JPH0715617Y2 - プレスの材料送り装置 - Google Patents

プレスの材料送り装置

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JPH0715617Y2
JPH0715617Y2 JP5385789U JP5385789U JPH0715617Y2 JP H0715617 Y2 JPH0715617 Y2 JP H0715617Y2 JP 5385789 U JP5385789 U JP 5385789U JP 5385789 U JP5385789 U JP 5385789U JP H0715617 Y2 JPH0715617 Y2 JP H0715617Y2
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JP
Japan
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shaft
feed
feed roller
press
lever
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5385789U
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English (en)
Other versions
JPH02144227U (ja
Inventor
宏道 高尾
英樹 久保山
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Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願はトランスファープレス機などに用いる材料送り装
置に関する。殊に送り込む材料を左右に移動させながら
送り出すジグザグ送り装置などに用いると好都合の材料
送り装置に関するものである。
従来の技術 トランスファープレス機に用いるジグザグ送り装置とし
て各種のものが提案されているが、その一例として特公
昭58-28012がある。この従来の公知例では駆動源から動
力が一方向クラッチを介して伝達される駆動軸と材料を
挾みながら揺動させられるフィードローラの下ロール軸
とを連結する自在継手として従来よりフック式のユニバ
ーサルジョイントが用いられていた。
考案が解決しようとする課題 このフック式のユニバーサルジョイントはその特性とし
て、入力軸が1回転すると出力軸が1回転するが、入力
軸が等速で1回転しても出力軸が1回転する間の回転速
さが不等速で回転するために、入力側の回転が出力側に
不等速に伝達されるものであった。このため、入力側,
出力側夫々の回転速度の積分である回転角度はある時
点,ある時点では同一とならず、間欠回転位置はその時
点により異なることが起こる。つまり、入力側が1回転
するまでの夫々の回転角度位置は出力側の夫々同一の回
転角度位置に対応せず、(たとえば入力側が15度回転し
ても出力側は15度回転せずに15±α度と15度を前後して
回転する)その結果、フィードローラを用いてトランス
ファープレスの材料を間欠送りする場合、フィードロー
ラが1回転して1ピッチ分を送り出すのではないので、
その1ピッチ分を送り出す回転をした際のその時々で送
り量が相違してしまい材料の送り精度は良いものではな
かった。例えば第3図に示すように、第3図(A)で示
すフック式のユニバーサルジョイントの入力軸(駆動
軸)側が材料送りの1ピッチ分すなわちx度回転しても
出力側(下ロール軸)側は第3図(B)で示すようにx
度より少こし多少する位置のx′度回転することが起こ
り、入力側が常に一定量の回転をしても出力側が常に一
定量の回転をするとは限らず、この結果、材料の送り精
度は良いものではなかった。
課題を解決するための手段 本願は入力軸と出力軸の回転速さを等しく伝達する等速
ボールジョイントをトランスファープレスの材料送り装
置の駆動連結部に用いて、速度の積分である回転角度が
入力側と出力側とで常に同一となることを利用するもの
である。
実施例 第1図は本願装置の概略図で、シャフト1は本体15を貫
通して回転自在に取着され、シャフト1に固着されたス
プロケットは駆動軸側スプロケットとチェーンにより係
合している。またシャフト1の端面にもスプロケットが
固着され、該スプロケットは本体15の一側面の所定位置
に本体15と一体に突設された2個のブラケットを貫通し
て回転自在に取着されたカム軸6の端部に固着されたス
プロケットとチェーンで連結されており、該カム軸6に
は溝カム5が固着されている。フィードレバー11は一方
端が本体15に植設されたピン32を中心に回動自在に本体
15の上面に載置され、他方端のアーム12にローラ13が取
着され、該ローラ13は上記溝カム5の溝部に嵌入されて
いる。また、フィードローラブロック9は底板35と逆L
字形の側板36,36を対峙して構成され、側板36,36の間に
フィードローラ23,27を回転自在に軸支し、フィードロ
ーラ23,27の略中心の下方に底板35の外方に向けて芯軸3
3を植設する。該フィードローラブロック9を前記フィ
ードレバー11の上に載置し、フィードローラ23,27の軸
心と直角方向の所定位置に削設されたフィードローラブ
ロック9とフィードレバー11の夫々の小判穴をアジャス
トスクリュー10で係合させ、前記芯軸33はフィードレバ
ー11に開設された窓37を貫通させて本体15に回転自在に
嵌装する。また、フィードローラブ23を支える軸には、
側板36,36の外側でばねがフィードローラ23,27の間で挾
持する帯状材料34の押圧力を調整するように取着されて
いる。一方前記シャフト1の他端には溝カム14が固着さ
れ、該溝カム14の溝部には本体15に植設されピン16を中
心に回動自在に軸支されたレバー17に取着されたローラ
18が嵌入されている。また、レバー17の他端にはレバー
17の長さ方向に調整溝が削設され、ここに一方向クラッ
チ19に装着されたクラッチレバー20に連結するロッド21
の一端がピン22により締結され、該ピン22はレバー17の
調整溝中任意の位置で締結可能な構造になっている。ま
た、フィードローラ27を支える下ロール軸38の軸端には
等速ボールジョイント28が取設され、等速ボールジョイ
ントの他端には中間軸30が連結され、さらに別の等速ボ
ールジョイント31を介して一方向クラッチ19の駆動軸に
連結されている。
つぎにその作用について説明する。本考案は揺動機構部
と駆動機構部より構成される。まず、揺動機構部は駆動
源からの回転がチェーンを介してスプロケットに伝わ
り、シャフト1は回転する。その回転はスプロケット、
チェーン、スプロケットを通して溝カム5を取り付てい
るカム軸6を回転させる。この溝カム5の溝の形状を適
宜取ることでフィードレバー11はピン32を中心に揺動
し、フィードレバー11の上に載置されているフィードロ
ーラブロック9はアジャストスクリュー10にてフィード
レバー11に連結されているため、フィードローラブロッ
ク9は芯軸33を中心として左右に設定角度で往復揺動運
動をする。また、フィードローラブロック9の揺動する
角度の調整は、アジャストスクリュー10を移動させて芯
軸33との距離を変更することにより容易に、かつ正確に
行うことができる。一方駆動機構部は前記シャフト1の
回転で溝カム14が回転し、溝カム14の溝の形状を適宜取
ることでレバー17を上下動させロッド21を介してクラッ
チレバー20に動きが伝わり、その動きの一方向のみ一方
向クラッチ19を介して等速ボールジョイント31、中間軸
30、等速ボールジョイント28を通して下ロール軸38に伝
わりフィードローラ27を間欠回転させることとなる。以
上の様に揺動機構部で挾圧した帯状材料を揺動させ駆動
機構部でフィードローラを適宜回転させ材料送りを行う
のである。
効果 本願の装置を用いれば第2図に示すように、第2図
(A)で示す等速ボールジョイントの入力軸(駆動軸)
側が材料送りの1ピッチ分すなわちx度回転する位置が
第2図(B)に示すように出力軸(下ロール軸)側にも
正確にx度回転するように伝わり、回転した角度が同じ
位置となる。よって材料送りの1ピッチ分が正しく伝達
されて材料が送られることになる。この結果、トランス
ファープレスで1ピッチずつ材料を送る際の材料送り精
度が飛躍的に向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願実施例装置の概略構造説明図、第2図は本
願装置の回転伝達の説明図、第3図は従来装置の回転伝
達の説明図である。 1……シャフト 5……溝カム 9……フィードローラブロック 11……フィードレバー 14……溝カム 19……一方向クラッチ 23……フィードローラ 27……フィードローラ 28……等速ボールジョイント 31……等速ボールジョイント 38……下ロール軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一の駆動源からのカム回転でフィードレ
    バーを介してフィードローラブロックを間欠的に揺動運
    動させると共に駆動源からの他のカム回転あるいはクラ
    ンク運動で一対のフィードローラを間欠回転させること
    で帯状材料を移送して連続的にプレス加工を行うプレス
    の材料送り装置にあって、駆動源からの動力が一方向ク
    ラッチを介して伝達される駆動軸をフィードローラの下
    ロール軸との間を等速ボールジョイントで連結すること
    を特徴とするプレスの材料送り装置。
JP5385789U 1989-05-09 1989-05-09 プレスの材料送り装置 Expired - Lifetime JPH0715617Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5385789U JPH0715617Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09 プレスの材料送り装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5385789U JPH0715617Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09 プレスの材料送り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02144227U JPH02144227U (ja) 1990-12-06
JPH0715617Y2 true JPH0715617Y2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=31575405

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JP5385789U Expired - Lifetime JPH0715617Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09 プレスの材料送り装置

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