JPH0128076Y2 - - Google Patents

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JPH0128076Y2
JPH0128076Y2 JP18642484U JP18642484U JPH0128076Y2 JP H0128076 Y2 JPH0128076 Y2 JP H0128076Y2 JP 18642484 U JP18642484 U JP 18642484U JP 18642484 U JP18642484 U JP 18642484U JP H0128076 Y2 JPH0128076 Y2 JP H0128076Y2
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JP
Japan
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valve
auxiliary valve
oil
nozzle
main
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JP18642484U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は給油所において自動車ガソリンなどの
油液を給油する時に使用される自動停止機能を有
する給油ノズルに関するものであり、さらに詳し
くは給油停止時に補助弁に対して油圧力が作用す
る場合に有効なものである。
(ロ) 従来技術 油が満たんになると主弁が自動閉止して給油が
停止されるタイプのノズルがほぼ全ての給油所で
使用されている。
こられのノズルは油の圧力で開かれる補助弁を
内蔵しており、ここを通過する油によつて送り出
される負圧の作用を利用して自動閉止しているこ
とは広く知られている。
一方、近年、あらかじめ指定しておいた給油量
になるとポンプを止めて、あるいは送油路を電磁
弁などで閉止して給油を終了する方式の給油装置
が使われ出している。しかし、この終了時にはノ
ズルの主弁が開かれたままになつているので、特
に天井から吊り下げた方式の給油装置にあつては
ノズルの補助弁へその落差分にあたる油の圧力が
大きく作用しているので、油が補助弁を押し開い
て流れ出てしまい、予定した以上の油が給油され
てあるいは散布されてしまうといつた不都合が生
じている。
補助弁は閉止される方向にスプリングで軽く付
勢されてはいるが先の不都合を解消するためにこ
のスプリングを強くすると給油時の流速が減少し
てしまうといつた問題がある。
(ハ) 目的 本願はこの補助弁のスプリングを強化すること
無しに補助弁を強力に閉止し、一方給油中の流速
の低下を起させないようにすることを目的とす
る。
(ニ) 構成と作用 前記目的を達成するための構成は、本体内の油
流路がレバー操作で開閉される主弁と、主弁の下
流側に設置され油の流れに抗する方向に付勢され
るとともに油の流れによつて開かれて負圧を発生
させる補助弁とを有するノズルにおいて、補助弁
の閉弁時に互いに近接する補助弁側と本体側に永
久磁石と磁着片とをそれぞれどちらかに分けて対
向させて配設し、磁着片を磁石の吸引力に抗する
方向に付勢したもので、補助弁が閉弁位置の近傍
にある時に限つて先の磁石による磁力が磁着片に
作用して閉弁方向の力が強力に働く。
(ホ) 実施例 第1図は従来から使用されている自動閉止機能
を有するノズルで2はノズル本体4は油流路6を
開閉する主弁、8は主弁4を開閉操作するレバ
ー、10はダイアフラム室で、ダイアフラム12
によつて上室14と下空16とに分画されてい
る。
18は負圧通路で油が補助弁20をスプリング
22の付勢に抗して移動させて流れる時発生され
る負圧を上室14へ導びく。
24は空気補償路で、その外気への開放端26
はノズルのパイプ28の先端で開口し、他端は負
圧通路18に開口しており、発生した負圧を解放
端26から流入する空気によつて補償して上室1
4内における負圧値がダイアフラム12を上方へ
変位させて自動閉止機構30を動作させ、主弁4
を閉じてしまわない程度、すなわち一定値を超え
ない程度に維持されるようにする。
周知のように給油中に油面が上昇して開放端2
6に達し空気補償路24を介しての空気の補給が
受けられなくなると上室14内の負圧値は一定値
を超えて変化し、ダイアフラム12を上方へ変位
させて自動閉止機構30を動作させ、主弁4を閉
じて油の吐出を停止させる。
以上の構成および動作は公知のところであるの
でその詳細は図面のみに止めて説明を省略する。
補助弁20の部分を拡大した実施例を示した。
第2図は補助弁20の先端44に鉄などの材料
で作られた磁着片46をスプリング48を介して
磁着片46が常時先端44に密着する方向に付勢
して設け、さらに本体2の、磁着片46の対向位
置に磁石50を配設した状態を示し、この場合に
は落差による油圧力のみ作用している時に磁着片
46そのものに作用する油圧力が微かであるの
で、補助弁20と磁石50との間に隔たりがあつ
ても磁石の吸引力は距離の二乗に反比例して強く
なるので磁着片46が吸引されて磁石50に磁着
し、さらにスプリング48が補助弁20を着座方
向に引張るといつた作用が生じる。
なお、第2図において補助弁側に磁石を配設し
て本体側に磁着片を配設してもその効果は変らな
い。
(ヘ) 効果 以上詳述した如く補助弁が閉止位置近傍にある
ときにはスプリングの付勢に加えて磁力による閉
弁方向の付勢も作用するように構成したので、従
来のノズルを採用した場合のような落差によつて
生ずる油圧による補助弁の自然開弁がなくなり、
よつて予定量以上の油が吐出されてしまう恐れが
なく、しかも給油時に油の流速が減少して給油作
業が長引くような弊害の生ずることのない有効な
ノズルが得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来から使用されている自動停止ノズ
ルの要部を断面で現した図で、第2図は補助弁の
部分のみを拡大した実施例を示す図である。 2……本体、20……補助弁、50……磁石、
46……磁着片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体内の油流路がレバー操作で開閉される主弁
    と、主弁の下流側に設置され油の流れに抗する方
    向に付勢されるとともに油の流れによつて開かれ
    て負圧を発生させる補助弁とを有するノズルにお
    いて、補助弁の閉弁時に互いに近接する補助弁側
    と本体側に永久磁石と磁着片とをそれぞれどちら
    かに分けて対向させて配設し、磁着片を磁石の吸
    引力に抗する方向に付勢したことを特徴とする給
    油ノズル。
JP18642484U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH0128076Y2 (ja)

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JP18642484U JPH0128076Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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JP18642484U JPH0128076Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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Publication Number Publication Date
JPS6199600U JPS6199600U (ja) 1986-06-25
JPH0128076Y2 true JPH0128076Y2 (ja) 1989-08-25

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JPS6199600U (ja) 1986-06-25

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