JPH07155402A - ゴルフボール - Google Patents

ゴルフボール

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JPH07155402A
JPH07155402A JP5306871A JP30687193A JPH07155402A JP H07155402 A JPH07155402 A JP H07155402A JP 5306871 A JP5306871 A JP 5306871A JP 30687193 A JP30687193 A JP 30687193A JP H07155402 A JPH07155402 A JP H07155402A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シームライン上にディンプルと交差しない大
円通路が存在するゴルフボールにおいて、ポール打ちと
シーム打ちとに差が出ないように対称性を高めると共
に、飛距離を伸ばす。 【構成】直径が同一のディンプルにおいて、ディンプル
の深さを異ならせ、ディンプル深さが大きい第一グルー
プと、ディンプル深さが小さい第二グループとに分け
る。上記第一グループのディンプル深さを第二グループ
のディンプル深さの130%〜280%とし、かつ、第
一グループのディンプル数は同一直径のディンプル総数
の20%〜80%としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフボールに関し、特
に、ゴルフボールの表面に設けるディンプルの形状を改
良して、飛行時におけるゴルフボール回りの空気の流れ
を乱すことにより、シームラインにディンプルと全く交
差しない大円通路が1本存在するゴルフボールにおいて
空力学的対称性を保ちながら飛行距離を増大させるもの
である。
【0002】
【従来の技術】ゴルフボールの表面には、通常、280
個から540個のディンプルを設けられている。該ディ
ンプルの役割は、ゴルフボールの飛行中においてゴルフ
ボール回りの空気の流れを乱すことにより境界層の乱流
遷移を促進し乱流剥離を起こすことで、剥離点を後方に
下げ圧力抵抗を小さくする点と、剥離点の上下差の助長
により揚力を向上させる点の二点にある。よって、ゴル
フボール回りの空気の流れをより乱すことができるディ
ンプルほど空力的に優れたディンプルであるといえる。
【0003】上記ディンプルの役割を鑑みて、従来より
ゴルフボール回りの空気を効果的に乱すことが出来るデ
ィンプルを備えたゴルフボールが提案されている。例え
ば、 特開昭62−79072号では直径の異なる大小の円
形ディンプルを設けたものが提案されている。 特開昭62−192181号では複数種のディンプル
を出来るだけ稠密に配置したものが提案されている。 特開昭64−18982号では円形ディンプルと非円
形ディンプルを組み合わせたものが提案されている。
【0004】さらに、ゴルフボールの表面にディンプル
と交差しない大円通路が多数存在すると、ディンプルが
設けられていないランド部が増加して空気の乱れを増大
させることができないため、幾何学的に正多面体を球面
上に投影した区画にディンプルを配置する整然とした配
列から、大円通路が存在しないようにディンプルを配列
を乱し、かつ、ゴルフボールの成形金型の合わせ面のシ
ームライン上に位置するディンプルを上下に移動あるい
は削除して、シームライン上にのみ1本の大円通路が存
在するようにディンプルの配列を乱したものを、出願人
は提案している。(特開平04−150875)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記〜のように、
直径の異なる大小のディンプルあるいは円形と非円形の
形状の異なるディンプルを組み合わせて、ディンプルを
密に配置し、かつ、シームライン上にのみ大円通路が存
在するように、ディンプルを乱れた配列とした場合、ゴ
ルフボール回りの空気の流れを乱し飛距離を増大させる
効果はある。しかしながら、シームライン上にディンプ
ルと全く交差しない大円通路が存在することにより、ゴ
ルフボールの表面のどの部分を打撃しても飛距離に差が
ない空力学的対称性を保つこと点については充分ではな
かった。
【0006】即ち、図6(A)(B)に示すようにディ
ンプルと全く交差しない大円通路Sが存在することによ
り、図6(A)のように両極ポールPを結ぶ線がバック
スピンの回転軸L1となるようにゴルフボール1を打ち
出すシーム打ちの場合と、図6(B)のように上記回転
軸L1と直交するする線を回転軸L2としてゴルフボー
ル1を打ち出すポール打ちの場合とでは、飛距離に差異
が生じる。このように回転軸の違いによって飛距離の差
が大きく出る場合は、均一性がないものとして公認球と
して認められない。ゴルフボールにおいては、公認球と
して認められることは当然ながら、公認される基準値以
上に回転軸の違いによる飛距離の差がなく、空力学的対
称性が保たれていることが要求される。
【0007】本発明は、上記要求を満たすことを目的と
し、90度対称の関係にある上記シーム打ちとポール打
ちのいずれもの時も飛行特性が均一で、飛距離が公認の
基準値以上の差がなく、かつ、弾道においても変化がな
く、空力学的対称性が優れ、しかも、飛距離の増大が図
れるゴルフボールを提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は種々の実験に
基づき鋭意研究した結果、特に、ディンプルの深さが空
力特性に大きな影響力を持つことを解明した。その結果
に基づいて、ディンプルの深さを異ならせて、ゴルフボ
ール回りの空気の乱れを大きくし、シームライン上にデ
ィンプルと全く交差しない大円通路が存在していても、
シーム打ちとポール打ちとの飛距離の差が従来より遥か
に小さくでき、しかも、飛距離を増大させることが出来
るようにしたものである。
【0009】即ち、本発明は、表面に多数個のディンプ
ルと、該ディンプルと全く交差しない大円通路を1本の
み有するゴルフボールにおいて、上記ディンプルは全て
同一の直径を有する一方、ディンプル深さが大きい第一
グループと、ディンプル深さが小さい第二グループとよ
り成り、上記第一グループのディンプルは夫々同一の深
さを有すると共に、第二グループのディンプルは夫々同
一の深さを有し、かつ、上記第一グループのディンプル
深さは第二グループのディンプル深さの130%〜28
0%で、さらに、上記第一グループのディンプル数は全
ディンプル数の20%〜80%で、残りのディンプルは
第二グループのディンプルであることを特徴とするゴル
フボールを提供するものである。
【0010】さらに、本発明は、表面に多数個のディン
プルと、該ディンプルと全く交差しない大円通路を1本
のみ有するゴルフボールにおいて、上記ディンプルは直
径の異なる複数種のディンプルよりなり、上記各種類の
ディンプルは、夫々ディンプル深さが大きい第一グルー
プと、ディンプル深さが小さい第二グループとより成
り、上記各種類の第一グループのディンプルの深さを全
て同一とすると共に、第二グループのディンプルの深さ
を全て同一とし、かつ、上記各種類における第一グルー
プのディンプル深さを第二グループのディンプル深さの
130%〜280%とし、さらに、上記各種類における
第一グループのディンプル数を当該種類のディンプル総
数の20%〜80%とし、残りのディンプルを第二グル
ープのディンプルとしていることを特徴とするゴルフボ
ールを提供するものである。
【0011】前記ディンプルの直径が全て同一のゴルフ
ボールおよび後記のディンプルの直径が複数種類のゴル
フボールにおいて、いずれも、ディンプルの直径は1.
5mm〜5.0mmの範囲に設定することが好ましい。上記
ディンプルの直径とは、図7に示すように、ゴルフボー
ル1の表面に凹状に形成された円形のディンプル2にお
いて、左右外縁を共通の接線Lで結んだ時の両接点A−
Bの距離である。ディンプルの直径を1.5mm〜5.0mm
の範囲としているのは、1.5mmよりも小さいと、プレ
ー中にディンプルの中に泥等がはいるとディンプルの窪
みが小さくなり過ぎてディンプルとして機能しなくな
り、一方、5.0mmより大きいとボールが球状でなく多
角形状のようになってパター時に真っすぐにころがりに
くい問題が生ずるからである。
【0012】後記のゴルフボールにおいて、ディンプル
の直径を複数種類としているが、種類は2〜5種類が好
ましい。
【0013】また、前記および後記のゴルフボールにお
いて、ディンプルの深さが大きい第一グループのディン
プル深さは0.08mm〜0.22mmで、第二グループのデ
ィンプル深さは、上記のように、上記第一グループの1
30%〜280%としている。上記ディンプル深さと
は、図7において、上記接線Lからディンプル2の最深
部に降ろした垂線の長さのことで、図7中におけるC−
Dの距離である。
【0014】上記第一グループのディンプル深さを0.
08mm〜0.22mmとするのは、0.08mmより小さいと
ディンプルの容積が小さくなり過ぎて、ボールが吹き上
がりやすく、一方、0.22mmより大きいと、逆にディ
ンプルの容積が大きくなり過ぎて、弾道がひくくなりや
すい問題が生じるからである。また、第二グループのデ
ィンプル深さを第一グループの130%〜280%とす
るのは、130%より小さいと、ゴルフボールの回りの
空気の乱れが余り促進できず、一方、280%より大き
いとゴルフボールの回りの空気の乱れが大きくなりす
ぎ、ボールが揚がりすぎてしまうからである。
【0015】ディンプルの容積は、図7において、上記
接線Lと凹部内周面で囲まれた斜線部分の容積で、1個
のゴルフボールの総容積とは全ディンプルの容積の総和
である。本発明のゴルフボールでは、ディンプルの総容
積を250mm3〜450mm3としている。総容積が250
mm3未満であるとゴルフボールが吹き上がってしまい、
また、450mm3を越えると弾道が低く抑えられるた
め、250mm3〜450mm3が好ましい。
【0016】尚、ゴルフボールは成形金型で成形された
後、その表面にペイントを塗装するため、ディンプル直
径およびディンプル深さを同一に設定していても、ペイ
ントの厚さにより僅かに相違する場合がある。本発明に
おいて、ディンプルの直径および深さを、設計段階で同
一としている場合においても、ペイントの厚さによる差
が生じている場合もあり、この場合も同一であると見な
している。
【0017】
【作用】ゴルフボールにおいては、該ゴルフボール回り
の空気の流れを乱すほど飛距離を伸ばすことができ、デ
ィンプルの深さを異ならせると空気の流れを乱すことが
でき、飛距離が増大する。上記のように、本発明者の実
験結果によると、ディンプル深さを130%以上異なら
せた二つのグループのディンプルを設けると、空気の乱
れが促進され、飛距離の増大がはかれた。また、このデ
ィンプル深さが相違する二つのグループのディンプルの
数を、一方のグループのディンプル数を20%〜80
%、残りを他方のグループのディンプルとする割合で配
列した場合、シームライン上にのみディンプルと全く交
差しない大円通路が存在していても、ディンプルによる
空気の乱れが大きいため、シーム打ちとポール打ちとで
発生する飛距離および弾道の差を小さくすることが出来
た。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して詳細に説明す
る。本発明に係わるゴルフボールの第一実施例から第三
実施例のディンプルの諸言は、下記の表1に示す通りで
ある。尚、表1には第一実施例から第三実施例と比較す
るための第一比較例から第四比較例も記載している。
【0019】
【表1】
【0020】本発明の実施例のゴルフボールおよび比較
例のゴルフボールはいずれも、球表面に、ディンプル2
と全く交差しない大円通路をシームラインSにのみ1本
設けているものであり、ディンプル総数を342個と同
一にすると共に、ディンプルの配列を図8に示す八面体
のディンプル配列としている。また、ディンプルの直径
および深さを変えているが、ディンプルの総容積は全て
310mm3に統一している。
【0021】第一実施例のゴルフボールは、図1に示す
形状で、ディンプル2は全て同一の直径(3.800m
m)を有する。尚、図1から図5はいずれもポールを頂
点とした状態での平面図であり、よって、ディンプル2
と全く交差しない大円通路は図1から図5において、外
周ラインに沿って位置する。上記ディンプル2は、ディ
ンプル深さが0.1672mmと大きい第一グループのデ
ィンプル2−I(図1で黒く塗りつぶしている)と、デ
ィンプル深さが0.1286mmと小さい第二グループの
ディンプル2−IIとより成る。よって、第一グループの
ディンプル2−Iのディンプル深さを第二グループのデ
ィンプル2−IIのディンプル深さの130%〜280%
の範囲内の約130%としている。上記第一グループの
ディンプル2−Iは夫々同一の深さを有すると共に、第
二グループのディンプル2−IIも夫々同一の深さを有
し、かつ、また、上記第一グループのディンプル2−I
の数は72個で全ディンプル数が342個であるため、
全ディンプル数の20%〜80%の範囲内の約21%と
し、第二グループのディンプル2−IIを79%としてい
る。
【0022】第一比較例のゴルフボールは、図2に示す
形状で、第一実施例と同様に、ディンプルは全て同一の
直径(3.800mm)を有し、ディンプル深さが大きい
第一グループのディンプルの深さをディンプル深さが小
さい第二グループのディンプルの深さの約130%とし
ている点も第一実施例と同一である。ただし、第一グル
ープのディンプルの数を全ディンプル数の9%として、
本発明の範囲外としている。
【0023】第二比較例のゴルフボールは、図1に示す
形状で、外観は第一実施例と同一である。第一実施例と
同様に、ディンプルは全て同一の直径(3.800mm)
を有し、ディンプル深さが深い第一グループのディンプ
ル数を全ディンプル数の約21%と第一実施例と同一と
している。ただし、第一グループのディンプルの深さを
第二グループのディンプルの深さの約117%として、
本発明の範囲外としている。
【0024】第二実施例、第三実施例および第三比較
例、第四比較例は、ディンプル2は直径の異なる2種類
のディンプルよりなり、直径が4.000mmのA種のデ
ィンプル2Aと、直径が3.750mmのB種のディンプ
ル2Bとからなる。かつ、A種のディンプル2Aおよび
B種のディンプル2Bは夫々、ディンプル深さが大きい
第一グループのディンプル2A−I、2B−Iと、ディン
プル深さが小さい第二グループのディンプル2A−II、
2B−IIとより成る。すなわち、ゴルフボールの表面に
は4種類のディンプルが設けられている。
【0025】第二実施例のゴルフボールは、図3に示す
形状で、上記A種のディンプル2Aの総数に対するA種
の第一グループのディンプル2A−Iの数は約21%で
あり、B種においても同様で、B種のディンプル2Bの
総数に対するB種の第一グループのディンプル2B−I
の数は約21%としている。さらに、A種およびB種と
も、第一グループ2A−I、2B−Iのディンプル深さは
第二グループ2A−II、2B−IIの深さの約130%と
している。
【0026】第三実施例のゴルフボールは、図4に示す
形状で、上記A種のディンプル2Aの総数に対するA種
の第一グループのディンプル2A−Iの数は約58%で
あり、B種においては、B種のディンプル2Bの総数に
対するB種の第一グループのディンプル2B−Iの数は
約36%としている。さらに、A種およびB種とも、第
一グループ2A−I、2B−Iのディンプル深さを、第二
グループ2A−II、2B−IIの深さの約200%として
いる。
【0027】第三比較例のゴルフボールは、図5に示す
形状で、A種のディンプル2Aの総数に対するA種の第
一グループのディンプル2A−Iの数は約13%で本発
明の範囲外としている。B種のディンプル2Bの総数に
対するB種の第一グループのディンプル2B−Iは約2
1%で本発明の範囲内であり、かつ、A種およびB種と
も第一グループのディンプルの深さを第二グループのデ
ィンプルの深さの約130%として本発明の範囲内とし
ている。
【0028】第四比較例のゴルフボールは、図3に示す
形状で、第二実施例と同一の外観を有する。第二実施例
と同様に、A種のディンプル2Aの総数に対するA種の
第一グループのディンプル2A−Iの数は約21%であ
り、B種においても同様で、B種のディンプル2Bの総
数に対するB種の第一グループのディンプル2B−Iの
数は約21%としている。ただし、A種において第一グ
ループ2A−Iのディンプル深さは第二グループ2A−I
Iの深さの約110%として、本発明の範囲外としてい
る。B種は第一グループ2B−Iのディンプル深さを第
二グループ2B−IIのディンプル深さの約130%とし
ている。
【0029】上記した第一実施例から第三実施例および
第一比較例から第四比較例のゴルフボールは、いずれ
も、内核球直径が約38.4mmからなるコアをカバーで
囲み、外径を42.75±0.05mmとした二重構造から
なる2ピースボールであり、コンプレッションを95±
3としている。上記2ピースボールの製造は、まず、下
記の表2の配合に従い、材料をインターナルミキサにて
混練し、該混合物で円筒形のプラグを作成し、該プラグ
を加圧、加熱成形金型にいれ、150°で40分間、加
硫し、直径38.4mmの内核芯を設ける。この内核芯の
回りに、サーリン1707(三井デュポン ポリケミカ
ルの商品)と酸化チタンとを混合比100:2で混合し
たブレンド物を射出成形して被覆し、外径42.75mm
のゴルフボールを作成する。その後、シームライン上の
バリ取りを行い、ボール表面上にペイント塗装を施して
いる。
【0030】
【表2】
【0031】上記本発明の第一実施例から第三実施例の
ディンプルを設けたゴルフボールにおける飛距離および
空力学的対称性を、第一比較例から第四比較例のディン
プルを設けたゴルフボールと比較するために、下記の比
較実験をおこなった。
【0032】
【実験例】前記表1に示すように、3種類の本発明の実
施例(第一実施例〜第三実施例)のゴルフボールと、4
種類の比較例(第一比較例〜第四比較例)のゴルフボー
ルを設けて、比較実験を行った。実験は、表1に示す全
ゴルフボールをツルテンパー社製のスイングロボットを
用いて、ドライバー(ウッド#1)にて、ヘッドスピー
ド48m/sの条件で行った。実験時の風の状態は向い
風で、0.2〜0.5m/sとほぼ無風であった。第一実
施例から第四比較例のゴルフボールを夫々48個ずつ用
意し、24個ずつポール打ちとシーム打ちを行った。
【0033】各ボールとも、キャリー、フライトタイ
ム、弾道仰角を測定した。上記キャリーとはボールの発
射点からボールが最初に落下した地点までの距離であ
り、フライトタイムとはボールをドライバーで打撃した
瞬間からボールが最初に落下した時までの時間のことで
あり、弾道仰角とは発射地点から見た弾道最高地点の仰
角のことであり、これが大きいほど高弾道のボールとい
える。上記実験の測定結果を、下記の表3に示す。
【0034】
【表3】
【0035】表3に示す実験結果より、下記に列挙する
点が実証された。 第一実施例、第一比較例、第二比較例のゴルフボール
は、ディンプル直径が同一のものである。第一実施例は
第一グループのディンプル数がディンプル総数の約21%
で、ディンプル深さについては第一グループが第二グル
ープの約130%であるゴルフボールは弾道仰角平均値
(ポール打ちとシーム打ちの平均値)が14.265°と高弾
道であり、キャリー平均値(ポール打ちとシーム打ちの
平均値)264.0ydsと飛距離が良く出ていた。また対称性
についても、ポール打ちとシーム打ちの差がキャリーで
-0.4yds、フライトタイムで-0.05sec、弾道仰角差で0.0
3°と非常に少なく良好である。
【0036】これに対し、第二比較例は第一グループの
ディンプル数がディンプル総数の約21%と第一実施例と
同一であるが、ディンプル深さについて第一グループが
第二グループの約117%しかない場合には、対称性はポ
ール打ちとシーム打ち差がキャリーで-0.4yds、フライ
トタイムで-0.06sec、弾道仰角差で0.04°と少なく良好
であるが、飛距離的に見ると弾道迎角平均値が14.04と
低弾道であり、キャリー平均値260.8ydsと飛んでいなか
った。
【0037】また、第一比較例は、ディンプル深さにつ
いては第一グループが第二グループの約130%と第一実
施例と同一であるが、第一グループのディンプル数がデ
ィンプル総数の約9%しかなく、そのため、キャリー平
均値(ポール打ちとシーム打ちの平均値)262.8ydsと飛
距離は出ているものの、対称性についてはポール打ちと
シーム打ちの差がキャリーで-2.6yds、フライトタイム
で-0.15sec、弾道仰角差で0.26°と非常に悪くなってい
た。
【0038】第二実施例、第三実施例、第三比較例、
第四比較例はディンプル直径が二種類のゴルフボールで
ある。第二実施例はA種のディンプルの第一グループの
ディンプル数がA種ディンプル総数の約21%であり、B
種ディンプルの第一グループのディンプル数がB種ディ
ンプル総数の約21%である。また、ディンプル深さにつ
いてはA、B種ディンプルともに第一グループが、第二
グループの約130%であり、ボールは弾道仰角平均値
(ポール打ちとシーム打ちの平均値)が14.325°と高弾
道であり、キャリー平均値(ポール打ちとシーム打ちの
平均値)264.7ydsと飛距離が良く出ており、対称性もポ
ール打ちとシーム打ち差がキャリーで-0.4yds、フライ
トタイムで-0.06sec、弾道仰角差で0.04°と非常に少な
く良好であった。
【0039】第三実施例はA種ディンプルの第一グルー
プのディンプル数がA種ディンプル総数の約58%であ
り、B種ディンプルの第一グループのディンプル数がB
種ディンプル総数の約36%である。また、ディンプル深
さについてはA、B種ディンプルともに第一グループ
が、第二グループの約200%で、全て本発明の範囲でな
るもので、該ゴルフボールでは弾道仰角平均値(ポール
打ちとシーム打ちの平均値)が14.46°と非常に高弾道
であり、キャリー平均値(ポール打ちとシーム打ちの平
均値)265.8ydsと飛距離がこの実施例では最も良く出て
おり、対称性もポール打ちとシーム打ち差がキャリーで
-0.2yds、フライトタイムで-0.03sec、弾道仰角差で0.0
2°と非常に少なく良好であった。
【0040】これに対して、第四比較例のゴルフボール
は、A種ディンプルの第一グループのディンプル数がA
種ディンプル総数の約21%であり、B種ディンプルの第
一グループのディンプル数がB種ディンプル総数の約21
%であり本発明の範囲であり、ディンプル深さについて
はB種ディンプルの第一グループが第二グループの約13
0%で本発明の範囲ないであるが、A種ディンプルの第
一グループが第二グループの約110%しかなく、本発明
の範囲外である。この第四比較例のゴルフボールでと、
対称性はポール打ちとシーム打ち差がキャリーで-0.5yd
s、フライトタイムで-0.08sec、弾道仰角差で0.08°と
少なく良好であるが、飛距離的に見ると弾道迎角平均値
が14.18と低弾道であり、キャリー平均値261.45ydsと飛
んでいなかった。
【0041】また、第三比較例のゴルフボールは、A種
ディンプルの第一グループのディンプル数がA種ディン
プル総数の約13%しかなく、本発明の範囲外である。B
種ディンプルの第一グループのディンプル数がB種ディ
ンプル総数の約21%であり、また、ディンプル深さにつ
いてはA、B種ディンプルともに第一グループが、第二
グループの約130%と本発明の範囲内となっている。該
第三比較例では、キャリー平均値(ポール打ちとシーム
打ちの平均値)262.45ydsと飛距離は出ているものの、
対称性がポール打ちとシーム打ちの差がキャリーで-2.3
yds、フライトタイムで-0.019sec、弾道仰角差で0.18
°と悪くなっていた。
【0042】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
に係わるゴルフボールでは、ディンプルを全て同一直径
とした場合においても、これらディンプル深さを二種類
に分けて表面形状が異ならせると、ディンプルによる空
気を乱す作用が従来と比較して非常に大きくなり、この
ディンプルによる空気を乱す作用により、シームライン
上にディンプルと全く交差しない大円通路が1本存在し
ても、ポール打ちとシーム打ちとに差異を発生させず、
対称性を十分に保持することができる。特に、同一直径
のディンプルにおいて、そのディンプル深さを、深さが
大きい第一グループの深さを、深さが小さい第二グルー
プの深さに対して130%〜280%の範囲にすると、
ゴルフボール回りの空気の乱れが促進され、ゴルフボー
ルの飛距離を増大させることができ、また、上記第一グ
ループのディンプル数をディンプル総数の20%〜80
%の範囲にすると、シーム打ちとポール打ちとの差異を
減少することができる。
【0043】また、ディンプルの直径を複数種類とした
場合においても、同一の直径のディンプルのついて、上
記と同様に、第一グループと第二グループとにディンプ
ル深さを異ならせていることにより、ゴルフボール回り
の空気をより確実に且つ大きく乱すことができ、そのた
め、飛距離の増大を図ることができる。しかも、各種類
の第一グループのディンプル数を同一直径のディンプル
数の20%〜80%にすることにより、シームライン上
に存在する大円通路の存在により対称性を、空力学的対
称性において良好にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のゴルフボールの第一実施例の平面図
である。
【図2】 第一比較例のゴルフボールの平面図である。
【図3】 本発明のゴルフボールの第二実施例の平面図
である。
【図4】 本発明のゴルフボールの第三実施例の平面図
である。
【図5】 第四比較例のゴルフボールの平面図である。
【図6】 (A)はシーム打ちを説明する概略図、
(B)はポール打ちを説明する概略図である。
【図7】 ディンプルの直径および深さを説明するため
の概略図である。
【図8】 本発明および比較例のゴルフボールにおける
ディンプル配列を示す図面である。
【符号の説明】
1 ゴルフボール 2 ディンプル 2−I、2A−I、2B−I 第一グループのディンプ
ル 2−II、2A−II、2B−II 第二グループのディン
プル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】これに対して、第四比較例のゴルフボール
は、A種ディンプルの第一グループのディンプル数がA
種ディンプル総数の約21%であり、B種ディンプルの第
一グループのディンプル数がB種ディンプル総数の約21
%であり本発明の範囲であり、ディンプル深さについて
はB種ディンプルの第一グループが第二グループの約13
0%で本発明の範囲内であるが、A種ディンプルの第一
グループが第二グループの約110%しかなく、本発明の
範囲外である。この第四比較例のゴルフボールは、対称
性はポール打ちとシーム打ち差がキャリーで-0.5yds、
フライトタイムで-0.08sec、弾道仰角差で0.08°と少な
く良好であるが、飛距離的に見ると弾道迎角平均値が1
4.18と低弾道であり、キャリー平均値261.45ydsと飛ん
でいなかった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】また、第三比較例のゴルフボールは、A種
ディンプルの第一グループのディンプル数がA種ディン
プル総数の約13%しかなく、本発明の範囲外である。B
種ディンプルの第一グループのディンプル数がB種ディ
ンプル総数の約21%であり、また、ディンプル深さにつ
いてはA、B種ディンプルともに第一グループが、第二
グループの約130%と本発明の範囲内となっている。該
第三比較例では、キャリー平均値(ポール打ちとシーム
打ちの平均値)262.45ydsと飛距離は出ているものの、
対称性がポール打ちとシーム打ちの差がキャリーで-2.3
yds、フライトタイムで-0.09sec、弾道仰角差で0.18°
と悪くなっていた。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】上記ディンプルの役割を鑑みて、従来より
ゴルフボール回りの空気を効果的に乱すことが出来るデ
ィンプルを備えたゴルフボールが提案されている。例え
ば、 特開昭62−79072号では直径の異なる大小の円
形ディンプルを設けたものが提案されている。 特開昭62−192181号では複数種のディンプル
を出来るだけ稠密に配置したものが提案されている。 特開平5−84328号では円形ディンプルと非円形
ディンプルを組み合わせたものが提案されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、前記および後記のゴルフボールにお
いて、ディンプルの深さが大きい第一グループのディン
プル深さは0.08mm〜0.22mmで、第一グループのデ
ィンプル深さは、上記のように、上記第二グループの1
30%〜280%としている。上記ディンプル深さと
は、図7において、上記接線Lからディンプル2の最深
部に降ろした垂線の長さのことで、図7中におけるC−
Dの距離である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】上記第一グループのディンプル深さを0.
08mm〜0.22mmとするのは、0.08mmより小さいと
ディンプルの容積が小さくなり過ぎて、ボールが吹き上
がりやすく、一方、0.22mmより大きいと、逆にディ
ンプルの容積が大きくなり過ぎて、弾道がひくくなりや
すい問題が生じるからである。また、第一グループのデ
ィンプル深さを第二グループの130%〜280%とす
るのは、130%より小さいと、ゴルフボールの回りの
空気の乱れが余り促進できず、一方、280%より大き
いとゴルフボールの回りの空気の乱れが大きくなりす
ぎ、ボールが揚がりすぎてしまうからである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】これに対して、第四比較例のゴルフボール
は、A種ディンプルの第一グループのディンプル数がA
種ディンプル総数の約21%であり、B種ディンプルの第
一グループのディンプル数がB種ディンプル総数の約21
%であり本発明の範囲であり、ディンプル深さについて
はB種ディンプルの第一グループが第二グループの約13
0%で本発明の範囲内であるが、A種ディンプルの第一
グループが第二グループの約110%しかなく、本発明の
範囲外である。この第四比較例のゴルフボールでは、対
称性はポール打ちとシーム打ち差がキャリーで-0.5yd
s、フライトタイムで-0.08sec、弾道仰角差で0.08°と
少なく良好であるが、飛距離的に見ると弾道迎角平均値
が14.18と低弾道であり、キャリー平均値261.45ydsと飛
んでいなかった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に多数個のディンプルと、該ディン
    プルと全く交差しない大円通路を1本のみ有するゴルフ
    ボールにおいて、 上記ディンプルは全て同一の直径を有する一方、 ディンプル深さが大きい第一グループと、ディンプル深
    さが小さい第二グループとより成り、 上記第一グループのディンプルは夫々同一の深さを有す
    ると共に、第二グループのディンプルは夫々同一の深さ
    を有し、かつ、 上記第一グループのディンプル深さは第二グループのデ
    ィンプル深さの130%〜280%で、さらに、 上記第一グループのディンプル数は全ディンプル数の2
    0%〜80%で、残りのディンプルは第二グループのデ
    ィンプルであることを特徴とするゴルフボール。
  2. 【請求項2】 表面に多数個のディンプルと、該ディン
    プルと全く交差しない大円通路を1本のみ有するゴルフ
    ボールにおいて、 上記ディンプルは直径の異なる複数種のディンプルより
    なり、 上記各種類のディンプルは、夫々ディンプル深さが大き
    い第一グループと、ディンプル深さが小さい第二グルー
    プとより成り、 上記各種類の第一グループのディンプルの深さを全て同
    一とすると共に、第二グループのディンプルの深さを全
    て同一とし、かつ、 上記各種類における第一グループのディンプル深さを第
    二グループのディンプル深さの130%〜280%と
    し、さらに、 上記各種類における第一グループのディンプル数を当該
    種類のディンプル総数の20%〜80%とし、残りのデ
    ィンプルを第二グループのディンプルとしていることを
    特徴とするゴルフボール。
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