JPH07164204A - 多軸自動旋盤における被加工物の加工装置および加工方法 - Google Patents
多軸自動旋盤における被加工物の加工装置および加工方法Info
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- JPH07164204A JPH07164204A JP34276693A JP34276693A JPH07164204A JP H07164204 A JPH07164204 A JP H07164204A JP 34276693 A JP34276693 A JP 34276693A JP 34276693 A JP34276693 A JP 34276693A JP H07164204 A JPH07164204 A JP H07164204A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の工具を有する単一の刃物台にて複数の
主軸上の夫々の被加工物を同時に加工して生産性を高め
る。 【構成】 複数の工具Ｔを有する単一の刃物台２を中心
にして複数の主軸５Ａ、５Ｂを配置し、夫々の主軸を刃
物台２に独立して或いは連動して接離動し且つ主軸軸線
方向に独立して或いは連動して移動させ、夫々の主軸上
の被加工物を同時に加工する。
主軸上の夫々の被加工物を同時に加工して生産性を高め
る。 【構成】 複数の工具Ｔを有する単一の刃物台２を中心
にして複数の主軸５Ａ、５Ｂを配置し、夫々の主軸を刃
物台２に独立して或いは連動して接離動し且つ主軸軸線
方向に独立して或いは連動して移動させ、夫々の主軸上
の被加工物を同時に加工する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＮＣ自動旋盤、特に複
数の主軸を有する高生産性のＮＣ自動旋盤に関する。
数の主軸を有する高生産性のＮＣ自動旋盤に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のＮＣ自動旋盤は、１個の主軸に少
なくとも１個の刃物台を有するのが一般であり、複数の
主軸を有するにも拘らず１個の刃物台のみで加工する旋
盤は全く知られていない。
なくとも１個の刃物台を有するのが一般であり、複数の
主軸を有するにも拘らず１個の刃物台のみで加工する旋
盤は全く知られていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】複数の主軸に夫々把持
された被加工物を単一の刃物台に保持された複数の工具
により加工することにより、単純な構成で高生産性且つ
融通性あるＮＣ自動旋盤を得ようとするものである。
された被加工物を単一の刃物台に保持された複数の工具
により加工することにより、単純な構成で高生産性且つ
融通性あるＮＣ自動旋盤を得ようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の工具を
保持して該工具を所定位置に位置決め可能な単一の刃物
台と、該単一の刃物台を中心にしてほぼ等間隔の位置に
該単一の刃物台に対して接離摺動可能且つ主軸軸線方向
に摺動可能に設けた複数の主軸台と、該複数の主軸台に
夫々の主軸を互いに平行且つ同じ向きで回転可能に軸受
して設けた多軸自動旋盤における被加工物の加工装置、
および互いに平行な軸線を有する複数の主軸がほぼ同一
円周上に配置され、夫々の軸線方向に摺動し且つ該夫々
の軸線方向に直交する工具切り込み方向に移動し、前記
複数の主軸のほぼ中央にあって複数の工具を放射状に保
持した刃物台を順次割り出して加工工程の順序に所定の
工具の選択を行い、前記主軸の軸線方向の移動と工具切
り込み方向の移動によって被加工物に対する所定の加工
を行う加工方法である。
保持して該工具を所定位置に位置決め可能な単一の刃物
台と、該単一の刃物台を中心にしてほぼ等間隔の位置に
該単一の刃物台に対して接離摺動可能且つ主軸軸線方向
に摺動可能に設けた複数の主軸台と、該複数の主軸台に
夫々の主軸を互いに平行且つ同じ向きで回転可能に軸受
して設けた多軸自動旋盤における被加工物の加工装置、
および互いに平行な軸線を有する複数の主軸がほぼ同一
円周上に配置され、夫々の軸線方向に摺動し且つ該夫々
の軸線方向に直交する工具切り込み方向に移動し、前記
複数の主軸のほぼ中央にあって複数の工具を放射状に保
持した刃物台を順次割り出して加工工程の順序に所定の
工具の選択を行い、前記主軸の軸線方向の移動と工具切
り込み方向の移動によって被加工物に対する所定の加工
を行う加工方法である。
【０００５】
【作用】本発明は、複数の工具を保持した単一の刃物台
を中心にして配置した相互に平行な複数の主軸が、連動
して又は夫々独立して該単一の刃物台に対して接離摺動
するとともに該接離摺動方向に直交した主軸軸線方向に
連動して又は夫々独立して摺動可能であるから、単一の
刃物台に保持した複数の工具は夫々の主軸上の被加工物
を夫々同時に旋削加工することができる。従って、単一
の刃物台上の工具取付け位置を主軸と同数になるように
分割し、夫々の分割位置に夫々の主軸上の被加工物の加
工に対応する同一の工具を取付けると、複数の主軸上の
被加工物を同時に同一加工することも可能になり、また
一方の主軸上の被加工物の加工順序と他方の主軸上の別
の被加工物の加工順序とを同一にして、単一刃物台上に
該加工順序に必要な１組の工具セットをその加工順序に
配列することにより、１組の工具セットで夫々の主軸上
の被加工物に時間をずらして同一の加工順序による加工
を同時に行うことができる。
を中心にして配置した相互に平行な複数の主軸が、連動
して又は夫々独立して該単一の刃物台に対して接離摺動
するとともに該接離摺動方向に直交した主軸軸線方向に
連動して又は夫々独立して摺動可能であるから、単一の
刃物台に保持した複数の工具は夫々の主軸上の被加工物
を夫々同時に旋削加工することができる。従って、単一
の刃物台上の工具取付け位置を主軸と同数になるように
分割し、夫々の分割位置に夫々の主軸上の被加工物の加
工に対応する同一の工具を取付けると、複数の主軸上の
被加工物を同時に同一加工することも可能になり、また
一方の主軸上の被加工物の加工順序と他方の主軸上の別
の被加工物の加工順序とを同一にして、単一刃物台上に
該加工順序に必要な１組の工具セットをその加工順序に
配列することにより、１組の工具セットで夫々の主軸上
の被加工物に時間をずらして同一の加工順序による加工
を同時に行うことができる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の多軸自動旋盤における被加工
物の加工装置の第１実施例を示す斜視図であって、ベッ
ド１上には複数の工具Ｔ１〜Ｔ４のセットを２組有する
単一のタレット型刃物台２にタレット６が割出し回転可
能に設けられ、該単一の刃物台２を中心にしてほぼ等間
隔の位置に複数の横方向送り台３Ａ、３ＢがＮＣ制御さ
れるサーボモータＭ１、Ｍ２によって夫々独立して工具
切り込み方向である矢印Ｘで示す方向に前記単一の刃物
台２に対して接離摺動駆動され、夫々の横方向送り台３
Ａ、３Ｂ上には前記接離摺動方向に直交するＺ方向にＮ
Ｃ制御のサーボモータＭ３、Ｍ４により夫々独立して摺
動可能な主軸台４Ａ、４Ｂが設けられ、該夫々の主軸台
４Ａ、４Ｂには図示しないモータで夫々独立して回転駆
動される主軸５Ａ、５Ｂが相互に平行で且つ同じ向きに
なるように軸受されている。そして、夫々の主軸５Ａ、
５Ｂの先端にコレットチャックで把持された被加工物
（図示せず）に対する工具Ｔ１〜Ｔ４による加工は、Ｘ
方向に夫々独立して摺動する横方向送り台３Ａ，３Ｂと
Ｚ方向に夫々独立して摺動する主軸台とが単一の刃物台
に対して相対的に同一移動をすることによって行われ
る。
物の加工装置の第１実施例を示す斜視図であって、ベッ
ド１上には複数の工具Ｔ１〜Ｔ４のセットを２組有する
単一のタレット型刃物台２にタレット６が割出し回転可
能に設けられ、該単一の刃物台２を中心にしてほぼ等間
隔の位置に複数の横方向送り台３Ａ、３ＢがＮＣ制御さ
れるサーボモータＭ１、Ｍ２によって夫々独立して工具
切り込み方向である矢印Ｘで示す方向に前記単一の刃物
台２に対して接離摺動駆動され、夫々の横方向送り台３
Ａ、３Ｂ上には前記接離摺動方向に直交するＺ方向にＮ
Ｃ制御のサーボモータＭ３、Ｍ４により夫々独立して摺
動可能な主軸台４Ａ、４Ｂが設けられ、該夫々の主軸台
４Ａ、４Ｂには図示しないモータで夫々独立して回転駆
動される主軸５Ａ、５Ｂが相互に平行で且つ同じ向きに
なるように軸受されている。そして、夫々の主軸５Ａ、
５Ｂの先端にコレットチャックで把持された被加工物
（図示せず）に対する工具Ｔ１〜Ｔ４による加工は、Ｘ
方向に夫々独立して摺動する横方向送り台３Ａ，３Ｂと
Ｚ方向に夫々独立して摺動する主軸台とが単一の刃物台
に対して相対的に同一移動をすることによって行われ
る。
【０００７】そこで、単一の刃物台２に割出し回転可能
に取付けたタレット６上に放射状に保持した８個の工具
（内、工具Ｔ１、Ｔ２は旋削用バイト、工具Ｔ３、Ｔ４
は横穴明け用ドリルとタップとして図示されている）を
２個の主軸５Ａ、５Ｂと同数の２組の工具セットＴ１〜
Ｔ４に分割して、一側の工具Ｔ１〜Ｔ４を一組の工具の
セットとして一方の主軸５Ａに対応させ、他側の工具Ｔ
１〜Ｔ４を他の組の工具のセットとして他方の主軸５Ｂ
に対応させ、主軸台４Ａ、４Ｂをタレット６との相対位
置が同じになるように、即ち、Ｘ方向には主軸台４Ａ、
４Ｂと単一の刃物台２との距離が同じになるように接近
させ、Ｚ方向には同一移動となるように連動して移動さ
せることによって、図示の如く一側の工具Ｔ２で一方の
主軸５Ａ上の被加工物に対して所定の加工工程を、他側
の工具Ｔ２で他方の主軸５Ｂ上の被加工物に対して同じ
加工工程を、夫々同時に加工し、次いで、タレット６を
図において時計方向に回動して一側の工具Ｔ３で一方の
主軸５Ａ上の被加工物に対して次の加工工程を、他側の
工具Ｔ３で他方の主軸５Ｂ上の被加工物に対して同じ次
の加工工程を、夫々同時に加工することができる。
に取付けたタレット６上に放射状に保持した８個の工具
（内、工具Ｔ１、Ｔ２は旋削用バイト、工具Ｔ３、Ｔ４
は横穴明け用ドリルとタップとして図示されている）を
２個の主軸５Ａ、５Ｂと同数の２組の工具セットＴ１〜
Ｔ４に分割して、一側の工具Ｔ１〜Ｔ４を一組の工具の
セットとして一方の主軸５Ａに対応させ、他側の工具Ｔ
１〜Ｔ４を他の組の工具のセットとして他方の主軸５Ｂ
に対応させ、主軸台４Ａ、４Ｂをタレット６との相対位
置が同じになるように、即ち、Ｘ方向には主軸台４Ａ、
４Ｂと単一の刃物台２との距離が同じになるように接近
させ、Ｚ方向には同一移動となるように連動して移動さ
せることによって、図示の如く一側の工具Ｔ２で一方の
主軸５Ａ上の被加工物に対して所定の加工工程を、他側
の工具Ｔ２で他方の主軸５Ｂ上の被加工物に対して同じ
加工工程を、夫々同時に加工し、次いで、タレット６を
図において時計方向に回動して一側の工具Ｔ３で一方の
主軸５Ａ上の被加工物に対して次の加工工程を、他側の
工具Ｔ３で他方の主軸５Ｂ上の被加工物に対して同じ次
の加工工程を、夫々同時に加工することができる。
【０００８】なお、このとき、主軸５Ａ、５Ｂはともに
タレット６に対して相対的に同一の移動を連動して行う
ことになる。そして、このときの主軸５Ａ、５Ｂを移動
させる制御位置は、両主軸５Ａ、５Ｂに同じ制御信号を
与えることによって行ってもよく、或いは、各加工プロ
グラムに従って発生した異なったプログラムによる同一
信号であってもよい。また、主軸５Ａ、５Ｂの軸方向の
移動は、相互に連結して単一のサーボモータＭ１で移動
するようにしてもよい。
タレット６に対して相対的に同一の移動を連動して行う
ことになる。そして、このときの主軸５Ａ、５Ｂを移動
させる制御位置は、両主軸５Ａ、５Ｂに同じ制御信号を
与えることによって行ってもよく、或いは、各加工プロ
グラムに従って発生した異なったプログラムによる同一
信号であってもよい。また、主軸５Ａ、５Ｂの軸方向の
移動は、相互に連結して単一のサーボモータＭ１で移動
するようにしてもよい。
【０００９】また、加工工程が工具Ｔ１〜Ｔ４の加工で
は終らないように長い場合には、１組の工具セットＴ１
〜Ｔ４を図示の如く工具Ｔ５〜Ｔ８に交換して、主軸５
Ａの被加工物を工具Ｔ１〜Ｔ４で加工したのち工具Ｔ５
で加工すると同時に、他の主軸５Ｂの被加工物を工具Ｔ
１で加工するように加工工程を行う時間をずらしながら
加工することで、工具Ｔ１〜Ｔ８を使用するような加工
工程の長い場合でも夫々の主軸上の被加工物に対して時
間をずらしながら順次同一の加工を行うことができ、加
工工程の順序に対応する１組の工具セットＴ１〜Ｔ８で
同時に同じ加工工程の順序のうちの異なった加工工程を
加工し、主軸５Ａ、５Ｂの数に対応する加工品を大量に
生産することができる。なお、この場合、使用する工具
Ｔ１〜Ｔ８が同じ加工工程であれば、主軸５Ａによる被
加工物と主軸５Ｂによる被加工物が異なった形状の寸法
であっても、夫々の主軸５Ａ、５Ｂで異なった加工工程
による加工をすることができる。
は終らないように長い場合には、１組の工具セットＴ１
〜Ｔ４を図示の如く工具Ｔ５〜Ｔ８に交換して、主軸５
Ａの被加工物を工具Ｔ１〜Ｔ４で加工したのち工具Ｔ５
で加工すると同時に、他の主軸５Ｂの被加工物を工具Ｔ
１で加工するように加工工程を行う時間をずらしながら
加工することで、工具Ｔ１〜Ｔ８を使用するような加工
工程の長い場合でも夫々の主軸上の被加工物に対して時
間をずらしながら順次同一の加工を行うことができ、加
工工程の順序に対応する１組の工具セットＴ１〜Ｔ８で
同時に同じ加工工程の順序のうちの異なった加工工程を
加工し、主軸５Ａ、５Ｂの数に対応する加工品を大量に
生産することができる。なお、この場合、使用する工具
Ｔ１〜Ｔ８が同じ加工工程であれば、主軸５Ａによる被
加工物と主軸５Ｂによる被加工物が異なった形状の寸法
であっても、夫々の主軸５Ａ、５Ｂで異なった加工工程
による加工をすることができる。
【００１０】図２は、本発明の第２実施例の説明図であ
って、複数の工具を保持するタレット型刃物台７を中心
にして６個の主軸８Ａ〜８Ｆが図１と同様に夫々独立し
てＸ方向（タレット型刃物台７の半径方向）およびＺ方
向（夫々の主軸８Ａ〜８Ｆの軸方向）に摺動する横方向
送り台および主軸台に保持され、刃物台７を中心とした
放射方向に等間隔に配置されている。
って、複数の工具を保持するタレット型刃物台７を中心
にして６個の主軸８Ａ〜８Ｆが図１と同様に夫々独立し
てＸ方向（タレット型刃物台７の半径方向）およびＺ方
向（夫々の主軸８Ａ〜８Ｆの軸方向）に摺動する横方向
送り台および主軸台に保持され、刃物台７を中心とした
放射方向に等間隔に配置されている。
【００１１】そして、前述の分割加工の場合は、タレッ
ト型刃物台７は等角度に６分割した工具取付け位置を備
え、夫々の工具取付位置に夫々の主軸上の被加工物の加
工に対応する工具を取付ける。また、夫々の主軸８Ａ〜
８Ｆ上の被加工物が６工程の加工工程を有する同一の加
工を要する場合は、タレット型刃物台７に夫々の加工工
程に対応する工具Ｔ１〜Ｔ６を加工工程の順序に従って
取付け、夫々の加工工程のうち最長の時間を有する工程
の最長加工時間ごとにタレット型刃物台７を割出し回転
して夫々の主軸上の被加工物に工具Ｔ１〜Ｔ６の加工工
程を順に行えば、加工工程の順序に対応する１組の工具
Ｔ１〜Ｔ６をタレット上に取付けるだけで同一形状に加
工された被加工物が最長時間ごとに生産することがで
き、タレット上の複数の工具のすべてが同時に加工に直
接参加することができる。
ト型刃物台７は等角度に６分割した工具取付け位置を備
え、夫々の工具取付位置に夫々の主軸上の被加工物の加
工に対応する工具を取付ける。また、夫々の主軸８Ａ〜
８Ｆ上の被加工物が６工程の加工工程を有する同一の加
工を要する場合は、タレット型刃物台７に夫々の加工工
程に対応する工具Ｔ１〜Ｔ６を加工工程の順序に従って
取付け、夫々の加工工程のうち最長の時間を有する工程
の最長加工時間ごとにタレット型刃物台７を割出し回転
して夫々の主軸上の被加工物に工具Ｔ１〜Ｔ６の加工工
程を順に行えば、加工工程の順序に対応する１組の工具
Ｔ１〜Ｔ６をタレット上に取付けるだけで同一形状に加
工された被加工物が最長時間ごとに生産することがで
き、タレット上の複数の工具のすべてが同時に加工に直
接参加することができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、複数の加工工具を有する単一
の刃物台を中心にしてその周囲に複数の主軸が、夫々独
立して加工工具に対して接離方向（ＸＸ方向）に摺動制
御されるとともに、該接離方向に直交する互いに平行な
軸線方向（ＺＸ方向）に夫々独立して摺動制御されるか
ら、夫々の主軸先端に把持された被加工物に対する切込
み方向（ＸＸ方向）の補正は横方向送り台で、また加工
位置（ＺＸ方向）の補正は主軸台で、夫々独立して行わ
れるので、精度の高い加工が可能となり、また、夫々の
主軸の被加工物の加工工程の順序と単一の刃物台上のタ
レットに取付ける複数の工具の配列とを様々に対応させ
て設定すると、単一の刃物台上の複数の工具は同時に複
数の主軸に把持された被加工物の加工に参加して同時に
多数の加工品が生産され、加工効率が著しく向上する。
従って、高生産性を有し加工工程に順応して融通性のあ
る多軸自動盤における被加工物の加工が実現し、その効
果は著大である。
の刃物台を中心にしてその周囲に複数の主軸が、夫々独
立して加工工具に対して接離方向（ＸＸ方向）に摺動制
御されるとともに、該接離方向に直交する互いに平行な
軸線方向（ＺＸ方向）に夫々独立して摺動制御されるか
ら、夫々の主軸先端に把持された被加工物に対する切込
み方向（ＸＸ方向）の補正は横方向送り台で、また加工
位置（ＺＸ方向）の補正は主軸台で、夫々独立して行わ
れるので、精度の高い加工が可能となり、また、夫々の
主軸の被加工物の加工工程の順序と単一の刃物台上のタ
レットに取付ける複数の工具の配列とを様々に対応させ
て設定すると、単一の刃物台上の複数の工具は同時に複
数の主軸に把持された被加工物の加工に参加して同時に
多数の加工品が生産され、加工効率が著しく向上する。
従って、高生産性を有し加工工程に順応して融通性のあ
る多軸自動盤における被加工物の加工が実現し、その効
果は著大である。
【図１】本発明の第１実施例を示す要部斜視図である。
【図２】本発明の第２実施例を示す説明図である。。
【符号の説明】 １ ベッド ２，７ 刃物台 ３Ａ，３Ｂ 横方向送り台 ４Ａ，４Ｂ 主軸台 ５Ａ，５Ｂ，８Ａ〜８Ｆ 主軸 ６ タレット Ｔ１〜Ｔ６ 工具 Ｍ１〜Ｍ４ サーボモータ
Claims (6)
- 【請求項１】 複数の工具を保持して該工具を所定の位
置に位置決め可能な単一の刃物台と、該単一の刃物台を
中心にしてほぼ等間隔の位置に前記単一の刃物台に対し
て接離摺動可能且つ主軸軸線方向に摺動可能に設けた複
数の主軸台と、該複数の主軸台に夫々の主軸を互いに平
行且つ同じ向きで回転可能に軸受して設けた多軸自動旋
盤における被加工物の加工装置。 - 【請求項２】 複数組の工具のセットが単一の刃物台に
保持され、単一の刃物台を位置決めする毎に前記工具の
セットの夫々同一の工具が複数の主軸に対して夫々対向
し、該複数の主軸が前記単一の刃物台に対して相対的に
同一移動をする請求項１記載の多軸自動旋盤における被
加工物の加工装置。 - 【請求項３】 単一の刃物台がタレット刃物台である請
求項１記載の多軸自動旋盤における被加工物の加工装
置。 - 【請求項４】 互いに平行な軸線を有する複数の主軸が
ほぼ同一円周上に配置され、夫々の軸線方向に摺動し且
つ該夫々の軸線方向に直交する工具切込み方向に移動
し、前記複数の主軸のほぼ中央にあって複数の工具を放
射状に保持した刃物台を順次割出して加工工程の順序に
所定の工具の選択を行い、前記主軸の軸線方向の移動と
工具切込み方向の移動によって被加工物に対する所定の
加工を行う、多軸自動旋盤における被加工物の加工方
法。 - 【請求項５】 夫々の主軸上の被加工物の加工工程とそ
の順序を同一にして、加工工程に対応して配列した工具
のセットを複数組前記加工工程の順序に刃物台に取付
け、夫々の工具のセットにおける同一の工具が同時に夫
々の主軸に対向し、夫々の主軸を刃物台に対して相対的
に同一移動をさせて前記複数の主軸の被加工物に同一加
工を行う、請求項４記載の多軸自動旋盤における被加工
物の加工方法。 - 【請求項６】 夫々の主軸上の被加工物の加工工程とそ
の順序を同一にして、加工工程に対応する一組の工具の
セットを前記加工工程の順序に刃物台に配列して取付
け、夫々の主軸上の被加工物に対して時間をずらしなが
ら順次同一加工を行う、請求項４記載の多軸自動旋盤に
おける被加工物の加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34276693A JP3370761B2 (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 多軸自動旋盤における被加工物の加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34276693A JP3370761B2 (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 多軸自動旋盤における被加工物の加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07164204A true JPH07164204A (ja) | 1995-06-27 |
| JP3370761B2 JP3370761B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=18356337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34276693A Expired - Fee Related JP3370761B2 (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 多軸自動旋盤における被加工物の加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3370761B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP34276693A patent/JP3370761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3370761B2 (ja) | 2003-01-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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| R350 | Written notification of registration of transfer |
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