JP3897065B2 - ゴルフボール - Google Patents
ゴルフボール Download PDFInfo
- Publication number
- JP3897065B2 JP3897065B2 JP04475397A JP4475397A JP3897065B2 JP 3897065 B2 JP3897065 B2 JP 3897065B2 JP 04475397 A JP04475397 A JP 04475397A JP 4475397 A JP4475397 A JP 4475397A JP 3897065 B2 JP3897065 B2 JP 3897065B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- virtual spherical
- dimple
- dimples
- golf ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、良好な飛距離が得られ、かつ打撃位置により飛距離や弾道等に差を生じることがなく、安定した飛び性能を発揮する空気力学的対称性に優れたゴルフボールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
ゴルフボールにおけるディンプル配列やディンプル形状(直径、深さ、断面形状等)は、ゴルフボールの飛び性能に大きな影響を与えるため、従来からゴルフボールの飛び性能を向上させるためにゴルフボール表面に多数のディンプルを均等に或いは密に配列させる幾何学的配列法が種々提案されている。
【0003】
この場合、ゴルフボールの飛び性能に対するプレーヤーの要望は、飛距離の増大についてのものが最も多く、多くのプレーヤーが更なる飛距離の増大を望んでいる。
【0004】
また、ゴルフボールの重要な飛び性能として空気力学的対称性がある。これは、ゴルフ規則(日本ゴルフ協会)の付属規則、III、球(C)にも規定されているもので、ボールのどこを打撃しても飛距離や弾道に差が生じないことを要求するものである。現在市販されている従来のゴルフボールは、上記規則に規定された範囲においてこの対称性を有するものであるが、総てのプレーヤーが十分に満足し得るレベルにまでは達しておらず、空気力学的対称性についても更なる向上が望まれる。
【0005】
即ち、現在市販されている通常のゴルフボールは、所謂シームラインが存在し、このシームラインが空気力学的対称性を劣化させる原因の一つとなる。このシームラインは、ゴルフボールが半球状の成形面を持つ2面割りの金型で成形されるために、その金型と金型との合せ目に形成されるディンプルが交差することのない仮想大円であり、ゴルフボールにはその製造上やむを得ず存在するものであるが、このシームラインを有するゴルフボールでは、図8に示したように、シームラインbの互いに対向する2点c,c及びボールaの中心点dを通る直線eが回転軸となるように打撃fするポール打ち(図8(A))とシームラインbを赤道としたときの両極点(ポール)及び中心点dを通る直線hが回転軸となるように打撃iするシーム打ち(図8(B))とでボールの弾道及び飛距離に差が生じ易い。
【0006】
この場合、多少であっても空気力学的に非対称なボールを使用した場合には、特に上級者やプロのゴルファーのレベルにおいては、この非対称性がショットの不安定化につながりかねず、この空気力学的対称性の向上もゴルフボールの飛び性能向上の上で重要な課題である。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、飛距離及び空気力学的対称性が向上した優れた飛び性能を有するゴルフボールを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明は、上記目的を達成するため、
(1)表面にディンプルと交差しない大円が1本も存在しないゴルフボールにおいて、ボールの球状表面にディンプルがないと仮定した場合の仮想球の体積をAmm3とし、ボールの表面に設けられたディンプルの容積のゴルフボール全体における総和をBmm3とした場合に(B/A)×100で示されるボール体積に占める全ディンプルの総容積の比率VRが、0.6%<VR<1.5%であると共に、ボール表面に12個の合同な仮想球面等辺六角形と6個の合同な仮想球面等辺四角形とを、各仮想球面等辺四角形が4個の仮想球面等辺六角形に囲まれ、かつ各仮想球面等辺四角形の4つの辺が当該仮想球面等辺四角形を囲む4個の仮想球面等辺六角形の個々の一辺と共通するように描き、更に全仮想球面等辺六角形にそれぞれ3本の対角線を描いて各仮想球面等辺六角形を6個の仮想球面三角形に等分割することにより、ボール表面を72個の仮想球面三角形と6個の仮想球面等辺四角形とに分割し、上記各仮想球面三角形内が同一のディンプル配列となり、かつ上記各仮想球面等辺四角形内が同一のディンプル配列となるようにボール表面にディンプルを配列することを特徴とするゴルフボール、
(2)72個の仮想球面三角形及び6個の仮想球面等辺四角形を形成する各辺の総てに同数のディンプルが交差している上記(1)のゴルフボールを提供する。
【0009】
即ち、上記本発明のゴルフボールは、表面にディンプルと交差しない大円が1本も存在しないようにディンプルを配設して、上述したシームラインの存在に起因する対称性の低下を防止すると共に、ディンプルを、ボール体積に占める全ディンプルの総容積の比率(ディンプル総容積比)VRが上記値となるように配設することにより、ディンプルの容積比が適正化され、飛距離の増大が達成されるものである。
【0010】
本発明においては、ボール表面を72個の仮想球面三角形と6個の仮想球面等辺四角形とに分割し、上記各仮想球面三角形内が同一のディンプル配列となり、かつ上記各仮想球面等辺四角形内が同一のディンプル配列となるようにディンプルを配設することにより、ボールの全表面に亘って均等なディンプル効果が得られるようにディンプルを配置し得、空気力学的対称性をより確実に向上させることができ、更に上記(2)のように、72個の仮想球面三角形及び6個の仮想球面等辺四角形を形成する各辺の総てに同数のディンプルが交差するように、ディンプルを配設することにより、ディンプル間距離がボール全体で均等になり、極めて優れた空気力学的対称性を有するゴルフボールを得ることができるものである。
【0014】
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明のゴルフボールは、上述のように、ディンプルが交差しない大円を全く有さず、かつ上記ボール体積に占める全ディンプルの総容積の比率(ディンプル総容積比)VRが、0.6%<VR<1.5%となるように構成したものである。
【0015】
上記ディンプル総容積比VRは、ボールの球状表面にディンプルがないと仮定した場合の仮想球の体積をAmm3とし、ボールの表面に設けられたディンプルの容積のゴルフボール全体における総和をBmm3とした場合に(B/A)×100で示される値である。ここで、上記仮想球の体積Aは通常の球の体積を求める場合と同様に、A=4/3×(仮想球の半径) 3 ×πにより求めることができ、また上記ディンプル容積の総和Bは、例えばディンプルが1種類の場合は、(1つのディンプルの容積(VD))×(ディンプルの総数)により求め、更にディンプルが複数種ある場合には、それぞれのディンプルについて同様にその容積の総和を求めこれらを加算すればよい。この場合、上記ディンプル容積VDは、図1(A),(B)に示したように、ディンプル1の外縁2により囲まれた円形の仮想平面3の直径をDm、ディンプル1の最深部と仮想平面3の中心とを通る直線をy軸、該y軸と直交する仮想平面上の直線をx軸とし、下記式(1)で求めることができる。
【0016】
【数1】
【0017】
なお、本発明において、ボール表面に形成されるディンプルの種類は、単一種又は互いに直径及び/又は深さの異なる2種以上、好ましくは2又は3種類程度とされる。また、1つのディンプルの大きさは、特に制限されるものではなく、ディンプルを小さいものとすれば上記ディンプル総容積比VRを満足するためにディンプル数が当然に多くなり、ディンプルを大きくすればディンプル数は少なくなるが、通常はディンプルの直径は2〜5mm程度、深さは0.07〜0.30mm程度が好ましい。上記ディンプル容積の総和Bは244〜610mm3、特に325〜447mm3程度となるものが好ましく、またディンプル総数は250〜600個、特に350〜500個とすることが好ましい。
【0018】
本発明のゴルフボールは、このようにして求められるディンプル総容積比VRが0.6%を超え、かつ1.5%未満となるようにディンプルを設計するものであり、好ましくはVRが0.8〜1%、より好ましくは0.85〜0.95%となるようにディンプルを設計するものである。これにより、ゴルフボール飛行中にボール周囲に効果的に乱流を発生させ、空気抵抗を減少させることができ、かつゴルフボールのバックスピンに伴って生じる揚力を適正化してゴルフボールの飛距離を増大させることができるものであるが、この場合本発明においては、上記ディンプル総容積比VRを上記値とすると共に、ボール表面にディンプルと交差することのない大円が1本も存在しないようにディンプルを配列することにより、上述した空気力学的対称性を向上させ、飛距離と対称性とを同時に向上させたものである。
【0019】
ここで、ディンプルの配列は、上述のようにディンプルが交差しない大円がボール表面に生じないようにすればいずれの配列であってもよく、ボール表面を正8面体、正12面体、正20面体等の公知の分割法により分割し、各分割領域に均等にディンプルを配置することができるが、本発明においては、ボール表面を72個の仮想球面三角形と6個の仮想球面等辺四角形とに分割し、上記各仮想球面三角形内が同一のディンプル配列となり、かつ上記各仮想球面等辺四角形内が同一のディンプル配列となるように、ディンプルを配置するものであり、これにより空気力学的対称性をより確実に向上させることができ、更にこの場合、上記72個の仮想球面三角形及び上記6個の仮想球面等辺四角形を形成する各辺の総てに同数のディンプルが交差するように、ディンプルを配置することが好ましく、これによりディンプル間距離がボール全体で均等になり、極めて優れた空気力学的対称性を有するゴルフボールを得ることができるものである。
【0020】
具体的には、図2,3に示した配列,図4に示した配列及び図5に示した配列を例示することができる。
即ち、図2〜5に示したように、ボール表面に、互いに合同な12個の仮想球面等辺六角形4と互いに合同な6個の仮想球面等辺四角形5とを、各仮想球面等辺四角形5が4個の仮想球面等辺六角形4に囲まれ、かつ各仮想球面等辺四角形5の4つの辺が当該仮想球面等辺四角形5を囲む4個の仮想球面等辺六角形4の個々の一辺と共通するように描き、更に全仮想球面等辺六角形4にそれぞれ3本の対角線6,6,6を描いて各仮想球面等辺六角形4を6個の仮想球面三角形7…7に分割することにより(図では、一の仮想球面六角形のみに対角線6を示した)、ボール表面を72個の仮想球面三角形7と6個の仮想球面等辺四角形5とに分割し、上記各仮想球面三角形7内が同一のディンプル配列となり、かつ上記各仮想球面等辺四角形5内が同一のディンプル配列となるようにディンプルを配列するものである。
【0021】
更にこの場合、図2,3の配列及び図4の配列のように、上記各仮想球面三角形7及び各仮想球面等辺四角形5を形成する各辺に交差するディンプル数を同数(図2,3では4つ、図4では5つ)とすることが好ましく、また各辺に交差するディンプルの数は通常3〜5個とすることが好ましい。
【0022】
なお、上記図2〜5はボール表面の分割法を説明するものであり、ディンプル配列は、これらの配列に限定されず、上記各仮想球面三角形7内が同一のディンプル配列となり、かつ上記各仮想球面等辺四角形5内が同一のディンプル配列となればよい。また、ボール表面を上記12個の仮想球面等辺六角形4と6個の仮想球面等辺四角形5とに分割する方法は、次の方法により行うことができる。
【0023】
即ち、図6に示したように、ボール表面をまず公知の正8面体に分割し(図中、参照符号20が正8面体の分割線)、得られた球面正8面体を構成する各球面正三角形の各頂点から中線21…21を引くと共に、上記球面正8面体の各頂点領域に上記中線21上に頂角が位置する向きに上記仮想球面等辺四角形5を描き、更にこの仮想球面等辺四角形5の一辺と上記中線21とで上記仮想球面等辺六角形4を形成することにより、ボール表面を12個の仮想球面等辺六角形4と6個の仮想球面等辺四角形5とに分割することができる。
【0024】
本発明のゴルフボールは、ディンプルを上述のように配設したものであり、ボールの構造や材料等に特に制限はなく、通常の材料を用いてワンピースボールやツーピースボール等のソリッドゴルフボールとしても、糸巻きゴルフボールとしてもよい。更に、大きさや重量等はゴルフ規則に従って、適宜設定することができる。
【0025】
また、製造方法も通常の方法を採用することができ、例えばツーピースソリッドゴルフボールとする場合には、半球状のキャビティー内面に多数のディンプル成形用凸部が形成された一対の半型を分離可能に接合し、内周面に多数のディンプル成形用凸部が形成された球状キャビティーを形成すると共に、該球状キャビティー内の中心部にコアを配置保持し、該コアとキャビティー内周面との間に形成された間隙にカバー成形材料を供給して多数のディンプルを有するカバー層をコアの周囲に成形する方法により製造することができるが、本発明のゴルフボールは、上述したように、1つのディンプルも交差しない大円がボール表面に1本も存在しないものであり、従って従来のゴルフボールに存在していた金型分割面に形成されるシームライン(ディンプルの交差しない大円)が生じないように成形を行う必要がある。
【0026】
このようなゴルフボールを成形する方法としては、例えば図7に示したように、金型を構成する両半型8a,8bの合わせ面にぞれぞれキャビティー9と連通する複数のピン挿通溝10,10を設け、該ピン挿通溝10,10にディンプル成形ピン11,11を先端部がキャビティー9内に突出するように配設して、該ディンプル成形ピン11,11の先端部でキャビティー9のパーティングライン上にディンプル成形用凸部を形成し、上記シームラインが生じないようにする方法が好ましく採用される。なお、図7中参照符号12はゴルフボールのコア、13は成形されたカバー層である。
【0027】
更に、この図7の方法により、本発明ゴルフボールを製造する場合、上記ディンプル成形ピン11,11を進退可能に配設し、金型のキャビティー9内に進出させて該ディンプル成形ピン11,11でコア12をキャビティー9の中心部に保持し、この状態でコア12とキャビティー9内周面との間に形成された間隙にカバー成形材料を供給し、カバー成形材料が完全に充填される直前に上記ディンプル成形ピン11,11をディンプル形成位置(図示した状態)まで後退させて、金型のパーティングライン上にディンプルを形成するようにすることもできる。
【0028】
なお、本発明のゴルフボールを成形する金型のキャビティーは、内周面にディンプル成形用凸部と交差しない大円が1本も存在しないものであるが、更に得られるゴルフボールの球状表面にディンプルがないと仮定した場合の仮想球の体積をAmm3とし、上記ディンプルの容積のボール全体における総和をBmm3とした場合に(B/A)×100で示されるボール体積に占める全ディンプルの総容積の比率(ディンプル総容積比)VRが、0.6%<VR<1.5%となるゴルフボールが得られるように上記ディンプル成形用凸部を設計したものであり、これにより上述したディンプル配列を有する本発明のゴルフボールが得られるものである。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ボール全体の体積に対するディンプル総容積の比率を適正化できる。
(2)ディンプルと交差しない大円が1本も存在しないボールが得られる。
(3)ディンプルの幾何学的配列を改良し、ディンプル間距離の均等なゴルフボールが得られる。
(4)金型分割面に設けたディンプル形成用凸部により、シームラインのないボールが得られる。
従って、優れた飛距離が得られる上、ボールの打撃箇所の差異によって飛び性能に差が生じるようなことのないシンメトリー性の良好な安定した飛び性能を有するゴルフボールが得られるものである。
【0030】
【実施例】
次に、実施例,比較例により本発明の効果を具体的に示すが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
【0031】
図2,3に示したディンプル配列を有するラージサイズのツーピースソリッドゴルフボールを、上述した図7の成形用金型を用いて製造した。このゴルフボールは、ディンプル数380個、ディンプル径3.8mm(1種類)、VR値0.92%である。
【0032】
このゴルフボールを金型の分割面に相当する大円部分をシームラインと仮定して、図8(A),(B)に示したポール打撃((A)図矢印f方向)とシーム打撃((B)図矢印i方向)とを行い、キャリー、ラン、トータル飛距離を測定した。結果を表1に示す。また、比較として同様の材料で形成された図9,10に示したディンプル配列を有するラージサイズのツーピースソリッドゴルフボール(ディンプルの交差しないシームライン有り、ディンプル数392個、ディンプル径3.63mm(1種類)、VR値0.92%)について同様の測定を行った。結果を表1に併記する。なお、打撃テストはスイングロボットを用い、ドライバー(1番ウッド)によりヘッドスピード45m/secで10回打撃を繰り返し、平均を測定値とした。
【0033】
【表1】
【0034】
表1に示されているように、本発明ゴルフボールはシンメトリー性が良好な上に、飛距離も増大し、優れた飛び性能を有することが確認できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における1個のディンプル容積を求めるための説明図であり、(A)は概略斜視図、(B)は概略断面図を示す。
【図2】本発明の一実施例にかかるゴルフボールのディンプル配列パターン図である。
【図3】同ゴルフボールの別角度からみたディンプル配列パターン図である。
【図4】本発明の他の実施例にかかるゴルフボールのディンプル配列パターン図である。
【図5】本発明のまた別の実施例にかかるゴルフボールのディンプル配列パターン図である。
【図6】ゴルフボール表面を12個の仮想球面等辺六角形と6個の仮想球面等辺四角形とに分割する方法を説明する説明図である。
【図7】本発明ゴルフボールを得るための金型の一例を示す概略断面図である。
【図8】ゴルフボールをショットする場合の打撃方向を説明する説明図であり、(A)はポール打撃、(B)はシーム打撃を示す。
【図9】比較例に係るゴルフボールのディンプル配列パターン図である。
【図10】同ゴルフボールの別角度からみたディンプル配列パターン図である。
【符号の説明】
1 ディンプル
4 仮想球面等辺六角形
5 仮想球面等辺四角形
6 対角線
7 仮想球面三角形
8a,8b 半型
9 キャビティー
10 ピン挿通溝
11 ディンプル成形ピン
12 コア
13 カバー層
Claims (2)
- 表面にディンプルと交差しない大円が1本も存在しないゴルフボールにおいて、ボールの球状表面にディンプルがないと仮定した場合の仮想球の体積をAmm3とし、ボールの表面に設けられたディンプルの容積のゴルフボール全体における総和をBmm3とした場合に(B/A)×100で示されるボール体積に占める全ディンプルの総容積の比率VRが、0.6%<VR<1.5%であると共に、ボール表面に12個の合同な仮想球面等辺六角形と6個の合同な仮想球面等辺四角形とを、各仮想球面等辺四角形が4個の仮想球面等辺六角形に囲まれ、かつ各仮想球面等辺四角形の4つの辺が当該仮想球面等辺四角形を囲む4個の仮想球面等辺六角形の個々の一辺と共通するように描き、更に全仮想球面等辺六角形にそれぞれ3本の対角線を描いて各仮想球面等辺六角形を6個の仮想球面三角形に等分割することにより、ボール表面を72個の仮想球面三角形と6個の仮想球面等辺四角形とに分割し、上記各仮想球面三角形内が同一のディンプル配列となり、かつ上記各仮想球面等辺四角形内が同一のディンプル配列となるようにボール表面にディンプルを配列することを特徴とするゴルフボール。
- 72個の仮想球面三角形及び6個の仮想球面等辺四角形を形成する各辺の総てに同数のディンプルが交差している請求項1記載のゴルフボール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04475397A JP3897065B2 (ja) | 1996-02-26 | 1997-02-13 | ゴルフボール |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6380296 | 1996-02-26 | ||
JP8-63802 | 1996-02-26 | ||
JP04475397A JP3897065B2 (ja) | 1996-02-26 | 1997-02-13 | ゴルフボール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09290034A JPH09290034A (ja) | 1997-11-11 |
JP3897065B2 true JP3897065B2 (ja) | 2007-03-22 |
Family
ID=26384717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04475397A Expired - Fee Related JP3897065B2 (ja) | 1996-02-26 | 1997-02-13 | ゴルフボール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3897065B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6780125B1 (en) * | 1997-08-11 | 2004-08-24 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Multi-piece solid golf ball |
JP5071951B2 (ja) * | 2001-05-11 | 2012-11-14 | ダンロップスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
KR100774430B1 (ko) * | 2007-02-28 | 2007-11-08 | 용 해 이 | 골프공의 딤플 내부 구조 |
KR100774431B1 (ko) * | 2007-03-14 | 2007-11-08 | 용 해 이 | 골프공의 딤플 내부 구조 |
KR100774432B1 (ko) * | 2007-05-31 | 2007-11-12 | 이재훈 | 골프공의 딤플 배열구조 |
-
1997
- 1997-02-13 JP JP04475397A patent/JP3897065B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09290034A (ja) | 1997-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5906551A (en) | Golf ball | |
US4560168A (en) | Golf ball | |
KR0138896B1 (ko) | 골프공의 딤플 패턴 | |
US5902193A (en) | Golf ball | |
JP2805383B2 (ja) | 改良ディンプル模様 | |
JP3726231B2 (ja) | ゴルフボール | |
JP3706303B2 (ja) | ゴルフボールのディンプルパターン | |
US6595876B2 (en) | Golf ball | |
JP2914233B2 (ja) | ゴルフボール及びゴルフボール成形用金型 | |
US6200232B1 (en) | Golf ball and method of arranging dimples thereto | |
JP4184107B2 (ja) | ゴルフボール | |
JPH067875B2 (ja) | ゴルフボ−ル | |
JPH0579352B2 (ja) | ||
JP4519978B2 (ja) | ゴルフボール | |
JPH1189967A (ja) | ゴルフボール | |
JPH04126166A (ja) | ゴルフボール | |
US5759116A (en) | Golf ball | |
US6540625B2 (en) | Golf ball | |
US6971962B2 (en) | Golf ball | |
JP3365746B2 (ja) | ゴルフボール | |
US6530850B2 (en) | Golf ball | |
JP3897065B2 (ja) | ゴルフボール | |
US20030045379A1 (en) | Golf ball | |
JP2001129123A (ja) | ゴルフボール | |
JPH1170186A (ja) | ゴルフボール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060804 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060816 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060926 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061212 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |