JPS61231325A - 閉止機能付きガス比例制御弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガス又は液体燃料等の流体を制御する装置、
特にダイヤフラムの応動でガス圧ｔ−　一定の範囲に制
御する閉止機能付きガス比例制御弁に関する。

（先行技術の説明） ガス燃焼出力を比例的に制御するようにした閉止機能付
きガス制御装置は、本願人等によって提案され一般に知
られている。公知の装置は第２図に示すように弁５ｌの
開閉を行うダイヤフラム５２とプランジャー５３とを結
合し、プランジャー５３をヨーク５４に対向させて電磁
力により外的にコントロールするものであるが、弁口５
５に対する弁５１の閉止機能はスプリング％の弾力又は
電磁力により行うため本来の比例制御において、この閉
止力に打ち勝つ力を与えなければ開孔せず、その能力を
充分に果しえなかった。したがってこのようなガス比例
制御においては大きなエネルギーを要し、省エネルギー
指向に逆行するという問題があった。

又、閉止力を向上させるために嵐純にヨークをプランジ
ャーに近づけてその間隔Ｓを小さくして用いると、制御
曲線の立ち上がりが急になって電流による制御域が極端
に狭くなるし、電流の微少な変化に対しても流量（圧力
）が大きく変化し制御回路に大きな負荷を与えることに
なる。

（発明の目的） 本発明はこのような従来の間一点を解決しようとするも
ので、その目的の＠ｌはガスの比例制御に影響を与えな
いで弁の閉止機能を脣めることのできる閉止機能付きガ
ス比例制御弁を提供することであり、第２の目的は制御
曲線の立上がりを緩やかにして電流による制御域を広く
することのできる閉止機能付き比例制御弁を提供するこ
とである。又＠３の目的は電流の歇少な変化に対しても
安定した流量が得られ、制御回路にも負荷を与えること
のない性能の、妬い謙れた閉止ａ能付きガス比例ｍ１Ｊ
−弁を提供することにあり、今一つの目的は電流値の変
化によって弁の開度を相応に変化させることのできる装
置を提供する点にある。さらにもう一つの目的は構成が
簡単で安価に実施することのできるこの種装置を提供す
ることにある。

（発明の構成） 本発明はこのような目的を達成するため、ガス圧とＲ圧
力との力関係で変位するダイヤフラム、と、このダイヤ
フラム忙取付けられてガス出口への弁口を開閉する主弁
、及びダイヤフラムの応動を磁力の反発力又は吸引力に
より外的にコントロールする電磁機構とよりなるガス制
御片であって、ダイヤフラムで仕切られた上ａｍに永久
磁石からなる磁石体をダイヤフラムに固定して設けると
共に、これ忙対応する電磁−横側には固定したヨーク体
に対し上下に摺動するプランジャーを仕切板を介して前
記磁石体に対向せしめている。

前記プランジャーは、電磁機構の非通電時にばね圧又は
自重により磁石体側へ押しやるように移゛動して磁石体
とプランジャーとの対向間隔が最小どなるように規定さ
れている。

前記プランジャーを吸着するヨーク体は、その取付位置
をねじの螺合によって調整できるように設定されている
。

（実施例） 本発明の好ましい＊范例を次に示す。＃ｉ１図において
、ダイヤフラム２はそれ自身復元力を有するゴムのよう
な弾性体にて構成する。主弁１はこのダイヤフラム２で
仕切られた圧力間、即ち下層３１ｊｌＫ：ｇむようダイ
ヤフラム２に取付けられる。

弁ケース本体１０にはガス流入口１１と同流出口じを有
し、ガスは流入口１１から弁口比を経て流出口［へ流出
する。

電磁−横加は、ダイヤフラム２の背圧−１即ち上Ｊ４１
１ｉ１に設けられるように本体１０４Ｃカバー休２１を
結合し、カバ一体２１の内部にボビンケースｎとそれに
巻成された電磁コイル器、及びボビンケースの中心部の
縦孔ス内に嵌挿固定されたヨーク体５、その下端面に対
向するように上下摺動するプランジャー（ソレノイド）
２６とよりなる。

永久磁石からなる磁石体５は、プランジャー墓の下端面
に対向するよう前記ダイヤフラム上室４内においてダイ
ヤフラム２の上面に直かに固定される。

仕切板６は、プランジャー薦と磁石体５との間に挟入す
るよう弁ケース本体１０とカバ一体２１との結合面に固
定されるもので、プランジャー２６はその下限位置を、
又磁石体５はその上限位置をこの仕切板６によって夫々
規制されるようにする。従ってプランジャー薦と磁石体
５との対向間１福はｄ〜８１７）範囲で変化する。

ヨーク体δは上端にねじ部２５　ａを設けてねじの螺合
によりその取付位置を上下調整できるようにする。２ｑ
ハロツクナツトである。

ヨーク体δとプランジャーｊとは間隔ｓ１を存して対向
させ、その間にスプリング四を設ける。

（作用及び効果） ガス流入口１１よりガスを供給すると、ガスは弁口１３
から流出口１２へ向けて流出するが、その流入量が大に
なるとダイヤフラム下室３の圧力が増大しダイヤフラム
４を上方へ膨大して変位させるため、これに取付けられ
た主弁１は弁口１３を塞ぐ方向へ作用してガスの流量を
制限する。そのため下流側の圧力が低下するからダイヤ
フラムは復元力で下り、主弁ｌを開弁方向に応動させ弁
口１３を今までより大きく開かせる。この繰り返えして
ガス量を一定の範囲に調整する。

このような制御弁において、今コイル器に電流が流れて
いなり状港では、電磁石は磁力を持たないために、プラ
ンジャーあは自重及びスプリング」の弾力によって仕切
板６の方向へ・押しやられる。

そのため磁石体５の吸引力によってプランジャーを強く
引き付ける。ところが仕切板６を介在しているためにプ
ランジャー薦は仕切板６に受は止め１と共に上方へ移動
するので主片１は最も強い閉止力で弁口１３の弁座１３
ａに圧接してガスの流れを遮断する。

吸引力は、距離の２乗に反比例するのでプランジャーあ
と磁石体５０間隔Ｓが小さければ小さい糧、閉止力が増
すことになる。

次に、コイル２３に電流を、磁石体５の磁極に反発する
ように流すと、磁石体５はコイルのＩａ１！！ｉと反発
し、これとともにダイヤフラム２を下方へ褌し下げるの
で、主弁１は弁座１３　ａから離脱し弁口１３を開く。

このとき、プランジャー薦は通常のソレノイドと同様に
吸引力をヨーク休２５祷に受けるため、ヨーク体２５に
吸着する。

プランジャー詔がヨーク体δに＠看した状態で電流値を
変化させると、Ｘ磁力が強弱に変化し、磁石体との反発
力も変化するので、弁の開度がそれに応じて変化する。

したがって、プランジャーがヨーク体から離脱しうる電
流値まで電流を下げると、ガスの流量（圧力）を小さく
制御できるし、電流を上げてゆけば反発力が増すために
主弁が大きく開き、ガスの流量も大きく制御できる。

本発明は上述の構成からなるものであって、ガスの比例
制御に影＃Ｉｔ−与えないで弁の閉止機能を高めると共
に、制御曲線の立上がりを緩やかにして電流による制御
域を大幅に広くすることができ、而も電流の微少な変化
に対しても安定した流量が得られ、制御回路にも負荷を
与えることのない性能の高い閉止機能付き比例制御弁を
筒車安価に得ることができる。又弁の閉止機能は従来の
ようにばね王や電磁力に打ち勝つ強い力を必要としない
為省エネ化を図り、経済性の面でも有利である等の−れ
た効果を期待しうる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実范例を示すもので、その８１図は本発
明閉止機能付き比例制御弁の縦断側面図、８２図は従来
の制御弁の断面図、嘉３図は制御曲線の対比図である。 ３・・・下室　　　　　　４・・・上室５・・・磁石体
　　　　　６・・・仕切板１１・・・流入口　　　　　
１２・・・流出口１３・・・弁口　　　　　　２０・・
・電磁（幾構２５・・・ヨーク体　　　　２６・・・プ
ランジャー出願人　　神菱ｌｉ［ａｌＷ造株式会社代理
人　　　森　　　脇　　　ｇ　　　博″　喘＠（σ）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ガス圧と背圧力との力関係で変位するダイヤフラ
   ムと、このダイヤフラムに取付けられてガス出口への弁
   口を開閉する主弁、及びダイヤフラムの応動を磁力の反
   発力又は吸引力により外的にコントロールする電磁機構
   とよりなるガス制御弁であって、ダイヤフラムで仕切ら
   れた上室側に永久磁石からなる磁石体をダイヤフラムに
   固定して設けると共に、これに対応する電磁機構側には
   固定したヨーク体に対し上下に摺動するプランジャーを
   仕切板を介して前記磁石体に対向せしめたことを特徴と
   する閉止機能付きガス比例制御弁。
2. （２）前記プランジャーは、電磁機構の非通電時にばね
   圧又は自重により磁石体側へ押しやるように移動して磁
   石体とプランジャーとの対向間隔が最小となるように規
   定されている前記特許請求の範囲第１項記載の閉止機能
   付きガス比例制御弁。
3. （３）前記プランジャーを吸着するヨーク体は、その取
   付位置を調整可能に設定されている前記特許請求の範囲
   第１項記載の閉止機能付きガス比例制御弁。