JPH07161100A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH07161100A
JPH07161100A JP5307930A JP30793093A JPH07161100A JP H07161100 A JPH07161100 A JP H07161100A JP 5307930 A JP5307930 A JP 5307930A JP 30793093 A JP30793093 A JP 30793093A JP H07161100 A JPH07161100 A JP H07161100A
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JP
Japan
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track
area
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recorded
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JP5307930A
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English (en)
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Hiroshi Ichikawa
啓 市川
Makoto Goto
誠 後藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/022Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/024Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals on tapes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B27/022Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/029Insert-editing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラックの一部を書き換えるインサート編集
を行うときに、編集領域と未編集領域で記録がずれるこ
とのない磁気記録再生装置を提供する。 【構成】 トラック20に、自トラックの記録モードを
示す記録モードコードをテープ8に記録する。インサー
ト編集時に、編集情報信号に付随する基準記録モードコ
ードと、未インサート編集領域の再生によって得られる
再生された前記記録モードコードとを記録モードコード
比較手段30にて比較する。比較手段30の出力に応答
して、前記基準記録モードコードと再生された前記記録
モードコードとがずれた場合、インサート編集中断手段
31にてインサート編集を終了させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像、音声、データ等
をテープに記録再生する磁気記録再生装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ(以下、VTRと
呼ぶ)など磁気テープを媒体とした磁気記録再生装置が
実用化され普及している。また、より一層の高密度記録
による装置の小型化、ディジタル化の開発が各社でなさ
れている。
【0003】特にディジタル記録を行う場合に、テープ
に記録したトラックを分割して、音声情報や映像情報等
の情報を別個に記録する構成を取ることが可能である。
その場合、編集時に例えば音声情報と映像情報を各々独
立に編集する要望が考えられる。このような編集(以
下、インサート編集と呼ぶ)を行う場合の従来の磁気記
録再生装置の一例について説明する。
【0004】(図6)は従来の磁気記録再生装置によっ
て記録されたテープ上のトラック構成図の一例である。
トラックは図に示したように、ギャップG1からG3に
分別されて、先頭から前記のインサート編集を行うとき
に編集点の位置決めを行うための位置決め情報信号の埋
め込まれたインサート情報領域(ITI領域)、音声信
号の記録されたオーディオ領域(AUDIO領域)、映
像信号の記録されたビデオ領域(VIDEO領域)、各
トラックのタイムコード等の情報が記録されたサブコー
ド領域(SUBCODE領域)の4つの領域が記録時に
形成されている。また、先頭のITI領域には位置決め
情報信号とともに、インサート編集時にトラッキング制
御を行うためのパイロット信号が多重記録されている。
この場合は、異なる周波数f1、f2で記録された2種類
のパイロット信号が、トラック1本おきに交互に記録さ
れる例を示している。
【0005】このようなトラック構成の場合に、ビデオ
領域のみインサート編集を行いたいときの動作について
説明する。ヘッドはトラック40を走査中であるとす
る。まず、トラック先頭の走査部分では再生モードにし
ておき、主走査トラックの隣接トラック41、42のI
TI領域からクロストークとして漏れ込んでくる2つの
パイロット信号(周波数f1、f2)を用いて、トラッキ
ング制御を行う。一方、ITI領域内の位置決め信号を
検出してトラック位置基準信号を得る。このトラック位
置基準信号に基づいて、ビデオ領域の先頭を指示する時
点でモードを再生から記録に切り替えて重ね書きを行
い、記録済みの情報信号を消去すると同時に新たな情報
信号を記録していく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】現在のテレビジョンの
動向をみると現行のNTSC放送に加えて、ハイビジョ
ン放送が今後急速に広まっていくと予想される。そこ
で、次世代のVTRであるディジタルVTRでは現行の
NTSC信号の記録再生の他に、ハイビジョンに対応し
たHDTV信号の記録再生も必要になる。当然、NTS
C信号とHDTV信号を兼用で記録再生できるVTRが
期待される。そのようなVTRで記録再生されたテープ
には、NTSC信号が低速レートで書かれた区間とHD
TV信号が高速レートで書かれた区間が混在することが
予想される。
【0007】しかしながら、そのようなテープに対し
て、上記のような(図6)の従来の磁気記録再生装置に
よるトラック構成では、インサート編集時にはトラック
からそのトラックに記録された信号のレートに関する情
報がいっさい得られない。よって、インサート編集中に
低速記録レートの区間を高速記録レートで、あるいは逆
に高速記録レートの区間を低速レートでインサート編集
してしまう可能性がある。たとえば、VIDEO領域を
高速レートでインサート編集してしまい、ほかの領域は
低速レートの記録のまま残ってしまうようなことが発生
する。この区間を次に再生しようとしても、同一トラッ
クの中にレートの異なる信号が記録されているので、正
常な再生は全くできないことなる。
【0008】本発明は上記問題点を解決するものであっ
て、トラックの一部を書き換えるインサート編集を行う
ときに、編集領域と未編集領域で記録レートがずれるこ
とのない磁気記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の磁気記録再生装置は、磁気テープ上に記録
された斜めトラックに少なくとも2つ以上の領域を記録
し、前記トラックのM本(Mは10以上の整数)を1フ
レームとする第1の記録モードと、前記トラックN本
(NはMより小さい整数)を1フレームとする第2の記
録モードを有し、前記トラックには前記トラックL本
(Lは4以上の整数)で循環するトラッキング用パイロ
ット信号と前記トラックの記録モードを示す記録モード
コードが記録されているテープ媒体に対し、前記トラッ
クの第1の領域以外の所定領域を書き換えるインサート
編集では、磁気ヘッドが前記第1の領域を走査中は主走
査トラックの隣接トラックの前記第1の領域からもれ込
む前記パイロット信号に基づいてトラッキング制御を行
う磁気記録再生装置であって、前記インサート編集時に
インサート編集情報信号に付随する基準記録モードコー
ドとインサート編集領域以外の領域の走査によって得ら
れる再生された記録モードコードとの比較を行う比較手
段と、前記比較手段の出力に応答して、前記基準記録モ
ードコードと前記再生された記録モードコードとがずれ
た場合に前記インサート編集を終了させるインサート中
断手段とを具備することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、トラックに自トラックの記録
モードを示す記録モードコードを記録してあるので、イ
ンサート編集時でも編集情報信号に付随する基準記録モ
ードコードと未インサート編集領域の走査・再生によっ
て得られる再生された記録モードコードの比較を行い、
基準記録モードコードと再生された記録モードコードが
ずれた場合にインサート編集を終了させることができ
る。その結果、高速レート記録されたトラックを低速レ
ートで、または低速レートで記録されたトラックを高速
レートでインサート編集してしまうことがない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の磁気記録再生装置の第1の実
施例について、図面を参照しながら説明する。
【0012】(図1)は本発明の第1の実施例における
磁気記録再生装置の構成図であり、インサート編集時の
動作原理を示すものである。1a,1bは回転シリンダ
(図示せず)に取り付けられたヘッド、20a〜20e
はそれぞれテープ8上に形成されたトラックである。3
a,3bは帯域通過フィルタ、4a,4bはAM検波回
路、5は差分回路、6はキャプスタン制御回路でありキ
ャプスタンモータ7を制御する。9はテープ8を巻き取
るリールである。さらに、11は後述するトラックのI
TI領域の位置決め信号を検出するための位置決め信号
検出手段、12は位置決め信号検出手段11に応答して
パイロット信号サンプル信号と編集タイミング信号を生
成するタイミング生成回路、13はタイミング生成回路
12からの編集タイミング信号に応答して装置のモード
を再生から記録に切り替える編集切り換えスイッチ、3
0は後述する再生された記録モードコードと編集情報信
号に付随する基準記録モードコードを比較する記録モー
ドコード比較手段、31は記録モードコード比較手段3
0からの信号に応答してキャプスタン制御回路6に指令
信号を送るインサート編集中断手段である。
【0013】(図2)に、本発明に使用されるシリンダ
に搭載されるヘッド配置の一例を示す。10はヘッドを
搭載するシリンダである。そして図に示すようにコンビ
ヘッド1a,1b及び2a,2bがシリンダ10上に1
80度対向して搭載されており、各々のコンビヘッドに
よってテープ8上にトラック2本が略同時に記録再生さ
れる構成である。
【0014】本実施例の磁気記録再生装置は、2つの記
録モードを有する。NTSC信号を記録再生する低速記
録モードと、HDTV信号を記録再生する高速記録モー
ドである。各モードにおける諸元を(表1)に示す。ト
ラックピッチは、記録モードにかかわらず一定とする。
高速記録モードでは、テープの送りスピードを低速記録
モードの2倍にする。使用ヘッドは、高速記録モードで
は(図2)に示すヘッドのすべてを使うのに対し、低速
記録モードでは、1組のコンビヘッド1a,1bのみを
使って記録再生を行う。また、1フレーム(1画面をつ
くる基本データ量)は高速記録モードではトラック20
本で、低速記録モードではトラック10本で構成され
る。後述する記録モードコードは、高速記録モードで
は”01”、低速記録モードでは”10”とする。
【0015】
【表1】
【0016】(図3)に本発明の一実施例におけるトラ
ック構成図を示す。トラックにはギャップG1からG3
に分別されて、先頭からインサート編集を行うときに編
集点の位置決めを行うための位置決め情報信号の埋め込
まれたインサート情報領域(ITI領域)、音声信号の
記録されたオーディオ領域(AUDIO領域)、映像信
号の記録されたビデオ領域(VIDEO領域)、各トラ
ックのタイムコード等の情報が記録されたサブコード領
域(SUBCODE領域)の4つの領域が記録時に形成
されている。また、トラック中のオーディオ、ビデオ、
サブコードの各領域の内部は、セグメントに分割されて
おり、各セグメントに同期信号(Sync)、実デー
タ、訂正信号がディジタル記録されている。
【0017】また、先頭のITI領域には位置決め情報
信号とともに、インサート編集時にトラッキング制御を
行うためのパイロット信号が多重記録されている(ディ
ジタル的な多重記録を含む)。この場合は、異なる周波
数f1,f2で記録された2種類のパイロット信号がトラ
ック1本おきに交互に記録される例を示している。この
パイロット信号は一般に、情報信号と干渉しない低周波
の1〜4種類の周波数が選ばれ、順次切り替えられて記
録される。
【0018】ITI領域の一部にはさらに、自トラック
の記録モードを示すための記録モードコードが記録され
ている。この例ではトラックが高速記録モードで記録さ
れた場合を示しており、記録モードコードは”01”が
記録されている。
【0019】このように形成されたトラックにおいて情
報信号を上から記録し直すインサート編集時の動作につ
いて(図1)および(図4)を参照しながら説明する。
(図4)は、本発明の磁気記録再生装置の実施例におけ
るインサート編集時のタイミングチャート図である。
【0020】いま、ヘッド1aがトラック20dに記録
されている情報信号をインサート編集する場合を考え
る。(図1)において、トラック20dの先頭のITI
領域では、スイッチ13は端子13bに接続され、ヘッ
ド1aからの信号を受ける再生状態にされる。このと
き、ヘッド1aからの出力にはトラック20dの隣のト
ラック20c,20eのITI領域に記録されている異
なるパイロット信号成分f1,f2のもれ成分が含まれて
いるので、それらの量を比較することによってヘッドと
希望するトラックとの相対位置関係を知ることができ
る。すなわち、帯域通過フィルタ3a,3bにより検出
されたf1,f2成分はそれぞれ、AM検波回路4a,4
bによってそのレベルに応じた直流成分に変換され、差
分回路5によって比較される。差分回路5の出力はヘッ
ド1aと再生しようとしているトラック20dとの相対
位置誤差、すなわちトラッキング誤差信号となってい
る。一方、ヘッド1aからの信号は別に位置決め信号検
出手段11にも入力され、ITI領域内に記録されてい
る位置決め情報信号を検出した時点で(図4(b))に
示すトラック位置基準信号を得る。このトラック位置基
準信号は、タイミング生成回路12に送られ、タイミン
グ生成回路12ではトラック位置基準信号に基づいて
(図4(c))に示すような、トラッキング誤差信号を
サンプルするタイミングを示すパイロットサンプル信号
が生成される。このパイロットサンプル信号に基づいて
サンプラー14でサンプルされたトラッキング誤差信号
は、キャプスタン制御回路6に入力され、キャプスタン
モータ7を動かして、ヘッド1aがトラック20dの真
ん中にくるように、テープの送りを制御する。
【0021】また、タイミング生成回路12では、パイ
ロットサンプル信号と同様にして(図4(d))に示す
ような、インサート編集領域の位置を示す編集タイミン
グ信号も生成される。この図の例はインサート編集領域
がVIDEO領域の場合の編集タイミング信号である。
この編集タイミング信号が’H’の時のみ、スイッチ1
3は端子13bから端子13aに切り替えられ、新たな
情報信号がヘッド1aに加えられて、ビデオ領域に記録
されている情報信号は新規の情報信号に書き換えられ
る。また、タイミング生成回路12によって作られたタ
イミング信号によって、スイッチ13が端子13bから
端子13aに切り換えられ、新たな情報信号がヘッド1
aに加えられると同時にヘッド1bにも切り替えスイッ
チ(図示せず)により新たな別の情報信号が加えられる
為、ビデオ領域に記録されている情報信号は新規の情報
信号にトラック2本がほぼ同時に書き換えられる。また
ヘッド1bはヘッド1aとごく近傍に配置され、正確に
ヘッド1aとの相対位置関係を確保することができる
為、ヘッド1aとトラック20dのトラッキングを行う
ことにより、ヘッド1bとトラック20cとのトラッキ
ングも同時に達成することが可能である。
【0022】以上のようにインサート編集が行われる一
方、記録モードコード比較手段30にはトラック20d
の第1の領域の再生により得られる再生された記録モー
ドコードと、編集情報信号に付随して送られてくる基準
記録モードコードが入力され比較される。このトラック
上の再生された記録モードコードと編集情報信号に付随
した基準記録モードコードがずれた場合、走査中のトラ
ックの記録モードとそのトラックにインサート編集しよ
うとしている信号の記録モードがずれていることにな
り、不適切なインサート動作となる。そこで、トラック
上の再生された記録モードコードと編集情報信号に付随
した基準記録モードコードがずれた場合、記録モードコ
ード比較手段30は信号をインサート編集中断手段31
へ送る。記録モードコード比較手段30からの信号を受
け取ったインサート編集中断手段31は、即座にキャプ
スタン制御回路6に命令を出して、インサート編集動作
を中断する。
【0023】なお、インサート編集中断手段31を警告
手段に置き換えることができる。この場合、記録モード
コード比較手段30からの”記録モードがずれた”とい
う信号を受けた警告手段は、警告信号を外部に出力(表
示や音声出力など)してユーザーにその旨を伝達する。
【0024】次に、(図5)を用いて本発明の第2の実
施例について説明する。(図5)は、本発明の第2の実
施例におけるトラックの構成図である。(図5)に示す
ように、第2の実施例ではITI領域ではなく、AUD
IO領域、VIDEO領域、およびSUBCODE領域
の各々の一部にトラックの記録を示す記録モードコード
が記録されている。第2の実施例は、第1の実施例と比
べてトラックの構成が異なるだけであり、インサート編
集時の動作ブロック図およびシリンダ上のヘッド配置は
第1の実施例で示した(図1)(図2)と同じでよい。
【0025】以下に、このトラック構成を用いた場合の
インサート編集時の動作を説明する。インサート編集に
おけるITI領域のパイロット信号を用いたトラッキン
グ制御と、ITI領域の位置決め信号を用いたインサー
ト編集点の決定動作については、第1の実施例と全く同
様なので説明しない。
【0026】(図1)に示す記録モードコード比較手段
30およびインサート編集中断手段31の動作について
は、第1の実施例と異なるので説明する。なお、この説
明においては第1の実施例の説明と同様にVIDEO領
域を編集するものとする。VIDEO領域のインサート
編集が行われる間、記録モードコード比較手段30には
編集しない領域(この場合はAUDIO領域を用いる)
の再生により得られる再生された記録モードコードと、
編集情報信号に付随して送られてくる基準記録モードコ
ードが入力され比較される。このトラック上の再生され
た記録モードコードと編集情報信号に付随した基準記録
モードコードがずれた場合、走査中のトラックの記録モ
ードと、そのトラックにインサート編集しようとしてい
る信号の記録モードとがずれていることになり、不適切
なインサート動作となる。そこで、トラック上の再生さ
れた記録モードコードと、編集情報信号に付随した基準
記録モードコードとがずれた場合、記録モードコード比
較手段30は信号をインサート編集中断手段31へ送
る。記録モードコード比較手段30からの信号を受け取
ったインサート編集中断手段31は、即座にキャプスタ
ン制御回路6に命令を出して、インサート編集動作を中
断する。
【0027】AUDIO領域をインサート編集する場合
は、VIDEO領域、またはSUBCODE領域の再生
から記録モードコードを得る。他の場合でも同様に編集
しない領域の再生から記録モードコードを得る。
【0028】AUDIO、VIDEO、SUBCODE
のすべての領域を書き直す場合、記録モードコードは得
られない。しかし、この場合実データはすべて書き直さ
れてしまうので、同一トラックの一部だけ記録の異なる
データになるわけではなく問題はない。
【0029】なお、第1の実施例の場合と全く同様に、
インサート編集中断手段31を警告手段に置き換えるこ
とができる。この場合、記録モードコード比較手段30
からの”記録モードがずれた”という信号を受けた警告
手段は、警告信号を外部に出力(表示や音声出力など)
してユーザーにその旨を伝達する。
【0030】以上のように本実施例によれば、トラック
に自トラックの記録を示す記録モードコードを記録して
あるので、インサート編集時でも編集情報信号に付随す
る基準記録モードコードと未インサート編集領域の走査
・再生によって得られる再生された記録モードコードと
の比較を行い、基準記録モードコードと再生された記録
モードコードとがずれた場合にインサート編集を終了さ
せることができる。その結果、高速レート記録されたト
ラックを低速レートで、または低速レートで記録された
トラックを高速レートでインサート編集してしまうこと
がない。
【0031】また、もし基準記録モードコードと再生さ
れた記録モードコードがずれた場合、警告信号を出すよ
うにすれば、トラック内で記録のずれてしまうインサー
ト編集になっていることを外部で確認することができ
る。
【0032】なお、本実施例においては2チャンネル同
時記録の場合の例を示したが、ヘッドの組み合わせ、配
置は本実施例に限定されず他の場合においても同様に応
用できる。
【0033】また、記録モードコードの付け方は、本実
施例で説明した付け方に限定されず任意に設定できる。
【0034】また、本実施例においてはトラッキング用
パイロット信号は2種類の場合を示したが、8mmビデ
オで用いられているような4種類の周波数のパイロット
信号を用いてもよく、パイロット信号の入れ方には限定
されない。
【0035】また、位置決め情報信号においてもその入
れ方は本実施例に限定されず、ディジタルパターンの一
致を検出するようにしてもかまわない。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の磁気記録再生装置
は、トラックに自トラックの記録を示す記録モードコー
ドを記録してあるので、インサート編集時でも編集情報
信号に付随する基準記録モードコードと未インサート編
集領域の走査・再生によって得られる再生された記録モ
ードコードとの比較を行い、基準記録モードコードと再
生された記録モードコードとがずれた場合にインサート
編集を終了させることが可能となる。したがって、高速
レート記録されたトラックを低速レートで、または低速
レートで記録されたトラックを高速レートでインサート
編集してしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における磁気記録再生装
置のインサート編集時の動作原理を示すブロック図
【図2】本発明に使用されるシリンダのヘッド配置の一
例を示す図
【図3】本発明の第1の実施例におけるトラック構成図
【図4】本発明の第1の実施例における磁気記録再生装
置のインサート編集時の各部信号のタイミングを示す図
【図5】本発明の第2の実施例におけるトラックの構成
【図6】従来の磁気記録再生装置におけるトラック構成
【符号の説明】
1a,1b ヘッド 3a,3b 帯域通過フィルタ 4a,4b AM検波回路 5 差分回路 6 キャプスタン制御回路 8 テープ 9 リール 13 編集切り換えスイッチ 20a〜20e トラック 30 記録モードコード比較手段 31 インサート編集中断手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープ上に記録された斜めトラックに
    少なくとも2つ以上の領域を記録し、前記トラックのM
    本(Mは10以上の整数)を1フレームとする第1の記
    録モードと、前記トラックN本(NはMより小さい整
    数)を1フレームとする第2の記録モードを有し、前記
    トラックの第1の領域には前記トラックL本(Lは4以
    上の整数)で循環するトラッキング用パイロット信号
    と、前記トラックの記録モードを示す記録モードコード
    が多重記録されているテープ媒体に対し、前記トラック
    の前記第1の領域以外の所定領域を書き換えるインサー
    ト編集では、磁気ヘッドが前記第1の領域を走査中は主
    走査トラックの隣接トラックの第1の領域からもれ込む
    前記パイロット信号に基づいてトラッキング制御を行う
    磁気記録再生装置であって、前記インサート編集時にイ
    ンサート編集情報信号に付随する基準記録モードコード
    と前記第1の領域の走査によって得られる再生された記
    録モードコードとの比較を行う比較手段と、前記比較手
    段の出力に応答して、前記基準記録モードコードと再生
    された前記記録モードコードとがずれた場合に前記イン
    サート編集を終了させるインサート編集中断手段とを具
    備することを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】磁気テープ上に記録された斜めトラックに
    少なくとも2つ以上の領域を記録し、前記トラックのM
    本(Mは10以上の整数)を1フレームとする第1の記
    録モードと、前記トラックN本(NはMより小さい整
    数)を1フレームとする第2の記録モードを有し、前記
    トラックには前記トラックL本(Lは4以上の整数)で
    循環するトラッキング用パイロット信号と、前記トラッ
    クの記録モードを示す記録モードコードが記録されてい
    るテープ媒体に対し、前記トラックの第1の領域以外の
    所定領域を書き換えるインサート編集では、磁気ヘッド
    が前記第1の領域を走査中は主走査トラックの隣接トラ
    ックの前記第1の領域からもれ込む前記パイロット信号
    に基づいてトラッキング制御を行う磁気記録再生装置で
    あって、前記インサート編集時にインサート編集情報信
    号に付随する基準記録モードコードとインサート編集領
    域以外の領域の走査によって得られる再生された記録モ
    ードコードとの比較を行う比較手段と、前記比較手段の
    出力に応答して、前記基準記録モードコードと再生され
    た前記記録モードコードとがずれた場合に前記インサー
    ト編集を終了させるインサート中断手段とを具備するこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
JP5307930A 1993-12-08 1993-12-08 磁気記録再生装置 Pending JPH07161100A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000036607A1 (fr) * 1998-12-15 2000-06-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif et procede d'edition video

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