法における要部の拡大平
面図である。
【図12】同倉庫設備の施工方法における要部の一部切
り欠き正面図である。
【図13】同倉庫設備の施工方法における要部の縦断側
面図である。
【図14】同倉庫設備の施工方法により完成された自動
倉庫設備の縦断正面図である。
【図15】同倉庫設備の施工方法により完成された自動
倉庫設備の平面図である。
【図16】同倉庫設備の施工方法により完成された自動
倉庫設備の横断平面図である。
【図17】同倉庫設備の施工方法により完成された自動
倉庫設備の要部の縦断正面図である。
【図18】同倉庫設備の施工方法により完成された自動
倉庫設備の要部の縦断側面図である。
【図19】同倉庫設備の施工方法における棚の要部の斜
視図である。
【図20】同倉庫設備の施工方法における棚の要部の平
面図である。
【図21】同倉庫設備の施工方法における棚の要部の分
解斜視図である。
【図22】同倉庫設備の施工方法における外壁接合部の
斜視図である。
【図23】同倉庫設備の施工方法における外壁接合部の
一部切り欠き平面図である。
【図24】同倉庫設備の施工方法における外壁接合部の
一部切り欠き側面図である。
【図25】同倉庫設備の施工方法における外壁接合部の
背面図である。
【図26】同倉庫設備の施工方法における工程説明図で
ある。
【符号の説明】
1 自動倉庫設備 2 基礎部(床側) 3 レール架台 4 棚結合部 5 外壁用枠体結合部 6 基礎ユニット 10 自動倉庫 11 出し入れ装置 13 床側レール 14 天井側レール 20 棚 24 支柱 30 腕木装置 40 棚内給水管 50 建物 51 囲壁体 52 外壁用枠体 53 リップ溝形材 70 固定用装置 80 外壁 83 腰壁 85 側部給水配管 90 屋根体 91 梁部分 100 天井部給水配管 101 給水主管 103 給水枝管 110 屋根板部分 111 母屋材 120 屋根板 130 外壁吊り装置 140 昇降ガイド装置 150 結合部材 160 昇降駆動装置 イ 基礎形成工程 ロ 棚組み立て工程 ハ 外壁用枠体組み立て工程 ニ 梁部分組み立て工程 ホ 屋根板部分組み立て工程 ヘ 外壁取り付け工程 ト レール・出し入れ装置組み立て工程
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−80781(JP,A) 特開 昭58−119502(JP,A) 特開 平7−91070(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 21/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床側に、レール架台と棚結合部と外壁用
    枠体結合部とを有する基礎ユニットを据え付けたのち、
    コンクリートを打設して養生し、次いで、棚結合部を利
    用した棚の組み立て工程と、外壁用枠体結合部を利用し
    た外壁用枠体の組み立て工程と、現場の地上側で基礎部
    分以外の場所での屋根体の組み立て工程とを、工程の
    部を重複させて行い、そして外壁用枠体を利用した外壁
    の取り付け工程と、棚の上部に対する屋根体の組み立て
    工程とを、各工程の一部を重複させて行い、さらに各組
    み立て工程にその工程の一部を重複させて、レール架台
    を利用したレールの組み立て工程を行うとともに、レー
    ルの組み立て後に出し入れ装置の組み立て工程を行うこ
    とを特徴とする倉庫設備の施工方法。
  2. 【請求項2】 外壁用枠体を利用した外壁の取り付け工
    程は、外壁用枠体に支持案内される外壁吊り装置を介し
    て、上部から順次下部へと行うことを特徴とする請求項
    1記載の倉庫設備の施工方法。
  3. 【請求項3】 屋根体は、現場の地上側で基礎部分以外
    の場所で組み立てられる梁部分と屋根板部分とからな
    り、棚の上部に梁部分を組み立てたのち、この梁部分の
    上部に屋根板部分を組み立てることを特徴とする請求項
    1または2記載の倉庫設備の施工方法。
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