JP2002331044A - ゴルフボール - Google Patents
ゴルフボールInfo
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- JP2002331044A JP2002331044A JP2001140834A JP2001140834A JP2002331044A JP 2002331044 A JP2002331044 A JP 2002331044A JP 2001140834 A JP2001140834 A JP 2001140834A JP 2001140834 A JP2001140834 A JP 2001140834A JP 2002331044 A JP2002331044 A JP 2002331044A
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Abstract
り、従って飛行性能に優れているゴルフボール1の提
供。 【解決手段】 ゴルフボール1は、立方八面体が用いら
れることによって配置された多数のディンプル2を備え
ている。球面は、区画大円(L1からL4)により、6
個の球面正方形Ssと8個の球面正三角形Stとに区画
されている。それぞれの球面正方形Ssのディンプルパ
ターンは互いに同一であり、それぞれの球面正三角形S
tのディンプルパターンも互いに同一である。全ての球
面正方形Ssの合計面積に占めるこれらの球面正方形S
sに存在するディンプルの合計面積の比率がY1(%)
とされ、全ての球面正三角形Stの合計面積に占めるこ
れらの球面正三角形Stに存在するディンプルの合計面
積の比率がY2(%)とされたとき、(Y1−Y2)の
値は8%以上20%以下である。
Description
るものであり、特にゴルフボールのディンプルパターン
に関するものである。
ら550個程度のディンプルを備えている。ディンプル
の役割は、ゴルフボール飛行時にゴルフボール周りの空
気の流れを乱すことによって境界層の乱流遷移を促進
し、乱流剥離を起こさせることにある(以下「ディンプ
ル効果」とも称される)。乱流遷移の促進により空気の
ゴルフボールからの剥離点が後方に下がり、圧力抵抗が
小さくなる。また、乱流遷移の促進により、バックスピ
ンに起因するゴルフボールの上側と下側とにおける剥離
点の差が助長され、ゴルフボールに作用する揚力が高め
られる。圧力抵抗の低減と揚力の向上とによって、ゴル
フボールの飛距離が増大する。乱流遷移を促進しやすい
ディンプルパターン、すなわち空気の流れをよりよく乱
すことができるディンプルパターンほど、空力的に優れ
たものである。
面体又は準正多面体)が用いられることが多い。多面体
が用いられる場合は、仮想球面に内接する多面体が想定
され、球中心から仮想球面に放射される光線によって多
面体の辺が仮想球面に投影されて区画線が形成され、こ
の区画線によって仮想球面が区画されてディンプルが配
置される。用いられる正多面体としては、正六面体、正
八面体、正十二面体及び正二十面体が挙げられる。ま
た、用いられる準正多面体としては、立方八面体及び十
二・二十面体が挙げられる。
されるのに対し、準正多面体の表面は2種類の正多角形
から構成されている。このため、正多面体よりも準正多
面体の方が、ディンプルパターンの設計自由度に優れて
いる。今日まで、準正多面体が用いられた種々のディン
プルパターンが提案されている。例えば、特開昭63−
186670号公報、特開平1−221182号公報及
び特開平2−211181号公報には、立方八面体が用
いられたディンプルパターンを備えたゴルフボールが開
示されている。また、特開昭60−234674号公報
及び特開昭62−79073号公報には、十二・二十面
体が用いられたディンプルパターンを備えたゴルフボー
ルが開示されている。
がゴルフボールに要求する最も重要な性能は、飛行性能
である。前述のようにディンプルは飛行性能を左右する
ので、飛行性能向上の目的でディンプルの形状、容積、
面積等について種々の工夫が施されてきている。しかし
ながら、ゴルファーは更なる飛距離の向上を望んでい
る。
ものであり、改良されたディンプルパターンを備えてお
り、従って飛行性能に優れているゴルフボールの提供を
その目的とするものである。
めになされた発明は、その仮想球面に内接する準正多面
体の辺がこの仮想球面に投影されることにより形成され
た区画線によって仮想球面が複数の第一球面正多角形と
この第一球面正多角形よりも面積の小さな複数の第二球
面正多角形とに区画され、それぞれの第一球面正多角形
及びそれぞれの第二球面正多角形にディンプルが配置さ
れたゴルフボールであって、全ての第一球面正多角形の
合計面積に占めるこれらの第一球面正多角形に存在する
ディンプルの合計面積の比率がY1(%)とされ、全て
の第二球面正多角形の合計面積に占めるこれらの第二球
面正多角形に存在するディンプルの合計面積の比率がY
2(%)とされたとき、(Y1−Y2)の値が8%以上
20%以下であることを特徴とするゴルフボール、であ
る。
値が8%以上20%以下と大きい。換言すれば、第一球
面正多角形ではディンプルが密であり、第二球面正多角
形ではディンプルが疎であって、両者のディンプル密度
の差が大きい。このゴルフボールでは、飛行時にバック
スピンによってディンプルが密な領域と疎な領域とが交
互に表れる。これによって空気の流れを乱すというディ
ンプル効果が助長され、ゴルフボールの飛距離が増大す
る。
は、70%以上90%以下である。前述のように第二球
面正多角形ではディンプルが比較的疎とされるが、この
場合でも表面積占有率Yが上記範囲とされることによ
り、ゴルフボール全体としてのディンプル効果の低減が
抑制される。なお、本明細書において用いられる「表面
積占有率」という用語は、仮想球面の表面積に占めるデ
ィンプル総面積の比率を意味する。
形のそれぞれのディンプルパターンは、互いに略等価で
ある。また、複数存在する第二球面正多角形のそれぞれ
のディンプルパターンも、互いに略等価である。これに
より、ゴルフボールの空力的対称性が維持される。な
お、本明細書において用いられる「等価」という用語
は、対比されるディンプルパターン同士が同一、線対称
又は回転対称であることを意味する。
連続することで形成された大円以外の大円であってディ
ンプルと全く交差しない大円が存在しない。ディンプル
と全く交差しない大円(以下「大円帯」と称される)は
ディンプルが全く存在しない帯状領域であり、この大円
帯がバックスピンの周速が最も速い部分と一致したとき
には、ゴルフボールのディンプル効果が発現されにく
い。前述のように第二球面正多角形ではディンプルが疎
とされるが、この場合でも大円帯が少数とされることに
より、ゴルフボール全体としてのディンプル効果の低減
が抑制される。
好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明され
る。
ボール1が示された正面図であり、図2はその斜視図で
ある。このゴルフボール1の直径は、通常42.67m
mから43.00mm、特には42.67mmから4
2.80mm程度である。このゴルフボール1は、表面
に456個のディンプル2を備えている。全てのディン
プル2は、円形ディンプルである。すなわち、このディ
ンプル2の法線方向から見た形状は、円である。
立方八面体が用いられて配置されている。すなわち、仮
想球面に内接する立方八面体が想定され、この立方八面
体の24本の辺が投影された24本の区画線によって仮
想球面が14個の球面正多角形に区画されて、この球面
正多角形ごとにディンプル2が配置されている。球面正
多角形は、第一球面正多角形である球面正方形Ssと、
第二球面正多角形である球面正三角形Stとの2種から
なる。球面正方形Ssは、球面正三角形Stよりも面積
が大きい。具体的には、球面正方形Ssの面積は球面正
三角形Stの面積の約2.5倍である。図1では球面正
方形Ssが正面に位置しており、図2では球面正三角形
Stが正面に位置している。なお、本明細書で用いられ
る「仮想球面」という用語は、ディンプル2が存在しな
いと仮定されたときのゴルフボール1の表面を意味す
る。
L4の4本の区画大円が形成されている。図2では、区
画大円L4はゴルフボール1の輪郭と一致している。な
お、実際のゴルフボール1では、区画線及び区画大円
(L1からL4)はエッジとしては認識されないが、説
明の便宜上、図1及び図2ではこれらが実線で画かれて
いる。区画大円(L1からL4)は、ディンプル2と交
差していない。換言すれば、区画大円(L1からL4)
は大円帯である。
は6個存在しており、球面正三角形Stは8個存在して
いる。全ての球面正方形Ssのディンプルパターンは、
互いに略同一である。また、全ての球面正三角形Stの
ディンプルパターンは、互いに略同一である。なお、略
同一な状態には、対比されるディンプルパターン同士が
完全に同一の場合のみならず、製造誤差によって両者が
多少異なる場合や、ゴルフボール1の成形の都合(コア
保持ピン、ベントピン、射出ゲート、パーティングライ
ン等を形成する都合)によって意図的に両者が多少異な
らされる場合も含まれる。
ンが互いに略同一であり、全ての球面正三角形Stのデ
ィンプルパターンが互いに略同一であることによって、
ゴルフボール1の空力的対称性が維持される。全ての球
面正方形Ssのディンプルパターンが互いに略等価であ
り、全ての球面正三角形Stのディンプルパターンが互
いに略等価である場合も、ゴルフボール1の空力的対称
性が維持される。
は、直径が4.25mmで面積が14.19mm2であ
るAディンプルと、直径が3.78mmで面積が11.
22mm2であるBディンプルと、直径が3.00mm
で面積が7.07mm2であるDディンプルとが形成さ
れている。図1では、1個の球面正方形Ssが8等分さ
れてなる1個のユニット(球面直角三角形)のみに、デ
ィンプル2の種類(A、B及びD)が示されている。
プルと、32個のBディンプルと、12個のDディンプ
ルとを備えている。前述のようにゴルフボール1は6個
の球面正方形Ssを備えているので、球面正方形Ss全
体には、24個のAディンプルと、192個のBディン
プルと、72個のDディンプルとが存在する。これらの
ディンプル2の面積の合計は、3003.84mm2で
ある。仮想球の直径が42.70mmの場合の6個の球
面正方形Ssの合計面積は3717.49mm 2なの
で、全ての球面正方形Ssの合計面積に占めるこれらの
球面正方形Ssに存在するディンプル2の合計面積の比
率Y1は、80.8%である。
には、直径が3.58mmで面積が10.07mm2で
あるCディンプルと、直径が3.00mmで面積が7.
07mm2であるDディンプルとが形成されている。図
2では、1個の球面正三角形Stが6等分されてなる1
個のユニット(球面直角三角形)のみに、ディンプル2
の種類(C及びD)が示されている。
ンプルと、12個のDディンプルとを備えている。前述
のようにゴルフボール1は8個の球面正三角形Stを備
えているので、球面正三角形St全体には、72個のC
ディンプルと、96個のDディンプルとが存在する。こ
れらのディンプル2の面積の合計は、1403.76m
m2である。仮想球の直径が42.70mmの場合の8
個の球面正三角形Stの合計面積は2010.54mm
2なので、全ての球面正三角形Stの合計面積に占める
これらの球面正三角形Stに存在するディンプル2の合
計面積の比率Y2は、69.8%である。
Y1は80.8%であり、球面正三角形Stにおける比
率Y2は69.8%である。従って、(Y1−Y2)の
値は11.0%である。このゴルフボール1では、球面
正方形Ssにディンプル2が密に配置されており、球面
正三角形Stにディンプル2が疎に配置されている。こ
のゴルフボール1が打撃されると、ゴルフボール1はバ
ックスピンを伴って飛行する。このバックスピンによ
り、ディンプル2が密な領域(球面正方形Ss)と疎な
領域(球面正三角形St)とが交互に表れる。これによ
り、ゴルフボール1の周りの空気の流れがよりよく乱さ
れ、ゴルフボール1の飛行性能が高められる。
下に設定される。(Y1−Y2)の値が8%未満である
と、空気の流れが乱されにくい。この観点から、(Y1
−Y2)の値は9%以上がより好ましく、10%以上が
さらに好ましく、11%以上が特に好ましい。(Y1−
Y2)の値が20%を超える場合は、ディンプル2が極
端に疎な領域が生じ、ゴルフボール1全体として飛行性
能が低下してしまうことがある。この観点から、(Y1
−Y2)の値は16%以下がより好ましく、15%以下
が特に好ましい。
れ、球面正三角形Stのディンプル2が密とされた場合
でも空気の流れはある程度乱されるが、面積の大きな球
面正方形Ssが疎とされることによりゴルフボール1全
体としてもディンプル2が疎となって、ゴルフボール1
の飛行性能が低下してしまう。このような理由より、本
発明のゴルフボール1では、面積の大きな球面正方形S
sが密とされ、面積の小さな球面正三角形Stが疎とさ
れる。
ディンプル総面積(ディンプル面積の総和)は、440
7.60mm2である。一方、直径が42.70mmの
仮想球面の表面積は、5728.03mm2である。従
って、このゴルフボール1では、表面積占有率Yは7
6.9%である。
が好ましい。表面積占有率Yが70%未満であると、ゴ
ルフボール1全体としてディンプル2が疎となってゴル
フボール1の飛行性能が不十分となることがある。この
観点から、表面積占有率Yは75%以上がより好まし
い。表面積占有率Yが90%を超えると、球面正三角形
Stのディンプル2を疎とすることが困難となる。この
観点から、表面積占有率Yは87%以下がより好まし
く、85%以下が特に好ましい。
大円帯であるが、ゴルフボール1には区画大円(L1か
らL4)以外の大円帯は存在しない。すなわち、このゴ
ルフボール1では、大円帯の数はわずか4本である。従
って、球面正三角形Stのディンプル2が疎に配置され
ていても、ゴルフボール1全体としてのディンプル効果
が十分に発現される。区画大円(L1からL4)がディ
ンプル2と交差するようにディンプル2が配置されても
よく、この場合は大円帯の数がさらに低減され、ゴルフ
ボール1の飛距離が増大する。理想的には大円帯の数は
ゼロであるが、ゴルフボール成形金型のパーティングラ
インに相当する部分にのみ、大円帯が形成されてもよ
い。この場合は、大円帯の数は1本である。
からL4)と交差する場合、このディンプル2は2個以
上の球面正多角形にまたがって存在する。この場合、こ
のディンプル2のうち区画大円(L1からL4)よりも
内側にある領域の面積のみが当該球面正多角形に存在す
るディンプル2の合計面積に加算され、比率Y1及びY
2が算出される。
ンプル2の寸法は特には制限されないが、その直径は通
常は1.5mm以上5.5mm以下、特には2.5mm
以上4.5mm以下である。また、ディンプル2の深さ
(ディンプル2の外縁を含む平面とディンプル2の最深
部との距離)は、通常は0.10mm以上0.25mm
以下、特には0.12mm以上0.20mm以下であ
る。また、ディンプル容積(ディンプル2の外縁を含む
平面とディンプル2の表面とに囲まれた空間の容積)の
総和は、通常は250mm3以上370mm3以下、特
には270mm3以上340mm3以下である。なお、
円形ディンプル2と共に、又はこれに代えて、平面形状
が多角形、楕円形等の非円形ディンプルが形成されても
よい。
る立方八面体が用いられてディンプル2が配置されてい
るが、他の準正多面体である十二・二十面体が用いられ
てもよい。この場合は、仮想球面に内接する十二・二十
面体が想定され、この十二・二十面体の60本の辺が投
影された60本の区画線によって仮想球面が32個の球
面正多角形に区画されて、この球面正多角形ごとにディ
ンプルが配置される。球面正多角形は、第一球面正多角
形である球面正五角形と、第二球面正多角形である球面
正三角形との2種からなる。球面正五角形は、球面正三
角形よりも面積が大きい。10本の区画線が連続するこ
とで、6本の区画大円が形成される。
フボールには12個の球面正五角形と20個の球面正三
角形とが存在する。全ての球面正五角形のディンプルパ
ターンが互いに略等価とされ、全ての球面正三角形のデ
ィンプルパターンが互いに略等価とされることにより、
ゴルフボールの空力的対称性が維持される。
の球面正五角形の合計面積に占めるこれらの球面正五角
形に存在するディンプルの合計面積の比率Y1と、全て
の球面正三角形の合計面積に占めるこれらの球面正三角
形に存在するディンプルの合計面積の比率Y2との差
(Y1−Y2)は、8%以上20%以下とされる。この
ゴルフボールでは、球面正五角形にディンプルが密に配
置され、球面正三角形にディンプルが疎に配置される。
このゴルフボールが打撃されると、バックスピンにより
ディンプルが密な領域(球面正五角形)と疎な領域(球
面正三角形)とが交互に表れる。これにより、ゴルフボ
ールの周りの空気の流れがよりよく乱され、ゴルフボー
ルの飛行性能が高められる。
でも、表面積占有率Yは70%以上90%以下が好まし
い。また、6本の区画大円以外には大円帯が存在しない
のが好ましく、区画大円がディンプルと交差することに
より大円帯がゼロ又は1本とされるのが特に好ましい。
かにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限
定的に解釈されるべきでないことはもちろんである。
周りにアイオノマー樹脂組成物を射出成形してカバー層
を形成し、図1及び図2に示されたディンプルパターン
を備えた実施例のゴルフボールを得た。ボールの外径は
42.70mm±0.03mmであり、コンプレッショ
ンは85±2であり、ディンプル総容積は約320mm
3であった。
と同様にして、正面図が図3であり斜視図が図4である
ディンプルパターンを備えた比較例のゴルフボールを得
た。このディンプルパターンも実施例と同様の立方八面
体パターンであり、4本の大円帯を備えている。ディン
プルパターンの詳細は、下記の表1に示されている。
ルを、それぞれ20個ずつ用意した。一方、ツルテンパ
ー社製のスイングマシンにメタルヘッド製のドライバー
(W1)を取り付け、ヘッド速度が約49m/s、打ち
出し角度が約11°、バックスピンの回転速度が約30
00rpmとなるように、マシン条件を調整した。そし
て、各ゴルフボールを打撃し、飛距離(発射地点から静
止地点までの距離)を測定した。測定結果の平均値が、
下記の表1に示されている。なお、テスト中の風はほぼ
追い風で、平均風速は約1m/sであった。
ールの方が比較例のゴルフボールよりも飛距離が大き
い。この評価結果より、本発明の優位性は明らかであ
る。
ボールは飛行性能に優れる。このゴルフボールは、ゴル
ファーの飛距離への要求に応えることができる。
ールが示された正面図である。
である。
れた正面図である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 その仮想球面に内接する準正多面体の辺
がこの仮想球面に投影されることにより形成された区画
線によって仮想球面が複数の第一球面正多角形とこの第
一球面正多角形よりも面積の小さな複数の第二球面正多
角形とに区画され、それぞれの第一球面正多角形及びそ
れぞれの第二球面正多角形にディンプルが配置されたゴ
ルフボールであって、 全ての第一球面正多角形の合計面積に占めるこれらの第
一球面正多角形に存在するディンプルの合計面積の比率
がY1(%)とされ、全ての第二球面正多角形の合計面
積に占めるこれらの第二球面正多角形に存在するディン
プルの合計面積の比率がY2(%)とされたとき、(Y
1−Y2)の値が8%以上20%以下であることを特徴
とするゴルフボール。 - 【請求項2】 上記仮想球面の表面積に占めるディンプ
ル総面積の比率である表面積占有率Yが70%以上90
%以下である請求項1に記載のゴルフボール。 - 【請求項3】 それぞれの第一球面正多角形のディンプ
ルパターンが互いに略等価であり、それぞれの第二球面
正多角形のディンプルパターンが互いに略等価である請
求項1又は請求項2に記載のゴルフボール。 - 【請求項4】 上記区画線が連続することで形成された
大円以外の大円であって、ディンプルと全く交差しない
大円が存在しない請求項1から請求項3のいずれか1項
に記載のゴルフボール。
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