JPH0716019A - 脱穀装置 - Google Patents
脱穀装置Info
- Publication number
- JPH0716019A JPH0716019A JP16050793A JP16050793A JPH0716019A JP H0716019 A JPH0716019 A JP H0716019A JP 16050793 A JP16050793 A JP 16050793A JP 16050793 A JP16050793 A JP 16050793A JP H0716019 A JPH0716019 A JP H0716019A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grain
- wind
- grains
- rocking
- sorting case
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 揺動選別ケースの下方に１番物回収部と２番
物回収部を設け、揺動選別ケースと１番物及び２番物回
収部の間に風選路を形成した脱穀装置において、２番物
に含まれる単粒状の穀粒を再処理せずに１番物として回
収して、１番物の損傷を抑制する。 【構成】 穀粒を風選路Ａに跳ね上げる羽根２０を２番
物回収部１０のスクリューに１０ａに付設し、羽根２０
により跳ね上げられた穀粒のうち単粒を１番物回収部９
に送る衝突板２１を風選路Ａに配置する。
物回収部を設け、揺動選別ケースと１番物及び２番物回
収部の間に風選路を形成した脱穀装置において、２番物
に含まれる単粒状の穀粒を再処理せずに１番物として回
収して、１番物の損傷を抑制する。 【構成】 穀粒を風選路Ａに跳ね上げる羽根２０を２番
物回収部１０のスクリューに１０ａに付設し、羽根２０
により跳ね上げられた穀粒のうち単粒を１番物回収部９
に送る衝突板２１を風選路Ａに配置する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、扱室の下方に揺動選別
ケースを設け、揺動選別ケースの下方に１番物回収部と
２番物回収部を設け、揺動選別ケースと１番物及び２番
物回収部の間に風選路を形成した脱穀装置に関する。
ケースを設け、揺動選別ケースの下方に１番物回収部と
２番物回収部を設け、揺動選別ケースと１番物及び２番
物回収部の間に風選路を形成した脱穀装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、風選路から２番物回収部に落下し
た２番物の全量を再処理して揺動選別ケースに還元供給
するように構成していた。
た２番物の全量を再処理して揺動選別ケースに還元供給
するように構成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、２番物には十
分に脱穀処理されて単粒状態になった穀粒が混入してお
り、その単粒状の穀粒が再処理により損傷されやすく、
１番物の損傷抑制の面から改良の余地があった。本発明
の目的は、２番物に含まれる単粒状の穀粒を再処理せず
に１番物として回収できるようにし、１番物の損傷を十
分に抑制できるようにする点にある。
分に脱穀処理されて単粒状態になった穀粒が混入してお
り、その単粒状の穀粒が再処理により損傷されやすく、
１番物の損傷抑制の面から改良の余地があった。本発明
の目的は、２番物に含まれる単粒状の穀粒を再処理せず
に１番物として回収できるようにし、１番物の損傷を十
分に抑制できるようにする点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】扱室の下方に揺動選別ケ
ースを設け、揺動選別ケースの下方に１番物回収部と２
番物回収部を設け、揺動選別ケースと１番物及び２番物
回収部の間に風選路を形成した脱穀装置において、本第
１発明の特徴構成は、穀粒を風選路に跳ね上げる羽根を
２番物回収部のスクリューに付設し、羽根により跳ね上
げられた穀粒のうち単粒を１番物回収部に送る衝突板を
風選路に配置したことにある。
ースを設け、揺動選別ケースの下方に１番物回収部と２
番物回収部を設け、揺動選別ケースと１番物及び２番物
回収部の間に風選路を形成した脱穀装置において、本第
１発明の特徴構成は、穀粒を風選路に跳ね上げる羽根を
２番物回収部のスクリューに付設し、羽根により跳ね上
げられた穀粒のうち単粒を１番物回収部に送る衝突板を
風選路に配置したことにある。
【０００５】又、本第２発明の特徴構成は、２番物回収
部の穀粒を風選路に吹き上げるファンを設け、ファンに
より吹き上げられた穀粒のうち単粒を１番物回収部に送
る衝突板を風選路に配置したことにある。
部の穀粒を風選路に吹き上げるファンを設け、ファンに
より吹き上げられた穀粒のうち単粒を１番物回収部に送
る衝突板を風選路に配置したことにある。
【０００６】
【作用】本第１発明の特徴構成によると、２番物回収部
のスクリューに付設した羽根により２番物を再度風選路
に跳ね上げて、衝突板の作用で単粒を１番物回収部に送
るとともに、枝付の穀粒を選別風で２番物回収部に戻す
のであり、したがって、２番物に含まれる単粒状の穀粒
を再処理せずに１番物として回収でき、１番物の損傷を
十分に抑制できる。
のスクリューに付設した羽根により２番物を再度風選路
に跳ね上げて、衝突板の作用で単粒を１番物回収部に送
るとともに、枝付の穀粒を選別風で２番物回収部に戻す
のであり、したがって、２番物に含まれる単粒状の穀粒
を再処理せずに１番物として回収でき、１番物の損傷を
十分に抑制できる。
【０００７】本第２発明の特徴構成によると、ファンの
作用で２番物回収部の２番物を再度風選路に吹き上げ
て、衝突板の作用で単粒を１番物回収部に送るととも
に、枝付の穀粒を選別風で２番物回収部に戻すのであ
り、したがって、２番物に含まれる単粒状の穀粒を再処
理せずに１番物として回収でき、１番物の損傷を十分に
抑制できる。
作用で２番物回収部の２番物を再度風選路に吹き上げ
て、衝突板の作用で単粒を１番物回収部に送るととも
に、枝付の穀粒を選別風で２番物回収部に戻すのであ
り、したがって、２番物に含まれる単粒状の穀粒を再処
理せずに１番物として回収でき、１番物の損傷を十分に
抑制できる。
【０００８】
【発明の効果】その結果、２番物に含まれる単粒状の穀
粒を再処理による損傷が極めて少ない状態で１番物とし
て回収できる、１番物の損傷抑制面において一段と優れ
た脱穀選別装置を提供できるようになった。
粒を再処理による損傷が極めて少ない状態で１番物とし
て回収できる、１番物の損傷抑制面において一段と優れ
た脱穀選別装置を提供できるようになった。
【０００９】
（実施例１）図１に示すように、自脱型コンバインに搭
載する脱穀装置１を構成するに、扱室３内に扱胴４を前
後水平軸芯周りで駆動回転自在に設け、図外左方の刈取
部からの穀稈を挾持搬送しながら扱室３に供給するフィ
ードチェーン５を設け、扱室３と選別部２の間に受網６
を配置してある。
載する脱穀装置１を構成するに、扱室３内に扱胴４を前
後水平軸芯周りで駆動回転自在に設け、図外左方の刈取
部からの穀稈を挾持搬送しながら扱室３に供給するフィ
ードチェーン５を設け、扱室３と選別部２の間に受網６
を配置してある。
【００１０】選別部２に揺動選別ケース７、揺動選別ケ
ース７の下方に形成した風選路１９に選別風を送る風選
用唐箕８、スクリューコンベア式１番物回収部９、スク
リューコンベア式２番物回収部１０、排塵ブロア１１な
どを設け、受網６を漏下してきた処理物および扱室３終
端の送塵口３ａから排出されてきた処理物を揺動選別ケ
ース７により後方に揺動搬送しながら篩い選別処理およ
び風選別処理し、穀粒を１番物回収部９から図示しない
グレンタンク等に送るように構成し、選別不十分な２番
物を２番物回収部１０からスロワ式の還元装置１９を介
して揺動選別ケース７の前部に戻すように構成してあ
る。
ース７の下方に形成した風選路１９に選別風を送る風選
用唐箕８、スクリューコンベア式１番物回収部９、スク
リューコンベア式２番物回収部１０、排塵ブロア１１な
どを設け、受網６を漏下してきた処理物および扱室３終
端の送塵口３ａから排出されてきた処理物を揺動選別ケ
ース７により後方に揺動搬送しながら篩い選別処理およ
び風選別処理し、穀粒を１番物回収部９から図示しない
グレンタンク等に送るように構成し、選別不十分な２番
物を２番物回収部１０からスロワ式の還元装置１９を介
して揺動選別ケース７の前部に戻すように構成してあ
る。
【００１１】揺動選別ケース７には、グレンパン１２、
その後側に連なる篩い線１８及びチャフシーブ１３、そ
の下方に位置するグレンパン１４とグレンシーブ１５、
扱室３の送塵口３ａからの処理物を受けるストローラッ
ク１６、グレンシーブ１５の後側に連なるストローラッ
ク１７を設けてある。
その後側に連なる篩い線１８及びチャフシーブ１３、そ
の下方に位置するグレンパン１４とグレンシーブ１５、
扱室３の送塵口３ａからの処理物を受けるストローラッ
ク１６、グレンシーブ１５の後側に連なるストローラッ
ク１７を設けてある。
【００１２】図１及び図２に示すように、２番物回収部
１０のスクリュー１０ａに一部の２番物を風選路Ａに跳
ね上げる羽根２０を付設し、羽根２０により跳ね上げら
れた処理物のうち穀粒を１番物回収部９に送る衝突板２
１を風選路Ａに配置し、羽根２０により２番物を風選路
Ａに跳ね上げて、衝突板２１の作用で穀粒を１番物回収
部９に送るとともに、重量に比べて体積の大きい枝付き
穀粒やワラ屑を選別風で２番物回収部１０に戻し、２番
物に含まれる単粒状の穀粒を再処理せずに直ちに１番物
として回収して、１番物の損傷を抑制するように構成し
てある。図３に示すように、グレンパン１２の後側に連
なる篩い線１８を交互に上下位置が相違する千鳥状に配
置して、篩い線１８による粗選別機能を向上するように
構成してある。
１０のスクリュー１０ａに一部の２番物を風選路Ａに跳
ね上げる羽根２０を付設し、羽根２０により跳ね上げら
れた処理物のうち穀粒を１番物回収部９に送る衝突板２
１を風選路Ａに配置し、羽根２０により２番物を風選路
Ａに跳ね上げて、衝突板２１の作用で穀粒を１番物回収
部９に送るとともに、重量に比べて体積の大きい枝付き
穀粒やワラ屑を選別風で２番物回収部１０に戻し、２番
物に含まれる単粒状の穀粒を再処理せずに直ちに１番物
として回収して、１番物の損傷を抑制するように構成し
てある。図３に示すように、グレンパン１２の後側に連
なる篩い線１８を交互に上下位置が相違する千鳥状に配
置して、篩い線１８による粗選別機能を向上するように
構成してある。
【００１３】（実施例２）図４に示すように、実施例１
と同様の自脱型コンバインの脱穀装置１において、２番
物回収部１０のスクリュー１０ａに付設した羽根２０に
代えて、２番物回収部１０の搬送前半部に位置する穀粒
を風選路Ａに吹き上げるファン２２を設け、ファン２２
により吹き上げられた処理物のうち穀粒を風選路Ａの衝
突板２１で１番物回収部９に送るように構成し、２番物
に含まれる単粒状の穀粒を再処理せずに１番物として回
収して、１番物の損傷を抑制するようにしてある。
と同様の自脱型コンバインの脱穀装置１において、２番
物回収部１０のスクリュー１０ａに付設した羽根２０に
代えて、２番物回収部１０の搬送前半部に位置する穀粒
を風選路Ａに吹き上げるファン２２を設け、ファン２２
により吹き上げられた処理物のうち穀粒を風選路Ａの衝
突板２１で１番物回収部９に送るように構成し、２番物
に含まれる単粒状の穀粒を再処理せずに１番物として回
収して、１番物の損傷を抑制するようにしてある。
【００１４】又、グレンパン１２の後側に連なる篩い線
２３ａ，２３ｂを上下位置が同じ状態で配置し、図５に
示すように、固定した篩い線２３ａと出退操作自在な篩
い線２３ｂを交互に配置し、篩い線２３ｂの出退で篩い
線２３ａ，２３ｂの間隔を調節できるように構成してあ
る。
２３ａ，２３ｂを上下位置が同じ状態で配置し、図５に
示すように、固定した篩い線２３ａと出退操作自在な篩
い線２３ｂを交互に配置し、篩い線２３ｂの出退で篩い
線２３ａ，２３ｂの間隔を調節できるように構成してあ
る。
【００１５】〔別実施例〕本第１発明において、２番物
回収部１０のスクリュー１０ａに対して穀粒跳ね上げ用
の羽根２０を取付けるに、図６に示すように、跳ね上げ
られた穀粒がスクリュー１０ａの送り方向に斜めに飛散
するように羽根２０を傾斜させて、２番物の２番物回収
部１０からの排出が迅速になるように構成してもよい。
又、羽根２０の配置、個数、形状などを適当に変更でき
る。
回収部１０のスクリュー１０ａに対して穀粒跳ね上げ用
の羽根２０を取付けるに、図６に示すように、跳ね上げ
られた穀粒がスクリュー１０ａの送り方向に斜めに飛散
するように羽根２０を傾斜させて、２番物の２番物回収
部１０からの排出が迅速になるように構成してもよい。
又、羽根２０の配置、個数、形状などを適当に変更でき
る。
【００１６】本第２発明において、ファン２２により２
番物回収部１０のいずれの範囲に送風するかは適宜選定
自在であり、ファン２２の形式、設置数、配置などは適
当に選定できる。又、前記第１発明および第２発明にお
いて、衝突板２１は形状、個数、配置などを適当に変更
できる。
番物回収部１０のいずれの範囲に送風するかは適宜選定
自在であり、ファン２２の形式、設置数、配置などは適
当に選定できる。又、前記第１発明および第２発明にお
いて、衝突板２１は形状、個数、配置などを適当に変更
できる。
【００１７】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】実施例１における脱穀装置の縦断側面図
【図２】実施例１の要部正面図
【図３】実施例１における篩い線の縦断正面図
【図４】実施例２における脱穀装置の要部縦断側面図
【図５】実施例２における篩い線の平面図
【図６】第１発明における別実施例の要部正面図
３ 扱室 ７ 揺動選別ケース ９ １番物回収部 １０ ２番物回収部 １０ａ スクリュー ２０ 羽根 ２１ 衝突板 ２２ ファン Ａ 風選路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川本 佳伸 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 永田 哲治 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 冨賀 潔 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 安藤 勝 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内
Claims (2)
- 【請求項１】 扱室（３）の下方に揺動選別ケース
（７）を設け、前記揺動選別ケース（７）の下方に１番
物回収部（９）と２番物回収部（１０）を設け、前記揺
動選別ケース（７）と前記１番物及び２番物回収部
（９），（１０）の間に風選路（Ａ）を形成した脱穀装
置であって、 穀粒を前記風選路（Ａ）に跳ね上げる羽根（２０）を前
記２番物回収部（１０）のスクリュー（１０ａ）に付設
し、前記羽根（２０）により跳ね上げられた穀粒のうち
単粒を前記１番物回収部（９）に送る衝突板（２１）を
前記風選路（Ａ）に配置してある脱穀装置。 - 【請求項２】 扱室（３）の下方に揺動選別ケース
（７）を設け、前記揺動選別ケース（７）の下方に１番
物回収部（９）と２番物回収部（１０）を設け、前記揺
動選別ケース（７）と前記１番物及び２番物回収部
（９），（１０）の間に風選路（Ａ）を形成した脱穀装
置であって、前記２番物回収部（１０）の穀粒を前記風
選路（Ａ）に吹き上げるファン（２２）を設け、前記フ
ァン（２２）により吹き上げられた穀粒のうち単粒を前
記１番物回収部（９）に送る衝突板（２１）を前記風選
路（Ａ）に配置してある脱穀装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16050793A JPH0716019A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 脱穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16050793A JPH0716019A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 脱穀装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0716019A true JPH0716019A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15716447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16050793A Pending JPH0716019A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 脱穀装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716019A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013183685A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | National Agriculture & Food Research Organization | 選別装置 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP16050793A patent/JPH0716019A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013183685A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | National Agriculture & Food Research Organization | 選別装置 |
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