JP2004254699A - 田植機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 メインフレームの下方でギヤケースとリヤアクスルケースの取付部材をサブフレームによって連結させ、さらに左右のロワーリンク間に左右メインフレームを左右幅コンパクトに設け、走行車の植付部支持機能の向上及び取付け構造の簡略化並びに走行車の伝動機能の向上及び伝動構造の簡略化などを容易に図る。
【解決手段】 前後方向に延設させるメインフレーム前側にフロントアクスルケースを介して前輪を設け、メインフレーム後側にリヤアクスルケースを介して後輪を設け、メインフレーム後側に植付支持フレームを設けてリンク機構及び昇降シリンダを介して植付部を設けることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は例えば苗載台及び植付爪を備えて連続的に苗植作業を行う田植機に関する。
従来、前後方向に延設させる左右一対のメインフレーム前端部下側にフロントアクスルケースを介して前輪を設け、メインフレーム後端部下側にリヤアクスルケースを介して後輪を設ける技術がある。(例えば、特許文献1参照)
実開平4−89474号公報
前記従来技術は、メインフレーム後部に柱状フレームを立設させてリンク機構を連結させ、かつメインフレーム前部のギヤケースに昇降シリンダを設けてリンク機構に連結させ、植付部を昇降自在に装設させるから、リンク機構を取付ける機体強度向上並びに昇降シリンダ高位置配置を容易に行い得ないと共に、メインフレームに後輪駆動軸を内挿させ、かつ前輪駆動軸をメインフレーム下方に設けるから、走行駆動構造の簡略化及び下面側の保護などを容易に行い得ず、車体構造の簡略化及び剛性向上並びに植付部取付け構造または走行伝動構造の簡略化などを容易に図り得ない等の問題がある。
然るに、本発明は、請求項1の如く、前後方向に延設させるメインフレーム前側にフロントアクスルケースを介して前輪を設け、メインフレーム後側にリヤアクスルケースを介して後輪を設け、メインフレーム後側に植付支持フレームを設けてリンク機構及び昇降シリンダを介して植付部を設けることを特徴とする。
また、請求項2の如く、前後方向に延設させる左右一対のメインフレーム前端部下側にフロントアクスルケースを介して前輪を設け、メインフレーム後端部下側にリヤアクスルケースを介して後輪を設け、メインフレーム後側上面に側面視山形の植付支持フレームを立設させてリンク機構及び昇降シリンダを設けて植付部を取付ける田植機において、メインフレーム前端部にギヤケースを固定させ、ギヤケースに設ける筒体のステアリング軸上端側に操向ハンドルを設け、またメインフレームの下方に側面視略平行に設けるサブフレームの前端部及び後端部をギヤケース並びにリヤアクスルケースの取材部材に連結させ、さらに左右メインフレームの左右幅よりもリンク機構の左右ロワリンクの左右方向取付幅を大きく形成すると共に、エンジンの動力をギヤケースに伝える無段変速機構をエンジン及びギヤケースの一側に設けることを特徴とする。
請求項1に係る発明は、前後方向に延設させるメインフレーム前側にフロントアクスルケースを介して前輪を設け、メインフレーム後側にリヤアクスルケースを介して後輪を設け、メインフレーム後側に植付支持フレームを設けてリンク機構及び昇降シリンダを介して植付部を設けるもので、メインフレームの下方でギヤケースとリヤアクスルケースの取付部材をサブフレームによって連結させることができ、さらに左右のロワーリンク間に左右メインフレームを左右幅コンパクトに設けることができ、走行車の植付部支持機能の向上及び取付け構造の簡略化並びに走行車の伝動機能の向上及び伝動構造の簡略化などを容易に図るものである。
また、請求項2に係る発明は、前後方向に延設させる左右一対のメインフレーム前端部下側にフロントアクスルケースを介して前輪を設け、メインフレーム後端部下側にリヤアクスルケースを介して後輪を設け、メインフレーム後側上面に側面視山形の植付支持フレームを立設させてリンク機構及び昇降シリンダを設けて植付部を取付ける田植機において、メインフレーム前端部にギヤケースを固定させ、ギヤケースに設ける筒体のステアリング軸上端側に操向ハンドルを設け、またメインフレームの下方に側面視略平行に設けるサブフレームの前端部及び後端部をギヤケース並びにリヤアクスルケースの取材部材に連結させ、さらに左右メインフレームの左右幅よりもリンク機構の左右ロワリンクの左右方向取付幅を大きく形成すると共に、エンジンの動力をギヤケースに伝える無段変速機構をエンジン及びギヤケースの一側に設けるもので、メインフレームの下方でギヤケースとリヤアクスルケースの取付部材をサブフレームによって連結させるから、メインフレームとギヤケースとの連結強度をサブフレームの補強によって容易に向上させることができ、走行車の車体構造の簡略化及び剛性向上などを容易に行うことができ、さらに左右のロワーリンク間に左右メインフレームを左右幅コンパクトに設け、左右ロワーリンクの左右幅を確保して植付部の左右揺振を低減して安定良く支持できると共に、エンジン及びギヤケースの一側スペースを利用して無段変速機構を設け、高速回転部の変速によるトルク損失低減並びにギヤケースの低速回転入力による伝動構造の簡略化を容易に行うことができ、走行車の植付部支持機能の向上及び取付け構造の簡略化並びに走行車の伝動機能の向上及び伝動構造の簡略化などを容易に図ることができるものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は走行車体の側面図、図2は乗用田植機の側面図、図3は同平面図を示し、図中(1)は作業者が搭乗する走行車であり、エンジン(2)を車体フレーム(3)に搭載させ、ミッションケース(4)前方にフロントアクスルケース(5)を介して水田走行用前輪(6)を支持させると共に、前記ミッションケース(4)の後部にリヤアクスルケース(7)を連設し、前記リヤアクスルケース(7)に水田走行用後輪(8)を支持させる。そして前記エンジン(2)等を覆うボンネット(9)両側に予備苗載台(10)を取付けると共に、ステップ(11)を形成する車体カバー(12)によって前記ミッションケース(4)等を覆い、前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を取付け、その運転席(13)の前方で前記ボンネット(9)後部に操向ハンドル(14)を設ける。
また、図中(15)は6条植え用の苗載台(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する植付部であり、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(16)を下部レール(18)及びガイドレール(19)を介して植付ケース(20)に左右往復摺動自在に支持させると共に、一方向に等速回転させるロータリケース(21)を前記植付ケース(20)に支持させ、該ケース(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一対の爪ケース(22)(22)を配設し、その爪ケース(22)(22)先端に植付爪(17)(17)を取付ける。また前記植付ケース(20)の前側にローリング支点軸(23)を介して支持フレーム(24)を設け、トップリンク(25)及びロワーリンク(26)を含む三点リンク機構(27)を介して走行車(1)後側に支持フレーム(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介して植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)をロワーリンク(26)に連結させ、前記前後輪(6)(8)を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復摺動させる苗載台(16)から一株分の苗を植付爪(17)によって取出し、連続的に苗植え作業を行うように構成する。
また、図中(29)は主変速レバー、(30)は植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー、(31)は植付け感度調節レバー、(32)は主クラッチペダル、(33)(33)は左右ブレーキペダル、(34)は2条分均平用センターフロート、(35)は2条分均平用サイドフロート、(36)は側条施肥機、(37)は薬剤散布機である。
さらに、図4、図5、図6、図7、図8に示す如く、架台(38)及び防振ゴム(39)を介してエンジン(2)を左右一対の車体フレーム(3)(3)に載置させ、前記予備苗載台(10)を両側部に取付ける苗台フレーム(40)中間を車体フレーム(3)上面に熔接固定させると共に、筒体(41)に内挿させる操向ハンドル(14)のステアリング軸(42)を減速用ギヤケース(43)上面に立設させ、該ギヤケース(43)前側に前記車体フレーム(3)後側をボルト止め固定させるもので、前記ギヤケース(43)下面側にステアリングケース(44)を一体固定させ、ステアリングケース(44)下面にステアリング出力軸(45)を突設させ、平面視L形の操向アーム(46)中間を前記出力軸(45)に固定させ、前輪(6)のナックルアーム(47)に操向ロッド(48)を介して操向アーム(46)のL形一端側を連結させる一方、パワステアリング用アクチュエータである油圧操向シリンダ(49)を操向アーム(46)のL形他端側に連結させている。
また、図6に示す如く、前記各ケース(43)(44)後部両側に左右一対のメインフレーム(50)(50)前端のブラケット(51)(51)をボルト止め固定させ、車体カバー(12)のステップ(11)部を支えるカバーフレーム(52)(53)をメインフレーム(50)前部上面に熔接固定させると共に、ステアリングケース(44)後部両側に左右一対のサブフレーム(54)前端をボルト止め固定させ、側面視でメインフレーム(50)とサブフレーム(54)を略平行に延設させ、メインフレーム(50)前部下面のスイングホルダである軸受体(55)とステアリングケース(44)後部とにフロントアクスルケース(5)をスイング自在に取付け、各フレーム(50)(54)の間から左右にアクスルケース(5)両側を突出させて左右前輪(6)(6)を装設させている。
また、図7に示す如く、前記各フレーム(50)(54)後端部をリアアクスルケース(7)のブラケット(56)にボルト止め固定させ、該ケース(7)前部のミッションケース(4)をメインフレーム(50)のブラケット(57)に固定させ、ミッションケース(4)前側で各フレーム(50)(54)間をパイプ(58)で連結させると共に、各リンク(25)(26)を設ける門形支柱(59)をメインフレーム(50)後部に立設させ、該フレーム(50)前部と支柱(59)間に左右一対の上部フレーム(60)(60)を斜設させ、上部フレーム(60)中間部に昇降シリンダ(28)を取付けている。
さらに、図4、図5に示す如く、出入力プーリ(61)(62)及びベルト(63)を有するベルト無段変速機構(64)を備え、エンジン(2)の出力軸(65)にギヤケース(43)の入力軸(66)を前記無段変速機構(64)を介して連結させると共に、前記ギヤケース(43)に出力軸(67)を介してミッションケース(4)を連結させ、前走行駆動軸(68)を介してミッションケース(4)にフロントアクスルケース(5)を連結させ、植付駆動軸(69)を介してミッションケース(4)に植付ケース(20)を連結させるもので、無段変速機構(64)及びギヤケース(43)を介してエンジン(2)出力をミッションケース(4)に減速伝達させると共に、ミッションケース(4)の主変速レバー(29)による多段変速出力を前後輪(6)(8)に各アクスルケース(5)(7)を介して伝達させるように構成している。
また、前記ベルト(63)を緊張させるテンションローラ(70)と、各プーリ(61)(62)のベルト(63)巻付け径を変化させる出入力用カム(71)(72)と、各カム(71)(72)を連動連結する連杆(73)と、連杆(73)に連結させてカム(71)(72)の変位量を検出するポテンショメータ(74)と、メインフレーム(50)に軸(75)を介して回転自在に軸支させる変速リンク(76)を設け、該リンク(76)の一端と連杆(73)を変速ロッド(77)で連結させる一方、前記リンク(76)他端に変速モータ(78)の伸縮出力軸(79)を連結させ、メインフレーム(50)のブラケット(80)に前記モータ(78)を取付けるもので、前記モータ(61)の正逆転制御によってロッド(76)などを介して出入力用カム(71)(72)を回転させ、出入力プーリ(61)(62)幅を変えてベルト(63)の巻付け径を変化させ、前記プーリ(61)(62)及びベルト(63)の変速比を無段階に変更するように構成している。
さらに、図9、図10に示す如く、前記入力プーリ(62)の固定プーリ側に主クラッチケース(81)を取付け、主クラッチペダル(32)によってロッド(82)を介して継断操作する主クラッチ(図示省略)を主クラッチケース(81)に内設させ、該ケース(81)を介して入力プーリ(62)を入力軸(66)に連結させ、減速ギヤ(83)を設ける減速軸(84)を介して入力軸(66)を出力軸(67)に連結させている。
さらに、図1、図4、図6、図7、図8に示すように、車体を構成するメインフレーム(50)をフロントアクスルケース(5)位置乃至リヤアクスルケース(7)位置に延設させ、またフロントアクスルケース(5)とリヤアクスルケース(7)の間にミッションケース(4)を設けると共に、フロントアクスルケース(5)、ミッションケース(4)、リヤアクスルケース(7)を、前記メインフレーム(50)の下方側に配設させたもので、フロント及びリヤアクスルケース(5)(7)によってメインフレーム(50)前後側を支持させると共に、メインフレーム(50)をスイングストッパとして兼用してフロントアクスルケース(5)スイング構造を構成している。
上記のように、前後方向に延設させる左右一対のメインフレーム(50)前端部下側にフロントアクスルケース(5)を介して前輪(6)を設け、メインフレーム(50)後端部下側にリヤアクスルケース(7)を介して後輪(8)を設け、メインフレーム(50)後側上面に側面視山形の植付支持フレームである支柱(59)及び上部フレーム(60)を立設させてリンク機構(27)及び昇降シリンダ(28)を設けて植付部(15)を取付けると共に、メインフレーム(50)前端部にギヤケース(43)を固定させ、ギヤケース(43)に設ける車体フレーム(3)を前方に延設させて上面にエンジン(2)を取付け、ギヤケース(43)に貫通させるステアリング軸(42)上端側に操向ハンドル(14)を設け、またステアリング軸(42)下端側に前輪(6)操舵用操向アーム(46)を設ける。そして、メインフレーム(50)と該メインフレーム(50)上方の運転席(13)間のスペースを利用して支柱(59)及び上部フレーム(60)を配設させ、リンク機構(27)及び昇降シリンダ(28)に支持させる植付部(15)取付け強度を支柱(59)及び上部フレーム(60)の側面視山形構造によって確保し、またメインフレーム(50)上方の高位置に昇降シリンダ(28)を配置させて昇降シリンダ(28)の衝突損傷防止並びに泥水付着低減などを図る。また、メインフレーム(50)の下方に側面視略平行に設けるサブフレーム(54)の前端部及び後端部をギヤケース(43)並びにリヤアクスルケース(7)の取付部材であるブラケット(56)に連結させ、ギヤケース(43)後面側に突設させる走行伝動軸である出力軸(67)を左右メインフレーム(50)の間で略同一高さに設け、さらに左右メインフレーム(50)の左右幅よりもリンク機構(27)の左右ロワリンク(26)の左右方向取付幅を大きく形成すると共に、エンジン(2)の動力をギヤケース(43)に伝えるベルト無段変速機構(64)をエンジン(2)及びギヤケース(43)の一側に設け、また車体フレーム(3)の前後上面を中間上面よりも高く形成し、中間部に対して前後部を高く形成した架台(38)を車体フレーム(3)上に防振ゴム(39)を介して取付けてエンジン(2)を上載させる。
そして、メインフレーム(50)と上方の運転席(13)間のスペースを利用して支柱(59)及び上部フレーム(60)を配設させ、リヤアクスルケース(7)を下方に設けるメインフレーム(50)後部の上方にリンク機構(27)及び昇降シリンダ(28)を取付け、メインフレーム(50)の下方でギヤケース(43)とリヤアクスルケース(7)のブラケット(56)をサブフレーム(54)によって連結させ、メインフレーム(50)によるギヤケース(43)とブラケット(56)の連結強度をサブフレーム(54)の補強によって向上させ、メインフレーム(50)中間上方の運転席(13)に座乗する作業者の支持強度を容易に確保し得、走行車(1)の車体構造の簡略化及び剛性向上などを行い、また左右メインフレーム(50)間のスペースを利用して出力軸(67)を設け、走行伝動軸(67)を機体内部にコンパクトに配設させてメインフレーム(50)によって保護し、さらに左右ロワーリンク(26)間に左右メインフレーム(50)を左右幅コンパクトに設け、左右ロワーリンク(26)の左右幅を確保して植付部(15)の左右揺振を低減して安定良く支持させると共に、エンジン(2)及びギヤケース(43)の一側スペースを利用してベルト無段変速機構(64)を設け、高速回転部の変速によるトルク損失低減並びにギヤケース(43)の低速回転入力による伝動構造の簡略化を行い、さらに防振ゴム(39)によって連結させる車体フレーム(3)と架台(38)の前後を中間よりも高く形成し、ベルト無段変速機構(64)の伝動トルク変動などに対してエンジン(2)を安定良く支持させ、ベルト無段変速機構(64)の伝動トルク維持並びにエンジン(2)取付け構造の簡略化及び振動低減などを行い、走行車(1)の植付部(15)支持機能の向上及び取付け構造の簡略化並びに走行車(1)の伝動機能の向上及び伝動構造の簡略化などを図る。
また、メインフレーム(50)前後端部に前後輪(6)(8)用アクスルケース(5)(7)を設け、一方のリヤアクスルケース(7)をミッションケース(4)に固定させ、もう一方のフロントアクスルケース(5)をメインフレーム(50)の軸受体(55)にスイング自在に設け、路面凹凸による走行振動並びにメインフレーム(50)及びサブフレーム(54)の変形損傷などを低減させている。
さらに、図11に示す如く、フロントアクスルケース(5)をスイングホルダである軸受体(55)を介してスイング自在に設ける移動農機において、リヤアクスルケース(7)前側に設けるミッションケース(4)をフロントアクスルケース(5)後側の軸受体(55)にローフレーム(85)によって連結させ、フロントアクスルケース(5)とリヤアクスルケース(7)を連結する距離に比べてローフレーム(85)を短く形成するもので、一対の左右ローフレーム(85)(85)前端側を軸受体(55)両側にボルト止め固定させると共に、左右ローフレーム(85)(85)後端側をミッションケース(4)の前蓋(4a)にボルト止め固定させ、前記サブフレーム(54)に比べてローフレーム(85)を短尺とし、ミッションケース(4)と軸受体(55)を連結補強している。
さらに、図9、図12に示す如く、ステアリングケース(44)後部に前スイングホルダ(86)を一体形成すると共に、メインフレーム(50)のブラケット(87)に後スイングホルダである軸受体(55)をボルト止め固定させ、フロントアクスルケース(5)の前後スイング軸(88)(89)を前スイングホルダ(86)及び軸受体(55)にインロー嵌合によって連結させ、メイン及びサブフレーム(50)(54)によって規制する範囲でスイング軸(88)(89)を中心にフロントアクスルケース(5)をスイング作動させるもので、ミッションケース(4)前方に前スイングホルダ(86)及び軸受体(55)を介してフロントアクスルケース(5)を配設させ、フロントアクスルケース(5)とスイングホルダ(86)及び軸受体(55)をインロー嵌合によって連結させると共に、前記スイングホルダ(86)及び軸受体(55)を上下に分割自在にボルト(90)止め固定させ、ボルト(90)を取外すことによってスイングホルダ(86)及び軸受体(55)の下側半分を分離し、フロントアクスルケース(5)を着脱させるように構成している。
上記から明らかなように、前後方向に延設させる左右一対のメインフレーム(50)前端部下側にフロントアクスルケース(5)を介して前輪(6)を設け、メインフレーム(50)後端部下側にリヤアクスルケース(7)を介して後輪(8)を設け、メインフレーム(50)後側上面に側面視山形の植付支持フレームである支柱(59)及び上部フレーム(60)を立設させてリンク機構(27)及び昇降シリンダ(28)を設けて植付部(15)を取付ける田植機において、メインフレーム(50)前端部にギヤケース(43)を固定させ、ギヤケース(43)に設ける筒体(41)のステアリング軸(42)上端側に操向ハンドル(14)を設け、またメインフレーム(50)の下方に側面視略平行に設けるサブフレーム(54)の前端部及び後端部をギヤケース(43)並びにリヤアクスルケース(7)の取材部材であるブラケット(56)に連結させ、さらに左右メインフレーム(50)の左右幅よりもリンク機構(27)の左右ロワリンク(26)の左右方向取付幅を大きく形成すると共に、エンジン(2)の動力をギヤケース(43)に伝える無段変速機構(64)をエンジン(2)及びギヤケース(43)の一側に設ける。そして、メインフレーム(50)の下方でギヤケース(43)とリヤアクスルケース(7)の取付部材(56)をサブフレーム(54)によって連結させるから、メインフレーム(50)とギヤケース(43)との連結強度をサブフレーム(54)の補強によって容易に向上させることができ、走行車(1)の車体構造の簡略化及び剛性向上などを容易に行うことができ、さらに左右のロワーリンク(26)間に左右メインフレーム(50)を左右幅コンパクトに設け、左右ロワーリンク(26)の左右幅を確保して植付部(15)の左右揺振を低減して安定良く支持できると共に、エンジン(2)及びギヤケース(43)の一側スペースを利用して無段変速機構(64)を設け、高速回転部の変速によるトルク損失低減並びにギヤケース(43)の低速回転入力による伝動構造の簡略化を容易に行うことができ、走行車(1)の植付部(15)支持機能の向上及び取付け構造の簡略化並びに走行車(1)の伝動機能の向上及び伝動構造の簡略化などを容易に図ることができる。
さらに、図13は図9の変形例を示すもので、左右に分割自在な減速ケースであるギヤケース(43)にステアリングケースを一体形成し、略同一軸芯上に設けるステアリング軸(42)とステアリング出力軸(45)を連結させるステアリング遊星ギヤ機構(91)をギヤケース(43)に内設させると共に、ギヤケース(43)の後部下側に前スイングホルダ(86)を一体形成し、またミッションケース(4)前側の軸受部(92)を軸受体(55)にインロー嵌合させ、ミッションケース(4)とフロントアクスルケース(5)を後スイングホルダである軸受体(55)にインロー嵌合によって連結させ、各ケース(4)(5)(43)の相対位置精度をインロー嵌合によって確保し、出力軸(67)及び前走行駆動軸(68)の平行度を保ち、ミッションケース(4)を機体前寄りに設けた状態でフロントアクスルケース(5)をスイング自在に取付け、メインフレーム(50)前部で各ケース(43)(5)(4)を近接させて配置させている。
走行車体の側面図。 乗用田植機の側面図。 同平面図。 同平面図。 ベルト無段変速機構の側面図。 走行車体前部の側面図。 走行車体後部の側面図。 図6の平面図。 減速用ギヤケース部の側面図。 同平面図。 ローフレーム部の平面図。 軸受体部の正面図。 図9の変形例を示す側面図。
符号の説明
2 エンジン
5 フロントアクスルケース
6 前輪
7 リヤアクスルケース
8 後輪
14 操向ハンドル
15 植付部
27 リンク機構
28 昇降シリンダ
41 筒体
42 ステアリング軸
43 ギヤケース
50 メインフレーム
54 サブフレーム
56 ブラケット(取付部材)
59 支柱(植付支持フレーム)
60 上部フレーム(植付支持フレーム)
64 無段変速機構

Claims (2)

  1. 前後方向に延設させるメインフレーム前側にフロントアクスルケースを介して前輪を設け、メインフレーム後側にリヤアクスルケースを介して後輪を設け、メインフレーム後側に植付支持フレームを設けてリンク機構及び昇降シリンダを介して植付部を設けることを特徴とする田植機。
  2. 前後方向に延設させる左右一対のメインフレーム前端部下側にフロントアクスルケースを介して前輪を設け、メインフレーム後端部下側にリヤアクスルケースを介して後輪を設け、メインフレーム後側上面に側面視山形の植付支持フレームを立設させてリンク機構及び昇降シリンダを設けて植付部を取付ける田植機において、メインフレーム前端部にギヤケースを固定させ、ギヤケースに設ける筒体のステアリング軸上端側に操向ハンドルを設け、またメインフレームの下方に側面視略平行に設けるサブフレームの前端部及び後端部をギヤケース並びにリヤアクスルケースの取材部材に連結させ、さらに左右メインフレームの左右幅よりもリンク機構の左右ロワリンクの左右方向取付幅を大きく形成すると共に、エンジンの動力をギヤケースに伝える無段変速機構をエンジン及びギヤケースの一側に設けることを特徴とする田植機。
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