JPH071568Y2 - ガス比例制御弁 - Google Patents

ガス比例制御弁

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JPH071568Y2
JPH071568Y2 JP1989152559U JP15255989U JPH071568Y2 JP H071568 Y2 JPH071568 Y2 JP H071568Y2 JP 1989152559 U JP1989152559 U JP 1989152559U JP 15255989 U JP15255989 U JP 15255989U JP H071568 Y2 JPH071568 Y2 JP H071568Y2
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JP
Japan
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gas
diaphragm
valve body
flow rate
control valve
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JP1989152559U
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JPH0389283U (ja
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紀文 折井
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Kanbishi Corp
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Kanbishi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ダイヤフラムと電磁弁の組合わせからなるガ
ス制御弁、特にガス出力比例制御弁に関する。
[従来の技術] ガス燃焼出力を比例的に制御するガス比例制御弁は、実
開昭61−162675号公報に開示されている。この従来の装
置は、第1図に示すように、ダイヤフラム21と、このダ
イヤフラムに取付けられてガス出口24への弁口を開閉す
る弁体22、及びダイヤフラムの応動を外的にコントロー
ルする電磁機構25とよりなるものであるが、大きな開口
部の弁口26で大流量までコントロールするため、微小流
量時における弁の開度は極く僅かであり非常に小さい。
この為小流量を正確にコントロールするためには、コイ
ルの電磁力とマグネットの反発力及び吸引力とのバラン
スを常に適正に行う必要がある。しかし実際にはこれら
の調整は非常に難しく、特に弁体の開度が小さい小流量
時には流量のバラツキが大きく、再現性や安全性に欠け
るという問題がある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、小流
量から大流量の全範囲において安定した流量の調整を行
うとともに、特に小流量時に安定したガスの供給を行
い、かつ振動を防止し、而も簡単な構成でコスト的にも
有利なガス比例制御弁を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案におけるガス比例制
御弁は、ガス圧と背圧力との力関係で変位するダイヤフ
ラムと、このダイヤフラムに取付けられてガス出口への
通路を開閉する主弁体、及びダイヤフラムの応動を磁力
の反発力又は吸引力により外的にコントロールする電磁
機構とよりなるガス制御弁において、ガス入口から一次
圧側を迂回して2次圧側へ通ずるバイパス通路を設ける
とともに、そのバイパス通路に第2ダイヤフラムと第2
の弁体とよりなる小流量調整用ガスガバナを設けてなる
ものである。
そして、上記ガス比例制御弁は、主弁体と小流量調整用
ガバナの第2の弁体とを相対する方向に設けることもで
きる。
[作用] 第2図において、電磁機構5のコイル11に電流を印加す
ると、電磁力によりマグネット12が反発してダイヤフラ
ム1が下るので、これとともに主弁体2が下降して弁口
10を開き、ガスの供給が始まる。そしてガス出口4側の
圧力が小流量用のガバナ9の出口圧力以上になると、第
2ダイヤフラム7はガス圧力により膨大して押し下げら
れる為第2の弁体8が閉る。この第2の弁体8の閉止に
よりガスの流れは、主弁体2の弁口10のみを通るように
なる。
次に、コイル11に印加する電流が0、又は微小電流時に
おいては、主弁体2はマグネット12の吸引力により固定
鉄心14に吸着する力が働いて上方へ引き上げられ、これ
により弁口10は閉まるので、ガスの流れは入口3からバ
イパス流路6のみとなる。従ってこのバイパス通路6に
は小流量用ガバナ9が設けてある為に、そこを流れるガ
スは、第2ダイヤフラム7と第2弁体8の応動により小
流量域におけるガス出力の調整が行われる。
[実施例] ダイヤフラム1は、それ自身復元力を有するゴム等の弾
性体にて構成し、必要によりばね圧を利かせるようにす
る。
主弁体2は、このダイヤフラム1の圧力側に直結するよ
うに取付けられて、ダイヤフラム1とともに応動し弁口
10を広狭変化するように開閉する。
電磁機構5は固定鉄心14と、コイル11を巻成したボビン
13、マグネッ12等よりなる。
固定鉄心14は、ボビン13の中心部の縦孔13a内に上方よ
り貫挿されて定位値に固定されるが、ねじ14aの螺合に
より固定位置が上下調整される。
マグネット12は、永久磁石の鉄片よりなり、これをダイ
ヤフラム1の上面に固着して一体となす。固定鉄心14と
マグネット12との間には非磁性体の隔板15を設け、この
隔板15を中間にして固定鉄心14とマグネット12とを対向
させている。
マグネット12は、コイル11の非通電時には固定鉄心14側
へ吸引されるが、中間に隔板15があるため、隔板15に吸
着される格好となる。
小流量調整用ガバナ9は、第2ダイヤフラム7とこの第
2ダイヤフラムに直結された第2弁体8とよりなる。
第2ダイヤフラム7もそれ自身復元力を有する弾性体に
て構成し、ばね16により開弁方向の弾力を附勢する。
バイパス通路6は、入口6aがガス入口3の途中から主弁
体2の弁口10を迂回するように分岐し、ケース本体17の
裏蓋18を通って二次圧力室19に出口6bが開口するように
設けられる。
主弁体2と第2弁体8とは互いに対向して設けられる。
即ち、主弁体2は非通電時にマグネット12の吸引力によ
り閉弁するように設けられるが、第2弁体8は出口圧力
が0のとき、ばね16の作用で開弁するように設けられ
る。
バイパス通路6に設けられる小流量用ガバナ9は、メイ
ンガバナに較べて数分の1小型に形成する。従って第2
弁体8及び第2ダイヤフラム7は、主弁体2等に較べて
相当小さく、又マグネットや電磁力の影響を受けない為
小流量でも安定してガスを供給することができるもので
ある。
[考案の効果] 本考案は上記の通り構成されているので、小流量から大
流量の全範囲の流量域において、ガス出力のコントロー
ルを安全確実に行うとともに、特に小流量時に安定した
ガスの供給を行うため、電磁機構に電流を印加しないと
きや、微少電流時においてはバイパス通路に設けた小流
量用ガバナのみでガス流量をコントロールして小流量の
ガス出力を安定的に供給することができる。従って従来
のガス比例制御弁では、電流により小流量をコントロー
ルする為バラツキが大きく、不安定であるが、本考案に
おいては、バラツキを全く生じない。又、第2ダイヤフ
ラムによって振動を吸収する為振動防止にも役立つもの
であり、構成が簡単であり安価に実施でき、実用性が大
きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガス比例制御弁の断面図、第2図は本考
案におけるガス比例制御弁の縦断正面図である。 1…ダイヤフラム、2…主弁体 3…ガス入口、4…ガス出口 5…電磁機構、6…バイパス通路 7…第2ダイヤフラム、8…第2弁体 9…小流量用ガバナ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス圧と背圧力との力関係で変位するダイ
    ヤフラム1と、このダイヤフラムに取付けられてガス出
    口4への通路を開閉する主弁体2、及びダイヤフラムの
    応動を磁力の反発力又は吸引力により外的にコントロー
    ルする電磁機構5とよりなるガス比例制御弁において、
    ガス入口3から一次圧側を迂回して2次圧側へ通ずるバ
    イパス通路6を設けるとともに、そのバイパス通路6に
    第2ダイヤフラム7と第2の弁体8とよりなる小流量調
    整用ガスガバナ9を設け、主弁体2と小流量調整用ガバ
    ナの第2の弁体8とを相対する方向に設けてなることを
    特徴とするガス比例制御弁。
JP1989152559U 1989-12-28 1989-12-28 ガス比例制御弁 Expired - Lifetime JPH071568Y2 (ja)

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JPH0389283U JPH0389283U (ja) 1991-09-11
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JPS5618173A (en) * 1979-07-20 1981-02-20 Paloma Ind Ltd Solenoid valve
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JPS60143970U (ja) * 1984-03-07 1985-09-24 株式会社ボッシュオートモーティブ システム ソレノイドバルブ

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JPH0389283U (ja) 1991-09-11

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