JPH0716188B2 - ワイヤレスロ−カル伝送システム - Google Patents
ワイヤレスロ−カル伝送システムInfo
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- JPH0716188B2 JPH0716188B2 JP1504786A JP1504786A JPH0716188B2 JP H0716188 B2 JPH0716188 B2 JP H0716188B2 JP 1504786 A JP1504786 A JP 1504786A JP 1504786 A JP1504786 A JP 1504786A JP H0716188 B2 JPH0716188 B2 JP H0716188B2
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- terminal
- transmission
- wireless
- satellite
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Optical Communication System (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、専用線を用いた時分割多重伝送負荷制御シス
テムのサブローカルシステムとしてのワイヤレス端末器
を用いたワイヤレスローカル伝送システムに関するもの
である。
テムのサブローカルシステムとしてのワイヤレス端末器
を用いたワイヤレスローカル伝送システムに関するもの
である。
[背景技術] 第5図はこの種の時分割多重伝送負荷制御システムの概
略構成図を示すものであり、まず、この時分割多重伝送
負荷制御システムの基本構成について説明すると、CPU
等からなる親機1に、夫々固有のアドレスを有する複数
の端末器2が信号線5を介して接続されており、端末器
2の制御出力にて1つ乃至同一チャンネルで系列化され
た例えば照明負荷3を点滅制御するものである。親機1
より信号線5を介して各端末器2にサイクリックに時分
割伝送される伝送信号のフォーマットは第6図に示すよ
うな構成となっている。すなわち、同期をとるためにの
スタート信号、各端末器2に対応するアドレスデータ、
照明負荷3の点灯や消灯等の制御を行なうための制御デ
ータ、端末器2からの監視入力データを親機1へ返送す
るための返送待機期間等から伝送信号が構成されてい
る。しかして、親機1からは、スタート、アドレスデー
タ、制御データ、返送待機期間等からなる伝送信号線5
を介して各端末器2に時分割でサイクリックに伝送し、
端末器2では自己のアドレスが伝送信号のアドレスデー
タと一致すれば、アドレスデータに続く制御データを読
み取り、この制御データに基づいて照明負荷3を点灯、
消灯等の動作を制御する。また、このような照明負荷3
の点,減状態のデータを伝送信号の返送待機期間内に監
視入力データとして親機1へ返送し、親機1では照明負
荷3の状態を監視入力データに基づいて監視する。そし
て、親機1では端末器2からの監視入力データに基づ
き、照明負荷3の点灯、消灯状態に応じて端末器2の表
示部6を消灯または消灯するように、次の伝送信号の伝
送時に制御データとして送る。端末器2ではこの制御デ
ータにより表示部を点灯または消灯制御するようにして
いる。また、端末器2では照明負荷3を点,滅制御する
スイッチ4が設けられており、このスイッチ4の操作入
力が監視入力データとして上記と同様に親機1へと返送
され、親機1は該監視入力データに基づいて、照明負荷
3を点灯または消灯する制御データを端末器2に伝送す
るものである。
略構成図を示すものであり、まず、この時分割多重伝送
負荷制御システムの基本構成について説明すると、CPU
等からなる親機1に、夫々固有のアドレスを有する複数
の端末器2が信号線5を介して接続されており、端末器
2の制御出力にて1つ乃至同一チャンネルで系列化され
た例えば照明負荷3を点滅制御するものである。親機1
より信号線5を介して各端末器2にサイクリックに時分
割伝送される伝送信号のフォーマットは第6図に示すよ
うな構成となっている。すなわち、同期をとるためにの
スタート信号、各端末器2に対応するアドレスデータ、
照明負荷3の点灯や消灯等の制御を行なうための制御デ
ータ、端末器2からの監視入力データを親機1へ返送す
るための返送待機期間等から伝送信号が構成されてい
る。しかして、親機1からは、スタート、アドレスデー
タ、制御データ、返送待機期間等からなる伝送信号線5
を介して各端末器2に時分割でサイクリックに伝送し、
端末器2では自己のアドレスが伝送信号のアドレスデー
タと一致すれば、アドレスデータに続く制御データを読
み取り、この制御データに基づいて照明負荷3を点灯、
消灯等の動作を制御する。また、このような照明負荷3
の点,減状態のデータを伝送信号の返送待機期間内に監
視入力データとして親機1へ返送し、親機1では照明負
荷3の状態を監視入力データに基づいて監視する。そし
て、親機1では端末器2からの監視入力データに基づ
き、照明負荷3の点灯、消灯状態に応じて端末器2の表
示部6を消灯または消灯するように、次の伝送信号の伝
送時に制御データとして送る。端末器2ではこの制御デ
ータにより表示部を点灯または消灯制御するようにして
いる。また、端末器2では照明負荷3を点,滅制御する
スイッチ4が設けられており、このスイッチ4の操作入
力が監視入力データとして上記と同様に親機1へと返送
され、親機1は該監視入力データに基づいて、照明負荷
3を点灯または消灯する制御データを端末器2に伝送す
るものである。
ところで、上記端末器2をワイヤレスで行なえるように
信号線5に伝送信号の中継用のサテライト端末器と、こ
のサテライト端末器より伝送信号をワイヤレスで送信
し、この送信された伝送信号を受信するワイヤレス端末
器とを設け、ワイヤレス端末器では伝送信号をデータ処
理し、アドレスデータや制御データ等を読み取り、負荷
を制御し、伝送信号の返送待機期間内に負荷の制御状態
を監視入力データとして該ワイヤレス端末器よりサテラ
イト端末器へワイヤレス伝送し、該サテライト端末器か
ら信号線5を介して親機1へ返送するようにしたローカ
ルワイヤレス端末システムが提供されている。かかる従
来例においては、中継用のサテライト端末器よりワイヤ
レス端末器に常時サイクリックに時分割多重伝送信号が
送信され、ワイヤレス端末器ではアドレスが一致した
時、該ワイヤレス端末器からサテライト端末器へ上述の
ように信号が返信され、親機とワイヤレス端末器のやり
とりが行なわれている。つまり、サテライト端末器は常
時送信状態であり、他のサテライト端末器との干渉及び
他のワイヤレス端末器との干渉が問題となる。また、サ
テライト端末器の送信時の消費電流が大で、システム的
な電源電流の制約が生じている。
信号線5に伝送信号の中継用のサテライト端末器と、こ
のサテライト端末器より伝送信号をワイヤレスで送信
し、この送信された伝送信号を受信するワイヤレス端末
器とを設け、ワイヤレス端末器では伝送信号をデータ処
理し、アドレスデータや制御データ等を読み取り、負荷
を制御し、伝送信号の返送待機期間内に負荷の制御状態
を監視入力データとして該ワイヤレス端末器よりサテラ
イト端末器へワイヤレス伝送し、該サテライト端末器か
ら信号線5を介して親機1へ返送するようにしたローカ
ルワイヤレス端末システムが提供されている。かかる従
来例においては、中継用のサテライト端末器よりワイヤ
レス端末器に常時サイクリックに時分割多重伝送信号が
送信され、ワイヤレス端末器ではアドレスが一致した
時、該ワイヤレス端末器からサテライト端末器へ上述の
ように信号が返信され、親機とワイヤレス端末器のやり
とりが行なわれている。つまり、サテライト端末器は常
時送信状態であり、他のサテライト端末器との干渉及び
他のワイヤレス端末器との干渉が問題となる。また、サ
テライト端末器の送信時の消費電流が大で、システム的
な電源電流の制約が生じている。
[発明の目的] 本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、ワ
イヤレス端末器に監視接点入力やスイッチ操作等の監視
入力データが入力された時だけ、ワイヤレス端末器から
マーク信号をサテライト端末器に送信し、所定の時間だ
けサテライト端末器から伝送信号をワイヤレス端末器へ
送信するようにし、他のサテライト端末器やワイヤレス
端末器との干渉を改善するとともに、システム消費電流
を低減することを目的としたワイヤレスローカル伝送シ
ステムを提供するものである。
イヤレス端末器に監視接点入力やスイッチ操作等の監視
入力データが入力された時だけ、ワイヤレス端末器から
マーク信号をサテライト端末器に送信し、所定の時間だ
けサテライト端末器から伝送信号をワイヤレス端末器へ
送信するようにし、他のサテライト端末器やワイヤレス
端末器との干渉を改善するとともに、システム消費電流
を低減することを目的としたワイヤレスローカル伝送シ
ステムを提供するものである。
[発明の開示] 以下、本発明の実施例を図面により説明する。第1図は
多重伝送システムないしライヤレスローカル伝送システ
ムの概略構成図を示すものであり、親機1からの信号線
5には従来で述べた一般的な端末器で2や中継用のサテ
ライト端末器7が複数接続されている。サテライト端末
器7は親機1からの伝送信号を受けてワイヤレス端末器
8との間でワイヤレス伝送を行なうようにしたものであ
り、このサテライト端末器7とワイヤレス端末器8でロ
ーカルワイヤレス端末システムAが構成される。このロ
ーカルワイヤレス端末システムAは複数信号線5に接続
されうるものである。
多重伝送システムないしライヤレスローカル伝送システ
ムの概略構成図を示すものであり、親機1からの信号線
5には従来で述べた一般的な端末器で2や中継用のサテ
ライト端末器7が複数接続されている。サテライト端末
器7は親機1からの伝送信号を受けてワイヤレス端末器
8との間でワイヤレス伝送を行なうようにしたものであ
り、このサテライト端末器7とワイヤレス端末器8でロ
ーカルワイヤレス端末システムAが構成される。このロ
ーカルワイヤレス端末システムAは複数信号線5に接続
されうるものである。
第2図は双方向のワイヤレス端末器8のブロック図を示
すものでおり、サテライト端末器7からワイヤレス伝送
された伝送信号を受信するPinダイオード等からなる受
信部13と、受信部13から出力された伝送信号のアドレス
データや制御データ等を処理する端末信号処理部14と、
端末信号処理部14より出力された制御データに基づいて
負荷を制御する制御出力部15と、制御入力や監視接点入
力やスイッチ操作等を監視入力データとして入力する監
視入力部18と、ワイヤレス端末器8自体のアドレスを任
意に設定する端末アドレス設定部17と、端末信号処理部
14から出力された監視入力データをワイヤレスでサテラ
イト端末器7へ送信する送信部19と、各部に電源を供給
する電源部16等から構成されている。更に、監視入力部
8の各接点から並列に信号がオアゲート21の入力される
ようにしてあり、このオアゲート21の出力でマーク信号
発生部20を駆動するようにしている。マーク信号発生部
20から出力された信号はオアゲート21を介して送信部19
よりサテライト端末器7へワイヤレス伝送するようにし
ている。尚、上記マーク信号発生部20、送信部19等でマ
ーク信号送信手段が構成される。
すものでおり、サテライト端末器7からワイヤレス伝送
された伝送信号を受信するPinダイオード等からなる受
信部13と、受信部13から出力された伝送信号のアドレス
データや制御データ等を処理する端末信号処理部14と、
端末信号処理部14より出力された制御データに基づいて
負荷を制御する制御出力部15と、制御入力や監視接点入
力やスイッチ操作等を監視入力データとして入力する監
視入力部18と、ワイヤレス端末器8自体のアドレスを任
意に設定する端末アドレス設定部17と、端末信号処理部
14から出力された監視入力データをワイヤレスでサテラ
イト端末器7へ送信する送信部19と、各部に電源を供給
する電源部16等から構成されている。更に、監視入力部
8の各接点から並列に信号がオアゲート21の入力される
ようにしてあり、このオアゲート21の出力でマーク信号
発生部20を駆動するようにしている。マーク信号発生部
20から出力された信号はオアゲート21を介して送信部19
よりサテライト端末器7へワイヤレス伝送するようにし
ている。尚、上記マーク信号発生部20、送信部19等でマ
ーク信号送信手段が構成される。
第3図はサテライト端末器7のブロック図を示すもので
あり、信号線5を介して親機1と伝送信号の授受を行な
う信号中継部10と、信号中継部10を介して出力された伝
送信号をワイヤレスにてワイヤレス端末器8の受信部13
へ送信するLED等からなるワイヤレス送信部11と、ワイ
ヤレス端末器8の送信部19から送信された監視入力デー
タやマーク信号を受信してマーク信号処理部24を介して
信号中継部10へ送るPinダイオード等からなるワイヤレ
ス受信部12等から構成されている。信号中継部10ではワ
イヤレス受信部12から出力された監視入力データを伝送
信号の返送待機期間内に親機1へ返送するものである。
更に、ワイヤレス受信部12で受信されたマーク信号処理
部24にてデータ処理され、マーク信号を検出した場合に
はゲート回路22を開ける開信号を出力するようにしてい
る。ゲート回路22はマーク信号を検出しない通常時にお
いては、閉じており、従って信号中継部10からの伝送信
号はワイヤレス送信部に11には送られない。マーク信号
処理部24でワイヤレス端末器8からのマーク信号を検出
した場合には開信号によりゲート回路22は開かれ、伝送
信号がワイヤレス送信部11へ送られて、該ワイヤレス送
信部11からワイヤレス端末器8へ伝送信号がワイヤレス
伝送されることになる。また、ワイヤレス端末器8から
返信信号を返送後、一定時間カウンタ部23がカウントを
し始め、所定時間経過後に閉信号をゲート回路22に送
り、ゲート回路22を閉じるようにしている。尚、カウン
タ部23、マーク信号処理部24、ゲート回路22等で返信制
御手段が構成される。
あり、信号線5を介して親機1と伝送信号の授受を行な
う信号中継部10と、信号中継部10を介して出力された伝
送信号をワイヤレスにてワイヤレス端末器8の受信部13
へ送信するLED等からなるワイヤレス送信部11と、ワイ
ヤレス端末器8の送信部19から送信された監視入力デー
タやマーク信号を受信してマーク信号処理部24を介して
信号中継部10へ送るPinダイオード等からなるワイヤレ
ス受信部12等から構成されている。信号中継部10ではワ
イヤレス受信部12から出力された監視入力データを伝送
信号の返送待機期間内に親機1へ返送するものである。
更に、ワイヤレス受信部12で受信されたマーク信号処理
部24にてデータ処理され、マーク信号を検出した場合に
はゲート回路22を開ける開信号を出力するようにしてい
る。ゲート回路22はマーク信号を検出しない通常時にお
いては、閉じており、従って信号中継部10からの伝送信
号はワイヤレス送信部に11には送られない。マーク信号
処理部24でワイヤレス端末器8からのマーク信号を検出
した場合には開信号によりゲート回路22は開かれ、伝送
信号がワイヤレス送信部11へ送られて、該ワイヤレス送
信部11からワイヤレス端末器8へ伝送信号がワイヤレス
伝送されることになる。また、ワイヤレス端末器8から
返信信号を返送後、一定時間カウンタ部23がカウントを
し始め、所定時間経過後に閉信号をゲート回路22に送
り、ゲート回路22を閉じるようにしている。尚、カウン
タ部23、マーク信号処理部24、ゲート回路22等で返信制
御手段が構成される。
しかして、双方向のワイヤレス端末器8のアドレス設定
部17で通常の端末器と同様に任意のアドレスを設定す
る。親機1からは上述の如く、信号線5を介してスター
ト信号、アドレスデータ、制御データ、返送待機期間等
からなる伝送信号を時分割でサイクリックに各端末器に
伝送し、この伝送信号は、サテライト端末器7の信号中
継部10へ入力されるが、ワイヤレス端末器8からは例え
ば接点入力としての監視入力データであるマーク信号が
送信されていないため、ゲート回路22が閉じており、ワ
イヤレス送信部11は駆動されず、電流消費は少ない状態
となっている。ここで、ワイヤレス端末器8の監視入力
18の接点が入力されると、マーク信号発生部20が駆動さ
れて、送信部19からマーク信号がサテライト端末器7の
ワイヤレス受信部12へワイヤヤレス伝送される。尚、こ
こではワイヤレス端末器8の入力(監視接点入力、スイ
ッチ操作etc)を手順の最上位に位置付けている。サテ
ライト粉末器7では、ワイヤレス受信部12でマーク信号
が受信され、マーク信号処理部24から開信号がゲート回
路22に入力されて該ゲート回路22が開かれ、ここで初め
てサイクリックな伝送信号がワイヤレス送信部11からワ
イヤレス端末器8へワイヤレス伝送されることになる。
従って、親機1とワイヤレス端末器8とのデータのやり
とりが有機伝送とワイヤレス伝送で行なわれ、ワイヤレ
ス端末器8の入力状態及び親機1からワイヤレス端末器
8への制御(アンサーバック表示etc)データが送られ
る。ワイヤレス端末器8からの返信信号は伝送信号の返
送待機期間内で信号中継部10を介して親機1へ返送され
ることになる。一通りのデータの授受が終わり、ワイヤ
レス端末器8から送信信号が一定時間以上なくなると、
カウンタ部23の閉信号の出力によりゲート回路22が自動
的に閉じられ、イニシャル状態に戻る。
部17で通常の端末器と同様に任意のアドレスを設定す
る。親機1からは上述の如く、信号線5を介してスター
ト信号、アドレスデータ、制御データ、返送待機期間等
からなる伝送信号を時分割でサイクリックに各端末器に
伝送し、この伝送信号は、サテライト端末器7の信号中
継部10へ入力されるが、ワイヤレス端末器8からは例え
ば接点入力としての監視入力データであるマーク信号が
送信されていないため、ゲート回路22が閉じており、ワ
イヤレス送信部11は駆動されず、電流消費は少ない状態
となっている。ここで、ワイヤレス端末器8の監視入力
18の接点が入力されると、マーク信号発生部20が駆動さ
れて、送信部19からマーク信号がサテライト端末器7の
ワイヤレス受信部12へワイヤヤレス伝送される。尚、こ
こではワイヤレス端末器8の入力(監視接点入力、スイ
ッチ操作etc)を手順の最上位に位置付けている。サテ
ライト粉末器7では、ワイヤレス受信部12でマーク信号
が受信され、マーク信号処理部24から開信号がゲート回
路22に入力されて該ゲート回路22が開かれ、ここで初め
てサイクリックな伝送信号がワイヤレス送信部11からワ
イヤレス端末器8へワイヤレス伝送されることになる。
従って、親機1とワイヤレス端末器8とのデータのやり
とりが有機伝送とワイヤレス伝送で行なわれ、ワイヤレ
ス端末器8の入力状態及び親機1からワイヤレス端末器
8への制御(アンサーバック表示etc)データが送られ
る。ワイヤレス端末器8からの返信信号は伝送信号の返
送待機期間内で信号中継部10を介して親機1へ返送され
ることになる。一通りのデータの授受が終わり、ワイヤ
レス端末器8から送信信号が一定時間以上なくなると、
カウンタ部23の閉信号の出力によりゲート回路22が自動
的に閉じられ、イニシャル状態に戻る。
第4図はこの状態を示すものであり、同図(a)のよう
に端末入力があると、同図(b)のようにマーク信号発
生部20によりマーク信号が出され、このマーク信号が送
信されてマーク信号処理部24でマーク信号が検出され
る。そして、同図(c)のようにマーク信号処理部24よ
り開信号が出力され、ゲート回路22を開き、同図(d)
に示すように伝送信号がワイヤレス端末器8へ送信され
る。ワイヤレス端末器8では第4図(e)に示すように
伝送信号の返送待機期間内に状態入力、制御アンサーバ
ック等の返信信号をサテライト端末器7を介して親機1
返信返送する。この返信信号が一定時間以上なくなる
と、カウンタ部23の出力より第4図(f)に示すように
閉信号が出力され、上述のように初期状態に戻ることに
なる。このように、サテライト粉末器7が親機1からの
伝送信号をワイヤレス粉末器8へワイヤレス伝送するの
は、ワイヤレス粉末器8からの入力時(粉末要求時)の
みとなり、他のワイヤレス信号との干渉が大幅に改善さ
れると共に、サテライト粉末器7からのワイヤレス伝送
が間欠となり(端末要求時のみ)、システム消費電流が
低減されるものである。
に端末入力があると、同図(b)のようにマーク信号発
生部20によりマーク信号が出され、このマーク信号が送
信されてマーク信号処理部24でマーク信号が検出され
る。そして、同図(c)のようにマーク信号処理部24よ
り開信号が出力され、ゲート回路22を開き、同図(d)
に示すように伝送信号がワイヤレス端末器8へ送信され
る。ワイヤレス端末器8では第4図(e)に示すように
伝送信号の返送待機期間内に状態入力、制御アンサーバ
ック等の返信信号をサテライト端末器7を介して親機1
返信返送する。この返信信号が一定時間以上なくなる
と、カウンタ部23の出力より第4図(f)に示すように
閉信号が出力され、上述のように初期状態に戻ることに
なる。このように、サテライト粉末器7が親機1からの
伝送信号をワイヤレス粉末器8へワイヤレス伝送するの
は、ワイヤレス粉末器8からの入力時(粉末要求時)の
みとなり、他のワイヤレス信号との干渉が大幅に改善さ
れると共に、サテライト粉末器7からのワイヤレス伝送
が間欠となり(端末要求時のみ)、システム消費電流が
低減されるものである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、ワイヤレスローカル伝送システ
ムにおいて、監視接点入力やスイッチ操作等の監視入力
データが入力された時に、マーク信号をワイヤレス端末
器よりサテライト端末器へ送信されるマーク信号送信手
段を該ワイヤレス端末器に設け、サテライト端末器では
上記マーク信号を受信した場合だけ所定の時間親機から
の伝送信号をワイヤレス端末器へ送信する送信制御手段
を該サテライト端末器に設けたものであるから、ワイヤ
レス端末器が要求する場合に監視入力データを入力して
マーク信号送信手段によりマーク信号をサテライト粉末
器へ送信し、サテライト粉末器では該マーク信号を受信
して送信制御手段により親機からの伝送信号をワイヤレ
ス端末器へワイヤレス伝送することで、他のワイヤレス
信号との干渉がワイヤレス端末器の要求時のみとなり、
他のサテライト端末器やワイヤレス端末器との干渉が大
幅に改善されるものであり、また、ワイヤレス端末器が
要求してマーク信号を受信した時だけサテライト端末器
が動作して伝送信号を送信するから、全体としてサテラ
イト端末器からの伝送信号の送信が間欠的となり、シス
テムの消費電流が低滅される効果を奏するものである。
ムにおいて、監視接点入力やスイッチ操作等の監視入力
データが入力された時に、マーク信号をワイヤレス端末
器よりサテライト端末器へ送信されるマーク信号送信手
段を該ワイヤレス端末器に設け、サテライト端末器では
上記マーク信号を受信した場合だけ所定の時間親機から
の伝送信号をワイヤレス端末器へ送信する送信制御手段
を該サテライト端末器に設けたものであるから、ワイヤ
レス端末器が要求する場合に監視入力データを入力して
マーク信号送信手段によりマーク信号をサテライト粉末
器へ送信し、サテライト粉末器では該マーク信号を受信
して送信制御手段により親機からの伝送信号をワイヤレ
ス端末器へワイヤレス伝送することで、他のワイヤレス
信号との干渉がワイヤレス端末器の要求時のみとなり、
他のサテライト端末器やワイヤレス端末器との干渉が大
幅に改善されるものであり、また、ワイヤレス端末器が
要求してマーク信号を受信した時だけサテライト端末器
が動作して伝送信号を送信するから、全体としてサテラ
イト端末器からの伝送信号の送信が間欠的となり、シス
テムの消費電流が低滅される効果を奏するものである。
しかも、ワイヤレス端末器では監視入力データが入力さ
れたときにマーク信号をサテライト端末器へ送信し、か
つサテライト端末器ではワイヤレス端末器からのマーク
信号を受信したときにのみ、親機からの伝送信号をワイ
ヤレス端末器に所定時間だけ送信するから、サテライト
端末器はマーク信号を受信したときにのみ親機とワイヤ
レス端末器との間の中継器として機能するのであって、
サテライト端末器は親機からの呼出毎にワイヤレス端末
器と交信する必要がなく、親機が前端末器に伝送信号を
伝送するのに必要な1サイクルの時間を比較的短くする
ことができるという利点がある。すなわち、各端末器に
対してサイクリックに伝送信号を時分割伝送する場合に
伝送遅れを少なくしようとすれば、各端末器を呼び出す
周期を短くすることが必要であって、本発明ではワイヤ
レス端末器からサテライト端末器にマーク信号が伝送さ
れたときのみサテライト端末器とワイヤレス端末器との
間で交信が行なわれるから、サテライト端末器の呼出毎
にワイヤレス端末器と交信を行なう場合に比較すれば、
ワイヤレス端末器との交信処理の回数が少ない分だけ上
記周期を短くすることができるのである。
れたときにマーク信号をサテライト端末器へ送信し、か
つサテライト端末器ではワイヤレス端末器からのマーク
信号を受信したときにのみ、親機からの伝送信号をワイ
ヤレス端末器に所定時間だけ送信するから、サテライト
端末器はマーク信号を受信したときにのみ親機とワイヤ
レス端末器との間の中継器として機能するのであって、
サテライト端末器は親機からの呼出毎にワイヤレス端末
器と交信する必要がなく、親機が前端末器に伝送信号を
伝送するのに必要な1サイクルの時間を比較的短くする
ことができるという利点がある。すなわち、各端末器に
対してサイクリックに伝送信号を時分割伝送する場合に
伝送遅れを少なくしようとすれば、各端末器を呼び出す
周期を短くすることが必要であって、本発明ではワイヤ
レス端末器からサテライト端末器にマーク信号が伝送さ
れたときのみサテライト端末器とワイヤレス端末器との
間で交信が行なわれるから、サテライト端末器の呼出毎
にワイヤレス端末器と交信を行なう場合に比較すれば、
ワイヤレス端末器との交信処理の回数が少ない分だけ上
記周期を短くすることができるのである。
第1図は本発明の実施例のシステム構成図、第2図は同
上のワイヤレス端末器のブロック図、第3図は同上のサ
テライト端末器のブロック図、第4図は同上の動作例を
示すタイムチャート、第5図は一般的な時分割多重伝送
負荷制御システムの概略構成図、第6図は同上の伝送信
号のフォーマットを示す図である。 1は親機、2は端末器、5は信号線、7はサテライト端
末器、8はワイヤレス端末器を示す。
上のワイヤレス端末器のブロック図、第3図は同上のサ
テライト端末器のブロック図、第4図は同上の動作例を
示すタイムチャート、第5図は一般的な時分割多重伝送
負荷制御システムの概略構成図、第6図は同上の伝送信
号のフォーマットを示す図である。 1は親機、2は端末器、5は信号線、7はサテライト端
末器、8はワイヤレス端末器を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/22
Claims (1)
- 【請求項1】親機と、夫々固有のアドレスを有し信号線
を介して親機と接続されている複数の端末器とを設け、
親機より信号線を介して、各端末器に対応するアドレス
データ、端末器に接続されている負荷制御用の制御デー
タ、返送待機期間等からなる伝送信号を各端末器にサイ
クリックに時分割伝送し、上記伝送信号の返送待機期間
内に負荷制御用入力や負荷制御状態等の監視入力データ
を該当する端末器より親機へ返送するようにした時分割
多重伝送負荷制御システムであって、上記信号線に接続
した中継用のサテライト端末器を設け、このサテライト
端末器とワイヤレス伝送にて信号の送受を可能するワイ
ヤレス端末器を設け、親機とワイヤレス端末器とのデー
タの授受をサテライト端末器とワイヤレス端末器との間
のワイヤレス伝送を介して行なうようにしたワイヤレス
ローカル伝送システムにおいて、監視接点入力やスイッ
チ操作等の監視入力データが入力された時に、マーク信
号をワイヤレス端末器よりサテライト端末器へ送信する
マーク信号送信手段を該ワイヤレス端末器に設け、サテ
ライト端末器では上記マーク信号を受信した場合だけ所
定の時間親機からの伝送信号をワイヤレス端末器へ送信
する送信制御手段を該サテライト端末器に設けて成るこ
とを特徴とするワイヤレスローカル伝送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1504786A JPH0716188B2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 | ワイヤレスロ−カル伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1504786A JPH0716188B2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 | ワイヤレスロ−カル伝送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62172837A JPS62172837A (ja) | 1987-07-29 |
JPH0716188B2 true JPH0716188B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=11877916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1504786A Expired - Lifetime JPH0716188B2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 | ワイヤレスロ−カル伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716188B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6113834A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-22 | Hochiki Corp | 無線式送受信装置 |
-
1986
- 1986-01-27 JP JP1504786A patent/JPH0716188B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62172837A (ja) | 1987-07-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |