JPH07154987A - モータ制御装置 - Google Patents
モータ制御装置Info
- Publication number
- JPH07154987A JPH07154987A JP5296461A JP29646193A JPH07154987A JP H07154987 A JPH07154987 A JP H07154987A JP 5296461 A JP5296461 A JP 5296461A JP 29646193 A JP29646193 A JP 29646193A JP H07154987 A JPH07154987 A JP H07154987A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- relay contact
- capacitor
- switching element
- relay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リレー接点の寿命低下を極力防止する。
【構成】 主巻線に補助巻線及びコンデンサの直列回路
を並列に接続してなるコンデンサモータを備え、このモ
ータを商用交流電源に双方向スイッチング素子を介して
接続し、この双方向スイッチング素子を制御してモータ
に全波通電を行って駆動制御するとともに、全波通電を
半波通電に切換えてモータを停止制御するモータ制御装
置において、モータの補助巻線及びコンデンサの直列回
路に直列に介挿されたリレー接点と、このリレー接点を
開閉制御するリレー制御回路とを設け、このリレー制御
回路にリレー接点の開放制御を行わせ、リレー接点が開
放される所定時間TS (≧リレー接点が開放されるまで
の時間TD )経過後、双方向スイッチング素子を制御し
て全波通電から半波通電に切換え、コンデンサモータを
停止制御することによって、半波通電中のリレー接点の
開放を防止する。
を並列に接続してなるコンデンサモータを備え、このモ
ータを商用交流電源に双方向スイッチング素子を介して
接続し、この双方向スイッチング素子を制御してモータ
に全波通電を行って駆動制御するとともに、全波通電を
半波通電に切換えてモータを停止制御するモータ制御装
置において、モータの補助巻線及びコンデンサの直列回
路に直列に介挿されたリレー接点と、このリレー接点を
開閉制御するリレー制御回路とを設け、このリレー制御
回路にリレー接点の開放制御を行わせ、リレー接点が開
放される所定時間TS (≧リレー接点が開放されるまで
の時間TD )経過後、双方向スイッチング素子を制御し
て全波通電から半波通電に切換え、コンデンサモータを
停止制御することによって、半波通電中のリレー接点の
開放を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主巻線に補助巻線及び
コンデンサの直列回路を並列に接続してなるコンデンサ
モータを駆動、停止制御するモータ制御装置に関する。
コンデンサの直列回路を並列に接続してなるコンデンサ
モータを駆動、停止制御するモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンデンサモータの制御装置は、図4に
示すように、主巻線1に補助巻線2及びコンデンサ3か
らなる直列回路4を並列に接続したコンデンサモータ5
を、商用交流電源6に双方向スイッチング素子7を介し
て接続している。補助巻線2とコンデンサ3の直列回路
4にはリレー接点6を直列に介挿している。
示すように、主巻線1に補助巻線2及びコンデンサ3か
らなる直列回路4を並列に接続したコンデンサモータ5
を、商用交流電源6に双方向スイッチング素子7を介し
て接続している。補助巻線2とコンデンサ3の直列回路
4にはリレー接点6を直列に介挿している。
【0003】そして双方向スイッチング素子7を全波通
電制御してコンデンサモータ5を駆動制御するととも
に、双方向スイッチング素子7を半波通電に切換えてコ
ンデンサモータ5を停止制御していた。
電制御してコンデンサモータ5を駆動制御するととも
に、双方向スイッチング素子7を半波通電に切換えてコ
ンデンサモータ5を停止制御していた。
【0004】この制御装置において、コンデンサモータ
5を急速停止させるためには、双方向スイッチング素子
7を半波通電に切換えるとともにリレー接点6を開放制
御して主巻線1のみに半波通電を行うようになってい
た。
5を急速停止させるためには、双方向スイッチング素子
7を半波通電に切換えるとともにリレー接点6を開放制
御して主巻線1のみに半波通電を行うようになってい
た。
【0005】具体的には、図5(a)に示すようなモー
タ停止要求があった時間Aでリレー接点8を開放制御す
るための同図(c)に示すようなリレー制御信号をリレ
ー駆動回路に出力するとともに、スイッチング素子7を
制御して、同図(b)に示すように、全波通電を半波通
電に切換えるようになっていた。
タ停止要求があった時間Aでリレー接点8を開放制御す
るための同図(c)に示すようなリレー制御信号をリレ
ー駆動回路に出力するとともに、スイッチング素子7を
制御して、同図(b)に示すように、全波通電を半波通
電に切換えるようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなモ
ータ制御装置においては、図5(d)に示すように、リ
レー制御信号がリレー駆動回路に出力されてからリレー
接点8が実際に開放状態になるまでには復帰時間TD の
遅れがあるため、全波通電から半波通電への切換えタイ
ミング(時間A)よりも、リレー接点8が実際に開放状
態になる時間Bが遅れる。このため半波通電状態となっ
た後にリレー接点8が開くことになる。
ータ制御装置においては、図5(d)に示すように、リ
レー制御信号がリレー駆動回路に出力されてからリレー
接点8が実際に開放状態になるまでには復帰時間TD の
遅れがあるため、全波通電から半波通電への切換えタイ
ミング(時間A)よりも、リレー接点8が実際に開放状
態になる時間Bが遅れる。このため半波通電状態となっ
た後にリレー接点8が開くことになる。
【0007】半波通電は、一種の直流通電であり、この
ような通電状態でリレー接点8が開放した場合、接点の
転移等が発生し、リレー接点の寿命が低下するという問
題があった。そこで本発明は、リレー接点の寿命低下を
極力防止することができるモータ制御装置を提供しよう
とするものである。
ような通電状態でリレー接点8が開放した場合、接点の
転移等が発生し、リレー接点の寿命が低下するという問
題があった。そこで本発明は、リレー接点の寿命低下を
極力防止することができるモータ制御装置を提供しよう
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、主巻線に補助
巻線及びコンデンサの直列回路を並列に接続してなるコ
ンデンサモータを備え、このコンデンサモータを商用交
流電源に双方向スイッチング素子を介して接続し、この
双方向スイッチング素子を全波通電制御してコンデンサ
モータを駆動制御するとともに、双方向スイッチング素
子を半波通電制御してコンデンサモータを停止制御する
モータ制御装置において、コンデンサモータの補助巻線
及びコンデンサの直列回路に直列に介挿されたリレー接
点と、モータの停止制御時、リレー接点を開放制御する
リレー制御手段と、このリレー制御手段によるリレー接
点の開放制御によりそのリレー接点が開となる所定時間
が経過するまで双方向スイッチング素子を全波通電制御
し、所定時間経過後双方向スイッチング素子を半波通電
制御に切換えてコンデンサモータを停止制御するモータ
停止制御手段とを設けたものである。
巻線及びコンデンサの直列回路を並列に接続してなるコ
ンデンサモータを備え、このコンデンサモータを商用交
流電源に双方向スイッチング素子を介して接続し、この
双方向スイッチング素子を全波通電制御してコンデンサ
モータを駆動制御するとともに、双方向スイッチング素
子を半波通電制御してコンデンサモータを停止制御する
モータ制御装置において、コンデンサモータの補助巻線
及びコンデンサの直列回路に直列に介挿されたリレー接
点と、モータの停止制御時、リレー接点を開放制御する
リレー制御手段と、このリレー制御手段によるリレー接
点の開放制御によりそのリレー接点が開となる所定時間
が経過するまで双方向スイッチング素子を全波通電制御
し、所定時間経過後双方向スイッチング素子を半波通電
制御に切換えてコンデンサモータを停止制御するモータ
停止制御手段とを設けたものである。
【0009】
【作用】このような構成の本発明においては、コンデン
サモータを停止する際、リレー制御手段にリレー接点の
開放制御を行わせ、リレー接点が開となる所定時間経過
後、双方向スイッチング素子を制御して全波通電から半
波通電に切換える。
サモータを停止する際、リレー制御手段にリレー接点の
開放制御を行わせ、リレー接点が開となる所定時間経過
後、双方向スイッチング素子を制御して全波通電から半
波通電に切換える。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、図4に示す部分と同一部分には、同一の符
号を付して詳細な説明を省略する。図1は本実施例の概
略構成を示すブロック図で、11はコンデンサモータ5
を駆動、停止制御するための制御部、12はこの制御部
本体を構成するCPU(中央処理装置)、13はCPU
12が各部を制御するためのプログラムデータ等が予め
格納されたROM(リ−ド・オンリ・メモリ)、14は
前記CPU12が処理するデータを格納するための各種
メモリエリアが形成されるRAM(ランダム・アクセス
・メモリ)、15はCPU12により制御されるもの
で、図2(a)に示すように、オペレータのキー操作に
起因するモータ停止要求に基づいて、このモータ停止要
求があったときからリレー接点8が開放されるまでの時
間TD をカウントするタイマ、16はI/Oポートであ
る。
する。なお、図4に示す部分と同一部分には、同一の符
号を付して詳細な説明を省略する。図1は本実施例の概
略構成を示すブロック図で、11はコンデンサモータ5
を駆動、停止制御するための制御部、12はこの制御部
本体を構成するCPU(中央処理装置)、13はCPU
12が各部を制御するためのプログラムデータ等が予め
格納されたROM(リ−ド・オンリ・メモリ)、14は
前記CPU12が処理するデータを格納するための各種
メモリエリアが形成されるRAM(ランダム・アクセス
・メモリ)、15はCPU12により制御されるもの
で、図2(a)に示すように、オペレータのキー操作に
起因するモータ停止要求に基づいて、このモータ停止要
求があったときからリレー接点8が開放されるまでの時
間TD をカウントするタイマ、16はI/Oポートであ
る。
【0011】前記CPU12と、ROM13、RAM1
4、タイマ15、I/Oポート16とは、アドレスバ
ス,データバス,制御バス等のバスライン17を介して
相互に接続されている。
4、タイマ15、I/Oポート16とは、アドレスバ
ス,データバス,制御バス等のバスライン17を介して
相互に接続されている。
【0012】前記I/Oポート16には、双方向スイッ
チング素子7を制御してコンデンサモータ5への図2
(b)に示すような全波通電及び半波通電を行うスイッ
チング素子制御回路18、リレー接点8の開放又は閉成
を制御するリレー制御手段としてのリレー制御回路19
がそれぞれ接続されている。
チング素子7を制御してコンデンサモータ5への図2
(b)に示すような全波通電及び半波通電を行うスイッ
チング素子制御回路18、リレー接点8の開放又は閉成
を制御するリレー制御手段としてのリレー制御回路19
がそれぞれ接続されている。
【0013】前記RAM14には、タイマフラグ(F)
14aが設けられている。前記CPU12は、オペレー
タのキー操作に起因するモータ駆動要求があったか否か
を判断するとともに、モータ停止要求があったか否かを
判断するようになっている。
14aが設けられている。前記CPU12は、オペレー
タのキー操作に起因するモータ駆動要求があったか否か
を判断するとともに、モータ停止要求があったか否かを
判断するようになっている。
【0014】前記CPU12は、モータ駆動要求があっ
たと判断すると、スイッチング素子制御回路18により
双方向スイッチング素子7を制御させるとともに、リレ
ー制御回路によりリレー接点8を閉成制御させて、コン
デンサモータ5に全波通電を行う。これにより、コンデ
ンサモータ5は駆動する。
たと判断すると、スイッチング素子制御回路18により
双方向スイッチング素子7を制御させるとともに、リレ
ー制御回路によりリレー接点8を閉成制御させて、コン
デンサモータ5に全波通電を行う。これにより、コンデ
ンサモータ5は駆動する。
【0015】この状態で、CPU12は、モータ停止要
求があったと判断すると、図3に示す停止制御を行うよ
うになっている。すなわち、CPU12はST(ステッ
プ)1にてRAM14のタイマフラグ(F)14aをリ
セット(0)し、ST2にて前記タイマ15をリセット
する。
求があったと判断すると、図3に示す停止制御を行うよ
うになっている。すなわち、CPU12はST(ステッ
プ)1にてRAM14のタイマフラグ(F)14aをリ
セット(0)し、ST2にて前記タイマ15をリセット
する。
【0016】次に、ST3にてタイマ15のカウント値
Tが所定値TE 以上か否かを判断する。この所定値TE
は、リレー駆動回路19に図2(c)に示すようなリレ
ー接点8を開放する制御信号を出力してから半波通電を
停止するまでの時間に基づいて予め設定する。
Tが所定値TE 以上か否かを判断する。この所定値TE
は、リレー駆動回路19に図2(c)に示すようなリレ
ー接点8を開放する制御信号を出力してから半波通電を
停止するまでの時間に基づいて予め設定する。
【0017】そして、カウント値Tが所定値TE 未満で
あると判断した場合には、ST4にてタイマフラグ
(F)14aがセット(1)されているかを判断する。
このとき、タイマフラグ(F)14aがセット(1)さ
れていないと判断した場合には、ST5にてタイマフラ
グ(F)14aをセット(1)し、ST6にて前記リレ
ー制御回路19にリレー接点8を開放する制御信号を供
給し、ST7にてタイマ15のカウントを開始させる。
あると判断した場合には、ST4にてタイマフラグ
(F)14aがセット(1)されているかを判断する。
このとき、タイマフラグ(F)14aがセット(1)さ
れていないと判断した場合には、ST5にてタイマフラ
グ(F)14aをセット(1)し、ST6にて前記リレ
ー制御回路19にリレー接点8を開放する制御信号を供
給し、ST7にてタイマ15のカウントを開始させる。
【0018】これに対し、ST4にてタイマフラグ
(F)14aがセット(1)されていると判断した場合
には、ST8の処理に移行する。すなわち、カウント値
Tが所定値TS 以上であるか否かを判断する。この所定
値TS は、図2に示すように、リレー接点8の開放が完
了するまでの時間TD 以上に予め設定する。なお、この
とき、ST5からST6までの処理は行われない。
(F)14aがセット(1)されていると判断した場合
には、ST8の処理に移行する。すなわち、カウント値
Tが所定値TS 以上であるか否かを判断する。この所定
値TS は、図2に示すように、リレー接点8の開放が完
了するまでの時間TD 以上に予め設定する。なお、この
とき、ST5からST6までの処理は行われない。
【0019】そして、ST8にてカウント値Tが所定値
TS 以上であると判断した場合には、ST9にてスイッ
チング素子駆動回路18に双方向スイッチング素子7を
制御させて、前記コンデンサモータ5へ半波通電を行っ
て、ST3の処理に戻る。これにより、コンデンサモー
タ5は停止制動される。
TS 以上であると判断した場合には、ST9にてスイッ
チング素子駆動回路18に双方向スイッチング素子7を
制御させて、前記コンデンサモータ5へ半波通電を行っ
て、ST3の処理に戻る。これにより、コンデンサモー
タ5は停止制動される。
【0020】また、ST8にてカウント値Tが所定値T
S 未満であると判断した場合には、ST3の処理に戻
る。このとき、ST9の処理は行われない。従って、リ
レー接点8の開放は、図2(d)に示すように、タイマ
15が所定値TS をカウントアップするまでの間に完了
する。
S 未満であると判断した場合には、ST3の処理に戻
る。このとき、ST9の処理は行われない。従って、リ
レー接点8の開放は、図2(d)に示すように、タイマ
15が所定値TS をカウントアップするまでの間に完了
する。
【0021】そして、ST3にてタイマ15のカウント
値Tが所定値TE 以上であると判断した場合には、ST
10にてスイッチング素子駆動回路18に双方向スイッ
チング素子7を制御させて、前記コンデンサモータ5へ
の半波通電を停止させる(モータ停止制御手段)。
値Tが所定値TE 以上であると判断した場合には、ST
10にてスイッチング素子駆動回路18に双方向スイッ
チング素子7を制御させて、前記コンデンサモータ5へ
の半波通電を停止させる(モータ停止制御手段)。
【0022】続いて、ST11にて前記リレー制御回路
19にリレー接点8を再度閉成する制御信号を供給し、
ST12にてタイマ15のカウントを停止させ、ST1
3にてタイマフラグ(F)14aをリセット(0)する
とともに、ST14にてタイマ15をリセットして停止
制御を終了する。これにより、コンデンサモータ5停止
後、リレー接点8は再度閉成される。
19にリレー接点8を再度閉成する制御信号を供給し、
ST12にてタイマ15のカウントを停止させ、ST1
3にてタイマフラグ(F)14aをリセット(0)する
とともに、ST14にてタイマ15をリセットして停止
制御を終了する。これにより、コンデンサモータ5停止
後、リレー接点8は再度閉成される。
【0023】このような構成の本実施例においては、モ
ータ駆動要求があると、双方向スイッチング素子7が制
御され、コンデンサモータ5は全波通電により駆動され
る。この状態で、モータ停止要求があると、リレー駆動
回路19にリレー接点8を開放する駆動信号が供給され
る。そして、タイマ15のカウントが開始され、カウン
ト値Tが所定値TS になるまでコンデンサモータ5の全
波通電が継続される。この間に、リレー接点8の開放は
完了する。
ータ駆動要求があると、双方向スイッチング素子7が制
御され、コンデンサモータ5は全波通電により駆動され
る。この状態で、モータ停止要求があると、リレー駆動
回路19にリレー接点8を開放する駆動信号が供給され
る。そして、タイマ15のカウントが開始され、カウン
ト値Tが所定値TS になるまでコンデンサモータ5の全
波通電が継続される。この間に、リレー接点8の開放は
完了する。
【0024】そして、カウント値Tが所定値TS 以上に
なると、双方向スイッチング素子7が制御され、コンデ
ンサモータ5の全波通電が半波通電に切換えられる。こ
れにより、コンデンサモータ5は停止制動され、その後
停止する。
なると、双方向スイッチング素子7が制御され、コンデ
ンサモータ5の全波通電が半波通電に切換えられる。こ
れにより、コンデンサモータ5は停止制動され、その後
停止する。
【0025】続いて、リレー制御回路19にリレー接点
8を閉成する制御信号が供給される。これにより、コン
デンサモータ5停止後、リレー接点8は再度閉成され
る。このように、コンデンサモータ5を停止させると
き、リレー駆動回路19にリレー接点8を開放する駆動
信号が供給されてから所定時間経過するまでは、コンデ
ンサモータ5の全波通電を継続し、所定時間経過後、す
なわちリレー接点8が開放が完了した後、双方向スイッ
チング素子18を制御してコンデンサモータ5への通電
を全波通電から半波通電に切換えるため、リレー接点8
が開放する際に、半波通電(直流通電)が行われること
はない。従って、直流通電の遮断に起因するリレー接点
の転移等を防止することができ、リレー接点の寿命低下
を極力防止することができる。
8を閉成する制御信号が供給される。これにより、コン
デンサモータ5停止後、リレー接点8は再度閉成され
る。このように、コンデンサモータ5を停止させると
き、リレー駆動回路19にリレー接点8を開放する駆動
信号が供給されてから所定時間経過するまでは、コンデ
ンサモータ5の全波通電を継続し、所定時間経過後、す
なわちリレー接点8が開放が完了した後、双方向スイッ
チング素子18を制御してコンデンサモータ5への通電
を全波通電から半波通電に切換えるため、リレー接点8
が開放する際に、半波通電(直流通電)が行われること
はない。従って、直流通電の遮断に起因するリレー接点
の転移等を防止することができ、リレー接点の寿命低下
を極力防止することができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、リ
レー接点の寿命低下を極力防止することができるモータ
制御装置を提供できるものである。
レー接点の寿命低下を極力防止することができるモータ
制御装置を提供できるものである。
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例における動作タイミングを示す図。
【図3】同実施例における停止制御動作を示す流れ図。
【図4】従来のモータ制御装置を説明するブロック図。
【図5】従来のモータ制御装置における動作タイミング
を示す図。
を示す図。
【符号の説明】 1…主巻線 2…補助巻線 3…コンデンサ 4…直列回路 5…コンデンサモータ 6…商用交流電源 7…双方向スイッチング素子 8…リレー接点 12…CPU 19…リレー制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 主巻線に補助巻線及びコンデンサの直列
回路を並列に接続してなるコンデンサモータを備え、こ
のコンデンサモータを商用交流電源に双方向スイッチン
グ素子を介して接続し、この双方向スイッチング素子を
全波通電制御して前記コンデンサモータを駆動制御する
とともに、前記双方向スイッチング素子を半波通電制御
して前記コンデンサモータを停止制御するモータ制御装
置において、前記コンデンサモータの補助巻線及びコン
デンサの直列回路に直列に介挿されたリレー接点と、モ
ータの停止制御時、前記リレー接点を開放制御するリレ
ー制御手段と、このリレー制御手段による前記リレー接
点の開放制御によりそのリレー接点が開となる所定時間
が経過するまで前記双方向スイッチング素子を全波通電
制御し、所定時間経過後前記双方向スイッチング素子を
半波通電制御に切換えて前記コンデンサモータを停止制
御するモータ停止制御手段とを設けたことを特徴とする
モータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5296461A JPH07154987A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | モータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5296461A JPH07154987A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | モータ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07154987A true JPH07154987A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=17833858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5296461A Pending JPH07154987A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | モータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07154987A (ja) |
-
1993
- 1993-11-26 JP JP5296461A patent/JPH07154987A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07154987A (ja) | モータ制御装置 | |
JP3211226B2 (ja) | 空気調和機の運転制御装置 | |
JPH07154988A (ja) | モータ制御装置 | |
JP2523798B2 (ja) | 洗濯機の制御装置 | |
JPH01300149A (ja) | 空気調和機の制御装置 | |
JP2904973B2 (ja) | 電気機器の制御装置 | |
JPH11226289A (ja) | 電子または電気機器 | |
JPS588940A (ja) | ヒ−トポンプ式給湯機の制御装置 | |
JPH0253706B2 (ja) | ||
JP3573994B2 (ja) | 調理器 | |
JPH089573Y2 (ja) | 冷凍装置 | |
JPS63266179A (ja) | 冷凍装置の圧縮機の運転制御方法 | |
JP2000267715A (ja) | 数値制御装置 | |
KR0150157B1 (ko) | 비디오장치에서 소비전력 절약장치 및 방법 | |
JPS596345Y2 (ja) | 空気熱源式ヒ−トポンプ空気調和装置の制御回路 | |
JPH07118922B2 (ja) | 冷凍装置の運転制御装置 | |
JPS627268Y2 (ja) | ||
JP2553830B2 (ja) | 洗濯機等の給水弁制御装置 | |
JP2002158573A (ja) | 負荷駆動装置及び負荷回路の駆動方法 | |
JPH0226286A (ja) | 再起動遅延制御装置 | |
JPH0611246B2 (ja) | ヘアードライヤー | |
JP3906495B2 (ja) | タイマ装置 | |
JPH03134457A (ja) | 冷蔵庫の制御装置 | |
JPS588941A (ja) | ヒ−トポンプ式給湯機の制御装置 | |
JPH0817315A (ja) | 開閉器制御装置 |