JPH05345570A - 乗用型走行車体 - Google Patents

乗用型走行車体

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JPH05345570A
JPH05345570A JP1875893A JP1875893A JPH05345570A JP H05345570 A JPH05345570 A JP H05345570A JP 1875893 A JP1875893 A JP 1875893A JP 1875893 A JP1875893 A JP 1875893A JP H05345570 A JPH05345570 A JP H05345570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
speed
type traveling
car body
wheels
Prior art date
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Pending
Application number
JP1875893A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Saeki
正文 佐伯
Kihachiro Hase
喜八郎 長谷
Michinori Seike
清家  理伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP1875893A priority Critical patent/JPH05345570A/ja
Publication of JPH05345570A publication Critical patent/JPH05345570A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗用型走行車体1の走行速度に応じた適当な
操向操作が自動的に行なえて、操向操作性能が良い乗用
型走行車体を得ることを目的とする。 【構成】 乗用型走行車体1に装備される操向ハンドル
2の回動を操向車輪3・3に伝える操向機構4に操向車
輪3・3の操向速度を変更する操向速度変更手段5を設
け、該操向速度変更手段5を乗用型走行車体1の走行速
度の変更に応じて変更するように構成した乗用型走行車
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、操向操作の容易な乗
用型走行車体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、一定の操向
速度に設定された操向機構を装備した乗用型走行車体が
一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】併し乍ら、車速の遅い
時と早い時とでは、操縦者は経験により判断してその操
作具合を変更せねばならず、その操作は困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来の課題
を解決するために、乗用型走行車体1に装備される操向
ハンドル2の回動を操向車輪3・3に伝える操向機構4
に操向車輪3・3の操向速度を変更する操向速度変更手
段5を設け、該操向速度変更手段5を乗用型走行車体1
の走行速度の変更に応じて変更するように構成した乗用
型走行車体としたものである。
【0005】
【発明の作用効果】この発明によると、操向車輪3・3
の操向速度を変更する操向速度変更手段5を乗用型走行
車体1の走行速度の変更に応じて変更するように構成し
たので、乗用型操向車体1の走行速度に応じた適当な操
向操作が自動的に行なえ、非常に操向操作性能が良い。
【0006】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の一実施例につい
て説明する。6は乗用型農作業機の一種である乗用型田
植機であって、乗用型走行車体1の後部にリンク機構7
を介して農作業装置の一種である田植装置8を上下動自
在に装着して構成されている。
【0007】乗用型走行車体1は、前部に走行ミッショ
ンケース9,前輪デフケース10を設け後部に後輪デフ
を有する後部伝動ケース11を設けて、両者を機体フレ
ーム12・13・14にて連結し、機体フレーム12・
13上の機体略中央位置にエンジン15を搭載してい
る。16はエンジン15の真上に設けられた操縦席、1
7は燃料タンク、3・3は左右操向用駆動前輪、18・
18は左右駆動後輪、19はエンジン15の動力軸20
と走行ミッションケース9の受動軸21とを連結する伝
動軸、22は前輪デフケース10から後部伝動ケース1
1に動力を伝える伝動軸である。
【0008】田植装置8は、前記リンク機構7の後端に
連結されたフレームを兼ねた伝動ケース23と、該伝動
ケース23に設けられた下部支持部材24及び上部支持
部材25に支持されて機体左右方向に往復動する苗載せ
台26と、伝動ケース23の後端部に装着され前記苗載
せ台26の下端より1株分づつの苗を分割して圃場に植
え付ける苗植付け装置27…と、伝動ケース23の下部
にその後部が軸28に支承されてその前部が上下揺動自
在に装着された整地体である中央整地フロート29,左
右整地フロート30・30等にて構成されている。左右
整地フロート30・30は、その前後中心線が各々左右
駆動後輪18・18の前後中心線と一致するように左右
駆動後輪18・18の後方に配置されており、該左右駆
動後輪18・18にて掻き乱された圃場を整地すると共
に苗植付け装置27にて苗が植付けられる圃場の前方を
整地すべく設けられている。
【0009】31は油圧シリンダーであって、エンジン
15の下方の機体フレーム12・13に固着され、その
ラム32の後端が前記リンク機構7の基部に連結アーム
33を介して連結されている。ここで、ステアリング連
動機構4についてその構成を詳述すると、走行ミッショ
ンケース9の前部に上下固定金具34・35にて固定さ
れた支持筒36内にドライブシャフト37を回動自在に
支持し、該ドライブシャフト37の下端にはアーム38
を固着し該アーム38の左右両側と左右操向用駆動前輪
3・3各々のナックルアーム39・39とを各々左右ド
ラッグロッド40・40にて連結している。一方、支持
筒36の上端にはステアリングケース41が固着されて
おり、ドライブシャフト37の上端が該ステアリングケ
ース41内にてベアリング42に支持されている。43
はステアリングポストであって、ステアリングケース4
1より上方にむけて延出して設けられており、その内部
にステアリングシャフト44が回動自在に支持されてい
る。そして、該ステアリングシャフト44の上端はステ
アリングハンドル2に固着されており、その下部はベア
リング45・45により回動自在にステアリングケース
41に支持されている。
【0010】5は操向車輪3・3の操向速度を変更する
操向速度変更手段であって、ステアリングシャフト44
とドライブシャフト37との間に設けられた変速装置で
構成されており、ステアリングシャフト44に大平歯車
46と小平歯車47とを熔接固定し、ドライブシャフト
37に該大・小平歯車46・47と各々常時噛合する小
平歯車48・大平歯車49を遊転自在に設けてある。
尚、大平歯車46と小平歯車48との歯数比は1:1で
あり、小平歯車47と大平歯車49との歯数比は1:5
である。そして、該小平歯車48と大平歯車49との間
には左右両側にクラッチ係合片50・51を有するクラ
ッチ体52がキー53を介して上下動のみ移動可能にド
ライブシャフト37に一体回転すべく設けられている。
54はステアリングケース41の軸55にて支承された
変速アームであって、一端が引張りスプリング56によ
りイ方向に引張力を受けていると共に、連結ワイヤー5
7により車速変速レバー58に連繋されている。車速変
速レバー58は第4図に示す如く後記のステップ59に
設けられたH型のガイド溝60に沿って操作され、1速
(作業速低速)と2速(作業速高速)と3速(路上走行
速)とR速(後進速)との4つの変速操作が行なえるよ
うに走行ミッションケース9に設けられている。61は
L字型の連繋アームであって、走行ミッションケース9
上に固設された支持片62にピン63にて回動自在に支
持されており、その一端にはピン64を固設してそのピ
ン64にて接当ローラ65を回動自在に支持し、接当ロ
ーラ65を車速変速レバー58と接当すべく1速のガイ
ド溝の下方に位置させてある。そして、他端には、前記
連結ワイヤー57が連結されている。
【0011】然して、車速変速レバー58を中立、2
速、3速及びR速位置に操作した時には、前記連結ワイ
ヤー57は引張られないので引張スプリング56により
変速アーム54は軸55回りにイ方向に回動しておりシ
フター66によりクラッチ体52が下動しておりクラッ
チ体52のクラッチ係合片50と小平歯車48の係合片
67とが係合した状態となっている。従って、操向ハン
ドル2の回動操作はステアリングシャフト44,大平歯
車46,小平歯車48,クラッチ係合片67・50,ク
ラッチ体52,ドライブシャフト37,アーム38,ド
ラッグロッド40・40,ナックルアーム39・39を
介して左右操向前輪3・3に伝達される。
【0012】次に、車速変速レバー58を1速位置に操
作した時は、車速変速レバー58にて連繋アーム61が
ロ方向に回動されるから連結ワイヤー57が引張られ、
引張スプリング56の引張力に抗して変速アーム54が
軸55回りに反イ方向に回動され、シフター66により
クラッチ体52が上動しクラツチ体52のクラッチ係合
片51と大平歯車49の係合片68とが係合する。従っ
て、操向ハンドル2の回動操作はステアリングシャフト
44,小平歯車47,大平歯車49,クラッチ係合片6
8・51,クラッチ体52,ドライブシャフト37,ア
ーム38,ドラッグロッド40・40,ナックルアーム
39・39を介して左右操向前輪3・3に伝達される。
【0013】59は板金製のステップであって、機体フ
レーム12・13上方に平坦な同一平面にて設けられて
いる。69は前記ステアリングハンドル2のステアリン
グ連動機構4を覆う板金製のカバーであって、前記ステ
ップ59の左右外側よりも内方に設けて該カバー69の
左右側方にもステップ59が存在するように構成すると
共に、該カバー69の空間内の前記スアリングケース4
1の下方に空間部70を形成し、該空間部70にのみ各
種操作ペダル71及び車速変速レバー58を配置してい
る。
【0014】上記のように構成された乗用型田植機6を
水田圃場に入れて、苗載せ台26に苗を載置して各部を
駆動して機体を前進せしめれば田植作業が行われ、ステ
アリングハンドル2を回せばステアリングシャフト4
4,操向速度変更手段としての変速装置5,ドライブシ
ャフト37,アーム38,左右ドラッグロッド40・4
0,左右ナックルアーム39・39を介して左右操向用
駆動前輪3・3が向きを変え車体の進行方向を左右適宜
の方向に変更することができるのであるが、特に、車速
変速レバー58を1速(作業速低速)に操作して、水田
圃場にて低速にて苗植付作業を行なう場合には、操向速
度が遅く細かな操向操作が行なえ作業に不慣れな人でも
機体の直進操作が容易となり苗を真っすぐに植付けるこ
とができる。一方、熟練者が車速変速レバー58を2速
(作業速高速)に操作して高速にて苗植付作業を行なう
場合には、操向速度が早くなり直ちに大きく操向駆動前
輪3・3の向きを変えることができ、前進速度が早いこ
とによる耕盤からの外力にて機体の向きが大きく変って
も、直ちに該機体の向きの修正が行なえ、適切な苗の植
付けが行なえる。
【0015】尚、上記実施例においては、乗用型走行車
体1の後部に田植装置8を装着した乗用型田植機に本発
明を実施した例を示したが、作業装置として他に、播種
装置等を乗用型走行車体2の前部、側部または、底部に
装着した各種乗用型作業機に本発明を実施しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の全体側面図
【図2】乗用型田植機の全体平面図
【図3】要部の側面図
【図4】要部の平面図
【図5】要部の側断面図
【符号の説明】
1 乗用型走行車体 2 操向ハンド
ル 3 操向車輪 4 操向機構 5 操向速度変更手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗用型走行車体1に装備される操向ハン
    ドル2の回動を操向車輪3・3に伝える操向機構4に操
    向車輪3・3の操向速度を変更する操向速度変更手段5
    を設け、該操向速度変更手段5を乗用型走行車体1の走
    行速度の変更に応じて変更するように構成したことを特
    徴とする乗用型走行車体。
JP1875893A 1993-02-05 1993-02-05 乗用型走行車体 Pending JPH05345570A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1875893A JPH05345570A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 乗用型走行車体

Applications Claiming Priority (1)

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JP1875893A JPH05345570A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 乗用型走行車体

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19835185A Division JPS6259122A (ja) 1985-09-06 1985-09-06 乗用型走行車体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05345570A true JPH05345570A (ja) 1993-12-27

Family

ID=11980550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1875893A Pending JPH05345570A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 乗用型走行車体

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JP (1) JPH05345570A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009234474A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kubota Corp 作業機のステアリング構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830289A (ja) * 1971-08-25 1973-04-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830289A (ja) * 1971-08-25 1973-04-21

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009234474A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kubota Corp 作業機のステアリング構造

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