JPH07156835A - 乗用管理機 - Google Patents
乗用管理機Info
- Publication number
- JPH07156835A JPH07156835A JP30838893A JP30838893A JPH07156835A JP H07156835 A JPH07156835 A JP H07156835A JP 30838893 A JP30838893 A JP 30838893A JP 30838893 A JP30838893 A JP 30838893A JP H07156835 A JPH07156835 A JP H07156835A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- step body
- handle
- hitch
- traveling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 16
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 7
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 238000003971 tillage Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 239000003337 fertilizer Substances 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Agricultural Machines (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業条件等に応じて着座姿勢でも起立姿勢で
もハンドル操作を行なうことのできる乗用管理機を提供
すること。 【構成】 走行部の直後方位置に各種作業機を着脱自在
に連結可能とした乗用管理機であって、走行部の機体フ
レームの前端にバンパー兼ステップ体の基端を上下回動
自在に取付けると共に、同バンパー兼ステップ体を、上
方へ起立させたバンパー使用位置と、前方へ張出させた
ステップ使用位置との間で姿勢変更可能とした。
もハンドル操作を行なうことのできる乗用管理機を提供
すること。 【構成】 走行部の直後方位置に各種作業機を着脱自在
に連結可能とした乗用管理機であって、走行部の機体フ
レームの前端にバンパー兼ステップ体の基端を上下回動
自在に取付けると共に、同バンパー兼ステップ体を、上
方へ起立させたバンパー使用位置と、前方へ張出させた
ステップ使用位置との間で姿勢変更可能とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用管理機に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用管理機の一形態として走行部
の直後方位置に各種作業機を着脱自在に連結したものが
ある。
の直後方位置に各種作業機を着脱自在に連結したものが
ある。
【0003】そして、かかる乗用管理機により各種管理
作業を行なう際には、走行部の運転席にオペレータが着
座して、同走行部を自走させながら各種作業機を作動さ
せるようにしている。
作業を行なう際には、走行部の運転席にオペレータが着
座して、同走行部を自走させながら各種作業機を作動さ
せるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した乗
用管理機では、管理作業時又は移動時にオペレータは運
転席に着座して走行部の走行操作等を行なうようにして
いるために、例えば、山間部の傾斜した狭隘な道を走行
する際には、オペレータにとって、運転席に着座して行
なう走行操作では緊急避難が行ないにくいために、身の
危険を感じて、安心して走行操作が行なえないという問
題があった。
用管理機では、管理作業時又は移動時にオペレータは運
転席に着座して走行部の走行操作等を行なうようにして
いるために、例えば、山間部の傾斜した狭隘な道を走行
する際には、オペレータにとって、運転席に着座して行
なう走行操作では緊急避難が行ないにくいために、身の
危険を感じて、安心して走行操作が行なえないという問
題があった。
【0005】また、上記した乗用管理機は、走行部に各
種作業機を着脱自在に連結することはできるが、同各種
作業機を作業位置と非作業位置との間で昇降させること
ができないために、使い勝手が悪いという問題もあっ
た。
種作業機を着脱自在に連結することはできるが、同各種
作業機を作業位置と非作業位置との間で昇降させること
ができないために、使い勝手が悪いという問題もあっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、走
行部の直後方位置に各種作業機を着脱自在に連結可能と
した乗用管理機であって、走行部の機体フレームの前端
にバンパー兼ステップ体の基端を上下回動自在に取付け
ると共に、同バンパー兼ステップ体を、上方へ起立させ
たバンパー使用位置と、前方へ張出させたステップ使用
位置との間で姿勢変更可能としたことを特徴とする乗用
管理機を提供せんとするものである。
行部の直後方位置に各種作業機を着脱自在に連結可能と
した乗用管理機であって、走行部の機体フレームの前端
にバンパー兼ステップ体の基端を上下回動自在に取付け
ると共に、同バンパー兼ステップ体を、上方へ起立させ
たバンパー使用位置と、前方へ張出させたステップ使用
位置との間で姿勢変更可能としたことを特徴とする乗用
管理機を提供せんとするものである。
【0007】また、本発明では、機体フレームの後端部
に各種作業機連結用のヒッチ部を左右幅方向に軸線を向
けた筒状支軸により上下回動自在に取付け、同筒状支軸
中に各種作業機に動力を伝達するための伝達軸を軸支し
たこと、ヒッチ部を上下回動作動させる油圧シリンダの
基端部を、走行部の左右側後車軸の一側近傍に配置し、
同油圧シリンダの先端部を直後方へ伸延させて、ヒッチ
部に連動連結したことにも特徴を有するものである。
に各種作業機連結用のヒッチ部を左右幅方向に軸線を向
けた筒状支軸により上下回動自在に取付け、同筒状支軸
中に各種作業機に動力を伝達するための伝達軸を軸支し
たこと、ヒッチ部を上下回動作動させる油圧シリンダの
基端部を、走行部の左右側後車軸の一側近傍に配置し、
同油圧シリンダの先端部を直後方へ伸延させて、ヒッチ
部に連動連結したことにも特徴を有するものである。
【0008】
【作用】乗用管理機により管理作業を行なう際には、オ
ペレータは走行部の運転席に着座して、同走行部を自走
させながら、各種作業機を作動させて管理作業を行な
う。
ペレータは走行部の運転席に着座して、同走行部を自走
させながら、各種作業機を作動させて管理作業を行な
う。
【0009】この際、機体フレームの前端にはバンパー
兼ステップ体を取付けており、同バンパー兼ステップ体
を上方へ起立させたバンパー使用位置に配置しておくこ
とにより、緩衝器として機能させることができる。
兼ステップ体を取付けており、同バンパー兼ステップ体
を上方へ起立させたバンパー使用位置に配置しておくこ
とにより、緩衝器として機能させることができる。
【0010】また、例えば、山間部の狭隘な道を通って
移動を行なう際には、バンパー兼ステップ体を前方へ張
出させたステップ使用位置に姿勢変更させて、同バンパ
ー兼ステップ体の上にオペレータが立った状態で走行部
のハンドルを操作して走行部を後進走行させることによ
り、万一の場合には、バンパー兼ステップ体より飛び降
りて、速やかに緊急避難することができる。
移動を行なう際には、バンパー兼ステップ体を前方へ張
出させたステップ使用位置に姿勢変更させて、同バンパ
ー兼ステップ体の上にオペレータが立った状態で走行部
のハンドルを操作して走行部を後進走行させることによ
り、万一の場合には、バンパー兼ステップ体より飛び降
りて、速やかに緊急避難することができる。
【0011】また、機体フレームの後端部にヒッチ部を
上下回動自在に取付け、同ヒッチ部に各種作業機を着脱
自在に取付けて、油圧シリンダにより各種作業機をヒッ
チ部を介して上下昇降可能とした場合には、同各種作業
機を作業位置と非作業位置との間で必要に応じて姿勢を
変更することができるために、使い勝手が良い。
上下回動自在に取付け、同ヒッチ部に各種作業機を着脱
自在に取付けて、油圧シリンダにより各種作業機をヒッ
チ部を介して上下昇降可能とした場合には、同各種作業
機を作業位置と非作業位置との間で必要に応じて姿勢を
変更することができるために、使い勝手が良い。
【0012】この際、ヒッチ部は左右幅方向に軸線を向
けた筒状支軸に上下回動自在に取付け、同筒状支軸中に
各種作業機に動力を伝達するための伝達軸を軸支してい
るために、構造上のコンパクト化を図ることができる。
けた筒状支軸に上下回動自在に取付け、同筒状支軸中に
各種作業機に動力を伝達するための伝達軸を軸支してい
るために、構造上のコンパクト化を図ることができる。
【0013】そして、ヒッチ部を上下回動作動させる油
圧シリンダの基端部を、走行部の左右後車軸の一側近傍
に配置し、同油圧シリンダの先端部を直後方へ伸延させ
て、ヒッチ部に連動連結しているために、機体の左右幅
を可及的に細幅にすることができて、この点からも機体
のコンパクト化を図ることができる。
圧シリンダの基端部を、走行部の左右後車軸の一側近傍
に配置し、同油圧シリンダの先端部を直後方へ伸延させ
て、ヒッチ部に連動連結しているために、機体の左右幅
を可及的に細幅にすることができて、この点からも機体
のコンパクト化を図ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0015】図1〜図3に示すAは、本発明に係る乗用
管理機であり、走行部1の直後方位置に耕耘部2をヒッ
チ部40を介して着脱自在に連結している。
管理機であり、走行部1の直後方位置に耕耘部2をヒッ
チ部40を介して着脱自在に連結している。
【0016】走行部1は、図1〜図3に示すように、機
体フレーム3上の前部に運転部4を設け、後部に原動機
部5を設けており、機体フレーム3の前部下方位置には
左右側前車輪6,6をフロントデフケース7を介して取
付ける一方、後部下方位置に左右側後車輪8,8をリヤ
デフケース9を介して取付けている。
体フレーム3上の前部に運転部4を設け、後部に原動機
部5を設けており、機体フレーム3の前部下方位置には
左右側前車輪6,6をフロントデフケース7を介して取
付ける一方、後部下方位置に左右側後車輪8,8をリヤ
デフケース9を介して取付けている。
【0017】運転部4は、図1及び図2に示すように、
機体フレーム3の前端部にハンドルコラム10を直上方に
立上げると共に、中途部より後上方へ向けて伸延させ、
同ハンドルコラム10中にハンドル支軸11を立設し、同ハ
ンドル支軸11の上端にハンドル12を取付ける一方、下端
に前車輪操向機構(図示せず)を連動連結している。
機体フレーム3の前端部にハンドルコラム10を直上方に
立上げると共に、中途部より後上方へ向けて伸延させ、
同ハンドルコラム10中にハンドル支軸11を立設し、同ハ
ンドル支軸11の上端にハンドル12を取付ける一方、下端
に前車輪操向機構(図示せず)を連動連結している。
【0018】しかも、ハンドル支軸11は、中途部にユニ
バーサルジョイント部13を設け、上部支軸11a をユニバ
ーサルジョイント部13を中心に前後方向に摺動位置調節
自在とし、同上部支軸11a の上端に取付けたハンドル12
を、後述する運転席20に着座して使用する着座使用位置
と、後述するバンパー兼ステップ体25上に起立して使用
する起立使用位置の間で姿勢変更可能としている。14は
アクセルレバー、15はアクセル連動機構、16は副変速レ
バーで、レバーガイド溝17に沿わせて前後進の切換操作
と中立位置でのクラッチ切断操作が行えるようにしてい
る。17はブレーキペダルである。
バーサルジョイント部13を設け、上部支軸11a をユニバ
ーサルジョイント部13を中心に前後方向に摺動位置調節
自在とし、同上部支軸11a の上端に取付けたハンドル12
を、後述する運転席20に着座して使用する着座使用位置
と、後述するバンパー兼ステップ体25上に起立して使用
する起立使用位置の間で姿勢変更可能としている。14は
アクセルレバー、15はアクセル連動機構、16は副変速レ
バーで、レバーガイド溝17に沿わせて前後進の切換操作
と中立位置でのクラッチ切断操作が行えるようにしてい
る。17はブレーキペダルである。
【0019】また、ハンドルコラム10の直後方位置に
は、図1及び図2に示すように、運転席20を配置してお
り、同運転部20の左側方位置に主変速レバー21を配置す
る一方、右側方位置に後述するヒッチ部昇降用レバー22
を配置している。23はバッテリーである。
は、図1及び図2に示すように、運転席20を配置してお
り、同運転部20の左側方位置に主変速レバー21を配置す
る一方、右側方位置に後述するヒッチ部昇降用レバー22
を配置している。23はバッテリーである。
【0020】そして、主変速レバー21は、図4に示すよ
うに、平面視略H型のレバーガイド溝24中に挿通して、
同レバーガイド溝24に沿わせて前後進それぞれ六段階の
変速操作が行なえるようにしている。
うに、平面視略H型のレバーガイド溝24中に挿通して、
同レバーガイド溝24に沿わせて前後進それぞれ六段階の
変速操作が行なえるようにしている。
【0021】さらに、機体フレーム3の前端には、図1
及び図2に示すように、バンパー兼ステップ体25を取付
けており、同バンパー兼ステップ体25は、左右一対のア
ーム部25a,25a の基端を、機体フレーム3の前端部に支
軸26により上下回動自在に枢支し、両アーム部25a,25a
の先端を前方へ伸延させると共に、中途よりハンドルコ
ラム10の前面に沿わせて上方へ伸延させ、同ハンドルコ
ラム10の上部位置より両先端を対向する方向に伸延させ
て突合せ状に一体的に連結して、正面視門型に形成し、
さらに、左右一対のアーム部25a,25a の先端部間には矩
形板状のバンパー兼ステップ体本体25b を架設してい
る。
及び図2に示すように、バンパー兼ステップ体25を取付
けており、同バンパー兼ステップ体25は、左右一対のア
ーム部25a,25a の基端を、機体フレーム3の前端部に支
軸26により上下回動自在に枢支し、両アーム部25a,25a
の先端を前方へ伸延させると共に、中途よりハンドルコ
ラム10の前面に沿わせて上方へ伸延させ、同ハンドルコ
ラム10の上部位置より両先端を対向する方向に伸延させ
て突合せ状に一体的に連結して、正面視門型に形成し、
さらに、左右一対のアーム部25a,25a の先端部間には矩
形板状のバンパー兼ステップ体本体25b を架設してい
る。
【0022】このようにして、バンパー兼ステップ体25
は、図1に示すように、バンパー兼ステップ体本体25b
を上方へ跳上げて起立状態にしたバンパー使用位置と、
前下方へ降下させて張出し状態にしたステップ使用位置
との間で姿勢変更可能としている。27はステップ使用位
置ストッパーである。
は、図1に示すように、バンパー兼ステップ体本体25b
を上方へ跳上げて起立状態にしたバンパー使用位置と、
前下方へ降下させて張出し状態にしたステップ使用位置
との間で姿勢変更可能としている。27はステップ使用位
置ストッパーである。
【0023】そして、前記したハンドル12を着座使用位
置にて使用する場合には、バンパー兼ステップ体25をバ
ンパー使用位置とし、また、ハンドル12を起立使用位置
にて使用する場合には、バンパー兼ステップ体25をステ
ップ使用位置にして、同バンパー兼ステップ体25上にオ
ペレーターが起立してハンドル12を操作することができ
るようにしている。
置にて使用する場合には、バンパー兼ステップ体25をバ
ンパー使用位置とし、また、ハンドル12を起立使用位置
にて使用する場合には、バンパー兼ステップ体25をステ
ップ使用位置にして、同バンパー兼ステップ体25上にオ
ペレーターが起立してハンドル12を操作することができ
るようにしている。
【0024】原動機部5は、図1及び図2に示すよう
に、エンジン30の出力軸30a とミッション部31の入力軸
31a とを連動ベルト32により連動プーリー33,34 を介し
て連動連結し、同ミッション部31にリヤデフケース9を
連動連結すると共に、ミッション部31のリヤデフケース
9を連動連設すると共に、ミッション部31にフロントデ
フケース7をドライブシャフト35を介して連動連結し
て、四輪駆動が行えるようにしている。36はテンション
ローラである。
に、エンジン30の出力軸30a とミッション部31の入力軸
31a とを連動ベルト32により連動プーリー33,34 を介し
て連動連結し、同ミッション部31にリヤデフケース9を
連動連結すると共に、ミッション部31のリヤデフケース
9を連動連設すると共に、ミッション部31にフロントデ
フケース7をドライブシャフト35を介して連動連結し
て、四輪駆動が行えるようにしている。36はテンション
ローラである。
【0025】さらに、図1〜図3、及び図5に示すよう
に、エンジン30の左右側壁後端には、左右一対のステー
41,41 を後方へ向けて突設し、両ステー41,41 の後端間
に筒状支軸42を左右幅方向に軸線を向けて横架し、同筒
状支軸42中に伝達軸43を軸支し、同伝達軸43の左側端部
43a に入力プーリー44,44 を取付け、各入力プーリー4
4,44 とエンジン30の出力軸30a に取付けた出力プーリ
ー45,45 との間にそれぞれ伝達ベルト46,46 を巻回して
いる。47はテンションローラである。
に、エンジン30の左右側壁後端には、左右一対のステー
41,41 を後方へ向けて突設し、両ステー41,41 の後端間
に筒状支軸42を左右幅方向に軸線を向けて横架し、同筒
状支軸42中に伝達軸43を軸支し、同伝達軸43の左側端部
43a に入力プーリー44,44 を取付け、各入力プーリー4
4,44 とエンジン30の出力軸30a に取付けた出力プーリ
ー45,45 との間にそれぞれ伝達ベルト46,46 を巻回して
いる。47はテンションローラである。
【0026】また、図5に示すように、伝達軸43の右側
端部43b と耕耘部2の入力軸48の右側端部48a との間に
は、伝動ケース49を着脱自在、かつ各軸43,48 を中心に
回動自在に介設して、同伝動ケース49によりエンジン30
より耕耘部2へ動力を伝達可能としている。49a,49b は
伝動スプロケット、49c は伝動チェーンである。
端部43b と耕耘部2の入力軸48の右側端部48a との間に
は、伝動ケース49を着脱自在、かつ各軸43,48 を中心に
回動自在に介設して、同伝動ケース49によりエンジン30
より耕耘部2へ動力を伝達可能としている。49a,49b は
伝動スプロケット、49c は伝動チェーンである。
【0027】ヒッチ部40は、図1〜図3、及び図5に示
すように、筒状支軸42の外周面にヒッチアーム支持用筒
体50を回動自在に嵌合し、同筒体50より後方へ向けてヒ
ッチアーム51を伸延させ、同ヒッチアーム51の先端に後
方へ開口した側面視コ字状のヒッチ本体52を取付けて、
同ヒッチ本体52に、耕耘部2の前端部に取付けた耕耘部
側ヒッチ53を連結ピン54により着脱自在に連結可能とし
ている。52a は連結ピン孔、60は伝動ケース取付用ブラ
ケット、61は伝動ケース取付ボルトである。
すように、筒状支軸42の外周面にヒッチアーム支持用筒
体50を回動自在に嵌合し、同筒体50より後方へ向けてヒ
ッチアーム51を伸延させ、同ヒッチアーム51の先端に後
方へ開口した側面視コ字状のヒッチ本体52を取付けて、
同ヒッチ本体52に、耕耘部2の前端部に取付けた耕耘部
側ヒッチ53を連結ピン54により着脱自在に連結可能とし
ている。52a は連結ピン孔、60は伝動ケース取付用ブラ
ケット、61は伝動ケース取付ボルトである。
【0028】そして、図5に示すように、右側リヤアク
スルケース55の直下方位置に、油圧シリンダ56のシリン
ダ本体56a の基部を取付ブラケット57を介して取付け、
同油圧シリンダ56のピストンロッド56b の先端を、ヒッ
チアーム51の中途部より右側方へ突設したロッド連結ピ
ン58に連結している。
スルケース55の直下方位置に、油圧シリンダ56のシリン
ダ本体56a の基部を取付ブラケット57を介して取付け、
同油圧シリンダ56のピストンロッド56b の先端を、ヒッ
チアーム51の中途部より右側方へ突設したロッド連結ピ
ン58に連結している。
【0029】このようにして、油圧シリンダ56のピスト
ンロッド56b を伸縮動作させることにより、ヒッチアー
ム51を上下回動させて、ヒッチ本体52に耕耘部側ヒッチ
53を介して連結した耕耘部2を耕耘作業位置と非耕耘作
業位置との間で昇降可能としている。
ンロッド56b を伸縮動作させることにより、ヒッチアー
ム51を上下回動させて、ヒッチ本体52に耕耘部側ヒッチ
53を介して連結した耕耘部2を耕耘作業位置と非耕耘作
業位置との間で昇降可能としている。
【0030】ここで、リヤデフケース9の左右側壁より
それぞれ左右側方へ向けて伸延させて形成している左側
リヤアクスルケース59と右側リヤアクスルケース55と
は、図3及び図5に示すように、右側リヤアクスルケー
ス55の方を長幅に形成して、同右側リヤアクスルケース
55の直下方位置に、前記油圧シリンダ56の配設空間60を
形成して、同油圧シリンダ56を機体にコンパクトに配設
することができるようにしている。
それぞれ左右側方へ向けて伸延させて形成している左側
リヤアクスルケース59と右側リヤアクスルケース55と
は、図3及び図5に示すように、右側リヤアクスルケー
ス55の方を長幅に形成して、同右側リヤアクスルケース
55の直下方位置に、前記油圧シリンダ56の配設空間60を
形成して、同油圧シリンダ56を機体にコンパクトに配設
することができるようにしている。
【0031】耕耘部2は、図1、図2、及び図5に示す
ように、耕耘部フレーム65の前端に耕耘部側ヒッチ53を
取付け、中途部に上下方向に伸延する耕耘伝動ケース66
を取付け、後端に尾輪67と培土器68とを取付けており、
耕耘伝動ケース66の上部に前記入力軸48を設ける一方、
下部に左右側方へ向けてそれぞれ伸延する耕耘軸69を軸
支し、同耕耘軸69に耕耘爪70を取付けている。71は耕耘
カバー、72は耕耘カバー跳上げ調節具である。
ように、耕耘部フレーム65の前端に耕耘部側ヒッチ53を
取付け、中途部に上下方向に伸延する耕耘伝動ケース66
を取付け、後端に尾輪67と培土器68とを取付けており、
耕耘伝動ケース66の上部に前記入力軸48を設ける一方、
下部に左右側方へ向けてそれぞれ伸延する耕耘軸69を軸
支し、同耕耘軸69に耕耘爪70を取付けている。71は耕耘
カバー、72は耕耘カバー跳上げ調節具である。
【0032】本発明の実施例は、上記のように構成して
いるものであり、本実施例によれば、次のような作用効
果が生起される。
いるものであり、本実施例によれば、次のような作用効
果が生起される。
【0033】すなわち、乗用管理機により耕耘作業を行
なう際には、オペレータは走行部1の運転席20に着座し
て、同走行部1を自走させながら、耕耘部2を作動させ
て耕耘作業を行なう。
なう際には、オペレータは走行部1の運転席20に着座し
て、同走行部1を自走させながら、耕耘部2を作動させ
て耕耘作業を行なう。
【0034】この際、機体フレーム3の前端にはバンパ
ー兼ステップ体25を取付けており、同バンパー兼ステッ
プ体25をバンパー使用位置に配置しておくことにより、
緩衝器として機能させることができる。
ー兼ステップ体25を取付けており、同バンパー兼ステッ
プ体25をバンパー使用位置に配置しておくことにより、
緩衝器として機能させることができる。
【0035】また、例えば、山間部の狭隘な道を通って
移動を行なう際には、オペレーターは、バンパー兼ステ
ップ体25をステップ使用位置に姿勢変更させて、同バン
パー兼ステップ体25の上にオペレータが立った状態で、
起立使用位置に姿勢変更させたハンドル12を操作して、
走行部1を後進走行させることにより、万一の場合に
は、バンパー兼ステップ体より飛び降りて、速やかに緊
急避難することができる。
移動を行なう際には、オペレーターは、バンパー兼ステ
ップ体25をステップ使用位置に姿勢変更させて、同バン
パー兼ステップ体25の上にオペレータが立った状態で、
起立使用位置に姿勢変更させたハンドル12を操作して、
走行部1を後進走行させることにより、万一の場合に
は、バンパー兼ステップ体より飛び降りて、速やかに緊
急避難することができる。
【0036】また、本実施例では、走行部1に連結する
作業機として耕耘部2について説明したが、何らこれに
限られるものではない。
作業機として耕耘部2について説明したが、何らこれに
限られるものではない。
【0037】図6は、他の実施例としてのハンドル12の
取付構造を示しており、ハンドルコラム10内において、
ハンドル支軸11の直前方位置に副ハンドル支軸80を設
け、同副ハンドル支軸80の下端部に入力ギヤ81を取付
け、同入力ギヤ81にハンドル支軸11の上部に取付けた出
力ギヤ82を噛合させている。83はギヤケースである。
取付構造を示しており、ハンドルコラム10内において、
ハンドル支軸11の直前方位置に副ハンドル支軸80を設
け、同副ハンドル支軸80の下端部に入力ギヤ81を取付
け、同入力ギヤ81にハンドル支軸11の上部に取付けた出
力ギヤ82を噛合させている。83はギヤケースである。
【0038】そして、ハンドル12に取付用キャップ84を
設けて、同取付用キャップ84を、ハンドル支軸11の上部
支軸11a の上端と副ハンドル支軸80の上端とに付替え自
在に嵌合させて取付け可能としている。85は取付ピンで
ある。
設けて、同取付用キャップ84を、ハンドル支軸11の上部
支軸11a の上端と副ハンドル支軸80の上端とに付替え自
在に嵌合させて取付け可能としている。85は取付ピンで
ある。
【0039】このようにして、着座使用位置でハンドル
操作を行なう場合には、上部支軸11a の上端にハンドル
12を取付け、また、起立使用位置でハンドル操作を行な
う場合には副ハンドル軸80の上端にハンドル12を取付け
ることができ、起立使用位置のハンドル12は、着座使用
位置のハンドル12とは操向回転方向が反対になり、走行
部1を後進走行させる際の誤操作を防止することができ
て、操向操作上の安全性を良好に確保することができる
ようにしている。
操作を行なう場合には、上部支軸11a の上端にハンドル
12を取付け、また、起立使用位置でハンドル操作を行な
う場合には副ハンドル軸80の上端にハンドル12を取付け
ることができ、起立使用位置のハンドル12は、着座使用
位置のハンドル12とは操向回転方向が反対になり、走行
部1を後進走行させる際の誤操作を防止することができ
て、操向操作上の安全性を良好に確保することができる
ようにしている。
【0040】図7は、もう一つの他の実施例としてのハ
ンドル12の取付構造を示しており、入力ギヤ81及び出力
ギヤ82として傘歯車を使用している。
ンドル12の取付構造を示しており、入力ギヤ81及び出力
ギヤ82として傘歯車を使用している。
【0041】そして、ハンドル支軸11の上端にハンドル
12を取付けた場合に、ハンドル12は起立使用位置とな
り、また、副ハンドル支軸80の上端にハンドル12を取付
けた場合に、ハンドル12は着座使用位置となるようにし
ている。
12を取付けた場合に、ハンドル12は起立使用位置とな
り、また、副ハンドル支軸80の上端にハンドル12を取付
けた場合に、ハンドル12は着座使用位置となるようにし
ている。
【0042】かかる構造においても、起立使用位置のハ
ンドル12は、着座使用位置のハンドル12とは操向回転方
向が反対になって、前記実施例の場合と同様に操向操作
上の安全性を良好に確保することができるようにしてい
る。
ンドル12は、着座使用位置のハンドル12とは操向回転方
向が反対になって、前記実施例の場合と同様に操向操作
上の安全性を良好に確保することができるようにしてい
る。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
れる。
【0044】 機体フレームの前端に取付けたバンパ
ー兼ステップ体を、バンパー使用位置からステップ使用
位置に姿勢変更することにより、オペレーターは、同バ
ンパー兼ステップ体上に立って、走行部を後進走行操作
することができるために、走行条件によって適宜安全運
転をすることができる。
ー兼ステップ体を、バンパー使用位置からステップ使用
位置に姿勢変更することにより、オペレーターは、同バ
ンパー兼ステップ体上に立って、走行部を後進走行操作
することができるために、走行条件によって適宜安全運
転をすることができる。
【0045】 走行部の直後方位置に、各種作業機を
ヒッチ部を介して着脱自在かつ上下昇降自在に連結する
ことができるために、非作業時には各種作業機を上昇位
置に配置して本機の移動を楽に行なうことができる。
ヒッチ部を介して着脱自在かつ上下昇降自在に連結する
ことができるために、非作業時には各種作業機を上昇位
置に配置して本機の移動を楽に行なうことができる。
【0046】 ヒッチ部の回動支軸である筒状支軸中
に伝達軸を軸支しているために、構造をコンパクトにす
ることができる。
に伝達軸を軸支しているために、構造をコンパクトにす
ることができる。
【0047】 ヒッチ部を上下回動作動させる油圧シ
リンダの基端部を、走行部の左右側後車軸の一側近傍に
配置しているために、走行部の左右幅を可及的に幅狭に
することができて、機体のコンパクト化を図ることがで
きる。
リンダの基端部を、走行部の左右側後車軸の一側近傍に
配置しているために、走行部の左右幅を可及的に幅狭に
することができて、機体のコンパクト化を図ることがで
きる。
【図1】本発明に係る乗用管理機の側面図。
【図2】同乗用管理機の平面図。
【図3】同乗用管理機の背面図。
【図4】主変速レバーの平面説明図。
【図5】ヒッチ部の平面図。
【図6】他の実施例としてのハンドルの取付構造を示す
側面説明図。
側面説明図。
【図7】もう一つの他の実施例としてのハンドルの取付
構造を示す側面説明図。
構造を示す側面説明図。
A 乗用管理機 1 走行部 2 耕耘部 3 機体フレーム 4 運転部 5 原動機部 25 バンパー兼ステップ体
Claims (3)
- 【請求項1】 走行部の直後方位置に各種作業機を着脱
自在に連結可能とした乗用管理機であって、 走行部の機体フレームの前端にバンパー兼ステップ体の
基端を上下回動自在に取付けると共に、同バンパー兼ス
テップ体を、上方へ起立させたバンパー使用位置と、前
方へ張出させたステップ使用位置との間で姿勢変更可能
としたことを特徴とする乗用管理機。 - 【請求項2】 機体フレームの後端部に各種作業機連結
用のヒッチ部を左右幅方向に軸線を向けた筒状支軸によ
り上下回動自在に取付け、同筒状支軸中に各種作業機に
動力を伝達するための伝達軸を軸支したことを特徴とす
る請求項1記載の乗用管理機。 - 【請求項3】 ヒッチ部を上下回動作動させる油圧シリ
ンダの基端部を、走行部の左右側後車軸の一側近傍に配
置し、同油圧シリンダの先端部を直後方へ伸延させて、
ヒッチ部に連動連結したことを特徴とする請求項2記載
の乗用管理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30838893A JP3425789B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 乗用管理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30838893A JP3425789B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 乗用管理機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002211888A Division JP3692101B2 (ja) | 2002-07-22 | 2002-07-22 | 乗用管理機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07156835A true JPH07156835A (ja) | 1995-06-20 |
JP3425789B2 JP3425789B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=17980467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30838893A Expired - Fee Related JP3425789B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 乗用管理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3425789B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5727637A (en) * | 1995-10-12 | 1998-03-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Hitch structure for work machine |
-
1993
- 1993-12-08 JP JP30838893A patent/JP3425789B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5727637A (en) * | 1995-10-12 | 1998-03-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Hitch structure for work machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3425789B2 (ja) | 2003-07-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |