JPH0716067A - 豆腐製造装置 - Google Patents

豆腐製造装置

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Publication number
JPH0716067A
JPH0716067A JP5161804A JP16180493A JPH0716067A JP H0716067 A JPH0716067 A JP H0716067A JP 5161804 A JP5161804 A JP 5161804A JP 16180493 A JP16180493 A JP 16180493A JP H0716067 A JPH0716067 A JP H0716067A
Authority
JP
Japan
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container
tofu
soybean
coagulant
soybean milk
Prior art date
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Pending
Application number
JP5161804A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Miura
育男 三浦
Seiichi Ito
精一 伊藤
Yoshinari Nishino
嘉也 西野
Yoji Nakabayashi
洋司 中林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Publication date
Application filed by Japan Oxygen Co Ltd, Nippon Sanso Corp filed Critical Japan Oxygen Co Ltd
Priority to JP5161804A priority Critical patent/JPH0716067A/ja
Publication of JPH0716067A publication Critical patent/JPH0716067A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大豆の浸漬時間を一定にするとともに、豆乳
と凝固剤の混合を均一にして綺麗な形の豆腐を得ること
のできる豆腐製造装置を提供する。 【構成】 上容器3と下容器4と、上容器3と下容器4
とそれぞれ加熱するヒーター13,17を有し、上容器
3には、乾燥大豆を浸漬する水温を一定に保つ温度制御
器8と、浸漬大豆を破砕して生呉を得る破砕刃8と、生
呉を加熱して得られた呉を豆乳とおからに分離するフィ
ルタ10と、フィルタ10下部に形成した連結管11を
開閉する開閉機構12とを設け、下容器4には、豆乳を
凝固する凝固剤投入装置22を設け、さらに、下容器3
内に、豆乳と凝固剤5を混合して豆腐に成形する豆腐容
器23と、連結管11から落下する豆乳を一時貯留し、
貯留された豆乳を豆腐容器23に一気に流し込んで豆乳
と凝固剤5を均一に混合するバッファ容器21とを配設
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、豆腐製造装置に関し、
詳しくは家庭で手軽に豆腐が製造できる豆腐製造装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の豆腐製造装置としては、例え
ば、特開平2−96893号公報、特開平2−1042
56号公報、実開平2−127185号公報等に示され
るものがある。
【0003】これらの豆腐製造装置は、予め浸漬された
大豆を破砕する破砕機構を備えた抽出容器と、内部に水
を収容して密閉されて外部からの加熱により熱水を圧送
可能かつ加熱停止により内部を減圧される圧力容器と、
一方の開口が前記抽出容器の底部近傍に配置されかつ他
方の開口が前記圧力容器の底部近傍に配置される連通管
と、前記一方の開口部分に配置された濾過手段と、前記
圧力容器内に凝固剤を注入する凝固剤注入手段とから構
成されている。
【0004】これらの豆腐製造装置は、抽出容器内の浸
漬大豆を破砕し、圧力容器内の水を加熱して連通管を介
して熱水を抽出容器へ送り、この熱水によって破砕大豆
を加熱して呉を作る。
【0005】次いで、圧力容器の加熱を停止して圧力容
器内を減圧し、この減圧を利用して呉の中の豆乳を濾過
手段で分離して連通管を介して圧力容器内に吸引する。
そして、圧力容器内に吸引した豆乳に凝固剤を注入し、
攪拌装置で豆乳と凝固剤を攪拌して均一に混合して凝固
させて豆腐を製造する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の構造で
は、予め浸漬する時間が季節(水温)により異なるの
で、製造時間にばらつきが生ずる。また、連通管や攪拌
翼が出来上がった豆腐の中に埋もれているので、見栄や
形が悪かった。さらに、抽出容器や連通管内の残留豆乳
が凝固中の豆腐に落下するので、均一に凝固しない問題
があった。
【0007】そこで本発明は、大豆の浸漬時間を一定に
するとともに、豆乳と凝固剤の混合を均一にして綺麗な
形の豆腐を得ることのできる豆腐製造装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明の豆腐製造装置は、上容器と下容器と、該上
容器と下容器とそれぞれ加熱する加熱機構を有し、前記
上容器には、乾燥大豆を浸漬する水温を一定に保つ温度
制御機構と、浸漬大豆を破砕して生呉を得る破砕機構
と、生呉を加熱して得られた呉を豆乳とおからに分離す
るフィルタと、該フィルタ下部に形成した落下口を開閉
する開閉機構とを設け、前記下容器には、豆乳を凝固す
る凝固剤投入機構を設け、さらに、該下容器内に、豆乳
と凝固剤を混合して豆腐に成形する豆腐容器と、前記落
下口から落下する豆乳を一時貯留し、貯留された豆乳を
前記豆腐容器に一気に流し込んで豆乳と凝固剤を均一に
混合するバッファ容器とを配設したことを特徴としてい
る。
【0009】
【作 用】上記構成によれば、上容器にて乾燥大豆を浸
漬する時間を一定にでき、浸漬大豆を破砕した生呉を加
熱により呉にし、落下口を開けてフィルタにより分離さ
れた豆乳をバッファ容器に落下させ、バッファ容器に一
時貯留した豆乳を、凝固剤が投入された豆腐容器に一気
に流し込んで豆乳と凝固剤を均一に混合して豆腐を製造
する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
さらに詳細に説明する。
【0011】豆腐製造装置1は、ケーシング2の上段に
着脱可能に設けられる上容器3と、ケーシング2の下段
に着脱可能に設けられる下容器4とを有しており、上容
器3は、乾燥大豆の浸漬と、浸漬大豆の破砕と、浸漬大
豆を破砕して得られた生呉を加熱した呉を豆乳とおから
に分離して下容器4へ豆乳を供給し、下容器4は、豆乳
と凝固剤5とを混合して豆腐を成形する。
【0012】上容器3は、容器本体6と蓋7とからな
り、蓋7には、乾燥大豆を浸漬する水の温度を一定にす
るための温度制御器8が設けられ、容器本体6の底部に
は、浸漬大豆の破砕を行う破砕刃9と、呉を豆乳とおか
らに分離するためのフィルタ10とがそれぞれ設けら
れ、さらに、フィルタ10の下部には、下容器4に豆乳
を供給する落下口として連結管11が形成され、フィル
タ10と連結管11との間には、連結管11を開閉する
可撓性板状の開閉機構12が配置されている。
【0013】ケーシング2の上段には、上容器3を加熱
する上ヒーター13と反射板14とが設けられ、その下
部には破砕刃9を回転するモータ15が設けられてお
り、上ヒーター13には、前記温度制御器8の配線8a
が接続され、モータ15は、カプラー16を介して破砕
刃9のシャフト9aと連結される。また、ケーシング2
の下段には、下容器4を加熱する下ヒーター17が設け
られている。
【0014】下容器4は、耐圧構造に形成され、ケーシ
ング2にヒンジ18を介して設けられた蓋19を被着さ
れると気密保持構造となる。蓋19には、前記連結管1
1の挿入口19aがパッキン20を設けて形成されてい
る。
【0015】また、下容器4内には、中段に、連結管1
1から落下する豆乳を一時貯留するバッファ容器21
が、側壁に、凝固剤投入装置22が、底部に、豆乳と凝
固剤5を混合して豆腐に成形する豆腐容器23がそれぞ
れ設けられている。
【0016】バッファ容器21は、下容器4の両側壁間
に横架される支点棒24に、底板の中心線よりも後方へ
少しずれた位置を支持されて回動可能に設けられ、磁性
体で形成された後板21aを電磁石25に引付けられて
水平状態となり、電磁石25への通電がなくなるとバラ
ンスの変化で前側を下方向へ回動して、貯留した豆乳を
一気に豆腐容器23に流し込む。
【0017】凝固剤投入装置22は、凝固剤容器22a
内のにがり等の凝固剤5を電磁弁22bの作動により豆
腐容器23へ投入する。豆腐容器23は、着脱可能に下
容器4内に設けられ、豆乳と凝固剤5を混合して豆腐に
成形する。
【0018】このように構成された豆腐製造装置1は、
以下のようにして豆腐を製造する。先ず、上容器3に
は、例えば250gの乾燥大豆と1300ccの水と数
gの消泡剤とを入れ、下容器4と豆腐容器23内には数
十ccの水を入れ、凝固剤容器22a内には適量の凝固
剤5を入れておく。
【0019】そして、スタートスイッチをONし、上ヒ
ーター13に通電する。温度制御器8は、熱電対8bに
より水温を検知して浸漬温度を約40度に制御し、約8
時間浸漬する。
【0020】次に、モータ15を作動して破砕刃9を回
転して浸漬大豆を破砕し生呉を得、生呉をヒーター13
により加熱し、一定時間経過後に呉を得る。
【0021】生呉の加熱に平行して、下容器4を下ヒー
ター17にて加熱する。下容器4内の水は、加熱されて
水蒸気となり、下容器4内の空気とともに連結管11を
通り、開閉機構12の中央に設けた上方にのみ流通する
逆止弁12aから上容器3内へ排気される。
【0022】一定時間経過後に下ヒーター17への通電
を止めて加熱を終了し、下容器4を自然冷却させると、
下容器4内は減圧状態となり、この減圧により開閉機構
12が下方へ吸引されて開く。これにより、上容器3内
の呉は、フィルタ10にて豆乳とおからに分離され、抽
出された豆乳が連結管11から下容器4内のバッファ容
器21へ落下する。尚、バッファ容器21は、電磁石2
5に通電して水平状態に保持しておく。
【0023】そして、バッファ容器21内に豆乳を一時
貯留した状態で、凝固剤投入装置22から凝固剤5を豆
腐容器23へ投入し、電磁石25への通電を止めてバッ
ファ容器21を回動する。
【0024】バッファ容器21から豆腐容器23へ一気
に流し込まれた豆乳は、乱流攪拌を起こし、凝固剤5と
均一に混合して、約20分後に豆腐に成形される。
【0025】上述の浸漬工程における上ヒーター13へ
の通電、破砕工程におけるモータ15の作動、加熱工程
における上ヒーター13への通電及び通電停止、下容器
4の加熱工程における下ヒーター17への通電及び通電
停止、抽出工程における電磁石25への通電、凝固剤投
入工程における電磁弁22aの作動、バッファ容器21
の回動工程における電磁石25への通電、豆腐の出来上
がりを知らせるブザー等の作動は、タイマー等により予
め設定して自動化できる。
【0026】本発明の豆腐製造装置1は、このようにし
て豆腐を製造するので、乾燥大豆の浸漬が行え、しかも
浸漬時間を短い一定時間にできるので、豆腐の製造トー
タル時間を一定にすることができ、また、豆乳と凝固剤
5の混合をスムーズにかつ攪拌装置を用いずに均一にで
きるから、豆腐の出来上がりが綺麗になる。
【0027】さらに、所定量の乾燥大豆と水と消泡剤と
を上容器3に入れ、凝固剤容器22a内に適量の凝固剤
5を入れておくだけで、全自動により豆腐を製造するこ
とができるので、家庭で手軽に豆をが製造することがで
きる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の豆腐製造装
置は、上容器と下容器と、該上容器と下容器とそれぞれ
加熱する加熱機構を有し、前記上容器には、乾燥大豆を
浸漬する水温を一定に保つ温度制御機構と、浸漬大豆を
破砕して生呉を得る破砕機構と、生呉を加熱して得られ
た呉を豆乳とおからに分離するフィルタと、該フィルタ
下部に形成した落下口を開閉する開閉機構とを設け、前
記下容器には、豆乳を凝固させる凝固剤投入機構を設
け、さらに、該下容器内に、豆乳と凝固剤を混合して豆
腐に成形する豆腐容器と、前記落下口から落下する豆乳
を一時貯留し、貯留された豆乳を前記豆腐容器に一気に
流し込んで豆乳と凝固剤を均一に混合するバッファ容器
とを配設したので、大豆の浸漬、破砕、生呉の加熱、豆
乳とおからの分離、豆乳と凝固剤の混合、豆腐の成形と
いった一連の製造工程を連続して行うことができ、しか
も、乾燥大豆の浸漬水温を一定に制御することにより、
浸漬時間を短い一定時間にできるので、豆腐の製造トー
タル時間を一定にすることができ、また、豆乳と凝固剤
の混合をスムーズにかつ攪拌装置を用いずに均一にでき
るから、豆腐の出来上がりが綺麗になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す豆腐製造装置の断面
図である。
【図2】 図1のII−II断面図である。
【符号の説明】 1…豆腐製造装置、2…ケーシング、3…上容器、4…
下容器、5…凝固剤、8…温度制御器、9…破砕刃、1
0…フィルタ、11…連結管、12…開閉機構、13…
上ヒーター、15…モータ、17…下ヒーター、21…
バッファ容器、22…凝固剤投入装置、23…豆腐容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中林 洋司 東京都港区西新橋1丁目16番7号 日本酸 素株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上容器と下容器と、該上容器と下容器と
    それぞれ加熱する加熱機構を有し、前記上容器には、乾
    燥大豆を浸漬する水温を一定に保つ温度制御機構と、浸
    漬大豆を破砕して生呉を得る破砕機構と、生呉を加熱し
    て得られた呉を豆乳とおからに分離するフィルタと、該
    フィルタ下部に形成した落下口を開閉する開閉機構とを
    設け、前記下容器には、豆乳を凝固する凝固剤投入機構
    を設け、さらに、該下容器内に、豆乳と凝固剤を混合し
    て豆腐に成形する豆腐容器と、前記落下口から落下する
    豆乳を一時貯留し、貯留された豆乳を前記豆腐容器に一
    気に流し込んで豆乳と凝固剤を均一に混合するバッファ
    容器とを配設したことを特徴とする豆腐製造装置。
JP5161804A 1993-06-30 1993-06-30 豆腐製造装置 Pending JPH0716067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5161804A JPH0716067A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 豆腐製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5161804A JPH0716067A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 豆腐製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0716067A true JPH0716067A (ja) 1995-01-20

Family

ID=15742233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5161804A Pending JPH0716067A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 豆腐製造装置

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JP (1) JPH0716067A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6499371B2 (en) 1999-12-13 2002-12-31 Aisin Aw Co., Ltd. Range switching device
US6877390B2 (en) 2002-02-28 2005-04-12 Aisin Aw Co., Ltd. Shift range changeover mechanism

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6499371B2 (en) 1999-12-13 2002-12-31 Aisin Aw Co., Ltd. Range switching device
US6877390B2 (en) 2002-02-28 2005-04-12 Aisin Aw Co., Ltd. Shift range changeover mechanism

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