JPH03609Y2 - - Google Patents

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JPH03609Y2
JPH03609Y2 JP10820486U JP10820486U JPH03609Y2 JP H03609 Y2 JPH03609 Y2 JP H03609Y2 JP 10820486 U JP10820486 U JP 10820486U JP 10820486 U JP10820486 U JP 10820486U JP H03609 Y2 JPH03609 Y2 JP H03609Y2
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JP
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valve
diaphragm
gas
valve body
electromagnetic device
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JP10820486U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はガスの燃焼出力を比例的に制御できる
ようにしたガスガバーナと電磁装置とを利用した
ガス制御弁に関する。
(従来の技術と問題点) この種のガス比例制御弁においては第2図に示
すように、ガス流量の制御を行なうとき、弁口5
8の弁座部58aとダイヤフラム51に設けた弁
体56の間で急激にガスを絞り、又は膨脹させる
ためガス中にタール分等の不純物が含まれている
と、それらが弁体表面や弁座部に付着して粘着現
象を起す場合がある。而もこの種の制御弁は、非
通電時にマグネツト体52と電磁装置53の固定
鉄心54の間に吸引力が働らくようにしてある為
に弁体56が弁座58aに密着した状態に維持さ
れることが多いものである。従つて前記の粘着性
付着物が多くなつたときに長期間使用しないで放
置されると、粘着付着物が固形化して次に再度使
用する場合に比例制御弁が正確に作動せず、不具
合いを生じるという問題がある。
(技術的課題) 従つて、本考案においては、電磁装置の非通電
時に弁体と弁座が密着しないで両者のギヤツプ
(間隔)を最大となすようにすることを技術的課
題とする。
(問題を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために本考案は、ガ
ス圧により変位するダイヤフラムと、これに連動
するように直結されてガス流出口への弁口を開閉
する弁体と、ダイヤフラムの動きを磁力にて外的
にコントロールする電磁装置とを備え、電磁装置
の固定鉄心と対向するマグネツト体をガス流出口
側において弁体に設けると共に、電磁装置の非通
電時に前記弁体を磁力により最大に開くように構
成してなるものである。
(作用) 第1図において、ガスはガス流入口10から弁
口8を経てガス流出口11へと流出する。
ガスの流量が大になると、入口側のダイヤフラム
室3の圧力が大になりダイヤフラム1を押上げ
る。すると弁体9が上り弁口8を塞ぐ方向に動く
ためガスの流量が制限される。ガスの流量が制限
されると、(出口側(二次側)の圧力が低下する
から弁体9は下降し弁口8は大きく開かれる。こ
の繰り返しでガス量は一定範囲に制限される。
電磁装置13のコイル5に電流を通すと固定鉄
心4が誘磁され、対応するマグネツト体2とは磁
力が反発するようになる。その為ダイヤフラム1
は上方へ押しやられ弁体9は弁口8を塞ぐように
動作する。電流値を高めていくと弁体9は弁座8
aに接触し弁口8は完全に閉塞される。
次に電磁コイル5への通電を遮断すると、マグ
ネツト体2への反発磁力が消失すると同時に、逆
にマグネツト体2は鉄心4に吸引されるように動
作する。
その為弁体9は弁座8aから離れ弁口8が大きく
開かれる。この弁体9を開く力はばね6によつて
も助勢される。従つてこのときは弁口は最も大き
く開かれ最大のギヤツプとなる。
(効果) 本考案は次のような特有の効果を有する。
非通電時に磁石の吸引力で弁体を最大のギヤ
ツプが維持されるように弁座から強制的に離間
させているため、タール分等の付着により粘着
現象をおこす心配がない。
従つて再度通電時に弁体が開弁しなかつた
り、弁の開きが遅いといつた不具合を完全にな
くすことができる。
ばねを併用してばね圧により助勢させること
ができ、非通電時の開弁維持を一層効果的に行
なうことができる。
構造が簡単で安価、実施化が容易である。
(実施例) マグネツト体2は永久磁石の鉄片よりなり、こ
れを出口側(二次側)の弁室7内において弁体9
に取付け一体となす。
ばね6はダイヤフラム1の背面に設けるが、これ
は必らずしも必要というものではない。
弁ケース本体12と電磁装置13のカバー体1
4との間に非磁性体の隔板15を設け、この隔板
15を中間に挟んでマグネツト体2と固定鉄心4
とを対向させている。
固定鉄心4はボビンケース16の縦孔16a内
にねじの嵌合で上下調整可能に設定されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ガス比例制御弁の実施例を示す
縦断側面図、第2図は従来例の比例制御弁の断面
図、第3図は本考案によるガス流量のコントロー
ル特性図、第4図は従来例のコントロール特性図
である。 1……ダイヤフラム、2……マグネツト体、4
……固定鉄心、5……電磁コイル、6……ばね、
9……弁体、10……ガス流入口、11……ガス
流出口、13……電磁装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ガス圧により変位するダイヤフラムと、これ
    に連動するように直結されてガス流出口への弁
    口を開閉する弁体と、ダイヤフラムの動きを磁
    力にて外的にコントロールする電磁装置とを備
    え、電磁装置の固定鉄心と対向するマグネツト
    体をガス流出口側において弁体に設けると共
    に、電磁装置の非通電時に前記弁体を磁力によ
    り最大に開くように構成してなることを特徴と
    するガス比例制御弁。 (2) 前記ダイヤフラムに弁体が開く方向に弾力を
    附勢したばねを設けてなる前記実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のガス比例制御弁。
JP10820486U 1986-07-15 1986-07-15 Expired JPH03609Y2 (ja)

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JP10820486U JPH03609Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

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JPS6315377U JPS6315377U (ja) 1988-02-01
JPH03609Y2 true JPH03609Y2 (ja) 1991-01-10

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JP6970564B2 (ja) * 2017-09-20 2021-11-24 リンナイ株式会社 ガス量切替弁

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JPS6315377U (ja) 1988-02-01

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