JP3023271B2 - 仕切体の斜め桟交差装置 - Google Patents

仕切体の斜め桟交差装置

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JP3023271B2
JP3023271B2 JP5340758A JP34075893A JP3023271B2 JP 3023271 B2 JP3023271 B2 JP 3023271B2 JP 5340758 A JP5340758 A JP 5340758A JP 34075893 A JP34075893 A JP 34075893A JP 3023271 B2 JP3023271 B2 JP 3023271B2
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JP5340758A
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英二 浜田
康正 青木
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東洋エクステリア株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は,フェンス,円扉等の
各種仕切体に斜め桟を設置するに用いられる仕切体の斜
め桟交差装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 仕切体に斜め桟を配置したものとし
て,例えば仕切体における一対の縦枠間に,長手方向中
央位置で前後に交差するように一対の桟をX字状に傾斜
配置したもの,矩形枠内に長手方向複数位置で前後に交
差するように複数の桟を傾斜配置した斜め格子状とした
もの等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 この場合傾斜配置す
る桟は,その交差位置において前後に重合することにな
るから,交差位置の桟重合による奥行幅は,使用する桟
の2倍の合計厚さとなり,またこれら桟を配置する仕切
体の縦枠や矩形枠も,一般に桟重合の奥行幅以上の厚さ
を必要とする結果,仕切体の奥行幅が大きくなる傾向を
生じることを避けられない。
【0004】 本発明は,かかる事情に鑑みてなされた
もので,その解決課題とするところは,斜め桟の配置を
同一面において行うようにすることによって,上記桟重
合の奥行幅を減少し,仕切体を薄く構成することが可能
な仕切体の斜め桟交差装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記課題に添って請求
項1に記載の発明を,長手方向交差位置を除くようにそ
れぞれ分割区分した各傾斜区分桟と,上記長手方向交差
位置を埋めるように該交差位置において各傾斜区分桟を
それぞれ長手方向に連結保持し且つ相互に凹陥した交差
部において前後嵌め込み状に対接交差する前後に対をな
すX字状配置のクロスジョイントとを備え,且つ該X字
状配置のクロスジョイントの上記凹陥した交差部におけ
る対接交差の合計奥行幅を上記各傾斜区分桟の奥行幅と
可及的に同等とすることによって上記各傾斜区分桟を前
後同一面上に配置してなることを特徴とする仕切体の斜
め桟交差装置とし,請求項2に記載の発明を,上記前後
に対をなすX字状配置のクロスジョイントによる対接交
差を交差角度自在としてなることを特徴とする請求項1
に記載の仕切体の斜め桟交差装置とし,請求項3に記載
の発明を,上記前後に対をなすX字状配置のクロスジョ
イント間に固定手段を備えてなることを特徴とする請求
項1又は2に記載の仕切体の斜め桟交差装置とし,これ
らをそれぞれ発明の要旨として,上記課題解決の手段と
したものである。
【0006】
【実施例】 以下実施例を示す図面に従って本発明を更
に具体的に説明すれば,Aは,本例においてアルミ製と
したフェンス,1は該フェンスAの矩形枠,2はその縦
枠,3は笠木,10は上記矩形枠1内に配置したX字状
の斜め桟をそれぞれ示す。
【0007】 斜め桟10は,長手方向交差位置を除く
ようにそれぞれ分割区分した各傾斜区分桟11と,上記
長手方向交差位置を埋めるように該交差位置において各
傾斜区分桟11をそれぞれ長手方向に連結保持し且つ相
互に凹陥した交差部21において前後嵌め込み状に対接
交差する前後に対をなすX字状配置のクロスジョイント
20とを備え,且つ該X字状配置のクロスジョイント2
0の上記凹陥した交差部21における対接交差の合計奥
行幅を上記各傾斜区分桟の奥行幅と可及的に同等とする
ことによって上記各傾斜区分桟11を前後同一面上に配
置したものとしてあり,本例において上記X字状配置の
クロスジョイントは,その対接交差を交差角度自在と
し,また該クロスジョイント間に固定手段を備えたもの
としてある。
【0008】 即ち本例において各傾斜区分桟11は,
斜め桟10のX字状の配置形態におけるその長手方向交
差位置を除くように,本例において交差部分の1/2の
長さを除去することによってそれぞれ分割区分したもの
とする一方,前後に細幅の垂直面12を備えて略円形と
した4本のアルミパイプによる,例えばそれぞれ高さを
39mm,奥行幅を38mmのものとしてある。
【0009】 また本例においてクロスジョィント20
は,上記相互に凹陥した交差部21,その長手方向両端
にして嵌合孔24を開口した連結部23とを備えたアル
ミダイカスト製にして前後に対をなしてX字状に配置す
るものとし,例えばそれぞれ長さを220mm,連結部
23の奥行を45mmのものとしてある。
【0010】 クロスジョイント20における上記交差
部21は,上記傾斜区分桟11の奥行幅を前後に2等分
するように,その対接交差側を凹陥する一方,該凹陥側
に垂直面をなす対接面22を形成し,非凹陥側の外側を
湾曲面とした断面半円形のものとすることによって,ク
ロスジョイント20のX字状の対接交差の配置におい
て,その交差部21の該対接交差の合計奥行幅を,上記
傾斜区分桟11の奥行幅と略等しくすることによって,
上記可及的に同等の奥行幅をなすようにしてある。
【0011】 一方上記連結部23は,交差部21の凹
陥側の対接面21を両端で画するとともに上記傾斜区分
桟11の外形に合わせるように対接面21側に膨出する
とともにその膨出先端を垂直面とするようにして,上記
38mmの奥行幅の傾斜区分桟11より7mm程度僅か
に太い奥行幅を有する略円形のものとしてある。
【0012】 嵌合孔24は,クロスジョイント20の
長手方向に向けて上記連結部23の端部をそれぞれ上記
傾斜区分桟11の外形寸法に合わせて開口し,該傾斜区
分桟11を被嵌状に受入嵌合自在としたものとしてあ
る。
【0013】 このとき本例のクロスジョイント20
は,その上記交差部21の長さ,特に垂直の対接面22
の長さを,上記220mmの長さから連結部23の長さ
を除いた124mmの比較的長い寸法に設定してあり,
これによって,該クロスジョイント20を,その連結部
23が相互に当接する間の任意の範囲で対接交差の角度
を変化し得るようにし,上記対接交差の交差角度を自在
とするものとしてある。
【0014】 図1乃至図8に示したフェンスAと図9
及び図10に示したフェンスAとは,それぞれ矩形枠1
の大きさを変えることによって,これに応じて斜め桟1
0の長さを変える一方,上記クロスジョイント20を共
通に使用して,前者において該クロスジョィント20の
交差角度を55°,後者においてこれを40°として,
その対接交差の交差角度を変化したものとしてあり,矩
形枠1の大きさに対応して斜め桟10のデザイン配置を
好ましいものとし得るようにしてある。
【0015】 一方固定手段は,本例においてクロスジ
ョイント20の上記交差部21に透設した前後に貫通す
るボルト孔25を介してX字状配置のクロスジョイント
20を,その中央位置で相互に締着するボルトナット2
6によるものとしてあり,これによって,クロスジョイ
ント20の固定を行って,その揺動等を防止し,斜め桟
10の配置を安定して確実なものとし,また上記対接交
差の交差角度の変化に際して,併せてその定位置回動用
の回動軸をなすものとしてある。
【0016】 図中27はクロスジョイント20の上記
連結部23に設けたネジ穴,28は該ネジ孔23を介し
て傾斜区分桟11を固定するネジ,29はクロスジョイ
ント20のアルミ節約のための肉盗み用中空部,30は
縦枠2に連結金具33を介して上下に首振り自在に設置
した傾斜区分桟11の端部を被嵌状に受入嵌合して該傾
斜区分桟11を矩形枠1に固定するジョイント金具,3
2はジョイント金具30の締付け用スリット,34は上
記連結金具33の縦枠固定板,35は同じく連結金具3
3におけるジョイント金具30軸支固定用の翼板,36
はジョイント金具30の傾斜区分桟11固定用のネジで
ある。
【0017】 本例のフェンスAにおけるその矩形枠1
に対する斜め桟10の配置は,クロスジョイント20を
前後に対として使用し,例えば上記矩形枠1の縦枠2に
固定用翼板35を介して設置したジョイント金具30に
各傾斜区分桟11を固定し,該各傾斜区分桟11の一端
をそれぞれクロスジョイント20における連結部21両
端の嵌合孔24にそれぞれ挿入嵌合しネジ28によって
これを固定してその連結保持を行うとともに該傾斜区分
桟11を固定したクロスジョイント20をその交差部2
1で対接面22を対接するように前後嵌め込み状に対接
交差することによってX字状に配置し,上記固定手段の
ボルトナット26によってこれらを締着するようにすれ
ばよく,これにより斜め桟10は,クロスジョイント2
0の上記凹陥した交差部における前後嵌め込み状の対接
交差とその合計奥行幅を上記傾斜区分様11の奥行幅と
略等しくしたことにより,X字状配置のクロスジョイン
ト20を介して設置した各傾斜区分桟11が,同一軸芯
上に直列に配設され,本例にあって各傾斜区分桟11と
クロスジョイント20とが面―となり,好ましい同一面
上の配置のものとなる。
【0018】 図示した例は以上のとおりとしたが,矩
形枠や縦枠間で斜め桟を斜め格子状に交差配置するよう
に,斜め桟長手方向にクロスジョイントを複数使用して
各傾斜区分桟を連結保持するようにすること,傾斜区分
桟を断面方形,矩形の角パイプ状のものとし,クロスジ
ョイントの連結部をこれに合わせて形成すること,この
場合を含めてクロスジョイントによる傾斜区分桟の連結
保持を,クロスジョイントに嵌合部を設けて,該嵌合部
を傾斜区分桟の端部の嵌合孔に挿入嵌合するようにする
こと,クロスジョイントの形状を対をなす双方で別の形
状のものとすること,クロスジョイントを特定角度のも
のとすること,クロスジョイントを合成樹脂製のものと
すること,クロスジョイントの交差部を凹凸嵌合するよ
うにして交差角度の位置ズレの防止を行うようにするこ
と,固定手段を接着,クリップ等によるものとすること
等を含めて,本発明の実施に当って傾斜区分桟,クロス
ジョイントの各具体的形状,構造,材質,数,寸法,こ
れらの関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨
に反しない限り様々の形態のものとすることができる。
【0019】
【発明の効果】 本発明は以上のとおりに構成したか
ら,請求項1に記載の発明は,斜め桟の配置を同一面に
おいて行うようにすることによって,上記桟重合の奥行
幅を減少し,仕切体を薄く構成することが可能な仕切体
の斜め桟交差装置を提供することができ,請求項2に記
載の発明は,クロスジョイントを共通に使用して矩形枠
や縦枠の大きさに対応して斜め桟のデザイン配置を好ま
しいものとすることができ,請求項3に記載の発明は,
X字状配置のクロスジョイントを固定し,その揺動等を
防止し,斜め桟の配置を安定して確実のものとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フェンスの正面図である。
【図2】 矩形枠の縦桟と傾斜区分桟の関係を示す拡大
断面図である。
【図3】 矩形枠の縦桟と傾斜区分桟の関係を示す拡大
正面図である。
【図4】 図3の傾斜区分桟の向きを変えた拡大正面図
である。
【図5】 クロスジョイントと傾斜区分桟の関係を示す
拡大正面図である。
【図6】 クロスジョイントと傾斜区分桟の関係を示す
拡大斜視図である。
【図7】 クロスジョイントの平面図である。
【図8】 クロスジョイントの正面図である。
【図9】 斜め桟の角度を変えた例に係るフェンスの正
面図である。
【図10】 図9のクロスジョイントと傾斜区分桟の関
係を示す拡大正面図である。
【符号の説明】
A フェンス 10 斜め桟 11 傾斜区分桟 20 クロスジョイント 21 交差部 26 ボルトナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 17/00 - 17/26 F16B 7/00 - 7/22 E04B 1/58

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向交差位置を除くようにそれぞれ
    分割区分した各傾斜区分桟と,上記長手方向交差位置を
    埋めるように該交差位置において各傾斜区分桟をそれぞ
    れ長手方向に連結保持し且つ相互に凹陥した交差部にお
    いて前後嵌め込み状に対接交差する前後に対をなすX字
    状配置のクロスジョイントとを備え,且つ該X字状配置
    のクロスジョイントの上記凹陥した交差部における対接
    交差の合計奥行幅を上記各傾斜区分桟の奥行幅と可及的
    に同等とすることによって上記各傾斜区分桟を前後同一
    面上に配置してなることを特徴とする仕切体の斜め桟交
    差装置。
  2. 【請求項2】 上記前後に対をなすX字状配置のクロス
    ジョイントによる対接交差を交差角度自在としてなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の仕切体の斜め桟交差装
    置。
  3. 【請求項3】 上記前後に対をなすX字状配置のクロス
    ジョイント間に固定手段を備えてなることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の仕切体の斜め桟交差装置。
JP5340758A 1993-12-09 1993-12-09 仕切体の斜め桟交差装置 Expired - Lifetime JP3023271B2 (ja)

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