JPH07158323A - 斜め桟交差装置 - Google Patents

斜め桟交差装置

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JPH07158323A
JPH07158323A JP34075893A JP34075893A JPH07158323A JP H07158323 A JPH07158323 A JP H07158323A JP 34075893 A JP34075893 A JP 34075893A JP 34075893 A JP34075893 A JP 34075893A JP H07158323 A JPH07158323 A JP H07158323A
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cross
crosspieces
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diagonal
crossing
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JP34075893A
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Eiji Hamada
英二 浜田
Yasumasa Aoki
康正 青木
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Toyo Exterior Co Ltd
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Toyo Exterior Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的] X字状に交差する斜め桟の奥行寸法を薄くす
る。 [構成] 斜め桟10を傾斜区分桟11に分割区分し,
一対のクロスジョイント20を用いて,これらを交差連
結する。クロスジョイント20は,交差基部21の対面
面22を相互に対接交差させてボルトナット26で固定
する一方,端部の膨出嵌合部23の嵌合孔24に対して
傾斜区分桟11の端部を嵌合するようにしてX字状の交
差を行う。クロスジョイント20の交差基部21は傾斜
区分桟11の1/2の奥行寸法としてあるので,交差位
置は傾斜区分桟11の寸法と略等しくなり,各傾斜区分
桟11は同一面で連結され,全体として奥行寸法を薄く
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,例えばフェンス,門扉
の如き建物の内外に設置される斜め桟を備えた仕切体に
用いられる斜め桟交差装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば一対の縦枠間や矩形枠内にX字
状,斜め格子状のように斜め桟を傾斜配設したこの種仕
切体にあって,斜め桟の交差は,それぞれ長手方向一連
長尺のものを前後に重合状に対接するように配置するこ
とによって行われるのが一般である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの場合,斜め
桟の交差を前後重合状にするから,交差部分の奥行寸法
が大きくなるとともに斜め桟を配置する一対の縦枠や矩
形枠も一般に斜め桟の重合した状態の奥行寸法を必要と
することになり,全体として奥行寸法が大きく,厚いも
のになり易い。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とする処は,斜め桟の交差部分の奥行
寸法を可及的に小とし,全体として仕切体を薄くするこ
とが可能な斜め桟交差装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題に添い本発明
は,斜め桟を交差位置で分割区分し,交差位置用のクロ
スジョイントを用いて,分割区分した桟を連結するとと
もにクロスジョイントの奥行寸法を可及的に小とするよ
うにして斜め桟の交差を行うことによって,その奥行寸
法,ひいては仕切体の奥行寸法を小としたものであっ
て,即ち本発明は,長手方向交差位置でそれぞれ分割区
分した各傾斜区分桟と,交差位置で各傾斜区分桟をそれ
ぞれ長手方向に連結し且つ相互に嵌め込み状に対接交差
する前後一対のクロスジョイントとを備えてなることを
特徴とする斜め桟交差装置(請求項1),前後一対のク
ロスジョイントによる対接交差を交差角度自在としてな
ることを特徴とする請求項1の斜め桟交差装置(請求項
2)及び前後一対のクロスジョイント間に固定手段を追
加的に設けたことを特徴とする請求項1又は2の斜め桟
交差装置(請求項3)に係り且つこれらをそれぞれ発明
の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
【0006】
【実施例】以下実施例を示す図面に従って本発明を更に
具体的に説明すれば,図1乃至図8において,Aはアル
ミ製のフェンス,1は該フェンスAの外形を画する矩形
枠,2は矩形枠1の縦枠,3は矩形枠1の手摺枠,10
は矩形枠1内に角度を55°としてX字状に配置した各
斜め桟を示す。
【0007】各斜め桟10は,X字状の配置における長
手方向交差位置でそれぞれ分割区分した各一対の各傾斜
区分桟11を用い,これら傾斜区分桟11は,相互に嵌
め込み状に対接交差する前後一対のクロスジョイント2
0によりそれぞれ長手方向に連結することによって配置
したものとしてある。
【0008】本例において傾斜区分桟11は,斜め桟1
0を長手方向1/2に分割区分した長さを有して,前後
に細幅の垂直面条12を形成した,高さ39mm,奥行幅
38mmの略円筒状アルミパイプによるものとしてある。
【0009】また本例においてクロスジョイント20
は,交差基部21,交差基部21両端部の膨出嵌合部2
3,該膨出嵌合部23に設けた嵌合孔24を備えて,長
さを220mm,膨出嵌合部23の奥行を45mmとしたア
ルミダイカスト製のものとしてあり,交差基部21は,
上記傾斜区分桟11を奥行方向中央位置で1/2に切断
した半円形状に添うように前後一側を垂直平坦の対接面
22とし,他を傾斜区分桟11の外形に合わせて湾曲状
として構成し,膨出嵌合部23は,交差基部21の上記
対接面22の両端部を長手方向外向きに画するように且
つ傾斜区分桟11の外形に合わせるように対接面22側
を前後方向及び長手方向それぞれ半円状に膨出したもの
として構成し,また嵌合孔24は,該膨出突出部23の
長手方向端部側を傾斜区分桟11の外形に合わせて開口
して,該膨出突出部23に穿設状に構成してある。この
とき膨出突出部23は,両端部から最大48mm幅を膨出
してあり,従って対接面22はこれら膨出突出部23間
に124mmの長さを有する比較的長い垂直平坦な面とし
て設置され,また膨出突出部23はこの対接面22に半
円状とされるので,膨出突出部23による端部区画はエ
ッジ面のない長手方向外向き半円状のものとされてい
る。
【0010】更に本例にあって,上記交差基部21の長
手方向中央位置には,その湾曲面側から対接面22に至
る貫通ボルト孔25が穿設され,また膨出嵌合部23に
は嵌合孔24に至るネジ孔27が穿設されたものとして
ある。
【0011】以上の構成による傾斜区分桟11とクロス
ジョイント20とを用いた斜め桟10の交差連結は,傾
斜区分桟11の交差側端部をそれぞれクロスジョイント
20の嵌合孔24に挿入嵌合して,ネジ孔27を介した
ネジ28により該傾斜区分桟11を固定する一方,クロ
スジョイント20を交差位置で一対用い,各交差基部2
1を,その対接面22が相互に対面する嵌め込み状とす
るように対接交差させ,これらクロスジョイント20の
対接交差状態を維持する固定手段としてボルトナット2
6を上記貫通ボルト孔25を介して締着することによっ
て行う如くにする。
【0012】このときクロスジョイント20の対接交差
によって膨出嵌合部23は他方のクロスジョイント20
における膨出嵌合部23と位置的に上下に重なるように
なり,一対のクロスジョイント20の合計奥行寸法は,
その一方の膨出嵌合部23の寸法に等しくなり,また膨
出嵌合部23は傾斜区分桟11の形状に添うから,更に
挿入嵌合のための肉厚分を除いて傾斜区分桟11の寸法
に略等しくなり,一方傾斜区分桟11は,それぞれが同
一面をなすように同一軸芯上に相互に直列の斜め桟10
を形成して交差連結されるに至る。
【0013】従って本例の斜め桟10と矩形枠1,特に
縦枠2との関係は,斜め桟10が同一軸芯上に位置する
ことにより,比較的奥行寸法を小さくした斜め桟10の
単独使用の寸法に応じた縦枠2を用いて,その各対向面
の前後中央位置において斜め桟10を構成する各傾斜区
分桟11を固定したものとしてある。即ち本例の縦枠2
は,傾斜区分桟11の38mmに対して2倍以下の72mm
の奥行寸法のものを用い,各傾斜区分桟11をその前後
中央の同一箇所に対して,ジョイント金具30を用いて
それぞれ固定したものとしてある。
【0014】ジョイント金具30は,上記クロスジョイ
ント20と同様に嵌合孔24を一端に開口し,他端を,
縦枠2のガイド溝に嵌合添設した添設金具33に回動自
在に軸支したものを共通して用い,各嵌合孔24に傾斜
区分桟11の他端を嵌合し,ネジ孔にネジ36を螺入し
て固定を行ったものとしてある。
【0015】図9及び図10は,他の例を示したもの
で,本例にあっては,斜め桟10の角度を,上記55°
のものに対して40°となるように,同じく傾斜区分桟
11とクロスジョイント20を用いて交差連結した例で
あり,傾斜区分桟11の長さを短尺化した以外,上記と
同一の構成によって角度を変化させた例である。
【0016】即ち,上記クロスジョイント20における
交差基部21の対接面22は,長手方向外向き半円状の
膨出嵌合部23間に124mmの長さを有するものとされ
るから,一対のクロスジョイント20は膨出嵌合部23
が他のクロスジョイント20に当るまでの間で,クロス
ジョイント20の対接交差の角度自在性を備えたものと
されていることになり,従って本例は上記クロスジョイ
ント20の角度自在性に基づき,傾斜角度を変化させて
対接交差させて斜め桟10を形成する一方,併せて,縦
枠2に対する傾斜区分桟11の固定も,上記回動自在に
軸支することによって同じく角度自在性を有する上記ジ
ョイント金具30をそのまま用いたものとしてある。
【0017】その余の構成は,上記のとおり変らないの
で同一符号を付してその説明を省略する。
【0018】なお図中29は,クロスジョイント20の
軽量化と原料の節約のために設けた中空部,32はジョ
イント金具30の締つけ用のスリット,34は添設金具
33の固定基板,35は同じく添設金具33の軸支用翼
板である。
【0019】図示した例は以上のとおりとしたが,傾斜
区分桟を断面方形,矩形の角パイプ状とし,クロスジョ
イントの対接基部,嵌合膨出部,嵌合孔の外形や形状を
これに合わせるようにすること,傾斜区分桟のクロスジ
ョイントとの嵌合を,傾斜区分桟の中空部にクロスジョ
イントの対接基部端部に設けた膨出嵌合部を挿入嵌合し
且つ膨出嵌合部に傾斜区分桟の肉厚に応じた突当リブ面
を設置する如くに構成して,嵌合関係を上記例と逆のも
のとすること,単一の矩形枠や縦枠間で傾斜区分桟を斜
め格子状に交差連結する如くに斜め桟長手方向に複数の
クロスジョイントを用いること,クロスジョイントの交
差基部を傾斜区分桟の形状とは別の形状とすること,一
対のクロスジョイントを共通のものとすることなく,前
後別形状のものとすること,クロスジョイントを合成樹
脂により一体成型し又は一体的に接合したものとするこ
と,クロスジョイントの交差基部における対接面に角度
出しのリブ等を設置してクロスジョイントを特定角度の
ものとすること,一対のクロスジョイント間に凹凸嵌合
による回動手段を設けて角度出し時の位置ズレを防止す
ること,一対のクロスジョイントを予め回動自在に連結
し,該連結手段を固定手段とすること,固定手段を上記
ボルトナットに代えて,ネジ,接着,クリップ等による
ものとすること等を含めて,本発明の実施に当って傾斜
区分桟,クロスジョイントの各具体的形状,構造,材
質,寸法,数,これらの関係,これらに対する付加等
は,上記発明の要旨に反しない限り様々に変更すること
ができ,以上に例示したものに殊更限定するには及ばな
い。
【0020】
【発明の効果】以上のとおり本発明請求項1は,長手方
向交差位置でそれぞれ分割区分した各傾斜区分桟と,交
差位置で各傾斜区分桟をそれぞれ長手方向に連結し且つ
相互に嵌め込み状に対接交差する前後一対のクロスジョ
イントとを備えてなることを特徴とするから,同一面上
に配置し,又は必要に応じて前後に偏位して配置する如
くにして斜め桟の交差部分の奥行寸法を可及的に小と
し,全体として仕切体を薄くすることが可能な斜め桟交
差装置を提供することができる。
【0021】請求項2は,上記前後一対のクロスジョイ
ントによる対接交差を交差角度自在としてなることを特
徴とするから,上記に加えてクロスジョイントを共通と
して交差角度を異ならしめた複数の仕切体とし得る斜め
桟交差装置とすることができる。
【0022】請求項3は,上記前後一対のクロスジョイ
ント間に固定手段を追加的に設けたことを特徴とするか
ら,同じく上記に加えて一対のクロスジョイント同志を
固定して,例えば振動や風圧でクロスジョイントが揺動
して騒音を発したりすることなく,傾斜区分桟の連結を
確実強固とする斜め桟交差装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フェンスの正面図
【図2】縦枠と傾斜区分桟との関係を示す横断面図
【図3】ジョイント金具と添設金具の関係を示す正面図
【図4】ジョイント金具と添設金具の方向を変えた正面
【図5】クロスジョイントと傾斜区分桟の関係を示す分
解正面図
【図6】クロスジョイントにより傾斜区分桟を連結した
状態を示す拡大斜視図
【図7】クロスジョイントの平面図
【図8】クロスジョイントの正面図
【図9】他の例に係るフェンスを示す正面図
【図10】他の例に係るクロスジョイントと傾斜区分桟
の関係を示す分解正面図
【符号の説明】
A フェンス 10 斜め桟 11 傾斜区分桟 20 クロスジョイント 21 交差基部 22 対接面 23 膨出嵌合部 24 嵌合孔 26 ボルトナット差

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向交差位置でそれぞれ分割区分し
    た各傾斜区分桟と,交差位置で各傾斜区分桟をそれぞれ
    長手方向に連結し且つ相互に嵌め込み状に対接交差する
    前後一対のクロスジョイントとを備えてなることを特徴
    とする斜め桟交差装置。
  2. 【請求項2】 前後一対のクロスジョイントによる対接
    交差を交差角度自在としてなることを特徴とする請求項
    1の斜め桟交差装置。
  3. 【請求項3】 前後一対のクロスジョイント間に固定手
    段を追加的に設けたことを特徴とする請求項1又は2の
    斜め桟交差装置。
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